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2021-11-04 1:20:45

第八十八回:Tak.さんとメモとシェイクについて

00:00
はい、打ち合わせキャスト第88回ということで、今回もゲストにたくさんお迎えしております。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
いろいろ細かいニュースがたくさんあるのですが、まずはたくさんの新刊というか、一応短著扱いになるんですかね。
たくさんの新刊がつい先日発売されまして、タイトルを今から読むんですけども、
志向のOSとしてのアウトライナーを通じて個人的情報ツールについて考える、
でサブタイトルが文章を書き考える人のためのアウトライナー活用術で情報整理対戦というタイトルの本が発売されましたと。
日中続けてぐらいの、日中続けてぐらいの版の発売なんですけど、
こちら当然3年もかかった本ではないですよね。
3年はかかってないです。
分量的にも1万字から2万字の間ぐらい、2万字ぐらいかな。
2万8千字ぐらいですかね。
で、一応アウトライナー活用術とタイトルに入ってますけど、
どちらかと言うともうちょっと抽象的な情報ツールと個人の関係性みたいなものを、
もう一回考え直してみようぜというような話として僕は読ませていただきました。
はい、その通りです。
情報ツールとか情報整理に対する個人の向き合い方みたいなことを、
僕の場合はアウトライナーを通じて考えるというような感じですかね。
そうですね。
一応この情報整理大全というシリーズが、
ポストエヴァノート一興時代における情報ツールほにゃららみたいな話だったと思うんですけど、
その中で多分エヴァノートがダメになったからアウトライナーを使おうぜっていうのでは、
全然思想的に何も新しいものが提示されてないわけで、
だからその付き合い方って人によってそれぞれだよねっていう論点がここで一つ提示されているのが、
多分このシリーズにおける旗印になるというか。
うん、そうでしょうね。そうなったらいいなと思ったんですけど。
だから最初に出版されたっていうのは、おそらくそういう意図もあったんだろうなと。
たぶん旗印になるような話が今後展開されるといいなという感じがしましたけど。
そうですね。一応そういうことを祈ってと。
いつも僕自身は佐々木さんがトップバッターだとばっかり思いながら書いてたんですけど。
一応短著みたいな見え方になってますけど、情報整理大全という大きなシリーズの中の一つで、
03:01
情報ツール、情報整理とか情報ツールに対していろんな向き合い方をしている個人が、
それぞれの情報整理について書くというシリーズの一つ。
今一番最初として出たと思ってたという感じだと思うんですけど。
そういうシリーズとして他の人の文も揃ってきたときに、
位置づけが見えてくるような面もたぶんあると思います。
この辺を展開していくかはわからないんですが、
このシリーズの中でいろんな人が自分に合わせて自分向きのツールを使っていってるよっていうのが出てきたとき、
初めてやっぱりポストエバーノート一興時代の終わり、
ポストをつけてたら終わりつけたかな。
一興時代の終わりが初めてそこで始まるのかなという感じがしますね。
そうなるといいなと思うんですけど。
本文のタイトルにある思考のOSっていうのは、
たぶんうちわずキャストでも何回か言及している名前なんですけど、
それについてはまた改めて考えたいなという宿題にしておきつつ、
その他のニュースに行くのですが、
まず僕が去年の、
今年の頭かな出版になったのは今年の頭で、
本自体は去年の12月に完成していたライフハックの道具箱という2020年版っていうのがあったんですけど、
今年版も作ろうと毎年作るつもりだったんですけど、
そのプロジェクトを始動して、
1回目は僕だけで書いたんですけど、
2回目以降、2冊目以降はその分野について文章を書ける人、
僕がフォローできていないツールとか技法について書ける人に書いてもらおうという、
ちょっと半ばオープンな試みで、
現在、RSSリーダーについてと、
論文リサーチについてと、
Day1についてと、
Obsidianについてと、
暗記システムについて書いてくれる人が今のところ、
挙手のノリを上げていただいてて、
でもすでに1つだけ原稿もカチリいただいちゃって、
僕は一応これは再一足はしないので、
間に合わなかったら載せないという、
わかりやすい。
感じでいくんで、いただいたものは採用しますし、
間に合わなかったらまた来年という感じなので、
もし去年の2020を読まれて、
このツールは言及がないじゃないとか、
あるいはこのツールについての説明がちょっと弱いんじゃないと思われた方は、
ぜひ自分で原稿を書いて、
私に寄せていただけるのが、
皆さんハッピーになるのではないかなと思います。
いいなりますね、それ。
RSSリーダーが入っているというのが素晴らしいですね。
一応僕も書こうかどうか迷ったんですけど、
06:00
ちょっと時間もなかったし、
今それほど自由でもないので、
でももちろん使っている方もおらっしゃいますし、
僕も別に普通に毎日使ってますからね。
そうですね。結構大事だと思うんですけどね、僕それ。
だからやっぱり最新の新しいものだけを載せるというよりは、
いろんな選択肢がこの本の中で提示されているというのが望ましいので。
そうですね。
あとブログの衰退に寄与した理由の一つだと思うんですよね。
RSSリーダーが使われなくなったというのは。
だからそれもいろんな試みで、
そのリーダーの情報を拾ってきて、
自分にメールするというような試みも今行われていて、
よくというか、結局ユウキ先生がやってるんですけど、
ニュースレターなら結構読んだりするんですよね。
だから結局それインボックス開くからなんですけどね。
メーラーを開くからそれで読むという。
だから届く場所が必ずしも、
RSSリーダーというアプリに限らないんですね。
本来の仕組みというのは。
RSSをチェックできるものがあって、
自分からソースを取りに行けば、
ブログの情報を引っ張ってこれるという装置なんで。
RSSの普及とGoogleリーダーがほとんどほぼ同一の現象だったんですよね。
その時代っていうのは。
その時代にはね。
でも今はもう解き放たれて、
リーダーを使わなくてもいいよねっていう形で、
また新しい情報の流れが出てくるのかもしれないです。
はい。
で、もう一個。
ドラマーという、デイブ・ワイナーさんの
アウトライナー+パブリッシングツールみたいな。
何て読んだらいいのかわからないんですけど。
名前つけられないですね。
あれはつけられないですね。
そういう複合的なツールがありまして。
完全に、ドキュメントはあるんですけど、
全て英語でして。
残念ながらワークフローリーとかスクラップボックスのように、
触ってたら分かる類のものではないので、
スクラップボックスに僕がちょっと日本語化というか、
日本語で使えるようになるというプロジェクトを始めて、
ちょこちょこ書いております。
はい。
頭が下がります。
いや、別に、僕自身がドラマーというツールに興味を持って、
スクリプティングが入っているっていうアウトライナーっていうのは、
非常に新しいというか、斬新なので、
その仕組みを知りたいなというので、
ドキュメントを読んだりとか検索しているんで、
その成果をスクラップボックスにちょこちょこ切り出しているというだけのことなので、
完全に分かりやすい説明になっているかどうかは分からないんですけども、
ちょっとでも、ドラマーってちょっと使ってみたいけど、
分からないよなという人の役に立てたらいいなと。
はい。
で、ドラマーって使われました?
