#011 最後まで人間の勘とセンスが問われる「ネーミング」の話
2026-05-19 36:32

#011 最後まで人間の勘とセンスが問われる「ネーミング」の話

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▼今回のトーク内容:

ネーミングの重要性/最も重要な経営判断の一つ/ブランドの基盤となる6要素とは別の「運命を決める」要素/データやAIが進化しても最後に問われるのは人間の「カン」と「センス」/ナイキ:創業者案の「ディメンションシックス(第六次元)」/社員からの不評と勝利の女神NIKE/ラ・フランス:日本での「みだぐなす」から改名/手料理サブスク「つくりおき.jp」がグローバル展開に向け「ツクリオ」へ/ネーミング4つのパターン:既存語・造語・頭文字・人名地名/AIによる量産と人間による決断の組み合わせが鍵/NYスナップ:創業期に手掛けた「NYCフェリー」での通勤風景

⁠⁠⁠⁠⁠▼【2026年5月19日・代官山 蔦屋書店】レイ・イナモト新著『ブランド・シフト 〜「信頼」で選ばれる時代の成長戦略』出版記念トークライブ⁠⁠⁠⁠⁠

⁠⁠⁠⁠⁠https://eventmanager-plus.jp/get/b54e2cbd92a1e75d6487c348bd5bfcb01b61e382f9ff361a5c41a10697312836 ⁠⁠⁠⁠⁠

▼番組概要:

ブランドとは、経営戦略の中核である——。日本でも、経営の文脈で語られることが増えたブランドという言葉。だが日本では、ブランドが「広告」や「イメージ」の話として語られがちで、誤解されてしまうことも少なくない。ブランドとは、一体何なのだろうか。

グローバル・イノベーション・カンパニー「I&CO」共同創業パートナーのレイ・イナモトと、APAC COOの間澤崇が、時代によって変わりゆく「ブランド」という概念を、経営の視点から丁寧に捉え直す番組。毎週火曜日配信。

▼番組ハッシュタグ:#ブランドシフト

▼番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください: ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/bUKPjnbJ8k1hLooB7⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

▼I&CO Instagram NY Snapの写真はストーリーズにアップします: ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.instagram.com/hello_iandco⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

▼MC:レイ イナモト(I&CO 共同創業パートナー)

飛騨高山出身。スイスの高校を経てミシガン大学で美術とコンピュータサイエンスを専攻後、1999年にニューヨークへ移住。R/GAを経て、AKQAでナイキ、アウディ、Google、Xboxなど世界的ブランドのデジタル戦略・クリエイティブを担当。米Creativity誌「世界で最も影響力のある50人」、米Forbes誌「広告業界で最もクリエイティブな25人」に選出。カンヌ国際広告祭では、モバイル部門・デジタルクラフト部門の審査委員長を日本人として初めて務めた(2013年・2019年)。2016年にI&COを設立し、2019年には東京オフィスを開設。 

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.instagram.com/reiinamoto/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

間澤 崇(I&CO APAC COO)

愛知県豊田市出身。ニッセイアセットマネジメントでの資産運用業務を経て、アクセンチュアのストラテジーグループで金融・小売・通信・エネルギーなど幅広い業界の企業戦略コンサルティングに従事。2019年に、レイ・イナモト、高宮範有とともにI&CO Tokyoを設立。現在はAPAC地域統括COOとして、経営戦略・ブランド戦略・新規事業開発を手がける。

▼I&CO 公式サイト:

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://iandco.com/ja⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠/

▼ディレクター:

Andy

▼プロデューサー:

野村 高文

▼制作:

Podcast Studio Chronicle( ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://chronicle-inc.net⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

▼協賛:

株式会社デジタルガレージ(⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.garage.co.jp/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

