1. readline.fm
  2. EP093『人を助けるとはどうい..
2025-05-02 40:32

EP093『人を助けるとはどういうことか』PART6

spotify apple_podcasts

## 取り上げた本

『人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則』エドガー・H・シャイン 英治出版 2019


## mixi2

https://mixi.social/communities/513e0bc9-582b-4962-a9c1-c5c076175e08/about


## ShowNote

https://gennei.notion.site/EP093-PART6-1dbc645d491180709faeced4eb7cd160

サマリー

このエピソードでは、支援の複雑なプロセスについて議論し、特に支援を与える側と受ける側の準備の重要性を掘り下げます。信頼の構築やコミュニケーションの必要性が強調され、支援関係の公平さについて考察します。また、人を助けることの意味や支援関係の公平さについても考察し、支援を求める側と支援する側の気持ちの理解が重要であることを述べています。クライアントとの健全な関係を築くためにフィードバックが重要であり、支援の考え方が変わることについても討論します。人を助けることの複雑さを理解し、関係性を向上させる必要性を感じさせる内容です。

支援の複雑なプロセス
スピーカー 1
2章がナンバリングされているのは最終章なんですよね。だから結構あっさりめの、ページ数的にはあっさりめの章だったりもするんですけど、第9章は読んでて個人的には面白かったなーっていう気がしますね。
スピーカー 2
そうですね。自分も読んでて、ここだけ読んで、この原則だけ覚えておけばいいよっていうふうな感じではないんだけど、やっぱり一通り読んできた上でここを読むと、そうだよねーみたいな気持ちになれるし、気にしてる部分もあるし、あんまり考えてなかったなーみたいなこととかもあるなって思って、ファッとさせられるみたいな。そんな感じの章だなと思いましたね。
スピーカー 1
2章の書き出しが、支援とはありふれているが複雑なプロセスだっていう風に始まってるんですけど、第1章の書き出しが支援とは複雑な現象だって書いてあったんですよ。文学的な面白さがあるなーと思って。
この本をほぼ1冊読んできて第9章になると表現が変わってるというか、第1章の最初の頃はなんか複雑な現象って言ってる、現象って勝手に起こってる、そこにあるよねーみたいなぐらいの結構粗い解像度だったものが、もう明確にありふれているが複雑なプロセスだ、現象って言ってるよりもだいぶ理解してるよねーみたいな。
スピーカー 2
もうちょっとこうどういう仕組みでそれが生まれているのかみたいなことが把握できてそんな感じがありますよね。
スピーカー 1
ありますよね。プロセスっていうと主体的に誰かが生み出しているものなんだみたいな感じもあるなーと思ってて。
絶対に誰かと誰かの関わり合いじゃないですか。現象っていうとより自然現象的な勝手に生まれるし、関わろうが放っておこうがそこにあるみたいなっていうオシャレだなって思いました。
スピーカー 2
いいですよね。ちゃんと最初と最後で対になってるというか伏線回収じゃないけど感じはありますね。
スピーカー 1
ノーマンも似たようなことやってたし本を読む本でも同じような感じだったし。流行ってるっていうおかしいか。時代が全然違うからな。
スピーカー 2
流行ってるっていうかまあ本の構造として冒頭と最後はサンドイッチされるみたいな。
スピーカー 1
いいですね。本を読んできたんだなっていう感じがしてちょっとニヤッとしますよね。
スピーカー 2
そうですね。これは読んでない本について堂々と語るのはちゃんと読まないとできないことですね。
信頼の構築と公平さ
スピーカー 1
こうした複雑さを解決しここまで提供してきた動作の数々をまとめるために私はこの章で最後の考えや原則そして助言をいくつか述べたいっていう章です。
でもまあ支援を与える用意受ける用意、準備とかレディーの用意ですねっていうのが書いてあって原則が1から7まで番号が振ってあってコツが18個ですかね。
スピーカー 2
そうですね。
でこれを全部丁寧に組み上げていくと困ったことになりそうなので、原則だけ一旦全部読んでおきますか。
スピーカー 1
原則があってその中に3つ4つぐらいのコツがそれぞれ入っているっていうような構造なんですけど、
その話題見出しというか原則だけ読むと原則1が与える側も受け入れる側も用意ができているとき効果的な支援が生じる。
原則2が支援関係が公平なものだと見なされたとき効果的な支援が生まれる。
原則3が支援者が適切な支援の役割を果たしているとき支援は効果的に行われる。
原則4あなたの言動のすべてが人間関係の将来を決定づける介入である。
原則5効果的な支援は純粋な問いかけとともに始まる。
原則6が問題を抱えているオーナー当事者はクライアントである。
最後すべての答えを得ることはできない。
スピーカー 2
いいです。
スピーカー 1
どうでした?一番じゃなくていいのか。好きなやつとか好きな原則でもコツでもありました?
