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2024-01-20 32:55

中小小売企業のデータ管理のリアル

中小小売企業における発注・納品・支払いなどのデータ管理のリアルについて、ブランド経営の経験およびコンサルティング事業で様々な企業のデータ管理に関わってきた経験から話をしました。


樋口幸太郎: https://twitter.com/happytarou0228

戸部祐理: https://twitter.com/yuuritobe


ご質問・メッセージは下記URLまでお気軽にご連絡ください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSePaafkg7l4K-cm-SSZkQZGYJFfT4xscc6eH_3ws-xTCVKohA/viewform?usp=sf_link

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この番組は、中小小売企業の取り締まり役経験のある2人が、そのリアルについてゆるくお話しします。
人事に軸足を置いたジェネラリスト、私戸部有利が、2度のM&A経験がある連続企業家、樋口幸太郎さんに話を聞いていきます。
すでに小売企業を経営している方、これから小売ビジネスで企業を考えられている方に役立つ情報を楽しく語っていきます。
今回もリテールトーク3回目始まりました。よろしくお願いいたします。
樋口さんって、SNSとかで見てても人間味がないと私は思っていて、話しているとそうでもないんですけど、お伝えできていらそうなので、
休みの日は何をしていますか?
休みの日はですね、うちへと共働きなので、土曜日は僕自身がフリーで、日曜日は僕自身が子供を見るみたいな、そんな形で分担してやっています。
夜は家族でご飯を食べるという感じですね。
土曜日僕フリーの日は走る、仕事、本読む、友人とランチみたいな、そんな過ごし方ですね。
人間見深まらなかったですね。
本当ですか?映画を見るんですね。
映画見るんですね?
映画はまあまあ見ますね。シン・ゴジラとか。
ああ、意外。
本当ですか?映画はまあまあ見るかな。好きですよ。
音楽興味なさそうだったから、映画も興味ないのかなとか。
映画ストーリーがあるんで。
ああ、なるほど。
俺結構好きで、読んでますね。見てますね。
ちょっと次あたり好きな映画を聞きます。
わかりました。
映画好きの人こそ困るんですよね。
クリストファルコーラー、何回のやつですね。
そうですね、何回も見たくなるやつは好きですね。
ありがとうございます。
3位ぐらいまで決めてくださいって言うと、映画好きの人こそ困ると思うんですよ。
いやー困りますね、それ確かに。確かに。
よく考えてお伝えしたいですね。
1週間ぐらい考えておいてください。
わかりました。
前置きをこんなもんにさせてもらって、
前回まで2回にわたってM&Aについてお話をしてまいりましたが、
今回、中小小売り企業のデータ管理のリアルというタイトルでお話をできればと思っています。
お願いします。
これも日々僕自身、今クライアントさん何社かいらっしゃるんですけれども、
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結構データの管理で悩まれてる会社さん多いなと思っていて、
実際整備のお手伝いをしたりだとか、分析をもっと簡単にできるようにしたりとか、
日々の利益をもっと速報値を早く見たいみたいなご要望があるので、
そこのオペレーションにメスを入れていったら、そもそもの原価の管理ができてませんよね、
みたいな感じになったりして、各社どうなってるのかなみたいなところに結構興味があります。
その中で砥部さんも一時期、アパレル小売り企業で取締役やってたみたいなお話だったので、
その際のデータ管理について最初ちょっと聞きたいなというふうに思っています。
ちなみに、ざっくりデータ管理、商品マスターの管理、原価マスターの管理、
発注納品データの管理みたいなのってどんな形でされてましたか?
