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はい、みなさんこんにちは。ライツプラのTakedaと申します。本日は2023年9月7日、木曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は建設業界、ワクワクする業界、現場ラボの提供でお送りさせていただきます。
ということで、午前中はですね、研修を行わせていただいておりました新人スキルアップ研修ということでね、
オンライン上で爪の読み方とか、要は机上で教えられる範囲は僕の方で教えますよ。
現場の方はね、先輩方に任せしますが、機上の方は僕に任せていただければいくばっかね、現場の業務楽になるでしょうという教育を代行するというような形でね、
お話をさせて、研修を行っているわけですが、なんか昨日ですね、その参加した会社の方のインターンシップが来ているということで、
高校生、まあ高校生、高生っていうのかな?の方が一人、まじでの参加者と受講ということになりました。
まあそうだな、それに合わせて授業をやっているというつもりは全くないわけですよね。
その他の人たちはしっかりお金を払ってきているわけですから、その人に合わせたらなんだものやろうということになるじゃないですか。
だから、普通の授業をやっているんですが、当然彼らにも皆さんにも役に立つようなそういう仕事術じゃないけど、
人間力を上げる方法かな?こういうふうにやったら仕事ってうまくなるよとか、一般論だとか、よく先輩から言われるようなこと、
そういうことを交えてお話しするというふうな方向に切り替えてですね、みんなの底上げをせっかく来ていただいているんですから楽しんでいただきましょうということで、
お話をいろいろとさせていただいたんですけども、なんか最後に感想をお聞きしましたが、非常にためになりましたというようなところもあったりして、
建設業界に入りたいということになるらしいんですよね。施工管理になりたいというような目標を掲げて今頑張っているそうなので、
ぜひぜひ建設業界を盛り上げる側に回っていただければなというふうに思ったりしております。
はい、ということで本日も進めていきたいというふうに思いますが、準備の方はよろしいでしょうか。
それでは今日も立ち入り禁止の向こう側へ行ってみましょう。
みなさんこんにちは。ライズブラの竹田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするためにYouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、
現場ラボというサイトでは若手の育成や働き方改革のサポートをしたりしております。
はい、ということで本日も進めていきますが、今日の本題は何かと言いますと、
なぜ新人はわからないのかということなので、お話をさせていただきたいというふうに思っております。
新人さんってね、なかなか物覚えが悪いなって思う場面ってありませんかね。
新人じゃなくても若手は全然こいつ理解してないなというふうに思う場面ってあるじゃないですか。
逆にね、みなさんが新人若手なのであれば、なかなか先輩の言っていることがパーンと理解することができないんだよねっていう部分があると思うんですけども、
それについてなぜそうなっているのかっていうことを理由をつかめば、お互い、
あ、なるほどね、じゃあここから始めていけばいいのねっていうことが多分理解できるようになると思いますので、
それについてのお話を今回させていただきたいというふうに思います。
新人の理解できない理由
まずはですね、なぜ理解できないのか、職人職人じゃなかった、新人さんはなぜ分からないのか分かってくれないのか、
そこはですね、それはですね、単純な話、言葉を知らないからなんです。
わかりますかね。
例えば雨漏りが起きましたってなることを、なぜ雨漏りが起きるのかっていうのを説明してみてくださいって話をするとするじゃないですか。
そうすると、新人さんにね、まずは屋根がなっていう、屋根まではギリ分かりますか、
その鉄板を剥がすとな、鉄板もギリ分かりますか、下地がな、はいこの時点で分からない言葉1です。
下地ってなるんです。
その下地の継ぎ目のところ、継ぎ目?うーん、下地が分かってないんで、
継ぎ目っていう言葉とリンクしないんで、継ぎ目も分からない言葉になっちゃうんです。
そこから水が入ってきたものが、針を伝って、針?みたいな。
で、そこから釣り金具にぶつかって伝って水が落ちてくるんだよ。
だから、ここで漏れてるからといって、ここの真上で漏れてるとは限らないんだって言われた時、どう感じると思います?
少なくとも、話のスタート地点で、分からない言葉がポンポンと飛び出した結果、
それが分からないと次に進めない状況になってしまい、
結果、分からないことが分からないことをどんどん呼んでいく状態になったっていうのって、
なんとなくお気づきいただけるでしょうか?
