ヤマモトユウトのラジ推し
どうもみなさま、こんにちは。エンタメ探究家、ヤマモトユウトです。
ヤマモトユウトのラジ推し、この番組は、元声優のエンタメ探究家、ヤマモトが演劇、映画、ゲーム、書籍など、古今東西のエンタメを勝手な視点で熱く語っていきます。
コンテンツを知っていても知らなくてもワクワクできる、熱いけど耳心地が良い、そんな番組です。よろしくお願いいたします。
さあ、そんな感じでね、今回も冒頭からちょっと変わっておりますが、この番組、ヤマモトユウトのラジ推しはですね、今、いろんなところが変わっている時期、リニューアル、リニューアルの時期でございまして。
正直私もだいぶ手探りな部分があるんですけど、まあ毎回の変化をね、ちょっと楽しんでいただければなぁと思っております。
最近あんま喋ってないんで、私の近況なんかを皆様にお伝えするとですね、ほんとつい4日5日ぐらい前まででしょうかね、ゴリゴリにインフルエンザでした。
いやもうね、すっかりね、こう言ってもらえるくらいには元気になったんで良かったんですけれども、何が怖いってね、流行ってたりしんどいっていうのはもちろんそりゃそうなんですけど、俺が今回ちょっと恐怖を感じたのは、
あの発熱外来に行った後にですね、処方箋をいただくじゃないですか、その処方箋を持って薬局に行く。まあこれがいつもの流れなんですけど、なんと1件目にですね、行ったらですね、その街頭のインフルエンザの薬がないので別の薬局に行ってくれっつって、まさかの門前払いを食らいまして。
じゃあ2件目に行くかと思ったらですね、なんとこちらでもないという。私の場合3件目でようやくあったんだけど、ほんとね、薬がそもそも処方箋に在庫がないっていうのがどうやらあるぐらいには流行ってるらしいんで、これはもうちょっと皆さんマジで気をつけて欲しいなという。
まあそんな感じで、病み上がりだけど元気という、そんな感じで今日もやっていこうと思うんですけれども。
さあ、今回のメインテーマはですね、山本の感激趣味の始まりでございます。前回がですね、私がこの人生において長いことはハマっているコンテンツ、そこにはなんかこうそれぞれそこのコンテンツでしか味わえない唯一性があるなんて話を前回はさせていただいたんですけど、
今回はそんなハマっている趣味のですね、始まりの話をちょっとしていきたいなと思っておりまして、これで言うと今回しゃべるのがさっきもお伝えした感激ですね。舞台だったり演劇を劇場に見に行ったり、今だと配信とかもねあったり、
コロナ禍の影響でですね、良くも悪くもこの演劇界には配信という文化がしっかりと根付いておりまして、今でも時間が合わなかったりね、劇場に行く金額がちょっと厳しい、今チケットがどうしても演劇高いから下手すると1回で交通費合わせたら本当に3、4万とか飛んじゃう方もいたりするんで、そういう方には配信という文化はありがたかったりまして。
とにかく未だに私はいろんな演劇を今年も結構な数見たような気がするな、10本ぐらい見てるかな。見てるというしっかり定着した趣味の一つ、これが感激なんですけど、そもそも私、いつからこんなに感激いくようになったんだっけっていうのをちょっと今回はね、しゃべってみたいんだけれども、そもそもですね、私の前のちょっとお仕事というか話をちょっとすると、
私は一時期役者をやっておりまして、ぶっちゃけそこまでめっちゃ稼げてるかって言われると全然そんなこともないんだけれども、一応全国テレビCMの声もやらせていただいたりなんかするほどには、一応プロの声優をやっていた時期があるわけですよ。
で、さらに遡ると、私は20歳、上京してすぐぐらいにですね、ちょこっとだけドラマのエキストラに出ていた時期があるんですよ。で、その中には有名なのだとやっぱり仮面ライダーですかね。
東映特撮が当時どんな方でも、どんな方でもで抽選はあったけれども、エキストラを募集していて、まあ群衆というかモブというか、仮面ライダーが戦っていたり人物が喋っている後ろにいるような方々ですね。
あれを一般募集とかしてて、私は上京した理由がラジオに出たい有名になりたいだったので、非常にわかりやすいですね。だったので、とにかく早く有名になるんだったら早くテレビ出た方がいいという非常に単調な思考でですね、よくエキストラなんか出てたんだけれども。
で、その時になんとなくエキストラで知り合った方々とかとご知り合いになったりすると、そういう人らがですね、結構劇団の人がいたりだとか、やっぱり演技の世界なので、あと個人で、それこそフリーの役者やってますみたいな方がちょこちょこいて、そういう人らに小劇場の演劇を結構誘われることが多かったんですよ。