スピーカー 2
でも自分は原則1与える側も受け入れる側も良い出来ている時っていうのが
なんかこれは何ですかね
なんかしっくりきたというかめっちゃわかるってなって
過去やっぱ自分はなんか人に対して
こうしたらいいんじゃないあしたらいいんじゃないみたいな話とかをしたけど
なんか相手がビクともしないというか行動が変わらないみたいなことがあった時に
なんで伝わんねえかなーみたいなことをずっと考えたことがあって
それって結局なんか受け入れる側の準備が全然なってない中で
こうじゃないあじゃないみたいなことをやってたんだなーみたいなことを過去思ったことがあって
で実際人を助けられたということを読んでいる中でそういうようなことが出てきて
もうなんかグサッと刺さるというか
俺やってたわーっていう気持ちにされたのがこの原則1でしたね
スピーカー 1
これ原則1振れるとなるとさっき読み飛ばしたというか
この大中小のこの7つの原則の前に支援を与える用意支援を受ける用意っていうのが
ちらっと書かれてちらっとじゃないか2,3ページぐらいのボリュームで書かれてるんですけど
支援を受ける用意って何ですかみたいな話って結構
興味深いというか面白いなーっていう気はしていて
なんか僕ハイライトしてたのが支援を受ける用意のところの
もし私が急に支援を申し入れられたら他人の主導権に対して反応し
一時的にワンダウンに置かれたという感情に対処しなければならないだろうみたいなことが書いてあって
スピーカー 2
てかこれ読んでめちゃくちゃあーなるほどそういうことかって思ったのが
スピーカー 1
なんかなんだたまにマネージャーとかリーダーとか先輩が
あれなんか手回ってなさそうだったから昨日やっときましたよとか言われると僕は激怒して会社から去るんですけど
なんかそうたまにあるじゃないですか酔っぱれて思って
やっときましたパターン
あれが何ですかねこのワンダウンに置かれたっていう感情はまさにだなーっていう気がしました
スピーカー 2
そうですね
その後の例とかにも出てくるんですけど
水彩画の授業を受けていて木を描くのに苦労していて先生が手を貸すみたいなことをやって
自分で作り上げたかったんだけどなっていう風になっているみたいなやつもあって
やっぱりこのその人がどういう感情であるかとかそれをやられた時に支援してる方はやっぱりサービス精神とか助けたいと思ってやってんだけど
相手の感情を相手の価値観で見た時にはそうではないんだよみたいなこと
応援してあるよなみたいな
で割とそれをステレオタイプに決めつけちゃうみたいなことが起きちゃう起きているやってしまうっていうのをやっぱりすごく実感するなって思ってて
だからこそやっぱ喋って相手がどう考えてるのかみたいなことは日頃から聞いておく必要があるんだなみたいなとか相手との関係性を築いておく必要があるんだなみたいな
ふうに思ったりもしましたね
さっきの近所さんのやつも良かれと思ってやったけどいやそれやりたかったのにみたいないうことがやっぱ起きてしまうんだよなみたいなことを
自分は見限られたんだなっていう風になるんで
スピーカー 1
あれなんですよね前いた会社のブログというか前に書いたんだよっていう話があるんですけど
さっきなんか怒り狂って会社を去るみたいなふざけた発言をした後に前にいた会社で書いた記事があってっていう話をすると非常に良くないつながりがするんで
最終に言い訳をするんですがあれは冗談なんです別にそれが理由で退職したことは一度もないんで
とりあえず丁寧において話すんですけど
仕事を任せ異常する時の3つのポイントみたいな記事を書いたことがあって
そこの中で書いててなんか自分で結構気に入ってる表現がなんか与えた信頼を泥棒しないっていうふうに書いてるところがあってですね
これ何かっていうと権限異常とか仕事を任せるっていう信頼してるからあなたに任せますっていう構図なわけですよね
例えばチームリーダーやってくださいみたいなこのチームあなたに任せますみたいな
っていうふうに異常をして要するに信頼を与えたのになんかそのチームの中でやるって言ってた調査は難しい忙しそうだったから
