1. 【建設業を持ち上げろ】立入禁止の向こう側
  2. #579 ◇施工体制って結局何です..
こんにちは!17年の現場監督を経て起業し、3年目を迎えた【現場ラボ】のたけだです。
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#現場監督 #施工管理 #建築 #起業 #若手教育 #建設業

サマリー

今日は2023年10月19日の木曜日です。建設業界への興奮を共有するために、現場ラボの情報をお届けします。このポッドキャストでは、施工体制の目的や役割、施工体制大帳、そして施工体系図について話されています。施工体制の目的は、トラブル発生時に責任を明確化し、迅速な対応を行うことです。また、体系化された施工体制図や体制台帳は、施工現場の透明性と信頼性を高める重要な要素となっています。

プロローグ
はい、みなさんこんにちは。ライトプランの竹田と申します。本日は、2023年10月19日、木曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は、建設業界をワクワクする業界へ、現場ラボの提供をお送りさせていただきます。
ということで、本日も進めていきますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
ここ宇都宮につきましては、本日は、まあ、快晴とまでは言いませんが、晴れということで、昼になって今、非常に暖かくなってきましたが、
えーと、なんか、僕の家族と連絡を取るとですね、子供が3人いるわけですが、上と下、一番上と一番下がですね、風邪をひいているということで、
まあ、季節の変わり目ということにもなりますので、みなさん、自分、身体には気をつけて、栄養をとって、しっかり睡眠をとって、ということで、
体調をかなりおしっかりしていただければなというふうに思っております。
えーと、今ですね、まあ、いろんな動画を作らせていただいているんですけども、
あの、まあ、いろんな現場を回らせていただいてね、いろんな現場の状況だとか、あとは施工管理の動きだとかを撮影させていただいているんですけども、
まあ、教育の意味で、えーと、撮影している部分もあるんですけども、
それに伴って、ちょっとですね、あの、工事写真の撮り方みたいなところをね、動画にしていこうということで、
まずは、とっかかり、施工、違う、工事写真とは、っていうところの動画を作成しているんです。
それ、すごいです。やっぱり、あの、実際に現地で動いているスタッフを撮影して、それを元にして作っていくと、
見ててもね、リアリティがありますね。やっぱり、こういうふうに動くんだっていうのが、
自分でもわかるような、そんな動画になっていき、
それが端的にわかるように、まあ、1分、2分ぐらいで収まるようなものを量産するというような形でいくと、
すごくですね、やっぱりわかりやすいなっていうふうに、単純に僕は感じました。
なので、こういうような形で作れば、確かにこれはリアリティがあるよねっていうふうなものも出来上がるんだなというのがわかってきたので、
これをね、誰しもが作れるような状態の、そんなに凝ってない感じのものを提示して、
みんなで作りましょっていう状態を作っていきたいなというふうに思っているというような、
まあ、そんなプロジェクトだったりするんですけどね。
それが公になるのか、社内教育で終わってしまうのかは何とも言いませんが、
いずれにせよ、仕事としてしっかりと進めていきたいなというふうに思っております。
来週も再来週も、たぶん2週間、3週間かな?にわたってまだ継続して、
動画の撮影と編集だとかに入っていくということになりますので、
まだまだ宇都宮にいる時間がありますので、
もしもね、皆さん宇都宮に行きたいという話であれば、
是非、夜、武田の夜、空いておりますので、
お酒でも飲みましょうというところで進めていきたいと思います。
はい、ということで、本日もスタートしていきましょう。
準備の方はよろしいでしょうか?
それでは今日も立入禁止の向こう側へ行ってみましょう。
はい、皆さんこんにちは。ライズプラン竹田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、
YouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、
現場ラボというサイトでは若手の育成、働き方改革のサポートをしたりしております。
ということで、本日もスタートしていきますが、
今日の本題は何かと言いますと、施工体制って何ですか?
