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2024-09-15 17:56

【漫画紹介・雑談】あ、『さいくるびより』読んだ?

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完結を記念した小林おむすけ先生『さいくるびより』の紹介雑談です。GARUと味噌がそれぞれ印象的だったエピソード3つを上げて『さいくるびより』を紹介していきます。

Summary

『さいくるびより』は、現代日本における超能力「サイク」を持つキャラクターたちの日常を描いた漫画です。エピソードには、登場人物の成長や彼らの絆、ユーモアを交えた非日常的な出来事が含まれています。ポッドキャストでは、漫画『さいくるびより』の狸の武田さんのエピソードやそのキャラクターの魅力について語られ、特に彼がテニスの審判を行う場面が印象的に取り上げられます。また、作品における超能力やその日常への影響についても考察されています。

印象的なエピソードの振り返り
どうもガラです。ミソです。今回は、週刊少年ジャンプ2024年第24号から今週第41号まで連載しました、『さいくるびより』小林尾之介先生、こちらの完結を記念しまして、僕とミソさんでこの作品を振り返る
『さいくるびより』印象的なエピソードベスト3を行っていきたいと思います。
はい、パチパチパチパチパチー
という形で、これまでも連載中で印象に残った話数を上げていくという形でやっていたんですが、話数よりももっと具体的に上げた方がいいかなという気が最近してきたので
第何話という形ではなくて、誰々が何々をするエピソードですとか、何々が何々するエピソードみたいな感じのそのエピソード、話数に縛られずこのお話がとても印象的だった、この出来事がとても印象的だったというそういうエピソードを僕とミソさんそれぞれ3つずつ選びまして、それぞれまとめてその連載順というかストーリー上の連載順、話数の早い方から順に振り返っていきたいなというそういう企画となっております。
はい、という形でサイクル日和、内容としましては現代日本のような世界で、サイクという超能力を持った人が何かぼちぼち生まれているような、そういった世界の山梨県のような、そういった田舎町において、そのサイクを身につけた学生の眠る君やら、琴音ちゃんやらという方や、その彼らと同居しているサイク使いのサイクハウスのみんな一同の暮らしを描くような、そういった超能力日常系漫画となっていました。
そうですね。
といった感じで、その主人公眠る君とヒロイン琴音ちゃんの出会いから始まるこの物語で、僕がまず最初に印象的なエピソードとしてあげたのが、こちら、第2話の琴音さんがシャワーを浴びたら下着がちっちゃくなっていたっていうシーンですね。
いきなりそこっすか。
まあまあいろいろあったんですが、ここにはいろんな要素が詰め込まれてるわけですよ。
はいはいはい。
自分の瞬間移動の能力を使いこなすことのできなかった、すごい抵抗のあった琴音さんというのが、眠る君に導かれて、その力を自分の引っ越しのために役立てて使って、危うく瞬間移動の能力で家とかを破壊しそうになったけど、眠る君がタンスを小さくしてくれて、なんとか解決、お互い助け合っていこう、超能力を前向きに使っていこう。
それぞれ身に宿したものなんだから封印するんじゃなくて、前向きに使いこなしていこう、うんよかったっていう感じの、そういったいい話からの最終的にタンスに入ってた下着がちっちゃくなっちゃったっていうのをお色気シーンで見せるという。
その感じで、このお話の方向性、ある種このあったかい空気感とか、そこに込められたちょっとしたお色気シーンですとか、そういったいろんな方向性が示されていた、この第二話のこのシーンがとても印象的だったんですよ。
ま、それはすごいわかりますね。結構やっぱ第一話の段階からほのぼどろせんだってことはわかってましたけど、いやまさかお色気があるとは思わなかったっていう驚き、マジでありましたからね。
ですし、そこにちゃんとその下着がちっちゃくてギュッってなって、あれきついみたいな感じの、そこにちゃんと超能力要素が乗っかってますからね。
そうだね。地図も入ってるしね。
そういった感じで、この作品はいろんなことをやってくれるんだな、そういう方向のことをやってくれるんだなという、その方向性を指し示したとても印象的なシーンでしたよ。
そうですね、わかります。
という感じのまあまあ日常回から第二話のエピソード、そして続きましてが、順番的には次はミスさんが選んだエピソードになります。第4話からこちらミスさんが選んだエピソードはどういったものでしょうか。
そうですね、第4話で、これはモアちゃん初登場回ではあったんですけども、ここで琴音ちゃんがサイクで遊ぶエピソードっていう感じですかね。
