1. 文学ラジオ空飛び猫たち
  2. 番外編 第10回 ヘビーリスナー..
2021-07-26 58:02

番外編 第10回 ヘビーリスナーと語る!「人はなぜ本を読むのか(初ゲスト回)」

spotify

今回は番外編ということで作品紹介のない回になっております!

 今回のテーマは人はなぜ本を読むのか。

 本を読むことについて、初のゲスト・エリンギさん(https://twitter.com/eri2oi?s=21)をお招きして議論してみました。 

いろいろな話に飛んだので是非お聴きください! 

今回のゲスト・エリンギさんが参加している同人誌『トルソー』や 

エリンギさんが行ってきたコテンラジオのパーソナリティ樋口さんが運営している『いいかねPalette』にも大注目です!! 

【番組内で紹介したトピック】

 ■ 『トルソー』 

https://honto.jp/netstore/pd-book_30832960.html 

■『いいかねPalette』 

https://palette.jp.net/ 

【番組へのリクエストや感想はこちらから!】

https://forms.gle/a569tyUhMDDaCXGF8 

【文学ラジオ空飛び猫たちとは】

硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。

案内役の二人は、 東京都内で読書会を主催する「小説が好き!の会」のダイチ

京都の祇園で本の話ができるカフェを運営する「羊をめぐるカフェ」のミエ

文学のプロではない二人ですが、 お互いに好きな作品を東京と京都を繋ぎ、

読書会のようなテイストで、それぞれの視点で紹介していきます!

毎週月曜日朝7時に配信しています。

【SNSでご投稿ください】

番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、ぜひSNSに投稿してください!

よろしくお願いします!

■twitter https://twitter.com/radiocatwings

■Instagram https://www.instagram.com/radiocatwings/?hl=ja

■Gmailでも受付中です bungakucafe.catwings@gmail.com

■ダイチ「小説家が好き!の会」

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Instagram https://www.instagram.com/booklogd/?hl=ja

