オレンジジューステストの概要
どうしましょう。全部触れていくと、相当なことになるんで。
一冊読む時間よりも長いくらい話しちゃう気がするんで。
確かに3時間弱ぐらいあれば読める気するんだよな。
そうそう。
全部これ触れて話すと、たぶん8時間ぐらいかかる。
おかしいな、みたいな。
どうですかね。次、しゃべりましょうかね。
有名そうなフレーズは拾っておきますか。ブルーベリージャム、捨てちゃったけど。
いいか。
第二章、オレンジジュースのオレンジジューステストですか。
そうですね。
オレンジジューステストは何ですか、これ。
これはなんか。
コジペ的か。
ちゃんと付箋を貼った気がしたけど、マジで変なテストなんですよね。
変なテストですね。
要は難しい問題を問いかけられたときに、どういうふうに答えますか、みたいなやつなんですけど。
そのときの例題サンプルとして言われるのが、オレンジジューステストっていうのがあって。
どこからがテストの問題文なのかが、ちょっといろいろなのに大変だったんだけど。
出席者が700名いる会が、年次大会があると。
イメージとしてはホテルとかに集められて700人来ますと。
それの朝食会でオレンジジュースを出しましょうと。
700杯オレンジジュースを出すんですよね。
絞りたてのオレンジジュースを大きなグラスで出さないといけないですと。
大きなグラスですって、とかってわざとらしく書いてあるんですけど。
絞りたてっていうのは、2時間以内に絞ったものを絞りたてと言います。
これを実際にできますかっていうふうに問いかけて、その反応を見てコンサルタントをテストするっていうようなものですね。
ひねった面接問題みたいな感じで言ってますよね。オレンジジューステスト。
そうですね。ここから何が知りたいかっていうと、できますできませんで答えるということはいくらでもできるんだけども、
そういう回答をしてくるような人ではなくて、できるよ、でもそれはこれだけかかるけど、
そのお金をかける価値がありますかっていうようなことを聞いてくれるような人がいい人ですよっていうふうな見極めをするために使うようなテストですっていうことを言ってますね。
これもやっぱりその問題の定義があって、問題があって、その問題のできるできない、実現可能性みたいな部分もあるんだけど、どれぐらい解くべき価値があるのかっていうとこにやっぱりフォーカスしてるっていうのが、
やっぱりワインバグって頭柔らかいなっていう気持ちになりますね。
そうですね、そっかそっか。
得るべき価値があるかどうかはクライアントが決めるべき、でコンサルタントはそのソリューションとそれにかかるコストを提供するっていうのは分けまいるじゃないですけど、
そういう打ち返ししてあげることこそが本当に役に立つっていうことだよね、的な話を何故かページ裂いて、3ページ、4ページぐらい裂いて言ってると。
そうなんですよね。これソフトウェアに変えて考えれば、例えばじゃあうちでこういう機能作れるかなって言った時に、大体想像できることって作ろうと思えば作れると思うんですよね、それっぽいもの。
で、それを1年かけて作るって言った時に、1年後だと遅いよねとか、半年かけて作るって言った時に半年後だと遅いよねとか、外から優秀なエンジニアを3人連れてきて、1人1000万で連れてきて作らせましょうとか、
多分そこにいろんなトレードオフだったり、制約条件だったりとかがあると思うので、そういうようなものを踏まえて作る価値がどれぐらいあるかみたいな、どこが臨界点というか創液分岐点なのかみたいな、そういうような問いかけを出せるとエンジニアとしてはいいのかなとかっていうのをちょっとこれを読みながら連想したりしましたね。
あともっと非禁な例で言うと、これ禁止でやってほしいんだけどって言われて、いやちょっとコンスプはもういっぱいいっぱいあるんで無理ですっていうのも変だし、変っていうか、全然真っ当な回答ではあるけど、多分やっぱりまだ物足りないし、逆に何でも分かりましたやっておきますって言ってそれだけで受け取っちゃうの。
ちょっと変。本当にね、なんか30分で終わるようなことだったら別に、そんなスラック返す前にやっちゃえばぐらいの感じなんですけど、30分だったらスラック返したほうがいいんですけど。
そうじゃなくて、今これやってて、そっちの作業を先にやったらこれが出るのがちょっとこのぐらい半日とか遅くなっちゃうけど、なんかどうしますか、どっち先がいいですかみたいな話をしてあげると多分判断しやすい。そういうのは我々の働き方にも結構通ずるかなっていう気がしますね。
そうなんですよね。できる?できない?みたいな聞かれると、技術的には可能ですって答えがちというか。
技術的には可能ですけど、これぐらいのコストがかかりますので欲しいですよね。
判断する側は、本当に実現不可能なものは確かに実現可能ですって付き合いしてくれるといいんだろうけど、そうじゃないものになった瞬間に50%の確率で来年ぐらいまでできますねとかって、その場でそんなにすぐ言えるわけはないんだけど、結局そういうどれぐらいの難しさだったりとか、何どこをトレードにしないといけないのかとか、
そういう情報が増えてくれないと困るんだよねみたいなのはありますね。
あれ正確だが不誠実な見積もりって言ってたのデマルコでしたっけ?
