#016 特別編・HUMAN MADEの「多くを語らない」ブランドづくり(ゲスト:HUMAN MADE CEO松沼礼さん①)
2026-06-23 32:26

#016 特別編・HUMAN MADEの「多くを語らない」ブランドづくり(ゲスト:HUMAN MADE CEO松沼礼さん①)

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▼今回のトーク内容:

ゲスト・松沼礼さん(HUMAN MADE CEO)/ブランドとは「信頼による差別化」/プロモーションを超えた経営課題/表面的な「ブランディング」から脱却し仕組みとしての「ブランド構築」へシフトする重要性/HUMAN MADEについて/最初に整備したロジスティクスと仕組み化/商品自体を超えて生活や気持ちまでデザインすること/語られるものとしてのHUMAN MADE/米国は弁護士、中国はエンジニア、日本は職人(ものづくり)の国/職人気質の「語らない美学」をアップデートし世界で戦うための発信力/次回に続きます

 

⁠⁠▼I&CO Foresight '26(2026/7/13 開催⁠⁠⁠⁠):⁠⁠

テクノロジーの進化、価値観の多様化、グローバル競争の激化 -- ビジネス環境がかつてないスピードで変化する今、企業が持続的な成長を実現するための鍵として、「ブランド構築」が問われるようになっています。

信頼を軸にして、選ばれ続ける構造をいかに設計するか。I&CO Foresight '26では、その問いに向き合う実践者たちとともに、ブランドと経営の未来を探っていきます。

⁠⁠お申し込みはこちら⁠⁠⁠⁠https://iandco.com/foresight26 ⁠⁠

 

▼番組概要:

ブランドとは、経営戦略の中核である——。日本でも、経営の文脈で語られることが増えたブランドという言葉。だが日本では、ブランドが「広告」や「イメージ」の話として語られがちで、誤解されてしまうことも少なくない。ブランドとは、一体何なのだろうか。

グローバル・イノベーション・カンパニー「I&CO」共同創業パートナーのレイ・イナモトと、APAC COOの間澤崇が、時代によって変わりゆく「ブランド」という概念を、経営の視点から丁寧に捉え直す番組。毎週火曜日配信。

▼番組ハッシュタグ:#ブランドシフト

▼番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください: ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/bUKPjnbJ8k1hLooB7⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

▼I&CO Instagram NY Snapの写真はストーリーズにアップします: ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.instagram.com/hello_iandco⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

▼MC:レイ イナモト(I&CO 共同創業パートナー)

飛騨高山出身。スイスの高校を経てミシガン大学で美術とコンピュータサイエンスを専攻後、1999年にニューヨークへ移住。R/GAを経て、AKQAでナイキ、アウディ、Google、Xboxなど世界的ブランドのデジタル戦略・クリエイティブを担当。米Creativity誌「世界で最も影響力のある50人」、米Forbes誌「広告業界で最もクリエイティブな25人」に選出。カンヌ国際広告祭では、モバイル部門・デジタルクラフト部門の審査委員長を日本人として初めて務めた(2013年・2019年)。2016年にI&COを設立し、2019年には東京オフィスを開設。 

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.instagram.com/reiinamoto/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

間澤 崇(I&CO APAC COO)

愛知県豊田市出身。ニッセイアセットマネジメントでの資産運用業務を経て、アクセンチュアのストラテジーグループで金融・小売・通信・エネルギーなど幅広い業界の企業戦略コンサルティングに従事。2019年に、レイ・イナモト、高宮範有とともにI&CO Tokyoを設立。現在はAPAC地域統括COOとして、経営戦略・ブランド戦略・新規事業開発を手がける。

▼I&CO 公式サイト:

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▼ディレクター:

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▼プロデューサー:

野村 高文

▼制作:

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▼協賛:

株式会社デジタルガレージ(⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.garage.co.jp/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

