1. あ、今週のジャンプ読んだ?(褒めレビュー)
  2. 【雑談】ジャンプサッカー漫画..
2025-06-28 33:38

【雑談】ジャンプサッカー漫画の系譜~『キャプ翼』から『エンバーズ』まで~

apple_podcasts

完結記念企画、「ジャンプサッカー漫画の系譜~『キャプ翼』から『エンバーズ』まで~」です。GARUが味噌さんからジャンプサッカー漫画について話を聞いて、車裂圭先生・西井聡太郎先生の『エンバーズ』を振り返ります。

サマリー

週刊少年ジャンプのサッカー漫画の系譜について語り、特に『キャプテン翼』の影響やその後の作品について振り返っています。『エンバーズ』の完結を記念し、サッカー漫画の変遷や特徴が掘り下げられています。日本のサッカー漫画の歴史を語るこのエピソードでは、「キャプテン翼」から「ホイッスル」、「ナンバーテン」や「東京ワンダーボーイズ」まで、それぞれの漫画の特徴や影響を分析しています。特に、各作品がキャラクターの努力やリアリティをどう描いているかに焦点を当てています。このエピソードでは、ジャンプサッカー漫画の歴史を辿り、『キャプ翼』から『エンバーズ』までの作品について語られています。特に作品のリアリティや作者の愛情が重要視され、ジャンプにおけるサッカー漫画の変遷と魅力が考察されています。また、『キャプ翼』と『エンバーズ』の影響や新たな時代を築く期待についても語られています。

キャプテン翼の偉大さ
どうも、河村です。 みそです。
えー、今週、2025年第15から連載していました、えー、作画、西総太郎先生原作、車崎慶先生によるサッカー漫画エンバーズが最終回を迎えました。
残念でしたね。 まあそうですね。
久方ぶりに週刊少年ジャンプにサッカー漫画の火が灯るかと思ったんですが、残念ながら短期終了となってしまいましたので、
エンバーズを振り返り紹介し、そして、ただそれだけではなく、やはり週刊少年ジャンプサッカー漫画というその系譜自体を振り返らなければいけないのではないかということで、今回、
エンバーズ完結記念、週刊少年ジャンプのサッカー漫画の系譜、キャプテン翼からエンバーズまでを語りたいと思います。
はい、パチパチパチパチパチー。
という話をしたんですが、僕は実際キャプテン翼も、まあ1回は通して読んだんですが、とはいえ、そのジャンプ連載版以降はそんなに追いかけていないですし、
思い入れも実はそれほど強いわけでもなく、どちらかというと当然ミスさんの方がキャプテン翼大好きですし、サッカーもやっていましたし、という感じで大変造形が深いので、
基本的にはミスさんにいろいろと語っていただき、紹介していただき、僕はそれに愛の手を入れる感じで喋っていけたらなと思っています。
はい。
ということでミスさんお願いします。
はい、了解です。
そうですね、まあ、まずね、やっぱジャンプ漫画のサッカー漫画といえば、まあ誰もが最初にキャプテン翼っていうのを思い浮かべると思いますしね。
はいはい。
実際本当にサッカーを題材にした漫画の初めてのヒット作品といっても過言ではない、全部漫画的に見てもっていうところでね。
そして日本にサッカーを普及させた、根付かせた金字塔的な漫画なわけですけどもね。
はいはい。
いやーでも正直ね、本当ジャンプのサッカー漫画に関してはこのキャプテン翼が偉大ですぎて、その後の作品がどうしてもこれと比較されてしまうっていうね、歴史を辿ってきたものだと思うんですよね。
そうですね。僕も多少今wikipediaでサッカー漫画を拾い読みする程度見てみているんですが、なんか意外とジャンプってサッカー漫画そんなにない、本数自体もないですし、有名な作品というか成功する作品ということで言うと、かなり希少ではありますよね。
それもこれもこのキャプテン翼が偉大すぎたからっていうところがちょっとデカいんですよね。
なるほど。だからこそキャプテン翼があったある種サッカー漫画というものが少年サッカー漫画というものが根付いた最初がジャンプだったからこそその後が瞑想してるんですかねこれは。
まあそういうところがあると思いますね。実際本当キャプテン翼に関しては、今サッカー開設してやってる政治エチゴが僕が30年やってきたことを2年でやってしまった。サッカー文化を根付かせてしまったって言ったくらいの作品でもありますし、世界的に見てもイタリア代表の10番だったトッティが雷銃シュートを練習して骨折したっていう伝説があるくらいですし。
それは高材の材のほうなんじゃないですかね。
あとは本当に翼くんが大人になってバルセロナっていうチームに入団することなんですけど漫画展開場ね。その時にそのバルセアのライバルチームレアマドリートの会長がなぜ翼はうちに入団しなかったんだって苦情がきたみたいな。
本当にその全世界的に影響を与えたサッカー漫画なんですよね。
あの辺の入団周りの偽話は確かに聞いたことがありますね。
