1. Radio Memorandum | ラジメモ
  2. #35 「心理的安全性のつくりか..
2021-07-04 14:54

#35 「心理的安全性のつくりかた」と私(読書感想回)|Radio Memorandum|ラジメモ

とあるパパの日常を切り取る "Radio Memorandum" 。第35回は、月に一度の読書感想回ということで「心理的安全性のつくりかた(石井遼介著)」についてお話しました。心理的安全性と心理的柔軟性についての簡単な説明をしつつ、参画しているコテンラジオのオンラインコミュニティにおいて「心理的安全性は担保されているのか」という仮説をイベントで検証したらこうなったよ、という話をしています。忌憚のない意見を出せる場づくりは自分にとって非常に興味深いテーマなので、普段出てこないような意見がイベントで出てきたのはうれしかったです。

00:08
はやぶさのラジオメモランダム。この番組は、私、はやぶさが毎回テーマに沿ったエピソードを話すことで、
パパ×○○の日常や自分の考えをお伝えする番組です。
今回は、ちょっと遅れましたが、読書感想回ということで、心理的安全性のつくりかたと私というテーマでお話ししようと思います。
テーマ発表の通り、今回読んだ本は、心理的安全性のつくりかた、心理的柔軟性が困難を乗り越えるチームに変える、石井亮介さんが著作の、
これは多分、界隈で相当注目された本なので、ご存知の方も多いと思うんですけれども、
割と最近注目されているキーワードである、心理的安全性というのをどういうふうに担保していくのかということが、
なぜ大事なのかというYの部分からTAUの部分まで、具体的にどういうふうにやっていけばいいのかというところまで幅広く紹介されている本になります。
結構ですね、心理的安全性というキーワード自体が勘違いされやすいというふうなことが、この本の冒頭にも書いてあるんですけれども、
心理的安全なチームって実はどんなチームかというと、ぬるいチームでは決してない。
どちらかというと、高い目標に対してお互い切磋琢磨していける。
そのためにメンバー同士が健全に意見を闘わせて生産性を上げていく。
そういうチームにしていくための土台ですよというところですね。
なので健全な衝突というのはもちろんあります。
いう前提だったりします。
そのためにどういったコミュニケーションが必要なのかというところで言うと、4つの因子があります。
話しやすさ、助け合い、挑戦、新規歓迎。
これは新しい好奇心の期、奇妙の期に歓迎、新規歓迎。
この4つだというふうに紹介されています。
お互いに前提として心理的安全性というのがどういう状態で担保されているのかという話をざっくり説明すると、
03:04
心理的安全性が担保されている状態、前提条件は
チームの人たちがお互いのことをお互いに信頼して
尊敬し合っている状態がまず前提にないとうまく発揮されませんよというふうな話が書いてあります。
これは心理的安全性研究の第一人者、エドモントソン教授の著書で記載されている内容になります。
なので前提としてまずお互いに信頼し尊敬し合っているということが大事で、
そこからその4つの因子を意識しながらコミュニケーションを取っていきましょうというような解説がなされています。
この本の解説をつらつらしていくのはちょっと違うかなと思うので、
僕が読んでいった中で気になったところ他にはですね、
基本的にはどういう措置を整えていくといいのかということを
心理的柔軟性というキーワードで解説されているんですけれども、
心理的柔軟性の3要素ということで紹介されていまして、
まず1点目が必要な困難に直面し、変えられないものを受け入れる。
2点目が大切なことへ向かい変えられるものに取り込む。
3つ目がそれらを変えられないものと変えられるものをマインドフルに見分けるというこの3要素が書いてまして、
基本的にはなので現状をきちんと把握することがとても大事ですよということが書かれてますね。
そうしても自分の思考っていうのが手垢がついてない純粋な客観的な情報、
事実情報であるということは決してありません。
これは他の多分、何だろうな、本とかでも言われているとは思うんですけども、
基本的にバイアスにまみれてます。色眼鏡を皆さんかけてますよねと。
それをベースに自分にとって都合のいいとか、自分にとって反射的にジャッジしてるということが往々にしてあります。
なので現実と思考というところをまず切り分けようというところが結構大きい内容だったなと思います。
その上で自分がどこにレバレッジをかけていくか、
重要な点としてどこに向かうのかということをしっかり意識して、
できることに集中し、できないことは一回それをできない状況であるということを客観的に腹落ちさせるっていうんですかね。
06:09
ある意味自分を第三者として見ながら切り離していくみたいなことが書かれていました。
続きはぜひ細かい部分、いろいろとHowの部分も書いてあるので読んでみていただきたいなと思っているんですけれども、
まだまだこういう風なことやってみようみたいなことたくさん書かれているので、ぜひご覧になってほしいなと思っているんですけれども、
そうですね、僕もついこの間コテンラジオコミュニティの1周年記念企画ということで、
目指せ心理的安全性100%コミュニティ覆面座談会ということを企画しまして、
これちょっとキャッチだからっていうところで、心理的安全性というキーワードをあえてネタっぽく使わせてもらったっていう経緯もあるんですけれども、