デマルコだった気がしますね。
デマルコか。
90%のラインでこの半年から1年半の間に終わりますみたいな、そういうような見積もりの仕方をするみたいな。
正確なんですね。多分100%当たる。
けど相手にとって価値のある回答ではないから、なんだかなってなるっていう。
でも相手が雑に答えて、質問してきたら雑に答えろって言ってた気がするなって今同時に思い出しましたね。
そうですね。問いが曖昧だと回答も曖昧になるみたいな。
そうそう。
ありますからね。
自重テストっていう単語を聞いてそれを想起するかっていうと。
いやー、想起しないですね。
でも面白いというか、仕事が上手いなって感じしますよね。こういう回答できる人。
そうですね。
いやーでもすごいなぁ。何人?500人?700人か。
700人。
700人全員に2時間以内に絞ったオレンジジュース出す。
いやー、これ問いかけられたら。
実現したくて結婚された後に雇うと。
雇う時にテストで使う。
2時間っていうのを要求を和らげにいくか。
オレンジを700個用意して絞り機用意してみんなで絞ってもらったらどうすかとかは言える気がする。
そうね。でもそもそもこれに価値がありますかっていうことが聞けるかどうかとか。
オレンジジューステストはそんな感じですかね。
クライアントへの価値提供
そうですね。これが喋れなかったというだけなんで、2章はいったんこだけ喋れればいいかなって気がしますね。
ちなみにチャットGPTにオレンジジューステストなんですかって聞いたら全然違う話をしてたけどそれっぽすぎてどうなんですかね。
2回聞いて2つ目は明確に嘘だなっていうのは分かるんですけど1個目は本当なのかなどうなのかな怪しいですね。
怪しいですね。
GoogleのSRAのプラクティスですって言われましたね。
絶対嘘だろって感じですね。
でも2回目ワインマグのオレンジジューステストとは何ですかって聞いたらなんだバッドUI売るのみたいな話。
UI設計における実用性と寛容性を図るためのメタファーって言われてらしいです。
だいぶ怪しいですね。
怪しいな。やだこれすごいよな本当にそれっぽいこと言うから見抜けないよな。
面白いなチャットGPTやっぱり。
いやー気が狂う。
でも第2章そんなとこですか。
このペースで触れていって第14章まで行ってもたぶん2時間ぐらいかかるんですよ。
そう2時間超えると思うんで今やばいなと思いながら次どこに飛ぶといいかなってちょっと考えてました。
まあ後からね戻ってきたりはするかもしれない。この話をするためにはあの章で触れてたあっちもやっぱり救わさらわないといけないみたいな。
でも第3章面白かった。
傲慢、傲慢、傲慢の法則これ出されて日本語訳してないですよね。
すがにスポでやってほしいと思いながら。
その名前ですよね。
だと思う。
これちょっとやると、直せなかったら機能にしてしまえっていうような話が書いてるんですね。
よく見るそれは仕様ですみたいなやつだなって思ってましたね。
僕は就活みたいだなと思いました。私の弱みは遠慮してしまうことです。私の強みは誰にでも優しいことですみたいな。
裏表の関係にある。
これでもなんか面白かったんだよな。
自分がこれを見てそれは仕様ですっていうことも思ったんですけど。
もう一個はやっぱり見方を変えてあげるとそれはもしかしたら魅力に変わったりとかするのかなっていうふうなことを思って。
パッと連想したのが不揃いバームクーヘンって形が綺麗じゃないバームクーヘンを集めたやつとかが確か無印とかで売ってた気がして。
あれとかってまだまだこれは別に食べられるし美味しいし見た目が悪いっていうことなんだけども。
それをこう違うラベルを貼ってあげることによって商品として値段がついて人が購入して食べるっていうふうにつながっていくっていうことを考えると。
そういう見方を変えてあげることによって新しい価値を作れるんだっていうようなことにつながってるなっていうふうに思ったりしましたね。