これが、新人が、若手が分からないっていうことの理由なんです。
その言葉、もしも理解さえできていれば、そんな大したこと言ってないんですよ。
わかりますかね?
こう伝って、こう伝って、こう伝ったよねっていうのを、
道具の名前とか、建築用語みたいなものを使って説明をしてしまったがばっかりに、
理解が不能になって、ああもう分からないってことになっちゃったってことなんです。
これ、皆さん覚えないですかね?
例えば、数学の授業とかで、何か知らない、これどういう意味だっていうのが1個出てきた時って考えようとするんですが、
その言葉を今度使って、何か違うことを公式がとかって説明になった時点で、
いやいや、そのFXという言葉が分からないんだ、の時点で、
もうそれ以降の言葉って全部入ってこないじゃないですか。
それが序盤に出てくれば出てくるほど、後半戦の言葉なんて何にも届いてないということになるのを、
お分かりいただけるでしょうか。
皆さんがね、例えば男性で結婚されてるのであれば、
奥さんのお話ししてくる内容が途中から分かんなくなることってありますよね。
それ例えば、何々ちゃんのお母さんが、もうこの時点で何々ちゃんのお母さん、全然想像できてないんですけど、
なんとなく今後の話で分かるかなって最初は思うんです。
思っても、次その何々ちゃんのお母さんが何々ちゃんのお母さんと話をしてた時の時点で、
全然想像ができないんです。
だけど幼稚園で話してた時にで、
あ、まあなんとなく情景は分かったぞ、そしたら何々さんが急に転んでね、
はい、もう分かりませんっていう。
何を言ってるのか、どんな人か、それが男なのか女なのかも分からないんで、
それ以降の言葉って理解してるようでしてないという。
あとは生返事ですよね。
うん、うん、うん、ほー、うん、みたいなことになってしまうということです。
これと同じ現象が新人さんにも起こってるんだよということを、
まずは理解していただきたいと思います。
ここからちょっと2つに分かれていきましょう。
じゃあ新人さんはどうするべきなのかっていうと、
新人の対策
新人さんはですね、単純な話、言葉をたくさん覚えましょうというところでございます。
専門用語ってね、たくさんありますよねっていうところで、
専門用語を覚えるのはノルマなんですという話を以前にも僕は動画でさせていただいてるんですが、
やっぱり言葉が理解できてないと、
それ以降、頭に入ってこなくなっちゃうという状態になるんです。
言ってることは建築って難しそうに言ってますが、
言葉が難しいだけで、言ってることは非常にシンプルなんです。
別に難しいことを先輩たちは話してないんです。
だって工期がない、だったら縮めなきゃいけない、
ここの縮めた分どこで解消する、ちょっとずつみんな小さくしようか、
みたいなことを話しているその内容ですら、
専門用語が飛び交うとめちゃくちゃ難しい話をしているように聞こえますが、
大丈夫です。義務教育が終わっていれば、
大抵の人は理解できるような内容ばかりなんですけど、
難しい言葉を使っているだけなんです。
だから皆さんに、新人の皆さんに足りないものは何か、
それは語彙力です。建築における語彙力。
だから分からない言葉があったら素直に、
すみません、それ分かんないですっていうふうに聞ける勇気を持ちましょう。
そして職人さんとよく会話をして、
知らない言葉があったらちゃんと理解するように努めましょう。
これを序盤戦にしっかりと繰り返していけば、
建築の理解、言葉の理屈とか、建物がどう建っていくのか、
施工図の中身だとかも、必ず理解することができるようになりますので、
まずは言葉の種類をどんどん豊富にして、
知らない言葉があれば、知らない道具があれば、
知らない人が来たならば、そういう人たちとたくさん会話をしながら、
どんどん語彙力を高めていきましょうというのが、
最初にやるべきことなのかなというふうに思ったりします。
それを踏まえた上で、今度は先輩側のお話をしましょう。
先輩の対策
先輩はどうすればいいのかというと、
それを理解しておきましょうという話です。
なんとなく僕の肌感覚ですけど、
分からない言葉が3つ並んだ瞬間に、
多分相手の理解能力はパンクするというふうに理解してください。
僕がだいたい3つです、限界値が。
分からなかったとしても、
IT関係の話をしていて、よく分からないカタカナが出てきますよね。
そのときに聞きゃいいのに、
知ったかぶりしちゃうと言ったとき、
その言葉がもう二度と出てこなければいいんですけど、
その言葉を使って違う言葉と組み合わせて出てきても、
わけわかんなくなるわけですよ。
だから、知らない言葉を出てくると、
