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2021-07-12 19:31

#36 政光さんと私(その1:コピーライターを目指して吉本NSCへ?)|Radio Memorandum|ラジメモ

とあるパパの日常を切り取る "Radio Memorandum" 。第36回は、あのコテンラジオの立役者のお一人である、株式会社NECLAの政光さんと対談させていただきました。渾身のタイトル案を考えられている政光さんのプロフィールを追いながら、コピーライターになりたかった若者がなぜ吉本NSCに入ったのか、コトバプランナーという肩書きについてなどの経緯をお話しいただいてます。

政光さん:https://twitter.com/politics_light

はやぶさ:https://twitter.com/_8823_

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はやぶさのラジオメモランダム、この番組は、私はやぶさが毎回テーマに沿ったエピソードを話すことで、
パパ×〇〇の日常や自分の考えをお伝えする番組です。
今回は、久しぶりの対談会ということで、
株式会社ネクラの代表取締役である正光慎吾さんにお話をお伺いしました。
では、その様子をどうぞ。
1985年に福岡県福岡市に生まれまして、
どこにでもいるようなごく普通の目立たない学生だったんですよね、多分。
高校ぐらいまでかな。高校ぐらいの時に中二病をこじらせちゃって。
高校で中二病になった?
そうですね、高校ぐらいで。
他の人と同じことをするのがすごい嫌になったんです。
勉強をまずやめたんですよ。
高校3ぐらいの時に。
クラスも普通の新学校というか、普通の学校の国立目指すクラスにいたんですけど、
みんながセンター試験を受けるのは気持ち悪くて、同じことをするのが。
もうセンターを受けなかったんですよ。
思いっきりいましたね。
病気ですね、本当。
親御さんは特に何も言われなかった?
特にそうですね、言ってこなかったですね。
一応大学、私立で受かりそうなところを受けて、
福岡大学に小学部第2部ってあるんですよ。
夜間のコースなんですけど。
そこに受かって、4年間夜間大学。
一応小学部なんですけど、別に勉強とかはしなくて。
大学1年ぐらいの時に、書店、本屋に入り浸ることが結構多くなって。
結構そこで広告関連の雑誌とか読むようになって、
ちょっとコピーライターっていうのがあるんだっていう。
宣伝会議とかですか?
そうです。宣伝会議とか、ブレーンとか。
ブレーンね、はいはい。
そういうの読んでたら、やりたいなと思ったんですけど。
ただやっぱ中二病なんで、就活の時期になっても、
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周りが就活してるから、就活したくねえなって思います。
本当に受かりそうな地元の広告代理店を受けて、
そこしか受けてなかったんですけど、そこに入れて。
一応広告代理店に入ったんですけど、
コピーかける環境とかじゃなかったんですよね。
企画営業とかに回されて、
結構もう本当、電話で何百件一日かけて。
ヘレアポー。
そうそうヘレアポーですね。
それでちょっとでもコピーライター近づきたいなと思って、
初任給で、確か宣伝会議のコピーライター要請講座。
初任給で全部使ったんですよね。
その会社行きながら、宣伝会議のコピーライター要請講座通って、
半年通ったんですけど、結構周りの熱量に引いちゃったんですよ。
周りがコピーライターを。
ちなみに東京まで通ってたってことではなくて。
いやいや、福岡で会ったんですよ。
なるほどなるほど。
そうなんです。
周りの熱量の高さにちょっと引いちゃって。
自分、そこまで広告やりたくねえなと思って。
ひょっとしたらコピーとかじゃなくて、言葉遊びしたかったんじゃないのかなみたいな。
ちょっと自分の中でいろいろ考えて、
自分が求めてるのはひょっとしてコピーじゃなくて大喜利だったんじゃないかな。
それで、そう思ってNSCに応募したんですよね。
次の年かな。
その翌年に応募して、会社辞めて東京行ったって感じです。
おおー。
じゃあ一回そのコピーライター要請講座で、
コピーライターっていう職種に対するアプローチはしたけど、
そうですね。
一回ちょっと回り道じゃないけど変化球的にNSCっていう選択をしたっていう。
そうなんですよ。で、やっぱ学歴の壁みたいなのあるじゃないですか。
そのデンツーとかハクホルさんとかって。
ハイオーテは。
やっぱそうですね。
自分が行ってる学校から多分行くの無理だなと思って。
でもそういうとこ行かないと憧れのコピーライターの仕事って多分できないと思ったんですけど。
とりあえず方向転換してって感じですね。
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で、お笑いの方にちょっとずつ寄っていって、結果今に至ってるんですけど。
っていう感じで東京行ってますね。
コピーライターって言ったらかっこいい仕事っていうイメージめちゃくちゃあるじゃないですか。
そうですよね。今でもありますね。
