今回はゲストをお迎えすることになっています。
初めてですね。僕もちょっと緊張してるんですけれども、
ちょっと一緒にブランドっていう信頼をどう作るかというところを考えていきたいなというふうに思っています。
ということで、早速ご紹介したいなというふうに思います。
ポッドキャスト、スタジオChronicle代表の野村高文さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日はこの3人でやっていきたいなというふうに思います。
はい、よろしくお願いします。
皆さんこんにちは。I&CO共同創業パートナーのレイナモトです。
I&COの和澤隆です。
ブランドシフト、誰も教えてくれない経営とブランドの話。
この番組はグローバルインベーションファームI&COが経営をブランドの視点で捉え直すポッドキャストです。
ニューヨークのレイナモトと東京の和澤隆でお届けします。
Alright, let's dive in.
ゲストの野村さんにも来ていただいているんですけれども、
やっぱり今、ポッドキャストってすごく私たちもやっていますし、
野村さんはそこをメインでやられているんですけれども、
企業の方々がブランドの構築にポッドキャストを使う機会が増えていると思うんですけれども、
このあたりスペシャリストの野村さんのご知見も交えて話したいなと思っております。
じゃあ野村さん、簡単に最初に自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。
私、ポッドキャストスタジオクロニクルというポッドキャストの制作会社を運営してまして、
主に経済やビジネスや教養分野で番組制作をしています。
だいたい今、進行中の番組でいうと25番組ぐらいですかね、制作配信しています。
その中でまさに今日のトークテーマなんですけど、
自社で番組を作ってそれを運営していくというものもあれば、
ブランディッドコンテンツですね。
企業さんとか他の団体さんからそのご依頼をいただいて、
その相手方のブランド価値向上に資する番組を作っていくというビジネスも両方行っていまして、
それで会社として成り立たせているというような、そういう仕事をしています。
なので今日はですね、レイさんとたかしさんの前でブランドを語るっていうのはとんでもないハードル高いなという感じがしますけど、
ブランドポッドキャストの視点からですね、語らせていただければなと思っています。
ちょっとその背景を説明すると、僕も個人的にポッドキャスト結構前から聞いてるんですけど、
日本語のポッドキャストを聞き始めたのが実は野村さんが2022年ですかね、春ぐらいに始めたニュースコネクトを聞き始めたのが、
日本語のポッドキャストを多分初めてだったんですよ。
それまでもう英語ばっかで。ニューヨークタイムズのデイリーっていう番組があるんですけども、
それの日本語版でそれも1日5分でパッパッパッと聞いていけるっていう番組を野村さんがやられて、
で、面白いなと思って聞き始めて。
で、それから多分野村さんに初めてお会いするまで、2年ぐらいでしたっけ、2024年ぐらいで初めては。
そうですね、23か24かそれくらいだったと思いますね。
なので僕のほうから野村さんの番組ニュースコネクトのゲスト版の回に出させていただいたりとか、
逆にその時僕がやっていたクリエイティブ志向という番組に野村さんも出ていただいたりとか、
あとイベントも一緒にやらせていただいたりとかっていうのが2024年ぐらいからお付き合いがあって。
で、それで今回この番組をその番組をリニューアルするときに、
今年の冒頭、去年ぐらいから実は野村さんと相談をしていて、
で、今回このブランドシフトの番組を制作するに至って野村さんに正式に依頼をさせていただいたということで、
今はもともとはリスナー、一人のリスナーだったのが今はこうやってコラボレーターとして一緒にいれる、
そしてまたゲストとしてお迎えできるっていうことは非常に光栄です。
いやーすいません本当に。なのでそうなんですよ。
ブランドシフトのこの番組を制作させていただいているのがクロニクルでして、
初回のゲストとして身内がやってくるっていう感じで申し訳ないんですけど。
確かに身内だ確かに。
でもその分リスナーさんに価値をお届けしたいなと思ってますんで。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
早速、野村さんにいきなり一番聞いてみたいポイントがあって、それをちょっとご質問させていただきたいんですけども、
やっぱりポッドキャストって3、40分ぐらい、短いものももちろんあると思うんですけども、
やっぱり結構長尺なもので、わりと一方で聞いていただけている聴取率というかオーディエンスが聞いていただいている率も
結構維持できているなっていうところがあるんですけども、
長時間聴いてもらえる?集中して聴いてもらえる?っていうのが
本当にブランド作りというか、そういったところにどんなふうに寄与するのかっていうところを
野村さんの率直な視点でお伺いしたいなとまず思っております。
そうですね、おっしゃる通り、メディアとしての特性の、私が一番特徴として大きいなと思っているところは
まさに長い時間滞在してもらえるところでして、
今、スマートフォン上にありとあらゆるメディアコンテンツが流通しているじゃないですか、
ほとんどのものが基本的に1秒の注意を奪い合っている、アテンションエコノミーって言いますけど、