その辺のお話をさせていただきたいというふうに思います。
基本的には初心者向けということになるわけですけども、
そもそも施工体制というものが建設現場には存在していて、
それに伴って施工体制台帳だとか、施工体系図みたいなものをちゃんと保管して、
もしくは掲示したりしなければいけないよというふうに決められてはいるんです。
多分それは皆さんも知っていると思うんですが、
これ何の目的でやっているのとか、そもそも何なのというところ、
これ分かっていない状態で仕事をするとやらされ仕事になるじゃないですか。
やれって言われたからというルールの中でやっていると、
やらされ仕事ほどつまらないものってないですよね。
そもそもこれは意味があるものなのかどうなのかというところも含めて、
今回は分かりやすく解説させていただきたいというふうに思いますので、
ぜひ最後までご視聴いただければというふうに思います。
この動画は基本的には教育動画としても活用できるようにある程度体系立てて、
分かりやすい言葉で説明させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
施工体制大帳と施工体系図
それでは進めていきましょう。
改めまして建設現場には必ずこの施工体制というものが存在していて、
そのために施工体制、台帳、施工体系図みたいなものをちゃんと保管して、
公共工事の場合はちゃんと公約の場に掲示しなければいけないみたいなところまで義務付けられている部分もあるんです。
これって何でなのかというところ、それとそもそもこの目的って何なのか、
この役割って何なのかというところを解説させていただきます。
そうですね、ざっくり言うならばこの劇団とかをちょっとイメージしていただけると分かりやすいかなというふうに思うんですが、
劇団には必ず演劇があって、演劇の中で脚本ってものがありますよね。
おそらくこの脚本に該当するのが設計図とか工程表とかそういうものだと思うんですが、
彼らを演じていく人たちの役者名簿だとか、後はその後ろで小道具、大道具を作ったり、
舞台をセットしたり照明をかけたりする人たち、どういう人間たちでこの演劇って構成されているのかっていうのを示したもの、
これがおそらく施工体制大帳というものにあたるんじゃないのかなというふうに思うわけです。
この例えを使って逆に分かりづらくなったかなと思いますが、ちょっと辛抱して聞いていただければなというふうに思います。
まずは施工体制大帳と施工体系図って何ですかっていうところから説明させていただきますが、
まず施工体制大帳とは何ですかっていうと、要は工事を担当する、何かの工事を担当する会社の詳細、
この会社はどういう会社で、どういう社長で、どういう担当者が現場に入ってくるんだよ、どのぐらいの請負があるんだよみたいな、何の工事を担当するんだよみたいなところが詳細に書かれている。
その会社について基本的にはわかる、理解できるもの、これがまずは施工体制大帳の基本です。
これに付随して、その会社のさらに下請けの会社さんっていうのは何社いるんだよ、それぞれの会社はこういうふうな会社なんだよっていうのが明確に記載されているっていうもの、これもその大帳の一部ということになるんです。
つまりね、担当する会社の詳細もしくは関連性、あとは役割、これを詳細に記載したもの、これが施工体制大帳なんだということになるわけです。
これを基本的には作って必ず現場に備えておかなければいけない、そして公共工事の場合はそれを提出しなければいけないよというふうに決められているものなんです。
じゃあ施工体系図って何ですかっていうと、この施工体制大帳とワンセットでくくられるんですが、それを体系的にピラミッド型の組織図として、横になる場合もありますけどね、
ピラミッド型の組織図として元受けがいて、1次下受けがいて、2次下受けがいてみたいな形のものをわかりやすく掲示してあるもの、図式化してあるもの、これが施工体系図っていうものになるわけです。
なんとなく見たことはあると思いますし、もしかしたら作ったことがある方もいらっしゃると思うんです。こういうものを作って備えとかなければいけない。
施工体系図は基本的には作っておかなければいけない。それは備え付けておかなければいけない。公共工事の場合は公の場に必ず掲示しましょうねというルールが義務付けられているということになります。
