2022-04-27 38:59

#16「夢を持たなきゃダメですか?」ゲスト:山本崇雄先生(前編)

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テーマ「夢を持たなきゃダメですか?」として「『学びのミライ地図』の描き方」を出版された山本先生をゲストにお呼びしました。

学校教育にも、子育てや仕事にも役立つ「ミライ地図」の描き方を聞いていきます。


《 ゲスト:山本崇雄先生 》

複数の学校、企業と雇用契約を結んでいる二刀流(複業)教師。都立中高一貫教育校を経て、2019年より新渡戸文化中学校・高等学校、横浜創英中学高等学校、浜松開誠館中学高等学校の他、日本パブリックリレーションズ学会理事長、News Picksなど複数の団体・企業でも活動。

山本崇雄先生の著書
子どもの「やりたい!」を自律した学びにつなげる「学びのミライ地図」の描き方(学陽書房)
http://www.gakuyo.co.jp/book/b599269.html

《 つぼけん 》

1982年生まれ。東京都出身。大学の自主映画サークルで映像制作の面白さを知り、2005年に映像の制作会社に入社。カメラマンディレクターとして多くのテレビ番組に携わる。子どもが小学校に入ったことがきっかけで、日本の学校教育に関心を持つ。人生の目標は「Happiness Creactor」(=自分も他人もしあわせにできる創造力をつくる)


《 大ちゃん:大野大輔 》

1991年生まれ。東京都出身。学校と自分が嫌いだった小学生時代を、当時の恩師が幸せに変えてくれたことがきっかけで教師の道を志す。現在は東京都北区立赤羽小学校の研究主任として、児童に自己決定のある授業や、みんなが幸せで働きやすい職員室づくりに挑戦中。人生の目標は「全国の共育者と子どもを幸せにすること」座右の銘は「最高のNo.2」「認任」

○ともはぐ(共育)代表
○教育の窓口 共同運営
○REACHER BASE 共同運営
○先生の幸せ研究所 第3期
○オンライン市役所 東京都会幹部


感想はTwitter「#ほぼ教」でつぶやいていただけたら嬉しいです!
【つぼけんTwitter : @tsuboken_mol】

00:09
こんばんは、ほぼ教育最前線あなたにかわって、私が聞きます。始まりました、つぼけんです。
大ちゃんです。
この番組は、公立小学校の教師である大ちゃんと、
普段は映像のカメラマンやディレクターを務めているつぼけんという移植の2人でお届けする番組です。
学校教育をはじめ、学びの最前線にいる方をゲストに呼んで、ほぼ最前線に迫っていこうと思います。
というわけで、大ちゃん始まりました。新学期ですね。
始まりましたね。
涙涙の卒業式のエピソードも撮りましたけども、新学期始まっちゃいましたね。
なんかね、ロスになるのかなって毎年思うんですよ。6年生になると。
でもやっぱり新しい子たちが来ると、その子たちを大好きになれるって、そこはね、いいですね。
ちなみに、6年生を送り出しましたけど、次は何年生の担任になったんですか?
はい、私4年生の担任になりまして、6年ぶりです。
その時期はもうだいぶ1年違いますからね、かわいいんじゃないですか?
でもね、やっぱね、どの学でもかわいいんですよ。
そのかわいさの種類が違うんですよね。
そう、ピュアな子たち担任できまして、今すごい幸せなの。
いいですね。
はい。
ではですね、ちょっと振り返りたいと思うんですけれども、前回は平和学習の大本和恵さんにゲストに来てもらいました。
本当に素敵な方で、ちょっと思っても見ないような方向の話になってよかったですよね。
なんかテーマ超えましたよね。
いや、本当ですよ。反響いかがですか?
よかったですよ。
大本さんの周りの方々からの実際のフィードバックもあったりとか、
あと私教員仲間からもフィードバックありまして、
なんかこう平和っていう切り口でいろいろ考えましたと。
それぞれの平和があって、いろいろとアクションにつながったみたいですよ。
嬉しい。
僕のところにも感想がきまして、
なんと聞きながら泣いちゃった。
会社にいたのに、電車に乗ってたのに、涙を流してしまったっていう感想が2件届いたんですよ。
それすごいですよね。
そうそう。しかもどっちも大人の男性で、
僕らが平和について話したトークがそんな風に受け止められるんだなと思って、
すっごいびっくりして、やっぱりウクライナのニュース連日やってんで、
少なからず傷ついてる部分もあるのかなとか、
やっぱり感情を揺さぶられるまで僕らの声に耳を傾けてくれたんだなとか、
すごい嬉しくて、よかったですよ。
子どもの素直な平和に対する見方っていうのは、
03:01
私もグッと聞きましたね。
なので、僕たちが知らず知らずかけてる眼鏡っていうのが、
だんだん外れるような、
そこはやっぱりちょっと目頭熱くなるシーンがあったんじゃないでしょうか。
さっきもアクションって言ってましたけど、
本当に広島行っちゃったって話もね、
そこでグッと涙を流した方もいたみたいですよ。
その子がね、来てくれたんですよ、実は今日。
えー、小学校に?