09:01
使い始めましたけど、
今のところまだアウトライナー部分しか使ってないんですけど、
アウトライナーからパブリッシュするあたりまでは、
多分昔、Fargoでやってたのと、
多分ほぼ使い勝手としては似てると思うんですけど、
その先ですよね。
スクリプティング部分まではちょっと僕は言えないと思うんですが。
あれは一応、そのコードをどこからコピペして貼り付けたら、
誰でも使えるという環境になるはずなので、
サンプルのコードとかも出せていけたらいい。
でも、アウトライナーをスクリプトで何とかするっていうのを
今まで考えたことがなかったので、
何ができるかもまだイメージはできてないんですけど、
見る限り、結構、
一からJavaScriptで全部書かなければならないというよりは、
Devさんが操作用の関数を結構緻密に用意してくださってるんで、
それを使うことで。
簡易化した感じで使えるみたいなことか。
そうですね。
ある程度機能がまとまってて、
本来なら結構複雑な構文を書かないといけないものが
一行のコードだけで済むみたいな感じになっているので。
はいはい。
だから、全然コードが書けないという人でも、
ある程度コピペとかでできますし、
例えば関数の中に与える引数を変えれば、
自分好みの使い方にもちょっと変えやすい。
完全に簡単、ノーコードにというわけにはいかないですけど、
変わりやすくは調整されているかなという気がします。
まあ、でもドラマーからのツイートしたりとか、
あと思想オーラス、類語辞典が使えたりとかっていうのも、
多分Devさんがスクリプトで実現しているわけですよね。
そうですね。
Devさんだけは内部のコードが使われるんですけど、
僕らはその内部のコードを外部的に利用することができると。
で、例えば普通にドラマー上でやっているメニューで操作できる
あらゆるコマンドが関数が用意されているので、
例えばブログの更新とかって、
いちいちビルドマイブログっていうボタンを
メニューから押す必要があるんですよね。
内容を書き換えるたびに。
例えばスケジュールっていう機能がありまして、
時間指定で自動的にコードを実行するっていう機能があるので、
例えば1日に1回そのビルドを勝手に走らせるっていうことをしておけば、
僕自分で更新する必要はなくて、
1日に1回ブログが勝手に更新されるみたいなことができるってことですね。
アウトラインの自分の好きな箇所をちょこちょこちょこっと直しておいたのが自動的に。
ほっときゃ1日1回アップデートの時間に更新されてブログになるとか、
そういうことができる。
これはそのアウトライン操作を2ステップ3ステップするような
理応具、複数の組み合わせの理応具っていうのを
1コマンドで実行できるみたいなことになりますね。
なるほど、なるほど。
だから工夫次第で何個くらいでも。
12:02
どこでいくっていうことですね。
そうですね。
この辺から、どこからでもいいですけど、
この辺からスクリプトっていうものに親しんでいく道っていうのが、
多分良いのではないかと。
やっぱり、スクラブボックスを使って初めてCSSを覚えたっていう人、
僕何にも聞いたことがあるんですよ。
はいはいはい。
やっぱりゼロから何かっていうのは難しいんですけど、
そこにあるものの色を変えるとかっていうのだと、
やっぱり色位って低くなるんで、
こういうもともとあるものを利用するとか、
ちょっとアレンジするっていうところから、
スクリプティングとかCSSの道に進んでみるのも
よろしかろうという感じがします。
はい。
ニュース的にはそんなところなんですが、
今回本題というかね、
Twitterのタイムラインを見てた時に、
面白いツイートがあって、
それが「書くためのアウトラインプロセッシングを読んだ感想」みたいな
ツイートだったんですけど、
ここで脱線が始まるんですが、
さっき「書くためのアウトラインプロセッシング」のAmazonページパッと開いたら、
「★5」で評価数10で「★5」になってて、
うおーすげーって思ったんですけど、
いやー、★5と★4しかないんですかね。
ありがたいですね。本当にありがたいことです。
基本的にたくさんの本って平均評価がめちゃめちゃ高いですよね。
ライフも高いですよね。
もちろんその低い評価がついてる部分もありますけど、
アベレージで見た時に、だいたい4以上になってるんですよね。
どうなんでしょうね。
本人がなんか言わんくて。
嬉しいとしか言う、それはありがとうございます。
やっぱり丁寧に作ってるっていうことが伝わってるということだと僕は思っていますが。
あとね、テーマがニッチなのでミスマッチが起こりにくいみたいなところがあると思いますね。
確かに。
でも、ありがたいです。
いろいろ感想を書かれているうちの一つで、
小田彩方さんかな。
つい最近9月にメモアプリの「小技50」という本をKDPで出されていて、
メモアプリってAppleのメモ帳なんですけどね。
それの小技50を集めた本を書かれている方が書かれてたツイートで、
グルーピングとレベルアップの違いは理解したつもりだったが、
迷ったのが日々ストックしているアイデアメモ。
既存の属性で分類したくなるが発想の拡散を期待するなら分類しない方が良さそう。
でも、数が増えてくると分類しないと信任性が悪くなる。
で、ツイートは終わってるんですけど、これどうしようかという問題提起というか、
実際的な困難っていうやつですよね。
で、なんていうんだろう。
15:02
よくある?
よくあるでしょうね。
特にメモしててもそうですし、アウトライナーを使っててもこの手の問題っていうのは結構起こるんですよね。
そうですね。
日々メモをどうするか問題っていうのは、
例えば単純なシェイクでは多分解決できないですよね。
できないと思います。
そもそもだってトップがない。
パックしちゃうと思います。
本気でやろうと思ったら全てのメモに対してのシェイクを行わなければならないわけですからね。
小田彩方さんのこの疑問、
もしセミナーとかで手を挙げてこの質問を出してもらったら、
素晴らしい質問ですっていう質問なんですよね。
これ実際にやってる人がリアルに体験する質問ですよね。
そうなんですよ。
文章のための発想については、
その回答を本の中で出したつもりなんですけど、
小田彩方さんが言われているのは、
ある文章を書くための発想とかじゃなくて、
日々蓄積している、使い道の決まっていない発想メモみたいなものをどうするかっていうことだと思うんですよね。
本の中で発想段階で分類しちゃダメだよっていうことを書いたんですけど、
日々どんどん蓄積している膨大なメモを分類しないと、
そもそも見渡せなくて全体的に何が書いたのかもわからなくなるし、
それじゃ操作もできないし、使えないじゃないかっていうことだと思うんですよね。
そういうことだと思います。
なのでこれは特定の文章を書くための発想っていうのとはちょっと違うと思うんですけど、
これにどう答えるのかっていうのは多分、
それだけで1時間喋れるような話だと思うんですが、
どうしましょうかと、どっちからいきましょうか。
逆にどう答えるかより前に、タクさんはどうされてます?