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サマリー

このエピソードでは、I&COのレイ・イナモト氏の新刊『ブランドシフト』の出版記念イベントの模様が届けられます。ゲストには、ライフスタイルブランドHUMAN MADEのCEOである松沼礼氏が招かれ、モデレーターはポッドキャストスタジオクロニクルの野村貴文氏が務めます。トークは、ブランドとは単なるイメージやプロモーションではなく、「信頼による差別化」という経営の本質的な課題であるという視点から展開されます。松沼氏は、HUMAN MADEのブランド構築において、商品の背後にあるストーリーや、消費者が語りたくなるような体験のデザイン、そしてコミュニティの重要性を強調します。また、現代におけるブランドの定義は、テクノロジーの進化、特にスマートフォンの普及により、一方的な情報発信から双方向のコミュニケーションへと変化したため、常に進化する必要があると述べられています。さらに、アメリカが弁護士、中国がエンジニア、そして日本が職人(ものづくり)の国であるという背景を踏まえ、日本の「多くを語らない美学」をアップデートし、世界で戦うための発信力の重要性についても議論が交わされます。この対談は次回に続きます。

イベント開始と新刊紹介
皆さん、こんにちは。 I&CO 共同創業パートナーのレイナ本です。
Brand Shift 〜だれも教えてくれない経営とブランドの話〜。
この番組は、グローバルインベーションファーム I&CO が、経営をブランドの視点で捉え直すポドキャストです。
今回は特別編として、僕の身長、ブランドシフト、信頼で選ばれる時代の成長戦略、出版記念トークライブの模様をお届けします。
ゲストに、ライフスタイルブランドHUMAN MADEのCEO松沼礼さん、
そしてモデレーターとして、ポドキャストスタジオクロニクル代表野村貴文さんを恩返したトークセッション。
ぜひ最後までお楽しみください。
Alright, let's dive in.
ただいまよりですね、レイイナ本さんの新刊ですね、
ブランドシフト、信頼で選ばれる時代の成長戦略の出版記念イベントを始めていきたいと思います。
今日のMCを務めます、ポドキャストスタジオクロニクルの野村貴文です。よろしくお願いします。
ちょっと簡単に自己紹介をさせていただきますと、
私はポッドキャストですね、音声コンテンツの制作をしておりまして、
今まさにレイさんにMCを務めていただいている、ブランドシフトという番組を配信しています。
それのプロデューサーを務めております。
今日はそのご縁でですね、モデレーターを務めさせていただきたいと思うんですけど、
レイさんの新刊ブランドシフト、それを題材にですね、
今企業として一体ブランドに対してどういう取り組みが求められているのか、
その点についてですね、レイさんとですね、あとはヒューマンメイド松沼レイさん、
ダブルレイなんですが、お二人でですね、
まさにプロフェッショナルのお二人でお話をいただきたいなというふうに思っております。
今日がですね、書籍の出版日ですので、たくさん並んでおりますので、
皆さんぜひですね、お買い求みいただけると嬉しく思います。
ちなみに大変恐縮なんですけど、私の昨年秋に出た著書もですね、
同時に並べていただいてまして、もしポッドキャスト制作に興味がある方は
併せて手に取っていただけると嬉しいなと思っております。
では前置きはこれくらいにしまして、早速お二人をお呼びしたいと思います。
皆さん拍手でお迎えください。
ゲスト自己紹介と新刊のテーマ
よろしくお願いします。
では一言ずつ、まずは自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。
レイさんとお呼びするとお二人にかかっちゃうんで。
そうなんですよ。0と0でダブル0で登壇するのは実はこれが初めてです。
改めましてレイナウッドです。よろしくお願いします。
今回この場にいらっしゃるということは、皆さん書籍を購入いただいたということで
本当にありがとうございます。光栄でございます。
3年ぐらい前に本を書くきっかけをいただいて、東洋経済の斎藤さんという素晴らしい編集者の方に
お会いをして、あそこに座っていらっしゃるんですけども。
最終1年間ぐらいかけて10万字まず書いたんですね。
