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2025-10-02 38:57

276.【Video Podcast】専業主婦時代の家事との向き合い方と、忙しく働く現在の家事の在り方。/GUEST:大熊千賀さん(笑顔収納®︎メソッド考案者、整理収納アドバイザー)

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笑顔収納®︎メソッドとは?/千賀さんとの出会いと交流/翌朝をイメージする夜リセット/作りたいお料理と望まれる料理/良い意味での手抜き/専業主婦時代からの過渡期/家族のための自分の健康/お子さん達の家事参加のコツ/パートナーさんの変化/私だけの家ではないという意識/任せるからには任せきる


サマリー

このエピソードでは、大熊千賀さんが笑顔収納メソッドについて説明し、専業主婦時代の家事との向き合い方や、忙しい生活の中での家事について考えています。千賀さんのアプローチは、物を捨てるのではなく、自分の好きなものを選ぶことに重きを置き、心の豊かさや時間のゆとりを生む方法が提案されています。また、彼女の体験を通じて、家事を効率的にこなす工夫や、家族との協力の重要性が強調されています。さらに、家庭内での家事の分担や子供たちへの家事教育の重要性についても共有され、理想的な夫婦関係と未来に向けた家事の分け方についての考察が行われています。大熊千賀さんは、専業主婦時代から現在の忙しい家事に向き合う方法を語り、整理収納の重要性についても述べています。

笑顔収納メソッドの紹介
Kaori
こんにちは。自分でデザインする家事リスト、リセッターリストの山本香織です。あの人の毎日は、家事や暮らしをテーマにしたポッドキャスト番組です。さて、今回は10月のゲストをお迎えしてお届けする回となっております。本日のお相手は、笑顔収納メソッドの考案者整理収納アドバイザーの大熊千賀さんです。千賀さん、こんにちは。
はい、こんにちは。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。嬉しい。
千賀さんに来ていただける日が来るなんて、もう本当にありがとうございます。
大熊千賀
もう一回ありがとうございます。
Kaori
はい、じゃあ、ちょっとね、もう本当聞きたいこと、今日いっぱいあるんですけど、ちょっとね、先に千賀さんの自己紹介から始めていただけたらと思うんですけれども、お願いしていいですか。
大熊千賀
はい、もちろんです。よろしくお願いします。
大熊千賀と申します。そうですね、暮らしを整えて、時間のゆとり、心のゆとりを手にして、自分らしく人生を楽しむ人を増やしたい、そんな思いで活動しております。
笑顔収納メソッドを考案いたしました、整理収納アドバイザーの大熊千賀です。今日はどうぞよろしくお願いいたします。
Kaori
はい、お願いします。千賀さんは整理収納アドバイザーとして大活躍の先生なんですけれども、今ね、自己紹介にもあった通り、笑顔収納メソッドっていう特別なメソッドの考案者ということなんですが、そこって私も改めて、どんなメソッドなのっていうところってお聞きしたいなと思ってたの
大熊千賀
お聞きしてもいいですか?そこら辺を。もちろんです。ありがとうございます。基盤にあるのは、整理収納の理論をもとにっていうところなんですけれども、そこにプラスアルファという形整理収納の考え方は、不必要なものを取り除くっていう考え方があるんですね。
整理とは不必要なものを取り除くことっていうところがあるんですけれども、まずは、私の場合は、笑顔収納の場合は、不必要なものを取り除くんじゃなくて、自分の好きなもの、大切なものを選び取ろうっていうね、そんな考え方が一番大きく違うところかななんていうふうに思ってます。
そして、あとは物を捨てるとか、綺麗に収納を並べるとかではなくて、とにかくその家族が暮らしやすく笑顔でいられるために、ちょっとぐらい本当のセオリーと違っていいんだよっていうところ笑顔で片付けるっていうところも笑顔収納のメソッドに入ってるんですね。
そして、思い出のものとか、好きなもの、思い出に残ったものっていうのは箱にしまって置いておくっていう考え方とかもあるんですけれども、笑顔収納の場合は、そうじゃなくて飾って目に入るところに置いといて、物としては使わないけれどエネルギーとかパワーをもらおうよっていうね、そんな考え方でやってる優しい収納です。