僕やっぱり分類しないんですよね。
まず、小鞘形さんに対する、
僕ちょっとちょこちょこっとこうじゃないですかみたいな返信をさせてもらったんですけど、
例えば発想といっても広いんで、
例えば小鞘形さんみたいにKDPで出版とかされているような人が、
本格ための発想だと思って書いていることと、
例えば会社に勤めてるなら会社の仕事についての発想っていうのがあったとして、
それは多分分類してもいいような気がするんですけど。
仕事用の発想のフォルダみたいなのと、出版活動、
18:02
執筆活動に関するフォルダ、フォルダじゃなくてもいいですけど、
大台分類に配置することは問題なかろうと。
それはですね、と思うんですよね。
だけどやっぱり出版のためのフォルダの中身は、
可能な限り分類しない方がいいと思っていて、
なぜなら多分、
わかんないですけど、例えば、スクリブナーの本とユリシーズの本を書こうと思っている人としたときに、
スクリブナーの本の発想っていうフォルダと、ユリシーズの本の発想っていうフォルダを分けちゃうと、
多分あんまりよろしくないというか。
生まれてこない発想が出てきそうですね、その場合は。
そうなんですよ。
やっぱり、それはやっぱり書くこと、もしくはそれにまつわるツール全般について何か思ったことが、
これはスクリブナーの話につながるよなとか、そういう順番になるものだと思うので、
やっぱり分類しない方がいいと思うんですよね。
ただ分類しないと確かに全体が見通せなくなる。
昔、なんかのイベントで、倉下さんのワークフローの中に2千何百項目ぐらい分類しないで並んでいるやつを公開されたことがあるんですけど、
これは見えないよなっていう。
じゃあどうするのかっていう話で、これあくまでも自分の場合ですけど、
見えなくてもいいと思うんですよね。
なるほど。
見えない分類項目を作ってそれを分けちゃうと、多分ある種の広がりを閉ざしちゃうようなところが出てくるんで、
見えている範囲でレベルアップする。
例えば書くことについての発想がダーッと書いてあるときに、
全部は当然見渡せないにしても、なんとなくこの1、2画面内ぐらいの100個か200個ぐらいが見えてたとして、
その中で、これはこれと関係あるなとかっていって集めていって、
なんかある塊ができて、これは例えば、わからないですけど、
そんなものがあるかどうかわからないですけど、カレンダーアプリ執筆法だなみたいなことが思ったとしたときに、
そこでその塊に対して見出しを立てるわけですよね。カレンダーアプリ執筆法に関する。
そうすると、カレンダーアプリ執筆法っていう属性ができたということはもう忘れないと思うんですよね。
思い出しやすい。
21:00
そうすると、その100個、200個の外の見えてなかった範囲を仮にあるときスクロールしていたときに、
パッとなんか目止まって、これはあれに、これもあれに入るようなっていうのが目につくんですよね。
そしたら、そのときは分類してもいいと思うんですよね。
カレンダーアプリ執筆法ならそこにそれを入れる。
それはもうアウトライナーの動きでいうと分類、グルーピングだと思うんですけど、
そういうグルーピングならしてもいいと思う。
それはだから要するに、レベルアップによって生まれた項目に分類することはいいと思うんですよね。
なぜならそのレベルアップで生まれたというのは、発想した内容から生まれた項目であって、それは意味のある項目なんだけれども、
最初から分類項目を作ろうとすると、非常に死んだ分類をしてしまいやすいというか、
単なる基地の分かっているカテゴリーに分類するだけになってしまう。
それは、画面のアウトラインプロセッションの中で書いたことと繋がるんですけど。
なので、分類項目を最初に作って分類すると多分弊害の方が大きくなっちゃうけれども、
書き出された項目からレベルアップによってできた項目に、そこに後から分類するのはありじゃないかと。
その場合ですけど、そのレベルアップ感覚とでも申しましょうかね。
例えば、スクリブナーの使い方に対するアイディアを仮に思いついたとしますよね。
そこを書き込むと。その一義を書き込んだ段階で、僕の心の中にスクリブナー執筆術というのを仮に思いついたとするじゃないですか。
そうすると、もうその項目を立てたくなりますよね。
でも、それって基本的に最初に言ったのと同じことをしているような気がするんですよ。
うーん。どうでしょうね。そうですかね。
うーん。だから、この場合のレベルアップは、少なくとも2つ以上の項目から立てた方がいいのではないかなとちょっと思ったわけですね。
ああ、はいはい。なるほど。
そうでないと、結局最初に自分で思いついたのか、既存のグループ、既存のカテゴリーを拝借したのかって、
瞬別できない気がするんですよ。1個だけでやっちゃうと。
はいはいはい。
なので、フラットに並べておいて、2つ集まった時に新しく生まれるものであれば、
それはレベルアップと読んで差し支えないだろうなという気がした次第ですね。
なるほど。なるほど。なるほど。
24:01
それはわかりますね。わかりますけど、僕意外に一つの項目からレベルアップしたんですよね。
うーん。
僕の場合それは結構非常に狭い、よくあるものばかりになってきた経験があるんで。
うーん。
まあ、その発想の傾向がある…
そうですね。
そういうのあるでしょうけど、もうスクリブナーの使い方やってるんで、スクリブナー執筆みたいなのをもうすぐにやっちゃって、
でも、なんかひねりはないですよね。そこにひねりというか、新しさというか斬新さというか、さっき言うと発想がないですよね、そこには。
うーん。
逆に多分、寅下さんは普段からあまりにも発想をしようとしているので、何かきっかけがあるとすると発想しにくいんでしょうね。
そういうことだと思います。
そうですね。
常に本のタイトルを考え出す関数が動いてる感じなので。
うーん。
だからそこは僕の場合だから、その見出しを立てるのを遅らせるというような言い方をしてもいいと思うんですけど、
そうした方が、より扱える流動のものが揃うんじゃないかなという気が。
うーん。
拙速に立てすぎると、もうその企画案ばっかりになってしまう感じがするんで。
だからまあ、その人のアウトライン感覚があると思うんですけど。
で、さっきの話で言うと、例えば2、3項目からレベルアップしたとするじゃないですか。
はい。
で、100項目以内のを集めて。
やっぱりね、僕そこでつい他も探しちゃうんですよ、その瞬間に。
うん。
これは多分やらない方がいいんですかね。
いや、そんなことはないんじゃないですかね。
ないですか。
いや、あのー、いやごめんなさいね。
これはもう別に全然、やった方がいいとかよくないっていう問題じゃないと思うんですけど。
はい。
あのー、ただレベルアップするために、全てが見通せている必要はない。
うんうんうんうん。
まあ多分間違いなく言えると思うんですけど。
そのまあ、で、見えてる範囲でレベルアップして何か項目ができた時に、
えーとそのレベルアップしてできた項目に刺激されて新しい項目ができるっていうことがまあまず一つあり、
なおかつあれ、その時に、あ、でもこれと似たことを見渡せてないんだけど、
これと似たことを何か書いた気がするっていうのあるじゃないですか。
ありますあります。
で、それをこう探しに行くっていうのはなんか、ごく自然な行為だと思うんですよね。
で、その時には多分見渡せてなく、最初の段階で見渡せてなくても、
あれどっかにあったよなーって言って探して見つかる可能性は結構高いと思うし。
はい。
僕はあとね、それでどっかに書いたはずっていうのを書いておくことよくありますね。
なるほどね。
今見つかんないけどどっかに書いた気がするみたいなことを書くことがあります。
そうか。いや、あの、その超長いアウトラインを持ってた時に、やっぱりその、
27:01
集めて欲しいと訴えかける項目たちが確実にあって、で、それで集合させて作るんですよ。
で、大概その、発想時系列で書いていくと、あの、比較的近くに仲間はいるんですよね。
はい。
人間の発想ってそういうインプットの刺激を受けやすいんで。
で、あの、項目作るんですけど、さっき言われるように、
ちょっと前に書いたあれもそうやなーって思って探すことになるんですけど、
それでね、疲れ果てるんですよ、僕の場合は。
ああ。
あの、どんどん集めて、集める作業もワークフローリーの場合って、
縦の中になると非常に面倒くさくなるんですよね。
うんうんうん。はいはいはい。
あの、本に書かれてましたけど、あの、普通にカット&ペーストしたらいいっていう発想がなかったんで。
ドラッグしようとしましたか?