その構造のもとに作られていて、そうすると1秒で注意を奪おうと思うと極論に走るしかなくなるんですよね。
3秒でわかる、なんたらみたいな、3秒でわかるっていうのはさすがに言い過ぎかもしれないですけど、
これを知らなければ損するみたいなやつとか、あとは〇〇は終わりましたみたいなやつとか、
やっぱりそういう手のコンテンツがすごく今ネット空間上にあふれてるなってことを問題視化して思っているんですね。
一方で、例えば企業さんが何かを思ってものを作っているであるとか、またその創業者の方のライフヒストリー、キャリアヒストリーって
長い時間をかけて複雑なことを述べてこそ初めて伝わる部分が多いなというふうに思っていて、
結構今のこのメディア環境の中で、長い時間複雑なものを伝えるって結構至難の技なんですよね。
みんな1秒の注意を奪われてるんで。数少ない、その戦いに巻き込まれないメディアっていうのがポッドキャストかなっていうふうに思っていて、
なので結構長いまとまった量の発信をするのにポッドキャストは向いてるっていうふうに思ってるんですね。
それがじゃあどういうふうに企業のブランド価値に資するかっていうところで言うと、
ひょっとしたらレイさんがおっしゃった信頼っていうところに少し繋がるかもしれないんですけど、
機能でやっぱり比べると、より強豪と自社で言うとコストパフォーマンスの高いものに流れていくっていうのは、
これ多分消費者の常だと思うんですよね。
なので、いかに便利な道具というかコストパフォーマンスが合うっていうのは、もちろん商品を磨き込むには大事なんですけど、
自分たちだからこそ選んでもらうっていうのをいかに作っていくかっていうのが大事だなと思ってるんですよ。
その時に差別化というか他との違いになっていくのが独自の歴史であり、
あとはその企業およびその創業者の方に積み重なったナレッジであるなというふうに思っていて、
あとはさらに言うなら価値観とかもそうかもしれないですね。
社会をどういうふうに見ていくかっていうところもそうかもしれないんですけど、
そのあたりを伝えて、そことを握手ができる潜在的な顧客であり、
消費者の方々とお取引というかビジネスをしていくっていうのが、
割とこれからの企業像になるんじゃないかなっていうふうに思っていまして、
それで結構長い時間かけて伝えて、そこで握手がかわせる相手と何かをしていくっていうような、
そのためのツールというふうに捉えてますね。
なるほど、ありがとうございます。
独自の歴史っていう言葉があって、これはレイスさんもブランドホイールの中でPOVですね、
Point of View、独自の視点っていう言葉で表現してると思うんですけど、
やっぱりこの辺がポイントになってくるのかなと今野村さんの話を聞きながら思ってたんですけど、
レイスさんどう思いますか?
レイス 僕はですね、ポドキャストはまず社長の人がやるべきだなって思うんですね。
自ら。
レイス 自ら、で、まず、ポドキャスト、例えば会社でポドキャストをやるとしたら、
経営者がやるべき。
で、なおかつ、最初のオーディエンスは社員であるべきって僕思うんですよ。
中の人ですか?
レイス でですね、ちょっと話はずれるんですけど、
これすごい古い話なんですけど、
Appleが1990年代って貧死状態だったんですね。
で、あと10ヶ月でもうお金が尽きて倒産しちゃうっていう状態に、
たぶん1995年ぐらいになったんですよ。
で、その時にスティーブ・ジョブズが、創始者であるスティーブ・ジョブズが追い出されて、
で、10年ぐらい他のことやってて、戻ってきて、
で、そっからそのiMacとか、
僕の世代の人だったらわかると思うんですけど、
たぶん20代、30代の人はわかんないと思うんですけど、
半透明の緑のiMacっていうのが、
1990年ぐらいだろう、7、8年ぐらいに発表されて、
で、そっからApple社は既視改正を渡して、
で、今となっては世界一のブランドになったんですけど、
その時に商品開発も去ることながら、
Appleが、正面的な言い方になっちゃうかもしれないですけど、
ブランド広告を打ち出したんですね。
それはThink Differentっていう、
違う考え方を持とうよっていうタグラインで、
企業広告なのに商品が一切映されてないという広告で、
歴史上の偉大なる人たち、
例えばハトマ・ガンディだったりとかピカソだったりとか、
アメリカのダンサーであるマーサ・グラハムだったりとか、
エジソンだったりとか、アインシュタインとか、
亡くなっちゃってる人もフィーチャーをしたブランド企業広告をやって、
Think Differentっていうのをやったんですけど、
それって表向きにやったことではあるんですが、
でも実はそれって一番のオーディエンスは社員だったと僕は思うんですね。
で、それまでその会社が存在している意味とか、
どういうことを目的にやってるとか、
どういう思いでその仕事をしようっていうのが結構迷走しちゃってて、
そういう瀕死状態になったんですけど、
Think Differentっていうキャンペーンをやって大々的に外には出したんですけど、
それによって社員の人が勇気づけられて、
我々はこういうことで仕事をしてるんだなっていうのを直接的なおかつ間接的に
コミュニケーションしていったっていうのがあるんですけど、
それの現代版がポドキャスターだと思います。
結構野村さんこうやっぱり、実は表向きに社員に向けてってことはないと思うんですけど、
そういう文脈のポドキャスター作りっていうのが増えてきたりしてるんですかね?
