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はい、みなさんおはようございます。ライズプランのTAKEDAと申します。
本日は、2023年5月4日、木曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は、建設業界をワクワクする業界へ、現場ラボの提供でお送りさせていただきます。
ということで、本日は実質のゴールデンウィーク2日目ということで、緑の日ということになりますね。
休日になりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
高知は、今現在16度ということで、非常に暖かい朝を迎えております。
ゴールデンウィークにしては、非常に良い天気だと思うんですが、
実際はね、若干曇りが出ていると思います。
曇りだから暖かいんだというふうに思いますが、
そんな中、僕も今日はちょっとお出かけしようかなというふうに思っております。
北広島市というところにあるボールパークというのがあるんですけども、
日本ハムファイターズが、サポロドームというところから本拠地を移しまして、
新しい球場と、それを備えたアミューズメントパークというんですかね、
一つの村ぐらいの大きさの、小さい集落ぐらいの大きさのところに、
いろんな施設を併設しているような、そんな敷地を計画しておりまして、
その一角にちょっと遊びに行こうかなというふうに思っております。
まだ全部開放しているわけじゃないんですけども、
作っては開放し、作っては開放しといって、
まだまだ絶賛作っている最中のところに進んでいくというような形になっていきます。
結構面白そうなんですけど、僕はその中にあるアスレチックのところに遊びに行こうと思っているんだけど、
僕単体で行くと、やっぱりね、一応建築を勘でる関係上というか、
興味は、そもそもその球場の方を見てみたいというところもあったりするので、
子供の群れから離れて、一人でおっさんだけ見に行こうかなというふうに思っておりますが、
ちょっとね、でっかい建物ですし、
建築的にもね、いろんな工夫を凝らした建物だということなので、
楽しみに僕もね、していきたいなというふうに思っております。
これから3日間、4日間ぐらい、まだ延期は続いていく格好になりますが、
各地で交通事故も結構起きているということになりますので、
特にね、車で運転される方に関しましては、
最新の注意で運転していただきたいですし、
しっかり車間距離はとっていただきたいなというふうに思いますし、
普通に歩いていくんだよとか、
車じゃないや、電車だとか飛行機だから大丈夫だよということもあるかもしれませんが、
ただ、巻き込まれるということもありますので、
いずれにせよね、いろんな準備をして、しっかりと旅行を楽しんでいただいて、
3日後、4日後には楽しかったという思い出が残るようにしていただける、
準備しすぎるぐらい準備していただければなというふうに思いますので、
よろしくお願いいたします。
はい、ということで本日も進めていきましょう。
皆さん準備はよろしいでしょうか。
それでは本日も始めていきます。
立入禁止の向こう側へ行ってみましょう。
はい、改めまして皆さんおはようございます。
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ライズプラン武田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、
YouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、
現場ラボというサイトでは若手の育成、働き方改革のサポートをしたりしております。
ということで本日も本題の方に進めていきましょう。
今日の本題は何かと言いますと、
技術屋の俗人化から脱出せよということで、
お話をしていきたいというふうに思っておりますので、
ぜひご視聴いただければなというふうに思っております。
この番組は建設業界の様々な話題や、
部下育成の話、働き方改革の取り組み、
仕事力を上げる考え方などなど、
車で運転する秋時間を使ってお送りさせていただいております。
なので多少の雑音につきましては、
ご容赦いただきたいと思います。
というところで、技術屋の俗人化についてのお話になっていくんですが、
まずは言葉の定義からいきますけれども、
技術屋、僕ら施工管理の話になっていくというところなんですが、
俗人化というのは、その人がいないと成り立たない仕事になってやしないですかね、
というのを俗人化、その人に属する状態になっているというようなものになります。
俗人化を脱出する方法として一番分かりやすいのが、
いわゆるマニュアル化というふうに言うんですが、
こういう時はこうしましょう、こういう時はこうしましょう、
というような基本的なルールを定めておいて、
誰がやっても同じ品質を保つことができるというようなことをやりましょうというのが、
いわゆるマニュアル化というふうに呼ぶわけですが、
ここ、非常に重要かなというふうに最近になって結構思い始めました。