めちゃくちゃそもそもなんですけど、私たちECは比較的弱くて店舗型のビジネスだったので、
かつ11年間私いたんですけど、入所時とかは立ち上げた人たちがアパレルに、
アパレルとか小売りを知らない人たちが立ち上げたアパレルだったので、
かなり未整備の状態でした。
そこから、商品マスター的なエクセルはありつつも、
売上表は紙みたいな、日々の売上、何が売れたかっていうのが紙で、
そこと商品マスターとか紐づいていないような感じだったんですね。
それをデータ化していくとかそういうことをいろいろやったんですけど、
商品マスター的なものはある、それ以外のものはないという状態でした。
結果的に、原価マスターは商品マスターにガチャっとくっついているような状態で、
各店舗の売上マスターみたいなものがあったりしました。
仕入れ系の発注納品マスターっていうのは特になくて、
商品マスターの中に組み込まれているような感じだったんですね。
なるほど。
ちょっと抽象的に話すと比較的わかりにくいんですけど、
どういう構造を作ったかっていうと、
店舗を展開していくにあたって必要に駆られて作っていくので、
ロジカルにできていったものではなくて全然スマートじゃないんですけど、
エクセルとドロップボックスを駆使して、
各店舗で自分の店舗の売上とかを更新していくと、
商品マスターにリアルタイムで反映されて、
そこから売上が消し込みされていくとか、そんなものを作りました。
結構頑張って作ってましたね、それは。
そうなんです。本当に本当に。
今はスマレージとかそういうのが比較的安く導入できるんですけど、
当時POSを導入しようってなると、イニシャルで100万円ぐらいかかっちゃうし、
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月額でまたどんどん乗ってくるっていうので、
なかなかそこまで踏み込めなくて、じゃあできること、DIYできること何かな、
みたいな感じで頑張って作ったという感じだったんですね。
サースがあってだいぶ便利になった時代だなと思っていても、
やっぱり結構各社のお話を伺うと、スクラッチでエクセルとスプレッドシートで
なんとかやってまわすみたいな感じの会社さんも結構多いので、
それもケースバイケースで選ぶのかなと思いながらも、便利な時代にはなりましたよね、おそらく。
アパレルの取締役の時は何年頃でした?
2015年から20年とかだいたいそれぐらいですね、ざっくりですけど。
じゃあだいぶPOSのスマレージとかもあったかな、みたいな感じですかね。
こういうのを作った後に出てきて、お話を聞いたりしたんですけど、
逆にエクセルでかなり細かいところまで出しちゃってたので、
スマレージを導入しちゃうと出せるものが少なくなっちゃう。
だから導入できない、みたいなジレンマがありました。
なるほど、オペレーションを変える、それに伴って見れてたデータが見れなくなるっていうのは確かに困りポイントかもしれないですね。
発注納品のデータは管理されていましたか?
発注納品は、ちょっと私たちのやってたビジネス特殊というのが、
一般的に発注しました、納品されますまで数ヶ月のラグがあるのが一般的だと思うんですけど、
私たちそういう形の仕入れって2,3割しかなくて、
残りの7,8割多くは、発注後数週間で届くっていう形のビジネスだったんですね。
なので、いわゆる買い付けに行くみたいな形だったので、
商品マスターに買ったものを仮登録しちゃって、
届いたらそこにどんどん在庫を入れていく、みたいな形をやってました。
在庫を入れるのは手動ですか?