そうですね。それにやっぱりサッカーがない時代でサッカーの面白さをどう伝えるかっていうところに対して必殺シュートっていう発明があったりとか、
あとはサッカー自体の小回りというかスピード感を出すためのキレッキレの構図とか小回りとかも本当に当時からすれば見たことがないものっていう形だったんでね。
そういった意味でも本当にかっこいい画面作りが映えていてよかったっていうところもありますし、
何よりこの翼くんがこの連載最初の方の目標として日本をワールドカップで優勝させるんだっていうことを高らかに宣言するっていうね。
これ自体が本当に偉大すぎたんですよね。
実際その当時の日本サッカーってのはプロリーグすらなくてワールドカップっていうかアジア予選すら突破したことがない。
つまりワールドカップ自体に出たことすらないっていうサッカー事情があったわけなんですよね。
そんなところの国の少年が一人ワールドカップを優勝させるんだっていう宣言をするっていうのは本当に当時としても画期的だっただろうし、本当にそれによって少年がたくさん夢を見れたっていう形で。
そういった意味でも本当にキャプテン翼っていうのは日本サッカー漫画史においても産声を上げる近似党的な作品だったんですよ。
コスモストライカーの迷走
ワールドカップで日本優勝させるっていう目標って結構早いうちから言ってるんですか翼くんって。
早いうちから言ってますね。
確かに当時の日本でワールドカップがどのくらい認知されてたのかっていうことを考えるとおそらくそんなでもないでしょうし。
その点でいうとその目標設定っていうのは確かにすごく意義深かった感じがしますね。
そういったところが変な話で野球漫画とかまだヒット作がたくさんあって甲子園とかそういったところの目標があるにあたってサッカー漫画でそういうところを目標値にするって言ったところでもすごい偉大な作品だったんですよね。
確かに特に少年野球漫画における甲子園ぐらい分かりやすい目標が確かにサッカーなさそうですもんね。
そうなんですよね。
そこに対してもう逆に言うとね初期の作品でそんなでかい目標をぶち上げてしまうっていうところがすごかったんですよ高橋内先生って感じなんですよね。
確かに世界一を目指すとかなんか大元総合系のスポーツ漫画少年漫画はいくらでもある気はするんですがそこでワールドカップという現実に存在する偉大なる世界大会を持ってきて
そこに実際にたどり着くという結果論も込みですごい良い設定だったんでしょうね。
そしてこのキャプテン翼があったことによってその後のジャンプサッカー漫画はある意味ではすごい注目されることになりますしある意味では迷走していくっていう感じになるんですけどね。
確かにそうですね。ではキャプツバはとりあえずこのくらい大丈夫ですか?
大丈夫ですよ。そしてキャプテン翼自体が堂々完結した後に始まる漫画があるんですけどもそれがコスモストライカーというサッカー漫画が始まるんですよね。
ちなみにキャプテン翼の連載期間が1981年から88年という形でもう恐ろしいことに今から45年くらい前なんですが。
すごいですね。
45年くらい前なんですがでその7年間の連載の後このコスモストライカーという新たなサッカー漫画が始まったのがまさに1988年なんですよね。
そうですね。だからその後すぐみたいな感じだったんですよね。
そうですね。キャプツバの終わるところにちょうどちょっと重なる感じで一応始まる感じだったみたいですね。
コスモストライカーという作品はサッカー人口が地球の2分の125億人がサッカーをしてるっていう世界観が舞台の作品なんですけどもね。
地球の総人口の半分がサッカーをしてるんですね。
そうなんですよね。すごいですねって。しかしそしてこのサッカー版が当たりに立って本当にもうキャプテン翼でフューチャースター必殺技シュートがさらに進化してるとかそういう話なんですよね。
例えば主人公の放つ必殺技、マーキュリードライブファングっていう必殺技に関してはキーパーを吹き飛ばしてそのキーパーの上はゴールの上で血涙になって倒れるっていうそういう技ですからね。
ゴールの上に行く理由がよくわかんないんですけどね。
まあ吹っ飛ばされてってことなんですけど。
上にぐしゃーって乗るんですね。
そしてまあね、例えば敵のチームと対決する際に敵は本当にこうなんですよね、ショルダーアタックみたいなやつ。
ジェノサイドインパルスっていう名前ですね。
その衝撃波は脳髄まで達し、命は助かっても植物人間は招われないという必殺技なんですよね。
たぶん試合中にジェノサイドって言ってる時点でもうカードを切ったほうがいいですよ、それは。
そうなんですよ。だから明らかにお前らサッカーしろよマークなんですよね。
だいぶキャプツバとは方向性が違いますね。
そうなんですよ。だからこれはもう完全にキャプツバと違う方向をやろうといって迷走した漫画の第一号なんですよね。