書いてそれで斎藤さんにお渡しして、それは年末だったんですけども、4週間ぐらい返事が来なくて
どうしたんだろうと思って年明けにお会いしたら、何が言いたいかわからないですっていうふうに
フィードバックをいただいて、でもすごく優しい方なのですごく柔らかく言っていただいて
それからもう1回8ヶ月、9ヶ月かけてもう10万字を書いて
そしたらこれだったら本になりますねって言っていただいたのが去年の夏だったんですけども
そこから4、5ヶ月かけて完成をさせて、この日を迎えることができました。
そして皆さん、さっき野村さんもおっしゃっていたみたいに、ちょうど今日が配本日で
明日から書籍に並ぶことになりますので、どうも本当にありがとうございます。
よろしくお願いします。
松沼さんお願いしてもよろしいでしょうか。
はい、もう1人のレイです。松沼レイと申します。
私はHumanMadeというブランドを運営しているHumanMade株式会社というところで代表をやっております。
ひょんなご縁というか、自分自身は4、5年このビジネスをやってきているんですけれども
レイさんとの経緯というか、前職の時にレイさんといろいろとお仕事をさせていただく機会をいただいてまして
その時から同じ名前だっていうところでちょっと盛り上がりつつ
基本的にクリエイターの方と話したりとか、いろいろビジネスを作ったりとかするのが好きな性分なのかわかんないんですけども
今みたいな職に就いて
今はおにごさんというクリエイティブディレクターと一緒にビジネスを作り上げながら組織を回して
ちょうど昨年末ですかね、おかげさまで東京証券取引所のグロッシュにも上場させていただいて
もう1回いろんなことを今足し込んで楽しくお仕事をさせていただいているような感じです。
なので今日はちょっとどういうことがお伝えできるかわからないんですけども
一緒に掛け合いながら楽しくお話ができればなと思っております。よろしくお願いします。
なので今はヒューマンメイドのCEOでいらっしゃるんですけど
前職ファーストリテイリングユニクロの頃のご縁ってことですかね。
はい、10年ぐらい前にお会いをしていくつかプロジェクトを一緒にさせていただいたというそういう仲です。
そうなんですよね、ユニクロでいうと柳さんの帯の推薦文がかなり大きく
かなり大きく誰の本なんだっていう
本人の名前より大きいですね。
そう、柳さんに
これもブランディング
これもブランディング
まあ一種の
柳さんにちょっと帯を書いていただけないか
ノーって言われるだろうなと思ったら
じゃあ読ませてくださいということで
数週間後にご意見をいただいたという感じです。
わかりました。改めて今日の本題なんですけど
今回出たブランドシフト
一言で言うとどういう本かというのはまず伺ってもいいですか。
ブランドの重要性とテクノロジーの進化
まずブランドとかブランディングっていう言葉を使うと
結構理解が曖昧で
それをちゃんとただしたいなっていうのがまず一つですね。
それってただ見せるとか
プロモーションをかけるとかいうことではなくて
経営の課題の本質的なところにあるっていうのがまず一つポイントです。
二つ目に今定義の話をしたんですけども
じゃあブランドって何なのかっていうのは結構理解が曖昧で
なおかつこれだけ情報伝達技術が進化すると
やっぱりその都度定義っていうのは進化する必要があるなと思っています。
その定義っていうのを最低限を信頼による差別化
ブランドとは信頼による差別化っていうことを
この本を通じてお伝えしたいなということが二つ目。
三つ目にそれをどうやったら仕組みに持っていけるかということで
ちょっとこれ後ほどもう少し触れたいと思うんですけども
ブランドのフライホイールというフレームワークを使って説明しています。
この三つがブランドシフトただのマーケティングとかプロモーションだけではない
ちゃんと経営課題として捉えるシフトっていうところから入っています。
2番目のブランドの最低限信頼による差別化
これも後ほど詳しくお伝えしたいと思うんですけど
ブランドというものこの単語自体はかなり古くからある単語だと思うんですけど
特に今それが重要になってきているということはどうですか。
僕は自分の会社を始めて10年ちょい経つんですけども
その時はあんまり日本の経営者とかに話すとあんまりそういう言葉が出てこなくて
