ジェンガに学ぶ業務効率化の考え方
はい、みなさんおはようございます。【HT RaisePLAN】のTAKEDAと申します。
本日は2023年5月20日、土曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は建設業界をワクワクする業界へ、現場ラボの提供でお送りさせていただきます。
ということで、ちょっといつもよりも声が低めになっているのお分かりでしょうか。
高い声を出すとですね、全然声が裏返って出ないんですよ。
わかりますかね、あの特定の高さですね。
あー、あー、ダメですね。喉をやられてしまいましたというところで、
みなさんいかがお過ごしでしょうか。季節の変わり目なんでね、気をつけていただきたいなと思いますが、
なんか結構前から風邪をひいた感じから、なんか脱出してないのか、治りきってないのか、新しい風邪をひいたのか、ちょっとわからないんですけども、
非常に喉の調子だけがひたすら悪いというような形になっております。
なんか夜中に咳き込んでるっていう風に妻にも言われましたが、
咳き込んでる感じはしないですけども、朝のうちだけなのかなという風に思いながら祈っているところでございますが、
あのちょっとですね今、いろんな記事を、ニュース記事を見たりしていて、
安藤狭間さんの方でですね、3Dマイクっていう、要は音響を3Dで捉えるっていう技術があるんですけども、
それに色をつけて可視化できるようなサービスを開発しましたみたいな記事が出ておりまして、
すげえなって思ったんですよ。で、それはですね、あの、何て言えばいいんでしょう。
現場から騒音が出ますよねって言った時に、どこまで広がっているのかっていうのを目で見ることができるよねっていうお話なんですけども、
で、例えば車音壁みたいなものを設けた時に、それがどのぐらい効果があるのかっていうのも目で確認することができると。
で、これは現場の騒音なのか、それ以外の騒音なのかみたいなトラブルの時に、目で確認することができるというようなところで、
いろんなところに効果があるのかなというふうに思ったりしております。
何よりもかによりも、そういう技術を一生懸命開発しようとしたっていうところがすげえなっていうふうに思ってるんですけども、
なんかこう、いろんなトラブルだとかね、特に都会圏だとかはあるんでしょうけども、北海道に住んでるとあまりそういうトラブルって少なかったりするんで、
なかなかいろんな苦労があってここに行き着いたんだろうなという背景をちょっと考えてみると、なんかいろいろと考え深い部分があるなというふうに感じております。
以前、騒音問題が結構問題になってきてるというか、ここに来てシビアになってきてるっていうのがあって、
それはですね、コロナ禍から始まっていくリモートがある程度普及してきた結果、家にいる時間が多くなってきたみたいなところもあったりして、
そこから家にいるとね、当然ね、静かな環境で仕事をしたいとか、ゆっくり過ごしたいっていう人が、工事の音っていうのはうるさいわけですから、
それにね、イラッとするっていう、その気持ちは分からんでもないよねっていうところもお話をさせていただいたんですけども、
そういうのをね、少しでも抑止力というか、効果的に防御できるような、そういうものになればいいなぁなんていうふうにそのニュースを見ながら感じたというところで、
これはね、現場ラバーアカデミーの方でも共有させていただいたわけですが、そんな感じで日進月歩でいろんな技術が進んできておりますけども、
僕もね、そういうのをしっかりとアンテナを張りながら効果的な提案を皆さんにできるようにしていきたいなというふうに思いますので、頑張っていきましょう。
ちょっと今日は声が低めなんですけども、頑張っていきたいと思いますので、最後までご視聴いただければと思います。
それでは本日も進めていきましょう。立ち入り禁止の向こう側へ行ってみよう。
はい、皆さん改めましてこんにちは。ライズブラの時田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、YouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、現場ラボというサイトでは若手の育成、働き方改革のサポートをしたりしております。
ということで、本日も本題の方に進めていきましょう。
ちょっとですね、喉の調子が悪くて、声が低めになって小さめになっていることをご容赦いただきたいというふうに思います。
ごめんなさいね、本当に全然声が出ないんです。
ちょっと声を高くするとごやがらになってしまうので、申し訳ありません。
そしてなおかつ、現在運転中になりますので、運転しながらということになりますので、多少の雑音につきましてはご容赦いただきたいというふうに思います。
はい、ということで本日の本題につきましては、ジェンガは立ってのことがゴールですというようなお話をさせていただきます。
なんか笑いが出てくるな、この声。
落としますね、すみませんでした。申し訳ありませんね。
ジェンガは立っていることがゴールということで、先日僕は息子と久しぶりにジェンガと言われるものを引っ張り出してきてゲームをしていたわけですけども、
ジェンガって皆さん知ってますかね?