代わりにやっておいたよって言われるとなんか自分が与えた信頼を勝手に取っていったみたいな
っていう構図じゃんって思って与えた信頼を泥棒してるようなものだなと思って書いた記事があってですね
信頼泥棒だなと思って
少なくとも僕の方からはあなたに対する信頼は失われたので盗まれましたっていうのが
おしゃれなレトリックだなと思って気に入ってるんですよ
スピーカー 2
それと全く同じ構図の話がEM工夫でもあって
なんかEMを増やしたいという会社としてEMになる人が少ないから増やしたいですっていう施策をやった時に
一時的にEMになって権限をある程度チャレンジしてるEMに渡して
上手くいけばそのままEMを継続してもらうしそうじゃなかったらまたプレイヤーに戻るみたいな
いいような施策をやりましたみたいな話をしてた部分があって
でも結局EMを最終的に上手くいかなかった時に取り上げるっていうのは
任せたのにそれをお前はできなかったから
つまり信頼を失ったから取り上げるんだみたいな構図になってしまうから
それはいいのでしょうかみたいなことがあって
まあ確かになみたいなこういうことをちょっと思ったりもして
効果的な支援の条件
スピーカー 2
なかなかどうですね
スピーカー 1
難しいですね
スピーカー 2
難しいなと思いながら
どっちもどっちも分かるというか
相手との調整をせずにそうやったら盗まれたみたいな状態に確かになるよなって思いながら
前提条件付きで例えばこれお願いしたい
忙しかったらこっちでやるんでアラートあげてくださいねとか
ちょっと忙しそうだけど大丈夫って聞いた上でそのものをやるんだったらきっとうまくいくんだろうなって気もするし
そういう部分でやっぱり関係性だったりとかそこの調整がうまくいってないと支援したと思ったら全然それが支援として受け入れられなかったということが起きてしまうんだろうなっていう風にやっぱありますよ
スピーカー 1
そうなんですよねマジで同じようなことを記事に書いているなと思ったんですけど
一度仕事や権限を異常したのであればその実行についてのオーナーは元の持ち主異常した側あなたではなく異常を受けた人だと心得ましょう
もし手を出したいのであればしっかりと許可を得るべきですって書いてあって
忙そうに見えるけどどうしますなんかヘルピーしてるんですかみたいな支援の申し出プラス許可をこうみたいな
ワンクッションあればまだマシなんですけど別にそれを聞けばいいかっていうとそれは謙虚な問いかけになっていればいけるっていう感じなんで
スピーカー 2
あとタイミングとかもねあれだろうしね
スピーカー 1
そうなんですよねで本の話もこれ原則1の中にコツが3つあるじゃないですか
スピーカー 2
僕これコツの2が結構いいなぁと思って
スピーカー 1
与える側も受け入れる側も用意ができているとき効果的な支援が生じるっていう原則1の中にあるコツの2つ目ですね
支援する側の立場お話なんですけど支援したいとか支援されたいとかいう自分の欲求がよくわかるようになることが2つ目のコツに書かれてて
スピーカー 2
相手のためじゃなくてなんか自分が支援したいんだなぁとかそういう心気持ちで動いてないですかっていうのはちゃんとアンテナ張れるようにしようねみたいな
スピーカー 1
なんかそれがあるとすべてがいやしくてNGですっていう話はもちろんないと思うんですけど
ただなんかここに自覚的であるかないかによってだいぶ違うじゃないですか
あいつのためにやったのになんで喜ばねえんだよっていう認知の歪みにつながりそう
いやーなんかあんまり喜ばれなかったけどでもいや俺が支援したかったんだもんなまあいっかみたいな感じになるとなんかまだ対等な関係に戻せそうですよね
スピーカー 2
いやーなんかこの辺の話あれだなリフレクションって本に4点セットがあって
メタ認知とか自分の価値観みたいなとこリフレクションしましょうっていうのがあって
いやーめっちゃそこにつながるんだよなーみたいなことを思いながら読んでました