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感想

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サマリー

今回のエピソードでは、ブランド戦略におけるネーミングの重要性とその奥深さについて掘り下げています。ネーミングは、単なる名称付けではなく、ブランドの運命を左右する経営判断の一つであり、データやAIが進化しても最終的には人間の「勘」と「センス」が問われる領域であると強調されています。具体的な事例として、ナイキの創業時の社名候補「ディメンションシックス」から「NIKE」への変更秘話や、日本の果物「ラ・フランス」が当初「ミダグナス」と呼ばれていたものの、ブランド名として「La France」を採用したことで広まった経緯が紹介されています。また、手料理サブスクリプションサービス「つくりおき.jp」がグローバル展開を見据えて「ツクリオ」へと改名した事例も取り上げられ、ネーミングの4つのパターン(既存語、造語、頭文字、人名・地名)についても解説されています。最終的に、ネーミングはAIによる量産と人間の決断の組み合わせが鍵であり、人間の「勘」が重要であると結論づけられています。番組の最後には、MCレイ・イナモト氏がニューヨークで起業後、最初に手がけた仕事である「NYCフェリー」の通勤風景が紹介され、ネーミングとブランド戦略の重要性が改めて示されました。

書籍出版とネーミングの重要性
このエピソードがですね、リリースする5月19日の火曜日。
レイさんの書籍のブランドシフト 信頼で選ばれる時代の成長戦略が、ついに書店に並び始めるということですね。
やりましたね。
長い道のりでした。
長かったですね。これは並ぶ日レイさんは書店に行くんですか?
ちょうど日本にいるタイミングで。
そうですね。
書店に並ぶ発売日を狙って出張を計画したわけじゃなかったんだけど、
たまたまドンピシャで仕事のその出張と出版日がうまく重なって、
初めての書籍の晴れ姿が自分の目で見れるという、
いいですね。
人生初めての経験になりました。
うちわの話なんですけど、うちの父親って結構売れない本をたくさん出してる人で、
最初の書庫は何本刷ったの?って聞かれて、
最初は数千本なんですよ、だいたい本っていうのは。
そしたらすかさず、
いや僕の本は7万本売れたけどねって、
そこでアピールしてくるという。
でも7万本売れたんですね、お父さんの本は。
一応それは売れた方の本ね。
売れた方の。
売れてないですけど。
売れた方の。
レイさんまだまだね、一冊に限らずまだまだ書くかもしれない。
頑張っていきます。
じゃあレイさん、そろそろブランドシフトの本編を始めていきましょう。
はい、よろしくお願いします。
皆さんこんにちは。
i&co共同創業パートナーのレイナムトです。
i&coのマザワタカシです。
ブランドシフト、誰も教えてくれない経営とブランドの話。
この番組はグローバルイノベーションファームi&coが
経営をブランドの視点で捉え直すポドキャストです。
ニューヨークのレイナムトと東京のマザワタカシでお届けします。
では、いってみましょう。
今回はですね、ネーミング。
ネーミングっていうのがそのブランドの運命をどう左右していくのかっていうトピックについて
話をしていきたいなっていうふうに思うんですけども、
レイさん、ネーミングすごい重要視されてるっていうのは
ちょっとこれ裏のエピソードですけど、前にレイさんちょっと忘れちゃってるかもしれないんですけど
レイさん、仕事で一番大事にしてる瞬間ってどこですかっていう質問を僕
ご飯食べた時にしたんですよ。
その時に、いくつかあって3つぐらいあったと思うんですけど
そのうちの一つがネーミング。
っていうのをレイさん言っていて
僕もいまだに記憶に残ってるぐらい
まだこの書籍が出る前であったり
かなり前ですね。もうそれこそ4年から5年ぐらい前のぐらいだと思うんですけど
結構レイさんがネーミングについてはすごくこだわってるポイントかなと思うんですけど
ネーミングっていうのをレイさんはどう捉えてるのかなっていうところを少し聞いてみたいなと。
ネーミングの本質:記憶と意味
ネーミング、ざっくりいくつかのタイプのネーミングもあったりとか
あと目的にも結構よるんですけど