そうですね。発注したレシートとかを見て、それを入力していくような形です。
めちゃくちゃ大変ですね。なるほど。
確かにそういう小回りの効く仕入れ系だと、
そんなに必要に迫られて、発注さんのデータを細かく見るみたいなのをやらなくてもいいか、
みたいなので、やっちゃう会社さんが多いかもしれないですね。
なるほど。ありがとうございます。
ちょっとそういうような事例として、いろいろ経験した方には聞きたいなと思って聞いて回りながら、
そういった方でも使えるようなシステムとかってどういう構成なんだろうとか、
どういうのが使いやすいかな、みたいなのを聞きたかったので、
改めて聞かせてもらいました。
ありがとうございます。あんまり参考にならないかなって自分で思いながら。
09:02
本当にスマートなアプローチじゃなかったなと思っていたので。
データ管理のお話を進めていきたいんですけど、
1回ちょっと整理したいんですけど、データ管理ってそもそも何を目的にしてやるのか、
目的ってどういうふうに考えてますか。
2つあるかなと思っていて、1つ目が経営上の重要な意思決定で、
小売でいくとやっぱり仕入れの商品構成と発注の数量と、
価格かなと思っていて、他にも様々あるかなと思うんですけれども、
この辺の意思決定は非常に重要と。
これらの意思決定を行う上でも、過去にどうだったっけ、
去年の仕入れの構成費、例えばカテゴリーごとの構成費ってどうなっていたっけ、
それぞれの消化率がどうなっていて、荒利率がどうなっていて、
もし3年以上のデータがあるのであれば、消化率の前年費、荒利率の前年費が
それぞれのカテゴリー、品番、SKUみたいな体系でどうなっているかに基づいて、
このカテゴリーうまくいかなかったよね。何でかっていうと、この商品外れたよねとか、
このカテゴリーめちゃくちゃ荒利率も一緒、消化率もいいよね。
そういえばヒット商品でこれが出たよね。
このカテゴリーはうちの強みなので、安定してこういう数字が出るよねみたいな、
データがないままに意思決定するのは難しいなと思っていて、
より良い意思決定のためにはそういうデータが必要だなと思っていて、
一つ目が良質な、いい意思決定のためにあるっていうのが一つ目。
二つ目は目的でいうと、効率的なオペレーションの構築に整理されたきれいなデータって非常に重要だなと思っていて、
弊社がサポートする会社さんとかだと、例えば日時でちゃんと変動費を除いた限界利益って呼ばれる、
売上限化を引いて売上総利益出して、その後に販売手数料、報告宣伝費、クーポン費用なんかを引いたのを毎日出しましょうと。
限界利益の値がどのぐらいだとビジネスとして適正かっていうのを理解しながら、
踏み込むときには踏み込みましょう。
踏み込みすぎて限界利益が悪化した後には、リカバリーさせるためにどの費用を削るのかみたいな話をしながら、
日々の報告施策と売上げの伸び、利益の伸びっていうのを健康診断的に毎日体重計を乗るように出していきましょうっていうのをやるんですけれども、
これがデータとして管理されていないとすごいオペレーションとして複雑。
基本的には原価のマスターと商品のマスターっていうのを元に原価率計算して、
商品原価を当てはめていってそれぞれの比率を出していくんですけれども、
ちゃんとデータがないとそもそもそれを収集するのにすごい時間がかかってしまうみたいな形になるので、
12:00
一時が万事なんですけれども、データが揃っていることによってこれが30分で出ますとか、
10分で出ますみたいなオペレーションが非常に多いのかなと思っています。
なんでこの経営の意思決定のためっていう部分と日々の現場のオペレーションの効率化、
それに伴うローコストオペレーションで利益が上がるみたいな、
この2つがデータ整理の、データ管理の大きな目的の2つかなというふうには思っています。
おっしゃる通りだなと思いました。
そっか、日時でやるんですね。そっか、それは思いもしなかったです。
日時で見ないと、例えばギフティングで優勝のギフティングやりました。
その時にいくら使ってどれだけ売り上げが当日と翌日伸びたか、
で、効果がないみたいなのが見えなくなってしまうので、
そこはちゃんと厳格に後からでも振り返れるようにしましょうという感じで、
日時で見るようにしていますね。
なるほどです。そっかそっか、たぶん私たちがやってた時だと、
日時で見ることをすぐに反映されるようなものってあんまりなかったんですけど、
確かにギフティングとかあるとそうですよね。
そうですね、その日にパーンと売り上げが跳ねる製品の施策が結構多いと思うので、
その辺はやっているという形ですかね。
ありがとうございます。
ここから実際に中小コール企業でデータ管理をどうしているか、
リアルな話に踏み込んでいければと思っています。
樋口さん、たぶんコンサルティングとかで複数の企業さんに関わられていると思うんですけど、
実際、実態ってどうなっているものなんですか?