スピーカー 1
そうなんか何かに失敗したりとか恥ずかしい思いをした時に全部自分の振る舞いが悪かったとか能力不足だったなっていう自罰的に考える必要はないと思うんですけど
ただあいつのためにやったのに的なドリブンしか自分の中に見出せてないとやっぱり多色的になっていくよねっていうのはあるんで
なんか自覚した上でまあ客観的にあっちでも問題あったよねみたいな
7-3ぐらいであっちが悪い気はするなっていうジャッジはあってもいいかもしれないんですけど
ただなんかもう最初からフルアクセルであいつムカつくなーになるよりはかなりマシな気がするんで
スピーカー 2
そうですねなんか最初にそういう感情になるのはまあ良いかなっていう気もしていて自分の中では
いやなんでムカつくなって思ってもいいんだけど結局なんでムカつくんだっけとか
それってなんでそんな風に感じたんだろうとかっていう風なことを深掘りしていくとやっぱり自分の価値観とか
自分はなんか人助けしたいと思っているけど相手のことを考えずに今まで人助けっていうものをやっていたんだなみたいなことに
どんどんどんどん振り返っていってそうするとなんかもうちょっとこう相手ありきでのことを考えられるようになるようなーっていうのを思ったりしますね
でそうなると結局お互いに準備ができてないとダメだよねっていうところにこうたどり着くのかなーみたいな気はしてますね
支援の感情と役割
スピーカー 2
そうですよねいやチームで勝つためにっていうのは本音だったけどよくよく考えてみると俺がシュート決めた瞬間が一番気持ちいいんだーみたいなことに気づけるみたいな
でなるとねやっぱりボールが回ってこないのにイライラするのは自分がシュート決めたかったからなんだなーみたいな話とか
いやーそれに気づくためには結構大変ですよね
スピーカー 1
大変ですねなんか最近ねなんか機嫌がよくある状態を保ちましょうみたいな話は最近っていうかなんかずっと聞く気がしている中でもここ数日よく目にするなーっていう気はしますけど
スピーカー 2
なんかメタ認知能力とかマジで余裕ないと一気に落ちますからね
スピーカー 1
なんか今余裕ないなっていう認知ができるだけでもだいぶ違うじゃないですか
今余裕がないから今日は10時過ぎてもラーメン食ってよしみたいな
今を甘やかすのは今しかねーみたいな
スピーカー 2
トリガーをオンにできるんだったら全然アリだと思うんですよ
スピーカー 1
なんかねそれに気づかずズルズルといっちゃうのが一番やっぱり難しくなるかなーっていう気が
自利品になるなーっていう気がするんで
っていうのがありますけど
効果的な支援の原則
スピーカー 2
なので私はちょっと原則1がすごい何ていうかいいなーって思いましたね
スピーカー 1
僕この章結構ハイライトしてるなー
原則で言うと多分原則6が好きでコツで言うと
どこだろう
今言ったコツ2とコツ4、7あたりも好きだなー
ページ数を誘導諦めて
大丈夫ですよそれでたどれるんで
コツ4で言うと原則で言うと2番目の支援関係が公平なものだとみなされたとき
効果的な支援が生まれる
これもいいよなでも
ワンアップワンダウンの関係じゃなくてなるべくこうフラットフェアな状態になったときの方が支援
受け入れる側としても気持ちよく受け入れられて効果的な支援が生まれるっていう話になるのかなと思ってて
なんかやっぱり上の人からの支援ってなんか
削除されている感がどことなくあるなーっていう気はするんですよね
施すものを施し受けるものっていう構図をやっぱり固定化させているまんまだなーみたいな
どっかで一発かましてやりてーみたいな気持ちはやっぱり
出ちゃうなーっていうのがありつつなんですけどその原則2の中のコツ4ですね
さっきまでの話でもちらちらっと厳重してた気はするんですけど
読み上げると支援を求める人は気まずい思いをしているということを思い出そう
だからクライアントの本当の望みは何かどうすれば最高の支援ができるかを必ず尋ねること
スピーカー 2
っていうふうに書いてあってこの前半の部分が結構なんか心に刻みたいなっていう感じがあって
