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どうも、からです。
嘘でーす。
えー、今週は週刊少年ジャンプ2023年第41号で最終回を迎えました。
えー、津田祐人先生、埼玉俊先生、お二人による作品【テンマクキネマ】、こちらの【完結】を記念しまして、
えー、僕とミスさんで、それぞれ印象に残ったエピソードを3つずつあげて、【テンマクキネマ】どういった作品だったのかを振り返っていきたいと思います。
はい。
はい、といった形の漫画紹介企画となっております。【完結記念】です、という形で。
えー、まあ、細かなルールに関してはいつもと同じなのでこのまま始めていきますと、
えー、【テンマクキネマ】、作者のお二人、食劇の相馬という料理漫画でアニメ化を経験して、えー、大変ヒットさせたお二人による新作という形で始まりました。
【テンマクキネマ】、えー、2023年、今年の19号から始まりまして、合計21話の連載となりました。
中身としましては、とても映画が大好きな幼い頃、病弱で、えー、なかなか外に出たりとかできなくて、入院生活長くて、
その中で映画が癒やしだったということで、映画が大変好きな中学生の新市はじめ君という少年がいまして、
そんな彼が、えー、映画脚本家、すごい名監督のもとについていた、往年の名脚本家であるところの天幕さんという幽霊に取り憑かれまして、
その天幕さんの書いた脚本をもとに、学校にいる、えー、子役として名を馳せている女優の、
くらくいひめきさんこと、くらいひなきさんというのをヒロインに迎えまして、映画を撮ろうとなりまして、頑張って映画を撮ったぜというようなそんなお話なんですよ。
そうですね。
もう最後まで言っちゃいましたが。
といった、その、えー、まあ、青春、映画にかける青春のような、そういったワンシーンを描いたような作品でした。
という形で、えー、まあ、お話の展開も本当に全部言っちゃいましたね。
そうですね。
という形で、えー、まあ、本当におおむね大きなお話の流れとしては、本当に映画を撮ろうと頑張って映画を撮りましたという流れになるんですが、
まあ、そんな中で、まあ、それぞれいろいろと、まあ、何かイベント的なことでしたりとか、えー、お悩み解決的なことでしたりとか、まあ、そういったことが各種ありまして、
そんな中からそれぞれ僕とミスさんが3つピックアップした形になります。
1話目から6話目: 映画撮影の計画とロケハン
えー、で、連載順に見ていきますと、まず最初に選ばれたのが、僕が選んだ1話目、こちらは第2話です。
おー。
はい、第2話。内容としましては、その第1話で、えー、天幕さんという幽霊の描いた脚本をもとに、
学校の、まあ、マドンナ的な、その女優であるところの、えー、倉井さんの出演を取り付けまして、
倉井さん自身もこんなに素敵な脚本であれば、こんなにすごい脚本なら自分が主演でぜひ出たい、撮ってほしい、お願いしますという感じですごい乗り気になってきて、
まあ、これまで学校の日陰者であった新一くんが周りから、倉井さんにあんなこと言われるなんてお前どういうことだよみたいな感じで、
ちょっともてはやされたりとかしている中、えー、まだ新一くん、映画を撮ることに乗り切れはないんですが、
対照的にものすごく乗り気な倉井さんにこう、押し切られるような形で、放課後の夕暮れの教室で、
映画どういう風に撮るかというのをすごくこの役作りとか、シーン作りとか、そういったお話を2人ですることになるんですね。
そうですね。
で、まあ学校の日陰者であった新一くんが、その大女優、大子役の倉井さんと一緒に放課後の教室で映画に関する、
いろんな、あの映画良かったよね、この映画もいいよね、あれもいいよね、こんな風に撮りたいよね、そういえばああいう映画もあったよねと、
今回の映画撮影を超えて、それぞれの好きな映画話、共通の趣味でお話が盛り上がる2人みたいな感じで、2人が盛り上がる話が第2話でした。
そうですね。
2人が仲良くなるエピソードとしても印象的でしたし、なんでしょうね、放課後って特別な感じでいいよねって感じですかね。