なんていうんでしょうか、ちっちゃい木の棒切れみたいなものを積み上げてタワー状にするんですよね。
その中で1個ずつ交互に抜いていくんですよ、その中の木の棒切れを。
そして倒れないようにするっていうゲームなんですよね。
それをやりながら、なかなか上手なんですね、うちの息子は。
いいとこ突くと真ん中のとこスコンと抜いたら、全然中には絶対これ抜いたらまずいでしょっていうものもあるんですけど、
これは抜いても抜かなくてもほぼししょうがないみたいなスカスカなものがたまに見つかるんですね。
それを抜いても全然ジェンガは倒れないんです。
それをさらに抜いたら上に乗っけていくんですよ。
どんどんタワーが1個ずつ高くなっていくっていうようなゲームなんですよね。
このゲームをやっているときに、僕はですね、ふと思うことがあって、これって効率化だなって思ったわけですよ。
仕事のゴールっていう、ジェンガでいうとこのゴールって何なのかっていうと、ジェンガが倒れたら負けなんですよ。
ということは、ジェンガがジェンガであるゴールっていうのは、つまりは立っていることなんだっていうふうにちょっと思ったんですよ。
建設業界のゴールと業務効率化について
じゃあ建設業界のゴールは何なんだっていうことを考えた上で、立つことはできるが、その中でも抜いても全くししょうないよねみたいな、その棒切れっていうものも業務の中にたくさん存在してるんじゃないかなっていうふうに思うんです。
歴史をたくさん積み上げていくと、こうやったらいい、ああやったらいいっていうのがいろいろ積み上がってジェンガが、建設業というかね、仕事のジェンガが出来上がるわけです。
出来上がってしまったらあたかもそれが完成品のように見えるんですけども、ちょっとトントントンと叩いてみると、あれ全然こいつ力を、この立つことに関して全く意味を成してないなっていうような部分があったりするんです。
仮立としてはね、一番スタートは四角で綺麗なんです。周りのやつをどんどん抜いていくと、見た目はあまり綺麗にはならないんですが、抜いてもししょうがないものってたくさんあることに気づいて、それを抜くことによって新たに上に足すことができるようになっていくんですよ。
要は材料が出てきます。それは効率化という観点で考えていくと、一ついらない業務を見つけて上に重ねるっていう、その動きっていうのは意味のない仕事とか無駄な仕事だとか、これはなくてもいいよねっていうようなものに関して抜いて、それをさらにその時間、抜いた時間、いらなくなってしまった時間というか、その時間をまた違った新しいことにつなげていって、
チェーンが上に積み上げていくみたいな、そういう考え方がこのジェンガと建設業の仕事ってあるよなっていうふうに思ったんです。結局ジェンガと一緒で、ゴールはジェンガであれば立っていることなわけですよ。
じゃあ建設業界において、このゴールというものは何なんだろうかと、それさえ見据えてしまえば、それを満たすものであれば、いらない要素っていうのがようやくそこで見えていくんじゃないのかなっていうふうに感じたんです。
じゃあ改めまして建設業界が建設業界である、建設会社が建設会社である、そのゴールって何なのかというと、僕は大きく二つあるんじゃないかなというふうに思ったんですけど、一つ目は建築でいうところの建物を建てること、お客さんの要望通りの建物を建てていくこと。
これが一つのゴールじゃないかというふうに思います。土木でいうところのトンネルを作ることとか、規定通りの道路を作ることとか、乗り面をしっかり仕上げることみたいなね、そういうようないろんなゴールがあると思いますが、それぞれのゴールっていうのは業務においては分かりやすいと思います。
じゃあもう一個、二つ目のゴールは何かっていうと会社としてのゴールですよね。会社はどうあるべきなのかっていうふうに考えていくと、会社の責務は何って、存続することなんですよ。
その働いてくれている人たちがちゃんと生活が成り立つ基盤となって、存続し続けることっていうのが会社のゴールなんです。常にあり続けるためのゴールっていうのかな。
であればそこに必要な要素は何なのかっていうと、結局はですね、若手を育て続けること、育てて託し続けること。おそらくですね、これが会社においてのゴールなんじゃないかなっていうふうに思うんです。
改めて言いますが、建築業でいうところには何かインフラを作る、建物を建てるみたいなところが明確なゴールです。それと会社を存続させるためには若者を育てて託し続けることがゴール。
この2つっていうのはですね、何をどうやったって崩しようがないというような部分になっていくんだというふうに思うんです。
逆に言うと、この2つを満たすことができるのであれば、なくても成り立つものっていうものを削除することは可能だよね。結果、それが効率化につながっていくんだよねという考え方です。
忘年会の必要性について
もう少し具体的な話をすると、例えば年に1回、忘年会という飲み会をやっているというふうに仮定しましょう。
この忘年会というのは、抜いてもいいジェンガのパーツの1つなのか、それともなければいけないものなのかというのをジャッジしたときに、積み上げてきて今までずっとやってきたからというふうになってしまうと、