というのも、いろんな最近起きている出来事を抽出していくと、
例えば体制建設さんの一件ですよね、
虚偽の報告によって建物を建て直しというようなレベルのことまで出てきてしまいました。
ということで、240億円の損失ということで、
少なくとも人が死んでしまうような、そういうような事故ではないんですけども、
それにせよ技術力が不足している、もしくは正当な判断ができていないというのは、
確かにその通りかなというふうに思っている。
これも結局、その技術者に依存した結果が起きているということにもなり得るわけですよ。
また、熊谷組さんという北海道新幹線のトンネル工事において、
試験をちゃんとやっていなかったので、
強度不足になっているかもしれないよねということで、
えらいことになっているよというようなところで、
これに関しては現実的にははっきりとしたことは分からないんだが、
そもそも検査をやっていなかったことが問題だよねということになっているという話です。
それもどれもこれもその人のジャッジによって進められたことであり、
もしくはジャッジをしなかったということによって進められている、
良くない事象であるというのは間違いないので、
これは見つかったからには、発覚したからには、
しっかりと真摯に受け止めなきゃいけないというのはあるんです。
あるんですが、そもそもですけどね、
今世の中で、建設業界全体で叫ばれていることは何かというと、
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人手不足だったり高齢化だったり、いろんなことが起きているわけじゃないですか。
それを解決することがなかなか難しいよって、
そこをデジタルだとかで解消していきましょうとか、
いろんなことを考えているわけですが、
結局技術屋というものを育てるのにはものすごく時間がかかるよねっていうところが、
そもそも発端なのではないかというふうに思うんですよ。
やっぱり技術屋と言われるだけあって、
技術を詰め込んで、しっかりとした答えを出しながら、
決断をしながら前に進める人間が技術屋というふうに呼ばれるので、
やっぱりものすごく時間がかかるんですよ、育て上げるにはね。
ということは逆に言うと、育ちきっていない人が仕事をし始めると、
未熟な面が出てきてしまいますよねっていうのは当たり前の話なんです。
じゃあここで考えてみてください。
技術屋を育てるという土俵は整っているでしょうかっていう話なんですよ。
何とも言えませんけども、少なくとも年々レベルが下がり続けているというふうに言われているこの業界。
その理由を辿っていくと、結局は人がいないからということに行き着くわけですよ。
どうしても成長するためにはある程度の教育は必要ですよと。
この時代になってきてどんどんやることも増え、チェックすることも増え、レベルも上がってきている中、
それにさらに追いつかなければいけないという新人若手に関しましては、
覚えることが死ぬほどあるというような状況になりますよね。
だったら適切な教育をして、しっかりと底上げをしていかなきゃいけないという話になるんですが、
教えるべき技術者というのが忙しすぎて、人手がいないからね。
忙しすぎてそんな暇がないというような状況になっていると。
こういうふうになってくると、結局はちゃんとした技術者が育つわけもなく、
結局、未熟な状態度、未熟なジャッジをして、未熟な建物ができていくということにもなっていきます。
建物じゃなくてインフラ、道路だとかトンネルも同じことなんですが、
そういうことになりかねないというのは間違いないことなんですよ。
じゃあ、こういう状況になっていることが問題なのかという、
若手が育っていかないミスをするということ自体が、大事なのかダメなことなのかというと、
ダメなことなんです。それはもうちゃんと解消しなければいけないというふうに、
本気で着手しなければいけない部分にはなるんですが、
いやいやちょっと待ってくれと、その前に、その前じゃないな、
それの解決方法って今のところ見出せていないわけじゃないですか。
ということは、見出さなければいけないんですけども、
根本的には教育をして技術者をちゃんと育てるということをしなきゃいけないんですよ。
だけど、できないんですよね。できないから皆さん困っているって話なんですよ。
できなくて困っている状況なのに、また正論に戻って、
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いやいや、だけどちゃんと育てなきゃダメなんだっていうのは、
どういうことっていうか、無理なんだっていう。
どんどんループする議論になり続けているだけの話なんですよ。
やっぱり育てなきゃダメだよね。いやでも育たないんだよね。
いや育たないとはいっても、育てなきゃダメじゃねえかと。
だけど育てる人間がいないんです。
とはいえ、育てなかったらまずいんでしょうって。
全然ボタンが掛け違った状態で、何の解決策も見出せない、
ただの水かけろになってしまっているということなんです。
だから、技術者じゃなければいけないというゾーンを、
少しでも狭くしていくっていうことが、
何よりも重要なんじゃないかなっていうふうに思ったんで、