本当に夕暮れの教室で、ある種学園カーストを飛び越えて、すごい魅力的な女性が、自分のオタ趣味的なのと共通の趣味でものすごく盛り上がってくれるという、
ある種この作品のある一つの、なんでしょうね、気持ちいいところの根幹を端的に表したシーンでしたからね。
そうですね。
なので、まあこれはちょっと外せないなという形で、夕暮れの2人という第2話を選んでみました。
いいですね、青春っすね。
そうですね、という形で、しんいちくん乗り切れはなかったんですが、くらいさんにすごく押し切られるような形で、だんだん映画に対する情熱を燃えてきまして、
6話目から16話目: 演技と映画に対する情熱
そして次に選んだ1話というのがこちらも僕が選びました、第6話になります。
こちらはしんいちくんが海辺の町へ、くらいさんと共にロケハンに行くというお話でした。
ありましたね。
こちらしんいちくんがロケハンに行くとなったらくらいさんもついてくるということになって、役作りの参考にということでついてきまして、
一緒に海辺の町に2人で、くらいさんは大女優ですから有名人ですから、ちょっと顔も隠してお忍びのような感じで2人で出かけるという、これもまたちょっと青春イベントですね。
いいですね。
ドキドキしちゃいますね。
秘密な勘違いですよね。
そうですね、という形でそれが5話6話と続くんですが、6話ではくらいさんが役作りのために急遽水着を入手しまして、水着を手に入れまして水着姿になって、
人気のない海でちょっと水遊び的な海に乗り出したりとかしまして、ちょっと演技プランを練ったりする。
その時にもう顔、表情というのがまるで別人のようなという演技の幅みたいなものをちゃんと漫画的に表現するんですよね。
そうですね。
それまでずっと描かれていたくらいさんの表情が演技に入った瞬間にまるでガラッと雰囲気の違ったものになる。
そしてそれはそれでとても魅力的な輝いて見えるようなもので描かれるという、この漫画のくらいさんの演技をよく見せようという、一発目のパンチが効いた感じのシーンでした。
最終戦はやっぱりその画力というのがすごい活かされた場面でしたよね。
そこでこの作品は演技とかそういったものの魅力というのをこういう感じで絵的に表現するんだなというのが示されたシーンで大変印象的でしたし魅力的でしたし、
それに直発される形で新一くんがカメラを構えたまま、スマホを構えたまま、自分自身も海にザブザブ入っていきまして分け入っていきまして、
水に濡れながら一番いいアングルを探すという感じで。
でも二人で周りからは変な目を見られるみたいな、そういう感じの新一くん自身がそれまではあまり乗り気ではなかったのが、
くらいさんに直発されるような形で、映像に惹かれる、すごい良い映像が撮れるというその魅力に取り憑かれるような形で、
一歩を踏み出していく、周りから逸脱していく、常識を飛び越えていくという、そういうシーンも描かれていたので、
くらいさんの女優としての演出を、新一くんの一線を越えていく姿というのが大変印象的だったので、第6話を選びました。
という形で、どうしてもくらいさんとの秘密の関係ドキドキというのと、くらいさんの女優としての魅力、そして新一くんが映画に対して真剣に取り組んでいく姿という、
やっぱりその辺がこの作品の軸になるので、これは外せないなという感じで第6話。
続きましてが、今度はミスさんの選んだ第1話になります、第10話となります。こちらはどういったお話でしたでしょうか。
お話というよりかは、ここの表紙が水着グラビア風のくらいひべきさんが良かったという話ですよ。表紙ですよ、表紙っていうね。
くらいさんは常にちゃんと魅力的なキャラクターでしたからね。
そうですね。正直この展望記念を語る上で、くらいひなきさん、くらくいひべきさんの魅力って外せないわけじゃないですか。
間違いないですね。
もうあれじゃないですか、ひべきワングランプリを開いてもいいくらいのレベルだったじゃないですか。
今回実質ひべきワングランプリになるんじゃないかということで、そういう方向性で練ってはいたんですが、分かりやすくエピソード紹介にしましたが、実質ひべきワングランプリですね。
