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みなさんこんにちは、Rayです。
Ray Wow FMの時間がやってまいりました。
最近ですね、ある会社の人事の方と話をしていて、
ビジネス側と開発側がですね、なかなかこう、
仲は悪くはないけれども、何かこう溶け合わないみたいな、
分離されているみたいな話を聞きました。
確かにね、もともとの価値観というか、仕事観とか、
仕事のやり方、性質みたいなものも、全然違う部門とか職種の人って、
なかなか交わらないなっていうふうに、正直、僕も感じることはあります。
その時に、両者をつなぐような共通の軸っていうのが、
やっぱり必要だなっていうふうに、個人的には感じていて、
耳の場合だと、全員技術者っていうふうに言ってるんですね。
全員技術者。営業も営業技術だし、開発も開発技術だし、
ビジネスもビジネス技術だし、全部技術っていうふうに捉えたときに、
それぞれの技術っていうのをみんなで学んでいきましょうっていう姿勢を、
作り上げることで、お互いがですね、学び合うっていうふうに、
なっていって、学び合うっていうのを要するに、
それは尊敬し合うっていうことなので、そこにつながっていくっていうので、
どれぐらいだろうな、10年ぐらい前から、10年以上前ですね。
耳は全員技術者っていうふうに定義して、技術っていうものも定義したんですけれども、
こういうね、共通軸を作るのって大事だなっていうふうに思ってます。
本題なんですけれども、不確実性が高い時代において、
どのように意思決定をしていくか、どのように意見をですね、
主張していくかっていうことなんですけれども、
未来学者のポール・サッフォー教授っていうのがいるんですけども、
全然関係ないですけど、フォー、フォー、昨日食べたんですけど、フォー、
関係ないですけどね、フォー、おいしかった、おいしいですよね。
サッフォーなんですけど、サッフォー教授が言うにはですね、
不確実性が高い時代において、どのように、
意見を主張するかって、なかなか難しいですよね。
こうだって言ってもですね、状況変わったら、
やっぱ違ったっていうふうになりかねないから、
だから意見を弱くしがちだと。でもそうじゃないと。
意見は強くやっぱり持ってくださいと。
サッフォー教授はどういうふうに言ってるかっていうと、
Strong opinions, weakly held.
Strong opinions, weakly held.
これはですね、強い意見を弱く持とうと。
どういうこと?みたいな感じだと思うんですけども、
強い意見は強い意見にちゃんと主張するんですね。
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ただし、それをふんわり、ゆるーく持つみたいな感じですかね。
だからですね、時にはですね、状況変わったら、
手のひら返すみたいな感じで、全然違う意見を持つみたいな感じに、
身代わりの速さみたいなものがあっていいよっていう話なんですよね。
ただし、持ってる間はめっちゃ強く主張するっていう。
絶対これみたいな、絶対来年行くからこれみたいな感じで。
そういうすごい主張するんだけど、ちょっと怪しくなってきたら、
やっぱ違うかもみたいな感じで、めっちゃすぐ手のひら返すっていうことですね。
この時に、強い意見を主張して絶対行くで終わっちゃうと、
急に手のひら返した感じが出るじゃないですか。
何か状況変わった時に、やっぱ違うってなった時に。
だから、強い意見を言った後に、でも、もしかしたらその意見も状況によっては変わるかもしらんよ、
みたいな感じで、ゆるふわな感じをちゃんと付け加えるっていうのがポイントなんですね。
イミミでですね、おすすめしている方法は、語尾に知らんけどという言葉を付け加えましょうっていうのを推奨しています。
これはですね、こう。
絶対にこのね、方法を行えばビジネス成功するよ、知らんけどって言えば、
ちょっとね、お前ふざけてんねんか、みたいな感じで言われかねないんですけども、
ちゃんとね、このエビデンスを持ってね、ある程度のエビデンスを持って、絶対ビジネス成功するからって強く腹込めて言った後に、
知らんけどっていうニュアンスですよ、ニュアンス。
そういうニュアンスの言葉を付け加えることによって、
まあまあ、
状況が変われば確かにそれは変わるよね。
でも今のね、状況とか、今考えられる限りだと、確かにその意見っていうのはそうかもねっていう風に相手にも伝わるんですよ、しっかりと。
このですね、知らんけどっていう言葉はすごくいい言葉だなと思って推奨してるんですけれども、
別のですね、言葉として、ブリッジウォーターのレイダリオ。
ですね。
これを尊敬するレイダリオが言っているのが、
radically open-minded とかなっていうのを言っていて、
徹底的にオープンマインドで言ってくださいと。
これはどういうことかっていうとですね、
強い意見を言うんですね。
絶対こうだっていうふうに強い意見を持ったり、強い意見を言うんですけれども、
一方で同時に、同時に、いや、自分の意見は間違ってる可能性は必ずあるし、
そこに関しては、その周りの意見をですね、オープンマインディーと、
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素直にちゃんとですね、聞いた上で、本当に間違ってるんじゃないかなっていうのを、
常に疑う姿勢を持つと。
自分って絶対こう、不得意だしなとか、自分の弱さとか、
苦手なこととかっていうのをちゃんと理解して、周りの意見を素直に聞くっていうのを、
徹底してやりましょうっていうところなんですね。
単に意見を聞くんじゃなくても、徹底して、いろんな人の意見を聞く。
間違ってるんじゃないかな。
強い意見を持ちながらも同時に、周りからの意見ですね、