ネーミングっていうと企業の名前とか商品もしくはサービス名っていうのが
我々が今この番組で取り上げている内容に沿ったものだと思うんですね。
ちょっと後ほどじゃあネーミングってどういうカテゴリーのものがあるのみたいな
もうちょっと詳しく話したいと思うんですけど
あともう一つこれ高橋さん僕と仕事しててよく結構口酸っぱく言ってることなんですけども
例えばその企画とかアイディアとかコンセプトを出すときに
そのコンセプトに対してのネーミングっていうのもうち結構こだわるじゃないですか
そうですね
それとかあとプレゼンのタイトルも結構こだわる方で
なんで多分みなさん他のうちのメンバーとかはなんでこんなこだわるんだろうみたいな
白い目で見られることも少なくないかなと思うんですけど
なぜ大事かっていうとまとめる一言で言うと
思い出せれるか思い出せれないか覚えられるか覚えられないかってことなんですよね
やっぱりその多分名前がない人っていないじゃないですか
そうですね
名前ってやっぱりその人何々さんっていう覚えられるきっかけでもあるし
あとそこについてくる意味だったりとかもそこにぶら下がることが多いと思うので
そういう基本的というか一般的に別にこの仕事にかかってない人でも
やっぱりそのものにとか人にとか名前がついてるっていうことって
やっぱり存在としてすごく大事なすごくキーな鍵だと思いますね
そうですねやっぱ覚えてもらえるっていうのはそれこそいろいろ触られる一般のユーザーからしてもそうですし
レイさん言ってくださったように企業の経営の方々に対してコンセプトでやったりプレゼンテーションするときも
やっぱりそのありとあらゆる情報にずっと接し続けていろんな情報を浴びている中でいろいろ経営判断していく中では
やっぱりあの時のあれってなんだっけって時にパンとネーミング名前で思い出せるっていうのはすごく大事なポイントだと思うので
ここはやっぱり大事ですよねネーミングに対する考え方のベースはちょっと今お聞きできたんですけど
と言いながら書籍ブランドシフトの中では信頼による差別化っていうものを成し得るためのブランドの基盤っていうのを6つの要素で整理されていて
ミッションビジョンコンセプトそれからプロダクトオーディエンスメッセージですね
ただここにはネーミングっていうものは要素としては含まれていないじゃないですか
あえて別にしている理由っていうのは何かレッスンの中であるんですか
最初正直入れようかなと思ったんですけどネーミングはネーミングですごい重要なことで
これも結構運命を変える要素なのであえて切り離してネーミングっていうのは
あとこれだけデータがデータドリブンな社会そしてデータドリブンな業界になって
結構事前に何がいいのかみたいなことはだいぶ数字で見れる世界になってきたと思うんですけど
ネーミングってこれだけ数字が出てきてもこれだけAIが出てきて
もちろんそのAIで量産することは可能にはなったんですけど
未だに結構これ運だったりとか勘だったりとかセンスに関わる要素ってまだここには残ってるんだなっていうこともあるので
ネーミングっていうのはちょっと別のものとして捉える必要があるんじゃないかなっていうのは
これだけデータドリブンでこれだけAIが進んでもその人間の勘だったりとかセンスが問われることってなかなかないなと思います
難しいですねやっぱり人が人がいて人が記憶して覚えるものなので
AIが出してきたやつだけをそのまま左から右に流すみたいなことでは足りえないところもあるのかなと思うんですけど
レイさんたくさんいろんなクライアントさんとも出会ってきていて
その中でレイさんの中でこのネーミングって運命分けたなみたいな何か事例とかそういうのってどんな引き出しがレイさんの中でありますか
ネーミングが運命を変えた事例:ナイキとラ・フランス
あげれば結構いろいろキリがないんですけども
結構古いんだけどもすごく大きく運命を変えたなっていうブランドの名前の例がいくつか思い浮かぶんですね
で一つ代表的なのはNikeのもともとの名前っていうのが
これは公になってる話ではあるんですけど多分日本ではそんなに知られてない話かなと思うんですよね
これは本の中にも書いてるのでタカさんは知ってることなんだけど
多分これリスナーでNikeのもともとのそこを説明すると
Nikeの背景はまずASICSとの関係で始まった会社です
