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みなさん、こんにちは。Rayです。Ray Wow FMの時間がやってまいりました。
昨日、イミミの会社で全社会議を行ったんですけれども、そこでテーマを参加者の人に投げかけて、そのテーマに沿った内容でスラックの個人ごとのチャンネルで
気づきとか、感想とか、意見を書いてもらうという、そういうやりとりを行ったんですけれども、
なんかね、そのコール&レスポンスじゃないですけどもね、「載ってるかー!イェーイ!」みたいな、そういうやりとり
を、なんかもっと効果的に行っていきたいなというふうに思っていて、スラックでやりたいなと思っているのは
ハッシュタグですね。ハッシュタグをつけて投稿すると、その同じハッシュタグがついたときに、
投稿が一つのチャンネルにまとまって投稿される、そういった集約される仕組みを作ることによって、
全社会議とか、いろんな集まりで、ハッシュタグをつけてツイートしてください、というようなイベントとか勉強会での告知ってあると思うんですけれども、
同じように、会社の全社的な集まりでもですね、このハッシュタグを使って、
スラックでつぶやいてください、という投げかけをすることによって、みんなの声が集まると。
で、他の人はこういうことを考えていたんだなっていうのがですね、ハッシュタグベースで共有されるような、そういう仕組みをちょっと社内で作りたいな、作ってほしいな、誰か、なんて思ったりしました。
本題なんですけれども、今日はですね、
秋田県東成瀬村において、
東成瀬村のすごい学習法という、そういう本を読んだ感想です。
僕自身のですね、今年のですね、旅、旅と言っても、旅行ではないんですけども、
今年の旅としてですね、教育をテーマにですね、旅を行っていきたいな、教育というものを優先順位に高く意識していきたいな、というふうに思ってるんですけども、
年始に読んだ本の中で、非常に面白かったのが、この、学力日本の学力学習法。
学力日本の学力学習法。
学力日本の学力学習法。
学力日本の学力学習法。
学力日本の学力学習法。
学力日本一、秋田県東成瀬村のすごい学習法という本なんですね。
で、この東成瀬村というのは、秋田県のすごい小さい村、2000人ぐらいの人しかいない村なんですけれども、
実はこの東成瀬村の小学校とかの成績ですかね、
全国の学習の試験みたいな、そういうものの点数が日本一だと。
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日本一ってすごいですよね。
で、実際その村にはですね、民間が運営している学習塾などもないんですよね。
本当に学校の教育のみで、教育というのが実施されていて、
なんで、なんでそこが日本一なのっていう話なんですよね。
で、いろんなことが書かれてあって、
ですけれども、非常に印象的だったなと思うのが、
まず根本的な思想としては、村作りは人作り、子どもは村の宝ですと。
村の宝ね、という考えがあった上で、
学校というものをどう位置づけるかなんですけれども、
子どもがですね、民間の塾などがほぼないわけなので、
わからないことがあったらですね、
学校に来てそこでこう、解決するしかないんですね。
で、子どもたちは、そのわからないから学校に来ると。
なので、その学校のスタンス、教師のスタンスとしては、
わからなくてもいいですよと。
で、学校に来たら必ず責任を持って、先生たちがその面倒を見て、
わかるようにすると。
わかるようにするっていうのが、
義務教育の役目だっていうふうに定義しているんですね。
これはすごいなと思ったのが、教師の視点で教える、
教える義務が、そもそもその憲法で定められている教育の義務っていうのは、
親が教える義務ではあるんですけれども、
それってあくまでその、教える側の視点ですよね。
はい、教えました。はい、おしまい。義務終了っていう。
ではなくて、わかるようにすると。
わかるようにするために先生が責任を持つっていうふうに、
その体験定義しているっていうのが素晴らしいなっていうふうに思いました。
で、じゃあ学校が家庭に期待することは何なんですか?