そう。
で、その話したよって話して、
その子がね、
で、僕は実はその研究テーマをね、
今、平和にしてるんだって話を教えてくれて、
その中学校がね、研究1年間するんですよ。
で、どこかはちょっと言えないんですけど、
で、なんかそれでね、自分でテーマ決めたのが、
平和。
で、今ね、学んでるみたいですよ、いろいろ。
えー、中学校まで繋がってますね。
すごいですね、学びが連続してきて、
その子はもう学んでるってわけじゃないんですよ。
ほんとそれがただただ興味があって、
今、不老状態に入ってると思うんですけど、
大本さんパワーがそこまでこう、
繋がってるってことですよね。
いいっすね、嬉しいですね。
はい。
はい、ではどんどん参りましょう。
はい。
Twitterハッシュタグほぼ教のつぶやきを紹介いたします。
はい。
ちょっと振り返りまして、
シャープ13のゆるトーク、
大ちゃん先生の卒業式、
その時蛇口はバグったっていう、
すごいなんか、
適当なタイトルだったんですけども、
ちょっとあの感想読みますね。
はい。
いっここさんという、
アメリカに在住の方なんですけども、
読みますね。
あ、私、聞きながら泣きましたが何か、
ということで。
何ですかこの素敵な。
あんなこと、
僕がヘラヘラ歌ってたのが、
恥ずかしくなるような、
あれで涙をグッときたんだなと思って。
いや違う、歌で来てるわけじゃないから。
僕の美声でっていうことじゃないんだから。
歌でないわけじゃないから。
そっか。
嬉しいですよね。
このアメリカ在住のいっここさんは、
大本さんのゲスト回の感想も、
ブログにして、
すごい長文にしたためてくださって、
広島まで行ったね、
さっきのこの話も書いてありましたし、
自分が修学旅行で広島に行った時の話とか、
東京出身の私はなぜ英語学習しなかったのかとか、
本当にこう自分事としてすごく捉えてくださって、
長文のブログもやっぱね、嬉しかったですよ。
ありがとうございます。
やっぱり自分の家族のこととか、
自分の問い直しみたいにしてくれるっていうね、
すごく嬉しいなと思いましたね。
06:00
はい、続きまして、
ツイッターハッシュタグ保護教、
もう1件ありますね。
タマさんという方です。
幸せだと武力での問題解決をしない傾向が強いというのは、
とても自信ときた。
フィンランドの小学校の先生の教育の目標を、
子どもたちが幸せな人生を歩む手伝いをするために、
と明言され、感動したのを思い出した。
番組中で紹介されてた、
教育でしか平和を実現できないという、
モンテス総理の言葉はここにもつながるなと感じたし、
学校の先生がこう思えるためには、
先生自身が幸せで余裕がないと難しい。
1人でも多くの人が自分が幸せであっていいと、
自分を認めてあげる必要があるのかなと。
少なくとも、
自分のそして少し周りの人の心身をきちんといたわることが、
平和につながると再認識できた気がする。
ツイッターなんですけれども、
3件にまたがってですね、
長文の感想をいただいてとっても嬉しかったですよ。
嬉しいです、本当に。
本当にこう自分の幸せ、
自分が幸せになることで、
周りも幸せにできるんだっていうような話って、
もう第1回からお話ししてるテーマでもあるんですけど、
ちょっとずつ伝わってきてるなって感じますよね。
はい。
本当にご感想いただいた方、
どうもありがとうございます。
ツイッター、ハッシュタグ、ほぼ今日もとっても嬉しいですし、
直接いただいたし、
聞いたよっていただくだけでとっても嬉しいので、
つぶやいていただいたり、
感想いただけたらとっても嬉しいです。
というわけで、では本編に入ってまいりましょう。
今回のテーマをお伝えします。
今回のテーマはこちらです。
夢を持たなきゃダメですか?
