1. 【建設業を持ち上げる】立入禁止の向こう側
  2. #630 ◇「職人仕事はDX化できな..
2023-12-30 16:34

#630 ◇「職人仕事はDX化できない」を単純化して考えてみたら。

こんにちは!17年の現場監督を経て起業し、4年目を迎えた【現場ラボ】のたけだです。
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#現場監督 #施工管理 #建築 #起業 #若手教育 #建設業

サマリー

職人さんのDX化が困難な理由について、知的仕事と体力的仕事の比率を考えながら単純化して説明しています。職人の仕事はDX化できないと考えられており、しかし職人の仕事の一部は実際にはDX化が可能です。現場での作業は人間に頼る必要がありますが、一方で前段階のデスクワークなどはDX化が進むことで効率化が図ることができます。

00:04
はい、皆さんこんにちは。ライズプランの武田と申します。
本日は2023年12月30日金曜日ということで、土曜日でした。
30日土曜日ということで、お送りしていきましょう。
この番組は建設業界をワクワクする業界、現場のものを提供でお送りさせていただきます。
ということで、なんか飛ばし飛ばしの配信で非常に申し訳ないなというふうに思いながら、
なんとか毎日配信したいんですけど、というそんな今日この頃でございます。
で、ちょっとまあ、ここ最近でですね、身の回りに起きていることをちょっとだけね、かいつまんでお話ししますとですね、
これが言い訳になるということになるわけですが、
息子が入院しまして、なんか大変なことになってるんですけども、
そんな大事に至るような、そんな重篤なものではないんですが、それでも、
ご飯を食べられないと、食べると全部剥ぎ戻してしまうというような状態になるので、
家でどうのっていうことになると、栄養をうまくね、摂取できないということなので、
やっぱり点滴が必要ですということで、多分ね、何日ぐらいかな、4、5日になるのかな、
わかんないですけども、入院するということになりまして、そして母親がそれに付き添うと、
6歳児の方がね、入院するんで、母親が付き添うということになってしまうので、
結果、家のことは僕がやらなきゃいけないよね、ということで、
息子娘の2人を、僕が目の見るという形になるわけですが、
結果として、ちょっとね、わたわたしていて、全然配信ができねえと。
で、ようやく、
今日は完全に、母親と、母親って奥さんですね、妻と、
息子が入院して、落ち着いたというより、落ち着いて入院してます。
落ち着いて入院してますね。
で、僕の方は僕の方で、家で今日ね、お掃除をしなきゃいけないなということで、
動いてるんですけど、足も痛いのもあるんですけどね。
そんな感じで、ちょっと時間ができたんで、少し車で運転してくるよって、
6年生の女子に言いまして、
閉じまりをした状態で、僕はちょっとだけね、運転させていただくという、
そんな機会をいただきましたんで、ちょっと配信したいなっていうふうに思っております。
なかなかこう、年末年始、たぶんですね、うちの奥さんと6歳の息子はですね、
病院の中で年越しを迎えてしまうというような話になると思います。
なかなかこう、思い出深い年末年始になりそうだなっていうふうに思うんですが、
だから悪いっていうことではなくて、そういう時もあったよねって、
語り草になる話がまた一つ増えたよねっていうふうに、前向きに捉えまして、
大事に至らない病気っていうのは、本人にとっては強くなるための試練ということになります。
大事に至るのはまずいですよ、まずいですけど、
これだってね、また体が一段階強くなるということを考えれば、
医療機関の中で療養させていただくということは、非常に安心感のあるものではあるので、
ありがたいなっていうふうに捉えたいなというふうに思います。
寂しいとか悲しいという気持ちもありますが、それよりもね、
前向きに捉えていくということが大事かなというふうに思いますんで、
年末年始はお互いを思いやりながらの年末年始ということで進めていきたいと思います。
ぜひ皆さんも、体には十分気をつけていただければなというふうに思っております。
はい、ということで本日もスタートしていきます。
準備の方はよろしいでしょうか。
それでは今日も立ち入り禁止の向こう側へ行ってみましょう。
はい、皆さんこんにちは。ライズプラン武田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、
YouTubeチャンネル、建設業を持ち上げるTVを運営したり、