それを半歩とか一歩ずらして大喜利じゃねって思ったってきっかけがあったんですか?
いやなんかそうですね。やっぱ元々お笑いが好きだったってのありますよね。
その言葉、その時にやっぱ携帯大喜利とか見てたんで。
あーありましたね。携帯大喜利。
やっぱそういうの見てて、やっぱ頭の中でずっとお笑いがあって。
で、ちょっと広告全体考えるよりもお笑いやった方が楽しくないかと思って。
っていう感じですね。
あーなるほど。
ちなみに肌書職人的なこととか、携帯大喜利とかだとフォームで入れて投稿とかできたような気がするんですけど。
携帯大喜利では全然読まれてないんですけど、結構その福岡ローカルのラジオとかにいろいろ送ってて。
そこでほぼ採用されてたんで。
でも取るコツみたいなのがわかってて。
多分90%ぐらいは読まれてて。
お笑いとかじゃないですけど、全然。
それもちょっと勘違いさせる一つであったと思いますけど。
なるほど。
これはちなみにどんな番組で、差し支えない範囲でどんな勘どころでうまくいったっていう。
普通の帯番組の投稿コーナーみたいな感じで、結構パーソナリティがつきそうなことを書くっていう。
やってることはそんだけでしたね。
でもシンプルだけどそこって結構客観的に見ないと、自分が送ったのがなんで読まれなかったのかって。
フィードバックは基本ないじゃないですか。読まれなかったっていうことしかないから。
どうやって擦り合わせていったのかが普通に気になりますね。
そうなんですよね。あんま読まれなかった記憶がそんなないんで。
そこまでめちゃくちゃ葉書職人みたいなことやってたってわけじゃないんですけど。
数少ないメールでも結構当たってたっていうのがあるんで、あんまりそこら辺は感じなかったです。
じゃあなんかうまくまさみちさんのセンスというか感性とフィットするパーソナリティさんだったみたいな。
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そうですね。いろいろいろんな番組送ってたんですけど、多分パーソナリティの特性というか読み取るのは得意かもしれないですね。
どういうところで特性を読み取ってたみたいなのとか。
パーソナリティのプロフィールとか見たり、趣味とか話すじゃないですか。そういうとこからなんか想像ですよね。
この人こういうの好きだからこっち系統も好きだろうなみたいな。
だったらちょっとそこずらしたような答え書いてみようかなとか。
そういうことやるとやっぱりちょっとスタジオ内のトークも広がるというか、そういうのを予測してやってましたね。
パーソナリティ自身で喋れるトークテーマの半歩一歩ずれてるところであれば、パーソナリティ自身もちょっと喋りたいみたいな感じになるってことですね。
自分に近いところで喋れるものが結構引き出せるんで。
そういうのはこの仕事始める前からなんとなくですけど分かってたような気がします。
めっちゃいいですね。それはもしかしたらあれですね、坂ちんさんの言う才能みたいな部分かもしれないですね。
どうなんすかね。
であれですよね、今は株式会社をご自身で立ち上げられて。
そうですね、ネクラっていう株式会社なんですけど。
また斬新な名前ですよね。
ネクラの人集めて楽しい仕事やろうと思って。今まだ全然一人でやってはいるんですけど、全然まだその軌道に乗ったらネクラいっぱい雇いたいなと思って。
じゃあ結構あれじゃないですか、ネクラハードル高くない?ネクラの人を。
ネクラだけど世の中の大半がネクラですからね。
なるほど。だいたい採用プール広めですね。
そうですね、そんな感じでやろうと思ってます。
ちなみにご自身で肩書きは言葉プランナーっていう肩書きを。
なんとなくつけたんですけど、ネットで引っかかるかなと思って、言葉プランナーっていう肩書きまだ誰も名乗ってなかったんで。
でもコピーライターっていうのもちょっと恐れ多いかなと思ってるんですよ、自分の中では。
全然そんなもんじゃないし、勝手に作っちゃえってことで、言葉プランナーっていう肩書きを載せたりはしてます。
なんかその肩書きいろいろ考えられたと思うんですけど、言葉プランナーに決めようみたいななんかあったんですか?
いや、まあなんか語呂が良かったというか、カタカナでなんかしっくりきたっていう、ほんと直感的にそんな感じですね。
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あ、なるほど。
あんまり理由は特にはないですね。
なるほどなるほど。
コピーライターになりたかったきっかけっていうのはさっき雑誌?母国家の雑誌を見ててなりたいと思ったっていう話があったんですけど、
何が一番金銭に触れたんですか?そのコピーライターいいなーみたいな。
そうですね、なんか僕が最初にコピーライターいいなーと思ったのは多分ドラクエの7ですかね。
なんか人は誰かになれるっていうキャッチコピーがあって、
その時なんかこういう言葉を作る仕事があるんだっていうのは初めて思って、
そっからジブリとかのキャッチコピーとか、そういうのをまとめサイトとか見るのが好きだったんですよね。
そういうのがずっとあって、コピーライターっていうのはなんかずっと大学生の頃考えてましたね。