やっぱり担当者に任せるとか広報部に任せるみたいな見方がすごく多かったんですけども
ここを2,3年になってようやくいわゆる社長だったりとそれこそ経営者の方だったりとか
そういう方もやっぱりそこを意識していかないと成長につながらないんだなっていう課題感を持たれ始めているんですね。
これ見たことないとは思うんですけど
一応本の中に入っているグラフなんですが
ある日本企業とアメリカ企業の成長度合い
そしてそのブランドの価値っていうのを数値化したグラフなんですね。
これ下に年数が書いてあって
2010年ぐらいまではもう本当に戦えている立場で
もうちょっと前になると赤い方が日本なんですけども
超えてたのにでも2010年9年10年ぐらいから一気に差をつけられて
ほんのわずか10年15年以内にこれだけ何十倍も大きくなっているアメリカの企業と
全然横ばいの日本企業で
これはそのブランドの価値っていうのを表しているので
本当ついこの間までは戦えてたのに
ここ10年ぐらいでこんなに差がついちゃうっていうのは
これはただのやっぱりその見せ方の問題でもないし
例えばネーミングだけの問題でもない
これは経営課題なということで
やっぱり今そのブランドっていうことが大事なんじゃないかと思って
書籍にしてみたという背景です。
2010年まで競っててそこから徐々に差が開いてくることなので
ある意味B社の方はその時点で重要性に気づいたということなんですかね?
それ前も気づいていたとは思うんですけども
やっぱりその先ほどチラッとお伝えした
その情報伝達技術という
例えば古いところで言うとテレビとかもっと古いところでラジオ
またさらに古いところで言うと
カパ印刷とかその印刷の技術とかっていうのは
それは情報伝達する技術なわけで
それが進化していくと
世の中が情報をどう受け止めて
どう認識するかっていうのも進化するわけなんですね
これはこの辺に何が起こったかっていうと
スマホがちょうど2008年9年ぐらいにiPhoneが出たんですけども
その時にやっぱり情報の伝達のされ方が圧倒的にスピードが上がって
なおかつ一方的な情報の伝え方だけではなくて
ユーザーの人たちも情報を発信できるという
双方の情報の行き来がこの時から始まって
それから口コミみたいのがもうブワッと広がって
ちなみにこれは中小企業ではなくて
どっちの企業もあえて今ちょっと名前は伏せておくんですけども
もう誰もが知っているような企業でなんですけども
こういう図になっちゃってるってわけですよね
やっぱりそれはテクノロジーの進化
スマホシフトっていうふうにおっしゃいましたけど
それでありあとは消費者が何を選ぶかというところも
やはり変わってきてるってことなんですかね
だからそういう技術テクノロジーが進化することによって
我々の周りに何があるのか
そしてその情報のスピードだったりとか
そういうことが圧倒的に変わると
やっぱり何を信じて何を信じないのかだったりとか
何を信頼して何を信頼するのかっていうところも
今までは企業が言ってきたことを信頼してたのが
知り合いが言うことの方が信頼が得られるみたいな
そういう打ち合いがもうどんどんどんどん
顕著に現れてるっていうことなんじゃないかなと思います
やっぱりキーワードが信頼になってくるってことですね
HUMAN MADEにおけるブランドの定義と実践
松浜さんに伺いたいんですけど
それで言うと今のお話
松浜さん ヒューマンメイドでまさに
強いブランドを作ってこられたというお立場だと思うんですけど
そもそもブランドというのはどういうものか
まさに実務をされている立場からどう定義されていますか
そうですね 用意してきたことでは全くないことを
今思ってしまったのでそっちの方を言おうと思って
ぜひお願いします
用意してきたことはレイさんの本の中で
強いブランドの条件みたいなのが書いてあるので
皆さんに読んでいただけたらあると思うんですけど
その5つ条件があって
象徴があるか 代名詞があるか 目に見えるか
美意識があるか 敵がいるかみたいな
僕なりに考えたときに付け加えたいなと思ったのが
コミュニティがあるかっていう話と
また社会的な存在意義を持っているかということなんですけど
要は語られることがあるかというか
本質的に売っているものが
実際目に見えているものと違っていることが
たぶんそのブランドということを