60年代にPhil Knightがスタンフォードの大学院に行くんですけども
大学院を卒業して彼はランナーで彼のコーチだったビューバーマンっていう人が
彼の手で靴を選手のために作ってくれたんですね
その時にこれは何かもっと他に行かないかなっていうのがあって
大学を卒業する時もしくは大学院を卒業した時ぐらいにいろんなとこ旅でて
日本に来てその時まだオニツカタイガーだったと思うんですけども
その会社の商品に出会うわけですよ
出会った時にこれは良い商品だと
なおかつその時の日本のものって安かったんで
こんな良い質のものをこんなに良い値段安い値段安価な値段で展開できるっていうことは素晴らしいから
オニツカさんにアポを取ってあって
そのオニツカタイガーのランニングシューズをアメリカで販売する権利をフィルナイトがもらったんですね
その時に会議中に会社の名前はあるのっていう風にオニツカさんに聞かれて
フィルナイトが
実はまだなくてなかったんだけども
その場でブルーリボンスポーツですっていう風に
リアルタイムにその場で名前をつけたらしいんですよ
ブルーリボンっていうのは彼が大学とか高校とかもうちょっと若い時に
陸上競技とかで良い賞を取るとブルー青いリボンのものがもらえてたらしいんですよ
だからそこからブルーリボンスポーツっていう名前を即座にそこで考えて
オニツカさんにその売る権利をもらいました
それからこれって結構手応えあるなっていうことで
オニツカから別れて自分の会社を立ち上げようとフィルナイトはするんですけど
その時の会社の名前がない気になる前の会社の名前
これディメンション6っていう第6次元っていう名前を
彼はフィルナイト自身はめちゃ推ししてたんですよね
彼はすごく気に入ったんだけども
その時行った多分数十人もいないような小さい会社だったんですけども
中ではもう大反対で
でいろいろなんか案がたくさん出てきて
で社員のある営業の一人がなんかね飛行機の移動中に雑誌かなんか見てて
でなんか思いついたそれかなんか夢かな
でそのナイキっていう名前を思い浮かんで
で提案したらしいんですよ会社の中で
ちなみにこれはギリシャのギリシャ神話の勝利という意味をする名前を依頼をしていて
でフィルナイトはまあ悪くないよね
でも時間がもうなくなっちゃって他にいい案がないからといって渋々ナイキにしたと
いやーでもまあよく時間ないにせよ
ディメンション6って言っときながら
それこそニケですよねもともとはそれはナイキっていう風に
ある意味大きな決断ですよねこれはね
いやーでもニケっていうところから来てるっていうのはご存知の方も多いと思うんですけども
その前のもともとのやつっていうのは意外と知らない
たぶん知らない人は
知らないですよね
もともとブルーリングウォンっていう名前も知ってる人は少なくはないと思うんですけど
そのディメンション6だったっていうのは
それになったらなんか伸びてた気があんましないですよね
そうですね全然伸びてなかっただろうし覚えにくいですよね
慣れてくれば多少はいいのかもしれないんですけどやっぱ長いですし
言いたいことがパンと6次元っていうのはなんとなく雰囲気ではわかるんですけど
具体的にならないっていうところもあってなかなか面白い事例ですね確かにね
ちなみにレイさんちょっと僕からも1個
実はブルーリングウォンといえばっていうのがちょっとあって
リスナーの方がやっぱり日本のオーディエンスの方が多いので
日本ならではの事例っていうところで
レイさん山形のラフランスってご存知ですか果物
はいはいはいはいはい
切ることなり食べたこともあると思うんですよね
これ結構実はネーミングとしては面白い事例なんですけど
レイさん知らないかもしれない
知らない知らない
これもともと1864年にフランスでこの品種が発見されて
で、そのあまりの美味しさに、これはもう我が国を代表するにふさわしい果物だ、っていう風になって命名されたんですね、はい。
で、実はですね、この、これ結構興味深いんですけど、このLa Franceっていう呼び名は、実は日本独自のもので、フランスでは発見者の名前で実は呼ばれている、ちょっと特殊な名前なんですよ。
で、日本においてはこのLa France、まさにそのフランスであるっていうブランドをそのままブランド名として借りている状態なんです。