結構なんか本当にそのコピーそのものにいいなーみたいなところがもどっていくわけであってっていう感じ。
はいはい、そんな感じです。
ちなみにあれですか、本とかは結構読まれたいとか?
めっちゃ読んでますね、コピーライター関係の本は。
ほんとに読んでる人からしたら全然大したことないんでしょうけど、
多分まあ広告関係で言うと100冊以上は読んでいると思いますけど。
コピー関係だけの本で100冊って僕もちょっと思い浮かばない。
有名な本はいつかあるから。
そうですね、有名な本はいっぱいあるんで、
有名どころは結構読んでる感じですね。
全然有名じゃない本も読んでますね。
宣伝会議のコンテストあるじゃないですか。
ありますあります。
毎年。
宣伝会議賞。
あれのね、あるじゃないですか。
スカッとまとめたやつ。
そうそう、入選の一覧みたいなやつが確か。
はいはい、ありますあります。
5年ぐらい前に宣伝会議賞なんか結構力入れてやった時に、
一時審査に5本ぐらい通って、
その時はやっぱ買いましたね、その本。
名前が結構載ったんで。
そうそう、すごいあれとかも僕も一時期、
コピーライターになりたいっていうわけではなかったですけど、
でもそうですね、コピーライティングの勉強はしたいとは思ってて。
僕でいうと、今はマーケティングの仕事をしてるんですけど、
もっと法人営業から入って、
なんとなくね、浅見さんのピーライターになりたいみたいなのがなかったので、
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なんかフワッと仕事はしてたタイプなんですけど、
なんとなくインターネットの業界では働きたいな、仕事したいなみたいな。
最初は技術サイドか営業サイドかどっちに行くかってことを、
間がやりたいって最初言って、間は無理だったかなって言われて。
今だったらね、そういう職種も新卒で多分取ってる。
確かに確かに。
当時は営業職か技術職、どっちかだって言われて。
僕理系の大学だったんで、お前は技術職でいいんだよなって聞かれて、
いや間がいいんですよねって言ったら、でも間はねえからどっちかにしてくれって言われて。
結局なんか、どんなにいい技術があっても認知されないとダメだからって思って、
なんだかそっちくるって営業職になって。
それで慣れないテレアポを僕もやったりしてたんですけど。
大変ですよね、テレアポ。
二度とやりたくないですもんね。
営業もなんていうかあれですよね。
本当にスキルの一つだなって、スキル?才能?
そう思いますね。
やっぱ合う合わないがある特殊だなってすごい思うんですよ。
そうなんですよね、やっぱ僕も1年間やってて結果全く出てないですけど、
やっぱ同じ新入社員として入った人たちが結果出す人もいるわけじゃないですか。
たった1年で結構差がついちゃうんで。
そこで明らかに自分に営業の才能ないなって思いました。
でも才能あるないとかじゃなくてお前の努力が足りないんだよみたいな雰囲気あるじゃないですか。
ありますあります。めっちゃ怒られてましたもんね。
それで僕はそこからウェブサイトの制作のディレクター、営業兼ディレクターみたいな感じになって、
だけどやっぱり制作分からなくてっていうようなこととかやってたんで、
結局その中で制作やってからマーケにまた職種を変えたんですけど、
僕の中で多分もう20代のうちに考えてたのは、
何でも一人でできるようになりたいみたいな、一人で基本的に完結させたいみたいな思いがあったっぽくて、
多分その一環でサイトを制作もするし、でもコンテンツを作らないといけないから、
コピーも必要じゃんみたいな、ライティングも必要じゃんみたいな話で、
一時期そうだったら僕も養成講座通うか結構悩みましたね。
あ、そうだったんですね。
最終的にはちょっと通わなかったんですけど、
その代わり僕はグロービスっていうビジネススクールのクリティカルシンキングっていう講座に行って、
とりあえずこのフレームワークを自分の中に入れておくと、
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いろいろコミュニケーション上も楽そうだなっていうところでそっちに時間をかけたっていうのはありましたね。
どっちにしようか迷ってたなっていうのを今なんとなく思い出したんですけど。
なんかけど似たようなものかもしれないですね、そこは。
僕もそこまでよくわかんないですけど、
なんか結局考えることは一緒のような、なんか近いことのような気がしますけどね。
クリティカルシンキング。
まあでもやっぱりなんていうか、そうですね。
伝えるっていうことは結局そのウェブとはいえマーケティングの領域にまたポジションを変えたときに、
すごい向き合わなきゃいけない課題で、
それ俺営業の時できなかったなーっていう気持ちも実はあって、
コミュニケーションに対するある種の苦手意識っていうんですかね。
っていうのはやっぱあったなーっていうのがあって。
その辺どうですか。
例えば吉本とかってコミュニケーションおまけみたいな人が、
イメージですよ。あったなイメージですけど、めっちゃいるイメージなんですよ。
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