なんで、20代の前半とかは特にですね、誘われたり、ちょっと気になるものがあったら、自分でチケット買って見に行ってみたいな感じで、小劇場をたまーに見に行くっていう文化はちょっとあったんですよ。
でもこれがね、小劇場の難しいところでね、本当にね、当たり外れが激しいというか。で、もっと言うと激しいどころか、当たり本当2割ぐらい。
もう、本当これはもう言い方悪いけど、本当にひどい。本当にひどい。この程度の演劇でよく人のことを誘えるなって、何度思ったことかっていう、まあ俺もそんなこと言えるほど素晴らしい役者だったかって言われると、全然そんなことないんだけれども。
ちょっとあまりにも意味わかんねえなみたいな、その抽象的すぎる話で意味わかんねえなとかさ、なんか演出何がしたいんだこれとかさ、まあ本当ピンキリなのよ。で、本当言っちゃう間に言うんだけど、本当キリキリキリばっかで。
うん、ちょっと衝撃状まじどうなってんだよっていう。たまにすごい当たりがあったりするんだよね。本当全然知らないちっちゃい劇団とかがやってたり、本当ちっちゃい小屋で10人入ればいいぐらいの、もう貧乏劇団がやってたりするようなの見に行って、意外とホロリもあったりなんかしてみたいな。もう本当大爆笑ですよ。本当衝撃状は。
うん、なんだけど、なんかその感じがあって、まあ見に行ってこう感激して一緒にリアルタイムの空間を楽しむという意味では、結構その感激のちょっとしたこう文化の始まりみたいなの、私は20代の前半ぐらいには実はすでにあったのよ。
まず私が一番その舞台仮面ライダー残月、外無外伝という作品で驚いたのがですね、あの舞台上で普通にリアルタイムに人間が変身するんですよ。どういうこっちゃっていう話なんですけど、あのやっぱり仮面ライダーといえば一つ花ですよ、変身ってやつですね、ポーズをとってベルトにはめて、あのベルトにはめるというのはですね、最近の仮面ライダーはですね、変身ポーズだけでは変身できないんですよ。
あのベルトを一回はめるなり、ベルトを召喚するなりして腰に出して、そこにだいたい小物アイテム、何かしらのアイテムをはめることで変身することが最近のライダーは多い。で、この仮面ライダー外無って最近とか言いながらも全然10年以上前のライダーなんだけど、え、10年以上前なの外無って。
言いながらね、今気づきしかけましたけれども、まあいろいろこう飾すなり、アイテムをはめるなりしてね、変身するわけよ。で、外無の場合は錠前、ロックシードって呼ばれる錠前、果物が書いてある錠前をですね、まな板と包丁みたいなベルトにはめて、それを切って変身するという。もうあの外無知らない人からしたら今の説明だけ聞いたらなんてトンチキなんだって話なんだけど。
でもそれがめちゃめちゃかっこよくて、ちょっと話を戻すとよ。要はその舞台上でその変身の動作をするとですね、その場であの仮面ライダーにこうくるっと入れ替わるわけですよ。
より具体的に言うと演者が出てきて、ポーズをとって、ポーズをとっている間にですね、なんか目の前に幕みたいなのが降りてくるのよ。今で言うプロジェクションマッピングみたいな感じだと思う。
で、そこに変身とかつってポーズバーンって決めると、そのプロジェクションマッピングにCGというか照明というかレーザーというか映像がバーンって当てられて、それがいわゆる普段のドラマ版の時のCGみたいな役割になってて、
要は変身する時のバチバチバチみたいなエネルギーみたいなのをさ、プロジェクションマッピングで映すわけよ。で、多分映してる間にわかんないけどよく見ると後ろで入れ替わってんだろうね。
で、そのバーンってCGのエネルギーが弾けた後は、その場に仮面ライダーが立っているっていう演出があってね。これがね、今こうやって喋るとちょっと野暮なんだけど、実際見てみるとね、すごくスムーズに仮面ライダーが出てくるので、マジで変身してるようにしか見えないんですよ。
これが本当に非常に興奮するというか。で、私はそもそも今回の話は感激で劇を見に行くのが好きって話になるわけなんだが、仮面ライダーもそもそも好きなんですよ。
っていうか、これ聞いてる人でも仮面ライダーとかスーパー戦隊が嫌いな人はまずいないでしょう。ヒーローものってのは昔から見ていていいもんですよ。特にやっぱり私が胸躍るのは変身シーンなわけですね。
何度も言いますが、ベルト。おのおのライダーごとに違うベルトだったりアイテムだったりを用いてですね、ライダーごとに違うポーズをとって変身をしてババーンとかっこいいヒーローが出てくる。
これは本当にいくつになってみても本当に何倍でもビールが飲める。非常に良い日本ならではのそういう文化だと私は思っているんですが、それを劇場でリアルタイムでやってくれるっていうことを実際に実行したというか。