これ自体は本当にね、新しく出てきた初登場のモアちゃんを持ってる遮断袋で取るために分身したモアちゃんを捕まえるっていう回でしたけれどもね。
ここでなんでしょうね、琴音ちゃん自身がね、この最後のところでサイクで遊ぶなんて初めてだ、なかなか楽しいもんだなって言ったのが、俺はなんかものすごい印象に残ってるんですよね、このエピソードはね。
やっぱりね、このサイクル日和っていうのは何て言うんですかね、このサイクっていう超能力的なものをね、特殊能力というよりかはね、なんか普通の個性として、普通の個性みたいなものと同じようなものとして書くっていう感じ。
結構そのネガティブなことを書かずにサイクを普通に使ってポジティブにやっていくみたいな、そういったのがね結構端的に示されたというかね、印象付けられた回だったんでね、すごい印象に残ってますね。
たしかにそうですね、結構そのMOAちゃんの分身もそうですが、分身が強制的に削除されるとかもそうですが、何か結構ドギツイ感じの想像をさせられるような能力が登場しますけど、基本的には平和的にほがらかに使っていってるという、そういうのが伝わってくる感じの回でしたからね。
そうですね、実際我々は遮断袋をMOAちゃんに被せると、それ以外のMOAちゃんが消えるみたいなところに関しては、これヤバくない?MOAちゃんの人格ヤバくない?って結構ドキドキしたからね。
いまだにちょっとあれは飲み込みきれてない、連載が終わってなおその分は飲み込みきれてないところがあるんですが、でも当時は本当にかなりいろいろ想像させられるところではありましたからね。
そうですね、ただそのあたりに関してもね、結局マイナス名を書かないってことは徹底していれた感じだったんでね。そういった意味でもこの4話はかなり、僕はサイクル美容院の中でも一番印象に残った回だなと思いましたね。
そうですね、確かに後半というか終盤においてはちょっと悪の採掘家が出てきたりはしましたが、基本的にこのサイクルハウスの味方のみんなに関しては、本当に何か横島な感じのしない、悪い、影のない感じの超能力生活でしたからね。
日常と非日常の交錯
そうですね。
という感じなので、本当にこの作品の雰囲気を象徴するような展開でもあったような気がいたします。
続きましてが、順番的にはミスさんの2つ目に選んだエピソード、こちらはどういったエピソードになってましたでしょうか。
そうですね、第5話で琴音ちゃんがコスプレするエピソードですね。
これに関してはね、2話を上げたガルちゃんがね、お色気要素があってびっくりしたみたいな話をしてましたけれどもね。
いやー、本当に何でしょうね。この回に関しては、眠る君のパジャマを買いに行くっていうシーンで、琴音ちゃんがね、結構いろんなコスプレをするんですよねっていう。
確かにありましたね。
で、ここに関してはね、俺結構2話を見た段階でもまたちょっとお色気エピソードって必要なのかなっていう懸念点はあったんですけれども、
何でしょうね、ここで俺は最終的にこのバニーとかチャイナスーツとかライダースーツみたいなところで、
お、琴音ちゃんの太ももって結構アリだなって思いまして。可能性を感じまして、あ、これはもうお色気要素へ行くべきだなっていうふうに確信を持った回でしたね。
実際、単なるエロいシーンを描いている、肌の露出を描いている、性的なイメージの強い衣装を着せるというだけではなくて、
やっぱり絵としてそれを描いた時に、やっぱり肉体の曲線ですとか肉感みたいなところ、質感みたいなところがちゃんとエロく感じられるかどうかって、
かなり漫画家さんの技量によるところがあるんですよね。
そうですね、重要ですね。
何を描くかという以外に本当にその漫画家さんの筆みたいなものにエロさがかなりかかっている気がして、
小林智介先生は確かにあの回も含め、そして所々で描かれる小鳥さんの肉体に関して、やっぱり間違いのない魅力が乗っかってたんで、あれは全然いけると思いましたね。
そうですね。ちなみにね、ねむるくんがバケツ好きなことも判明しましたよっていう。
そういったところでもキャラを掘り下げる回だったなと思いましたし、最終的に服をサイズを変更してね、どんな服でも着れるぜみたいな感じはね、やっぱりサイクの使い方としてちょっと羨ましいなって思ったところも良かったですね。
はいはい、確かに。まさかのバケツがただのオシャレとは思わなかったですからね。
本当ですよね。絶対なんかこう秘密あると思ったのにねっていう。
もう何か電波を遮断してるのかと思ったら決してそんなことはなかったですね。
そうですね。その辺もある種やっぱり重くなりすぎないようにって入ったかもしれませんけどね。
そうですね。では続きましてが、順番的には続きまして僕の2つ目のエピソードになります。こちらが第7話からバーベキューの後、みんなで映画を見るシーンですね。
はいはいはいはい。あれもほのぼろしてて良かったですね。