ものすごくドラッグしようとしてて、もうその往復だけで疲れちゃうわけですよ、その行ったり来たり。
しかも、一回こう、ドラッグして映すと、自分がどこまで読んで精査したのかわからなくなるから、
もうね、もうこの行ったり来たりがすごく面倒くさくて、結局疲れ果ててやめてしまうんですけど。
だから、見つかった時、あえて探さなくても、また次の時見て、見つかった時に移動させるっていうぐらいの方が、
まあおそらくはいいんだろうなと、まあ特に僕の場合はですけども。
うん。その方がなんかうまくいくんじゃん。あ、多分網羅しようとする。
あの、アウトライナーに限らず、量がある時に網羅しようとすると多分、ダメなんですよね、きっと。
でも、量があるからこそ網羅したくなるんですよね。
はいはいはいはい、確かに。
あとそのあたりは、機能的な話で、ワークフローだと、いちいち見つけて、こうドラッグするなり、カットペーストするなりしなきゃいけないですけど、
それこそ以前話したの、例えばオムニアウトライナーだったら、こう一個一個、とびとびで選択していって、
グループってやると、ぴゃっと集まったりっていう、そういう機能のありなしで結構、その辺の使い勝手は変わったりはしますよね。
まあダイナリストだったら、Move2っていうのがありますからね。
もう、Move2のためだけにダイナリスト使ってもいいというぐらいなんですけど。
うんうんうん。
で、あの。
ああ、そうか、それも使えますね、確かに。
あの、僕が何年か、2016年ぐらいに使った、そのセブンライナーっていうアプリを今日久しぶりに使ったんですけど、
あれね、本当にうまいこと考えられててね、自分で言うのもあれなんですけど、
そのメインの、そのラインが並んでる、その上に別の窓があるんですよ。
はい、はいはい。
で、そこに一回置けるんですよ。
はい。
で、その全部集めといてから、その目的の場所に移動させるっていう、その一時プレイスホルダーみたいなのがあって、
これは他のツールよりも欲しいなって、ちょっと思ったんですけど、
その長くなった時の操作が、結局、Workflow-Eが一番弱いんですよね。
30:04
でも構造的にあいつが一番立てなくなるんですよ。
なりますね。
その矛盾っていうのがね、やっぱりちょっと引っかかりますね。
そうですね。
あとね、それはWorkflow-Eの公式で、昔なんかツイッター、公式のブログかなんかで、
そういう時はタグをつけていくみたいな話がありますよね。
はい、わかります。その質問もしようと思ったんですけど。
タグ、そうそう、見つけて、集めたいやつをとりあえずタグをつけといて、タグを抽出してまとめてコピーするみたいな。
まあWorkflow-Eだったら、それはありかなとは思いますよね。
でもなんか二度デマ感がね、二度デマ感がひどいです、それは。
確かに。
それはもちろんWorkflow-Eの中での最前種ではあるんですけど、
その身体感覚として、これをあれに入れたいっていう動作をそのまま実行できないわけですから。
なんかちょっと電子ツールでやるべき行為じゃないのかという。
確かに。
そうしますね。
そうですね。
あと僕ね、Workflow-E使ってた時期にブラウザーを3つ開いて、
僕もやってました。
LineA、LineB、あと仮置き場っていうのを見てた。
はい、わかりました。
実質的に同じことをやってるんですよね。
集めたいやつを、集めたい先と集めたい元と一時的に置いておく場所っていうのを3つ開いてやるとか。
まあ工夫ではありますけど。
苦し紛れですね。
苦し紛れですよね。
だからアウトライナーを2つ開きたいっていう欲求の大半が、
その操作の面倒くささによるところが多いですよね。
そうですね。
やっぱり遠く離れたところを行ったり来たりするっていうのは、
本来アウトライナーでは多発するはずなので、
本当はそこを機能としてケアしてほしいなっていう気持ちはありますね。
多いんですけどね、あれ。
それは思いますよ。
結局パソコン環境でそれをするんであれば、
レベルアップして作ったグループを下に移動させていく?
グループを下に移動させる。
行操作Lineを1個下に移動させるっていうショートカットあるじゃないですか。
今表示してる行を1個下に移動させるっていう。
ああ、はいはい。
で、一番上に作った、例えばスクリブナー執筆術っていう項目を作ったら、
その項目を1個ずつ下げていくんですよ。
で、そこの近くに拾いたいものがあったら、
ドラッグで移動させると。
網が下がっていくような感じですか?
33:01
下げるというのは、回数を下げる?
ややこしいですね。
例えば、僕のアイデアアウトラインに2000の行があったんですよ。
今、1行目にそれがあると。
スクリブナー執筆。
で、ショートカット操作でそれを2行目にできるじゃないですか。
1個下に。
そうすると、目的のものが例えば500番目とかにあったら、
本来はその500行分スクロールしなければならないんですけど、
それが今、2、3、4、5ってどんどん下げていくわけですよ。
順番を。
500まで来たら、ほとんどドラッグしなくても入れられる。
そういうことですね。
網の位置を下げていくわけですね。
移動させる先を固定するんじゃなくて、
移動させる先を下ろしていくっていうやり方を最後はしてましたね。
それは思いつかなかったですね。
これも苦しまいだよなと思いながらずっとやってましたけど。
それもものすごい人間の直感に反して。
移動させる先を動かすっていうのは変な感じですけど。
これすると、アウストラックの操作感はある一定の中に必ず収まるんで。
下に下げる行為はショートカットキーだけでいけるんで。
なるほどね。
でもこれもやっぱり1個しかできないですよね。
スクロールしていくと、別のアレンジっていうのが、
今Aのやつ探してるのにBのやつ見つかることがあって、
こうなるとややこしいんですよ。
そうなんですよ。関係ないやつを見つけちゃうんですよね。
でもそれってまさに発想同士がカードを送ることが行われた結果なんですよね。
間違いなくそうですね。
だから地道に探そうがカード法的な効果を発揮しやすいですね。
そうなんですよ。
話に戻りますけど、分類しないと全部見渡せないのは確かなんだけど、
いろんな工夫のやり方はあるにしても、
一つ言えるのは全部見渡せなくていいんじゃないかっていうのが、
僕はそういうふうに考えるんですけど。
信義性の悪さは別に不具合とか不都合、
あったらいいかもしれないけど、
見渡さなくたってそのアイデアを育てていく上での致命的な化身にはならないっていうことですね。
そうですね。むしろ見えないほうがいいんじゃないかなって。
仮に2000個が500ずつ4つに分類されてたとしても、
多分それでも把握できないような気はするんですよね。
2000集まった場合って、
図書館分類法みたいなことになりますよね。
36:00
基本的にその信任性を保とうと思ったら、
いくつかのものを結局もう一段階フォルダ分けして、
またもう一段階フォルダ分けして、
その信任性が確保されてたように見えて、
実はむしろ見えなくなっていることが。
そう、だんだん見えなくなっていくんですよね。
そうすると、移動したり探してスクロールしてたときに、
意外なものに出会うチャンスっていうのがなくなっていくんですよね。
だんだん。
だから、ある一定以上の規模になったら、
全部見えなくていいんじゃないかというのが個人的な感覚ですね。
ちなみにさっき、移動のためにタグ付けするという話をしましたが、
もう移動させない、タグだけ付けておく作戦はどうですかね。
タグで考えるっていうのは、肌に合う人はそれでもいいってことですよね。
僕は合わないんで、僕は実際に移動させないとダメなので、
そもそも僕タグ自体がほとんど使いこなせないタイプなので、
でもタグを重大無尽に使っていろいろやってる人っているんで、
そういうタグベースで考えられるタイプの人なら全然それもありなんじゃないかなと思うけど、
でもそれだったらアウトライナー使わなくてもいいんじゃないかなって気がしなくもないですけど。
そりゃそうですね。それはそう思います。
ちなみに僕とアイデアメモの関係でいうと、結局スクラップボックスなんですよね。
だから結論は一緒で、全体が見えなくてもいいという話ですね。
そうじゃないですか。スクラップボックスそうじゃないですか。
結局そうなるんですよね。あるオーダーを超えると、全体的な視認性というのが確保できなくなるものにしようとすると、
いわゆる無理やりなカテゴライズあるいは細分化というのが必要になってくるんで、
だからもうそんなんなしと。スクラップボックスに対してノート一覧リストすらないですからね。
そうですね。
あそこまで潔いのもないんですけど、でも適切にリンクしていると、さっき言った位置的な近さじゃなくて、
文脈的な近さのノートというのがちょっと見つかると。
1枚のノートに対して5、6枚の関連するノートが見つかると。
そこをつなげていけばアイデアメモの管理というとちょっとあれですけど、
アイデアメモを手元に置くことは全然できるっていうのは、もう2018年ぐらいからずっと経験してきていることですね。
そうですね。そうか。
確かに2000項目のアウトライナー以上に全体が見えないですよね、スクラップボックスは。
見せようとしてないですね。
むしろ見せてない。
見せてないっていう感じ。
一覧したい欲求っていうのが多分できないと落ち着かないというか、一覧一望しておきたいっていうのがあって、
39:10
でもそれに合わせて情報の流度とか保存の仕方をすると、さっき言ったカテゴリズレとかが見えにくくなって飛び越えにくくなるんで、