そうですね。で、やっぱり俺はひべきワングランプリを当たるにあたって、本当にこのグラビア表紙みたいな水着スーくらいさんは、それまでのイメージと全然違うし、ある種の可愛さに全振りしたというかね、感じがすごい良かったんですよね。
なるほど。ちょっと振り返って見てみますかね。
やっぱり演技ってなってくると本人のすごさみたいなところとかを表さなきゃいけない部分があって、それは本当に伝わってはくるんだけども、ある種、映画の内容が分かってないから本当にすごいのかどうか分からない部分ってあったわけじゃないですか。
ただ、この水着グラビアに関しては完全な独立なんで。
そういった意味では本当にくらいさんの可愛さ、魅力を出そうっていう沢木先生の画力がいつも以上に光ってる感じがして、これはすごい良かったんですよね。
なるほど。
これ、俺がもう悲劇ワングランプリやったらここやろ、ここやろ、ここしかないやろって感じでしたね。
なるほど、確かに。確かに。とても中学生とは見えないような、その大変スタイルの良い感じの姿を惜しげもなく見せつける感じの水着姿で、水滴が光り輝く感じの、本当にいろんな、いわゆる漫画グラビア的な技法がたくさん盛り込まれた、とても魅力的な表装ですね、これは。
そうですね。いやー、本当クライスさんはいろんな表情を見せてくれてね、魅力的なんですけどね、新市君にこうすごい好感度が高くて真摯なところとかね。
はい。
ちょっと他のキャラクターに対して新市君褒めてるところでドヤ顔してるところとかね、いろんなところ好きだし。
はいはい。
でも俺はその中でもここがすごい良かったなと思ったことで表現させていただきましたっていう感じですね。
まあまあもちろん悲鳴木さんのその人格、キャラクターとしての魅力があってこそのこの表紙のイラストの訴求力というところだと思いますんで、
まあまあイラストという表紙という単発絵ではありますが、まあまあ漫画の内容を伴った上での魅力的な表紙というのは間違いないですね。
ギャップを聞いてましたから。
まあそうですね確かに、あのまああどけない感じとか本当好きのある感じの一方で女優としてはすごく真剣で厳しい表情を持っているというのとか、
まあプロとしてすごく魅力的なものを持っているとか、まあそういったところが端的に表された表紙ではありましたね。
そうですね。
16話目から最終話: 思いを告げる
といったそんな表紙を経まして、まあまあ映画制作は順調に進んでいきまして、でその次に選ばれたのがこちらのみすさんの選んだ1話、第16話となりました。
はいそうですね、椎野くん助走回ですね。
まあそうですね。
あれですね、やっぱお姉さんたちが出てこれなくてっていうところで、仕方なく椎野くんが助走するというね、役をやるという回でしたけれどもね。
はいはい。
いやー、しんいちくんの友達がね結構ハイスペックな人が多いわけじゃないですかね。
そうですね、このしんいちくんが天幕さんの脚本を映画化するにあたって、スタッフとしてはそのしんいちくんが所属していた、主に映画を見て楽しむ回だったところの、まあ学校のその映画愛好会、同好会みたいな、そういった映画部が制作スタッフになるわけですが、全員異様に有能でしたからね。
そうですよね、大道具作れて役者できるやつもいるし、普通に音楽作曲できるやつもいるしっていう、そして椎野くんはヘアメイクとかが得意っていう感じでしたしね。
そうですね、女兄弟の中一人だけ男の子という形で、大変本人もメイク等が得意というキャラクターで、まあまあ映画制作スタッフ的にはメイクさんとして活躍していた彼ですね。
そうですね、ただですね、やっぱり他の人たちが比べて、ちゃんとその人たちのメイン回があったのに対して、椎野くんはヘアメイクだとちょっとやっぱり買いないのかなとかって思ったんだけど、結構裏方の方だしねっていう。
そうなって聞いた時にね、「まさかこんな感じで出来るなんて!」っていう驚きがありましたし。あとはね、ちゃんと女の子に見える。女の子に見えるけど男の子にもちゃんとわかるっていう。男の子でも、男であることもわかるっていう。
この佐伯先生の画力には本当に手を打ちましたねって感じでしたね。