片付けへのアプローチ
Kaori
なるほど。なんかこう、お片付けって聞くと、一般的にはなんか物めっちゃ捨てなきゃいけないんじゃないかなとか、とにかくゴミ袋何個分みたいな、なんかそういうイメージってすぐに連想されがちだけど、それより先に減らすより先に選び取るが来る笑顔を軸に。
そう、そういう感じです。
大熊千賀
なぜそうなったかっていうと、もともと私、とにかく物を手放すのがすっごく苦手だったんですね。
Kaori
そうなんですか。
大熊千賀
そうなんですよ。結構ね、もともと片付け得意でしょって言われたんですけど、そうじゃなくて、家は綺麗にしてたんですけど、その収納スペースにぎっしり上手に物を詰め込むタイプ。
Kaori
綺麗に入ってる状態。
大熊千賀
そうなんです。だから自分ではね、収納上手だと思ってたんですよ。でもそうじゃなくて、そこにはいらないものとか、探してしまうものとか、いろんなものを詰め込んでいただけだったんですね。
だけどなぜそうなってたかっていうと、物を捨てるのがすごく苦手だったからなんですよ。
なるほど。
なのもう苦手だったら苦手なことをやめて、自分が大好きなものとか使いやすいものとか、そういうものを選び取るっていうことに自分でシフトしたんですよね。
そしたら楽しいわけですよ。
これも好き、これも大好き、これ使いやすいのよねとかっていうのがすごく楽しくて、
家の中には好きなものが集まる、使いやすいものが集まるっていうところやっぱり私はこっちをお伝えしていきたいってすごく思ったんですよね。
Kaori
確かにアプローチが、好きなものをピックアップして、それが目に入るところにディスプレイしていくっていうことだったのそうすると全体がごちゃ混ぜになっていったところから、いらないものを選んで捨てるんじゃない。
逆のアプローチの方が、笑顔になってる時間がそもそも増えるから、物の整理もぐんと加速しそうですね。
大熊千賀
ありがとうございます。苦手な人いっぱいいらっしゃるのでね、私も含めてなんですけど。
Kaori
わかります。
大熊千賀
かおりさんはどっちタイプ?
Kaori
私もなんか、やっぱり使ってない、使ってるとかだけで選び始めると、やっぱりでもその時の思い出がとか、いろんなこと思い出しちゃって、なかなか手が止まっちゃって、
なんかあれこれ広げちゃったはいいけれどっていうところもう気持ちが疲れてしまって止まっちゃうということはもうよくあります。
大熊千賀
わかります。気持ちがやっぱり疲れるんですよね。
昨日私ちょっと整理、収納アドバイザー2級認定講座っていう講座をさせていただいてたんですけれども、その生徒さんも、もう家を片付けたいって思ってるんだけど、本当にこう体よりも心が疲れて進むことができないっていうふうにおっしゃってました。
千賀さんの活動と影響
Kaori
その気持ちはすごくわかるというか実感としてありますすごく。だけど好きなものからアプローチしていくっていうのはちょっと私も次お片付け、まだしたい箇所がいっぱいあるのそのアプローチでぜひ試してみたいと思います。ありがとうございます。
そんなちかさんね、もうお片付け業界のお仕事に関わられて結構長い?
大熊千賀
そうですね。2009年に始めたの16年になります。
Kaori
そうですか、じゃあもうこのね、ここ数年またすごく片付けて盛り上がってきてると思うんですけど、なんかね、この流れの中で私が素敵だなと思っている方と、たどっていくとみんなちか先生のところにつながっていて、そうあのちか先生のところで学んだんだよっていう方がすごく多くて、っていうのが私の一番最初のちかさんとの接点というか勝手に接点を私の方から。
つないでつないちかさんがいつもあそこにいらっしゃるっていうふうに思ってたんですね。
そんなちかさんとのちょっと出会いだけちらっとご紹介させていただきたいんですけど、私初めてご挨拶させていただいたのが、あのルームスタイリストの安藤秀道さんの、秀丸さんのこのポッドキャストもすごくたくさん出てもらってるんですけど、
秀丸さんの本の出版パーティーの時に、あのちかさんが会場にいらっしゃって、ご挨拶もされてて、で私もご挨拶させていただいたのが初めてだったんですけど、はい。
大熊千賀