で、これちょっとこっからが面白いんですけど、実はですね、La Franceっていう名前は、最近までというか世の中に出始める前までは、その名前はついてて日本に来てるんですけど、現場ではLaFranceって呼ばれてなかったんです。
なんて呼ばれてたかというと、長年ひらがなでミダグナスって呼ばれていて、これどういうことかっていうと、見た目の悪い梨っていうののちょっとこう、黙ってミダグナスっていう風に呼ばれてたんですよ。
まあ、みっともない梨っていうことなんですけども、で、ずっとこれ現場ではミダグナスって呼ばれてたんですよ。
ただ、これですね、僕がどうだろう、小学生ぐらいの時にガーッと流行ってきた印象もあって、そこから実はミダグナスって呼ばれてたんですけれども、やっぱりこういろいろとおいしいことが広まっていくタイミングで、もともとついてたLa Franceっていう名前を解禁して、
それを一気にパンとそのやつに当てたら、バババババッと広がっていって、日本ではもうLa France、もうミダグナスってものを知らないぐらいになってるんですね。
もしこれ、それこそDimension 6じゃないですけど、ミダグナスが、現場ではミダグナスミダグナスって呼ばれてたんですけど、ある日これをちゃんと世の中に出すタイミングではLa Franceってもともとついてた名前をつけて、
ちゃんとポジションを取ったというか、国名をね、果物の名前できるってなかなかないぐらいなので、これなかなか面白い事例かなというふうに思ってるんですけど、これちょっと一個だけ最後に、実はこれフランスで発見した人の名前がClaude Blanchetって言って、今のAIのクロードと同じです。
綴りが同じで。もともとフランスの由来のクロードっていうのは、人名、ラテン語フランス系の人名なので、クロードっていうのはクロード・ブランシェっていうので、本国で呼ばれてるんですけど、日本ではクロード・ブランシェじゃなくて、La Franceっていう名前で広まってるっていう、そういう事例。
結構日本の方には馴染みのあることかもしれないので、結構これはですね、もう全然180度ぐらい違うネーミングの付け方なので。
なんかそれで言うと、今話を聞きながらチラッと検索してると、そのクロード・ブランシェがヨーナシの語のある種類を発見して、その美味しさに我が国を代表するにふさわしい果物であると賛美したところから、LaFranceと名前が付いたって言われる、なんかそのミラグナスっていう言葉の全く逆の意味で。
やっぱり当時は製法というか技術がなかなか追いついていなくて、多分味が当時はそこまで良くなかったんだと思うんですよね。
ただその追従っていう特殊な技術が広まったことで確立してから、きちっとその美味しさが多分伴ってきてってことなので、ちょっとその当時は私もまだ世の中にいなかったので、実際のそのものは食べてないんですけれども。
おそらくまあその単純なネーミングだけじゃなくて、もちろんその裏にあるプロダクトというか、その果物自身の美味しさも多分どんどん良くなってきたってこともあると思うんで、それがこううまく重なって広まった事例なのかなと思ってて。
僕が果物で一番大好きな果物なので、このエピソードは僕が大好きな果物なんですね。
でもそれがねミラグナスだったら、もしかしたら好きになってなかったかもしれない。
味はいいんだけどねっていう風になっちゃうかもしれないんですけど。
なるほどなるほど確かに。
「つくりおき.jp」から「ツクリオ」へ:グローバル展開とネーミング
まあそんなこともありながら、あれですよねレイさん、我々もi&coの仕事としてプロジェクトの中でネーミングをつける機会っていうのは、それこそ商品やサービスそのものもそうですし、それこそプレゼンテーションとかそういったコンセプトを示す時もあるんですけれども、レイさんの中で少し思い入れのあるというか、記憶にある何か我々のプロジェクトって。
ちらっと紹介できるものと深く紹介できるものなんですけど、我々がお付き合いがあるユニクロさんとかでも、世の中で出てるもので、結構ネーミングをすることは我々はちょこちょこあったりとか、
あと会社名を変える時につけたりとか、もしくはそのサービス名を考えることかっていうのは、これユニクロさんではなくて他のところそこそこやることなんですよね。
