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はい、みなさんこんにちは。RaisePLAN たけだと申します。
本日は、2025年8月の5日火曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は建設業界、ワクワクする業界へ、現場のものを提供でお送りさせていただきます。
ということで、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
いつもお聞きいただきまして、本当にありがとうございます。
こことかちは曇りということで、そんなに暑くはなっていないんですが、
なんか蒸し暑い感じがするというような気持ち悪い感じでございます。
今日も頑張っていきましょう。
お盆の時期に近づいてきて、僕は今は一人で仕事させていただいて、
5年6年目くらいになりますが、よく考えると建設現場ってすげえなってちょっと思ったっていう話なんだけど、
お盆休みとか、夏季休暇とかいろんな言い方がありますが、
たぶん来週の13、14、15とかそのくらいなんじゃないでしょうか。
今回は11も休みで、12、13、14、15、4連休とって全部を7連休、8連休くらいにしちゃうみたいな、
そういう人もいるんじゃないかなというふうに思うんですけど、
僕ら現場代理人という集団で所長連中が集まって会議を今どこまで進捗してますかっていうのは、
たぶん定期的に建築部とかの中でやると思うんですが、
その時にお盆が近づいてくると必ず部長の方から質問が出るんですよ。
じゃあどこどこの現場はいつからいつまで休みなのか報告してくださいみたいな感じ。
要は今回の夏季休暇は何日から何日まで取ろうと思います。
結構取れそうだねとか、3日くらいしか取れないですよねみたいなところだったり、
その休みの権限が所長に委ねられるってすごくないですかって思ったんです。
だから捉え方によりますけどね、
それってどうなのっていう人もいれば、
そのぐらい所長に与えられる権限ってでかいんだなっていうふうな人もいれば、
もちろん会社によって違うとは思うんですよ。
会社によってカチッと決めているようなしっかりした会社もあると思いますし、
でも中小企業くらいだとですね、現場にある程度油断でやられているっていうのが現状じゃないでしょうか。
僕はですよ、僕の感想としてはそれってすごいことだよねっていう。
僕らが休むか休まないかすら、
基本的には現場代理人に委ねられるという、
その裁量権のでかさ、
それってなかなか建設現場ならではなのかなと、
ジェネコンならではなのかなというふうに感じたというところでございます。
僕は非常にいい会社だったのか、
それとも建設現場全体がそうなのか分かりませんけども、
でもそういう意味で施工管理って僕は素晴らしい仕事だなというふうに
改めて感じたというところを共有させていただきました。
はい、ということで本日もスタートしていきますが、皆さん準備のほうはよろしいでしょうか。
それでは今日も立ち入り禁止の向こう側へ行ってみましょう。
本編に入る前に少しだけPRさせてください。
ペケマラボが開発した新商品、Safety QRステッカーをご紹介します。
これはいつもヘルメットに貼っている新規入場者教育のステッカーの裏面に
QRコードを加えただけのシンプルなものなんですが、これが画的。
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それだけで緊急時の連絡先に瞬時にアクセスできます。
さらにこのSafety QRステッカーは働く人の命を守るだけでなく、
公共工事における創意工夫としてもアピールできるため、
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詳しくは概要欄のURLからぜひチェックしてみてください。
それでは本編のほうに進みます。ぜひ最後までご視聴くださいね。
はい、みなさんこんにちは。ライトプラン竹田と申します。
事業工事の重要性
今回はですね、ラップルコンクリートって何ですかっていう質問が来ましたので、
それに付随して事業工事ってそもそも何なんでしょうかというような
お話をさせていただきたいというふうに思います。
事業工事というのは簡単に言うと、建物の重みを均等に地球に向かって、
地盤に向かって分散させるためにすごく重要な役割をするもののことを言うんです。