無印の不揃いバームはそもそも不揃いでも売れるんじゃねって言って。スペッカーとして綺麗なバームクーヘン作ってなかったはずあれ。
そういうことなんだ。
製造コスト、無駄なコストを価値化するんじゃなくて生産コストを下げてるっていう話だった。
面白いですよね。あれがありますよ。沖縄の天使の羽っていうお菓子があってですね。これなんかのお菓子の端材みたいなところを売ってたはず。
すごい天使の羽って聞くとランドセルを連想した。
ランドセルっぽいですよね。あれはちゃんとそれを作ろうとして作ってるはずですね。
ちゃんと天使の羽のように軽いランドセルを作ろうとして軽いランドセルを作っている。
たまたまできて売れないかなーではないはず。
沖縄のお菓子、天使の羽はいいぞっていうデイリーポータルZの記事が出てます。
パリッコさんの記事ってことは酒に飲むのかな。
そうですね。ある種、こういう形は塩ですって言って、塩と言ってしまいましょうっていうようなところに繋がってる感じがしますね。
頭柔らかいな。
そうですね。自分の結果を機能にする話。そして傲慢法則。
傲慢の法則と金ピカ法則
なかなか昨今あんまりこれは塩ですって言い切ることないな。
でもあれじゃないですか。社内ツールにSTLインジェクションとか残しておくとデータ取れて便利じゃないですか。
そうですね。往々にして便利っていうケースはあったりしますね。
本来の使い方じゃないハックがどんどん生まれていって、ハックの余地があってよしみたいな。
あと検索窓をV1検索できるところにアーセン取って押すと端から端まで取れるみたいな。
そう、ソーシャルネットワークっていう映画であったな。空で入れると全件返ってくるって。
これ多分上枠が外れたんだみたいな。
そういうこと思ったりしたことありますね。
これあとあれか。第3章ニュースピークの話出てきますけど。大丈夫ですか。
このポッドキャストでそんな1984の話してましたっけ。
5回に1回ぐらい出てきます。そんなに出てこないか。
みんなお馴染みのニュースピークみたいな感じになってるけど。
そうですね。心理賞の話ですね。
これ第3章。
そうですね。第3章、金ピカ法則、楽金ピカ法則っていうのがあって。
金ピカ法則、機能にできなかったらそれらしく見せてしまえ。詳細はそんな触れなくていいか。
楽金ピカ法則はすごい立派なものがあったら何かを隠している。誤魔化しているんじゃないかっていうふうに疑ってみたりとか。
何かがらしく見せられていると、それは直す必要がある。楽金ピカ法則。
金ピカ法則にするとバレる奴にはバレるっていうことかなって気持ちになりましたね。読んでて。
これ第3章がわからないことをしている時でも有効であるのほうみたいなタイトルですね。
そうですね。有効であるのほうっていう。
アニメのサブタイトルみたいな。何々の薪みたいな。
確かに。法則っていうことですかね。
法則ですね。
ウォールディングの逆行原理
インプットボックスが20文字しか入らないところでペーストして切れちゃったみたいな。最後の1文字入りきれなかったみたいな風に見えちゃったけど。
もっと短い章題ありますからね。
そうですね。
こうすると次は4章5章とかセットで話すといいのかなってちょっと思ったんですけど。
行ってみますか。
4章がそこにあるものを見るの法。5章がそこにないものを見るの法っていうところで。
今は観測。目の前にあるものをちゃんと観測しましょうっていうのと、目の前にないものを推察しましょうっていう話のセットっていう感じですね。4章5章は。
何が見えてないのかなっていうのを補っていく的なのが第5章ですよね。
そうですね。そうです。
第4章はどこらへんが好きでした?ゴールデンハウマーよく出てくるよなぁと思いますけど。
本当にハンマーを持ったら全部が空間に見えるって話はもうその通りだなって思いながら読んでましたけど。
ウォールディングの逆行原理っていう話が出てきて。