ありがとうございます。私も香織さんの話はすごい聞いていて。
Kaori
本当ですか。
大熊千賀
そうですよ。もういい話しか聞かなかったのもう本当にお会いしたいなと思っていたところに、あのパーティーでお声掛けいただいて、会いたかった人に会えたっていう、本当になんか嬉しい日でした。
Kaori
ありがとうございます。
大熊千賀
まずね、あのそれがお伝えしたいなと思ったのと、あとあのそうですね、安藤さん、秀丸さんなんですけど、あの本当に最初私のルームスタイリストの講座をたまたま日程で選んできてくださって、でそこからですね、あのまあルームスタイリストという講座3つ、1級2級プロっていうのがあるんですけれども、それ全部受けてくださって、でその後本気講座って私のアドバイザーさん向けの講座も受けてくださってっていうところあのずっと一緒に今も。
仲良くさせていただいてるんですけれども、やはり最初まだ彼がアドバイザーとしてやっていきたいけど、どうやって活動しようかなとか、このままどういうふうに進んでいけばいいんだろうなっていうふうに、まあ迷っているというか、まだ迷うどころか、じゃあこれからどうやっていこうって言ったところのスタートでお会いすることができたんですよね。
はい、なのでそこでまあいろんな話を聞かせていただいて、私ができるアドバイスをさせていただいてって言ったところあのそこからつながらせていただいております。まあでも最初はね、もしかしたら私が伝えることが多かったかもしれないんですけれども、今となっては彼から学ぶことは本当に大きくて、はいもうありがたいなって思ってます。
Kaori
いやー、そうだからほんと秀丸さんのもう、あのお片付けのお仕事を始める最初の最初を、あのね、後押し背中をそっと押していたのが、ちか先生だったっていうお話は聞いてて、私もそれで動き出した秀丸さんのインスタあの秀丸さんを知って、そこからのもうすぐ活動始められて、割とすぐの頃からの付き合いなんですけど、
そうだから、あの秀丸さんはね、本当にちかさんとの関係性があるから、今の活動が本当にできてるっていうのも、いつも聞いてたの
大熊千賀
彼はね、優しいから毎回ね、いろんなところでね、その話をしてくださるんですよね。でももう確実に彼の努力です。
Kaori
いやー、努力もすごい。
秀丸さんはもちろんだけど、本当に出会う方々がみんなね、本当にちかさんのところで学んでる方が多くてっていう、そんなちかさんなんですけど、
そう、その出版パーティーの後も、またその後2人でお食事させていただく機会があったり、つい今年の夏も秀丸さんと豚チルさんと4人でね、
おいしいご飯を食べて、楽しい時間を過ごさせていただいたりっていうお付き合いをさせてもらってるっていうことです。はい、いつもありがとうございます。
はい、なのでちょっとね、いつかね、ポッドキャストに来ていただけたらなと思ってたけど、でもまだ私の方ではね、ちょっと緊張しちゃってたから、今回思い切ってね、はい、お誘いしたらいいよって言ってくださったの今日は本当にありがとうございます。
はい、じゃあね、ちょっと前置きが長くなっちゃったんですけど、そんなちかさんと今日は家事とか暮らしの話をいろいろね、お聞きできたらと思ってて、あの普段お片付けのことはね、お話しされる機会あると思うんですけど、
ちかさんの日常、めちゃくちゃ忙しく活動されてるから、なんか普段の日常の家事とかってどうなってるのかなっていうの聞けたら嬉しいなと思ってるんですが、
いつもお仕事って、外出先のお仕事と在宅でされるお仕事って今って割合はどんな感じなんでしょう?
大熊千賀
そうですね、今また半々ぐらいにちょっと変わってきた感じがします。一時はもちろんもう在宅が多かったんですけれども、はい、もともとはもう全部外。
在宅勤務と家事の関係
大熊千賀
そうですね、コロナ禍になって在宅になって、でまた最近は外のことが戻ってきてるの自宅でやること、それから人と会ってやることみたいなことと半々ぐらいでしょうかね。
Kaori
なるほど、ってなると、多分お外の仕事もどんな仕事かとかによって、外に出る時間ってマチマチだったり、帰ってくる時間もね、いろいろかなと思うんですけど、
在宅の日と外に行く日って、家事との向き合い方というか、これは必ずやるけど、こういうのは週末にやるとか、地下産流の向き合い方ってあったりしますか?