はい。
前回に引き続いて、
あなたに代わって、私が聞きますのは、
あなたに代わってのあなたが、
子供の想定でもあるし、
夢を持たなきゃダメですか?
ということで、
若い人は、
子供の想定でもあるし、
夢を持たなきゃダメですか?
ということで、
若い人もそうなのかなとか、
大人もそうなんじゃないかなとか、
そんなふうに思っているテーマなんですけれども、
このテーマ、
田中さんいかがですか?
子供だけじゃないですよね。
大人が何歳からでも夢があっていいわけだし、
そうすると、
きらきら輝いて、
憧れの良いモデルに、
ロールモデルになれるんじゃないかなとも思いますね。
そうですね。
子供の頃ね、
特に小学校の頃は、
あなたの夢は何ですかって、
うちの息子も聞かれたりとかもしているんですけど、
田中先生は、
小さい頃の将来の夢って言われたら、
なんてことやったんですか?
私ね、
それ書いてある紙見つけたんですよ。
それでね、
6個書いてあったの。
6個書いてあった、すごい。
欲張りですね。
そう、寿司屋さん。
09:01
寿司食べれるからですね。
あとね、犬すごい好きだったんですよ。
犬の訓練士って書いてあったんですよ。
で、もう1個が、
ホームレスの方と、
結構遊ぶ機会が多くて、
で、私はその、
そうなんで、ホームレスの方々が、
もっとね、幸せに生活できればいいっていう、
ホームレスの方を救いたいって書いてあったのが、
はい、小学校の時。
で、あと野球選手、
かっこ野球選手って書いてあって、
自分で下手なの分かってたから、
小学校にしてたんだなっていうのと、
あとね、もう1個ね、
ちょっとね、忘れちゃったんですけど、
6個目に小学校の先生って書いてあったんですよ。
それはもう憧れのね、小学校の先生がいて、
で、その6個書いてあったんですよ。
すごい。
そう、欲張り。
欲張りな子。
めちゃくちゃいいですね。
しかもかなってるっていうね。
そうなの。
僕はそれで言うと、
小学生の頃は、
もうだいたい考え方一緒だったんですけど、
救急車の運転手っていうのがありまして、
あら、素敵じゃないですか。
サイレンを鳴らしながら道をぶっ飛ばせるからっていう理由だった。
子供のね、子供ならではですよ。
高校生ぐらいになってから映画監督とか映画大好きっていう感じですね。
結構見えてきたんですね。
そうですね。
で、こんな風にね、
子供に将来の夢ですかって聞くことって、
大沢先生の小学校であったりするもんですか?
ありますし、
どうなりたいかっていうのももちろん聞くんですけど、
どうありたいかみたいなところってすごく大切にしていて、
なんか形で結構変わっていくものなんだけど、
でもなんかこう自分が大事にしてることとか、
自分はどんなことが好きなのか、
なんかそこのあり方っていうのは結構変わらないことが多いって思っていて、
なんかそれをこう分析していくっていう、
そんな学びも大事にしています。
へー。どんな答えが多いんですかね。
なんかね、
友達と仲良くしていたいとか、
そんなものでも全然いいんですよね。
あとは自分が考えた何かで誰かが笑顔になってほしいとか、
僕はものづくりが好きだから、
なんか作って誰かがハッピーになったらいいなとか、
僕はイベンテーターなんだと。
イベントを起こすのが好きで、
文化祭を起こした子ですね。
その子はイベントとか、
誰かが楽しめるものでワクワクさせたいとか、
そういうのってなんかこう、
多分どうありたいかに近いかなと思っていて、
具体はないんだけど、
それを明らかにしていくっていう話をよくします。
めちゃくちゃ素敵ですね。
ね。
さっきも言ってましたけど、
どうなりたいとどうありたいの話で、
どうありたいの話をよくしているってことなんですね。
そうですね。
テーマを考えたのも、
どうなりたいの、
夢ってちょっとイコール職業になっているときってあるじゃないですか。
ありますね。
12:01
昔そうでしたね。
先生になりたいみたいなのはそうですけど、
それってちょっと苦しい子もいるよなって最近思うんですよね。
確かに。
親は結構お前何になりたいんだって多分、
高校生とか大学生とかになったら、
自分も多分いっちゃうんだと思うんですけど、
はいはいはい。
でも本当のところは別に親だって職業が聞きたいわけじゃなくって、
本当の本当は幸せになってほしいだけだけど、
まあでもお前どうすんだみたいな、