だったらもうその欲求から離れましょうっていうのがスクラップボックスなんで。
だからアイディアそのものの一番自由な根の伸ばし方ができるのがその方式ですね。
だからワークローリーでも全部をもうフラットに並べてしまうと。
フラットというかタイトルの項目と本文の項目だけにする。
そのタイトルを別のタイトルの下に位置付けたりはもうしないと。
全部をフラットに並べておくっていうのが一番、さっき言ったカテゴリーが発想を邪魔するっていうのを一番低くできる状態ですね。
そうすると当然視認性はゼロになるんですけど、でもアイディアの関連性は一番広い状態になってて。
そういうことをいくらしても本にはならないんですね。
ならないです。
これがね、これがポイントで。だから、SEIKUとは全く違った情報の置き方というか、
ただ広げていくだけっていう、どこにも収束点がないっていうのがこのスタイルなんで。
だからちょっと気持ち悪いですね、これずっとやってると。
だからオープンエンドなSEIKUでさえないですね。
さらにその前の段階の。
いくらでも広げるに任せるっていう、植物と土を一番柔らかくしていく方向が、
それでこの場合は本当にアイディアがいくらでも育つ。
その代わり、育つ分、ある一点において、あるテーマ性において文章がまとまっていくっていう力も全く働きません。
反動として。広がっていくだけ。
で、文章を書くっていうことはある一点においてテーマを定めて、書くことと書かないことを決めるということなので。
だからその行為をいくらやっても本にはならないんですね。
いくら発想を溜めていってもならないっていうことですよね。
その本を書くたびにそれとは別のプロセスを駆動させる必要があると。
この辺が僕最近わかってきたことで。
で、その場合はやっぱりテーマを決めるしかないんですよね。
さっき言った、だからもうタイトルとか、こういう本を書こうみたいな項目を立ててそこに集めていくしかない。
集めることによって他のアイディアとの関連性が切れるんですけど、プチプチっと。
でも本を書くっていうことはそのプチプチをずっとやるっていうことなので。
そうですね。
だからこれはトレードオフなんですよ、完全に。
これを両方うまくやろうとしたら両方とも中途半端なことになってしまうんで。
経験的な感じで言うと。
だからもう育てたいときは一望しないし、制御しない。
制御しないというか、あるテーマで無理に統一しようとしない。
42:02
逆に本を書くときはそれを踏まえて整えていく、捨てていく。
ネットワークの根を切っていくっていうことを別にやると。
だから、Take Notesっていう本で、テッテルカステンはテッテルカステンとして、
アウトライナーはアウトライナーで使いましょうという非常に現実的なアドバイスがなされてるんですけど。
だからそれの2つがやることって基本的に別のことなんだっていう話ですね。
おっしゃる通りですね。
僕今、スクラップボックスの話を聞いてて思ったんですけど、
僕今、さっきアウトライナーで全部見渡せなくていいんですよってすごい言いましたけど、
これね、もしかしたら僕ね、倉下さんが今みたいに言ってたスクラップボックスの話から来てるのかもしれないと思いました。
もうごめん。
ありません、それだって。
分からなくなりますよね、もうそれは。
でもまあ、僕が聞いた話と自分がやってる実感との兼ね合いで発言されてるでしょうから、
もうどっちがどっちっていうのは分からないですけど、
でもこれはもう本当にその通りだと思いますね。
そういう意味では普遍性があるんでしょうね、そこにはね。
だから情報適切に配置していくっていうことを一旦諦めるのがアイディアメモをうまく持つ方法で、
もしアウトプットを目指して発想メモを集められてるんであれば、
仮にでもいいからテーマごとに分類しておくのがいいと思います。
本を書くというよりは、このことについてはこのグループに入れておこうみたいなぐらいの緩いんで、
エヴァツールの使い方の中でやったらツールの使い方ぐらいの緩いので、
一回集めておく方が本にはなりやすいですね。
そうですね。それも分類というよりも仮置きですよね、感覚としては。
自分の関心がある程度似ている者たちの集合みたいな感じかな。
ここで結局、原理主義的に考えてそういうのを集めたらアイディアの飛び飛びの、
例えばツールの使い方のアイディアと、
例えばDIYの工夫の話、金融のうまいテクニックの話が、
もしかしたらつながるじゃないか、かもしれない、みたいなことは原理的には考えられるわけですよね。
アイディアって無限につながる可能性がある。
でもそれを追求している限り本にはならないんですね。
だからどこかで切断がいるんですね、本にするためには。
どこのタイミングで、初めからテーマを決めてアイディアを集めていくのか、
ある程度育ってきた時に、育ってきたものとは別の場所に移して本にしていくかっていうタイミングの違いはありますけども、
その広げていくことと切断してしまうっていうアイディアの可能性を切るっていうことを受け入れるっていうことができると、
45:02
結構アイディアとの付き合い方が、今までよりもちょっと、
自由度が増すというか、選択肢が増えるというか、そんな感じがしますね。
軽やかになるような感じがしますね。
そうですね。こうしなければならないというんじゃなくて、
僕が先週に出した結論なんですけど、
アウトプットを決めない限り、適切な情報整理のプロセスって決定できないっていうことに気づいてしまったというか、
当たり前の話かもしれないですけど、
まず情報整理があって、そこから出てくるアウトプットっていう組み立て方には多分ならないんですよ。
前回も言いましたけど、文章を書くっていうのは不自然なことなので、基本的には。
だから、例えば毎週書くエッセイのネタを集めるっていうのと、
3年かけて本を書くっていうものの情報整理の仕方は異なるはずなんで、
決を決めないと、その手前のステップっていうのはまず見えてこないし、
何がいいのかの決定する因しかないというか、要因がないので。
そこを見据えたら、たぶん落ち着く場所が見つかりやすいと思いますね。
その場合のアウトプットを決めるっていうのは、どのぐらいのレベルの決め方というか、
例えばタイトルが決まるみたいなことなのか。
スタイルと頻度とかの話ですね。
毎週使うネタを集めるとか、ある研究テーマについて本を読んでいって、
1冊の本を書く、例えば10万字の本を書くっていうような、そこをまず見据えるっていうことですね。
アウトプットってそういう意味ですね。
結局、論文に向けた情報管理整理のやり方と、毎週エッセイのネタを扱う情報整理の仕方は、
基本的に異なるので、片方やれば片方ができるっていう話にはならないんですよね。
なので、そこに自分のアウトプットに向けた情報の持ち方を、
アウトプットの形が2つあるんやったら、2つの情報の整理の仕方をしたらいいですし、
3つあるんやったら3つ持ってもいいんですけど、1個しかなかったら1個に合わせたらいいっていうことで、
万能、全体、完璧な最高の情報整理の仕方があって、
それを実装したらあらゆるアウトプットに対応できるっていうのを、まず1回リセットして、
自身がどういうアウトプットをしたいのか、毎週ブログを書きたいのか、
常に3回本を書きたいのか、みたいなことを決めて、
そのためにどんなふうに情報を持っていったらいいのかっていうのを考えるっていう段階を踏めば、
情報整理プロセスは組み立てやすくなるだろうなというのを、
ようやく体感したとこですね、最近で。
そうすると、じゃあこれからそういうふうに変えていくっていう感じなんですか?
48:02
今だから徐々に変えていくとなって、今まではずっと思いついたことは、
スクラップボックスにマメ論文として書くっていうやり方をしてて、
それと並行して、例えば最近メルマガで1ヶ月同じテーマで4週分書くみたいな、
1万字の原稿を4個ぐらい書くみたいなことをしてたんですけど、
それをやってると、エッセイみたいなのが全く書けないんですよね。
書けないっていうか、書かない?
で、頭の中にこういうテーマのエッセイ集みたいなのを書こうみたいなのがいくつもあるんですよ。
でも、それのネタが何も育たないんですよね。
なぜなら育ててないからなんですけど。
そういうのは結局、フォルダーでもテキストファイルでもいいんですけど、
もうそれ作ってしまって、そこに使うネタをもうそこに集めてしまうと。
そこに集めると、さっき言ったように他のとこで使える可能性とか、
結びつく可能性がなくなってしまうんですけど、そうしないと進まないっていう。
スクラップボックスに置いている限り、無限に利用可能性があるんで、文脈によって。
だから、それに身を任せている限り、アウトプットっていう切断ができないなと。
だから、例えば断片からの創造みたいな、結構大規模なテーマの話はスクラップボックスで、
それに関する知見を集めればいいんですけど、
例えば、僕主婦してるんで、メイン、重たる夫ですよね。
主婦業についてのエッセイを書きたいなっていう思いがあって、
それのネタをスクラップボックスに並べていっても、結局その一覧がないんですよね。
だから、本としてまとまるベクトルが生まれないというか。
そういう場合は、テキストファイルとか、UCCだったらその一つのグループを作って、
そこにきっちりはめ込んでいくっていう、アウトラインを作っていく気持ちで並べていくっていうことをしたら、
今度はまとめやすくなるだろうなと。
だから、自由に広げるのと、その規模に合わせてまとめていくっていうことを区別して考えるように最近はしてますね。
その区別と、最初にやらない方がいいという話をしていた分類との違いっていうのはどういうふうに説明していますか?
