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皆さんこんにちは、Rayです。Ray Wow FMの時間がやってまいりました。
最近、ダイバーシティ&インクルージョンという観点で、いろんなインクルージョンの浸透をさせていこうということを進めているんですけれども、
まずは、マイノリティの中でもマジョリティという形での女性に着目をしていますが、
一般的に、例えば女性が働きやすい職場を作っていくというふうに言うと、
ちょっと上から目線というか、女性にそういう配慮して、働きやすい、ぬるい職場を用意するみたいな感じに、
そういう視点から物を言ってしまうと、そういうふうに捉えられてしまうので、
し、
そういうふうに捉える人もいるので、受け取り手としては、あまり好きじゃないみたいな反応もですね、社員の人からもらったりしてはいるんですけれども、
僕自身は、あえて女性がという主語でですね、何か制度づくりをしてきたり、そういう視点で物事を見るっていうのは、
意識してそういうふうにしないようにもしてきたんですけれども、
昔から結構大事にしていたのは、そのNイコール1というか、その人が今どういう課題を感じて、ペインとか、
痛みを感じていたり、ワクワクするようなチャンスがあるかっていうですね、原因があるかっていうのを考え、
ずっとずっとこれはもう創業の頃からそういう視点でいるので、
あんまり、こうですね、女性というくくりとかで、あまりこう考えたことはなかったんですけれども、
あるたまたま女性で育児をやっている人が、こういう課題、ペインを感じる、痛みを持っているときに、それを解決できるとすれば、
どういう、
え、
何かやれることとか仕組みが必要かなっていうのを考えて、
じゃあその仕組みを汎用化させると、
結果として別に女性だけじゃなくて男性でも、
あるいは育児じゃなくても普通に仕事をする人にも、
これはすごく意味のある仕組みとか制度とかになるなっていう観点で、
そういう仕組み作りをしてきたっていうところがあるので、
あまり女性っていうのにことさらフォーカスを当てることはしてこなかったんですけれども、
あえてそこは女性という観点でフィルターをするというか、
軸を区切ることによって初めて言えることとか、
見えてくる景色とかっていうのがあるなっていうふうに思っているので、
そういう観点っていうものを作るっていう意味では、
あえて女性っていう言葉を主語にしてメッセージを出したりはしていますが、
ちょっとある人と話し合って、
話をしているときに面白いなと思ったのが、
女性とはいえ女性が育児を行う中で、
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とても大変なことは間違いないと。
育児っていうのはもちろん子どもの成長を実際に体験していくっていう意味では、
とても素晴らしいし、喜びもある。
だからこそ大変なものももちろん、
耐えられるというか、
苦しみも楽しさに変えられるっていうところはあると思うんですけども、
ある人が言ってたのが、
その大変さ、つまり修羅場。
修羅場っていうものは、
喜びがあるから耐えられるのではなく、
修羅場自体が醍醐味なんですよと。
っていうふうに言ってたんですね。
なるほどな、修羅場が醍醐味ねみたいな。
修羅場あるけど、
成長があるから喜びでプラス、マイナスでプラスがやや勝つからいいじゃん、ではなく、
そのマイナスだと思ってた修羅場が掛け算みたいな。
プラスどころか掛け算ですみたいな感じで捉えるっていう、
ポジティブにリフレームするっていうのをされていて、
なるほどなと思ったんですね。
確かに人は修羅場で成長するし、
修羅場を乗り越えてで、
それしか見えない景色とか得られない力、能力、気づきっていうのはきっとある。
実際に最近いろんなですね、
やっぱり人材育成に関する書籍を見ている中でも、
やはり修羅場体験っていうのが職場においては大切であるというところの中で、
なるほどな、育児においても修羅場っていうのはめっちゃ貴重な体験で、
それを通じて人として成長していくというところがあると思うんですよね。
で、その人曰く、
いやね、特に昔の男性は仕事だけやっていて、
育児における修羅場を経験していないから、
本当にもったいないというか、
かわいそうみたいな話を言ってたんですけども、
こんなね、素晴らしい修羅場体験できないなんて、みたいなことだったんですよね。
確かになと。
どちらかというと男性は仕事での修羅場を享受し、
仕事での修羅場を経験し、
育児での修羅場を経験するという、
かっちり役割分担、
性役割による役割分担が社会的にも構造的にもあったので、
そういうふうな修羅場の分担をしてたんですけども、
今後そうはいかないので、
お互いに両方の修羅場を、両方がですね、
上手く状況とか本人同士の、
まさにウィルキャンとかを含めてですね、
しっかりとお互いに連携し合うっていうのは多分大切で、
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なので、これからは男性社員も仕事の修羅場に加えて、