■ミエ「羊をめぐるカフェ」

Twitter https://twitter.com/hitsuji_meguru 

Instagram https://www.instagram.com/hitsujiwomeguru.cafe/

#本 #小説 #読書 #読書会 #文学 #海外文学 #ブック

00:03
どうもみなさん、こんにちは。文学ラジオ空飛び猫たちです。この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな2人がゆるーくトークするラジオ番組です。お相手は、私小説が好きの回のダイチと羊をめぐるカフェのミエの2人でお送りします。
文学のプロではない2人ですが、東京と京都をつないでお互いに好きな作品をそれぞれの視点で紹介していく番組です。お互いの紹介に関しては、2021年、最初の回で話しているので、そちらを聞きください。また、このラジオへのご質問やリクエスト、メッセージを随時受付しています。番組概要欄にホームのリンクを貼っていますので、そちらからお寄せください。ご質問など、ある程度いただけましたら、お返事をする回をしたいと思いますので、気軽にお寄せいただけると嬉しいです。
ありがとうございます。本編入る前に、告知を1点させてください。ジョン・ウィリアムズのストナーという小説を課題本した読書会を、8月お盆過ぎか9月に開催を検討しております。こちら、詳細が決まりましたらまたお伝えしますので、お楽しみにしていただければと思います。オンラインで予定しております。
もう1点ありまして、実はこのラジオ、6月の後半にApple Podcastランキングの上位にかなり食い込みまして、その結果、だいぶ再生回数が急増しております。以前よりも5倍、5倍は言ってますよね、みなさんね。
そうですね。再生回数が1000とかに届くようになったりしたんで。
それまで最新エピソードの再生回数は200いけばいい方だったよね。週で200いけばおおって感じだったけど、それが一気に1000を超える。
もともと100いけばやったみたいな感じで始まってて、じわじわ伸びてきて200に届くかなっていうのが最近だったんですけど、一気に1000までいった。
これももともとAppleの注目ポッドキャスト一覧みたいに私たちのラジオが入りまして、多分それって再生回数とか評価とかそういうのが多分影響してたんじゃないかなと思うので、これも本当にずっと聞いていただけてるリスナーのおかげでございます。本当ありがとうございます。
おそらくこのタイミングでAppleのランキングとか見て入ってきてくれたリスナーの方が結構いらっしゃるかと思うんですけれども、この機会に色々聞いていただけてる方も再生回数を見ると伺えるので、すごいありがたく思っておりますので、これからもよろしくお願いします。
じゃあ、これからも気を引き締めて頑張っていきたいと思ってますので、よろしくお願いします。今回は休憩会ということで、作品紹介がない会になっておりまして、初のゲストをお呼びしてお届けする会になっております。
今日はそのゲストの方と色々話すんですけど、メインはなぜ本を我々は読むのかという話を中心に話したいと思っております。
じゃあちょっとゲスト紹介しちゃいますね。えりんぎさんという方に来ていただいております。
03:01
えりんぎです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
初ゲストですよ。
初ゲストですね。ちょっと浮気足出しますね。
ちょっとゲストの紹介を私の方からさせていただきたいと思います。
えりんぎさんは我々のラジオのヘビーリスナーの方で、ほぼ初回、タイミング的には初めの方からリアルタイムでずっと聴いていただけていると思っております。
もともと私と職場が以前一緒で、本の貸し借りとかCDの音楽の貸し借りとかしてて、その辺の話をちょいちょいしてたというか、その職場でしてた方になります。
業務上の絡みはほぼなかったんですけど、趣味の話をよくしてたみたいな感じですかね。
そうですね。
今後ゲスト回っていうのもちょっといろいろ検討してまして、実際決まっている方もいらっしゃったりするんですけど、その前に我々も慣れなきゃいけないということで、完全にえりんぎさんを実験台にするという。
えりんぎさんの力を借りて。
力はあまりないかもしれないけど。
これでいろいろテストしたいっていう思いもありますので、お付き合いいただけたらなと思っております。
じゃあちょっとえりんぎさん自体のどんな方かって話をお聞きしていきたいなと思います。
えりんぎさんは本を読まれる方という認識もあるんですけど、ご自身でトルソーという、これ同人誌ですよね。
同人誌のようなものを大学のお仲間か何かで、サークルみたいな感じですかね、で作られていて。