スピーカー 1
支援を求める人は気まずい思いをしているということを思い出そう
だから支援する側が何か下手な振る舞いをしてこれ以上相手を恥ずかしめるような状態になると
オーバーキルじゃんと思うんですよね
スピーカー 2
それは全然望んでないぜみたいな感があるんで
なんかあれですよね支援をする側からしたら何でも助けるよって言って
何でも言ってごらんとかってやるとすごい良いことをしてるような気がするけど
スピーカー 1
相手は逃げ道を塞がれている状態になっちゃったりするんですよね下手すると
しかも自分で言語化して自分の罪を自白させるような場面になっちゃいますからね
スピーカー 2
なんか支援を良かれと思ってやってもらってるんだが拒否することすら難しいってなると何もできなくなって
もういいっすみたいな感じになった時に困っちゃうなってなりますよね
相手のことを考えてないと何でもいいよほら言ってごらんみたいな
支援者は良かれと思って言ってしまうし
スピーカー 1
なんかあれですねじゃあお母さんがついて行って友達になろうってお願いしてあげるからさみたいな
嫌ですもんね
スピーカー 2
そうもう拒否権ないじゃんみたいなそこに
そうなっちゃったら多分どうしようもないんで本当はそうなる前に何かちょっと過剰な支援をしないように何かしらが必要なんでしょうね
スピーカー 1
なんかでも自分がEMになってる時とか結構ねセンシブな相談とか受けた時に
なんか何て言うんですかねわざわざそれ教えてくれてありがとうございますみたいな結構すり合ってたなっていう気がしていて
それが何でかっていうとなんか割と僕はこう人に頼るみたいなのがそんなに得意な人間じゃないので
だからそのなんかヘルプ求めるとか特に上等な相談をするとかってだいぶ勇気いるなみたいな
なんか正論で殴られたら一発で吹き飛ぶようなこんな相談したくないなみたいな感じはマジであるので
だからそれ言ってくれたメンバーとかメンバーじゃなくても人とかにはなんか
頼られて嬉しいなっていう気持ちもあるしなんか言ってくれてありがとうみたいなの結構本音で言ってたんですけど
まあ言われた側からしたらすげーたてまい臭く感じたんだろうなっていう気はしないではないですけど
まあでも本当に支援を求める人は険しい思いをしているっていうことはちゃんと胸に止めておきたいなっていう感じがありますね
スピーカー 2
そうっすよねー
いくらでもこれやっぱ惚れますね
これいいんですよね
スピーカー 1
コツ7っていうのをさっきじらっと触れたんでちょっとこれも限定だけしときたくて
コツ7は原則の3に含まれるやつですね
支援者が適切な支援の役割を果たしているとき支援は効果的に行われるっていうのが原則3で
役割って言ってたのがさっきの3つのモードみたいな話ですね
専門家、医者、プロセスコンサルタント
でコツの中が支援する状況が続く中であなたの演じている役割がまだ役に立つものかどうか定期的に調べることって書いてあって
うっかりすると最初に見たてを持ってこういう関係性で入るかって決めたモードをずっと維持し続けちゃったりとか
ともすればより効果というか硬直させちゃうこともありえるかなっていう気がするんで
そうじゃなくてこいつはエラスティックリーダーシップっていうチームの4つのモードとかあるじゃないですか
サバイバルモードとかあれに近いなって思って
どういう支援が必要なのかなっていうのは常に自問自答かもしれないし
もしかしたらクライアントの的な人に素朴に問いかけて率直に聞いてみる
どういう関わり方が今最高に望ましいですかねみたいな聞いちゃってもいいと思うんですけど
言動の影響
スピーカー 1
なんかアップデートし続けるの大事だよねっていう気はしているし
ただなんかしっかり明治的に意識しておかないとここらへん忘れそうだなみたいな気もして
複雑で流浪的だなって思いながら
でもすげー大事そうな気がしましたね
スピーカー 2
でもまあそれこそがやっぱりなんか最初の方にあった演劇みたいな話でもあるのかなっていう気がしますね