体現していることなんじゃないかなっていう
よく言われる話ですけど
スターバックスさんコーヒー売ってるのではなく
サードプレイス売ってるっていうことに
そういった事例もあると思うんですけども
やっぱりヒューマンメイドっていうブランド自体は
そこまでにはもちろんなってはないんですけども
端的に何を売ってるかっていったときに
その商品の奥底に
商品の向こう側に見えるストーリーがあって
それを人に話したくなるとか
勝手に企業からの発信ではなく
語られているコミュニティがあるとか
そこで紡ぎ出されている商品とかサービスっていうのが
なぜその消費者とか生活者にとって
どんな意味をもたらして
どんな社会的な一斉を持っているかっていうことが
きっちり言語化されている
言語化されていることが
相手にとってもそれが負に落ちる話になっている
っていう状態が
ブランドがきっちり存在しているっていう状態なのかな
っていうのは
今の話も聞いてちょっと思ったっていう感じですかね
スタバのサードプレイスの例を出していただいたんですけど
本質的に売っているものと
実際に売っているものが違っている
これは違っていたほうがブランドとしては
強くなるってことなんですか
強さがどうこうというよりかは
機能的な価値と情緒的な価値みたいな話
なのかもしれないんですけども
実際目に見えている商品自体の
ビジュアライズされているもの
可視化されているものの向こう側に
それを手に取った時の生活みたいなこととか
それを手に取った時に
どういう気持ちになるかっていうところまでが
デザインされている必要があるんじゃないかな
っていうことだなと思ってますけどね
そうするとやっぱり一見違う
ものとしてはこれを売っているんですけど
本当の価値はこれなんですっていう
違ったほうがそこの部分っていうのは出やすいってことなんですかね
そうですね
それはそう思います
ヒューマンメイドも実際後でいろいろ話そうと思ってたんですけど
ハートという強いアイコンを
僕たちは持っていて
あとは動物をベースにしている
アイコンとか
ただこれは別に2Dですし
ぱっと見動物だなハートだなっていう話だと思うんですけども
ここを軸にしながら
ハートのブランドって思われたいっていう思いで
いろんな商品開発をしてたりとか
ハートといったらヒューマンメイドだよねっていう
自然想起されるようなブランドっていうことを
意識しながらブランド作りをしてるんですけれども
そのハートのブランドを手に取った時の
高揚感とかそのハートのブランドの
商品とかで
家の中だったり着るものだったりとか
生活する動線の中で
常にそういったものを触れていたいっていう風に
思ってもらえてそれがなくてはならないというか
それが欲しくてたまらないという状況を
いかに
お客様と一緒に作り出せるかっていうことなのかなと思ってますけどね
じゃあやっぱり自分たちが何を売ってるのか
そこをしっかりと提供していく
作ってる側はその共通認識を持っておくっていうのは
結構重要ってことですかね
そうですねそれを意識したものづくりをしてるのかなと思ってます
ブランドとは何か、そして何ではないのか
レイさん強いブランドの条件を本書の中でも挙げていただきましたし
今松沼さんにも付け加えていただいたんですけど
その中でも特にここが重要だというポイントは
ありますでしょうか
一歩下がって
それこそブランドとは何ぞやっていうことを
しっかり話せていなかったと思うのでそこから言うんですけど
ブランドって
いろんな定義があってこれは日本語だけじゃなくて
英語でも英語のネイティブの人に
例えば10人に聞くと
10種類の答えが返ってきて結構曖昧だと思うんですね
まずそれが一つですと
二つ目にブランドってイメージだよねとか
ブランドって世界観だよねみたいな認識を
される場合が少なくないんですけども
それはそれで一理はあるとは思いつつ
でも最終的には
そのブランドっていうものが
ことが概念がお客様
ユーザーに選ばれるそして選ばれ続ける
存在にならなきゃ
ブランドじゃないなっていうふうに思うんですね
だから本の中にも書いていることの一つで
ブランドとは何ではないのかっていうセクションがあるんですけども
いくつかあるうちに
世界観ではない値段ではない
人気ではないっていういくつかあって
これはですね
イギリスのバーバリーなんですけど
もうずっとある