じゃあ、それぞれ何の役割があってこんなものを作っているんですかっていう話になるわけですが、まず基本的にはどんなことがまず義務付けられているのかっていうのはわかりましたよね。
見えるところに掲示しなきゃいけないよとか、しっかり保管しなきゃいけないよというふうに決められているんです。なんでこんなにカッチリしたルールを国がわざわざ言ってこなければいけないのか。
施工体制の目的と役割
そういうところって大切な部分だと思うんです。そこをこれからお話しします。劇団の役者名簿っていうのがもしもなかったら、誰が監督で誰が演者で、小道具だとか大道具だとかは最悪わからなかったとしても、
なんか得体の知れない劇が始まるらしいぜって言うと、なんかちょっと不安になりますよねってことを、建物って話になると最終的には自分のものになるわけです。
自分の会社なのかわかりませんが、そのものが一体誰、こいつ誰みたいな人が施行して、それは信頼あるかどうかすらわからない人間が建てたものってなんかちょっと怖いですよね。
もしかしたら違法建築されてるかもしれないみたいなことってありますよね。だからやっぱり会社名は掲示してもらいたいですし、作った会社本当に信頼があるかどうかっていうのを理解した上で施行すると安心感にもつながりますよねということで。
まずは施行体制台帳だとか施行体系図、これを作る目的は何なのかというと、透明性、そして信頼の確保っていうところが大切なんだというお話なんです。
少なくとも誰がやってるかわからない謎のサービスよりも顔が見えて、この人がやってるんだなっていう人から何かを購入した方が安心感ってありますよね。
それと一緒で、基本的にはうちの会社はこういう業者さんと共に今回の建物を作っておりますからねっていうのを明示することにより、
なるほどね、ここまでちゃんと開示してくれてるんだったら安心なんだろうねっていうふうに人々に安心感を与えることができて、それを透明化、現場の中で誰がやってるか絶対教えないですよっていうよりも、ちゃんと開示してますって言った方がやっぱり安心感ってありますし、信頼性を確保することってできますよねという、そういう意味があるんで施行体制っていうものがあるという話になるわけです。
じゃあもう一個あります、理由はね。そのもう一つは何かっていうと、トラブルが起きた時の迅速な対応。これがもう一つの理由になるわけです。
何かトラブルが起きた時に、得体の知れない人が事故を起こして、それが現場の責任になるのか、それとも誰か知らない人なのかっていうところの判別を明確につける。
もしくは何かトラブルが起きた時に、それはどこに責任の所在があるのかっていうところをちゃんと突き詰めて、対処を迅速にする。よし、お前が動けみたいな形で、この系統が分かっているがゆえに、その迅速な対応をすることができるというのが基本的には二つ目の目的ということになります。
要は何か問題がなければ、別に問題はないんで、特に問題はないんでしょうけども、何かトラブルが起きた時に、誰が対応するの、これ、みたいなことにならないようにするために、ちゃんとどういう組織になっているんだよっていうことをちゃんと明確にしていきましょうと。
建築部の人間が悪いことをしたってなった時には、建築部長が出ていくじゃないですか。でも、どこの部署の誰なんだか分からないってなったら、誰に言ったらいいんだって迷いますよね。それがないように迅速に動くために、やっぱり体系的に表現しておくっていうのは大切なことなんだよねっていうお話になるわけです。
以上、二つの目的があって、やっぱり施工体制図、施工体制台帳とか、体系図みたいに見やすく掲示しておくっていうことは、すごく重要なことなんだよっていうことを分かっていただけたというふうに思います。
おそらくですが、法律がこういうふうにわざわざ法律で整備されてきたっていうのは、本当に昔は不透明な状態で、とりあえず金をわさわさっともらって、いいよ、やるぜって言った人たちが、なんか輩みたいな人たちで適当な施工をしてたみたいな、分かんない、そんな過去がきっとあったんだと思うんですよ。
施工体制の必要性と意義
そんないろんなトラブルが発生してしまって、結局そうはならないよということにするために、法律的に整備をして、ちゃんと開示してくださいというような状況をおそらく作ったんだというふうに思うんです。