その心意気に俺はまずすごく心をグッと掴まれたシーン。その辺のノウハウっていうのはよくよく考えたら作ってるのは投影ですよ。仮面ライダーもちろん作ってるとこで一緒だから投影なんだけど、投影はよくよく考えたらですね、そもそも舞台をめちゃめちゃやってると。
こんなのは別に今更私が言うことでもないけれども、その舞台として蓄積したノウハウがまず一つあると。だから暑いシーンだったり、そういう素早い早変わりだったり、衣装チェンジとかに近いような感じですよね。
アンテンとかさ、そういう照明映像の華麗な使い方、これはそもそも投影という会社がもともと持ってるノウハウっていうのもあるし。そこにさらに加わって注目したいのは、ヒーローショーとしてのエッセンスもかなり入っているわけですよ。
で今回の舞台仮面ライダー残月だけで言うなら、これは結構ストーリーはかなりハードなストーリーで。どこかドラマ本編の仮面ライダーガイムの本流にもちょっと繋がるようなストーリーにわざとなっていて、なんかどことなくドラマ版と似たような人物がたくさん出てくるんですこの舞台は。
だから俺ら1回ガイムを見終わった視聴者からすると、なんとなくそのキャラクターの運命がわかってしまうんですよ。すごい非合の死にざまを遂げてしまうようなキャラクターにすごい似てるキャラとか出てきて、ってことはこいつさ!みたいな。でなんか性格とかキャラクターも結構似てんのよ。
でなんなら変身するライダーとかも一緒だったりする。そのライバルっぽいなんか力を追い求めるキャラが出てきたら、あのドラマ本編で出てきたバナナの仮面ライダーのバロンってやつにそのまま変身するし、ってことはこいつの運命は!とかなるし、なんか新しいその結末を知っているからこそのその似ているキャラクターたちへのこの感情移入っていうまた新しい見方もできるし。
であの主人公がこれあのドラマ本編仮面ライダーガイムの主人公と同じじゃなくてスピンオフだからその4番手ぐらいのキャラクターが主人公なのよ。
というメロンの仮面ライダーに変身する彼が主役で彼が変身するライダーの名前が残月だからこの舞台の名前も仮面ライダー残月なんだけどその残月側には残月側でまた新しいドラマが待っていて。
まあ過去にあったねあの昔の親友との話とかが出てきてそれもそれで結構心つかまれるのよ。
でいろんなしがらみだったりその過去の親友とのそういうやりとりもありつつでも私は正義のために前に進むぞこれが私のノブレスオブイージュだっていうめちゃめちゃかっこいいストーリーがあったりするわけ。
この骨太なストーリーがしっかりとね敷いてあるわけよ。でそのストーリーがしっかりしているからこそ変身した後のその仮面ライダーの状態でのアクションのかっこよさがより際立つというかさ。
まあそのさっきヒーローショーのエッセンスって言ったんだけどまあ一般的なヒーローショーで言うようなその誰誰頑張れとかなんかみんなで丸々応援しようとかっていうのは全くない。
そのあまりにも重厚な舞台だからまあそういうのはないんだけれどもでもそこには確かにそのヒーローをちょっと応援したくなるようなその熱いストーリーからだからこそのこのヒーローに感情移入する要素も確かにあったりなんかして。
なんでそのヒーローショーとしてのノウハウもしっかり詰め込まれていて。
だから舞台の仮面ライダーっていうものがそもそもこの今喋ってる仮面ライダー残月っていうのが初めてで。
まあこの後その実はねあの後々シリーズっていうほどじゃないけど他のライダーの舞台化も実はあったりなんかしてああ俺はすごくいい流れだなと。
今になって思うとこの舞台残月がすべての舞台仮面ライダーシリーズ始めたなとか思ったりもするわけなんだけど。
多分当時この舞台残月を作ったヒトラーは相当こう頭を使ったというか必死こいてというかこの舞台を作っていた部分はあって。
で何が言いたいかというと私はそこのその新しいことをやっていくぞっていう創意工夫とそしてそれをめちゃくちゃ突き詰めた結果
あの今の演劇ってめっちゃすごいんだぞっていうのを見せつけてきた仮面ライダー残月に相当感銘を受けてしまって。
でそれ以降私すごくこう舞台とかあとまあ今でいう2.5次元をすごく見るようになったんですよね。
だから舞台仮面ライダー残月がもしすごいしょぼかったら俺多分今歓喜趣味ってないと思うんですよ。
そのぐらい私にはこうすごくすごいものに見えたしで未だにこうこれ舞台的にはね2018年かな19年かなそのあたりの作品なんだけど
今でもこうして熱っぽく語れるぐらいにはすごく好きな作品なんですよ。
で今これ実は喋りながらですねパンフレットもね当時のパンフレットよも持っていたりなんかする。
これあのパンフレットとか初期ビジュアルだよね全然キャラクターのね雰囲気だったりあの衣装だったりが全然違っててね。