まあコスモと言ってますし、やっぱセイントセイア感というか、なんかリングに賭けろ感もちょっとありますね。
終盤のリングに賭けろ感。
まあ間違いなくそうですね。
というわけでさすがにちょっとそれまでキャプテン翼を見てサッカー少年たちがこれを見てさすがに戸惑ったんですよね。
すごい短期打ち気になってしまったんですよね。
まあそうですね。いわゆる10周打ち気になったみたいですね。
そうなんですよね。いやーやっぱりなんでしょうね。これに関してはまあまあサッカーやりすぎちゃいけないよねっていうことをジャンプの歴史上でも体現したらうまかったんじゃないかと思うんですよ。
サッカーやりすぎっていうかサッカーやれよっていう話ですからね。
超軌道爆発周球やろうリペロンの武田
そうですね。やっぱりやりすぎは良くないなってことですよ。バトル漫画やりたかったらバトル漫画でやろうぜってことですよっていう。
まあそうですね。確かに完全にサッカーというか独自の競技ですからねそれは。
そしてまあまあこういうコスゴストライカーのねちょっとアレがありましたけれどもその後に始まったしまたしばらくしてその後始まったサッカー漫画がまあ超軌道爆発周球やろうリペロンの武田ですねっていう感じですね。
ギリギリなんとなくイメージはあります。ちゃんとは読んでなかったですけど。
これはまあ変な話。サッカー漫画の文脈に乗せたギャグ漫画なんですけどねっていう。
作者の方がニュアンの誠先生で後にまじまくんストバスとかで有名にはなりますがまあかなりギャグテイストの作品でしたもんね。もともとからして。
そうですね。ただ俺はこれはちゃんとサッカー漫画だと思ってますからねっていう。
実際ちゃんと主人公とか一部のすごいヤバい奴ら以外に関してはちゃんとサッカーやってますし。
たとえばしらとりロミオさんって人はいじめの結界みたいなのを張ってシュートを全部防いだりするわけなんですけども。
もうキヤンっていう話だったりとか。
あまりのいじめっ子の気が強すぎてそこのペナルティーアリーナに侵入するとやけほげてしまうっていう。
なるほど。いじめっ子の力によってボールを防ぐんですね。
そしてまあ審判の読めないところでモンゴリアンチョップとかをかばしたりして相手はサイキ君を落とし入れってことですけどね。
かなりギリギリですねそれは。
でもこれもだからある種本当にキャプテン翼の違うものをサッカー漫画でやろうとした結果なんじゃないかと思うんですけどね。
一応1991年から2年まで1年以上にわたる連載はしてますね。
そうなんですよね。でも実際でもちゃんとサッカーをやろうとしたところはありましたし、作者の庭野誠先生の作風がもともとギャグをやるっていうところでは人なんでね。
そういった意味では本当にある種サッカー描写としては少なかったですけれども。
ちゃんと試合展開としてサッカーをやってるんでね。
俺は本当サッカー漫画だと思いますし、実際その後に2002年とかワールドカップの年には復活したりして、日本応援とかもやってましたからね。
あった気がしますね。
庭野先生もともとギャグテイストでありつつ真のところにはちゃんとしたストーリーがあったりとか、
真島君の時とかともちゃんとしたスポーツ理論を盛り込んだりしたそのはったり感がすごくいいですからね。
サッカー漫画の始まりと進化
この辺まではある種のキャプテン翼との差を明確にしようとして成功したり失敗したりした時代っていうのがあったわけなんですよね。
確かに2作とも真っ当なサッカー漫画ではないですね。
そしてその後にジャンプの時代に新たなサッカー漫画ホイッスルっていうのが誕生してくるわけなんですよね。
ここからは僕もちゃんと読んでますよ。
これに関しては何でしょう。
本当に何でしょう。
それまでのサッカースポーツ、スポーツ漫画がキャプテン翼の必殺技的な文脈とかはあったのに対して、
本当にリアルな感じ、主人公の努力とかそういったところを焦点にした、
親しみやすい少年漫画として大ヒットした作品なんですよね。
実際ホイッスルに関してはアニメ化まで来ましたからね。
かなり流行ってましたし、当時僕は少年心に読んでいてあまり気づいていませんでしたが、
後年振り返るとやっぱり女性人気がすごかったみたいですね。
そうですね。
でも実際その女性人気に関してはね、本当にキャプテン翼もすごいありましたからね。
本当にヤオイの原点はキャプテン翼と言われてるくらいですからね。
それはセイントセイヤーの方が有名だと思いますけどね。
そういったカップル的なところの漫画としてはキャプテン翼も偉いでしたからね。
なるほど、そうなんですね。
なんかホイッスル特に少年が気づかない女性向けの魅力みたいなのがあったんだなと。
子供の頃気づかなかったのが、後年話題になってるのとかを見たりとか、
ネットとかでホイッスルのあのキャラ良かったなみたいなことを語っている年上の女性とかを見たりとかして、