もうほのぼろの極地ですし、そこに至るまで本当にそのこの直前にトランプでバブ抜きをする。そのトランプをやるときにサイクありのトランプということで。
それこそ琴音さんがババを相手の手札に瞬間移動させたりですとか。なんかモアちゃんが無駄にカードを増やして惑わしたりですとか。
そういった感じで超能力を気軽に使ったカードゲームを楽しんだりとかして。
料理に関してもやっぱりモアちゃんが分身して、みんなであえて分身してみんなで肉を食べることによって何か楽しいらしいんですよね。
あれも食べた後戻ったら食べ過ぎになっちゃうみたいな。それも新しい発見があったりしましたが、新情報が出たりしましたが。
それに関しても消化してから戻るから大丈夫、でも太るよみたいな、なんかいろんな設定が垣間見えたりしましたが。
本当に各員の体育、超能力をものすごく日常を楽しむことに生かしていて。
それを何でもない特別でもない感じに使いこなしていて。
そしてお腹いっぱいになって映画をみんなで見て、わあいいなっていう感じのほっこり感にあふれかえる。
あの感じはこの作中でもほっこり度においては随一だと思いますからね。
はいはい、わかりますね。
という点で、ある種本当に象徴的なシーンとして、バーベキューで大盛り上がりからのみんなで映画鑑賞というシーンを上げました。
続きましてが、僕の3つ目、最後のエピソードになります。
こちらが第8話から、ねむるくんが家に飾る花のサイズを変えて、一緒に虫もでっかくなったらしいんですね。
そうですね。これねむるくん、世界滅ぼせんじゃねーって思ったかいですね。
そうなんですよ。これあくまで選んだ基準、印象的なエピソード、印象的という基準でしか選んでないので、これに関しては面白いというのはあるんですが、
ここまでの本話化とはまた一線をかくす感じで、花を巨大化して家に飾るというその行為自体はすごく憧れるし、いいなと思うし、本話化するところだったんですが、
それ自体もすごく印象的だったんですが、それと同時に花にくっついていた虫、蜂がそれによって数百倍に巨大化して町に放たれようとするという、
結果的にはねむるくんが何かその条件に縛りを犯してたおかげで、虫はすぐに元に戻ってことなきを得たんですが、
でも本当に一歩間違えればディザスタームービーになるんだなという、モンスターパニック映画になるんだなというのが、
一瞬脳裏をよぎってヒエッとなる感じの、その背筋の凍る感じも含めて、本話化感と恐怖、虹の意味で印象的に残ったんで、僕はこれを3つ目に上げましたよ。
そうですね。定点カメラで監視されていることも含めて、ちょっと怖かったですね。
誰かがこの家を遠くからずっと監視してるんで、それをネットに公開してるんで、それを見ながら花の位置を調整するんだみたいな。
誰?って。誰も気にしてなかったですからね、あれ。
そうですね。見られてなくてよかったって感じではありますけどね。
そうですね。結構、だからあの回はその夢のある感じ、超能力を使って日常を楽しむという意味でも夢が溢れてましたし、それと同時に何か本当に悪夢の気配を感じさせる、そういう何かすごい深い回だったなという感じがありますよ。
といった感じで、僕は結構日常回にフォーカスを絞った感じの3つになりました。
続きましてがミスさんの3つ目。こちらはどういったエピソードでしょうか。
狸の武田さんの魅力
そうですね。僕が3つ目は第10話で狸の武田さんがテニスの審判をするエピソードですね。
ありましたね。
僕はね、結構この狸の武田さんっていうのを登場した時もね、マスコットキャラ来た!こいつはジャンプの代表を狙えるマスコットになれるポテンシャルがある!って言ってましたけれどもね。
その感じっていうのが、その登場回の次のここでテニスの審判服を着て登場した時に、やっぱ可愛いなって思って、あさどくていいなって思ったのがすごい印象的だったんですよね。
そうですよね。あれでスポーツ観戦が趣味で、なんかすごい趣味人としての一面もあり、なんか親父臭くもありっていう、でもやっぱり動物らしい無邪気な感じもありっていう、あのキャラクター性自体もすごく良かったですからね。
そうなんですよね。結構だからその、ある種のサイクハウスに後から入ってきた、眠る君たちよりも後から入ってきたってことでね、ちょっとツッコミ役としてもなんかね、ポテンシャルを感じたんでね。
竹田さんはこれからなんか、サイクフル美容院の起爆剤になるというか、発展させていく存在になるんじゃないかなっていう期待値が結構高まったんでね。いやー、ちょっとそのポテンシャルを破棄する前に終わってしまったのは悲しいかなって感じでしたね。
確かに存在感、登場初期は本当にすごく存在感を示しましたが、その後ちょっと定着にはいたらないまま連載自体は終了してしまいましたね。
そうですね。ちょっとシリアス展開に話が行ってしまいましたからね。
そうですね。