私は自分の会社しか知らなかったので。
いや、これ結論を整っていないなという感じですね。
苦労するよなっていうところを本当に肌で感じていて、
やっぱり商品マスターから持っていらっしゃらない会社さんもいらっしゃいますし、
ギリギリそこは持っていて、
ネクストエンジン、ロジレスみたいな在庫管理システムは使っているけれども、
品番の形態がバラバラなので、
統一されていないからデータ分析にちょっと工数がかかってしまうみたいな状況だったりするので、
結構そこは整える必要があります。
一番闇が深いというか、皆さんおなざりになっちゃう部分でいくと、
発注納品関連は担当者がLINEで伝えましたとか、
しんどいですね、それ。
ギリギリメールは残っているので、メール転送しますとか。
ちょっとしっかりしていると、
Excelのファイルで一応SKUごとに数量書いて発注書の金額があるけれども、
データは担当者のローカルPCにしかないです、みたいな。
そんな状況だったりするので、
ご支援させていただくときは品番を変えられる、
15:01
その品番体系を変えられるみたいなところでいくと、
そこから変えて、こういうふうに設計していきましょう。
発注納品のルールを整えて、
発注したらこのシートに絶対記入していきましょう。
納品されたらこのシートに記入していきましょう、みたいな。
そういったところからやっています。
そもそも発注納品のデータをマストで管理したほうがいいんですね。
そこはちょっとはっきりと地目的が理解できないんですけど。
重要なところでいくと、
そもそも支払算というか、来月いくら払うんだっけっていうところが、
納品のデータをちゃんと占めていないとすぐ分からない。
納品に基づいて翌月末占め、翌々月末払いみたいな形になっているので、
ちゃんとそこそもそも、
お客さんから請求書をきてようやく気づくみたいな会社さんが多いので、
それだとまずいですよね。
ちゃんと前もって来月末いくら払うのかっていうのを、
隙中で分かっていく状態っていうのはマストだなと思っています。
発注に対して納品の消し込みができていないと、
発注算が分からないみたいな形で。
Tシャツですごい売れているブラックのMサイズがありました。
今在庫でもう5枚しかないので、100枚発注してますと。
順々に納品されてくるので、30枚は今納品されていて、
倉庫に着荷はしていますと。
形状がまずいみたいな時に、これが全部ちゃんと管理されていないと、
発注算70枚、100引く30枚で70枚まだまだ届くよっていうのが
管理できていないので、追加で間違って発注しちゃうとか。
怖いですね。
発注算が分からないからリピートの発注は控えるみたいな、
そういう意思決定になってしまうのかなと思っていて。
仕入れと仕入れに関する発注と納品の管理は結構厳格にやらないと、
特に細かく仕入れでやられる会社さんも、そこは管理できてないと
怖いんじゃないかなと思って。
よく今までやってきましたね、みたいな話をしてたりします。
確かにそれはおっしゃる通りですね。
私たち発注納品管理あんまりしてなかったんですけど、
経理が別部門というか、アパレルではないこともやっていた会社だったので、
経理がまとめたところにいたんですね。
なので、発注しましたよとか発注しますよの金額とかは
一応伝え合わせたので、前者の方は解決できてたのかなと思ったんですけど。
70枚残っていることが分からないとかっていう、
そういう恐ろしいことはもしかしたらあったのかもしれないと思うと恐ろしいですね。
結構あるんですよね。
厳格に管理してても発注がちゃんと定義した通り形状してたっけとか、
18:00
これ届いたか届いたかっていうのは、結構細かく僕らも確認しながら
リピートの発注なんかを頼んでいたので、怖いですよね。
恐ろしいですね。追加発注したら届いた、みたいなのが起こりうるわけですもんね。
起こりうるなと思っていて、この体制は怖いなと思ってますね。