老舗のいわゆるブランドで
2000年前後に
ちょっと低価格のものを出して広げようとしたんですね
成長ですよね
人気は出て
若者たちに支持され始めて
帽子だったりミニスカートだったりヘッドバンドだったり
1万円前後で買えるような
ものを作って
確かに人気は出て売り上げも上がって成長はしたんですね
その時1,2年ほど
株価もグワッと上がりました
ただそれで何が起こったかっていうと
もともとバーバリーを愛していた
お客様が
もうちょっと高齢者というか年齢層が高い
30代40代50代ぐらいのお方たちが買われてて
いやいやいや我々のブランドは
高校生が買うものじゃないからって言って離れちゃって
逆に最初の2年ぐらいは
調子が良かったんですけども
人気が上がったことによって本質的なところを見失って
株価がグワッと下がってしまったんですね
実は同じことが日本でも
起きていて多分僕の世代だと
ぐらいの方だとお分かりだと思うんですけども
多分90年代でスカーフが
バーバリーのマフラーが高校生で
めちゃくちゃ流行ったことがあって
日本でもすごく伸びたんですけども
でもそれこそ本当のお客さんたちが
その時どんどんどんどん離れちゃったっていうことがあるので
その人気と信頼
人気とブランドっていうことをとか
世界観みたいな表面的なことだけで捉えてしまうと
そういうしっぺ返しを食らったりとか
あと人気っていうところにもう一個
これも皆さん記憶に新しく
なおかつもう忘れてしまってるかもしれないんですけども
ラブブですよね2年ぐらい前はもう
めちゃくちゃ世界的に人気があって
ものすごく何十億何百億って売れてたのが
今となっては捨てられちゃってるみたいな
なので僕がこだわってるのは
そのブランドとは何ではないのかっていうことでもあるんですけども
ただの人気とかただのイメージとか
ただの世界観ということで捉えちゃうと
こういう結果になってしまう
選ばれるそして選ばれ続けるっていうところには
信頼そして差別化が他と一緒だと結局
選ばれる理由にならないんですよね
差別化っていうのは他よりも優れている
っていうところではなくて他とどう違うか
っていうことで信頼による差別化っていうのを
ブランドの定義にしてます
ブランドを理解する上ではそれが何であるかというよりも
何でないかのロットAの方を考えた方が
やっぱりイメージしやすい
例えばそれを企業戦略に落とし込むときもイメージしやすいってことなんですかね
ブランド構築とブランディングの違い、HUMAN MADEの事例
ちょっとこれ話ずれるかもしれないんですけども
よく聞かれるの
特に企業の方に聞かれるのが
経営層がなかなかそのブランドに対して
投資を従わないとか予算が通せない
どうしたらいいんですかっていう風に
よく聞かれることがあるんですね
それはやっぱりブランドとか
ブランド構築っていう言葉とブランディングっていう言葉を
ちゃんと住み分けをして理解しなきゃいけないなと思うんですけども
ブランディングって言ってしまうと
例えばロゴを変えるとかイメージを作るとか
世界観を変えるっていうそういう話になりがちで
それってそこにお金をかけて本当に裏切りが上がるのとか
ロゴを変えたところでどうなるのみたいな
そういう表面的な話になっちゃうんですね
でもブランドこそが信頼にいる差別家っていう風に定義をし直すと
じゃあ企業として信頼されたくないんですか
企業として他と一緒でいいんですかっていう風に話すと
もちろんそれはそうでなければいけないわけで
そういうところから僕は入るようにしていて
そうすると一つレイヤーを上げて話すことができて
装飾的な話ではなくて
本質的なところで
なおかつやっぱり本質的なところがあると
それが今後の成長につながっていくっていうところかなとは
思いますけどもどうでしょうレイさん
あとごめんなさいそれで言うと
ちょっと今日松野さんをお呼びしようと思ったのも
もう10年くらいのお付き合いなんですけど
ヒューマンメイドさんに入られて
多分あれ2年くらいの時にもうその時
すでに成長をすごくし始めていた時で
多分20億くらいから50億くらいになった時だと思うんですけど
最初何やったんですかっていう風に聞いた時に
別にそのブランディングを変えたとかっていうことよりかは
サプライチェーンを整えた
そして商品企画をちゃんと52週間整えたっていう