私とみえさんもそれを読んで、かなり本格的で結構ビビったっていう記憶があるんですけれども。
そのトルソーの話は後で詳しくしてもらいますが、そういう活動、読書に対して何かを執筆されるという活動もされてらっしゃる方ですね。
ツイッター上で結構私とみえさんと絡んでいただいていて、結構みえさんとえりんぎさんは会ったことないんですけど、なんか私の印象だとすごい仲が良くなっているイメージがあります。
おかげさまで、いつもありがとうございますっていう。
そうそう、いつもえりんぎさんからツイッターでメッセージいただいたりとか、すごいラジオを始めた初期からそういう励ましの言葉をいただいたりしていて、本当に支えてもらっているなと。
あとやっぱり連絡、そういうやりとりしてたら仲良くなってきましたね。
トルソーの話はこの後させてもらいたいと思っているんですけど、それを送らせてもらったりとか、交流があって、直接会ったことないけど、私も仲、友達な感じですね。
友達って思ってます。
ありがとうございます。
そらとび猫たちを私が聞き始めたきっかけなんですけど、だいちさんがさっきご紹介いただいたように会社が一緒だったっていう交流があって、久しぶりにLINEが届いたんですよ。
LINEいただいて、今度ラジオ始めるからみたいな感じでもらって、だいちさんらしいなと思ったんですよ。
06:02
だいちさんが読書会をずっとやってるのも会社にいたときから知ってたので、コロナでそういう活動もなかなか難しくなったんだろうなっていう、そういう感想も抱きしつつ、文学が好きな人がラジオ始めたっていうのですごくいいなと思って、それで毎週月曜日が配信の日だと思うんですけど、欠かさずに聞いています。
ありがとうございます。
ありがたいです、本当に。
ラジオがきっかけで何冊か、スイカ塔の日々とか、全ての見えない光とか読んでみて、すごい感動したので、良かったなと思ってまして。
3体は読んでないんですけど、1巻しか。だからもう配信されるたびに、そらとび猫たちのラジオが楽しみでそっちを聞くみたいな、そんな感じで聞いてます。
3体は売上に貢献できないということですね、我々は。
買ってはいるんですよ。
そうなんですか。ラジオをやるって紹介したのは、その時そんなに再生もされてなかったので、誰かしら聞いてくれて意見が欲しくなった時に、リソースが欲しいなって思ったのが実は一番の下心で。
そんなこと考えたんですか。
個人的にはね。あの時って全然まだ始めたばっかなんで、本当に再生されなかったじゃないですか、当たり前だけど。
その時にどうしてこうかなって時に、誰か意見を聞ける人を立てておこうと思って、実は声をかけたのが裏の話です。
なるほど。
期待通りだったというか、全部聞いてくれたのでありがたかったです。
えりんぎさんはちなみに毎週どういうシチュエーションで聞いてくれているんですか。
朝ですね、ちょうど家出てから会社に着くまでの時間帯に聞いてますね。
それでちょうどいいのか。
月曜日の出勤の時。
そうです。そのタイミングで聞けなかったら、帰りとか、あと家で何か家事して、ちょっと手がふさがってるけど耳が空いてるみたいな時に聞いてます。
まず、リスナーから見た文学ラジオ空飛び猫たちについて、えりんぎさんに聞いてみたいと思います。いいですか。
はい。
緊張しますかね、大丈夫ですかね。
大丈夫です。ラジオの印象を。
もうちょっと聞いちゃいますか。もう率直に聞いちゃいますか。
率直に言うと、なんかすごいなと思っていて、聞いているのがスポティファイを使ってるんですけど、
なんか他にレコメンドされるような番組の中で、文学に特化しているものってこれ以外にあんまり見たことがないなと思っていて、
もちろん知り合いがやっているものっていうところもあって、優先的に聞こうって感じはあるんですけど、
でも、週1で毎週月曜日に欠かさず配信してきているのが1年以上続いているみたいなところも本当にすごいと思ってますし、
お二人の掛け合いもすごい好きで、結構癒しになってます。
お二人の声の感じとかもやっぱ違うのがまたいいなみたいな。
なるほど。
なかなか男の人が2人で喋ってるって聞く機会なかったんで、今まで。
すごくいいなって思ってますね、印象としては。
09:02
ありがとうございます。頑張って週1配信してきた甲斐がありますね、みえさんね。
そうですよね。配信は頑張りすぎずにやってるんで、そこがかえって良かったのかもしれないですね。
声の感じとか。
でも週1定期的に毎週毎週っていうのは頑張らないとできないんじゃないかって私は思っちゃうんですけど、
そんなに無理してやってるっていう感じはないってことですよね。
そうですね、結構出たとこ勝負で収録することが多いですね。
それがほんとすごいなと思って。