この本で法則がいっぱい出てきて最後作品も載ってるんですけど大量にありすぎて絶対覚えられないのであれなんですけど。
法則だらけ。
なんかもうダジャレでしかないじゃんみたいな法則めっちゃありますからね。
そうですね。
で、ウォールディングの逆行原理ってやつは物事がそうなってるのはそうなったからだっていう風になっていて。
奇遇なんでこうなってんだよと思って調べていくと、経緯を丁寧に調べていくと、確かにこうなるよねっていうことがウォールディングの逆行原理ってやつで。
これすごい最初の方で解くべきじゃない問題を解いちゃダメだよっていう話もそうだったんですけど。
企業パッと目に入ったときの問題をパッと解決しようとすると、なんでこんなことになったのね。よし直すぞって言って見に行ったら、経緯をたどっていくと、やっぱそうなるよねみたいなことってすごい往々にしてあると思うんで。
ちゃんとなんでそうなってるかっていうことを突き詰めて調べるっていうのは大事だよっていうことなんですけど、本当にこれよくあるなって思いました。
なんかね、63ページとか見ると、歴史を調べることによってコンサルタントは謝りを返し、見逃されてきたチャンスをつかみ、前にうまくいっていたものを温存し、効果がなかったものを変えるための方法を知ることができる。
彼を持った環境について学ぶことができる。っていうようなことが書いてますね。
だからコンサルタントになる人は問題が見つけたときに、これ真剣全面でやったやつだって言って、パッと手をつけるといいタイミングに合うって感じですよね、きっと。
たまたまそれでうまくいく場合もあると思うんですけどね。本当に同じ理由でそうなったらそうなんですけど。
いやー、難しいんですよね。ただ無能なだけっていう方式もありますからね。
そうですね。知らなかったですみたいな、そう設定あったんですねみたいな。なんでこの部屋暗いんだろうって言って、あ、そこに電気あったんですねみたいな。
経営問題とその原因
電気のスイッチあったんですねみたいな。ただ単にそういう話だったっていう場合もあるんですけど。
なんか数年に一回ぐらいのペースで、ツイッターで台所のここの収納あったの知らなかったみたいな。バズりますよね。
ありますね。
そういうことですよね。なんでここにわざわざ棚つけたんですかって言って。
ないと困るから。そこを開けますよ。え、開けたんですか?みたいな。
それなんかネットでよく見るなと思ってたけど、昔友達の家に行ったら包丁入れるとこここにあったんだっていうのに半年気づかなかったんだよねって言われて、
あ、本当にあるんだって思ったことあるんで。やっぱ人は気づかないもんなんだなっていうことを実感しましたね、その時。
僕ガスコンドの着火に使う乾電池つけるところがめちゃくちゃ変なところにあって、これすげえ不便だなって思ってたんですけど、数年後にあれこれ引き出しもしかして丸ごと外せるっていうことに気づいて。
革命的でした。
それ革命的ですね。
すげえよ。
みたいなのがね。
たまにありますからね。
そうだからこんなにユーザビリティが悪いところについてるわけがなくて、こういう風になってるのはそうなったからだっていうボロリングの脱光原理を僕が知ってれば、
何かこれで許される合理的な理由があるはずだ、僕が見落としてる変更できる要素っていうのが実はこの家の中にあるはずだっていうことをもっと強く疑ってほどできたはずなんで、これはやっぱりコンサルタントがいてくれればなって思う場面です。
そうですね、なんか今だったらチャットGPTに聞いたら意外と答えてくれそうな気もするなって若干思ったりしましたね。
もっといい方法ないっていう、片番入れて電池交換するの大変なんだけどもっと楽な方法ないとか。
言うと意外とこう説明書をクローリングしててそこが開きますみたいなこと言ってくれそうな気がする。
片番わかるんだったらまず説明書を探すか。
まあ確かに。
でも大要素。
大要素あと理由のストック切れは起きないみたいな話とかも結構好きで。
どこら辺でしたっけ?