まず最初にご相談いただくときに、
社員向けに伝えたいんですっていう、
そういうそもそものニーズがあるっていうのは結構多くなってきましたね。
じゃあ結構、野村さんが始められた頃からだんだん増えてきてるという現状ですね。
多分そのポッドキャストという媒体そのものへの理解っていうのも深まってきたと思うんですけど、
一番当初は、それこそ何でしょうね、いろいろ発信手段がある中で、
YouTubeやってみたとか、テキストやってみた、音声もやってみたいみたいな、
そんなような感じが多分最初だったんですけど、
これってやっぱりテキストとか、SNSテキスト、あとYouTubeと、
全然多分独自の動きを見せるなっていうことに、
割と多分いろんな方が気づき始めたのかなと思ったんですね。
そうすると、社内に対するメッセージを伝達っていうところに、
結構聞くんじゃないかと思う方々が一定数現れて、
今もオープンにはしてないんですけど、もう完全にクローズなポッドキャストっていうのを我々手掛けてるんですね。
それは社長の方が喋り手ではないんですけど、
例えば役員の方であるとか、
あとはもう本当にその会社でずっとベテランとして働いていらっしゃった方が、
知見をシェアしていく、それを20代30代の若手が聞いていくっていうような、
そういう番組なんですけど、
それなんかはまさにAppleのThink Differentじゃないんですけど、
我々はこうであるっていうのを中に対して伝えるための手段というか、
そういう機能を果たしてるんだろうなっていう感じがしてますね。
なるほど。
ちなみに今から5,6年前に、
オウンドメディアが2010年代ぐらい結構ブームというか、
どの企業さんもオウンドメディアばんばんやって、
ブログであったり記事で、
広告とは違う形で、
それこそ中のことをしっかりと伝えていくっていうのであったと思うんですけども、
オウンドメディアの一部だとは思うものの、
今のこのポッドキャスト、ブランデッドポッドキャストっていうのが、
当時のオウンドメディアとどういったところが本質的に違うんじゃないかっていうのは、
野村さんの視点で考え方があったりされます。
野村 ありがとうございます。
これ最近のブランドポッドキャストを語る上での一番のホットイシューでして、
オウンドメディアブームと何が違うかっていうのが一番のホットイシューで、
誰とは言わないですけど、結構それに対して問題意識をされている有名な
制作者の方がいらっしゃるんです。
だから結局ブランドポッドキャストなんてオウンドメディアと同じ一時のブームなんじゃないかっていう風に
おっしゃる方がいらっしゃって、私もそういう問いが浮上したんで、
元々考えていた部分と新たに考えた部分があるんですけど、
いくつか言い方があるなと思っていて、
ブランデッドポッドキャストっていうもので、
経営者の方が登場する、語るっていうタイプのものっていうのは、
機能としてビューを取るっていうだけじゃないっていうのが多分一つあるなと思っていて、
どちらかというと、本質がどこにあるかっていうと、
その人の脳内にしかないものを一度場に出すっていう機能。
なんか私そこが本質なんじゃないかと思ってるんですよ。
で、多くの場合、経営者の頭の中だけで考えていて、
それがまず会社にも伝わっていない、十分に伝わっていない、
もちろん世間にも伝わっていないという状態ってすごく多いと思うんですよ。
その時に脳みその中だけにある情報をみんなが共有可能な形に伝わるときに、
何が一番コストが低いかっていうと、喋ることだなと思っていて、
正確に言うと適切な聞き手と適切な話題の軸を作った上で喋ることが、
一番多分コストが低く取り出す方法だなと思っていて、
むしろオウンドとかブランドポッドキャストの本質はそこにあるんじゃないかなと思ってるというところですね。
オウンドメディアは、私の理解で言うと、
ある方が継続してずっと発信してるというよりは、
何かテーマが決まって軸ですね、
例えば金融機関さんだったら信頼できるお金みたいな、
多分そんなようなテーマだと思うんですけど、
が決まって多分いろんな人がそれに対してインタビュー記事に答えているっていうようなものであるとか、
あとは社員の方が順番に出てきて、
うちの会社というのはこうなんですよみたいなふうに言っていくっていうものだと思うんですけど、
ブランディットポッドキャストの場合って、私そういう作りをあんまりしてなくて、
どちらかというとゲストトークっていうのはもちろんあるんですけど、
お一人の方が固定で座って、その方が継続してずっと喋っていくっていう形態が、
ブランディットポッドキャストに向いていると思うんですよね。
なので、頭の中身を取り出して世間および社内に伝えることであり、
一貫性っていうんですかね、
それを示していくっていうのがオブインドビデオとの割と違いだなと思っていて、
一応、もちろんそれが世間に対して届くっていうことを目的にするんですけど、
結構その価値として大きいのが、
これはある方と喋っていて、その方がオフィス作りとかに近いかもしれないですね、
ビジョン策定に近いかもしれないですねっていうふうにおっしゃっていただいたんですけど、
我々は何者であり、
社会に対して何を提供しているのかっていうところを改めて自分たちも確信するし、
世間に対しても宣言するっていうような、
そういう効果が大きいんじゃないかなと思っているというところですね。