今回は俗人化から脱出しなきゃダメなんじゃないですかっていうのが、
僕の結論になるわけです。
当然、その人、その場にいないとね、
状況だとかを加味したときに、
その人の出す答えっていうのがものすごく重要なんだと、
言っていることはわかるんです。
それは重要な場面っていうのは当然ありますし、
そういうときにはもうバシッとね、技術にあたる見解を持って、
前に進まなきゃいけない状況だってあるでしょう。
だけど、そうじゃない場面もたくさんありますよねっていうところを、
俗人化しないで、ある程度マニュアル化とかね、
その人が自分の判断でやらなくてもいいような状況を、
どんどんどんどん増やしていかなきゃいけないんじゃないですかっていうふうに思うんです。
これが俗人化からの脱出です。
当然、先ほどから言っている通り、
その人じゃなきゃ、その場にいなかったら、
その状況をしっかり把握しなかったら、出せない答えもあると思うんです。
だけど、誰がどう考えたって、
例えばね、仕様書に書いてある通りの答えであれば、
その人が判断しなくても判断できることってあるでしょう。
だけど、仕様書には書いてない状況になったときに、
あれ、どうすればいいんだろうっていうところが、
いわゆる俗人化せざるを得ない状況な場所なんじゃないかなっていうふうに僕は思うんです。
だから、俗人化しなければいけないところと、
俗人化しなくてもいいところをしっかりと区分けをして、
要はマニュアルで対抗できるような部分につきましては、
どんどんマニュアル化していこうぜと。
そのマニュアル化っていうふうなことをする理由は何かっていうと、
どんなに素人だったとしても、しっかりと回答を出すことができる。
要は労力をかけなくても答えを出すことができる部分については、
逆に言うと、技術屋に頼らないようにしませんかっていうことを、
やっていく必要があるというふうに僕は思うんですよ。
例えばね、結局話は効率化の方向に戻っていくことになるんですけど、
例えば、施工図を書くということって、
書くことは技術力が必要なことではあるんですが、
だけど技術屋じゃなきゃいけないという言われはないわけですよ。
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誰でも書けるんです、その訓練をすれば。
ただ、それが合ってるかどうかのジャッジっていうのは、
技術屋じゃなきゃできない可能性が非常に高いというような部分になってくるので、
だからチェックっていうところに技術屋の力を使うのであれば、
それ以外のところは技術屋じゃない人が、
もしくは機械が何か代替するっていうことが大事なんじゃないの?
っていうことなんですよ。
例えば日々の日報を記録するっていうことなんて、
別に技術屋じゃなきゃいけないなんて言われないですよね。
今日何をやってるのかっていうことを記録していくのが日報なわけですから。
だとしたら技術屋の仕事、技術屋の技術を使わなきゃいけない仕事からは
剥がしていくっていう風にして、
技術屋が独自の判断でやらなきゃいけないところはやらなきゃいけないで残すんですけども、
それ以外の仕事というのをどんどん技術屋じゃなくてもできるような状態、
マニュアルか機械かデジタルかいろんなことを駆使して、
誰でもできるような状況のものをどんどん増やしていかないと、
本当にこの時代、人手不足の時代、若手がなかなか育ってこないこの状況を
打開することってできないんじゃないかなっていう風に思うんです。
今回のいろんな事件が、不祥事みたいなものが持ち上がっておりますが、
それは全て一概にその人が悪いっていう風に決めつける、
その会社が悪いっていう風に体質が悪いみたいなことを決めつけるのも結構でございます。
結構でございますが、それじゃ根本解決にはならないわけで、
その人をもっと強化しましょうって言ったら、
もっと仕事が増えるっていう方向にただ進むだけじゃないですか。
それだと解決になってないんですよ。だって人が増えないんだから。
人が増えないっていう前提でも、今後立て直しをしっかりしていくということで考えていくのであれば、
やっぱり技術屋の技術屋たる仕事を技術屋にやってもらう部分をしっかりと強化して、
技術屋じゃなくてもいい仕事をどんどんどんどん、
どんどんどんどんその人以外の人たちが代行していくようなやり方をしないと、
僕は根本的には解決できない問題なんじゃないかなっていう風に見ておりますというお話なんです。
やっぱり人は間違いますから、間違えたとしても大丈夫な状態を作っていく。
もしくは間違えないようにしっかりと考えるフィールドを会社が整えてあげるっていうことは、
大事なことなんじゃないかなっていう風に思いますので、
ぜひこの考え方を参考に、できる部分を参考にしていただいて、
少しでも考えるきっかけになっていただければなという風に思いましたので、
今回お話をさせていただきました。
はい、ということで本日も最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
また明日の放送でお会いいたしましょう。
それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。