現場ラボというサイトでは、若手の育成や働き方改革のサポートをしたりしております。
ということで本日もスタートしていきますが、
今日のお話は何かと言いますと、
職人さんがDX化できないDX化、
というものを単純化してみるというところでお話をさせていただきたいと思います。
ちょっと今日は運転しながらの配信になるので、
雑音につきましてはご容赦いただきたいというふうに思うんですが、
職人はDX化できないだろうというような声がよく聞こえてきます。
それはなぜなのかというところを、
ちょっと施工管理の仕事と比較しながらですね、
より単純化して皆さんの頭にスッと落とし込みやすいように、
ちょっと説明させていただきたいなというふうに思うのが今回のお話でございます。
これによって、
どうしていくべきなのかというところも見えてくるというふうに思いますので、
なぜ職人さんのDX化がこんなに難しいのかというところをお話をさせていただければというふうに思いますので、
ぜひ最後までご視聴いただければと思います。
知的仕事と体力的仕事
まずはですね、
仕事の種類というものをですね、
大きく2つに分けましょう。
知識、
知力、
なんて言えばいいんだ、
知的仕事というものと、
体力的仕事というふうに、
2つに大きく2分しましょう。
ちょっとここに誤解のないようにお話をしていきたいのですが、
まず知的な仕事というのは、
主に頭と、
頭を使ってする作業であり、
机に向かってできる業務のことを知的仕事というふうに呼びます。
体力的仕事というのは、
主に机ではない場所で、
自分の体を使って仕事をするもののことを言います。
くれぐれもお話ししますが、
知的、
体力を使っている仕事が、
全く頭を使っていない、
そういうことではないです。
主に仕事をする場所や、
動きに対して、
職人技を見せるものなのか、
それとも、
頭を使って職人技を見せていくのか、
どっちの専門性が高いのかを、
知的と体力的に分けたという、
ただそれだけの話なので、
そんなに、
何を?
と思う必要はありませんので、
ご覧いただきたいと思います。
単純化するには、
まずは、
この2つに分ける必要があると思うんです。
例えば、
職人さんという仕事、
そして、
施工管理という仕事、
これを大きく、
知的と体力的に分けたときに、
どのくらいの比率なのか、
ということを考えてみましょう。
そうすると、
職人さんというのは、
おそらくですが、
9対1ぐらいなんです。
現場に出ている職人さんの話をすると、
9が体力的仕事、
1が知的な仕事ということになります。
要は、
デスクに向かわなきゃいけないとか、
何か書かなきゃいけないとか、
そういうのは、
多少なりやってるじゃないですか。
日報を書いてみたりとか、
そうすることもあるでしょうし、
KYをやったりだとか、
計画書を作ってみたりだとか、
ということってありますよね。
そういうところが、
いわゆる知的仕事ということになるので、
全体の比率にすると、
9対1ぐらいじゃないかな、
というふうに思います。
一方、
施工管理はどうかというと、
体力的仕事が、
おそらく、
2から3なんです。
知的仕事というのが、
7から8、
7対3ということで、
分けましょうか。
分かりやすくするために、
8対2ということにしていきましょう。
若いうちは、
むしろ逆で、
現場にずっと出てるということも、
あると思うんですが、
実際のところ、
図面を書いたり、
図面をチェックしたり、
工程表を書いたり、
みたいな、
現場をコントロールするという、
計画段階が、
僕らの仕事になりますので、
そちらで考えていくのであれば、
7対3にしましょうか。
7対3ということで、
それでね、
進めていきたいと思います。
こういうふうに、
まずは、
めちゃくちゃ単純な図式で、
考えていくということが、
理解するためには、
一番重要なんじゃないかな、
というふうに思うんです。
DX化における職人仕事の困難さ
じゃあ、
DX、
デジタルによって、
生産性を上げましょう、
とか、
効率化を図りましょう、
となったときに、
デジタルと、
体力的仕事って、
やっぱり、
合わないですよ。
体力的な仕事を、
デジタルで解決するというのは、
なかなか難しいことになるんです。
それは、
なぜかというと、
例えば、
AIを導入しました、
とか、
高度な計算プログラムを入れました、
となったときに、
結局、
釘を打ってくれるわけではないですね。
なので、
知的な業務っていうのは、
テキストとか、
まあ、
テキストって、
文字とか、
線とか、
数字とかで、
表されるようなものっていうのは、
データ量が多ければ多いほど、