スピーカー 1
確かに場面が進んでいくにつれて
スピーカー 2
そうそう
ゆく物語の面白さって
例えば立場みたいなものが入れ替わったらどうなるのかとか
物語の進むにつれての相手との関係性が
最初は嫌いだとかって言ってたのがだんだん相手のことが気になっていってとかいうものがあって
その中においてどういう振る舞いをするかとかいうことって結局求められるっていうのもあって
そうすると今のこのシチュエーションにおいて自分はどういう役割を演じないといけないのか
どういう演技をしないといけないのかっていうのは
割と最初の2章とかで出てきたところとすごく密接に関わってるなっていうのを今話を聞きながら思いましたね
スピーカー 1
そうですね今やフリーザと悟空が一緒に戦ってたりもするんで
関係性は常に変わる可能性があるっていう
なんか幻影さん的にもう1個ぐらいありますか
スピーカー 2
そうですね原則4とか
スピーカー 1
原則4ねはい
スピーカー 2
あなたの言動の全てが人間関係の将来を決定づける介入であるっていうふうに言ってて
こう言われるとすごくコミットメントしづらくなるというか
逃げたくなるやつ
スピーカー 1
ハマってるじゃないですか
スピーカー 2
罠のやつで相手との距離を取ってしまうみたいなのがありましたけど
こう言われるとそういうこと気持ちも出てくるんだけど
でも相手と関わるってことはやっぱり影響を与えるっていうことではあるんで
どういうこうさっきの役割の話もそうなんだけど
どういう役割でこういう役割をしてるからこういうようなことを言った方がいいよねとか
こういう役割だからこういうこと言ってますよとかみたいなこととか
いうものも考える必要はあるだろうなとか思ったりとか
スピーカー 1
まあスケールは違うんですけど
めちゃくちゃこの言動一つというか一種一等足で
影響って与え得るんだなってすげえ思ったのが
本当にドンピシャなんですけど
グループプロセスファシリテーションっていう講座を受けたことがあるんですよ
プロセスをファシリテーションするってやつなんですけど
でその時に言われたのがファシリテーターが例えば残り5分ですっていうだけでも
ミーティングの場に刺激を与えますよ
それはすごいわかりやすいんですけど
それじゃあ残り5分になったら読み上げますねっていうのを冒頭で言ってたかっていうだけでもかなり印象変わるし
残り5分ですって言った時にみんなの背後四角から声かけるのかみんなの前に立っていいのかでも違うし
でその後ろにいたとこから席を立って前に回り込んでいるのかでも印象違うし
みたいなのとか
なんかそれはすごいわかりやすく目に見える変化っていうところ
変化というか変数というかあれなんですけど
なんかそのぐらい何を言うか何を言わないかでも変わるんですよね
だから言動って言ってるけど何を言わなかった何をしなかったによっても変わるなっていうのが
そうそのグループプロセスのファシリテーションで感じたし
その影響を与えたってことは影響を与えられた側が変化起きてるってことなので
次に取るべき行動ももう世界線が変わってるんですよね
っていうめちゃくちゃ枯れるなって思って
スピーカー 2
そうですね結局そんな複雑系を考えられるかって言ったら
いや考えられないから開き直りたくなるなって気持ちになるけど
スピーカー 1
それはそうですね相手を信頼するっていうのもすごい大事なんで
スピーカー 2
そうですねとある社会学者が信頼とは複雑さの縮減であるみたいなこと言ってて
目の前にあることが例えば水を飲むでも何でもいいんですけど
その水を飲むってことはこの水は飲んで大丈夫だっていうことを信頼して
わざわざ水質調査とかしなくてもいいってしてるわけじゃん
ってことは信頼っていうのは複雑さを縮減しているんだみたいなと言ってたけど
まさにそれだなって今信頼するってことはそういうことだよなって思いましたね
スピーカー 1
いやだからあれなんですよね
ワンワンをリスクするマネージャーそこまで考えてやってるのかっていう話があるんですよ
スピーカー 2
