1. 【建設業を持ち上げろ】立入禁止の向こう側
  2. #583 ◇施工図って、設計図と何..
こんにちは!17年の現場監督を経て起業し、3年目を迎えた【現場ラボ】のたけだです。
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#現場監督 #施工管理 #建築 #起業 #若手教育 #建設業

サマリー

建設業界における施工図と設計図の違いについて説明します。設計図は伝えること、確認すること、計算することの目的で作られ、法律上の書類として扱われます。一方、施工図は施工するための詳細が書かれた図面であり、伝えること、検討すること、擦り合わせること、共有することの目的で作られます。施工図は設計図とは目的が違い、詳細な寸法や図面同士を擦り合わせることで複数の職種を管理する役割があり、情報を共有するための役割もあります。施工図には設計図とは異なる表現方法がありますので、その点をご理解いただきたいです。

00:04
はい、みなさんこんにちは。R-Raise PLAN TAKEDAと申します。
本日は2023年10月25日、土曜日ということで
あ、土曜日じゃなかった。水曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は建設業界、ワクワクする業界、ゲーマーラボの提供でお送りさせていただきます。
ということで、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
本日は、本日はじゃないな。今はですね、夕方になるのかな。2時半くらいの気候になるんですが、
朝はですね、普通の日は非常に晴れておりましたが、今は若干の曇りということで水位指定でございます。
みなさんのところはどうでしょうか。
今日もですね、現場の方にお邪魔しまして、今日は土工事、埋め戻しの作業というものの撮影をさせていただいたわけなんですけども、
なかなか重機がこの時期ね、あまり登場しなくて、
初めて重機の映像が撮れたなというふうにちょっとほっとしてるんですけども、
なかなか改修工事だとかが多かったりするので、なかなか出会えなかったんですけども、
なんとかね、小さな物件ではあるんですけども、それでもやってることは大きくても小さくても一緒ですから、
その辺の映像を抑えられたということをまずは安心させていただいております。
そんなさなかですね、今現在僕、何やってるっていうか、何やってるのはいいんですけど、
今配信活動で一生懸命ですね、教育に使える動画っていうのを量産してるんですけど、
新人だとか、これから建設業に入ってくる人たちに向けてのわかりやすい動画っていうか、
わかりやすい説明をしてくれる動画っていうのってなかなかないじゃないですか。
なので、皆さんの教育っていうものの時間を少しでも割愛できるようにするために、
ちょっとシリーズ的に今、教育として使えるような動画っていうのは、
8分から15分ぐらいの間の中で、これって何なんですかっていうのを極力説明するようなところを
今ずっと続けているようなそんな感じになっております。
施工管理として必要なものって何ですかとかからありまして、
施工管理って何ですかとか、一般的な業務って何ですかっていうことで進んできたんですが、
本日につきましては施工図って何ですかっていう、ちょっと今回は建築向けの話にしかならないんですけども、
ぜひこれから入ってくる人たちだとか、今1年生でまだ全然こいつわかってねえなっていうような人があったり、
そういう人たちにぜひ聞いてみたらいいんじゃないかっていうことで、
耳で学べるようなそんな仕組みになっておりますので、
ぜひぜひご活用いただきたいなというふうに思っております。
ということで、皆さん準備の方はよろしいでしょうか。それでは本日も進めていきましょう。
今日も立ち入り禁止の向こう側へ行ってみましょう。
はい、皆さんこんにちは。ライズプラン竹田と申します。
正建設業を持ち上げて楽しい仕事にするためにYouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを植えたり、
現場ラボというサイトでは若手の学生や働き方改革のサポートをしたりしております。
ということで本日もスタートしていきますが、今日は何かと言いますと、
施工図って何ですかっていうお話をさせていただきたいというふうに思います。
時々聞かれる質問なんですが、まだこれから建設業界に入っていくっていう人だったり、
あとは入りたての方だったりすると、施工図ってそもそも何なんだっていうのがピンとこない部分もあると思いますし、
施工図と設計図って何が違うんだっていうのが、同じ名前だったとしても違ったりするものがあるので、
なかなか分かりづらい部分があるよねということになりますので、