あ、そうなんだという驚きがあったんでだいぶ印象的だったんですけどね。
なるほどね。
でも本当にキャプテン翼が開いたサッカー漫画の道を継承しつつ、
よりリアリティで等身大な努力を描くっていうところに成功したというかね。
そういったところのある作品だったんで、
こういうふうに本当にアラスター時代ホイッスルっていう時代がここから始まったんだなと思いましたね。
確かに特にホイッスル、1998年から開始という形でキャプテン翼が終わってから10年後とかですが、
やっぱりこの頃がジャンプがそれまでのある種ドラゴンボールを中心として、
その他男臭い漫画がいっぱいあるあの感じからちょっと脱却というか、
また新しい風が吹いてきた頃で、
それまでの流れから見ると、かなりジャンプっぽく、
少なくともそれまでのジャンプっぽくはない作風ではありましたからね。
そうなんですよね。
ちょっとタシっぽいですよね。
そうですね。
雰囲気が。
そういったところの、逆に言ったらそういったところの新たな風っていうのを
サッカー漫画で切り開いたっていうところに関してはホントホイッスルは偉大だったし、
ジャンプサッカー漫画としてもやっぱ新たな時代ホイッスルといっても過言ではない漫画だったなと思いますね。
そうですね。
ホントにこの90年代後半にそれまでの音臭い漫画とは結構別系統のいろんなものが現れた中で、
結構ホイッスルは本当に良いバランスで少年心を盛り上げてくれた感じの作品だった気がしますね。
そしてその後ジャンプのサッカー漫画は結構変な、
変なすると短期打ち切りが多くなってきてしまうわけなんですけども、
この時代を私はこう手段が目的化時代と呼んでます。
サッカー漫画。
中期サッカー漫画の特徴
それは気になりますね、どういう意味なのか。
はいはい。
そしてその後始まったサッカー漫画がね、
フィールドの狼フォアドジンという漫画でした。
これ、高橋洋一先生の漫画なんですけども。
はいはい、何となく覚えてます。
当時のインタビューでね、高橋先生が、
キャプテン翼の影響でミッドヒルダーに人気が集まってしまったのに、
フォアドに人気が集まれば、という趣旨で始まった作品だったということを。
だいぶニッチな目的です、それは。
そうなんですよね。
だからここは本当にちょっとね、高橋先生偉大な作家さんではありますけども、
手段が目的化してしまったというかね。
やっぱりジャンプというサバイバルバトルにおいて、
そういった方向性、つまり漫画の面白さとは別の方向性を
試行してしまうと失敗してしまうんだなというところが感じられた作品ですね。
確かに。理想としては面白い漫画を描くために、
どんな題材がいいだろうな、よしこれにしようって選んでほしいですからね。
ちなみにこの高橋先生は後の反省点を生かしてね、
チャンピオンでハングリーハートという漫画を始めて、
オワードが主人公の漫画を始めるんですけども、
これはぶっちゃけ面白かったし、後にアメリカをされましたね。
それは全然知らなかったですね。
続いて、手段が目的化で続いていくわけなんですけども、
続いては2002年ワールドカップの年に始まった、
ナンバーテンという漫画ですね。
その筋では有名な作品でありますね。
そうですね、タイトル通り10周で終わってしまった作品なんですけども。
作者のキユイさんのデビュー作、ロケットで突き抜けろが、
ある種カルト的な人気があったところからのナンバーテンですからね。
これに関しては2002年といえば日韓ワールドカップが始まった年なんでね。
明らかにそれを意識して作られた作品でありましたし、
ただ一方で、変な話すると、
作者が本当にサッカーを知ったのかっていうところも感じられた漫画ではあったんですよね。
当時、ぼんやりしたサッカーの知識で読んでて、
そんなに気にはなってませんでしたが、
サッカーのシーンそんなに多くなかった気もしなくもないですね。
そうなんですよ。逆にサッカーシーンそんなにないんですよね、この漫画って。
なかった気がしますね、確かに。
そうなんですよね。
ある種ホイッスルがすごい、ある種のちゃんとリアリティのあるサッカー漫画を描いたに対して、
これをナンバーテンはマジックドリフルとかっていう必殺技とかの系統の漫画なんですけど、
いまいち何してるかわからないっていうところもあったんですよね。
その辺の必殺技のハッタリ感も足りなかったんですね。
そうですね。ある種ゲーム知識的なところ、
ゲームだとキャプテン・ツボさん、ミラージュドリブとか、原理のわからない謎ドリブとかしたりしますよっていう。
なるほど。
ただ一方で漫画の方ではね、ちゃんと原理がわかるようなドリブルとかシュートなんでちゃんとっていうね、
元ネタがあるみたいな形で。
っていったところで、ちょっとやっぱりゲーム的な方の知識になっちゃったのかなっていうところが感じられてるナンバーテンでしたね。