つまり、基礎の下にあるもののことを言うわけですが、
例えばクイ事業とかね、例えばラップルコンクリート事業とかね、
そういうような言われ方をするんです。
じゃあそもそもこれは何なのか、そしてどんな種類があるのか、
どういう意味があるのかみたいなところね、
新人の方にも分かりやすく回答させていただきたいと思いますので、
ぜひ最後までご視聴ください。
今回のテーマは、事業工事って何ですかについてお話をさせていただきます。
ぜひ最後までご視聴いただければというふうに思います。
この番組は北海道の地場で寝込んで建築の現場監督を17年間やり、
その後独立起業した私、武田が建設業界の底上げになるような、
そして皆さんのスキルアップにつながるような、
そんなお話をさせていただきますので、
ぜひ気になる方はチャンネル登録、フォローをよろしくお願いいたします。
はい、ということで改めまして進めていきましょう。
建築のことをきちんとやるのはなかなか珍しいパターンではありますが、
しっかり進めていきましょう。
まずですね、建物を地球の上に乗っけるという作業をするにあたって、
下がぬるぬるのぬかるみだったらどうでしょうか。
おそらくですが、沈んでいくことになりますね。
さて、こう均等に沈んでくれればまだいいかもしれませんが、
斜めに沈んでみたりね、不動沈下なんていうふうに言ったりしますが、
そういう状態になると建物として機能しなくなっちゃうわけです。
だから、やっぱり強固な地盤に向かって建物を建てなければいけないということになりますよね。
だけど、強固な地盤って皆さんの足元、
まあ歩くぐらいだったら問題はないですが、建物って重いですからね。
それを支えるために、いきなり乗っけてその地盤が大丈夫かどうか、
そしてその強固な地盤っていうのはすぐ下にあるのか、深いところにあるのかっていうのを
あらかじめ理解をしておかなければいけません。
じゃないとね、伝えることができませんので。
そこで建物を建てるときには必ずですね、ボーリング調査というものを行います。
ボーリング調査っていうのは、要するに地盤に実際の穴を開けて、
その地盤の構成みたいなものを採取するんです。
そして、5メートル下に固い砂利の層があるねとか、
10メートルぐらいには砂の層があるねみたいなことを判別するわけです。
こういうふうにまずは建物を建てる前に、どこが強固な地盤なんだろうか、
どこに建物を支えてもらおうかというのを判別するために、
地盤のね、強さだとか硬さだとか構成、そういうものを調べるというのを
ボーリング調査というふうに言うわけです。
そしてこのボーリング調査を行った結果、深いところにあるのか、
中ぐらいなのか、浅いのか、これによっていろいろな
事業工事というものに分かれていくということを理解していただきたいと思います。
杭事業の概要
改めて言いますが、事業工事とは基礎の下にあるもののことを基本的な事業というふうに言いまして、
地面の地に何々業、建設業とかの業と書いて事業工事、
たまに地業工事と呼んだりもしますが、基本的には事業工事で間違いないかなというふうに思っております。
さあ改めていきましょう。
こういうふうに深さに応じていろいろ変わると言っておりますが、
じゃあどういうものがあるのかというのを深い順番にいきましょう。
まずは深いところに、上のほうは粘土層、砂の層、どうしても建物を支えるにはちょっと弱いぞ、
だが10メートルぐらい下にはものすごいいい感じの砂利の層、もしくはすごいいい感じの岩盤層があるらしいぜということが
ボーリング調査によって判明しました。
さあどういう事業工事にするかというと、
そこまでガバッと掘って何十メートルも掘って建物の基礎を作るわけにはいきませんから、めちゃくちゃお金かかりますからね。
だからそこに何か支えるものを作ってその上に建物を建てるのが一番経済的であり合理的ですね。
そこで発生するのが杭事業というものでございます。
杭事業とラップル事業の基本
杭というのは浅いところに岩盤層があったり強い層があれば特に必要とされませんので、杭があったりなかったりするのはそういう理由なんです。
じゃあ杭を刺すことによって何が起きるのかというと、杭をずっと刺して杭の先端を固い地盤の上に乗っけるわけです。
そこからにょきっと生えた杭の上に建物を建てましょうという発想、これが杭事業と言われるものになります。