今回はその辺を優しく世界一分かりやすくという名目で進めていきたいというふうに思いますので、
よろしくお願いいたします。
設計図の目的と特徴
改めて言いますが、施工図というものが建設業、建築の現場にはあります。
僕には施工図というものが基本的にはないんですけども、建築には一つの設計図というものがあって、
それとはまた別に僕らが作っていく施工図というものが山のように量産されるという、
それをベースにして施工を進めていくというような形になるんですが、
そもそもこの施工図って何なんですかと、それを説明するためにはね、
じゃあ設計図ってそもそも何でしたっけというところ、ここももう一回復習をおさらいをしておいて、
その上でね、じゃあ施工図って何ですかというところをお話をさせていただきたいというふうに思います。
単純なお話をしますが、まずは設計図と施工図は何が違うんですか。
目的が違いますという、ここをですね、理解していただきたいんですが、いくつか目的というものがありますので、
それを分かりやすくまずは設計図の方、続きまして施工図の方を説明させていただきたいというふうに思います。
じゃあまずは最初から行きましょうね。設計図って何ですかっていうところなんですが、
設計図とは設計図書なんですっていうことを理解してください。
設計図書って何ですかって、要は法律上決められた書類の一部のこと、これが設計図書というふうに呼ばれて、
僕らは一般的に設計図というふうに呼んでいるものになります。
多分ね、建物を建てるとか、あとは皆さんが家を建てるとか、あとはマンションに住もうと思った時に、
こんな間取り図みたいなのをもらったことがあると思うんですが、あれも言うならば設計図の一つでもあったりはします。
それだけじゃないですけどね。たくさんの図でこんな分厚いものになったりもするんですけども、
その設計図というものがあるわけですが、じゃあこの設計図、何の目的で作られているのかっていうと、
大きく言うと3つの目的があります。
1つ目、伝えること。2つ目、確認すること。そして3つ目、計算することということで、
この3つの目的によってこの設計図、設計図書というものは作られているんです。
もう少し詳しくいきましょう。
じゃあ伝えることって何ですかっていうと、単純な話ですね。
こんな建物にしたいんですっていうふうな建てたい人が言ってきたら、設計事務所という会社がですね、
じゃあこれでどうですかっていうのを何回かやりとりしながら、具体的な形にしていくものなんです。
それを絵として、線と文字と数字とアルファベットで基本的には表現したもの。
これが設計図と言われるものなんですけども、こういうふうので問題ないですよねっていうふうなのを
口頭で言うんじゃなくて、ちゃんと絵にした上で、いやいや違うんです。
このぐらいのドアの大きさにしてほしいんですよねっていうことを擦り合わせながら、
最終的に一つの形を作っていくっていう。
要は設計図というものは、お互いに意思を訴通する、伝えるためにあるものであって、
それが完成した暁には続きまして、施工する会社にこういう建物を建てたいんですよねっていうこと。
これを伝えるためのツールなんだというふうに理解していただければ、一つ目の理由は分かると思うんです。
目的は分かると思うんです。
じゃあ二つ目、確認することっていうのは何かというと、設計図というのは設計図書なんです。
だから法律上決められたものにちゃんとのっとってますかっていうことが確認できなければいけないんですよね。
だから一般の人が見て、なんかいろんな文字がたくさん書いてあってよくわかんないけどっていう部分も結構あるんですけども、
それって何を表しているのかというと、結局法律に満たしている建物をこれから建てますからねっていうのを
設計図の中でしっかりと表現しなければいけないんです。
だから設計屋さんと、あとは役場の人、役所の人にとってみると基本的な必要性のある情報がたくさん盛り込まれてるんですよ。
だけど一般の人からすると別にそんなこと知らなくたっていいよねっていうような難しいこともたくさん書いてあるんです。
つまり、これがこの建物今から建てようと思うんですというものが決まった段階で、
本当に建ててもいいかどうかっていう法律上問題がないかどうかを役所にチェックしてもらうときにチェック漏れがないようにしっかりと記載されているもの、
こういう意味で確認をする目的で作られているのが設計図なんだよということになります。
そして3つ目の目的、計算することっていうものもあるんですが、これは何かというと、
構造上問題ないかどうか、要は地震が起きたぐらいで崩れてしまうっていうような建物は建てちゃいけないですね。
これもまた法律の話になってくる部分もあるんですけども、