そうね
スピーカー 1
いいんだなお前の都合で本当にリスクしていいんだな
なんならスキップバレーをやるつもりかみたいな
僕でもマジでマネージャーやってる時にワンワンどうしてもミーティング被って
ちょっとスケジュール変えさせてくださいはあったんですけど
マジで一回も自分の都合でスキップしたことはないので
スピーカー 2
すごい
スピーカー 1
待ってても来なかったじゃんは何回かあるんですけど
まあ
まあそれはね
たぶん自分都合欠席関西でスキップは一回もないですねマジで
これはこないだ体調不良でスキップしましたね
体調なぜかそんなに崩さないっていうのは僕のアドなんで
スピーカー 2
ズルいって
スピーカー 1
何ですかね
スピーカー 2
体調多少崩しても自宅で働いてるっていうのはあるけどそれ言うとツイッターで怒られるんで
ワンワンの周期があると結局このタイミングでこういう相談しようとか
スピーカー 1
ここで喋ろうって思ってたらチャンスを逃すってことでもあったりするわけですからね
てかなんか
プレイングマネージャーとかチームリーダーとかじゃなくて本当にプレイヤーじゃなくてマネージャーだったので
マネージャーの仕事はメンバーのエンパワーメントだみたいなこと言ってるのに
メンバーの時間奪うんかみたいな
奪うというか
ドロップするのかっていうのはなんか矛盾してるじゃんと思って
いうのはありましたね
ワンワンだけが仕事だと思ってないんですけどもちろん
スピーカー 2
いやー
いやー言動全てが
スピーカー 1
人間関係と将来を決定付ける介入である
スピーカー 2
いやー重たい言葉ですね
スピーカー 1
でもこれそうですねコツ10とか原則4の中のコツ10見ると
あなたがクライアントならやはり自分のあらゆる行動メッセージを伝えていることを自覚するべきだって書いてあって
なんかやっぱり相互関係ですよね
支援者だけが言動の全てに気をつけなさい自覚と責任を持ちなさいって言ってるだけじゃなくて
クライアントでも同じことを言えるからねっていうのが
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
分量は全然違うけど書いてあって
スピーカー 2
いやーまあでも
フィードバックの重要性
スピーカー 1
そっか支援者にフィードバックをすることが建設的な健全な協力関係を築くために欠かせないっていうことも書いてあったんで
そのくだりでクライアントとしてもしっかりメッセージを出してることに自覚的になろうみたいな
いやー
っていうかあれだなクライアント側はここまで意識高くすればだいぶシーンしやすそうな気がするな
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
考えるとやっぱりクライアントのレベルも必要だからどっちが上か下かじゃなくて
同じ難易度の闘技を一緒にやってる感じがしますね
スピーカー 2
本当の多分姿はそうなんだけど
ワンアップワンダウンの構図ができてしまうっていうのがその認知を歪めてしまう原因であるっていうことなんですよねきっと
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
なので早急にその均衡を正して適切な関係性距離を保ちながら問題支援を遂行し自立しましょうっていうのが理想っちゃ理想なんですよねきっと
スピーカー 1
いやー
スピーカー 2
いやーいいな問題を抱えてるオーナークライアントであるもんめちゃくちゃいい
スピーカー 1
そうですね
これでも相手が言い出すまで下手にメホリハホリ聞かないとか
スピーカー 2
自分の判断を押しつけないとかっていうのにも繋がる気するし
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
でもそんなところですか
うんうん
いやーこれ一冊読むとやっぱ支援とか助けるっていうことに対する見方が全然変わりますね
スピーカー 1
おープラスマイナスで言うとどう変わりました?