これか、69ページか。
69ページで、なんか大体なんでこうなってるんですかって聞いていくと、どんどんどんどんいろんな理由が出てきて無限交代してしまうみたいなことだったりとか。
あと後付けで理由っていくらでも付けられるんで、やっぱりこうなんでっていうことをずっと問い続けてもうまくいかない場合もあるし、
ちゃんとなぜなぜ分析していくとちゃんと問題が出てくるっていうこともありますよっていう話ですね。
なんかこれ超直近でめっちゃこの話聞きたかったなと思ったんですけど、
あれですね、この本を読み終わって、ここ数日でこの本を読んで読み終わって、今日の会社の人と昼飯食ってる時に、
なんかなんだろうな、これ調べたらいろんな理由出てきますけど全部後付けに感じますねみたいな雑談をしてて、
なんかまさにこれじゃんって今思いました。なんだっけな。
なんか千葉の阿波の方に勝浦ってあるじゃないですか。勝浦が遺書地として最高気温が、
なんて言ってたっけ、ここ100年で35度以上記録したことがないとか言ってるのかな。
だから首都圏で、それこそ軽井沢とか行かなくてもどっちか側に首都地としてすごい良いところがあるっていうような注目されてる、
まあちょっとした観光地みたいになってて、でなんか同じ会社の千葉県在住の人が、
いや勝浦そんなに良いとこなわけがないじゃん的な、そんな言い方してないですけど勝浦アンチではないって本人言ってたんで。
そんなに超涼しいみたいな話、昔今ほど聞かなかったよね的なこと言ってて、で調べてみたらこういう地形だからとかリアス式会がなっててとかいろいろ出てきて、
なんか全部決定打にかけるような感じがするんだけどなーってその場で収まったんですけど、理由のストック切れは決して起こらないは感じますね。
まあ究極神様がこう作ったんでってなんで神様がこう作ったんですかみたいなことにたどり着くんですよね。
なんかサッカーの話でゴール決めた人が偉いっていうことも考えられるけど、いやでもそのゴールを導いたパス出したやつが偉いんじゃないかって言って、
じゃあそれを戻っていくと結局パス出したやつに対してパス出したやつが偉いんじゃないかみたいなこうやって戻っていったらキックオフでボール蹴ったやつが偉いになっちゃうんで。
だから結局なんかこう理由っていくらでもこう戻ることができるけど、なんかあんまり意味のない部分に行ってしまうこともあるし、後付けでこう考えて動いてましたとかっていくらでも言えるけど、
いや本当は別に何も考えてなかったんだよなっていう合理的に自分がこう判断したっていうことをするために後付けで理由をつけることもできるし、
なのでいっぱい聞けばいいわけではないというか、聞いても期待したものにたどり着くかどうかわからないっていう話ですね。
クライアントの期待に応える
あれでもこの本の中でいうとそんなにネガティブなニュアンスで言ってましたっけ?
ネガティブなニュアンスの部分はあれですね、もし神様が我々を裸で走り回るようにお作りになったとしたら我々は裸に生まれついたんじゃないかとか、
結局なんかそのもうよくわかんない部分に行ってしまっているところっていうところですね。
ただ一方でその前の方では質問したことによって前日1日かけて集めた情報よりもずっと多い情報が手に入ったっていう話と両方出てますね。
素朴な問いかけみたいなやつですよね。
そうですねそうです。
ワインバーが呪いをかけられたみたいな表現をしてるけど。
コンサルタント的な立場としてはこの原理というか、理由のスタック切れは決して起こらないっていうのをどうやって使うんですかね?
議論を活性化させるヒントにはなるのか?