そうですね、本当に体の輪郭、ラインとかで、本当に男の子が女性にフンしているというのが伝わってくる、あの力加減、幸加減は本当にすごい表現力でしたね。
そうですね。おーすげーな、やっぱ佐伯先生の画力は高いなっていうところですごい感心した回でもありましたし、俺は意外と椎野くんが最初から好感度が高かったんで、ちゃんと椎野くん回がないのかもってちょっとハラハラしたところにちゃんとあってくれてよかったなっていう安堵も含めて入れさせていただきましたっていう感じでしたね。
確かにキャラクターとしても、お姉さんが女優として出るはずがこれなくなったんで本人が代わりに女装して出るとなった時に、女装した上でやっぱりこんなの無理だよみたいな感じで嫌がってるのに周りからいやもう全然いけるよ可愛いよみたいなことを言われて褒められまくった結果、じゃあやってみようかなみたいな感じで乗り気になっちゃうという、あのちょろい感じが大変魅力的でしたからね。
そうですね。
ああいった内面も含めて大変、椎野くんの魅力爆発な回で僕も印象的でしたね、あそこは。
そうですね。
その後も女装を何回か出てきましたしね。
まあね。
完全にキャラ付けとして確立したなという感じがありましたよ。
うん。
で、まあそういった感じで女優問題と共演者問題等々も解決していきまして、映画完成しまして、で、僕の選んだ最後の3つ目というのがこちら最終回の一つ前第20話となります。
うんうん。
こちらはちょっと悲鳴基盤グランプリっぽくなくなってくるんですが、まあ違うんですが。
こちら、内容的にはその完成した映画を携えて新一くんと倉井さんが、倉井さんの恩人であるところの映画監督、心身経営の若手監督ユキオさんという方にその映画を見せに行くって評論してもらう。
で、まあまあ新一くんと倉井さんのこれまでやってきたことをある種認めてもらって、新一くんのことも認めてもらって、この先のことに思いを馳せるような、そういう展開の中、やっぱりここのエピソードで印象的だったのは、あのユキオ監督が、倉井さんがデビューした時からずっと付き合ってきたユキオ監督が、こんな悲鳴の顔は俺にも撮れねえ、本当にお前は好きなんだなっていう風に伝えるという、あのシーンがとても印象的でしたからね。
いや本当そうですね。もうあれはね、お前本当に映画が好きなんだなっていうセリフはもう、本当にお前本当に悲鳴が好きなんだなって聞こえましたからね。
いや間違いなく。本当に先週言いましたが、本当にリアルに一瞬そう読みましたからね、僕は。
はいはいはいはい。
お前本当に悲鳴が好きなんだなっていう風に一回読んだ後に、ちょっと振り返ったらあれ違った、映画だって言ってたんだっていう風にまあまあ読み直しましたが、一瞬本当に悲鳴のことが好きなんだなって言ったように読めるぐらい、本当に悲鳴さんへの愛を認めてもらった感じ。
特にこのゆきお監督というのが本当に、くらいさんとしんいちくんにとって、まあお父さん的な立場の人として描かれていたんで、くらいさんとの交際を認めるか認めないか、そういった立場の人としてずっと描かれてきたんで。
うちの悲鳴に近づくなってきた、そういうキャラクターとして描かれてきたんで、それに認められるという展開は本当にお父さん娘さんをください展開の感じがして面白かったですね。
そうそう面白かったですね。
最終回の完成
本当に認めてもらえたのはすごく嬉しい展開だったんで、僕は最終回も迷いましたが、あえてその1話前のゆきおさんに認められる回を選びました。
ここもすごい迷いましたよ確かに。
そこのシーン、くらいさんの表情とかがあまりしっかり映されなかったのはちょっと流れが惜しいというか残念でしたけどね。
そうですね、認められて嬉しいみたいなところを見たかったよね。
そうですね、トータルでしにちくんが認められていることに対してはまあまあ喜んでたんだと思うんですが、あそこでこんな悲鳴の表情俺にも取れねえみたいな。
あそこのところの表情を見たかったっていうのはちょっと残念ですが、まあまあとてもいいシーンではありました。
そうですね。
という形で最後の1話、みつさんが選んだのが最終回第21話となりました。
そうですね、本当に最終回に関してはめちゃくちゃしっかりまとまったし、もう期待通りっていう展開でもう拍手する、こっちも拍手したくないような回でしたからね。