そこをベースにした会話全てがなくなってしまうという、
結局、皆さんしゃべったところで何の意味もなくなってしまっているということって嫌じゃないですか。
だから、結局のところ、
ちゃんと説明して理解してもらった方が、
なんで分からないんだってすごいストレスがたまりますよね。
だったら、ちゃんと説明して理解をしてもらった方が、
多くのことを理解してもらえる可能性が高くなるんです。
結果、皆さんの時間を無駄にしなくて済む可能性が上がってくるということになりますので、
先輩につきましては、
まずは難しい言葉を使って、
難しい言葉を使わないように心がけましょう。
そして、難しい言葉を使うのであれば、
ちゃんと理解をしてもらった上で、
その前に次に進めていくようにしましょう。
それだけ。たったそれだけのことで、
お互いの認知度というか認識力というのは
向上していきますし、
自分がこうやるべきだと思ったことを、
ちゃんと口に出して分かるまで説明することによって、
相手が、「あ、なるほどね。」と言って、
共有することが可能になってくるんです。
チームがバラバラなのというのは、
自分の言葉だけを優先して、
相手が理解をしているかどうかを土返しにしているチームというのはバラバラになっていき、
あの人の言っていることを分からないよね、
あの人の考えも分からないんだよねと言っているのって結局、
言葉をちゃんと選べていないからなんですよ。
相手も理解できていないからなんです。
うまくいくことってなかなか難しいよ。
そして成長させることも難しいし、成長することも難しいし、
現場をうまく前に進めることだって難しいんで、
その難しい言葉を使って、
それはあいつの能力が足りないからだっていうのは自由なんですが、
確かに足りないんです。足りないんだけど、
それは皆さんの説明の方も足りないんじゃないかっていう風に、
自分を振り返るという、
そういうところもしっかりと注力していただければなという風に思ったわけです。
ちょっとしり滅裂になってしまいましたが、
改めてお話、まとめてお話をしますが、
まずは新人さんが理解できない、なかなか理解してくれないというのは、
能力値が足りないわけでも、理解力が足りないわけでも、
やる気がないわけでもございません。
単純な話、言葉の意味が分からないまま、
会話が続いていくから。だから、
理解ができないことになっていくんです。
分からない言葉があるからです。だからこそ、
先輩方はしっかり言葉を理解するように努めましょう。
そして、勇気を出して、それどういう意味ですかというのを、
ちゃんと聞いて、語彙力を高めて、
ようやく土俵に上がることができるということを理解しましょう。
そして、先輩方はそれを踏まえた上で、
そういう言葉を極力使わないように使ったのであれば、
今後使っていくのであれば、ちゃんとその言葉の意味を理解してもらうということに、
しっかり注力をしましょう。
これをやることによって、後輩はスムーズに成長していくことができますし、
先輩もせっかく説明したのにやってくれない、
なぜなら理解できてもらってなかったからということになる、
その無駄な時間を排除することができるようになって、
結果として効率的な仕事ができるようになりますので、
ちゃんと説明をして、ちゃんと理解をしてもらうということは、
相手にとっても自分にとってもプラスになるんだということを
効果的な説明と理解
分かっていただきたいというのが今回のお話でございました。
はい、ということで、本日もね、
ちょっと本日は成長みたいなところに
ターゲットを指導しようというお話ということになりましたが、
もしも役に立ったというふうに思うのであれば、
また次回放送を見逃さないためにもチャンネル登録を
フォローしてお待ちいただければと思います。
また、いいねだとかコメントなども書いていただけますと
僕の励みになりますので、そちらのほうもよろしくお願いいたします。
その他ですね、レモンサワー、現場お疲れというレモンサワーを
今発売しておりまして、そちらのほう
好評発売中ということになっておりますので、
限定商品になりますので、今年しか基本的に作るつもりはありませんので、
しっかりとそれをね、今このタイミングで
手に入れていただければなというふうに思いますので
よろしくお願いいたします。
はい、ということで本日も最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
また次回の放送でお会いいたしましょう。
それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。