それでですね、結構最近にお付き合いをしていたあるスタートアップの企業様で、グローバル、日本を越えて日本の国境を越えてアジアだったりとか、よくよくはアメリカ、できればヨーロッパでも展開していきたいっていうことを考えてらっしゃるクライアントさんがお声をかけてくれて、
ブランド戦略っていうことで、ネーミングだけではなくてそのポジショニングだったりとか、サービスがどこにあるかっていうどういうものなのかっていうことを端的に説明する言葉だったりとか、そういうのを担当させていただいたことがあるんですね。
その企業はサービス名は作り置き.jpというサービスを提供している会社で、多分起業されたのが2018年とか19年ぐらいで、世の中に出たのが2020年ぐらいなので、そこそこ新しい会社ではあるんですよね。
でもすごく成長されていて、その手料理を宅配便でなおかつサブスクできるサービスなんですね。なので一言でまとめると手料理サブスクなんですよ。
これ他と違うのは、他のこういう毎週宅配してくれるものって冷凍されてたりとか、そういうのが多いんですけども、冷凍せずに冷蔵のものでできるだけ新鮮なものを食卓に出して毎日家族と楽しむっていうことを、
その手間を省いていかに自分の時間家族の時間を豊かに過ごすかっていう。それを届けることで家族の中での健康だったりとか豊かさを提供してくれるっていうそういう会社なんですよね。
だから我々がこう仕事をしててすごくやりがいがあったのは、彼らの目的のファウンダーの前島さんと会社の人たちがすごく強く思っているのか、あらゆる過程から義務をなくすというところにすごく重視をしていて、
その豊かな家族家庭そして豊かな社会を作っていくっていうところからその広がりを目指すということで作りようという、そういう名前にしたっていうことですね。だから日々の手料理を任せてあげられるっていうそういうサービスです。
なるほど。
海外にも今度出てくるっていうことで作り置きっていう名前だとこれは意味も伝わらないし覚えにくいっていうのはすごく懸念をされていて、あとこのサービスって何なのっていうところの位置づけですよね。
デリバリーでもないし、サブスクなんだけど何をサブスクするのみたいなところで、課題としてはシンプルに聞こえるかもしれないんですけども、これってそのポジショニングを考えるって結構これも深いことで、それがやっぱり他との差別化につながる、そのきっかけになることなんですよね。
作り置きさんで言うと、最終的にはどういう風な名前にしたかっていうと、作りよっていう、もちろん作り置きっていう言葉から英語圏、日本語がわからない人でも少なくとも発音がしやすい言葉で、
なおかつ、見たときにどう言えばいいか感覚的にわかるような言葉で、作り置きだとまず文字数が結構多かったりとか、なかなかどう読んだらいいかわかんないっていうところがあるので、
そういうところも考慮しながらで、いっぱいいろいろあげて、やっぱり最終的にはその日本語の響きがある作りよっていう言葉に基づいて、それをこう短縮して、なおかつどういう思いがあるかっていうところもちゃんとこう深くその代表である、そのファウンダーである前島さんという方なんですけども、議論して、
やっぱりそのファウンダードリブンの会社ってその思い入れがすごく強いので、その方がしっくり思われないと、やっぱりその社内でも浸透がしないっていうところがあるので、そういうところはもう何回も何回も議論をして、
で、あとやっぱりその日本語がわからない人でもこれって読めるのっていうことだったりとか。
それは大事ですね。
そう、っていうところで、結構最近担当させていただいたのが、このつくりおき.jp のサービス名の解明と、あとそのポジショニングをどうするか、そのカテゴリーをどう定義するかっていうことでお仕事させていただいたのが、ネーミングっていうところでは結構直近の事例かなと思います。
そうですね。
で、これも4月、先月くらいですかね、間に発表された、結構最近発表されたものなので。
これはでもね、本当に難しいところですよね。
海外でもってなると、やっぱり日本と海外もそれぞれの国々で文化であったり背景も違うので、わかりやすくて、かつ意味もちゃんとわかるようなものっていうのをネーミングが難しかったと思うんで。
これすごく基礎的なというか、一応こうわかってるとネーミングを考えるうえで便利かなと思うんですけども、ブランド名とか商品名とかってパターンがざっくりと分けて4つあるんですね。