アウトプットを作る気があるかどうかっていうことですね。
アウトプット、何をどうアウトプットするか決まってない段階から分類すると、ダメだけれども、
何かアウトプットすることを決めた段階で、そのアウトプットのために必要なものをそのための箱に入れる。
51:05
それはアリだと。
そうしないと、そのアウトプットは生まれないと思います。
勝手に放牧してたら、そこに気ができたみたいなことには多分ならないと思います。
それは納得いきますね。
そこを僕は気づいていなくて、自由放牧しときは、確かに本一冊分のネタ自体は集まるんですよ。
でも、まとめようという自分の心の駆動力が一切生まれないんですね。
なので、アウトプットを作りたかったら、それに合わせて情報を再デザインしていくっていう。
そこでは発想の可能性がトレードオフになるけど、これはしゃあないとするっていうやり方に最近落ち着きつつあります。
なるほど。
それはあれですよね。自分の言い方に寄せてしまうと、多分、本の中で書いた用語でいうと、
発想のアウトラインからタイトルが決まって、そのタイトルのためのアウトラインをトップダウンで一旦作る。
その文章のアウトラインに転換するっていうタイミングと重なってるわけですよね。
そうですね。例えば発想のタイムラインをアウトライナーを除外して考えると、
自分が思いついていることを時系列に書き留めていくという行為になるじゃないですか。
そこから発想のアウトラインになるじゃないですか。
はい。
だから、僕のエッセイ集を作ろうっていうのは、アウトラインを作ろうという提案だと思っていただければいいと思います。
発想のアウトラインを作ろうと。
発想の文章じゃなくて、発想のアウトラインになる。
そうですね。だから、スクラップボックスというのは非アウトライン思考なんですね。
順列を持たない。
だから、順列を持たないがゆえにいくらでも拡散できると。
のかわり、本の中では例えば何かしらのテーマの方を書こうと思って、その直下に項目を配置するじゃないですか。
それはもう可能性をその分だけ制約してるわけですよね。他で使えるかもしれないものをそこに置いちゃってるわけですから。
そういう意気込みを持とうという。
これを収束させるんだ。この形のものをアウトプットするんだというふうに決意するみたいな可能性ですよね。
今まで時系列でただ書き、例えばスクラップボックスは相当順の時系列に並んでくれるので、時系列の発想のタイムラインがそこにあるとは言えると思うんですけど、
でも、それはアウトラインにはなってないんですね。順番関係ないから。
それを例えばテキストエディターとかで今まで思いついてきたネタを集めて一律に並べた瞬間に、それもアウトラインか順アウトラインになるじゃないですか。順番がそこにあるので。
っていうことを決めようということですね。
でも決めるってことですよね。だからそれを書くこと。
54:02
書くことを決めちゃおうと。アウトテーマは変わるかもしれないけど、とりあえずこれについていくつかのネタを集めて書こうと決めてしまう。
自由に広げるんじゃなくて書こうと決めてしまうっていうことをしない限り、永遠と本にはならないなと。
本にはならないから、いろんな本の可能性がいくらでも生まれるんですね。ネタを使った本の可能性っていろいろ広がるわけで、発想的には豊かになるんですけど、
までもアウトプットが生まれないという、トレードオフというか、思った通り全てでうまくいくわけではないという感じなんですけども。
ただやっぱり一つ共通して言えるのは、発想だけをこねこねしていても、自然にアウトプットが生まれてきたりはしないっていうことですよね。
これはもう間違いなくそうだと思います。
アウトプットするぞというのをどこ、だからまあ発想をこねくって、こういうアウトプットができそうだって感じたらもうそれを決めるということかな。
だからそれが自分の求めているアウトプットのスタイルと合致するものであればもちろんそれはそうしたらいいですし、
そうじゃない場合はそのアウトプットのスタイルとどう合致させるかっていうのを考えないといかないっていうのがあって、
いくつかの書きたいネタがありつつも、例えば今進めている書籍の執筆とか、毎週のメールマガとかに時間が取られるわけで、
じゃあそれ以外の時間でこのネタをどう処理できるのかっていうアイディアじゃなくて、僕が使える有限時間の方との兼ね合いもあるわけで、
これは非常に難しい関数を解かないといけないんですけども。
そうですね。
でも決めるっていうことの重要さ。
アウトプットするつもりがないんであればもういくらでも、さっき言ったフラットに並べられるようにスクラップボックスに書くなりしていけば、
自分の地のデータベースっていうのは一番きれいな形で育ちますけど、本当にそれだけでは本にはならないんで。
だから本っていうアウトプットの形を目指すんであればどっかで無限の拡大を止めてしまうと。
その場合もアウトライナーの話で出たように、あんまり先に固めすぎないほうがいいでしょうね。
仮に固めるしも。
だから発想のタイムラインを作ってると、これについて書きたいっていうことがいくつか、3つぐらい浮かんできたら、
おそらくフォルダーというか上のあれを作ってそこに入れてもいいんですけど、
思いつき1企画とかやると多分破綻するんで、
2、3ヶ月それについて、それについてよく思いつくことあるなみたいなものをメイン企画として採用するぐらいのやり方のほうがいいんでしょうね、きっと。
そうですね。企画案っていうのはたくさん思いつくんですかね。
57:00
普遍には思いつくんですけど、でもそこに実際にそれに足りる素材が集まるのかがまず思いついた中では未確定なので、
ある程度目処が立ってから火事を起きたほうがリスクは低いでしょうね、きっと。
渡辺翔一の知的生活の方法でカードを使うところが出てくるんですよね。
あれは梅沙男さん的なカードというよりもむしろ欧米的なインデックスカード的な使い方だと思うんですけど、
テッテルカステンもその伝統の先につながっているものだと思うんですけど、
渡辺さんのカードの話を見て、専門外のカードで興味のあることを見つけると、
それを書きつけて長年何年もかけて貯めていくうちに本ができちゃったよみたいなことが入ったところがあって、
なんかね、そういう幻想ってあるんですよ。
あー、なるほど。
でも多分、多分大抵そういうことは起こらないんだろうなっていう。
あのね、結局、僕が思うんですけど、彼ら、著名な学者が本を書いている人たちってオファーが来るんですよ。
何か書きませんかって。その時にアウトプット制約が外部から訪れてくる。
で、あーそういえば昔あれ考えたなとかってようやく本にそこからカジキリになるんですけど、
そのオファーがない人間はそれが起こらないのって、残念ながら。
そうですよね。
そこのオファー性が見えないですよね、こちら側で本を読んでる人間からすると。
でも絶対に企画者、出版社とか、あの、採取みたいなのがあるはずなんですよ。外部からの要請っていう。
それが本を駆動してると僕は思いますね。
うん。あると思います。
そう、だからカードを集めてるだけでは本にはならないと思いますね。
たぶんああいう、あれそれだけじゃないですけど、ああいう本を読んだ時に、
たぶんその幻想を持っちゃってるパターンって多いと思うんですよ。
その、知的生活、よし、カード書いて貯めるぞとか、新聞の切り抜きスクラップするぞとかっていう、
ああいう本を昔読んで感化された人たちが、
やっぱね、そういう幻想、貯めていけばなんかなるんじゃないかっていうのはね、間違いなくあったと思うんですよね。
はい。
でもたぶん、たぶんそうじゃないという。
うん。
少なくとも我々はそうじゃないという。
アイデアを広げるだけではやっぱり切断線が生まれないんで、
やっぱりなんか書いてくださいよ、このテーマでみたいな、そのオファーがあって初めて生まれるもんやと思いますけどね。
学者の場合は論文を定期的に書かなあかんっていう外部的な要請があるんで、
1:00:02
当然アウトプットもそれに向けてデザインされるでしょうし、
でもそのアマチュア知的生産者は、その締め切りとかはほぼないわけで、
これはね、その何か自分で設定しない限りは、育っていくアイデアがあるだけになってしまうと思いますね。
そうですね。
うん。