ありがとうございます。
これでもこういうデータを管理しましょうというデータはそれぞれできたとして、
ただ現場側がデータの必要性とかっていうものをしっかり理解して、
リアルタイムで更新される状態じゃないと
形外化していくっていうのをちょっと実体験として持っていくようにします。
しっかりリアルタイムで更新されていくこともやっぱりかなり大事ですもんね。
めちゃくちゃ大事で、そこをインセンティブじゃないですけど、
現場にとってもやりやすく、そしてこれが入っていることによって
ここに効いてくるっていうのが、皆さんにちゃんと浸透してないと
なかなかやるの難しいなと思っていて、結構そこはすごい。
僕が前職でやっていたときはオペレーションに落とし込みながらも
ちゃんとチェックする体制とか、日時で毎日それを更新する人というか
時間を設けてちゃんと組み込んでやってましたね。
それぐらいオペレーションに落とすことが大事ですよね。
なので本当マニュアルに落とし込んで、今週は誰々さんが担当して
誰でもできるような状態にしながらオペレーションでやるっていうのはやってましたね。
たぶんそういうのができていないと月次で決算しているとか
できないですよね。
そうなんですよね。だから結構クライアントさんでも
おそらくその月次決算を締めるプロジェクトみたいなの入って
売り上げ2兆円規模ぐらいの会社さんの月次決算を適正化する
みたいなプロジェクトをやってきたんですけれども、結構大変でした。
最後で重要性をご理解いただいていたので、結構全社一丸となって
協力していただいて、本当半年以上かけて整備してきたんですけれども
大変でしたね。
前ちょっとあらりがずれるみたいな話があったんですけど
月末の在庫と仕入れの形状がずれるみたいな話をしてたじゃないですか。
うんうん。
月末在庫と仕入れの形状がずれる。これ多分
こういう実際やってらっしゃらない方は分かりにくいかなと思うんですけど
例えば1月にたくさん売り上げも利益も立つときに仕入れるのって
12月だから、12月の少ない売り上げ利益の中でたくさん仕入れるから
あらりって少なくなっちゃう。
だけど1月だと逆に少ない売り上げ利益のために仕入れるのは1月だから
21:03
でもめちゃくちゃ売るからあらりがめちゃくちゃ出てるように見えるみたいな
そういうことも起こりますよね。
それでいくとちゃんと管理してるとそれ起きないなっていう形で
たぶん仕入れをそのまま現金支払ったときに形状すると
そういう形になるかなと思っていて
この辺はややこしいんですけれども
商品減価の形状をちゃんとやるというか
ロスも見込んでやるっていうやり方になると
既種在庫プラス仕入れ引く期末在庫みたいな計算式で出したりしていて
要は既種に最初前月末に在庫がこれだけありました
当月に仕入れこれだけ着荷ベースでやりました
期末に在庫これだけになったんで
この差分が当月に売れてなくなったものだよねみたいな形の計算式で出していて
そうすると仕入れの支払いとかは関係なく
ちゃんと商品が売れた分だけ減価で形状するっていうのができていて
これをちゃんと厳密にやる会社さんっていうのが結構少ないなと思っていて
いわゆる売上げ減価っていう考え方
そうです売上げの減価で結構やっちゃっているのは
現金主義みたいな形で
月末で仕入れで払った金額を減価として形状しちゃうみたいな会社さんがいると
ものすごいあらりがずれると
先ほどおっしゃられていたように
売上げが大きいけど支払い少ない月みたいなのがあったりして
その月に関しては全然あらりがボーンって出る
支入れが加算でいて売上げ少ない時期みたいな
換算期みたいなところでいくと支入れが大きくなっちゃって
むしろあらりベースでマイナスみたいな
その関係だと実際に商品がどのぐらいのオフ率で売られて
ちゃんとした商品の売買差益って言い方を
アダストリアとかだとしてたんですけれども
減価40の商品を100で売ったら60の利益が出るのを