AIだとかに、
取って代わられることが、
可能であるということです。
要は、
機械に代替してもらうことが、
できるんです。
要するにね、
知的な仕事というものと、
AIとか、
そういう、
今どきのね、
進歩、
進化についての、
親和性は、
めちゃくちゃ高いってことになるので、
結果として、
知的仕事というのは、
その今の、
技術で、
どんどんと圧縮することが、
可能になってきてるよね、
っていう話です。
頭と機械の関係性
じゃあ、
現場の仕事はどうかというと、
職人さんのね、
いわゆる、
球の領域はどうかというと、
その知的な仕事、
本当にね、
頭も使わなきゃいけないですし、
データ量もたくさんなきゃいけないんですが、
それを、
プログラムによって、
解決できる部分もあるんですよ。
あるんですが、
ほとんどそれができなくて、
なぜなら、
体を動かさなきゃいけないからなんですよ。
フィジカル的な部分が、
要素が大きいからなんです。
フィジカルの部分は、
頭を使うのの、
プラスアルファで、
機械が必要なんです。
装置が。
何かしらの部品、
部材を、
頭、
そのね、
プログラムで動かして、
稼働させなきゃいけない、
ということになるので、
ただ、
頭を使って、
処理するっていう、
そういう、
情報処理だけではなく、
情報処理した後に、
何か、
部材だとかを、
動かすような、
プログラムを、
組んでいかなければいけないよね、
っていうことと、
同時に、
さらに、
そこに加えて、
資材が必要なんですよ。
鉄の塊とかね、
分かんないですけど、
そういうものを、
いろんなギアだとか、
そういうものを使っていき、
最終的に、
それを伝達していくっていう、
このいわゆる、
ロボットといわれる、
領域が、
必要になっていくんです。
だから、
頭を使う仕事っていうのは、
直接的に、
機械、
プログラムによって、
半減させることが、
可能なんですよ。
だけど、
一方、
フィジカルなところ、
体を動かすところっていうのは、
頭の処理、
プラス、
それができたとしても、
動いてくれないですよね。
動かすための、
機械みたいな、
ロボットみたいなものが、
さらに必要になってきて、
こっちの進化速度は、
職人の仕事の特性とDX化の難しさ
まだ全然速くないよね、
っていうことになるんで、
減らすのが、
かなり難しい。
現在は。
っていうことになります。
将来的には、
どうなるか分かりませんが、
いずれにせよ、
そこにネックがある。
ロボットが、
簡単に作れるものではない以上、
やっぱり、
現場の職人の仕事っていうのは、
減らすことが、
ほぼほぼ、
今現在は、
不可能という状態に、
なっちゃうっていうことです。
いいですね。
ここまで、
整理ができたならば、
ちょっと難しいことを、
言ってるような気もしますが、
簡単な話です。
ロボットがないから、
頭がいくら良くたって、
体動いてくれねえじゃん、
っていう、
ただそれだけの話なんです。
だから、
知的な仕事っていうのは、
DX化によって、
半減することは可能。
でも、
フィジカルな部分は、
半減できないと、
するじゃないですか。
そうなると、
どうなるか。
例えば、
職人さんの仕事は、
先ほど言いました、
9対1なんです。
で、
知的な仕事は、
DX化によって、
半減できるよね、
となったとき、
9の部分は、
変わらないが、
1を、
0.5にすることは、
できるよね、
と。
デスクワークのDX化と職人の仕事
結果、
何が起きるか。
DX化によって、
職人さんの仕事は、
10から、
9.5になりました、
っていうことになるんです。
じゃあ、
一方、
施工管理は、
先ほど、
7対3だと言いました。
3が、
フィジカル的な、
体力的な仕事で、
7の方が、
知的な仕事じゃないですか。
じゃあ、
7の方を、
DX化することにより、
半減することができました、
ってなると、
どうなりますか。
3.5減るんです。
つまり、
10だった仕事は、
6.5になっていく、
だから、
施工管理の仕事っていうのは、
とにかく、
DX化によって、
もっともっと、
効率を良くしていきましょう、
という話が、
出てますし、
職人さんの仕事は、
そんなの、
DX化したって、
しょうがないだろ、
みたいな話になってしまう、
っていうことに、
なるんです。
いいですね。
今の、
今、
現時点での、
技術を、
汎用的に使える、
技術っていうところを、
捉えたときに、
やっぱり、
職人さんの、
DX化っていうのは、
なかなか難しいよね、
っていうところが、
これで、
分かってくる、
というふうに、
思うんです。
OKですか?