育児の修羅場も味わっていくし、
それを醍醐味として捉える。
こんなに成長できる修羅場を体験できるなんて、
なんて幸せなんだみたいなね。
そういうふうに捉えるっていうのが大事なんだなっていうふうに思いました。
そう考えたときに、
これって育児だけではなく、
あるいは職場における仕事だけではなく、
いろんなことが修羅場だなっていうふうに思っていて、
最近、社内の取締役会、
取締役メンバーで定期的に行う経営会議、
経営チームの定例会議で、
辛い体験、過去の辛かった体験、
でも今は乗り越えたものっていうのを、
ちょっとシェアする場を設けたんですけども、
そのときに、
あ、これって、
なかなか過去、
僕だと僕の場合は経営をする中で、
なかなか他の取締役メンバーとか創業メンバーにも話せない、
これ話してもどうせな、
まあ、あいつらも難しいなって言うだろうし、
だとすると別に話しても解決策に当たるわけじゃない、
もう本当になんかどうしようもない問題だから、
話しても意味ないなっていうので、
話さなかったことがあったんですけど、
そうするとやっぱり孤独感は、
味わえるんですよね。
まあ、話したときに、
そんな俺知らんわって言われるわけではないんですけども、
話してもどうしようかって終わっちゃって、
なんか、
相手を困らせるような感じになっちゃう雰囲気になるから、
あ、ちょっと自分だけに留めておこうっていう時期もあったんですけども、
まあ、あの、
そういう辛い体験、辛みっていうのを、
まあ、誰しもがやっぱりあるので、
この辛みっていうのをですね、
あの、
まあ、シェアしていくっていうのをですね、
場を作って、今後作っていこうとは思ってるんですけども、
ま、ある意味、
この、
修羅場っちゃ修羅場なんですね、それも。
この、まあ、孤独な、
経営者としての孤独な体験があって、
それでも乗り越えて今があるから、
こう、平然と語れるわけなんですけども、
当時はめちゃ辛いと。
でも、その乗り越えて、
人から向けて成長して、
それを今語れる。
昔取った記念図かでさ、
昔、あの、優勝したトロフィーみたいな感じなんだけども、
まあ、別にもう今はそんな、
大して自慢するほどでもないから、
いや、まあ、ちょっとなんかトロフィー、
もらったトロフィー、押し入れに置いてるわ、
あれ、どこに置いとったかなーみたいな感じで、
ちょっと嘘吹くというかですね、
全然こんなん余裕やで、みたいな感じで、
まあ、なんだろ、トラウマではなくて、
その、蒸し替えしたくないですね、
もう、嫌な思い出、開けたくない、なんかもう、
ね、蓋みたいな感じで、
箱みたいな感じではなく、
奥の方にしまっている、昔取った記念図、
ですか、みたいなところで、
いや、別にこんなん大したことないよ、みたいな、
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まあ、ちょっと大変だったかなー、
あの時大変だったなー、でも、
今、それがあるから、夢がある、みたいなね、
まあ、その、過去の体験っていうのは、
つらいものっていうのをね、シェアしていくってのは、
大切だなーと思うんですけども、
これってやっぱり、ある意味、
この修羅場って、誰しもがやっぱりあって、
育児だけじゃなくて、仕事だけじゃなくて、
いや、いろんな、本当に、
いろんな職種とか、いろんな役割とか、
いろんな、あらゆる人にあるんだなー、
っていうふうに思うので、
その修羅場を、醍醐味というか、
その、成長できる機会、貴重な貴重な機会で、
その、修羅場ないの?うわ、かわいそう、みたいな、
あ、もう、え、ないんですか、かわいそうですね、
修羅場ないなんて、みたいな、平穏無事な、
え、そんな人生なんて、うわー、っていうふうに、
まあ、なんか、別にこう、あのね、
あのー、先進むわけでは全然なくですね、
いや、なんか、逆にそんなに、ね、
絶対、修羅場あった方がいいよ、
っていうふうに、肯定的に、
ポジティブに捉えるっていう視点で、
まあ、すごくこう、すごくすごく大切だなー、
っていうふうに思っていて、
まあ、改めてなんか、そういう修羅場の大変さ、
大切さっていうのを、まあ、感じたんですけども、
とにかく、会社におけるこの修羅場っていうのを、
いかに、こう、意図的に作り出すのかっていうのは、
すごく人材育成、人材開発においてめちゃくちゃ重要で、
そこをどういうふうにやっていくかっていうのは、
僕も今、もっかすごい悩ましいテーマではあるんですけども、
まあ、逆に、逆に、いろんなものを、いろんなものを、修羅場をですね、
もう一度、改めて見てみると、いや、別に仕事じゃなくても、
いろんな修羅場ってあるよなーっていう。
それを、なんだろう、その、つらいもの、耐えるもの、
マイナスみたいな、どこかでプラスで、こうね、
帳消しにしないとではなくて、
ポジティブに捉えるだけでも、
まあ、まずは、その、いいんじゃないかなーっていうのを、
今日ちょっと思ったところで、
思ったところですね、はい。
本日はですね、修羅場についてでした。