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2022-12-27 10:16

#118 岡本太郎展と私|Radio Memorandum|ラジメモ

とあるパパの日常を切り取る "Radio Memorandum" 。第118回は、東京都美術館で開催されていた岡本太郎展に足を運んだ話をしています。パブリックアートを輩出し続けた岡本太郎さんのすごさを実感しました。「本職?人間だ。」というコピーを体感できた展覧会でした。


岡本太郎展:https://taro2022.jp/

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Twitter:https://twitter.com/_8823_ 

#ラジメモ


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はやぶさのラジオメモランダム。この番組は、私はやぶさが毎回テーマに沿ったエピソードを話すことで、
パパ×○○の日常や自分の考えをお伝えする番組です。
今回のテーマは、岡本太郎展と私というテーマでお話ししようと思います。
先日ですね、東京都美術館で企画展がかかっている岡本太郎展に行ってきました。
会期は明日の12月28日が最終日で、次はまた別の会場になるのかな?
名古屋かどこかになるのかな?というような感じだったと思います。
今回は下の子と奥さんと3人で行ってきました。
どうなるかな?というふうには思ったんですけれども、
思ったよりもちゃんと観覧する時間を取れたので良かったなという感じです。
岡本太郎展に行こうと思った理由はあまりないんですけれども、
もともと僕も岡本太郎さんの自分の中に毒を持てっていう著書を配読したことがあったりしますし、
太陽の塔とかすごい有名な作品を作っているってことは知ってはいたので、
今回ね、もうちょっとその世界観というものを知りたいなというふうに思って足を運んだっていった感じです。
基本的に岡本太郎さんのスタンスがすごい良いなと思っていて、
自分は作品を売らない、パブリックアートにこだわるっていうスタンスの方だったみたいなんですよね。
その理由がコレクションされちゃうと、
自分の作品が他者の目に触れない場所に置かれてしまうということをすごく懸念されていたっていうふうに書かれていて、
それで最終的に太陽の塔みたいなめちゃくちゃ大きい造形物を作るところまでアーティストとしてやりきっているっていうのは本当にすごいなというふうに改めて思ったといったところです。
実際ね、作品は東京都美術館が地下1階から入り口で入って、1階に1階と上がっていくんですけれども、
結構ボリュームがあって、午前中に入場したんですけれども、結局2時間くらいかかったかな。
なんだかんだで2時間くらい観覧には時間がかかったかなというような感じでした。
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もちろん初期の頃の作品から歴史をたどっていってっていうような形で、絵画がメインではあるものの造形物もいろいろあってっていったところで、
岡本太郎さんの作品をいろいろと見ることができたっていうところです。
結構意外っていうんですかね、やっぱり一番イメージにあるのは結構ビビッドな作品っていうんですかね。
色の数が多くて原色を使っていて、すごい勢いがある絵画が多いのかなという印象だとは思うんですけれども、
そういった中にですね、パリにいた時代に描いていた作品とかは非常にシンプルだったりとか、
あとはね、自画像のラフスケッチが残っていたりとか、
結構本当にこういろいろと岡本太郎さんの作品っていうのの幅の広さっていうものを体感できた展覧会だったなというふうな印象です。
個人的にはね、色数がめちゃくちゃ多い勢いのある絵画よりもですね、造形の方が僕としては気に入った作品が多くてですね。
やっぱり彼の世界観っていうものを3Dで表現しているとこういう感じになるんだっていうのは、
自分にとってはちょうどいい情報量っていうんですかね、情報の伝わり方をしているかなというような印象でした。
あと、直接展示と関係ないんですけれども、子連れでね、赤ちゃん連れで行ったということで、
結構どうなるかなと思って大変だったのが、子供がぐずぐず泣き出しちゃって、おもつ買いたいとかそういったことをしたいってなったときに、
その展示スペース内にあるトイレにはおもつ交換台とかがなかったので、警備員さんにどうしたらいいですかって聞いたところ、
授乳室があるんでそちら使ってくださいぜひっていう風に親切に教えていただきました。
最終的に美術館のスタッフさんに話を相談したところ、授乳室とかそういうやむを得ない事情であれば再入場もできますのでということで、
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再入場の手続きの準備もしていただきまして、一回展示スペースからは抜けて、おもつの交換とミルクをあげて再び展示を見せていただいたというところで、
とてもありがたかったです。子連れでなかなか見て回るっていうのってなかなか大変だなっていう印象があったんですけれども、
こういうねバックアップがあると、なんか行ってよかったなっていう気持ちが本当に大きくなったので、行ってみるもんだなというか、
足を運んでみた甲斐があったなっていうのはすごい感じたというところです。
あと実際にその岡本太郎さんの主張をね色々と見ていくと、やっぱりその一方的な価値観で何かを見ることに対するアンチテーゼみたいなものを岡本太郎さんご自身も掲げていて、
もちろんねそれが著書になっていて、自分の中に毒を持てっていうのもそういったエッセンスが盛り込まれてた一冊だったと記憶してるんですけれども、
そういったところはねすごい今の時代にも必要なエッセンスだなというふうにすごい感じたというところですね。
さまざまな価値観がある中で、ある種その両面を理解することの大切さというか、それが本書が人間だっていうコピーがね、それをものすごい体現してるんじゃないかなというふうに思っていて、
結局人間は合理的にばかり動けるものじゃないということを、岡本太郎さんは作品なども通してね、伝えたかったんじゃないかなというふうに感じたっていうところが良かったですね。
アートを通してそういった、元来人は自由であるし、そこに対する制約みたいなものに縛られる必要はないみたいな、そういったことを作品を通して伝えてくださっているのかなみたいな、そういった印象はありましたね。
実際に、やっぱりその二面的というか多面的であるというところを解釈できるような作品もいくつかあったので、なんかそういったところはね、その価値観を問い直すためのアートみたいな。
しかもそれがパブリックアートという形で、常にどこかで目に触れることができる状態を作ったっていったところは、とてもすごいことだなというふうに感じた展覧会でしたね。
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ということで、なかなか赤ちゃん連れての展覧会どうなるかなっていうふうに思ったんですけれども、蓋を開けてみればなんだかんだつつがなく楽しめましたというところもありましたし、
その中でね、岡本太郎さんのスタンスみたいなことを作品を通してですね、インプットできたのは非常に良い経験だったなというふうに思ったので、ちょっとお話をしてみました。
ご意見やご感想があればぜひ送ってください。
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それでは今回のラジオメモランドはこの辺で。
See you again.
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