なるほど。まあまあまあ、ちょっとじゃあしょうがないかなという感じはしてきますよ、今更に。
そしてこの後しばらくサッカー漫画が描かないようになりまして、
その後2010年、まだワールドカップの年にね、サッカー漫画が大集合するんですよね。
2002年からちょうど2周期開けるんですね。
2010年サッカーのワールドカップがあった年に始まったのが、
少年シックだったり、ライトウィングだったり、ドイソルだったりっていう漫画のライムアップがあるんですよね。
確かに作品としてもだいぶ印象に残っているライトウィングとかありますし、
あと作者の方がそれぞれちゃんと今ご活躍という感じがしますね。
そうですね。この時代に関しては、
まあまあ津久田先生が、
オーナーとかいたとかインタビューとか忘れちゃいましたけども、
サッカーはよく知らないけど担当に勧められた絵を描きましたって言ってるくらいに。
実際この時に関しては、
ある種の、明らかに編集というかサッカー本を描くせよという時代なんですよね。
まあちょっと良くないですけど、
たまたまそれで成功する可能性もゼロではないから何とも言えないですね。
そうですね。ただこの時代に関しては、
自分が描きたいものではないけども、サッカーという題材で自分の描きたいものをできるだけ表現しようという試行錯誤が見られるので、
そういったところでは本当にどれも良い作品ではあるんですよね。
例えば少年シックだったらその少年的なところの、
少年シックというのは中二病少年みたいなところがありますけどね。
その少年の描き合いっていうのは結構面白かったですし、
ライトウィングに関してはもうある種言わずもがなというかね。
新海誠先生の個性バリバリ。第1話から100人抜きとかしてくるしね。
しかもね、模幅で現れて、
おしまいですねみたいなことを言ってくるあの人っていうのが敵だったりとかね。
名前を言えないあの人がサッカー漫画に出てきますからね。
そうなんですよね。
ドイソルに関してもサッカー描写はそれほどだったけども、格闘描写はすごい気が入ったしね。
殴り合いとかっていう。
だから各作者さんのやりたいものが多少漏れ出てる感じではありましたよね。
最新のサッカー漫画とその影響
そうなんですよね。
だからあんまり皆さんサッカーに対して、
真摯に向き合い方とかもありますけども、
サッカーという中で個性を出そうとして描いた時代でしたね。
そうですね。少年式の津田先生に関してはその後大変成功されましたし、
新海先生に関してはデビュー読み切りというか初期の読み切りからずっと音楽漫画をやってて、
最終的には音楽漫画でしっかりいいものを描かれましたからね。
そうですね。
村橋先生も作画の方でご活躍されたりとか、それぞれいいものは間違いなく持った感じはしますね。
そうですね。
さらにさらに4年後、またワールドカップの時代にサッカー漫画が始まるので、
東京ワンダーボーイズっていうね。
こうしてみるとちゃんとタイミング合わせてるんですね、ジャンプは。
そうなんですよね。ただ、この2014年の東京ワンダーボーイズも短期に終わってしまうんですよね。
この時にはすでにこのポッドキャストを怖いことにも始めてるんですが、
かなり戸惑った覚えはありますよ。
それに関しては、おそらくワールドカップで始まった。
でもね、今までやっぱりサッカーを知らない人にやらせてもなかなか難しいなっていうところで、
この作品に関しては原作と作画が分けるっていう形でね。
ちゃんとサッカー漫画をやろうっていう感覚はあったんですけどね。
ただやっぱりなんでしょうね、この東京ワンダーボーイズに関しては、
もう第一話の段階からちょっとこうね、後から覆すためとはいえね、
トップレベルのサッカー選手にとってこの芝生に留まることは死を意味するという。
まるで全てのサッカーファンに喧嘩を吹っかけるような前振りとかしてきますからね。
そうですね、確かに。確かにあれはだいぶ話題になりましたね。
そうなんですよね。
だからまあこれは本当に後に覆すためっていうのはあるにしても、
まあちょっとなかなか攻撃的すぎたなっていう形とかね。
あとね、主人公の少年、これダブル主人公だったんですけども、
一人はそういう才能めちゃくちゃあるけど生意気なやつと、
サッカー漫画の黎明
すごいやつっていうところ。ギャグ多めのすごいやつっていうところの
ダブル主人公だったわけですよね。もう一個の無名な方に関しても、
ある種の無名だけどすごいんだよってことをやろうとしすぎた結果、
なんでしょう、後に彼はユース時代に日本代表に呼ばれたことがあるんだとか
っていう設定がもらえるわけなんですけども、ユースで日本代表に呼ばれるやつが
無名なわけないだろうみたいなツッコミがすごいありましたからね。
まあ素人からしてもそれはそうだろうなと思いますね。
そうなんですよね。逆に言うと、客本家の人がやりたいね、