裏っかわのことをおっしゃってたんですね
それってやっぱりそのブランディングとブランド構築の違いで
どうやってその仕組みを作って
毎週商品を出すっていうところで
信頼を作っていって
それが習慣になって選ばれ続けるっていう
ブランド構築とブランディングの違い
ブランドとは何ではないのかっていうところ
すごくいい例だと思ったんですね
その後もいろいろお話をさせていただいて
今日AAということで呼ばせていただいたんですけど
それを実践されているのが
すごく手に取って分かって
なおかつ別に外への見せ方だけではない
っていうことだと思います
じゃあせっかくなんで実践で
本当おっしゃっていただいたように
あまりブランド作りをどうしたらいいんだろうとかっていう
思いというよりかは入ってきて一番思ったのは
本当にいい商品だなとか
これは売れるなとか欲しいだろうなって
思うものはいっぱいあるんだけど
仕組み化されてないので
生産して出来上がったタイミングが
売るタイミングみたいな計画がない中で
物事が進んでたんで単純に非常にもったいないなと
思ったっていうことですね
それを52週のマーチャンダイジングに
変わっていったとか
毎週木曜日に情報発信して
土曜日に売るっていうサイクルをしてるんですけれども
あたかもそれがある種の中毒性を帯びて
毎週月曜日にジャンプが欲しいみたいな形で
習慣化していったみたいなのは
初めから別に計算して計画してやっていったというよりかは
徐々にお客様の反応を見ながら積み重ねで
今の型が出来上がっていったっていうことなんですけど
おそらくレイさんがおっしゃってる
信頼による差別化っていうのは
そういった部分なのかなと思っていて
ブランドって一丁一石に
出来上がるものではないと思っているので
まずは何よりもお客様との信頼があって
そこに成り立つもの
その中で差別化みたいなところが
52週毎週ワクワクする商品が来るっぽいぞとか
今こちらのスライドにもありますけれども
前の方からスライドを移してもらうと
商品構成自体も
洋服だけではなく本当生活を彩る
インテリアだったりとかアウトドアまで含めた
商品に派生をして
それが僕たちThe Future is the Pastって
2号さんの口頭を引用したいんですけど
結構ブランド信頼による差別化の部分の
大きな差別化ポイントがここかなと思っていて
読み上げますと
「The Future is the Past」と日本のものづくり
時代を越えて残るものには何かしら理由がありますと
歴史や定番を知ることで知識が増え
それが自信や説得力につながり
新しい技術や感性と結びつく
そこから次のクリエーションが生まれるんだと思います
最近よく上場してからIRとかすると
海外の投資家とかにまずは何よりも
名前がいいねって言ってもらえるんですけど
ヒューマンメイドっていう
AI前世の時代で
さっきSNSの台頭とかインターネットみたいなこと
レイさんお話しされてましたけど
2号さんって80年代90年代
アナログでバリバリに自分で情報をつかんで
ものを知っていったような世代なんで
やっぱりものの本質的な価値みたいなことを
二次元ではなく3Dっていうか
自分がそれをコレクターとしてヴィンテージのものとして
持ってるからやっぱり情報量の蓄積のされ方が
圧倒的に違う
それを編集して今の時代の
バーシティとか今の時代のカレッジとか
今の時代の
いろんな服の質地ってあると思うんですけど
それを変換する
これ多分日本人の特徴だと思うんですけど
編集力があるエディット
DJにしても結局ものづくりって全ては
インスピレーションとインスピレーションどうひも付けるか
っていう話だと思っているので日本人はそこら辺の
オタク機質みたいなことが多分にある人種だと思っているので
これが多分他には真似できない再現性がない
差別化のポイント
そこで紡ぎ出された商品というものが
多くを僕たちは商品自体の
ビジュアルとか全て言葉では語らないんですね
語らないんだけれども
その商品の持つビジュアルを持って
何かけどこのものには何かがあるぞって
思ってもらえるような余白を作るっていうことが
人の興味関心を沸かせて
そのブランドとか商品に対する
何でしょうね
詮索意欲というか
そこからどんどんブランドに対する興味が湧いて
勝手にファンサイト
ファンアカウントみたいなのが出来上がって