大熊千賀
ありがとうございます。あんまり参考にならない話なんですけど、そういう意味では、基本土日とか休み、この日が休みっていうのがないじゃないですか、フリーランスっていうところではね。
なのそこで休みだからっていうふうにあんまり決めてなくて、在宅の時は結構座ってることが多いの体を動かすために家事をやるみたいな。
1時間仕事して、さあちょっと体を動かさなきゃって言ったところなんかやりだすっていうパターンが多いです。
Kaori
パソコンとかって向かい続けてると体によくないから、ちょっとね、30分とか1時間でストレッチ入れるとかってよくあるけど、そこが家事になってる。
なるほど。
大熊千賀
そうです。なの普段は軽く吹いてるかもしれないんだけど、逆にそういう時はちょっと力を入れて、キュッキュッキュッみたいな。
無駄に立ったり座ったりしながらやってみるとか。
Kaori
いいかも。でも、そうですね、それいいですね。
なんか私、ちょうど昨日、整体行ってたんですけど、やっぱり巻き方とストレートネックをすごい言われて、ちゃんとやんなきゃなって思ってはいたんだけど、
なんかね、ストレッチってなるとめんどくさいなみたいな感じになっちゃってたんだけど、家事でね、そこで体を動かしてみたいな。
ついね、集中するとパソコンにずっと向かいっぱなしになっちゃうから。
大熊千賀
そう、ほんとタイマーかけないとあっという間に夕方になってるみたいなこともあるので。
Kaori
そうなんですよ。
大熊千賀
タイマーかけてやっていくっていうのは結構やっぱ大事ですよね。
Kaori
いやー、ちょっと私も取り入れたいって今思いました。
家事への価値観の変化
Kaori
ちかさんは家事って聞くと、割とこれはこっち系は得意だけどこっち系は苦手とか、なんかそういうものってあったりしますか?
大熊千賀
基本、家事全般好きではない。
Kaori
好きではない?
大熊千賀
なんか、子供が私3人いるんですけど、専業主婦だったんですね。
なのでその時に本当にちゃんとやってたんですよ。一応コーヒーってちゃんとした主婦。
変な言い方ですけど。
なのでもうやりきったぐらいやった感じがあるんですね。
なのその時も別に好きではなくて家族のために、子供のためにっていう部分で言えばやっぱりきれいにしていたいっていう部分でやってたんですけども、
今はそんな好きではないっていうところがまず一つですね。
ただ、一番家事と言えるのか、一番ここが私好きだなって思うのが、夜ちょっと乱れた部屋を片付けて寝るわけなんですけど、
その時に明日の朝をイメージするんですよ。
明日朝起きた時になんかこう浄化された部屋じゃないですけど、すっきりした部屋っていうのをイメージして、
明日の朝起きてこうして、仕事はこうだったなって思いながら夜の片付けをしていくっていうのが結構一番心地よい時間なのかなっていうのをちょっと思いました。
Kaori
えー、でもそれで整った空間で迎える朝だったら気持ちいいですもんね。
大熊千賀
そうなんですよ。なの夜ちょっと眠くてそれをさぼってしまった朝は、もうなんかガックリみたいな。
Kaori
いやー、そうか。地下さんの後に散らかす人はいないって感じですか?
大熊千賀
あ、でもね、いますね。
Kaori
あ、います?
大熊千賀
いました、いました。あの、ちょっと脱いだものを置いてるみたいな。
それはもう朝はそこの視界は入れないように。
Kaori
入れないように。
大熊千賀
入れたとこだけ見て、よしよし今日頑張るぞってなってるかな。
Kaori
なるほど、まあでも一旦地下さんがリセットしてるから、もうそこのリセットはね、もう本当ちょいちょいで済むみたいな感じか。
大熊千賀
そうですね。
Kaori
えー、なるほど。なんかお掃除とか料理とか洗濯とかってなってくると、なんか特に好きなものとかって得意なんですか?
大熊千賀
そうですね、あの本当に昔って変ですけれども、このコロナ前っていうか仕事、仕事しながら料理が結構好きだったんですよね。
なので整理集のアドバイザーになろうか、家で料理サロンをやろうか、すごい迷った時期があって。
Kaori
えー、素敵。そうなんですね。
大熊千賀
それくらい好き、まあね、専業職なのでそこが仕事っていうところもあって、すごく好きだったんですけど、やっぱりだんだん子供たちが成長するにあたって、子供たちからのこういうものが食べたいっていう。
こういうものが食べたいっていうのはどういうものかっていうと、ダイエット食みたいな。
え?あ、お年頃だから?