家庭としてはこういうことをちょっとお願いしてほしい。
っていうふうに、何を期待するかっていうと、実は早寝、早起き、朝ごはんらしいんですね。
なるほど、習慣づけかっていうことなんですけども。
ある意味、当たり前のことをですね、家庭には期待して、
教えるだけではなくて、ちゃんとわかるようにするっていうところが、
学校の先生の責任っていうふうに定義しているんですけども、
実際こう、村づくりをね、
人づくりっていう、
こういうふうに定義しているように、まずすごい投資をしてるんですね。
教育投資っていう形で、例えば給食は無料、修学旅行は半額補助、通学バスは無料とか、
英語の合宿は無料とか、高校生の通学費も8割補助したりなど。
あと机のサイズもですね、結構ひと回り普通の小学校よりも大きい机で、
まあ非常にこう、何ですかね、ストレスフリーで学習できる環境を作っていたりなど、結構教育投資をしているんですね。
まあそれだけではなくて、面白いのが、そのチームティーチングっていう形で、
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特にですね、学習の速度とか、学習の到達状況が、人によって異なる算数とか理科ですね。
算数とか理科という科目に関しては、2名体制で授業を行っているんですね。
まあメインの先生とサブの先生がいて、その授業中でも見回りながら、
その学習状況を見て、
分からない人がいれば、ちゃんと分かるように補助をするっていう、
まあそういうチームで教えるっていう体制を行っていたりとか。
あとですね、面白いなと思ったのが、ハンドサイン。
あの分からない人もちゃんと授業に参加できるようにっていうので、
その分からないです、困ってますっていうのをですね、ちゃんとこう可視化できるような、
その手のサインですね、ハンドサイン。
まあ普通はですね、分かる人いますかって言って、はーいってこう、パーで手を挙げると思うんですけども、そうじゃないと。
そうじゃない。分からない人も手を挙げていいという、そういうものなんですね。
面白いですよね。
何かっていうと、何を挙げると思います?
分からないよっていう場合は、困ったっていう感じで、親指と人差し指を銃のようにバーンって打つね。
銃のようなポーズをして、分からないぜみたいな感じで、ある意味決めポーズですよね。
まあそういうこう、親指と人差し指をこう、銃のようにね、形でね。
形作って、わーってあげるんですね。
で、その他にもいろんなハンドポーズがあって、親指は納得。
まあいいねみたいな感じですね。
親指は納得。人差し指は付け足し。ちょっと意見付け足したいですみたいな。
私意見ありますけれども、みたいな感じですね。付け足す。
グーはですね、同じ同じ同意同意みたいな。うん、そうだよねみたいな。そう同じですよっていう。
で、チョキは別の考えです。チョキ。チョキはなんか別の考えっぽいですよね。
そういう形でですね、グー、チョキ、パー、人差し指、親指、それから銃のポーズですね。親指と人差し指両方出すポーズ。
まあ6つのハンドサインがあって、まあそれがあるからもうみんなとにかくこう必死で手を挙げるわけなんですよね。
とにかく手を挙げると。
で、まあそういう形でですね、間違ってもいいから、あるいは困ってても、ちゃんとこう自分の意見を出していこう。
まさにその心理的安全性なんですけども、まあそういうこうね、ちゃんと文化がある。
あるので、その秋田県のその学習の試験ですよね。全国平均と比べて、その無回答率が2分の1っていうふうに圧倒的に低いらしいんですね。
自分の意見をするに間違っても恐れずに言えるっていう環境がある。まあそういう文化があった上で、まあ工夫をしてるんだなあっていうふうに思いました。
あとですね、とにかくですね、習慣化っていうのをしっかり。
作り上げてるんですよね。
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例えば授業以外の時間として、毎日10分間の読書の時間を設けていって、まさ必ず10分、授業以外に読書をするっていうふうに習慣づけているんですね。
で、廊下とか教室とかも、その学校が推薦する図書ですごい埋まっていて、で、まあ図書館ですね。
図書館もですね、その小学校とですね、まあつながっていて、授業が終わったすぐにですね、
図書館に行って本読むことができたりとか、まあそういうこう、授業の合間をですね、うまく使っているんですね。