だから、結局は建設現場の安全性だとか、効率っていうところを重視した結果、出来上がってきた法律ということになるんで、やっぱり皆さんは面倒くせえなと思うかもしれませんが、やらなければいけないことだということになるわけです。
建設現場では、やっぱり労働災害っていうのは起こる可能性はありますし、労働災害じゃなかったとしても品質のトラブルっていうこともありますよねと。
そういうふうにトラブルが起きたときに、スカッと適切な処置ができるようにするっていうことのために、これはやってるんだよと。
だからこそですね、定期的にその体系図っていうのをずっと1回作ったから、もうオッケーだよではなくて、業者が変わったっていうのであれば、その透明性、信頼性のためにはやっぱり更新をしていくっていうことと、
いろんな人と共有をすることによって、やっぱりその迅速さって保たれますよねっていうことにもなるわけです。
だからやっぱ更新していくことは必要です。それは同時にアピールにもなるわけです。
こんなに透明なんですよ。こんなに皆さんに知ってほしいというつもりでやってるんです。どうぞ見てくださいというふうになると、やっぱ信頼力も上がりますよねっていうこと。
それと問題が起きた時にはすぐに対応することができるっていうふうな意味で、やっぱり非常に重要なものなんだということを理解していただければと思います。
はい、ということでここまで施工体制についてお話をさせていただきました。基本的な内容はこれで終わりなんですけども、やっぱりやってて、なんでこんなことしなきゃいけないんだよっていうふうに思いながら仕事するのってしんどいですよね。
なんかこう、すごい細かいことをたくさん書かなければいけないし、わざわざいろいろ入力しなきゃいけないし、書いてなかったら電話して聞かなきゃいけないしってめんどくさいことの目白押しではあるんですけど、ここまでやる必要あるっていうふうに思ってるかもしれませんが、でも少しでもね、こういうふうに意味があることなんだと。
今やらされていると思っている仕事っていうのは、実はこういう意味があってやってるんだよっていうことに気づくことができれば、あ、だったらやる意味があるんだろうねっていうふうに気持ちで仕事って進められるじゃないですか。
何の意味があるかわかんないけど延々サインし続けるっていうのってしんどいけど、これをやることによって例えば利益をもたらすことができるって分かったらやっぱりちょっとやる気が出てきますよねっていうモチベーションの意味でも、
やっぱり仕事の本質的な意味、背景だとかを知っておくことっていうのは大切だと思いますし、何気に先輩から言われた指示だとかを、わかりました合わせて何も考えないでやるのではなく、
それは何の意味があるんだ、何の目的があってやってるんだっていうのはね、やっぱり理解をしておく必要があると思います。
それによって、じゃあその目的を満たすためであれば、その方法じゃない方法だっていいよねっていうふうに考えることができると、結局はIT化を進めたり効率化を進めたりだとか、
新しいツールを使ったりAIを使ったりとかっていうふうに、どんどん時代は進歩していくというふうに思いますので、まずは何をやっている、やらされていると思った時に、これは何の目的でやってるんだっていうことをしっかりと理解する必要性はあるんじゃないかなというふうに思いまして、
今回は一番面倒くせえなって思ってしまう、その仕事、施工体制についての解説をさせていただきました。ぜひご活用いただければなというふうに思っております。
はい、ということで本日の放送は以上にさせていただきたいと思います。このように初心者に向けて建設現場の仕組みだとかやらなきゃいけないことについて、わかりやすく解説させていただくようなこともありますので、
ぜひ次回の動画が気になるという方は、チャンネル登録、フォローしていただけるとありがたいというふうに思います。また、いいねだったりコメントなども書いていただけますと、僕の励みになりますので、そちらの方もよろしくお願いいたします。
はい、ということで本日も最後までご視聴いただきましてありがとうございました。また次回の放送でお会いいたしましょう。それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。
15:25

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