90で10%オフして90で40の減価のものを売ったら
50の売買差益が出ますよねみたいな
そこの管理をちゃんと棚卸し在庫ベースでできると
そこが合ってくるっていう形ですね
棚卸しの重要さがすごく今理解できました
すごいなんで月日の在庫を非常に細かく見ていて
ものすごい細かい話でいくと
例えばECモールと呼ばれるマガシーク楽天ファッションさんみたいな
僕らは販売してるけれどもお客さんに届けるのは
そういうマガシーク楽天ファッションさんの倉庫から届ける
みたいなビジネスモデルの時に
24:01
例えば10月31日の月末最終日に
マガシークさんの倉庫に発送しましたと
そうすると僕らの月末在庫から消えますと
10月31日に出荷しているんですけれども
マガシークさんの倉庫に着くのは11月1日で
そこから発送されるので
売上げの形状は11月以降になったりするんですよね
そうするとタイムラグ分在庫が減って
売上げが立たないのでみたいなことが結構起きたりするんですよね
浮いてる在庫ありましたよね
空中在庫になる要因は何でっていうのを
今めちゃくちゃ偉そうに話してるんですけど
前職の時は毎月月末に何かあらりずれてるなみたいな時に
そういえばこういう要因であらりがずれるなみたいな
ぞぞから委託在庫を返却されるみたいな
売れてない在庫を返却されて届いてないタイミングでしたとか
先ほど申し上げたモールの発送してから
出荷までのタイムラグによる在庫の現象でしたとか
そもそも仕入れで
商社さんから請求は来ているけれども
倉庫の入荷が間に合わずに
仕入れは立ってるけど在庫が形状されてませんでしたとか
そういったことがあって
一個一個潰していったっていう感じですね
これって一個一個潰す他ないんですかね
一個一個潰す他ないかなと思っていて
もちろん最初にこういう要因があるって
全部潰せればいいんですけれども
これは運用の中で潰していくしかないんじゃないかなと思ってますね
あとルール付けみたいなのもかなりしっかりしないと
そうですね
オペレーションとこの月末にはこの要因が起きうるので
報告アラートを上げてもらうみたいなのを
一個一個ルールにしていくっていうのはやってましたね
すごい生々しく納得感があります
このあたりのお話は
すごいニッチな話なので
でもおそらく各社さん困ってるんだろうなと思ってますね
データ管理とかをしていく上で
企業が当たりがちな問題かない?みたいなものってありますか
そうですね
データ経営をしていきたいみたいな会社さんは
結構多いなと思っていて
お問い合わせもいただくんですけれども
大体皆さん抱えている課題が3つで
1つ目がデータが膨大
もう本当にSKUに紐づいて
発注のデータ、仕入れのデータ、発注算のデータ
在庫のデータ、売り上げが時系列で
みたいな形になるので
データ量膨大ですよねと
わかりすぎます
サマノン時代だとSKUが子供服って多くなりがち
27:01
90サイズから150までみたいな感じでやっていたので
年間4万SKUくらい新規で作ってやっていた
その4万SKUにさっきのデータが紐づくだけで
かなり重くなってしまう
クライアントさんでもやっぱり売り上げ規模がある程度ある会社さんとかだと
40MBのExcelファイルにデータ付いていて
それをやり取りしながら
ここで困ってますみたいなやり取りをして
そもそも開くのに時間がかかるみたいな形
そこ膨大なデータ量のところで
かなり時間、業務負荷取られてるんだろうなっていうのが1個目
2個目がデータが多骨墓化してるなっていうのをすごい感じていて
最初に冒頭でちょっとお話しあったような
POSレジのシステムはこれとか
在庫管理システムはこれとか
各種SaaSっていうのがかなり出てきたなというふうに思ってます
一方で在庫管理はこれ、発注管理はこれ
売上げのデータ管理はPOSレジと
あと各種もあるみたいな感じになっていると
そこも各種データをダウンロードしようとしたら
各種SaaSにログインして