そう、そう。そうなった時に楽しみが何もなくなっちゃったんですよ。
できるだけカロリー、低カロリーってなるとムスとか、あんまり手を入れてしまうと結構ちょっとカロリー上がっちゃったりするのそこからなんか私の火がシューって落ちていっちゃって。
Kaori
なるほど、そういうこともあるのか。
大熊千賀
あとは作ったけど、家族みんな大きくなってくると外で食べてくる子供そこからシフトしたのが、家族のための料理、もちろんそうなんだけど、私も仕事が忙しいの楽に、美味しく、そして健康のための食事っていうのにシフトした感じになってるの
昔よりは料理もそれほど好きっていうほどではなくなっちゃったかなっていうのはあります。
家族の協力と新しい家事の形
Kaori
なるほど、やっぱり作る相手とか望まれてる食事みたいなところは結構じゃあ大きい影響があるってことですね、作る側にとってもね。
大熊千賀
そうですね、そうですね、確かに。やっぱり食べてくれる人がいるからこそ料理ができるっていうのは本当に香織さんのおっしゃる通りですね。
Kaori
面白い、なるほど、そっか。でもお仕事めちゃくちゃお忙しくなられて、家事ね、それだけ専業主婦時代にもうめっちゃやったとかって言えるぐらいされてたところから、仕事が忙しくて家事に手が回らないみたいな時って、その意向期というか、その時は何か葛藤みたいなのってありましたか?
大熊千賀
確かにすごく、私のちゃんとなんです。人によってのちゃんとが違うと思うんですけど、本当に専業主婦の時はすごくちゃんとやってたんですよね。
隅から隅まで掃除も洗濯も何もかもね。だけどやっぱり仕事で忙しくなると、そこが手抜きではないけど、いい意味での手抜き。ここは毎日じゃなくていいかなとか、洗濯も毎日2回ぐらい回してたものを、今日は白いもの、明日はちょっと黒っぽいものでいいかとか、やっぱり加減がうまくできるようになってきたなっていうのがあったんですけど、
やっぱりその間、ちゃんとしたい自分と、それをやってると睡眠がすごく減ってしまうっていう、この葛藤期はやっぱりありましたね。
Kaori
そこはどうやって抜け出したというか、ちゃんとやりたいをどう自分の中このくらいでOKを出せるようになったコツとかってありますか?
大熊千賀
コツは、一番大事なのはやっぱり健康かなっていうところ。
Kaori
いや、その通りですね。
大熊千賀
やっぱり年齢もその通り重なっていくわけだし、私が倒れたら家族が一番迷惑かかるっていうか、やっぱり家族の普通の生活ができなくなってしまうっていうのもあったの
まず私が倒れちゃいけない、そのためにやっぱり寝る時間っていうのも大事だなって言ったところかな。
そこがやっぱり一番大きくシフトできたところかもしれないですね。
Kaori
大事。私はリセッタリストの活動家事との向き合い方みたいなところを受講生様とずっと話し合って進める講座をやってるんですけど、
やっぱりちゃんとやりたい、だけど時間が足りない、そこをどうやって補えばみたいなところで苦しんでる方もやっぱり多いんですけど、
健康こそがやっぱり第一ってなると優先順位つけていかないとねっていうのは本当そうですね。
大熊千賀
たぶんみんな自分の健康のためだと頑張っちゃうと思うんですよ。
だけど自分の健康っていうよりも家族の幸せな生活、そのためには自分が健康でいなきゃいけない。
たぶんきっと皆さん自分を後回しにしちゃうんじゃないですか。片付けも本当に一緒なんですけど。
そうじゃなくて家族とか周りの人が幸せにいるためには、自分がこのちゃんと健康で日々できることをやるっていうことが大事なんだなっていうふうに思った方が動けるのかなっていう気がします。
Kaori
それはそうですね、なんかやっぱり自分のこと一番に大事にしましょうってどんなに言っても、でもやっぱりそれだと後回しになっちゃう。
なんでですかね、そっか。
大熊千賀
なんでですかね、本当は自分を大事にしてほしいっていうのが一番なんだけどね。
Kaori
確かに、でもそういうふうに伝えると確かにそうだっていうふうに、睡眠時間とかをちゃんと優先度を上げて向き合えるかもしれない。
大熊千賀