たぶんね、そこに気づかなきゃいけないんじゃないかなと。
(笑)
だからそのテーマは1年に1冊必ずKDP本を出すとかいう、そのマイテーマとかも有効な切断線になるんで、
そうするとやっぱり情報の扱い方はかなり扱いやすくなりますね。
何かを覚えたたびに、これを本に使える、使えないっていうのが判別できるんで。
そうですね。
うん。
テーマとアウトプットなき情報整理っていうのは、混迷しやすいというか、
結局ありとあらゆる方法が良さそうに思えるというか、実際良いわけですけども(笑)。
だからあっち行ったりこっち行ったりしちゃいますよね、その場合は。
そうですね。
うん。
だからいわゆるでも、その何だろうな、あえてそういう言葉を使うと、
そのアマチュア知的生産者みたいな、知的生産にアマチュアもプロもないんですけど、
はい。
いわゆる著述業ではない人たちも自分も含めての、
そういう営みって、やっぱり、こう何て言うんだろうな。
それこそ梅沙男さんとか渡辺さんとか板坂健さんとか、
昔からの本を、新書に代表される、そういうものに影響されて始まってる部分があるんですよね、この長年。
はい。
この10年は結構違ってると思いますけど。
はい。
やっぱりそういう、あと山根一馬さんとか野口幸男さんもそう、ぐらいまではそうかもしれないですけど、
そこに受ける影響っていうのはすごく良いものだったと思うんですけど、
はい。
とはいえ、あの人たちはプロで自分たちとは違うっていうところを覚えておかないと、
そうですね。
溜め込んだだけでどこにも行けなくなって、結局その溜め込んだ、こう、
始蔵されたカードの束が、そのままそこに置かれて、
埃をかぶるみたいなことになっちゃうパターンって多いと思うんですよね。
多いと思いますね。
だから、彼だとアマチュアの違いって、その能力じゃなくて、さっき言われた、原稿を養成される頻度というかの違いなんですよ。
で、これが何が決定的に違うかっていうと、原稿を養成されるときに必然的に自分のアイデア貯蓄を見返すじゃないですか。
1:03:05
はいはい。
これなんですよね、これ。
何も養成がなかったら、別に見返す動機づけも生まれないですね。
そろそろカード来るっていう行為が生まれないから、アイデアのリフレッシュも新しい結合も生まれないと。
だから、ただ溜めるだけになっちゃうんですね。
溜めていたとしても、自分が過去に書いたものを読み返したりして、リフレッシュして新しく書くということをしていけば、
生産そのものは生まれてなくても、知的なプロセスとしては前に進んでると思うんですよ。
でも書き溜めていくだけの状況って、それは書き溜めてないよりははるかにいいですけど、
知的なプロセスとしてはそんなに前に進んでない感じがあって。
だから、いかに自分の過去のものを目に触れさせるのかっていう。
さっき言ったアウトライナーでいちいちスクロールして探し回るというのも見返しですし、
スクロールする場合は関連リンクで下に表示されてくれるとかありますけど、
ああいう何か機械的なプラスアルファと、ネタを探す動機づけみたいな両方があったほうが、
アマチュアというか、プロじゃない人の知的生産において、
有効というか停滞しにくい要素になるでしょうね、きっと。
そうですね。
だから、記事なりなんなり。
最終的にどういう決着つくかわかりませんけど、情報整理大全。
情報整理大全も現行の要請が発生してるわけじゃないですか。
入ってくださいって。あれはね、やっぱりいいことだと思いますよ、僕は。
なるほどね。
そうして初めて今まで貯めてきたものの力が発揮されるみたいなところもあるし、
その感覚を持てば次からネタの扱いとかもアウトプットを意識したものになるでしょうから。
そうですね。
でね、それこそ今はアウトプットの可能性というのは、
それこそ昔のそういう新書の人たちの時代とは全然違うわけで、
そうですね。
電書も作れちゃうし、もちろんブログは書けるし、
昔はそれこそ依頼が来ない人はアウトプットを書けなかったわけですよ。
書く場所がなかったわけですよ、新聞の投稿欄以外は。
そう考えれば、その蓄積をアウトプットできる可能性は昔よりもあるかに高いわけで。
本当はアマチュアな時代なんですね、本来は。
でもテーマ性を書くと書きにくい、何しか書き続けにくいっていうのはもちろんあるので、
しかも大量に書き手がいる時代の中でどう読んでもらうかどう見つけてもらうかっていう、
1:06:04
プロモーションとは違ってテーマ設定の切り口の独自性の出し方っていうのが問題として、
また別の問題として立ち上がっているところはあるでしょうね。
そうですね。
あと昔の著者は考えなくても済んだことを考えないといけないっていう面もありますよね。
ありますね。
ここは知的生産のプロセスそのものでも外周の話なんですけども、
でも外周が中身にも関わってくるので。
そうですね。
だから難しいというとちょっと雑なまとめ方ですけど、
アマチュアならではというかプロじゃない人たちの知的生産ならではの難しさっていうのは、
外から枠組みをはめてもらえないので、全部自分で決めていかなければならないというテーマもありますね。
そこありますね。
そこはね、ありますよ。
いや、あると思いますね。
だから、そのテイクアウトで徹底力発展しようぜっていう話があって、
あそこに書かれている本の7割ぐらいを書くことが思考にどう影響を与えるかっていう話なんで、
僕は全面的に第三者というか、僕の本でもそういうことを書いているわけですけど、
でも、あのカードを例えば5年10年書き続けていくモチベーションっていうのは、
例えばルーマの場合は論文を書けっていう偉い社会学の人に言われてっていうのがあるから当然持つでしょうし、
彼にも何も野心はあったと思うんですけど、
そこの地点がないのにカードを書き続けましょうというのはちょっとハードモードな気がしますね。
そうですね。
だけど、あの徹底力発展の話を読んだ時にやってみたいって思う人が多分これだけたくさんいるということは何かがあるんですよね。
あるでしょうね。いや、それはあると思うけど、もちろんあると思う。
実際今、あの本って日本語ではないんですけど、確か、
えっと、スチューデント、ほにゃらら、結構学術向けの、えっと、あったかな、
のあれが後ろに副題についてるんですけど、
テイカー、スマート、
えっと、現代は、現代はですね、どこに書いたんだ、現代は。
あ、あったあった。For Students, Academics, and Non-Fiction Book Writersって英語のタイトルの副題の後ろに書いてあるんですよ。
あ、随分具体的に対象を決めてるんですね。
この文脈で読めば間違いなくこの本はそれです。
あー、なるほどね。なるほど、そういうことか。
だってもう彼らは書くことが義務付けられてる人たちなわけじゃないですか。
でもそこのアウトプットのゴール地点がないのにカード法は始められますけど、続けられない、続けるのは結構難しいと思いますね。
1:09:03
だから本当にブログとか別のアウトプット版を持って、誰かに読んでもらってコメントをもらえるようなそのフィードバックサイクルのある場を別に持っとかないと、
あれは結構タフ、ハードな行為だと思います。
結構手間というか労力かかりますね。
めちゃくちゃかかりますね。
テルカステンは、確かにやれでばいね。
優れた論文とかアウトプットを生み出すための効率的な手法であることは間違いないんですけど、アウトプットを持ってない人っていうのでは結構厳しいんで。
僕の本は、僕のノートの本は最後に本を書きましょうって最終的なアウトプットを一応示してるつもりなんです。
入り口からゴールまでを示してるつもりなんですけど。
だから日本語版になってそのfor student 感がなくなってしまって、万人受けとして語られてるんですけど、
でももちろんいいんですよ、カードを書くことは思考に恐ろしく有効なことなんで。
無害ですし有効なんで、やるのは全然OKなんですけど、
これを自分あと3年、例えば3年できるかっていうのはちょっと考えた方が良いですね。
カードが増えていくのは楽しいから、そういう楽しみ方もあると思うんですけども。
確かに。そうか、割にstudentにフォーカスしてたんですね、元は。
studentとacademicsとnonfictionwriter、まさに論文とか硬い文章、ある資料と発想の2つを文章にした形が求められる人たち。