法律上、地震に強い建物にしなければいけないだとか、用途に応じていろいろな浸透、決まりごとっていうものがあるんですけど、
その決まりに則ったちゃんとしっかりした建物になっているかどうかっていうのを判別しなければいけません。
だから部材の大きさは何なのかとか、何で作られているのか、鉄で作られているのか、木で作られているのかによって建物の強さって変わりますよね。
木だったらこのぐらいの大きさに、鉄だったらこのぐらいでいいですみたいなこともきちんと法律で決められたりだとか、構造計算っていうものをしなければいけないルールになっています。
だからこそ、計算をできるようなヒントをちゃんと散りばめておいて、しっかり針の大きさは、柱の太さはみたいなことをしっかりと書いてあるというような状況にして、
それを役所にまたチェックをしてもらうということをしなければいけないというような話になります。
だから図面というのは一つ一つバラバラにできていて、例えば平面図と立面図というものがあって、構造図の中でも針だけのものだったり柱だけのものがあったり、
それにバラバラに作られているから結構な厚みになるんだけども、これっていうのは結局確認してもらったり計算してもらう目的があるんだよということを理解していただければと思います。
ちょっと設計図で時間をとってしまいましたが、設計図には大きく3つの目的がある。
伝えること、確認すること、そして計算すること、この目的によって書かれている設計図書、法律上の書類のことを設計図というふうに呼ぶんだよというのをまずは理解してください。
施工図の目的と特徴
じゃあその上で施工図って何ですかと、設計図じゃダメなんですかというような部分もあると思うんですけども、理解をしていただきたいです。
施工図とは何か一言で言うと、施工するために詳細が書かれた図面のことを言います。
これは法律とは関係がないんです。
法律上も関係あるのは設計図の話であって、施工図はこの図面を用意しなければいけないみたいなことっていうのはルールとしてはないんです。
だから必要に迫られて作っていくものなので、基本的にここ詳細わかんないんだよねっていうところがあるならば、
じゃあ詳細の図面を書きましょうかって言ってどんどんどんどん図面の量が増えていくってことになります。
この施工図、目的は大きく4つです。
1つ目、伝えること。2つ目、検討すること。3つ目、擦り合わせること。そして4つ目、共有することということで、4つの目的を満たすものが施工図というものになるんです。
もう少し詳しくいきましょう。
伝えること、これは先ほど接種だとか施工屋さんに伝えるって言ったんですが、施工図に関しましてはそうではなく、職人さん、実際に手を動かす工事を行う人が理解できるようにその内容をしっかりと伝えるということが必要になるというわけなんですよ。
例えばドアの絵が描いたとするじゃないですか。でもこのドアの絵、設計図としてはそれでいいかもしれませんが、
これどのくらい壁からの出っ張りがどのくらいあるんだろうかって設計図には明確に描かれてなかったりします。
そういうところを横から見るとこうだよとか、この寸法だよとかっていうことを明確に描いてあるものが伝えるという目的で作られた施工図だという話になります。
じゃあ2つ目、検討することっていうのは何かというと、細かく寸法を描いた結果、実はちょっと壁からはみ出るんですよね、みたいなことだって往々にしてあり得るんです。
遠い入れとかって便器の絵を描いたとしても厳密に詳細を起こしていったら、あれこれ意外とここ狭くないですか、ドア開けられないじゃないんですか、みたいなことが判明したりするんです。
いろんな意味で本当に細かく描いてみると、1ミリ狂ったら物は入らないということなので、本当に入るかどうかっていうその詳細を検討しなければいけないわけです。
だからこそその目的によって施工図っていうのを描かなければいけないって話になってきます。
じゃあ3つ目、擦り合わせることってどうですか、何ですかっていうと、建築業、建設、現場というのは多くの職種によって成り立ちます。
1つの施工屋さんが入るわけじゃなくて、土工、鉄筋、型枠、コンクリート、外装だったり内装だったり、建具だったり、いろんなドア、窓とかも含めていろんな職種の人が入ってきます。
それぞれがいろんな図面を持ってくるわけですけど、この図面ではこうなっているが、この図面では違うことになっているってなるとまずいですよね。
だから図面同士を擦り合わせる、もしくはこの図面で施工する人はこれでいいんだけど、そこに書かれてはいるんだけど、この図面は見ない人、本当にうまくいくかとか、
そういうふうな業種同士をうまく擦り合わせるために、各図面を1つのルールに基づいてしっかりと組み立てていくようにすること。
施工図と設計図の違い