で、2限目と3限目の間にですね、10分間体を動かすような時間があったりとか、まあそういう形でですね、習慣化ですね。
とにかく習慣化っていうのをすごく支援してるなあっていうふうに思いました。
あとはですね、自学ノートっていう形でですね、あの実習するためのノートって用意してるんですね。
まあですね、家で、まあ要するに学校の授業だけじゃダメで、やっぱり家庭でもですね、あの自学自習するんですけども、そのノートの書き方っていうのをですね、細かく定めていて、
で、こういう形でノートを書きましょうっていうのがですね、きめ細かく書かれてるんですね。
で、その使い終わったノートっていうのはですね、パンチで穴を開けて、で、教室にこう展示したり保管したりして、まあ他の人のやり方、ノートの書き方っていうのを見れるようにしたりとか、
あるいはこの人めっちゃの、だれだれちゃんと書いてるんですね。
めちゃくちゃノートいっぱい溜まったねっていうふうになると、すごい毎日自学してるっていうことなので、そういうこう可視化がされるんですね。
ちょっとこうゲーミフィケーション的なやり方っていうのを踏まえた上で、ナレッジマネジメントですよね。
ナレッジを共有する仕組みがあるっていうのは素晴らしいなっていうふうに思いました。
でですね、あのノートの書き方っていうのも、日付をまず書いて、で、取り組む内容を書いて、で、取り組んだ時刻と時間を書くんですね。何時から何分やった、で、どういう狙いで、
今回こう自学をやるのかっていうのを目的や狙いを定めて、最後ちゃんと振り返りをするんですね。完璧ですよね。完璧な形でそのノートを書く。
で、このフォーマットは決まっていてですね。で、それをちゃんとですね、先生もあの全校児童の分に目を通してコメントを返すみたいですね。
で、そういう形でですね、徹底して毎日の習慣、自学の習慣化っていうのをやっている。
ほぼコーチですよね。学習、自学という形で家で家庭学習するコーチを先生がちゃんと責任持ってやっているというのもあるみたいなんですね。
で、あとはですね、授業のあの、版書というか、授業の黒板に書く内容もちゃんとフォーマットが決まっていて、そのフォーマットに沿ってちゃんと授業のノートも取る。
で、取り方もですね、面白いんですけども。
見開き2ページで授業1時間分を取ると。もう2ページで全部まとめるっていうね。これでたぶん要約力がついたりしますよね。
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で、でもよくあるのが、授業の内容を一時期こう書こうとして頭に入ってこないってあると思うんですけども、そういうものがないように、図形とかチャートなどはですね、カラーコピーで配布してくれて、それをノートに貼るだけでいいっていう風になってるんですよね。
あとは、その言葉の略称なども、全校だけじゃなくて。
小、中、小学校、中学校でも全部統一していて。
例えば、ひらがなのふって書くと、振り返りを意味しているとか。ひらがなのかだと課題ですよとか。
なので、その授業の中でも、ふ、じゃあ最後今日ふって書いて振り返りって書いて、ふって書くとそこ振り返りの授業の項目なんですね。
で、同じように自分のノートでもふって書いて、なるほどなるほど、今日はこういうことを振り返りとして学んだっていうのを書くと。
という、そのフォーマット。
フォーマットが、すべての授業、すべての学年、小学校、中学校、その村ではですよ。全部統一されたフォーマットで授業をしているという形でですね、
型化をしっかりとしているんですよね。
そういう形でですね、頭に入ってくる構造化ですね。構造化の能力っていうところもですね、身につける。
このまとめて1ページ、1ページでまとめ、2開き2ページでまとめて構造化をしてまとめていく。
という力も養われるみたいなんですよね。
ここまで来たときにですね、これって本当に小学校だけではなくて、会社にもすごく応用できるなっていうふうに感じました。
これを踏まえてですね、いくつかちょっとやってみたいなって思うことがあったので、それはまたちょっと次回ですね、話せればなと思ってるんですけども、
本当に学力日本一になるっていうのがわかるような、そういう取り組み姿勢だったんですけども、何よりも大事なのは根本的な思想として、
子供は村の宝であり、村作りは人作りという形で、先生はですね、わかるところまで責任持ってやるという、それがゲーム教育だっていうふうに定義しているっていうところが素晴らしいなっていうふうに思いました。
本日はですね、東成瀬村のすごい学習法についてでした。