あとはうちの、私16年やってる間の中やっぱり小学生だった子供たちがもう今社会人になっていたりとか、あとは夫も本当に朝早朝から夜遅くまでいなかったっていう夫の仕事ぶりが変わってきて
ちょっと朝がゆっくりって言っても6時ぐらいに出てたのが8時ぐらいになるよみたいなそのレベルなんですけど、ちょっとゆとりが出てきたことによってやっぱり家事を家族にお願いしていく。
そこもうちはすっごく変わったところでした。
Kaori
具体的にはどんなことがありますか、例えば。
聞きたい。いいですか、きんちゃんって。
大熊千賀
子供たちは結構小さい頃からいろんなことやってくれてたんですね。もちろんお風呂掃除はもう幼稚園の頃から当たり前だったり、ご飯の準備っていうかお茶碗出したりするのも当たり前。
床の床拭き掃除をうちはやるんですけど、夫が体育会系なので体育会系の床拭きなんですよ。
1,2,3みたいな。
私にはできないって言うはずなんですけど。
なの子供たちはすごいやってくれたんですよね。
その流れでやっぱり成長とともに料理もしてくれるようになったりとか、いろんなことを手伝ってくれるようになったりして、子供たちはOKだったんですけど、
うちの夫は本当に、私が専業主婦だったの私は家のことをやることが仕事、夫は外で働いてくることが仕事っていうふうに分断していたのが、
家事の変化と分担
大熊千賀
私も仕事を始めてって言ったところ本当に何もしないって言ったら大きい声では言えないですけど、何もしない夫だったのが、
本当に段階を経てなんですけど、今ではもうゴミ捨ても、私が朝起きた頃にはもうゴミは全部出してくれてるとか、
下手したら洗濯物も回っていたりとか、私、夜洗い物して、そのまましまわずに置いとくタイプなんですけど、朝起きたら、私が洗ったものが全部食器棚に入ってるとか、もうね、すごいの。
Kaori
すごい。どうして?
大熊千賀
あとご飯なんかも、もちろん朝昼晩全部私が作っていて、私、大阪が実家だったんですけど、今東京にいて大阪が実家だったんですけど、
大阪に帰るときにはもうたっぷり料理を作って、冷蔵庫と冷凍庫に入れて、チンだけで食べれるようにしてたんですけど、今は自分でなんかちゃちゃっと作ってくれたりとか、
もちろん買ってくるっていうことも全然ありなんですけど、そういうこともやってくれるようになったの食事に対する心配も最小限に済むようになりました。
Kaori
それはすごい変化じゃないですか。
大熊千賀
本当にすごい変化なんですよ。
Kaori
それは、ちかさんがお仕事始められて忙しくされてる様子を見てたり、夫さん自身も働き方がちょっと緩やかになったっていうバランスの。
大熊千賀
そうですね、バランスと、あとはやっぱり、やらない時からやってほしいとずっと思っていたのやっぱりちょっとした声がけも重なっていったのかなって、
急にはね、私が忙しいのを見たところでできないと思うんですけど、ちょっとずつその声がけっていうのはあったような気がします。
Kaori
すごい、なんかね、そういう状況ができると、ちかさんもお仕事に専念できますもんね。
大熊千賀
めちゃくちゃありがたいです。
Kaori
いやー、理想的な形。
大熊千賀
ここから年を重ねていって、お互いに今みたいにパワフルではなくなった時に、自分が私が全部って思ったらすごく私は辛かっただろうなと思うけど、
多分ここから10年、15年、20年先もきっと分担してやっていけるっていうのはちょっと未来が明るいですね。
子供への家事教育
Kaori
本当そうですよね。だってどちらが体調不良に見舞われるかって本当に男女関係ないの
その時にね、お互いがサポートし合えるスキルを持ってるっていうのは本当に大きなことだと思うから、
なんかやっぱお子さんとのね、この家事のお手伝いとか家事シェアもそうだけど、そのお子さんが育った後、夫婦二人生活っていうのは必ずね、
待ってるものなのそこに向けてのね、うまい家事の分け合い方みたいなところも、やっぱりだんだんね、私の世代になってきても課題感っていうのは持ってる方が多かったりするの
一つのホントロールモデル素晴らしい。
大熊千賀
よかったです。
Kaori
ありがとうございます。でももう一個だけちょっと家事に関して聞いてもいいですか。