こういうふうに他の業種、この1つの業種だけうまくいくんじゃなく、たくさんの業種をひとまとめにして管理をすることができるようにするのが施工図の役割だったりもしますという話です。
そして最後、共有すること。これが一番重要な部分なんですけども、先ほどと同じです。職種がたくさんいるんです。
1つの図面を書いたとしても、その図面を利用して施工する業者さんというのが、例えば5業者、6業者いたりするじゃないですか。
そうすると、口頭でこうしてくださいねって1人に言ったところで、この残り4人にも同じことを伝えなきゃいけない。
そしてその人たちは、理解がうまくできているかできていないかも微妙ですし、こっちがうまくしゃべれているかどうかだってわからないわけですよね。
だけど、図面に書いてこうしてくださいっていう全く同じものをしっかりと配布すると、みんな同じ認識で同じものを立てていくことができますよねっていう意味で、
情報をたくさんの人でしっかりと共有するっていう目的も施工図にはあるんだよということを理解していただきたいなというふうに思います。
そんないろんな意味があって施工図っていうのが成り立っているんですが、要は設計図と施工図何が違うんですか。目的が違うんです。
目的が違うんで、設計図っていうのはいろんなものがバラバラに設計図図面として書かれているんで、たくさんの厚みが出るような何枚も何枚もに分かれちゃうんですけど、
施工図っていうのは、要は目的さえ満たせばいいので、例えば基礎伏せ図っていうものであれば、構造図に出てくる基礎伏せ図、柱伏せ図だとか、杭伏せ図とか、
あとはいろんな平面図だとか、そういうもののいろんなものがかみ合わさって出来上がっていくもの、これが基礎伏せ図なんです。
例えば平面詳細図っていう施工図があるんですが、これはいわゆる平面図というものだったり、あとはキープランというものだったり、縦具表だとか、
いろんなものが一つのたくさんあっち行ったりこっち行ったりしなければいけなかったものを一枚の図面で把握できるようになっているっていうのが、
施工図のすごくわかりやすさだというふうに思うんです。
いろんな意味で目的が違ってくると書き方って変わりますよね。
リンゴっていうものを、ただこれがリンゴなんですよねって伝えるだけなら簡単に書きゃいいんですけども、
でもこのリンゴと同じものを再現してくださいっていうふうに3Dプリンターで再現してくれっていったら、
いろんな情報が分かる、この寸法だとかも細かく分かんないと再現はできないですよね。
というような感じで、伝える相手だとか目的に応じて表現方法っていうのは変わってくるんだよと。
だから設計図っていうものがあるのに、わざわざ施工屋さんが施工図として作るのは、
設計屋さんが書く設計図と施工屋さんが書く施工図っていうものは向いてる方向が違うんです。
同じものを言ってるんです。同じものを言ってるんだが、でも目的が違うんで表現方法も当然変わってくるよねっていうことをご理解いただきたいなというふうに思っております。
ちょっと長々としゃべってしまいましたが、お分かりいただけたでしょうか。
こういうふうな理由により、僕らは現場に入ったら、せっかくこんな分厚い設計図があるのに、
それをまた参考にして、実際の現場ではどうしなきゃいけないのかっていう図面を新たに書き直すという作業が発生している。
でもこれによって多くの職人さんがしっかりと仕事を同じ認識で仕事をするから、きちんとした建物が建つんだという、
その重要性もしっかりと理解をしていただきたいなというふうに思っております。
ということで、本日は施工図って何ですかっていうお話をさせていただきましたが、ご理解いただけたでしょうか。
このように若手の人、もしくはこれからまだ建設業に入りたいなと思っている、
そんな人たちに向けてわかりやすい言葉で説明をさせていただいております。
基本的には耳だけで聞けるように、枝とかは極力使わないように配信させていただいておりますので、
通勤だとか、そういう時間帯に使っていただければ、見ていただければなというふうに思っております。
これからもこのような配信をもしも聞きたいなというふうに思うのであれば、
チャンネル登録だとか、いいねとフォローだとかをしていただきたいというふうに思いますし、
よろしければいいねだったりコメントだとかを書いていただけますと、
僕の励みにもなりますので、そちらの方もよろしくお願いいたします。
はい、ということで本日も最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
ぜひ教育用にご活用いただければというふうに思っております。
それでは本日は以上にさせていただきます。
全国の建設業の皆様、本日もご安全に。
16:44

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