スピーカー 2
え?プラス?マイナス?プラスとマイナスがどこに触れてるのかちょっと難しかったんですけど
スピーカー 1
あえて言って言うといやらしいな信頼を失うんですけど
なんかそのいやこんなに複雑で難しいものなのかっていうハードルが上がってるとかマイナスじゃないですか
スピーカー 2
あーなるほどなるほど
スピーカー 1
それもあり得るなっていう気もするし
いやなんか確かに価値があるもので面白そう
なんかより明確な意識を持って向上心を持って取り組んでみたいなってワクワクしたんだったらプラスな気もしますし
スピーカー 2
いやもう断然プラスですね
スピーカー 1
すごいこんな大変なことをじゃあ
スピーカー 2
いやなんかそれ
スピーカー 1
人間関係の将来を決定できる介入度を受け入れていくわけですね
スピーカー 2
そうですねまあまあそうですね
だからやっぱプラスだなと思ったのは結局なんか人を助けるっていうことに対して盲目的にいいことだって思っている
その価値観を見直さないとなんかうまくいくものもうまくいかないんだっていう風に思えば
支援の複雑さ
スピーカー 2
もうあとはうまくいく可能性が上がるだけじゃない基本的には
それよりマイナスになることは多分なくて
っていうことを考えるとそれは難しいものかもしれないけど
今までよりも支援とか助けるみたいなものが成功する確率が上がるじゃん
この本読んでいろんなその現象からプロセスに変わったわけだから
もうちょっとうまく立ち回れるかもしれないっていう風に割と自分は捉えてプラスだなって思いましたね
スピーカー 1
そうですねなんか少なくとも相手の問題か自分の問題かっていうなんか対立項で考えるだけじゃない視点として
関係性をしっかり向上させる必要があるのかみたいなところに目を向けやすくなったというか
なんか今まで見えてなかった線が見えてくるような感じもあったりして
関係性の構築みたいな話するといやもともとチームビルディング意識してましたよみたいな話はもちろんあると思うんですけど
なんかねちょっとこれまでとは違ったところの刺激を受けたというか
まあ回想度が上がったって言ってもいいかもしれないですけど
少し武器が増えた感じはありますね
スピーカー 2
なんかもうちょっとこう多分自分の振る舞いとかで
気をつけないといけないところがいっぱいあるんだなーっていうことがわかるだけでももうプラスだな
スピーカー 1
いやいい本だなこういう本は読んでほしい人が読まないんですよね
スピーカー 2
そうですねそれは多分読んでほしいなと思っても相手が受け入れる準備ができていないから
スピーカー 1
本を渡しても多分読んでくれない
まあだから
まず相手の関係を
そうですね
水を飲ませることはできなくても相手の隣に井戸を掘ることはできるんでね
スピーカー 2
隣で美味しそうに水を飲んでみたりとか言って受け入れる準備できたって聞いてみるが大事かもしれない
謎すぎるな水を飲んでみたり急に話しかけられてもう受け入れる準備できた
スピーカー 1
なんですかってなるけど
スピーカー 2
なんか始まってますってなるんです
そうですね
いやいい本でした
スピーカー 1
やっぱり話してみると面白いですね
スピーカー 2
そうですねやっぱり一人でただ読んでいくよりも話すとやっぱりこれってこういうことだよねとか深掘りしていけてる感じがすごくしたので
なんか正直さらっと読んじゃう部分もあったけどやっぱり話してみるとこういうことがっていう話がいっぱい出てくるんで
スピーカー 1
話しながら読むっていいなって毎度思っちゃいます
そうですねあとなんかこの収録では出ないですけど解説とか読んでみると
シャイン先生めちゃくちゃいい人そうだなっていうエピソードがいくつか載っててすごいんです空港の話読みました?
読みました読みました
びっくりしますよね
いやーなので皆さんぜひ読みましょう
まあでもそんなところか
じゃあおしまいにしますかね
なんでこんな時間になってるのかなっていう感じですけど
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
じゃあまた例の提言文を読んでおしまいにしていきます
今週も放送を聞いただきありがとうございますではまた次回さよなら
スピーカー 2
さよなら
40:32

コメント

スクロール