間違いをどんどん指摘してもらう。
こうじゃないか、あちゃかないかっていうので、批判的な意見とか、
反論とかっていうのを、どんどんどんどん徹底してもらうっていうようなことが、
ワディカリーオープンマインディッドらしいんですけれども、
これ、なかなかできないですよね。
ついつい、自分の意見に反論する人に対して、
そんなこと言ってくれないよという形で、煙たがったりとか、
そもそも積極的になかなか聞こうとしないとは思うんですよね。
ただ、それは違うと。
いろんな人の意見を、特に反対意見を聞くっていうことがめちゃくちゃ大事ですよ。
そこに対して常にオープンでいましょうっていう。
そこもですね、やっぱり大事だなっていうふうに思っていて、
知らんけどっていう話とは少し違う部分もあるんですけれども、
やっぱり強い意見っていうところを持つ根拠みたいなところですよね。
絶対にこれいけるはずだっていうんですけども、
それを強く言い過ぎちゃうと、
まあまあそっかお前がそこまで言うなら、
一旦はじゃあ見守るわみたいな感じで、
反論しないですよね。
なかなか反論しにくいというか。
なんか多少知らんけどって言っておくと、
あ、知らんのかいなみたいな。
というのでちょっと突っ込まれやすくなるとは思うんですけども
やっぱりそれでもなかなかそこまで強く言うなら
今は黙っておこうとやっぱりなっちゃいがちですよね
やっぱりそういった意味では
個人的には強い意見を主張する前
絶対このビジネスラインに行けるかな
っていう前にどう思うみたいな感じで
壁打ちとかちょっと意見を聞くみたいな感じで
ある意味弱く主張してもいいんじゃないかなと思うんですよ
その上で反論をバシバシもらった上で
心の中ですよ
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心の中では絶対いけるって思ってるけれども
相談するときはちょっと弱く言うみたいな
弱く言うっていうね
弱く主張して強く持つみたいな
さっきの逆ですよね
絶対にこの意見は変えないと
絶対うまくいくと思ってるから
強く持った上でめっちゃ弱く言うっていう
めっちゃ弱く言う
もしかしたらいけるかもしれないと思うんやけど
どう思うみたいな感じで
おそろおそろ聞いてみるんやけど
実際めっちゃ強く握りしめてるっていう
何言われても絶対にやめへんみたいな
でも弱く言うと
いけるんちゃうとか
絶対いけるんちゃうとか
いけへんわそんなみたいな感じで
突っ込みやすくなると思うんですよね
だから強い意見を弱く持つっていうのは
最後だと思うんですけども
その前にはちょっと弱い意見を強く持つみたいなね
弱く主張するっていうのは結構大事なんじゃないかな
そこで散々反対意見とかをもらって
そこを取り入れちゃう
なるほどみたいな
その反対意見確かにある
だとすると
ちょっとそこに備えて準備しとこうみたいな感じで
計画に組み入れられると思うんですよね
そういう形にしてもしっかりと出来上がったプランを元にして
強い意見を弱く持つと
最後知らんけどって言っておく
そういうですね
ちょっとこう
上手いやり方っていうのは多分必要だな
っていう風に思ってるんですけども
僕はすごいなと思ったのは
レイダリオのラディカリーオープンメンディットっていうのは
やっぱりいいなと思っておりますし
今のところは
例えばですね
特に助言プロセスというですね
ティール組織の助言プロセスというですね
指揮手法を取り入れているので
必ず周りの人にですね
レビューをもらわないといけないっていう
レビュー文化がラディカリーですね
徹底的に浸透
これはこればっかりは徹底的ですね
全てにおいて必ずレビューが発生しているので
徹底的にいろんな人の意見をもらうがもらうんですけれども
まあ結構ツッコミを多いですけども
ツッコミを言う人が多いので
それなりのツッコミはありつつも
逆にちょっと以前の放送で話したように
実験文化っていうのを醸成するには
すごい新しい試みだよねっていう
実験行為に関しては称賛称えよと
その実験内容とか実験プランに関しては
ツッコんでいいよっていう話で切り分けてやっていくっていうですね
そういう作法を展開して浸透させていこうとはしてるんですけれども
やっぱりこう慎重なね
取り返しがなかなかつきにくいような
大きなやっぱり意思決定を行う
それはですね
小さな段階を経てステップアップではできないと
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やっぱり一気にガンってやらないといけないような意思決定の場合は
めちゃくちゃいろんな人のですね
反対意見を多分もらった方が個人的には絶対と思っていて
特にそのブリッジウォーターですね
レイダリーを率いるブリッジウォーターは
その世界の人たちが
世界最大のですね
投資ファンドでめちゃくちゃ巨額のですね
例えば年金基金とかいろんなもののですね
資金運用をしているわけなので
その取り返しつかないんですね
この意思決定次第で
だからそういういろんな意見を聞きましょうっていう話を
言ってはいるんですけれども
会社においてもですねやっぱり
ここぞというですね大きな意思決定をするときはあるので
そういうときほどですね
絶対いけるはずみたいな感じで
自分のですねなんかこう
えっと
意見にですねしがみつかずにですね
いろんな反対意見をやっぱり聞くと
なので取り返しがつかないほど
あるいは意思決定が大きければ大きいほど
確率性が高ければ高いほどですね
やっぱり反対意見をもらうっていうのは
本当に大切だなと思いましたし
その上でそれを取り込んだ意見はですね
もうめっちゃ強く主張するけど
最後弱く持つつまり知らんけどっていう風に言いながら
状況に合わせてコロコロ変えていければ
なっていうふうに思います
本日はですね不確率性が高い時代における
意思決定の方法についてでした