心理的安全性ってどうやったら担保されるのかなっていうのは、組織だろうがチームだろうがコミュニティだろうがいろいろあるなっていう風に思っていまして、
そんな中で、オンラインのコミュニティってなかなか直接顔を付き合わせて話したわけでもないですし、
いろいろな背景、いろいろなバックグラウンドを持って、コテンラジオのコミュニティの場合はコテンラジオを聞いているリスナーというシンプルな繋がりでしかない人たちの集まりなので、
かつオンラインでの過去のコロナっていう事情もあって、やむを得ない部分もあるんですけれども、
基本オンラインでのコミュニケーションということになるので、実は心理的安全性を担保するのは難しいんじゃないかなという仮説があったんですよね。
なので、あえてネタっぽく使わせてもらったというところもあるんですけれども、どうやったかというと、アイコンを3つのうちのどれかを使ってもらって、
全員ズームに入ってもらったときには、自分の名前をコテナーという、コテンラジオリスナーを通称コテナーという風に言うという流れがあったので、
コテナーと連番という形でやらせてもらって、僕がそのメインのファシリテーションを一緒に手伝ってくださったににこさんと対談形式でやっていく、
いわばYouTubeライブっぽい形式でやらせてもらった企画なんですね。
09:03
実際すごい手応えあったなって思ったのが、やっぱり反匿名ではあるものの、
自分の名前を背負って時には疑問に思っていることとかネガティブに思っていることっていうのを口に出して、
すごいやっぱり心理的なハードルが高いんだなっていうことをすごい実感したんですね。
というのも、匿名にしたから荒れるかなみたいな、最悪荒れるかなみたいな話ももちろん想定してはいたんですけれども、
どちらかというと、本当に純粋な疑問だったりとか純粋な懸念点というところが匿名にすることによって浮かび上がってきたっていうところが非常に興味深くてですね。
やっぱりなんかそういう、さっきの心理的安全性を満たす条件が、やっぱりオンラインコミュニティの中ではまだ満たせていない状況だったっていうことが検証されたんだなというふうに思いました。
なのでですね、基本やっぱり皆さんね、コミュニティの中ではお互い気持ちよく仲良く過ごしていきたいっていうような背景がある中で、耳に痛いことってあえて言うメリットがないというか、
むしろそれでコミュニティにいるという居心地が悪くなることのほうがリスクだと感じることのほうが多いと思うので、やっぱりそういう状況が生まれやすいんだなというふうに発見があったのが非常に大きいところですかね。
なので今回、複面で、あとはチャットで全部意思表明をしてもらったので、誰がどんな発言をしたかっていうのが一切わからないっていうところが、この企画の一つのミソだったりするんですけれども、
それをね、僕とににこさんが読み上げていきながら、なるほどこういう意見もありますねとか、Aという意見に対して、いやBでしょみたいなかぶせがあったりとか、あったのが非常に面白かったなと、自分で今振り返っても思っているところです。
なので、こういった形でね、実はそのオンラインコミュニティに限らず、このコロナ禍でなかなかぶっちゃけトークをしづらい環境っていうのは実は結構あるのかもしれないと思ってまして、
そういった中で、あえてクソ真面目に匿名でやっていくっていう、なんて言えばいいのかな、匿名だからこそ真面目に議論できる、問いかけができるっていう和作りっていうのはむちゃくちゃ実はいいプランの一つなんじゃないかなと思ったりします。
12:11
もしちょっとね、どういう風にやったかっていうことをもう少し細かく言いたいよということであれば、ぜひ僕の方にDMでもなんでもご連絡いただければなと思います。
はい、ということで、なかなかバズってる心理的安全性ってどんなもんやねんみたいなところを今回ね、自分の企画とも絡めてインプットをして、実際に仮説検証の場を作ってやってみたっていう話ではあるんですけれども、
働くっていう場面においては、よくも悪くも自分のチームメンバー、同僚がどんな人で、どこが共感できて、どこが自分と違うかっていうことを、
そうですね、ビジネスをやっていく以上明確にしていかないことには、うまく仕事が回らないっていうような面もあるかと思うんですけれども、
ことそういう、ある意味、自分が好きでやってる趣味の領域において、どういう関係性を作っていくのがいいのかっていったところは、自分の居心地を優先することの方がやっぱり多いっていうかね、
そこに対して、衝突をすることによるメリットっていうのがあまり見受けられないっていうことが一つ明確にはなったので、どうやってね、そんな中でお互いに課題に向かって向き合えるっていうかね、
課題が自分と相手の目線の同じ行き先にあるような状態に持っていけるのかっていったところは、こういった企画を使ってですね、やっていくっていうのは非常にいいんじゃないかなというふうに思っています。
はい、なんか珍しく、今回あんまりアジェンダ決めずにババーッと喋ってたんですけど、割とこっちの方が長めに喋れるっていうことが今回の意外な発見でした。
はい、ありがとうございます。ご意見やご感想があればぜひ送ってください。ツイートの場合はカタカナでハッシュタグラジメも付けてもらえたら嬉しいです。
それでは今回のラジオメモランダムはこの辺で。See you again.
14:54

コメント

スクロール