無理してるとしたらあれだよね、めっちゃ長い本を読むときだよね、ボンフックとかね。
長編ができたときは大変です。
ちょっとそれぐらいかなって感じ。
それで言うと、日本翻訳大賞あったじゃないですか、5週連続でしたっけ。
5週連続翻訳大賞ノミネート作品っていうやつやってましたよね。
あれは完全に狂気だと私は思って。
この人たちちょっと狂ってんなみたいな。
もちろん褒めてるんですけど、文学ラジオもそうだし、日本中でこんなことやってる人たち多分絶対いないじゃないですか。
私調べてないけどいないと思う。
しかもこれが最終候補作ですよって出てから、それから大賞発表の間までに毎週毎週行って、
多分長編もいっぱいあったと思うんですけど、ほんとすごいなと思って。
しかも予想したじゃないですか、2人で。
何が大事かどう思いますかみたいな。
それぞれ大志さんはこれ、みえさんはこれっていうふうに言ったやつが、
ダブル辞書っていう結末がこんなことってあるみたいな。
ほんと聞いてる方からしたら、やばいこれみたいな。
確かに、ワーダーボットはびっくりしたね。
そうですね、ネタのつもりで言ったのに、まさか当たると思って。
そうそう、2人で同じのこれって決めても多分つまんないと思ったんだろうなって、
リスナー的にもそういう感じで捉えてたんですよ。
結果聞いてびっくりみたいな。
私そのノミネス作品一個も読んでないんですけど、これ聞いてたおかげでどういう本だったのかもわかったし、
お祭りに参加できたみたいなのがすごいよね。
だからまたこういうクレイジーな企画があったら是非頑張ってください。
これに関して言うともう完全に俺の、結果的に言うとみえさんが載ってくれてるからだけど、
結構俺がやりたいっていう感じで話がじわじわ。
最初はちょっとね、最初疑ってたんですよ、これ本当に言ってるのか。
そうだったんだ。
冗談っぽく言ってるのか。
でも俺もね、アコーディオンまで読むとは思わなかった。
アコーディオン以外なら行けるかなっていう感じで話をしてたんだけど、
最終的にあれだもんね、ゴールデンウィークあったからみたいな感じもあるけど、アコーディオンまで行っちゃったもんね。
そう、でも今回やっぱり最初に読んだのが1984年に生まれてっていう作品だったんですけど、
それがすごい良くて、結果5作品ともすごい感銘を受けるくらいの良さがあって、
12:04
ラジオの収録とかは一旦置いといて、
単純に作品として一個一個がすごく良かったっていうのが全部やれた要因かなと思って。
いい話ですね、それ。
それはまさしくそうで、あの5作本当に面白かったもんね。
なんか普通に読んで全部感動したから、すごい贅沢だなと思いましたし。
そういうのやったことないんで、なんかいいなと思いましたね。
確かにね、これがちょっとどっかが義務感出ちゃったらあんな楽しくはなかったなと思って、
やっぱり作品の持ってる力っていうのがすごかったよね。
ラジオ1年で毎週できてるっていうのも、やっぱり毎回取り上げてる本がすごい面白いね。
やっぱありますよね。
このラジオだけ聞いてても、やっぱりいろんな面白い本あるんだろうなっていうのが伝わりますよね。
なので、私もすごい自分は読書好きだなって自覚あるんですけど、
あんまりその本読む習慣身についてないなとか、
そういうライト層っていうか文学好きライト層みたいな人たちにとっては、
なんかさらにはまるんじゃないかなと思って、この空飛び猫たちが。
やっぱり自分はこれ結構集中的に読むなみたいな本以外の作品もたくさん取り上げられてますし、
興味が出たけど、ちょっと今それ読んでる時間ないみたいな場合でも、
やっぱりこのラジオ聞くと、機会あったら読んでみたいなって、
そこのリストに加わることはあるんですよね、作品が。
たくさんあるし、さっきの1984年に生まれてもすごい興味持って読みたいリストに入ってるんで、
他にもいっぱいあるんですけど、
だからこのラジオはそういう人、
あんまり読書バンバンしてないみたいな人にも届いてほしいなって個人的には思ってますね。
ありがたい。
でもちょっと狙ってる部分ではあるから。
そうですか。
このラジオの、そもそもの目的って結構そういうところがあって。
狙い通りだったっていう。
エリンギサイトっていうのはね。
いや、たぶんこのラジオをすごい文学好きの人が聞いたら、
ツッコミどころ満載なんで。
たぶんそういう人には逆にはまんないと思うんですよ。
そうですね。
やっぱちょっとそのいわゆるライト層を狙ってるっていうか、
そういう人たちに届けばいいなって思ってやってるのはあって。
そういう人たちが一冊でも読むきっかけになったら、
すごいいい意義がありますよね。
本当にそう思ってます。
本当ね。
でも確かに海外文学って難しそうっていうイメージがあると思うんですけども、
個人的には芥川賞とか直樹賞の作品を興味持ってるような人とか、