もう一人前になってもらえなきゃ困るみたいなことになるわけじゃないですか。
あるあるね。
夢ってなんかキラキラした将来の輝かしいものでもあるけど、
何か苦しめているものでもあるなっていうふうにも思って、
なんかこのテーマにしてみたんですよね。
ね、なんか期待とかね。
それがいいときもあるけど、
それが重たいときもあって、
そこは本当考えなきゃいけないかもしれないですね。
うんうん。
というわけで、
どうなりたいどうありたいというのも話もありましたけれども、
じゃあ子供がどうあるかっていうことを、
どうやって導いていけばいいかって話もしたいなと思いまして、
本日のゲストなんですけれども、
僕のですね、外部スタッフを務めている
二戸部文化学園の先生をまたお呼びしたいなと思っております。
シャープ8で図工の山内先生をお呼びさせていただいたんですけれども、
今回はですね、
二戸部文化中学高校の山本高雄先生という英語の先生をお呼びしました。
後でご紹介しますけれども、
今月ですね、本をご著書を新しく出されたばかりなので、
そんなお話も聞きたいなというふうに思います。
子供の夢とかやりたいということを、
どうやって自立した学びにつなげていくのかみたいなキーワードをですね、
ズバリ聞いていこうかなというふうに思っております。
というわけでゲスト山本先生を交えてほぼ最前線に行ってみましょう。
はい、というわけで今回のテーマは
夢を持たなきゃダメですか?ということで今回のゲストを紹介いたします。
僕は山本先生のことはもちろん存じ分けていますけれども、
簡単に自己紹介をお願いいたします。
山本高雄と申します。
もともとですね、25年間、公立の中学校や高校で英語を教えていたんですけれども、
その後、大学に入って、
その後、大学に入って、
その後、大学に入って、
その後、大学に入って、
25年間、公立の中学校や高校で英語を教えていたんですけれども、
様々な働き方をしたいということで、
その一つが兼業をする、副業をするという働き方で、
それがどうしても公立学校ではできにくいと、
15:01
他から給料をもらうことがなかなかできないので、
今、3校、二戸部文化学園を入れて、
複数の学校と、あと複数の企業とも雇用契約を結んで働いている、
二刀流先生と呼ばれる新しい働き方をしているものです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
もうちょっと自己紹介から聞きたいことがあふれてしまいましたけれども、
二刀流先生、大ちゃん先生は何刀流でしたっけ?
二本持ちたい一本。
なるほど。
でも、大ちゃん先生もいろんな顔がありますけどね。
実は、二刀さんからかなり影響を受けていて、
企業の方と連携を始めたのも、
二刀さんの本を読んでからかなり真似真似をしています。
なるほど。
ありがとうございます。
大ちゃん先生も大きく影響を与えているわけですね。
気になりますね。
だって、学校だけじゃなくて、企業ともっていうのがなかなか気になりますし、
やっぱり、先に聞いていただきたいと思います。
その前にですね、やはり聞きたいのが、
もう出たてほやほや、課長賞についてなんですけれども、
学養書房から出ました。
学びの未来地図の描き方ということで、
ポッドキャストの概要欄にもリンクを貼っていこうかなと思うんですけれども、
こちらはどんな本なのか、山尾先生、ご紹介いただいてもいいでしょうか。
ありがとうございます。
さっき、働き方のことを話したんですけれども、
もう一つやっぱりやりたいことはですね、
日本の学校教育を、本当に子どもたちの未来が軽いものになるように、
子どもたちを守護にした教育が行われるように改革したいと。
なかなかその効率だと、先生の移動だとか、腰を据えて改革することがとっても難しかったんですね。
今回、二戸部文化学園にお世話になって3年経ったんですけれども、
その3年間で僕が取り組んだこと、
しかも私立だからできるとか、お金かけたらできるとかっていうことじゃなく、
どの学校でも使えるような形での実践、
そこにこだわってやったものを、分かりやすい言葉でまとめた本です。
ありがとうございます。
僕ももちろん、読ませていただいたんですけれども、
僕は普段、二戸部文化学園の先生と近い存在なので、
書いてあることが、そうだそうだ、分かりやすい、そうそうっていう感じで読んでたんですけれども、
だいちゃん先生はいかがですか?