ジェンガをただ形を整えるためのものになってしまっていて、抜いていいかどうかのジャッジにはならないんですよ。
それをジャッジするための方向性は何かというと、結局は建築物を建てることにその忘年会は役に立っているのかというお客さんの要望に対してそれをしっかりと答えるためのものになっているのかというのが1点の観点です。
おそらくですけども、忘年会があろうとなかろうと建物を建てることには大きな支障がないんじゃないかなというふうに思うんです。
もしかしたらね、モチベーションを保つという意味で必要だと考える人もいるかもしれません。
それが必要だと感じるならば、残せばいいだけの話なんです。
もう1つの定規がありましてね、会社を存続させて、要は若者を育てて託すこと、ここに忘年会というものは必要なのかという話になっていくと、
その忘年会の意味付け、もしくは形がどういうものになっているのかというものに関わってくると思うんです。
例えば若手とね、ベテランの人たちの交流がなかなかできないというような大企業なんであれば、
そういう時に交流を深めることができるという意味でいくとね、
分かり合わチームを作るというような観点から忘年会って必要だよねっていうふうに考えることもできると思うんですよ。
だけどそもそも業務には必要がないよねと、それによって若者がむしろ嫌がっているとかね、
そんなものに価値を見出していないということが分かるのであれば、
若者にとって特に無意味なものであるというふうに結論付けるのであれば、
忘年会を即刻やめるべきジェンガのパーツになるということなんですよ。
会社のゴールと若手育成の重要性について
だから会社の考え方によって、その経営者の考え方なのかな、分かんないですけど、
その考え方によって結局そのパーツが必要になる会社もあれば、
不要になる会社もあるはずなんです。
それをね、しっかり作っていかなければ、
1個ずつ1個ずつ考えていかなければいけないんですけども、
社長が追い求めるものとみんなが求めているものというのが若干の食い違いがあったりして、
例えばその月に1回の定例会議みたいなものがあったとして、全社集まりましょう。
だけどほとんどの社員が寝てますというような状況になった時に、
これは建物を建てるに関して悪になる可能性があるわけですね。
無意味な時間、その間にね、もしも事故が起きたら大変ですよねとか、
その時間本当はね、建物を建てる方向に力を注げるよねっていうものだったり、
あとは若者が寝てるっていうのであれば、そもそもそんなものはあったってなくたって変わってないわけですから、
そういうようなことで、じゃあこれをやめる。もしくは、
かく月にする、1ヶ月おきにするとか、年に1回の行事にするとか、
そういうような感じで少しずつ削減することもできると思うんですよ。
例えば安全日誌っていうものがなぜ必要なのかっていうのをね、
この建物をうまく建てることに直結するのか、それとも会社を存続させるために直結するものなのか、
その2択で迫った時に必要がないと判断するならば、それはもうやめるべきで、
だけどやらなきゃいけないことっていうものをしっかりと見出してスリムにしていくっていう、
その全部の要素が必要なのではなくて、半分くらいありゃいいよねっていうのであれば、
効率化になりますよねってことだったり、いろんな業務を一個ずつひも解いていくと、
結局はこれって建物を建てるために影響を及ぼしているのかどうかっていうところを、
大義名分ではなくて、実際に物理的に考えていくと、
これは要るのか要らないのかのジャッジでできると思うんですよ。
結局はジェンガのように、今やっている業務を何かしらスリムにしていかないと、
上に積み上げるものっていうのはできなくなっていくんです。
時間がないですからね。忙しいとか、パンパンですよっていう状況の中で、
さらに前に進もうと思って何かを足すと、もう無理ですよっていうことになっちゃうんです。
足すものがないからね。だからこそまずは一旦抜くんです。
抜いて上に積み上げるっていうような、そういうような前の進み方、
高くそびえ立たせ方みたいなことを考えていかないと、
進化というものはなかなか生まれてきませんし、
それによって上の方が今度積み上がってきたならば、
その上に積み上げたものですら、まだ抜けるものあるんじゃないかっていう風に、
少しずつスリムにして、ギリギリ立つことができるジェンガというものを
めがけて進んでいくと、結局は会社の仕事がね、業務の業態がね、
スリムになっていくんじゃないかなっていう風に思いましたので、
今回そんなお話をさせていただきました。
ジェンガを例にしたスリム化の考え方
ジェンガとは違う、業務効率化とはジェンガであるみたいな、そんなお話になりました。
ちょっとお聞き苦しい声でお話させていただきまして、申し訳ありませんでした。
明日になったら直ってると思うんだけどな、分かりませんけども、
そんなこんなお聞きいただきましてありがとうございました。
また明日の放送でお会いいたしましょう。
それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。