本読めてないけど学生高校とかで読んでたと思うんですね、みんな。
そういう人は読めるはずなんですね、海外文学の小説も。
本当はそんなに難しくなくて、本当はすごく楽しめるはずなんで、
15:03
やりたいなというのはラジオを始めるときに大切な話ですよね。
そうですよね。
エリンギさんにすごくいいことを言ってもらえたので、
ちょっと逆にこちらからエリンギさんに聞いてみたいなと思うことがあってですね、
エリンギさん普段いろんなポッドキャストを聞かれてると思うんですね、
コテンラジオであったり、いろんな番組聞かれている中で、
このそらとび猫たちって点数つけるとしたら何点くらい?
難しい質問になりましたよね、これ。
いやー怖いな、怖いしすごいね。
本当にいろんなポッドキャスト聞いてる人だからちょっと聞いてみたいなと。
確かにそうだね。
いろんなっていうかなんだろう、
コテンラジオ、三重さんが前紹介してくれてたので、
それきっかけで聞くようになってすごい大ファンなんですけど、
そこから派生する番組ぐらいしかあんまり聞いてないんですよね、実際は。
でもなんかその比べてっていうのがちょっと難しいなと思ってて、
なんかやっぱりその番組一つ一つのコンセプトとか個性とか、
誰に届けたいかみたいなところが結構バラバラっていうか、
もちろんオリジナリティがそれぞれあるので、
比べてっていうふうには難しいと思うんですけど、
でも空飛び猫たちは私の中では80点ぐらいなんじゃないですかね。
すごい。
私の個人的に結構高い点数なんですけど。
なんか嬉しいですね。
そうですね。
100って言っちゃうとなんかほら、向上したのがあれじゃないですか、
だから80点ってことなんですけど。
そうですね、これ100だったら完全に4位賞してもらって。
逆になんか嬉しくないよね。
80か、いいですね。
でもやっぱりコンセプトがちゃんとあって、さっきも聞かせてもらいましたけど、
コンセプトあって定期的にちゃんと配信をしてみたいなことができているポッドキャストの方が多分少ない、
少数派だと思うので、
さすがにコテンラジオみたいにもなんかちょっと事業の一環みたいな感じで位置づけているものとか、
あと企業がやっているポッドキャストとか、
あとラジオ局で流したやつのポッドキャストバージョンみたいなことになってくると、
もちろん定期的に更新して、クオリティも担保してっていうことになっていると思うんですけど、
個人の人たちがやっているポッドキャストの中では相当すごいと思っています。
ありがとうございます。
でもいろいろあるからね、今ね。
そうですね。
超増えたよね、こう以前ね、ポッドキャストね。
そうですね、だと思います。
とりあえずやってよかったっていうのがあるかもしれないですね。
そうですね。
最初も15点の敵でも出してしまおうっていうので、
だいちさんと始めたんで、やっている間に続けていくと何かあるんだなって本当に思いますね。
本当にそれは思いますね。
Appleのランキングにもバッて上がる瞬間もあれば。
あるから、すごいね。
そうです。
そういうの聞くとこっちも嬉しいんですよね。
そうなんだ、すごい。
盛り上がってるんだ、みんな。
18:02
他のずっと聞いてくれてる人も言ってくれた方いて嬉しいですよね。
確かにそうですよね。
県外にいた人たちがランキングに入ってくるとかって、なかなか感慨深いかもしれないですね。
すごいすごい。
それを初期のここらへん応援してくれてる方からするとやっぱり嬉しいんでしょうね。
オーってなるんでしょうね。
うん、なるなる。
そんなエリンギさんと今日はちょっとお話ししたいのが、
エリンギさんも本を読む方なので、
なぜ人は本を読むのかという話をちょっとしたいなと思ってるんですけど、
まずちょっとこのテーマについて、
私の方からちょっと問題提携じゃないんだけど、
ちょっとモヤっとしてることを話させてもらいたいんですけど、
このテーマを漫画編やるよって話をしたときに、
このお二人とちょっと話して決めたテーマではあるんですけど、
その後ちょっとですね、いろいろ自分の中で考えてることがあって、
それはもうちょっと前の段階なんですけど、
自然史を読む人と文学とか小説、
エンターテインメントも含めて、
フィクションって言っていいのか、
なんと言っていいのか、
小説を読む人って違いがあるなと思ってまして、
ちょっとお二人が会ったことあるかどうかわかんないですけど、
私が読書会を自分でやる前、
もうすごい前ですね。
3、4年以上前の話なんですけど、
ちょっと読書会という名の会にいろいろ行ってる時期がありまして、
そこで会ったのがもう何でもありの読書会。
とりあえず本が好きな人が来てくださいねみたいな場に行った時に、
皆さん何かインスタ紹介してくださいみたいになった時に、