4つ。
ネーミングの4つのパターンとAIとの関係
そのパターン何かっていうと、まず既存の言葉。
例えば、ナイキの、ナイキっていう名前もそのニケっていうところが既存の言葉をベースにしたりとか、例えば有名なところで言うとアップルとか。
それが既存の言葉、それが一つ。
2つ目には、造語ですね。
とか言葉をいくつか組み合わせてできる言葉っていうとユニクロ。
あれはもともとユニーククロージングウェアハウスっていうオリジナルの名前を柳井さんが第1号店を出したときに広島第1号店にされたんですけども。
それの短縮されたものでユニクロユニクロと呼ばれていて。
で、香港に進出したときにそのユニクロっていう言葉を使ったんですけども、ユニクロってあれユニーククロージングで本当だったらUNICLOであるべきなんですけども。
それを誰かが間違えて現地の人が間違えて急にQLOにしてユニクロってなったっていうあれがあるんですけども。
それが2つ目のパターン。
で、3つ目のパターンは頭文字、ある名前がいくつかある頭文字を持って名前にしてるところですね。
だから代表的なところで言うとIBM。
あれはインターナショナルビジネスマシーンから来ている頭文字を取った名前っていうのが3つ目。
そして4つ目に人の名前だったりとか土地の名前だったりとか。
だから日本の企業にそこそこ多い会社、日本だけでもない海外も結構多いかな。
トヨタさんすごく代表的だったりとか、アメリカだとパタゴニアっていう会社があったりとか。
それも地名だったりとかするので。
その4つがあって、どれがいいとかっていうのはなかなか一概には正直言えないことではあるんですけども。
これは今までもう10年20年とこの仕事をしてきて、そしていろんな他の人に聞いても、
いくらAAで大量生産したからといって、最終的には決めるのは人間だし、
なかなかデータに基づいたAIの意見っていうのもちょっと違うのかなっていうのは正直思います。
そうですね。だいぶどのネーミングパターンも確かに。
個人的にはCはなかなか日本だと、そもそもA文字文化ではないのでちょっと少ないかもしれないですけど。
でも、日本でもあるよ。例えばNECとかNTTとか。
そうですね。そういえばそうですよ。
意外とあります。
もともと日本伝言公社とか、もともとある名前をパッと縮めてグローバルでっていう文脈だと結構増えてきてるかもしれないですね。
そういう意味ではASICS。
ASICSもそうですね。
意外とありますね。
ASICSは僕はこれすごくめちゃくちゃクリエイティブな名前だなと思ってて。
ラテン語から来ているアニマサーノゴインコンポネサーノっていう言葉の頭文字を取ってASICSにしたっていう。
いや、鬼塚さんすごいなってのは思います。
当時これ思いついて信じてやったのはすごいですね。
結構、だから会社の理念がそんだけ名前にギュッと凝縮されてるってなかなかないと思う。
なかなかないですね。確かにね。
いや、これは面白い。
ネーミングはAIに奪われない仕事:量と勘の重要性
ここまでネーミングがブランドの運命を左右するというテーマで今日は話してきたわけなんですけれども。
ちょっとまだまだ時間が足りないところではあるのでまたちょっと別の機会でもいろいろ惚れたらいいなと思ってますが。
今日のリスナーの皆さんに持って帰っていただきたい。
今日からでもビジネスで活かしてもらえるようなポイントちょっと簡単にまとめられたりしますか。
これはですね、実はネーミングってAIに奪われない仕事だと思います。
ネーミングって量と勘の仕事なんですよ。
何かっていうととにかく大量に案を出すことがまず最初の勝負。
AIが出てきてよかったのはそのネーミングの大量生産がだいぶ早くできるようになったんですね。
そうですね。
僕もここ数年AIを使ってとかうちの会社でもAIを使ってやるんですけども結局その選ぶのは人間だし意外と最終的にいいなと思う名前を出すのは人間だったりするんですよ。
だから実はネーミングってもちろんそのAIを活用しない手はまずないんですけどもこれはネーミングは人間がやるべき仕事で量と勘にかかっているっていうそこかなと思います。
なるほど。ちょっとその勘っていうことについてはここはどういう勘なのかっていうのはちょっと話したいテーマですけどね。