これを覆したいみたいなところが先行しすぎちゃってて、
乗れなかったというかね。そういった作品でもあったんですよね。
なるほど。リアリティの点とある種のバランス感なんですかね。
やっぱりちょっと難しかったんですね。
ここまでがなかなか手段が目的化した時代っていうところなんですよね。
確かにサッカー漫画を描きたいっていう、すごいリビドから描かれているかどうかは
疑わしい感じには思ってしまわなくもないですね。
そうなんですよね。そしてその後ジャンプに関しては、
ちゃんと愛を持った作者が挑みつつも激鎮していくというね、
サッカーの壁が高かった時代っていうのが始まるわけなんですよね。
最初に語るところでしたら、連載までは行かなかったですけども、
清橋博史先生っていう人がね、読み切りでグランドブームアルテミットっていうね、
漫画を描くんですよね。
どうでしたっけ、当然ぬらまごの後ですよね。
そうですね。清橋先生は熱狂的ガンバサポーターとしても知られてますし、
実際その、そうですよ、ちゃんと後書き時には結構ガンバ大阪に対するコメントとか
いっぱいしてましたからね。
だったかもしれないですね。
これは本当なんかこう、実際にあるトリック、
サッカーのフェイント技術とか抜く技術とかで、
運び屋とかやってる少年が日本に帰ってきて、
サッカーで武装するみたいな、そういう漫画だったわけなんですけどね。
ありましたね、確かに。そこまで言われると思い出しましたよ。
あとは同じくね、今だと本当にアカネ話で知られている
モーヴェ先生がね、始めたサッカー漫画オレゴラストっていうのが始まるわけなんですけどもね。
モーヴェ先生も熱狂的FCサポート、
モーヴェ先生もFC東京サポーターですし、
熱狂的な海外サッカーファンとして知られてますからね。
そうですね、現在ではもうそのアカネ話のコメントとかで、
そのイメージもすごく定着していますし。
で、まあ当然デビュー作はサッカー漫画だったという印象は
未だに残ってますよ。
これは当時のサッカーの傾向からすると、
もうちょっと古い時代、古き時代のサッカーを復活させようみたいなところのね、
意気込みを感じる漫画だったんですけどね。
残念ながら短期打ち切りになっちゃったんですよね。
正直サッカー愛で溢れるモーヴェ先生ですからね、
子供の展開は絶対面白いものを用意したんだろうなーっていう期待値があって、
すごい俺は期待したんですけどね。
ちょっと時代と合わないところもあったのかもしれないですね。
そしてその後に始まったサッカー漫画が、
横田拓真先生の集団ってやつが始まるんですよね。
横田先生に関してはその前の背筋がピンとってね、
俺はヒットしたと思ってますけど、大活躍した先生ですけどね。
結構一定期間ちゃんと連載が続いた感じではありましたね。
その後に始まった集団に関してはもう、
俺は本当これ大好きで、
特にサッカー少年団のママさん描写とか、
サッカー少年団の友達感の雰囲気とかが、
マジでリアリティあるなって思いながら見たんで。
確かに。舞台が静岡県という形で、
まさに三石さんの地元ですもんね。
地元のサッカー少年団の背筋、マジこんなんだったわーっていうのが、
すごい溢れてる作品だったんで。
そういった意味でも、横田先生はサッカーちゃんと知ってるんだなっていうところと、
本当にサッカー意味溢れてるなーっていう漫画ですごい好きだったんですけど、
これも、ある種の地味すぎたためか、
短期連載になってしまったんですよね。
そうですね。確かに作風として、
新しい試みと課題
背筋をピントという社交ダンス部のお話の時から、
面白いですけど、リアリティもちゃんとあって、
すごく楽しめるんですけど、派手ではなかったですからね。
だからサッカー漫画という作品そのものがね、
やっぱ11人であるスポーツであるし、
ある種、知ってる人は知ってますけどね、
ルールとかもちょっと複雑だったりするところもあるんでね、
そういった意味ではそれらを乗り越えなきゃいけないっていうところで、
ジャンプのシステムと相性が悪かったかもしれない。
実際なんでしょうね、キャプテン翼も、
キャプテン翼店で知ったことですけどもね、
実際完遂してた仲間集めのくだりの完成原稿をボスにして、
急遽若林君とライバル関係のネームを書き直したっていう、
逸材もありますからね。
確かに。
結構あれはアドリブ感のある作品作りだったみたいですが、
確かに人数が多ければ多いほど、
スポーツ漫画、少年漫画で成立させるのは難しくなるかもしれないですね。
その辺はでもキャプテン翼が既に最初のうちから答えを出していて、
そういう主人公とライバルの対決にフォーカスするとか、
実際本当に最初の小学校は別としても、
中学校に入って何試合もやってるわけなんですけど、
基本的に軟骨メンバー11人いえる人間がこの世に何人いるのかって話ですか?