まあまあでもね、本当に何でしょうね。あとは同時にね、この回は本当にテニスの王子様ってすげえんだなって思った回でしたね。
サイクでやってること全部テニスの王子様の世界のプレイヤーは普通にやってますからね。
そうなんですよね。大きくなったり、分身したりとか、ボールが消えたりとか、全部やってるからって。
瞬間移動だとしてやってますからね、ほぼ。
そうなんですよね。だからやっぱりね、プロテニスプレイヤーすげえなってことですよ。
プロテニスプレイヤー、プロじゃなくても全然テニスプレイヤーはすごいってことですよ。
そうですね。だからやっぱりまあまあ普通にね、逆に言えばサイクル美容院のね、サイクっていうのはやっぱりね、日常的なね、個性に過ぎないんだなっていうことですよって言ってしまいましたね。
サイク使い、それぞれすごく特別な能力を持って生まれたという印象ではありますが、中学テニス会とかに入ったらごくごく普通の人として扱われるんでしょうね。
そうなんでしょうね。まあといった意味でも面白い回でしたね。
まあ確かにそういった点で、まあ超能力を題材に扱ったことによって、その他の漫画の超人スポーツモノとかその他の漫画の印象までちょっと塗り替える感じの、まあそういった意味でも意義深い回だったかもしれないですね。
そうですね。
いやーといった感じで、まあ全17話になりますのでサイクル美容院。僕とみつさんそれぞれ印象的なお話をあげて、まあそれぞれかなり前半に固まる感じにはなりましたが、
まあ後半は後半で、やはりその悪のサイクル使いが登場したりですとか、まあ琴音さんのお母さんを題材にして、まあちょっとお母さんとのハートフルな展開があったりと、まあ重たいながらもそれはそれで印象的な展開があったりはしたんですが、
まあやっぱりどうしてもこの作品を振り返るときには、前半中盤までのほんわかした日常展開の方が印象に残る形ではありましたね。
そうですね。最終回に関してもね、なんかやっぱ最後の2人が歩いてるシーンとかね、そういったところがやっぱりすごい、俺はやっぱ小林尾木先生の描くこの雰囲気とかね世界観、小林尾木先生の描く雰囲気はいいなーって思ったんでね。
やっぱりまあそっちの方、前半とか中盤のほのぼのした感じの方が印象に残る感じではありましたね。
そうですね。いやという感じで、結構本当にコンセプト的には、そのとんでもない超能力、便利な超能力をほぼ制限なく使えて、その上でそれにまつわるしがらみとか、まあハードな展開、まあシリアスな展開とかは除いてあくまでほんわかした日常、超能力が日常にあったらこんなに便利だな、こんなに幸せだな、こんなに楽しいなっていう、その超能力のある日常の楽しさを描く方に振り切るという、そのコンセプト自体はすごく可能性を感じたんですけどね。
そうですね。
やっぱり連載中も言いましたが、劇場版ドラえもんで何か新しい特別なアイテムとか特別な世界とかを見つけた時に、まずドラえもん一行が伸びた立ち一行がその世界を全力で楽しんで、見てる方がこんなところに行ってみたいな、こんな生活してみたいな、こんなことしてみたいなと思わせる、そういった楽しむところを見せてくれる。
あれはやっぱり劇場版ドラえもんのすごくいいところだと思っていて、このサイクル美容院に関してはその劇場版ドラえもんのSF的な夢のある楽しい生活というのを描き切るという、そういうのをやってくれるその可能性のある作品だったんじゃないかな、いろんな可能性を感じさせてくれる作品だったなというのが僕の中の最終的な印象ですね。
そうですね。いやーだからもうちょっとで続けてもらって、もっとそういう優しい世界観見たかったなーっていうのはちょっとありますね。
前半の展開の中でもいろいろと読者をつかみきれないところとかもいろいろあって、方向をいろいろ探っていったのかもしれませんが、でも本当に見どころがたくさんある作品ではありましたので、この経験を糧に小林智介先生が次の作品で戻ってきてくれることを楽しみにしてますよ。
本当その通りですねー。
小林先生は読み切り段階からそのほのぼのした日常ものから本格的なバトル漫画まで結構幅広くいろいろ試されている先生でしたが、やっぱり僕は山梨のほんわかした田舎の日常みたいな、そういった要素がすごく好きだったんで。
サイクル日和を読んでみても、やっぱりその中にあるいろんな要素の中でも、やっぱりその山梨のほんわかした田舎の日常みたいな、その要素がすごく心が引かれるところがあったんで、叶うならばやっぱりこの方向性の作品が読んでみたいなという期待を持ちつつ、これからの作家さんだと思いますので、果たしてどんな作品を書いてくださるのかとにかく楽しみにしたいと思っております。
という形で、最終回の感想に関してはまた本編の方で語っていきます。
17:56

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