ここまた今度別で枠取って話せるといいなと思いますので本編は以上になります。
レイのニューヨークスナップ:NYCフェリーと最初の仕事
レイさんこの番組恒例のコーナーレイのニューヨークスナップありましてレイさんがニューヨークで見かけた風景や気になった話題を紹介してもらいたいと思ってます。
紹介される写真はですねアイアンドコーのインスタグラムストーリーズにもアップしているので気になる方はぜひチェックしてみてください。
今日はですねこっちです。
これは川?
先週の通勤の風景です。朝7時半。
今季僕コーネル大学の大学院で教えていて数ヶ月。
一応マンハッタンの中の住所なんですけどまあ観光客が行かない場所なんですね。
これ数週間前の実はここが桜を見る穴場だっていう紹介したルーズベルトアイランドなんですけど
それがそのイーストリバーに浮いてる細い数百メートルの幅が数百メートル多分長さ1キロ2キロぐらいの1キロぐらいの島なんですけど
そこに行くのは実はフェリーが一番快適だっていうのがあって
僕はマンハッタンのダウンタウンに住んでるんですけどブルックリンからもクイーンズからもマンハッタンからも実はフェリーで行けるところで
先週金曜日の朝7時半ぐらいに家を出て7時半ぐらいのフェリーに乗って通勤をしている風景なんですよこれが。
それは川の上を川といっても海につながってるのですごく幅が広いんですけど
ニューヨークを移動するには僕は一番これが快適な手段だと思うんですね。
地下鉄はちょっと汚いし日本人には抵抗あるしフェリーは実は利用者はそこまで多くなくてそんな困らないんですよ。
そうなんですね。
ただ1時間に1、2本しかないんで結構時間を見計らっていかなきゃいけないんですけど。
もう一つなぜ今日紹介しようかなと思ったのは実は僕が起業した10年前に一番最初に手がけたネーミングとブランディングの仕事だったんですよ。
これ最初だったんですね。
一番最初。
会社起業してから6ヶ月ぐらいでいわゆるピッチっていうので呼ばれて。
ロゴの開発とネーミングを担当。
最終的にはNYCフェリーっていうすごくストレートな名前になったんですけど結構先方でニューヨークの市役所が市の政府が相手だったんですけど。
それがそういう思い出の仕事でもあるんでちょっと仕事の紹介にもなっちゃうんですけども。
今日のテーマに沿ってると思ったのが。
いいですね。
これまだねウェブで調べていただくとNYCフェリーもまだありますしそこで見れるのでぜひ興味がある方は見ていただきたいですし。
これ最初だったんです。
それを知らなかったです。
これが一番最初にやった。
そうなんですよ。
レイさんありがとうございます。
番組からのお知らせとイベント告知
じゃあ続きは次回以降にしましょうか。
ブランドシフトここまでお聞きいただきありがとうございました。
番組への感想はハッシュタグブランドシフトすべてカタカナでXにぜひ投稿ください。
また質問やメッセージなどは番組の概要欄もしくはi&coのインスタグラムにあるリンクからお寄せください。
ここで皆さんにお知らせがあります。
5月19日火曜日午後7時から僕の身長ブランドシフト信頼で選ばれる時代の成長戦略の出版記念イベントを大観山のツタヤ書店で行います。
この本はブランドを単なる広告やイメージの問題としてではなく経営の本質として捉え直した一冊です。
このポドキャストもタイトルからもわかる通り書籍の内容と深い関わりがあります。
当日は書籍にも登場しているヒューマンメイドCEO松沼玲さんとの対談。
そしてモデレーターとしてこの番組の制作パートナーであるクロニクルの代表野村貴文さんにもご参加いただきます。
チケットは書籍付きで概要欄のリンクから事前にご登録いただきます。
皆さんのご参加をお待ちしています。
会場でお会いできることを楽しみにしています。
それではまた次回お会いしましょう。
デジタルガレージは危険な海に最初に飛び込むファーストペンギンスピリットを創業以来大事にし続けています。
これからくるWeb3オープンソース時代を見据えたテクノロジーで新たなビジネスを生み出す仲間を募集しています。
番組詳細欄にあるリンクよりぜひご覧ください。
ニューコンテクストデザイナー デジタルガレージ
36:32

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