お子さんたちが今も大きくなられたっていうことでしたけど、なんかその当時、なんかそうやってお風呂掃除だったり、食事の準備とかだったり、
うまくね、お子さんたちにも家事をお伝えされてきたと思うんですけど、その時なんか気をつけてたこととか、うまく、なんかやっぱりお母さんが全部やってくれるしとかで悩んじゃうご家庭もあるんですよね。
みんなお母さんがやると思って何もしてくれないみたいなご家庭も結構あったりするんですけど、なんかちかさんはこういうこと気をつけてたよとかってありますか。
大熊千賀
そうですね、気をつけていたというか、そういうふうに言われると、なんだろう、家って私だけの家でもないし夫だけの家でもないし、ちっちゃい子供であったとしても子供の家でもあるっていう意識と、
Kaori
あとは私が一人で何かをやるのが好きじゃないですね。
大熊千賀
ご飯もなんか全部並べて、はいご飯ですよっていうのがすごく嫌なのそうですね、本当にお風呂に関しては当たり前のようにジャンケンで順番を決めるみたいな、
じゃあ今日お兄ちゃんだから今日は私みたいな子供3人で自分たちで考えて回してくださいみたいな感じ。でも本当にそれは幼稚園前ぐらいからかな、もう本当にやってもらってました。
ただもちろん幼稚園前の子たちが操縦するので綺麗にはなってないんですよ。でもそこで何も言わずにありがとうって言って、ちょっとやり直すっていうことはもちろんあるんですけど、本当にそこを任せるっていうことはすごく心がけてましたね。
ご飯の準備は私がするんですけど、ご飯だよっていう声がけのタイミングが並んで出来上がったタイミングではなくて、テーブルには何もない状態でご飯だよって声をかける。
ここからお茶を並べたりとかお箸を並べるのは子供たちの仕事っていう。みんなで揃って、お母さんは後で食べるみたいな、ちょっとずれて食べるみたいなのあるじゃないですか。先に子供たち食べさせるではなくて、私もちゃんと座ってみんなで手を合わせていただきますって言って食べるっていうのはすごい心がけてました。
Kaori
なるほど。そうか。大事なこといまいっぱい聞いた。でもやっぱり任せたからにはちゃんと任せきるというか、ダメ出しをしたりとかじゃなくて、任せて感謝を伝えてっていうことと、
あとその3人で決めてねって任せちゃうっていうことの任せ方っていうのもこっちも試されるじゃないですか。だってつい言いたくなるし、つい何か指摘したくなるし、こっちの忍耐力を求められるところがあると思うんですけど、そこが何か一貫されてるから。
子供たちも任された後に、でも結局お母さんが文句言ってさ、やり直すじゃんみたいになるとやっぱりやる気なくなっちゃいますもんね。
大熊千賀
そういう意味ではちょっと片付けの話になっちゃうんですけど、片付けも同じお母さんがいるものといらないものを分けなさいみたいな、いらないものを手放しなさいみたいな話を子供にする、片付けなさいって言うじゃないですか。
子供がせっかくこれはいらないもの、誰かにあげるもの、これは自分が取っておくものって分けたのに、お母さんがこの子供がいらないって言ったものに対して、これまだ使われてないのか、これは高かったやつよって言っちゃうんですよ。
もうこれは私も分かったので。
わかる。
これをやっちゃうと何が起きるかっていうと、子供が自分の選択が間違ったって覚えちゃうんですよ。
これは使うものだったんだ、これは捨てちゃいけないものだったんだってなってくると、自分の選択が間違っているってことは、次何かを選択するときに怖いじゃないですか、間違ってるかも。
なのお母さんどっちがいいとか。
お母さんどうすればいいっていう将来につながっていっちゃうんですよね。
Kaori
結局お母さんがだって決めるじゃんっていうのをすり込んじゃってるってことですね。
そっちに誘導しちゃってるのか。
大熊千賀
そうなんですよ、それを教育しちゃってるんですよ。最後はお母さんに聞きなさい。
家事の指導と工夫
大熊千賀
あなたの考えは間違ってますみたいな。
Kaori
でも、ちかさんはお片付けのお仕事をされる前から、そのお子さんに対して家事の分け方とか任せ方はできてたから、それってどうして、どこから来てたの?