そうですね、本当に映画をずっと1話からずっと作り続けてきた漫画でしたからね。
そうですね。
それが完成してお披露目されて認められて、そしてこの後しにちくんはもうすごい映画撮りますよみたいな感じの終わり方というある種まとまりとしてはすごかったですね。
そうですね。
ちゃんと1話から来た天幕さんとの決着をつけたということで、僕はこの最終回を入れた理由として天幕さんとコンビになった。
これからもあなたの腕を貸してほしい、僕とコンビになってくださいっていうところに関してはもう愛の告白やんけーって思ってましたからね。
まあ普通に相棒というかバディー感でしたね。
先週、この前の週で倉井さんを落として、この週で天幕さんを落としたぜっていう感じで、やったしにちくん両方ゲットしたぜみたいな感じがすごい良かったですね。
そうですね。最終回のところでこの先自分が立派な監督になったら出てね、また出てねみたいなことを倉井さんに言うと次回作も出しなさいみたいな感じでわきあいあいとする感じでもう完全に出来上がってましたからね。
出来上がってましたからね。
しかも最終回的には天幕さんのことを倉井さんも知り得るというかね、見えてしまうかのような演出がされるわけじゃないですか。
ここも認知を得た感があって良かったね。
第一不審、第二不審って言っちゃあれなんですけど、新市ハーレムの認知が得られたなって感じがすごい良かったですね。
まあ正直そこは本当、倉井さんには見えてもいいのになぁという思いはあったんで、最後ちょっと気付く感じをしてくれたのは個人的には嬉しかったですね。
そうですね。だから俺もそこはすごい良かったなと思いましたね。そこも含めてマジで最終回機械通りだったからね。
まあまあそうですね。先についても示されましたし、まあまあその数年後というのも安心だけでも見たくはありましたけどね。
そうだね。いやーだからあれだね、また特別番外編とかもあるみたいなこと書いてありますからね。その辺期待だなと思いますね。
そうですね。先々の展開を見てみたいなという感じがしますが、特別番外編がジャンプラスにて11月掲載決定という形で、単行本に掲載するのみならずジャンプラスに載せますよと事前に予告している形なので、
11月になったらその番外編読んでまたちょっと放送の方でも言及したいなと思いますが、いやーこの先の展開、しんいちくんとひめきさんのイチャラムがもっと見たいなと思いますよ。
そうですね。天幕さんとイチャラムをよろしくお願いしますって感じですね。
そうですね。という形で、今回本当に読み返してみると1話から1本の映画を作り続けた漫画ということで、
連続して読むと1本のそれこそ短編映画を見たような感じはちょっとあったんですよね。
そうだね。21話という長さもあって、いい感じの短編漫画だったなっていう感じはすごいしますね。
そうなんですよね。なのでまとめて読むと意外とまとまりがあって、一つの作品としてこれはこれでありだなという形にまとめ上げたなという感じがして、
映画を撮るにあたって本当に脚本から始まって絵コンテからそしてロケ版で役者のプランを作って、何々を用意して、それぞれに対してちょっとトラブルとか問題が発生するけれど、
しんいちくんの映画愛と頑張りでそれを乗り越えて、最終的にくらいさんの家庭問題とかも解決して、映画完成しました、認められた、よかったっていう、
すごく本当によくできたコンパクトな話になってたんですよね。
そうですね。
21話という長さでこれを読んでみると、しっかりした満足感が得られるんじゃないかなという感じで、その長さに対して十分な満足感が得られる作品ではあったんじゃないかなという感じで、
ぜひ一度続けて読んでみてほしい気もしますね。
そうですね。そしてあなたの暗くいひめきナンバーワンを決めてくださいって。
そうですね。ひめきワングランプリを開催してほしいですね、それぞれで。
そうですね。
という感じで、なんとなく個人的に思ったのは、昔パジャマな彼女ってあったじゃないですか。
ありましたね。