ここまで、
整理できれば、
少なくとも、
単純に考えたときに、
どこに、
職人の仕事の一部のDX化可能性
まずはね、
DXの焦点を、
置くべきなのか、
っていうことが、
分かってくると思うので、
DXできるものっていうのは、
基本的には、
事務処理だとか、
デスクワークで、
できる仕事との、
親和性は高い。
だから、
現場の仕事っていうのは、
難しくて、
デスクワーク側の仕事っていうのは、
どんどん減らすことが、
可能だよね、
考えなきゃ、
ターゲットを、
そこに絞らなければいけない、
って話になります。
じゃあ、
職人さんは、
どうやって減らしていくのか、
っていうと、
単純にね、
ロボットが出るまで待つ、
っていうこともあるでしょうが、
一つ一つの工程を、
単純化していく、
っていう方法も、
ありますね。
要は、
材料を、
4回塗らなければ、
仕上がらなかった材料を、
1回で塗るようにしたら、
楽になるよね、
とか、
釘を、
100本打たなきゃいけなかったところ、
10本で十分止まるんだよね、
とか、
3人で運ぶところ、
1人で運べるようになるよね、
とか、
そういうような感じに、
物理的なものを、
どんどんと楽にする、
っていう方法になっていくので、
なかなか難しいんだけども、
じゃあ、
職人さんの、
デスクワークの比率って、
本当に1か、
っていうところも、
ちょっとね、
ターゲットとしては、
絞っていかなければいけないんです。
よく僕が、
例に出すんですけど、
鉄筋屋さんの仕事は、
DX化は不可能だろう、
と言われるんです。
だけど、
鉄筋屋さんの仕事ってね、
よく考えたら、
仕事から始まりますね。
こういうのを、
ちょっと見積もりしてくれないか、
で、
見積もりをする作業があって、
で、
それを、
交渉するという業務があって、
で、
受注したならば、
そこから、
加工図を書きますね。
で、
加工図を書いて、
工場に出して、
工場で生産をしていきますね。
加工をしていきますね。
で、
それを、
機械的に、
機械的にじゃないや、
車に乗っけて、
で、
それを運搬していき、
最終的に、
現地に来て、
現地で組み立てる、
この一連の業務の中で、
人間じゃなくて、
例えば、
機械に置き換えることができる、
業務って、
前半戦、
ずーっと、
機械だとかが、
に応じて、
動くんですが、
一番最後の、
現地で組み立てる、
っていうこと、
これだけは、
どうしても、
人間になっちゃうんですよ。
でも、
そこにばっかり、
目が行ってしまって、
結局、
人間で組み立てることは、
DX化不可能だろう、
と言っている領域を、
だけを見てしまうんです。
現地だけで見ると、
9対1ですからね。
だけど、
その、
前段階の仕事って、
実は、
全部、
デスクワークだよね、
っていう部分も、
あるわけですよ。
その後、
請求書を出したりね。
もう、
あるじゃないですか。
そういう風なところも、
基本的には、
デスクワーク側じゃないですか。
だから、
目を向けるべきは、
DX化できない方向に、
目を向けて、
ほら、
できないだろう、
ではなくて、
できるところも、
あるよね、
を、
いかにして、
DX化していき、
省力化していくか、
っていうことを考えると、
そっちで、
分けることができるよね、
みたいな。
そういう考え方を、
していかない限り、
職人さん側っていうのは、
そもそも、
現地でやる業務を、
いくら、
DX化しようと思ったって、
そりゃ、
無理な話だよ、
と。
無理ではないんだよ。
無理ではないんだけど、
今、
現時点では、
なかなかに厳しい話なんだよ、
ということを、
受け入れていかなければ、
僕らね、
施工管理側も、
そのことを、
理解をしておかなければ、
なんか、
できない、
できない、
言いやがって、
みたいなことだったり、
してしまうんだが、
そうではなくて、
そういう風になってしまうと、
ただ、
仕事が増えていくだけに、
なってしまうんで、
じゃなくてね、
施工管理が、
なぜ、
仕事、
DXと親和性が良くて、
で、
職人さんは、
なぜ、
DXと親和性が悪いのか、
ということを、
理解をして、
で、
じゃあ、
その中でね、
僕らが、
まず何をすべきなのか、
施工管理はね、
どんどん人を減らすことが、
できるんです。
現地でやるさんだけは、
現地の人間だが、
仕事することもできるよね、
みたいな考え方を、
していくことにより、
仕事をどんどん減らすこと、
というのは、
実質可能なんじゃないのかな、
というのがね、
今回のお話でございました。
ちょっとね、
本当はもっともっと、
深く話さないと、
分からないですし、
もっとね、
図式を使いながらね、
お話すると、
一番分かりやすいんですけど、
それは、
YouTubeの方で、
まあね、
来年には、
お話をさせていただきたいな、
という風に思いますので、
ぜひぜひ、
お楽しみにしていただきたいな、
という風に思っております。
ということになりますが、
皆さんどうぞ、
風邪をひいたりだとか、
しないように、
しっかりと、
良い年を、
お越し、
お越し、
良い年を、
お迎えいただければな、
という風に思っております。
はい、
ということで本日も、
最後までご視聴いただきました。
ありがとうございました。
また次回の放送で、
お会いいたしましょう。
それでは、
全国の建設業の皆様、
本日も、
ご安全に。
16:34

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