これもだから外部からの要請、中場外部からの要請がある人たちなんで。
だからそういう人たちはカードを使わなくても書かなきゃならないわけじゃないですか。
この方が言ってるのは、カードを無しで書き始めるなんて無謀だよっていう話なんですよね。
どうせ書かなければならないんだったらそれよりもっと前から準備しときなさいっていう、
偶然でもない正論が述べられてるわけですけど、僕たちの日常はそこまでではないんで、
だから本当に自分用に作業記録を取るぐらいのノートからの方が僕は始めやすいかなという気はしております。
これはまあ自分の本を推したいっていうだけの話なんですけども。
うん、なるほどね。
まあ確かにここに書かれた通り運用するのは相当な労力がかかりますよね。
一見簡単そうに書かれてますけど、自分が今まで書いたカードの関連性を意識して書けって、
これかなり難しいことなんですよね。
そうですね。
ただ逆に、ああでもアナログでここまでできるんだっていうのもありますね。
確かに9万枚のカードがあったって話を聞きましたけど。
1:12:00
誰が数えたんだよ。
でも箱に入ってるんで、ケースに入ってるんで、1個数えたら掛け算で計算できるはずですけど。
でも逆に言えばデジタル、コンピューターが使えない時代は、
リニアに頭から原稿用紙を書いたりタイプで打っていくことを、
そうじゃない方法をやろうと思ったら、こういう方法になるってことですよね。
すごいなあ。
そのロマンっていうのはありますけどね。
それは間違いなくありますよ。それは間違いなくありますけど、自分でできるかっていうと。
今でも例えば外を歩いているときに、ビジネスパーソンの方が分厚いシステム手帳を持っていると見ると、
すげえ憧れるんですけど、でもまあ自分ではあれはできないだろうなという気しかしないですね。
そうですね。
なんで憧れるんでしょうね、そういうものに。
わからないっす。
まあ自分ができないからなんでしょうけども、おそらくは。
できないからこそかっこよく思えてしまうという、隣の芝生に近いんですけど。
実際のものが持つ迫力ってありますからね。
そうですね。
スクラップボックスなんて何ページ増えてもトップ画面一緒ですから、ボリュームがないというか。
それが逆にいいんですけど、ちょっとの物足りなさっていうかな。
そのカード=物量の感じに憧れていると、ちょっと物足りなさはあるでしょうね、きっと。
まあでもデジタルの方がいいですよ、カード法は。
僕、自分で両方やった経験から言って。
やっぱりリンクは強いですよ。
結局他のカードを参照するときに、うめさんの場合はタイトルを、てつやさんの場合はカードのナンバーを書くんですけど、それがめちゃくちゃめんどくさいですね。
確かに、まあそうですよね。
スクラップボックスはそれっぽいタイトルを文字列を入れたらサジェストしてくれるから見つかるっていうのがあって、
それだから何枚カードがあっても同じことができるんですよね。
これ9万のカード、彼はテーマ別にある程度分類してて、たしか13のテーマがあったんで、
1個のブロックは弱いですし、彼はインデックスを作ってたんで、このテーマのカードはこの番号ってあったんで、それをたどれば見つけ出せるでしょうけど、
見つけ出せない限りカードのナンバー書けないわけじゃないですか。
はいはい。
書いてるのに。これはね、僕はちょっと耐えられないと思いますね。
なるほど。
でもアナログしかない時代は、そういうことをやろうと思ったらこういう方法しかなかったけれども、
1:15:03
今ね、それこそスクラップボックスのリンクというものを知っている頭で。
見たらね。
たしかにカードであることの良さっていうのはあるんですよね。
うん、それは色々あると思います。
うん。
でもこう、スクラップボックスでやる場合はタイトル行だけ書くっていう走り書きメモは成立しにくいので、扱いにくいので、
もしアイデアメモっていうのが走り書きメモがたくさんある場合はアウトライナーの方がいいですね。
それはもう僕の経験から言います。
走り書きメモがいくらあっても時間とともに劣化してしまうんで、極力本文を書いた方が、あるいはタイトルをもう冗長なくらいにわかりやすく書き直した方が、長時間、長期間のアイデア操作には耐え得ると思います。
うん。
まあ、それくらいかな、注意点は。アイデアを構造、アイデアそのものを構造化しようとしないことと、極力後の自分にわかるように文章化しておくっていう2点を踏まえて保存しておけば、少なくとも扱えるようにはなると思いますね。
えっと、それはあれですね、発想メモとか。
発想とか、発想メモ。
ここから何かする場合は、いわゆるシェイクの技法に移っていくっていう。
だから、自由にアイデアメモを扱う場合に分類するっていうのは構造化に置くということなんで、極力やめる。
正直もう僕、仕事のメモ、仕事の着想とかも別に混ぜててもいいと思ってますね。
混ぜていけないことはないでしょうね。
混ぜていけないことはない。
自分でわざわざしてた感じはもちろんね、絶対に交わらない環境があるんやったら別のとこに置いててもいいんですけど、でも全部をフラットに並べるつもりでやったら、もうどこにあってもほぼ一緒なので。
仕事のメモとかがちょこちょこ参照したいものである場合は、多分分けたほうがいいですね、きっと。
そうですね。
うん、それくらいかな、多分。
僕の中で結構この問題はだんだん収束しつつありますね、落ち着きつつある。結構長年悩んでましたけど。
長年。
うん。
今カードって使ってんですか、結局。
置いてはいません。
何かしらのカード。
一生書くときにしか、5×3のカードを素材置き場として使って、前回は使ってましたし、今回も使い始めましたけど、一回スクラップボックスに移して、スクラップボックスではダメだなってなって、でも今一章と二章をずっと書いてて、だからもうそこの素材出しは終わってるんで、カードが出てこない。
1:18:15
はいはいはい。
そういうときになって素材出しにするときにカードを一回並べてみるっていうのはするかもしれないですけど、そこまで必須かなっていう感じにはなってますね。
うん、なるほど。
Postalkという付箋型のアプリがありまして、それでマテリアルを横に並べることができちゃうんで、なんかまあそれでいいかな、かんが若干ありますね。あと兄弟式の情報カードはもう最近はほとんど使ってないですね。全部スクラップボックスに書いてます。
昔たくさん書きからめてたカードの内容ってどこかに転記したんですか。
スクラップボックスに。
転記しました、全部。
えーっと、断片からの創造に関するやつはちゃんとテキストに起こしましたし、そうじゃないやつは画像で。
グーグルドライブに上げると、賢めのOCRが働くんで、一応検索して取り出すことはできますけど、スクラップボックスにすでにもう4000のカードがあるんで、そこまでアイディア貧乏根性を発したくてもいいかなと思って、今放置はされてますね。
なるほど。
手書きの図とかが残せるのは圧倒的に有利なんですけど、それも別にiPad使ったらいいやん感が出てるんで、ちょっと出番、最近出番がどんどん減ってますね。
なるほど。
というのが僕らのアイディアメモの、アイディアメモないし発想メモの扱い方でございましたね。
これがどこまで役に立つのかわからないですが。
90分も喋ってしまった。
何かヒントになるんではないかなと思います。デジタルはね、難しいんですね、アイディアメモの扱いというのが。
難しいですね。
そんなところですかね。
今回の回の感想とかないしは、私のデジタルメモはどう扱っているんだと、こういうふうに扱っているんだと。
多分、オーグモードとかやったらまた別の扱い方のアイディアとかがありそうな気がするんですけど。
そうですね。
そういうのがあれば、#打ち合わせキャスト、ギラガラで打ち合わせアルファベットでキャストまでいただければ、ぐらいしたらチェックしたいと思います。
というわけで、今回はこれまでにしたいと思います。お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
01:20:45

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