今お話しあった、私立だからではないんですよね。
もう休校期間中からも、学校が休校になって、さあどうするっていう時にも、
実は二戸部さんから、公立学校はかなり影響を受けているんですね。
それは、私立だからではなくて、公立でもできる、
18:03
そんなエンパワーをしてもらえる、そんな本だと思いました、私は。
やっぱり僕も、二戸部文化学園のお話をすると、
それって東京の私立だからできるんでしょ?って、
いや、うちはお金ないから、そんな学校に行かせられなくてっていうことを、
リアクションとして周りの方はあるんですよね。
それってやっぱりちょっと事実でも、今はある程度あると思いますし、
だからこそ、全国の小学校にこの考え方を広めるんだって、
今頑張っていらっしゃるんですけど、
でもそうじゃないんだよねっていうことで、山本先生、
こちらの本も書かれたってことなんですよね。
そうですね、もう一つ言うと、保護者に読んでいただきたいのは、
家庭でも実践できる言葉をどういうふうに書けていくかとか、
子どもの可能性をどう信じるかという点においては、
学校も家庭も変わりはない大切な共通点があると思うので、
家庭で実践できるものもあるので、
ぜひそういう広がり方もしてほしいなと思って書きました。
ちょっといいですか、マスターさん、
この本を読んでいただいて、
今、妻はまさに育児どうするかって一緒に考えているところなんですけど、
妻が言った言葉、感想が、これ問いかけが多いねって、
きっと子どもを信じると、問いかけが増えていくのではないかっていう、
妻はそんな感想を言ってたんですね。
教育っていうもっと広い意味で、
育児にも活かせるというのは間違いないと思います。
はい、ありがとうございます。
はい、ありがとうございます。
教育っていうもっと広い意味で、
育児にも活かせるというのは間違いないと思いました。
いや、ほんとそうですよね。
問いかけが多いなというふうにも思いますし、
そのためにどういう下地を作って、
どういう方向に向かっていけばいいかということもとても書いてありますし、
まさしく育児でも使えるなと思いました。
何か加えて言うと、
僕が実際に授業で子どもたちにかけている言葉っていうのが、
80いくつか載っているんですよ。
問いかけになっているっていうのがポイントで、
気づかれたかわかんないですけど、
なぜっていう言葉は使ってないんですね、一切。
なんでっていう言葉は使ってないんですよ。
そうかも。
そうかも。
使ってないかも。
言われて、あ、そうかも。
そうかも。
なんでっていう言葉はすごく、
なんでこうなのって聞かれたら、
ちょっと引かないですか?
あー、でもちょっとそれわかるかも。
だからその、原因を探る聞き方なんですよね。
日本の大人が子どもにかけるなんでって原因を探る言葉なんで、
遅刻したときとか、喧嘩したときとか、
なんでって聞いちゃうと思うんですけども、
それは僕結構学校ではキンクだと思っていて、
単純ななんでは、
21:01
例えばなんで花は赤いんだろうとかっていうのは、
いいと思うんですけど、
僕は実はそのなんでも、
なんかちょっと大人目線の押し付けをちょっと感じるので、
なんではできるだけ使わないで、
例えば何が花を赤くさせてるんだろうとか、
違う表現をできるだけ探すようにはしてるんですよね。
だからその原因を探ることで、
日常生活の中でうまくいかなくなって、
日常生活の中でうまくいかなかったこととか、
遅刻したりだとか寝坊したりだとかって、
なんで寝坊したの?ではなくて、
明日の朝はどうしたいの?ってことの方が重要なわけなんですよね。
だからそういう未来思考な言葉っていうのを、
80いくつか、ちゃんと数えてないんであれなんですけども、
80以上は間違いなくあると思うんです。
だからそれを先生はそのままパクったりしていただいたりだとか、
その過程でも何か使える言葉っていうのはたくさんあると思うので、
それをだけでも読んでいただけると、
何か変化あるんじゃないかなって思います。
なるほど。
今こうパッと開いたページを読むとですね、
今のあなたはどんな状態ですか?とか、
そのためにあなたはどんな選択をしたいですか?とか、
あなたは先生にどんな援助をしてほしいですか?とか書いてありまして、
確かになぜ、why?は書いてないですね。
今の3つって本当に軸となる3つを読んでいただいて、
ものすごいエッセンシャルな問いかけ3つ、
自立をさせるための3つの問いかけって呼ばれているもので、
小島中学校の工藤校長が最初に言語化したものだと僕は思ってるんですけども、
子どもたちに今の状態を聞く、どんな気持ちなのか、