わからない。
すごいですね。
大熊千賀
確かにね、でも片付けっていうか、物に対しては私もタイミング言ってましたね、たぶん。
Kaori
あ、そっか。でも家事に関しては任せられたのは、やっぱりそういう自主性みたいなものを大切にされてきたからですかね。
でもつながってますね、お片付けとも。
そうですね。
面白い。
大熊千賀
確かに、もうやってもらえなくなるのが嫌だったのちゃんとずっと続けてもらいたかったから、なんかできるだけ声を出さないように。
うちは3人いたからっていうのもあると思うんですけど、そこはすごく徹底してましたね、いろんな分野で片付け以外かもしれない。
Kaori
いやー、でもすごいな。でもさっきちかさんがおっしゃってた、ここの家は私だけの家じゃない、夫だけの家でもない子供にとっても子供の家であるっていうのは、
私も家事のこととかを、家事ってやっぱり自分のやり方とか、そうじゃないって言いがちな分野の仕事だと思うんですけど、
でも今の家は自分だけの家じゃないから、違う家事のやり方もやっぱり受け止めて、ある程度は許容してくってやらないと、結局自分で全部抱えることになっちゃうから、
みんなの家だから、ここが汚れてるの嫌だなって思っても、多少は目をつぶるってこともやった方がいいかもしれないっていうふうに思う時もあるんですけど、
なんかそのすり合わせがね、なかなか難しかったりする。
大熊千賀
なんか私でもお風呂掃除でちょっと失敗したなって思ったことがあって、子供の頃のお風呂掃除ってよくそう、中だけ、外は私がやればいいと思ってたんですけど、
確かにやり方をちゃんと教えてなかったなって思ってるんですね。洗剤つけてこうやって磨いてきれいに流すんだよっていうことは教えるんだけど、
角はここに赤が溜まりやすいから、こういうところはちゃんと磨くんだよっていうことを教えてこなかったなっていう反省はちょっとあるんですよ。
なの本当にちっちゃい頃はザーでいいんだけれども、例えば小学校1年生だったりとか中学1年生になったどっかの節目のところちょっとお風呂の洗い方、ちゃんとした洗い方を教えるねっていう時間があってもいいのかなっていうのはちょっと思います。
例えば排水口をここに、お母さんがいつも髪の毛を取ってるけどここに溜まるんだよ、だからお風呂掃除した時にはちゃんと取ろうねとか、そういうちゃんとしたことも教えてあげないと学んでないことはできないんですよね。
片付けも本当そうなんですけど、だからみんなお掃除もできなくて当たり前だし、片付けができなくても当たり前やっぱりそれを学ぶことによって、そっかそっかここも水は固まるんだとか、常に水が濡れてたらこんなところにいっぱいシミができちゃうんだとか、そういうことをやっぱり早いうちに学ぶ。
それがまたちょっとできてなくてもいいかもしれないんだけど、教えておくっていうのは大事かなっていうのをちょっと教えなかった私がちょっと思ってます。
Kaori
なるほど、でもそっか、でも早くからできることと同じ内容でもできる細かさとか、指先が器用になっていくとかもありますしね、すごくちっちゃい時ってやっぱりスポンジ持ってあわあわになるぐらいのことから始まると思うんですけど、そっかその節目でお伝えしていくっていうのは大事かもしれない。
いやーめちゃくちゃ参考になりました。ありがとうございます。
家事との向き合い方
Kaori
ちかさんの家事の話をもっともっと聞きたいっていうところがあるんですけど、でもちょっとね、他の話も今聞きたいことがいっぱいあるのちょっと次の話題に行こうかなと思うんですけど。
はい、あのちかさんそのお片付けのねお仕事16年されてるっていうふうにお聞きしましたけど、あの普段ね、あのお片付けに困っている方のご自宅だったり職場だったりいろんなところに行かれることあると思うんですけど、
あのお悩みそれぞれかと思いますが、なんか向き合い方とかでこういうところに気をつけて、あのやってるよっていうようなところってどんなことがあったりするかお聞きしてもいいですか。
大熊千賀
ありがとうございます。そうですね、まああの企業さんともねお仕事をしてるんですけど、一般のご家庭にお邪魔して整理処分させていただくっていうことに関して言うと、あのお客様からまずヒアリングをするっていうことをやっていくんですけど、その時のお話、お客様からのお話を。
Kaori
はい、ゲスト回の前編はここまでとなります。いかがでしたでしょうか。また後編は来週の配信となりますので楽しみにお待ちください。
今回のあの人の毎日はここまでとなります。リスナーの皆さんからのメッセージもお待ちしております。概要欄のお便りフォームから送ってください。
ご希望される方には番組ステッカーもお送りしております。また番組のフォローやインスタグラムのフォローぜひよろしくお願いします。それではまた次回お会いしましょう。山本香織がお届けしました。
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