ダウンロードしなきゃいけないみたいな形で
データがほんと多骨墓になっちゃっていると
SaaSが出てきて持っててみたいな
経営の意思決定をしようとしたら
本当に在庫のデータだけじゃダメで
在庫のデータに紐づいた仕入れのデータ
販売のデータみたいなのが全部必要になるので
全部ダウンロードして1個のExcelを作って
また40MBにして
スポットテーブルを作るみたいな
そんな処理をしていて
データの一元管理ができていないことによる
業務負荷というのが
1個目と同じような形で起きているなと思っています
結構頷いている方すごい多いと思います
ですかね
かなと今のクライアントさん見てても思うんですよね
やっぱりMDの追加の発注であったり
来期どうしようみたいな
結構重い意思決定をする時に
重いExcelと向き合って
なんか業務効率悪いなって言ってる人
非常に多いんじゃないかなと思っていて
あったりあるかなと思ってますね
すごい納得感ありました
ごめんなさいちょっと話はざるです
3つ目
3つ目がITコストがやっぱり高くて
着手できない会社さん多いのかなと思っていて
いわゆる僕らが売却したアダストリアさんみたいな大手企業だと
基幹システム×タブローみたいな
BIツールを使って分析業務をやっている
そこには本当に多大な金額をかけて
数億じゃ済まないぐらいのIT投資をして
システム投資に伴って業務負荷を
法律化しているみたいな部分があるんですけれども
やっぱり中小小売企業って売上10億ぐらいだと
30:01
利益で1億出てる会社もなかなかない中で
数千万のIT投資でなかなか意思決定しにくいだろうなと思っていて
僕らも当然そうでしたという形なので
ITコスト重いですよね
さらに残念というかなかなか難しいところで
そういったデータベースの設計であったり
要件の定義をしてベンダーさんにお願いするみたいな
そういう人材が多分かなり不足しているだろうなと思っていて
データベースの知識がある程度あって
オペレーションの設計もできてベンダーさんとコミュニケーションできて
少ない予算でちゃんとしたものを作るって
多分奇跡みたいな確率でそういう人材がいる会社しか
多分今できてないんだろうなというふうに思っています
おっしゃる通りだと思います
たまに本当知り合いベースで優秀な人が
ナンバー2でアパレルの会社で入って
その方が全部構築してうまくいってますみたいな
大多数の売り上げ40億100億いかないぐらいの会社さんだと
そういった実態をなかなか採用できていないんだろうな
という感じで思っていますね
そこまで情熱をかけて採用するほどの重要性も
感じていない企業さんも多いんじゃないか
自分自身もそうでしたしそうじゃないかなと思っています
レバレッジ効くので非常に大事なところかなと思いながらも
自分自身の経験でも苦労した部分があるので
そういったプロダクトを使って皆さんが使いやすいような形で
SaaSっぽい形で提供できるといいかなというので
今ちょっと開発を進めようかなというふうに思っています
ありがとうございます
ちょっと在庫管理のお話とかも
この後もうちょっと深掘りたいなと思ったんですけど
次回に回してお話をお伺いできればと思います
消化率99%という驚くべきことをおっしゃっていた
その辺ももうちょっと聞いてみたいなと思っているので
よろしくお願いします
3回お話しさせていただいたので3日坊主は間抜かれましたね
そうですね
スペースでいけば続けられるんじゃないかなと思っています
ありがとうございます
ではまた次回もよろしくお願いします
ありがとうございました
リテールトークここまでお聞きいただきありがとうございます
質問やメッセージがあれば
番組詳細欄のURLからお送りいただけると嬉しいです
感想ツイートもとっても嬉しいです
次回もぜひよろしくお願いします
32:55

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