そこからなりたい自分、どんなふうになりたいのか、
現状を把握するメタ認知と目標設定、
この2つがないとまずそこに向かって自立するっていうことがありえないので、
その2つはすごく大事で、
それに対して大人は何ができるか、
先生にしてほしいことは何、お父さんにしてほしいことは何っていうことがあって、
子どもがこうしてほしいが生まれて初めて先生が大人が援助するっていう、
そういう意味ではこの3つはとってもエッセンシャルな問いです。
それ工藤先生の本で私も知って、
先生にできることあるって聞くようにしてから、
やっぱり子どもがこう自立に向かっているなって実感はあります。
そして何よりもこっちのスタンスが変わってくるぐらい、
衝撃の言葉で、これまでどっちかというとこうしてみたらいいんじゃないとか、
こうしなよとか、何かこう無理やり導いていたところがあって、
でもそれって子どもが自立に向かっていないんだなっていうのを問い直せた言葉で、
今言われてやっぱり問いかけたくさんあるんで、
坪玄さんこれもう一回読み直しましょうね。
本当ですね。そう聞いてまた読みたくなりましたね。
24:04
素晴らしい。やっぱり大ちゃん先生としても先生目線でっていうと、
大ちゃん先生と先生目線でっていうのもね、この部分結構あったんじゃないですか。
読んでいて大ちゃん先生がふと浮かんだのが、以前トークにも出てきた
カリスマ教師に大ちゃん先生がなりたいわけではないんだと、
先生になりたいんだっていう話がそのまんま言語化されてるなと思いまして、
1個章で先生のおかげから自分でわかった絵っていうのがありまして、
まさしくって思ったんですけど、そんな部分あるじゃないですか。
私その一番、この本で一番付箋を大量に貼ったページがあって、
そこが82ページなんですけど、どんな優れた指導法も
子どもたちの内面から湧き出るやってみようにはかなわないと思っていますってところがあって、
私本当それに気づけたっていうのがありがたくて、こっちがカリスマになって
どうだ俺のおかげで育っただろうっていうのは、最も自立から遠ざけてるんだなって
私はその当時気づいたっていうのがまさに坪桂今言ってくれたことで、
この本でやっぱり改めてそうだよねって思いました。
もうなんか脱金髪先生なんですね。
わかるわかる。
金髪先生が本当日本の教育をダメにしてると思っていてっていうところまで言っちゃって大丈夫だわ。
金髪先生に憧れて先生になる人多いと思うんですけど、
あの24時間働いてる間とか、他人の家庭まであんなずかずか入り込んでる間とか、
かなりもう服務事故ですよね。もうやばいです。
だからもうあそこまで依存させるっていう形が日本のいい先生だっていうところから、
やっぱり変わっていかなきゃいけない。
僕が今副業してエフクスの学校に行くっていうのは、そこを変えたいっていうのもあって、
24時間生徒に寄り添いますよってモデルじゃないんです。
物理的にも僕がニトベンに行ける日数っていうのは限られてる。
この曜日しか来ないよ。
だからもし僕と一緒に何かをやりたかったり相談したかったりだとかしたら、
ここに合わせて自分でアボを取るんだよっていうことなんですよね。
だからもっともっとこれを突き詰めていけば、
月1回しか来ない先生とか、楽器に数回しか来ない先生が、
全国を回って子どもたちの可能性を耕していくみたいな先生がいてもいいと思ってて、
そういう存在に僕はなりたいんですよね。
だからずっとついて見守ることで育つではなくて、
常に何か刺激を与えていろんな学校、本当にたくさんの学校を変えていくっていう、
そのオセロの端をどんどん人知を取りながら、
27:03
日本の教育がバタバタって変わってくるのを何となく今イメージしてる感じなんですよ。
でも今おっしゃったのってもう完全に学校教育というシステム自体のシステムチェンジだと思って、
やっぱり金髪先生って言ってましたけども、金髪先生ほどじゃないにしても、
24時間向き合ってくださる先生、親としてはありがたいなって気持ちって、
僕だってすごく思ってるんですけど、でもそうじゃないんだと、
方向を、舵を切るんだっていうのは大ちゃん先生可能なんですかね。
可能だと思ってますし、私今山本さんおっしゃったことが間違いなく自信だと思ってます。
私も若い時というか、教員3年目とか、カリスマを目指してしまっていた時があったんです。
その時って先生のおかげでとか、先生が担任で嬉しいですとか、
先生がこれを教えてくれたおかげでわかりましたとか、
終わった後に先生が担任で本当に私たち育ちましたとか、
言われたのが嬉しかった時期があったんです。