そうですね。各チーム本当に、
ある種1人2人の有名キャラクターが、
その印象の9割9分になってますもんね。
実際俺も今、ぶっちゃけキャプテン翼大好きだけど、
軟骨メンバーレギュラー11人いえるかって言ったら、
1人2人思いつかないから。
11人っていうのは漫画で回すには難しいんですね。
だからそういったところで複雑さもあって、
愛を持って挑んだけれども壁は高かったっていう時代があるわけですよね。
そしてその時代を越えて、ついにエンバースがスタートするわけなんですよ。
確かにそうですね。今回はワールドカップの年じゃないんですね。
そうなんですよね。だからこそ俺は本当にエンバースに対して、
これまでジャンプもさすがにワールドカップごとにサッカーを連発するのもダメなんだってことを学んでね、
愛のある作者に任せようっていう時代があったからね、
今度こそやってくれるだろうっていう期待値もあったわけなんですけどもね。
まあまあ残念なことにね、ある種俺としては、
位置づけとしては東京ワンダーボーイズの時代に戻ってしまった印象というのが、
このエンバースなんですよねっていう。
確かに今の流れを聞くと確かにエンバースは一旦ちょっと元に戻った感じがしますね。
そうなんですよね。実際このエンバースの最終回とかを見れば明白なんですけどね、
サッカーそのものというよりかは本当に、
萌えくすぶるって男たちが再び火がつく青春ストーリーをやりたかった感じなんですよね。
主人公の動機づけ、本質はそこにあるっていうことにはなりましたね。
実際最終回でも主人公はサッカーの道ではなくて教師の道をやられますからね、高校卒業後は。
ある種のサッカーをダシにして、自分のやりたいことをやろうっていった時代に、
ある種戻ってしまった感じではあるわけなんですけども、
最初の中学生の試合が40分でやってたっていうところで、
本当にサッカーを知ってるのかっていうツッコミがあったりしたわけなんですけども。
あそこで現実のサッカーのルールとちょっと違うっていうのは話題になってましたね。
だからある種本当にいろいろやりたかったことね、不良がサッカーっていうところはスラムダンク要素だったし、
2人の主人公で進めていこうというか、排球をすごい思い出せるような感じとかもあったりしましたからね。
でもやっぱりそこに対して、さっき言ったスラムダンクや排球がある種のバスケとかバレーに愛と情熱を持って取り組んでいたのに対して、
やっぱりエンパワースに関してはもっとサッカーに真摯に取り組んでほしかったっていう気持ちはあったりはするんですけどね。
なるほど、まあまあ確かにミスさんはサッカーが好きだからこそ結構ストレートに辛辣な意見にもなっちゃいますよね。
ただそれでもね本当にサッカーをやっていこうっていうね、実際本当にある種の青春に燃えるところはサッカーの本質でもありますからね。
だからこそ本当にエンパワースは新たなサッカーを担ってくれる存在として期待はしていたんですけれども、残念という感じではあったんですよね。
確かにジャンプサッカー漫画としても久々のチャレンジであったんですが、残念ながら継いでしまったという形で、
未来への期待
果たして次のサッカー漫画はいつになるか楽しみですね。
いやそうですね、だから本当に今ね、KFでいろいろ語っていきましたけどもね、また新たな時代のジャンプサッカーを牽引していくというかね、牽引しているわけではないですけども。
キャプテン翼以降はなかなか難しかったわけなんですけども、今後のね本当にサッカーを牽引してほしいなとは思うんですよね。
まあそうですよね。
実際でもね、僕自身は思うんですけどもね、サッカーに携わった人間には幸せになってほしいと僕自身思ってますし、実際でもなんでしょうね。
先ほどその少年シックとかライトウィングとかのところでも話しましたけどもね、実際本当にサッカー漫画でヒットを飛ばした高橋先生や樋口先生とか、
もともとヒットサッカーだったのがサッカーに挑戦した二羽野先生とか横田先生とかを除けば、結構サッカー漫画に挑戦した人っていうのはね、大体その後みんな売れたりしてますからねっていう。
確かにその一作で消えた方というのはそんなにいらっしゃらないですよね。
そうですね。コスモストライカーに関してはサッカー漫画ではないのでちょっと目をつむりますけども。
まあそれはしょうがないですね。