やっぱりその目的のためにちゃんと質問していくっていうことなんですかね。
ただ単にクライアントに聞きましょうって言って、何も考えずになぜなぜなぜって聞いてたって、欲しい答えにたどり着くかどうかっていうのはまた違うよっていう。
相手がその答えたことをそのままに受けていいかどうかっていうところも書いてはないけど、そういうところもあるのかなっていう気がしますね。
あとは聞くべきこと問うべきことは本当に無限にあるよみたいな話でもあるのかな。
理由のストック切れ決して起こらないってことは、ここまで聞けば全ての情報揃ったっていうことはないんだ。
だから何でも聞いてみる価値はあるよね、的な話かな。いやいやポジティブめなやつは強いっすもんね。
そうですね。
後付けで何とでも言えるじゃんとか、答えようとするとそれっぽい理屈を並べてしまうみたいな。
捉え方もできる表現だなーという気がしたんですけど、そういう感じで言ってない気がするな。
他とか、この辺は4章は結構自分はその辺面白いなーと思って読んでましたね。
4章あれかな、レッテルの法則っていうのがあって、我々は対外商品ではなくレッテルを買うって書いてあるんですけど、
あれですね、これはラーメンハゲが言ってる奴ら情報を食ってるんだってやつだなーって。
そうですね。
っていうのもあるんですけど、事物の名称は事物にあらずっていう風に言ってて、
なんかこれ前話した名前をつけちゃうと議論が収束的になるみたいな、あったじゃないですか。
要請を出す時に機能について語ってディスカッションさせたグループと、例えば椅子のようなもの、椅子だっけ?丸々のようなものみたいな。
名称を与えてディスカッションさせたグループだと全然雰囲気とか出てくるアイデアの数とか質とかも違ったよみたいな。
なんかあれと同じやなーって思って読んでました。
そうですね。自分は言語学の話だなって。雪ってみんな雪って呼ぶけど解像度が上がると、深い粉雪とかざらめ雪とかって話して、
これはなんか言語が違えば世界が変わって見えるみたいな、そういう本あったなーみたいなことちょっと思い出したから読んでました。
あと過去形がない言語を使う民族の話とかね。
ありますもんね。
ありますね。
まあでもそんなとこですか?
そんなとこですかね。4章の次にあるのが5章って感じですかね。
そこにないものを見るの方。
これ面白いですよね。第4章でワインバーグがこんな方法を見つけたら素晴らしい道具だって言ってたやつ。
実体験というかアイデアみたいな話、エピソードが売れてるんですけど、第5章見るとそれによって失敗したみたいなことを言ってて。
ワインバーグ自身がゴールデンハンマーの罠にはまってるなーっていう感じもしつつ。
ちょっと面白かったですね。
クライアントっていうかお客さんからの苦情をグルーピングして数を数えてみたいなそういう仕組みを考えて、これで最高だねって言って。
同じことをやってる部署というかクライアントがいたから、お宅はソフトウェアの品質問題があるのですかって聞いたら、
いいえ、うちのソフトウェアの品質は業界でトップです。どうしてお気になったんですかって言って、勝手に決めつけてレッテル取りして失敗するっていう面白話から始まってますね。
あれ問い合わせが来てないって話でしたもんね、第5章は。
そうですね。
苦情か。
苦情はない。
他者の視点の利用
第4章は苦情を分析してどのソフトウェアのプロダクトなのかっていうのをスコアリングしたら問題の文章が分かってよかったって話だったけど、こっちはそもそも集計するほどの苦情が集まってないみたいな。
っていうので、じゃあそこからどうするかっていうことで、そこにないものを見るの方が始まるわけですね。
そうですね。タイトルからすると生存者バイアスみたいな話とかを連想しますよね、やっぱ。
あれやっぱ協力ですよね、ずっと言うか。もはやMemeって言ってもさすがないかもしれないですけど。
人間がいかにそこにあるものしか見つけないのかっていうことは。
この中だとあれでしたよね。他者の視点を利用して自分が見落としていることを見つけましょうみたいな話とかが出てきましたね。
ありましたね。他の人を利用する。
1個は異文化を調べるっていう方法を調べる。異文化の話が出てきたりとか。
もう1個は選択モノリストって言ってチェックリストみたいなものを共有して、それでこの視点なかったわっていうところを見つけるみたいな、そういうような話をしてましたね。
なんで選択モノリストなんだみたいな最初思ったけど。
そうそうそう。でもやっぱり自分で見落とす場合は他人の目を使いましょうっていうのはすごく納得がいくというか。