でもそれが今では本当に恥ずかしくて、それは恩気せがましいというか、
そうじゃないですよね。たぶん一番理想は自分にありがとうとか、
一緒に学んでくれた仲間、学び合ってくれたおかげで育ったよとか、
そういう風に持っていかなきゃいけなかったのに、
今になっては恥ずかしいんですね。
やっぱり日本の全員じゃないんですけどね、
法律の方で私も含めてあの時期、それが理想だと思っていたものを
やっぱりちょっとずつ解いていかないといけないなというのは私も思っています。
まさしくそのまんまのことが書いてあって、
今までの先生は知識を分かりやすく教えるということだったので、
何々先生のおかげでわかったってなって、それが嬉しい。
自己承認要求ということだったけれども、それは依存型であると。
これからは学び方を教えて、
生徒が自分で発見できた、自分で分かったという自律型に変えていくべきだと。
一目で分かる図に書いてあって、大ちゃん先生が今おっしゃっているのはそういうことですよね。
まさにそうです。
さっきの可能ですかっていう質問に対してアンサーは可能ですって、
それの勇気をくれる取り組みがニトベさんの取り組みなんです。
それならできるかもってところから、やっぱり法律の先生もやっていく。
最初はハウトゥーでもよくて、
それをやっていくと多分子供の見方がだんだん変わっていくんですね。
その子供の見方が変わっていくと、きっと今システムとしてあるものが
ちょっとずつ溶けていけるっていう、
そんな流れを作っていきたいという気持ち私もあるので、アンサーは可能です。
ありがとうございます。ワクワクしてきますね。
先ほどから自律型、自律っていう言葉であったりとか、
30:05
やってみようっていうような言葉が出てきます。
自律、自分を立するの方ですね。立つじゃなくて自分を立するっていうことが、
学びの未来地図っていうキーワードとどうリンクしていくのか、
山本先生伺ってもいいですか。
はい。地図っていうのは目的地があって、
そこにどういうふうに行ったらたどり着くのかっていうことを知るのが地図じゃないですか。
ゴールにたどり着くのってどんな力が必要なのかっていうと、
コンパスを持った子供みたいなイメージで、
コンパスがあってこっちに進めば目的地に行けるっていうことが分かって、
自分で進んでいくみたいなイメージなんですよね。
山登りに例えるとコンパスを持って頂上に向かって力強く歩いているような姿、
ロープAを使ってヒュッていくのではなくて、
今まで日本の教育っていうのはロープAを作って、
つまり分かりやすい授業だったり分かりやすいプリントを作ったりだとかして、
それでレールを引いて舗装した道路をこのまま行くんだよとか、
時にはこのロープAを乗るんだよとかっていう形で頂上に導いていく。
いかに効率的に学ぶかっていうことが重視されていたと思うんですけども、
試行錯誤しながらコンパスを持って様々な選択肢のうち、
より良い道を自分なりに選んで、
時に遠回りをしながらも目標値にたどり着くっていうのが学びの地図、
学びの未来地図のコンセプトなんですね。
ですから真っ白な紙を子供たちに渡して、
今の自分からなりたい自分っていうのを矢印を1本ビョンと書いて、
なりたい自分って何だろうねとか、
この授業を通してつけたい力ってどんな力とか、
その力を身につけるためにはどんなことをしたいとか、
そういうことを無数に書き入れていく、
そんな地図のことを未来地図と呼んでます。
なるほど。
自分の足で、自分の向かう先に自分の足で向かっていくっていうのが
学びの未来地図っていうことなんですね。
そうですね。
具体的に例えば英語、僕は英語なんですけども、
子供たちになんで英語を学ぶのっていうことを、
以前いた新学校とかで聞くと、
大体テストとか入試っていうことが結構帰ってくるんですよね。
英語を学ぶ目的が入試って寂しくないですかっていう、
教員だったら誰もがそう思うと思うんです。
だけどもそこが目的になっちゃう保護者のニーズであったりだとか、
生徒のニーズであったり、世の中の仕組みだったり、
いろんなことが要因してるんですよね。
入試だとかテストが目的になってしまってるわけですよね。
でも本来その先どうしたいか、
英語を使ってどんな世界を作りたいのかっていうことが
33:00
実は大切なはずなのに、
その教育っていうのがほとんどされてないっていうのが、
どの教科も僕は課題だと思ってて、
だからそもそもその教科を学ぶ目的ってなんだろうって、
各学期の最初の1週間ぐらいはそんなことを考える授業を
やってもいいんじゃないですかってことを提案したいんです。