あれは殺人漫画になるっていう。
ただ本当にね、桐生先生は後に名業を書いてね、ソムリエールっていうので21巻くらい続く作品を書きましたし、
津田祐人先生は食撃の相馬っていうので大ヒットを飛ばしますし、新海先生もソウルキャッチャーズを描きますし、村瀬先生も映画化もされた体探しっていうので大ヒットを飛ばしますからね。
そしてあとはね、東京ワンダーボーイズの下山健人先生はもともと脚本家でそれなりに知られた方ですからね。
伊達先生に関してもね、その後は、何でしょうね。
その後タイムパラドクスゴーストライターでジャンプにすごい鎖を打ちました。
とりあえずこの場合は良しとしましょう、それで。
まあありますし、現在は本当にね、ヤングジャンプの方とかでスローライフを癒やすっていう漫画も書いていらっしゃる形でね、ちゃんと漫画が続けられておるんでね。
あと伊達先生に関してはね、ちょっと真意不明なんであれなんですけど、同人の方で大ヒットを飛ばしたっていう話もありますからね。
サッカー漫画の発展
それはそれで大変いい話ですね。
なんでサッカー漫画をやればね、僕は本当に大成すると思ってるんでね。
だから本当にエンバースのコンビニに関しても、この悔しさとかね、結果をバネにして本当に大ヒットを飛ばしてほしいなって願っておりますね。
なるほど。確かにもしかしたら編集部的にも、本人がやりたいかやりたくないかは分からないですけど、
サッカー漫画をやらせようと編集部が思う人っていうのは、その時点でもしかしたら何か抜けてるものがあるかもしれないですね。
そう、光るものがあるからって思うんですよね。
ちょっと期待値の低い人がサッカーやりたいって言っても、もしかしたらそれやめとこうってなるのかもしれないですね。
それは確かにあるかもしれないですね。
だからサッカー漫画に挑戦できてるという段階で、結構すでに認められてるということは本当にあるのかもしれませんよ。
そうですね。なので本当にエンバースコンビニは次回作楽しみにしてますっていう感じではありますね。
そうですね、確かにこれまでのジンクスに則ってサッカー漫画ではうまくいかなかったけれど、また別の分野で素晴らしい作品を発表してくれるということは全然ありますからね。
というわけで本当にジャンプサッカー漫画に新たな時代を作ったエンバース、次のエンバース時代を楽しみにしてますって感じですね。
そうですね。しかし本当に、まっとうにサッカー好きの少年が普通にサッカーをやって勝つのを目指す話ってあんまないんですね。
そうなんですよね。
だいたい別分野から乗り込んできた人か、サッカー知らないけどたまたまサッカーに目覚めた人とか、一応サッカー好きの人もいるのか。
でもまあ、ちょっと動機が普通に全国大会優勝とかじゃなかったりしますもんね。
そうなんですよね。まあでもリベロの竹田玉とかは、ちゃんとサッカーがやりてーって言ってサッカー始めてるんですけどね。
ああ、確かにそれはかなりまっとうですね。
まっとうなんですよね。行った高校でカバディー部とかしかなくてサッカーができなくて、高校で初めてサッカーができたっていう漫画なんですけどね。
今だったらカバディーで活躍できたかもしれないですけどね。
そうですね。
カバディーもだいぶ市民権を持えてるんで、カバディーでだいぶ活躍したかもしれないんですけど、当時は難しかったかもしれないですね。
そうですね。
という感じなので、ある種真っ当にこのスポーツが好きで、このスポーツで勝ちたい、頑張る、全国で日本一になる、世界一になるみたいな感じで頑張るっていう話がやりづらかったのももしかしたら、それはもしかしたらジャンプに限らずなのかもしれませんが、ある種サッカー漫画にかけられた呪いなのかもしれないですね。
そうですね。
キャプツバの呪いという話で、振り返る価値にはなりましたが、確かに試行錯誤いろいろあった上で、この上で次どう来るかっていうのはますます楽しみになりましたよ。
そうですね。
という形で、エンバースも偉大なる礎となりましたんで、来年ワールドカップのシーズン、ワールドカップありますもんね、来年。
そうですね。
果たしてジャンプがどう出てくるかは大変楽しみです。
楽しみにしたいですね。
という感じなので、エンバースのお二方の次回作も期待しておりますと。
はい。
33:38

コメント

スクロール