あれはこれをオマージュしてるんじゃないかみたいな話が盛り上がって
どんどんさっきのコミュニティみたいな話につながっていくっていう
意図的にそれを僕たちが
自分たちですごいデザインをしてきているわけではないんですけれども
その長い20年30年の
ファッションの歴史の中で紡がれてきたものっていうものが
この時代性も相まって
今また90年代回帰みたいなこともありますけれども
その若い方たちに対して
すごい新鮮に見えてるっていうことに
つながってるんじゃないかなっていう
ちょっと取り留めのない話になっちゃったんですけど
それで今反応してみると
Human Madeってすごく
名前は英語でできてますけども
本質的にはすごくジャパニーズな
ブランドだと思うんですね
今多くは語らないノンバーバルなってことを
国別の企業文化と日本のチャンス
おっしゃったんですけど
僕もアメリカに2,30年以上いて
いろんなところに行って仕事をするんですけど
いろんな国の組織の作り方だったりとか
ブランドの作り方だったりとか文化の成り立ちとか
商売の仕方ってあるんですけど
つい最近出た本で英語の本なんですけども
アメリカと中国を比較した本があるんですね
アメリカがどうやってできてるか
中国がどうやってできてるか
そこに日本は振られてないんですけども
日本は今その話を聞いてどうできてるかって考えたときに
アメリカって弁護士が作った会社なんですね
中国って特に今の中国って
トップの層を見ると
エンジニアが圧倒的に
エンジニアが作っている国
日本って職人が作っている国なんです
ざっくりと見て
ここの最後の動画は僕の持論なんですけども
その文脈で見ると
その企業のあり方とかも結構明確に見えてきて
今中国が勢いをつけているのは
エンジニアリングの力がすごいじゃないですか
だから10年前はスマホを作っていた会社が
今はEVを作っていたりとか
そういうすごいことになっていて
アメリカの場合は弁護士が作っている国なので
ストーリーでできているんですよね
ストーリーは神話をどんどんどんどん作って
嘘も本当のことのように言って
政治的な話は置いておきますけども
それでアメリカというブランドができている
日本のチャンスとしてあるのは
すごく今僕いいなと思うのは
経営者の人とか日本企業の人たちに話すと
口癖のようによく出てくる言葉が
うちはものづくりの会社ですから
という言葉がよく出てくるんですね
それも謙遜して
私たちは自分たちのことを語りたくない
ということなんですけども
それは僕もったいないなと思うんですね
ヒューマンウェルサーの場合だと
それがある意味会社のあり方
ブランドのあり方にあっていて
それを貫いているので今それが刺さっていると思うんですけども
やっぱり物を作っているだけでは
それは商売にならないしそれは稼ぎにならない
そこでちゃんとどうやって伝えていくか
ということは非常に大事で
アメリカみたいにならないと僕は全く思わないですし
今はとんでもない国になっていて
非常に住みにくいところなんですけども
でも弁護士でできている国
エンジニアでできている国そしてものづくり職人でできている国
という背景を踏まえると
どこを補っていけばというのが見えてくるんじゃないかなと思います
松島さんそして野村さんとのトークセッションは
次回予告とイベント告知
次回にも続きます
番組への感想はハッシュタグブランドシフト
すべてカタカナでお願いします
また質問やメッセージなどは番組の概要欄
もしくはアイアンドコのインスタグラムにあるリンクから
お寄せください ここで皆さんにお知らせがあります
7月13日月曜日午後4時から
僕の会社アイアンドコが企画する
アイアンドコフォーサイト2026というビジネスイベントを
渋谷パルコDGビルで行います
こちらでは密間常席執行役員
日本とアジア事業CEOの
リクシルの常務役員
そしてパナソニックコネクトの
日本とグローバルにおける企業とブランドの未来像について
3つのライブセッションを予定しています
ぜひご来場ください
事前登録は番組の概要欄にあるリンクからお願いします
皆さんのご参加をお待ちしています
それではまた次回にお会いしましょう
Join the First Penguins
32:26

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