深いときにはやっぱりね深く掘るのではなくて杭をいっぱい建てていってそこの上に乗っけましょうというのが一番経済的でも合理的だよねという話になるということになります。
これが杭事業というものです。
これからずっと浅くなっていきまして、そこそこ2,3メートルくらいの深さなんだよねという風になったときに発生するのがラップル事業と言われるものでございます。
ラップル事業というのは簡単に言うとラップルコンクリートというものを無菌のコンクリートです。
ただのコンクリートの塊ですよ。
ここに硬い層がある。基礎はここで終わる。ここ1メートルくらいなんとかならないかなといったときにじゃあここの部分だけ掘ってしまえということでそこにコンクリートをどぼどぼどぼと乗っけりゃコンクリートは硬いわけですからちゃんとねこの重みを下に伝えてくれますよねということで
中ぐらいの深さの時に発生するのがラップルコンクリートというものになります。
もう一つね中ぐらいの深さの時に発生する方法がもう一つあるんですがそれが地盤改良と言われるものです。
結局やってることは一緒なんですが地盤をそもそも固めてしまえということで今ある土にセメントだとか石灰を混ぜ込んでバンバンに強くする。
地元は弱かったがそういうものを混ぜることによって地盤自体を固めることによってその下にある強い層に向かって地球に支えてもらう。
その重さを伝えるという役割を果たすということになります。これが地盤改良と言われる方法なんです。
地盤改良と砂利事業の役割
じゃあもっともっと基礎のすぐ下ぐらいまで上手くいったぞと固い層があるぞという風になった時には何が起きるのかというと
砂利事業という風に言われます。それを割りぐり事業みたいなこともやったりもしますが割りぐりというのはこのぐらいのゴロンとした石を並べていく事業工事です。
砂利事業というのは小さい砂利を均等に並べることによって平らにしましょうという意味があります。
やっていることは一緒で砂利をきちんと乗せてそこの固い層に均等に力を伝えていくようにしていくという
要は浅い時に発生するのが砂利事業でございます。
そしてその砂利事業だろうと食い事業だろうと何事業だったとしてもさらにその上に墨出しをしたりとか鉄筋を乗っけたりだとかするために
もっともっと平らにもう一段階層を移ってなくてもいいから乗っけましょうと言って発生するのがステコンクリート事業ということで
ここまでこのステコンクリートを習うことによってより正確な建物を建てましょうという風な役割を果たしているということになります。
お分かりいただけましたでしょうか。
要するに地盤というのはいろいろ柔らかかったり強かったりします。
でもそのおあつらい向きに基礎の真下に強いものがあればそれはラッキーなんですが
そうじゃない時はそこの上に建てたら不動沈下を起こしてしまいかねない。
だからちゃんと硬い層まで届かせましょう。
基礎を伸ばすお金かかるよね。
だから長いもの棒を立てて支える杭事業をやってみたり
もうちょっとなんだよなぁを足すためのラップルコンクリートだったり地盤改良だったり
そして浅いところにいい感じでいたぜっていう風になったら
ウスペラクタでも150くらいの砂利を敷いてそこにステコンクリートを乗っけるという
そういうようなやり方をしてみたり
地盤の性質によって建物をどう支えてもらうのか
これが事業工事の役割であり建物本体とは関係はないんだが
地球の重さを伝達するためにすごく重要な役割を果たしている工事なんだということが理解できたと思います。
言葉だけでお話しさせていただきましたが
想像しながら聞いていただければなんとなく理屈はわかると思いますので
いろんな工事を携わるときにはそういう意味があるんだということを理解した上で
工事を進めていただければというふうに思っております。
頑張っていきましょう。
はい、ということで本日も最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
こうやって基礎に立ち返りません。
新人若手に対してお話をさせていただくこともありますので
ぜひ気になる方はチャンネル登録、フォローよろしくお願い致します。
またね、いいねとかコメントを書いていただけますと
僕の励みにもなりますのでそちらの方もぜひよろしくお願い致します。
はい、ということで本日は以上にさせていただきます。
また次回の放送でお会いいたしましょう。
それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。