ある種、コードレビューは他人にチェックしてもらうからあれですけど、もしあなただったらどういう観点で見ますかみたいなことを聞いてみるとかいうこととかは全然、過去やったことあるなっていうのもありますね。
自分はAndroidの開発について詳しくないけど、ちょっと一緒にチェックしてほしいって言って、私はこういう観点でソースコードをチェックして問題ないと思ったんだけど、もし議員さんだったらどういうことを考えて、どういう観点でこれレビューしますかっていうふうに問われて、
Androidの実装に対して詳しくはないけど、プログラム上でこういう観点でこういう問題がないかっていうことは観点として考えてチェックしますっていうことを言って、こここれ漏れあったわって見つけるみたいな、そういうことは実際過去にもありますね。
選択モノをしたわけですね。
そうですね。
これあとあれかな、僕この章ですけっこう好きだなって思ったのが、水準リページって書いてあるか、明文化された規則がなんかあったときに、なんでこんなことをわざわざ規則化してルールにしてるんだろうっていうのを考えると、その組織が過去に経験してきたものっていうヒントが発掘されることもあるぞっていうようなことが書いてあって。
要するに失敗、この先スピード落とせって看板が立ってるってことはここは事故が起きやすいんだなみたいな話になってくるよねとか。
まあやっぱ経験から得たものをちゃんと教訓として残すぞっていうふうなことするとやっぱそうなりますもんね。
なんかでもこれはすごい使いやすいですよね。なんでわざわざこれが規約に乗ってるんだとか規則化されてるんだとか、なんでうちの会社はこんなプロセスを生んでるんだろうとか。
こんなチェックリストがいっぱいあるんだとか。あるんだけどやっぱそれは一見無駄に見えるんだけど、話を聞いていくと過去にこういうことがあって、こうだったからそのためにチェック項目が増えましたとか。
ある種こうなるようにしてなった形というか。いうことだったりもするし。
そうですね。その上で今だったらこのツールで使えばもっと安全にいけますよって話とかはできるかもしれないし。
そうですね。
なんかでもあれですよね。SNSで何を言ったかよりも何を言ってないかに注目せよみたいなの。ちょっと近いそうですね。
失敗からの学び
そうですね。
見えるものに引っ張られがちだけど、そっちもバランスよく見ないといけないんだよっていうのは言われればわかるけど言われないとわかんないんだよな。
言われれば簡単ですからね。
そう。なんだそんなことかっていう話ですからね。
では5章の中で結構好きだなみたいなのを持ったのは、あとは89ページに自分の計画をダメにする原因が3つ考えられないようなら思考過程の方に何か問題があるっていうふうなのがあって。
要はこれ3の法則みたいなことを言ってるんですけど、ソフトウェアを作ってたりとかして失敗する原因が考えられない、出てこない、もうバッチリですって言ったときに多分それは考え、何か見落としがあるから3つ出るぐらいいろんな視点で見ましょうっていうふうにいうような話が載ってて。
これ多分何かソフトウェア文化を作るでも何かあったような気がするけど、これすごくいいなーって思いましたね。見つかんないときはゆっくり深呼吸して、もしこれが失敗するとしたらどうなるかことを考えてみるっていうのは、慌てて前に進みそうになったときはこういうことを考えるといいかなっていうふうに思いましたね。
これこそ難しいなーっていう感じがしますよね。
そうなんですよね。この見えないものを見る方法って、結局経験値を貯めないとできないのではっていう気持ちにすごいなります。
そういう意味で言うと、発想法とか試行法とかのフレームワークをいくつかインストールして、それにのっとって当てはめてみると、あるよねこうだよねっていうのが浮かんでくるとかあるかもしれないですけど。
それこそインセプションデッキとかはそこら辺の強力なツール集だなーっていう気もしますし。
あとは3つ考えられなかったら隣の人に聞いてみるとかがいいかもしれないですね。
それこそ今だったら、さっき大嘘ついてたZGPTとかもいますしね。
大嘘つかれるかもしれないけど、それをきっかけにこういう観点があるかもとかいうふうに出てくる可能性は全然あると思って。
ブレストーリーしかないって考えたら別に嘘だろうか本当だろうか、フィクションだろうか伝説だろうが何でもいいので。
これは結構自分は好きだなーって思いましたね。
うん。
まあでも第5章そんな感じですかね。
そうですね。どうしようかな。たぶん5枚ずつと大変なんで。