ちょうど今、新学期ですからね。
まさしくスタートで学びの未来地図を今描いている、
始めたところっていう感じなんですね。
そうですね。
ニットベ文化学園では最初の1週間は
教科書やらないって決めてるんですね。
どの教科も。
エンゲージ週間と呼んでいて、
その先生の教科愛を教えてもらって、
その先生の教科愛を語ってもいいし、
学び方を教えてもいいし、
僕なんかは英語の字幕なしで映画を聞こえるようになるためには
どんなことをやったらいいっていうような感じの授業をして、
その学び方って教科書を学ぶのと同じだよねって
気づきにつなげたりだとか、
書籍に出てくるような学びの未来地図をみんなで書いて
シェアしあったりだとか、
そういうことを最初の1週間にやるイメージです。
めっちゃいいですね。
僕仕事で海外出張とか行くんですけど、
英語ずっと苦手意識があるんですよ。
実際そんなに得意じゃなくて、
学生の時も正直苦手で嫌いだったんで、
学生の時に山本先生に会ってたらよかったなと思いますね。
一番初めに教科書やらないって、
大ちゃん先生そんなことも可能なんですかね。
それがね、可能かどうかって考えてみたんですけど、
我々やってるはずなんですよね。
よく授業開きって公立の先生でも小学校でもやったりするんですね。
多くの先生が。
例えば最初の英語の授業では英語開きっていう形で
よくやる先生いるんですね。
なので、学校体制としてエンゲージっていう時間取ってなくても、
一人の先生として、例えば最初の英語の時間に
そういうのが可能なんですよね。
ってことで、私早速やってみました。
早い。
仕事が早い。
これやってみるって大事だなと思ったんです。
4年生です。
やってみてどうかなと思ったんですけど、やっぱりすごいですよ。
1個紹介すると、
英語を使って街中で会った外国の方に挨拶をしてみたい。
それでも、僕はすごい素敵だなって思いました。
素敵ですね。
あと、もう1人紹介すると、今度浅草に行くんですね。
で、浅草に行った時に海外の方たくさんいるから、
そこで道をね、案内してあげたい。
なるほど。
36:01
これどうですか?
いいなー、めっちゃいいなー。
そのなりのなりたい自分みたいのをちゃんと描けるって考えると、
公立でももちろん小学校でも可能なものだなって思いますね。
何がびっくりしたって、大ちゃん先生のすぐやる力ですね。
本4月1日ですからね、出たんで。
なんか不思議なんですけど、ニトベさんの取り組みってハードルが高くないんですよ。
すっごくいい取り組みなんです。
なのにハードルが高くないっていうところが僕は特別だと思ってて、
だから勇気として届くんだなって感じました。
ありがとうございます。嬉しいです、すごく。
嬉しいですね。実際に実践してくれるってなると嬉しいですね。
はい、嬉しいです。
全国の学校でも実践するところが出てくるかもしれないですね。
小学校でやってくれたっていうのがすごく嬉しい。
中高生で僕は実践をしていたので、
小学生でもできるじゃんっていうところが、
全国の先生の勇気になるんじゃないかなって思いましたね。
私小学校6年生、3月まで担任していて、
きっとあの子たちなら絶対できるっていう自信はあったんです。
じゃあ4年生って私も6年ぶりなので、
その時にはそういうマインドなかったんですよね。
やってなかったもちろん。
今回やってみたら、子どもたちやっぱりすごいなって、
そこに帰ってきます、やっぱり。
すごいよね、子どもたちすごいね。
すごい、本当にすごいです。
だから多分大人が思っている以上に子どもっていろいろ考えてるし、
もう本当に子どもに見えなくなってくるんですよね。
ちゃんとした人なんだなってことで、
なんか尊敬の気持ちが出てくるようなイメージ。
素敵。
なんかこの今の言葉だけで間違いないですね、大ちゃん先生ね。
やった!
いやーなんか子ども預けたいっていう気持ちになりますよ。
素晴らしい。
これラジオじゃわかんないけどめっちゃ嬉しい顔してますよ。
嬉しいですね。
やった。
嬉しい。
まあでもやっぱハードルが低い。
うちでもやろうって思えるっていうのは先生がもちろん思うこともそうですし、
僕みたいにじゃあ家庭でやってみようってこともそうですし、
自分も描く、自分これからどうしようかなとか自分にも置き換えましたし、
すごくいろんな考え方ができる本だなっていうふうに思いまして、
とっても素敵な本を書きいただいて本当にどうもありがとうございました。
嬉しいです。ありがとうございます。
38:59

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