その後に羽羽堂とかで大成なおさる先生の作品でしたが、あの作品の感想を語ったりした時とかに、僕は同じことを言いましたが、やっぱり主人公にしか見えない幽霊ってどうしてもお話に絡みづらい気がするんですよね。
はいはいはい。
だからやっぱりヒロインと主人公の共通の秘密みたいな感じで、せめてもう一人誰か見える人がいてくれた方が、より関係性は広がってよかったのになという感じはあったんですよね。
なるほどね。確かにそれはあるかもしれませんね。逆にヒカルの子とかが成功しすぎちゃったんで、主人公だけの特別感みたいなのを出したがるっていうのはあるかもしれませんけどね。
登場キャラクターの関係性
まあまあ確かにヒカルの子がそうなんですよね。あれは本当にヒカルを通してサイを追いかけるアキラ君という、あのキャラクターが見事でしたよね。
見事だったね。
ヒカルよりもむしろ最初はサイと結びついてるという。サイもアキラ君のことが気になってるし、アキラ君もサイのことを追いかけてるし。
で、ある種ヒカル君に関してはちょっとそこに入れなくて、みたいな。そういった展開が大変見事だったりしたんで、ああいう方法もあるんだろうなとは思いますが、その辺とか。
あとは真一君と天幕さんがやっぱり基本的にはすごい共通の価値観で映画好きっていう形だったのが、やっぱりバディとしてはもっと仲高い人が欲しかった感じもちょっとありますけどね。
そうですね、それは確かにありますね。
真一君がめちゃくちゃ文芸映画オタクで、天幕さんがエンタメ路線とか、そういう。もしくは真一君が本当に映画なんてくだらないみたいな、そういう感じの。
今時あんな2時間回るものなんて誰が見るんだ。YouTubeで5分のアニメしか見ねえよみたいな、そういう人だとか。
そういうボカロのPVを作るのが俺は好きなんだ、MV作るのが好きなんだみたいな。映画なんてあんな長いの見ねえよみたいな。
人に対して昭和の天幕さんが映画はいいよっていう話とか、そういうバディのすれ違いとか、それを乗り越えて化学反応を起こしてすごいものが作り出されるとか、そういうのを見たかったなとか、いろいろとここだったなっていうのがあったりはするんですけどね。
まあ確かにね。
そういうのがなかった分、すごくある種スムーズに読める作品になったのかな。
まあそれはそれでいい読み味だったのかなという感じもあるんですが、まあまあ残念ながら短期打ち切りという形にはなってしまいました。
そうですね。本当だからみんなでね、やっぱ学生みんなで集まってワイワイ映画を作っているところから雰囲気すごい良かったですからね。
はいはい。そうなんですよね。だから結構その山谷というかすごく劇的に盛り上がる、めちゃくちゃ盛り上がるっていう感じはなかったのが、まあ敗因っちゃ敗因なのかもなと思ったりもするんですが、
でも続けて読むとその感じがやっぱりなんか日常を含む青春みたいな、青春の一幕みたいな感じとしては、読み味としてそのなんでしょうね、薄味なところが逆に良いっていうところも十分あるんですよね。
そうですね。さっき言った雰囲気すごい良かったと思いますよ。
という感じなので、まあまあ短くまとまってしまいましたが、それは不本意な形だとは思うんですが、その結果として本当に最初に言いましたが、ある種の満足感を得られる作品にはなったんじゃないかなという感じで、やっぱり津田先生、埼玉先生お二人の実力がいかんなく発揮された点は多々あったんじゃないかなという感じがしますよ。
そうですね。
という感じですので、本当にお二人の次の作品もぜひ読んでみたいなという気がするんですけどね。
いや、全然読みたいと思いますんで。
またいい感じの題材引き下げてジャンプをお付き合いしなって思いますね。
そうですね。また何かワンアイデア引き下げて、なんか面白いおかしい感じの作品をぜひ超絶画力で描いてくれたらいいなというような期待を持って、
お二人、次も同じコンビかまた別の方と組んで新しい可能性を見せてくれるのかいろいろ分かりませんが、お二人の作品、とりあえずはデンマキネマの番外編を見るのが楽しみだなという感じですよ。
そうですね。
といった形で次回作にも期待しております。
といった形で最終回単体の感想に関しては本編の方でも語っていきます。
はい。