ビジネス書を紹介する人と、
小説を紹介する人、
漫画を紹介する人、
いろいろいたんですけど、
このビジネス書だけを紹介する人っていうのは、
これはちょっとその中でも限られた方々になると思うんだけれども、
小説を読むことに対して、
あまり意味を見出せないなっていう方がいたりして、
小説とか読まないんですか?みたいな話をすると、
教養としては読むものはあるけどね、
例えばシェイクスペアとかってなってきた時に、
自分はなんかすごい違和感を覚えたんですよ。
何だろうなと思って、
どういうことだろうみたいな話をしてて、
全然噛み合わなくて、
たぶんビジネス書に対する捉え方も、
たぶん俺とはかなり違いそうだなっていうのもあって、
結構モヤっとして終わったんだけど、
その後のことを話すと、
その時に他に小説の話をしてる人がいて、
小説の話をしてる人がいて、
ビジネス書を紹介してる人がいて、
ビジネス書の話しかしない人がいて、
ここに起きてる溝がめちゃくちゃ深くて、
コミュニケーションが慣れたくないんですよ。
同じ場にいるのに。
うわーっと思って。
俺はビジネス書の話も分かるし、
小説好きな人の話も分かるから、
俺はその二人とはコミュニケーションができるんだけど、
そこの二人の間には、
断絶があって、
すごいなと思って。
小説好きな人とビジネス書好きな人、
こっちにするのよくないんだなって思ったんで、
21:00
自分はその後、いろんなこともあったけど、
小説に特化した読書会を始めたっていう経緯がありまして、
その時に関したことが自分の中で原体験というか、
いろいろ引っかかってて、
今回それをもうちょっと深掘りしたいなっていう気持ちがあるので、
この後、長くなってるけど話すと、
なんでモヤっとしたんだろうな、
なんで違和感を感じたんだろうなっていうのが、
おそらくこのビジネス書好きな人って、
小説を読むことに対しても、
ものすごく目的意志を強く持って、
読書に挑んでるんだろうなって思ったんですよ。
これを俺は吸収しなきゃいけない。
共有の意志として自分が、
自分の武器になるように消化しなきゃいけないみたいな、
そんな感覚が強いんだろうなと思っていて、
それって小説楽しめてるのかなみたいな、
小説好きな人とか、
漫画もそうなんだけど、
フィクションも好きで楽しんでる人って、
楽しむために読んでるじゃないですか、
それが目的って言っちゃえば目的なんだけど、
なんかそこのズレってすごいなと思っていて、
この目的意識強く読書することって、
いいことなんだろうかみたいな、
思ってまして、
論理的に考えたら、
むちゃくちゃいいことなわけなんですよ。
自分にとってプラスになるように、
読書を積み上げようとしている。
すごくいいことなんだなと思うんだけど、
行動とかその人にあった感触から判断すると、
なんか微妙だなっていうか、
思っちゃったわけですね。
モヤっとした話をして、
出発点にしたいんですけど。
僕もそういうの気になるところはあるんですけども、
目的を持って読書をする人って、
僕すごい偉いと思うんですよ。
それ自体はすごくいいことだと思っていて、
例えば教養として、
カラーマーソンの兄弟を読むとかですね、
教養として村上春樹さんの長編を片っ端から読むとか、
そういう体験をもししたら、
目的意識っていうのってなんだろうな、
当初のものとはだいぶ変わってくるんじゃないかな、
っていう気はするんですけど、
その人にとっての、
小説の持っている力って、
本当大きなものってあると思うんで、
ビジネス書を読む感覚で、
小説とか他の本も意識を持って読み回すっていうのが、
もしそれがずっとついてる人がいたら、
何の目的がっていうか、
どういう本を読んできたのかなっていう。
なんか私の感覚で言うと、
ビジネス書と小説ってもう本当に別物って思ってまして、
そういう捉え方をしてる人ともちょっと話したいですね。
ビジネス書って本当に、
私あんまり読まないので、
例えばこれ、例えばこれ、
みたいなことが例で出せないんですけど、
私もタイミングによっては、
ビジネス書とか自己啓発書みたいなことで、
分類されるような本を読むことはあって、
24:00
そうすると本当にビジネス仕事とか、
そっち系の脳が活性化されるようなもの、
そういうものとして読んでるんですね。
一方で小説って別にそれが目的として書かれてないので、
それはその小説を純粋に楽しもうっていうことで読むんですけど、
ビジネス書を普段読んでいる人、
多分だけど大地さんとかどっちもよく読みますっていう人からすると、
小説からも仕事に活かせそうな、
活かせそうっていうとちょっとあざとい感じもあるんですけど、
小説から何か自分の行動だったりとか、
考え方に影響を及ぼすような、
そういう描写とか、
そういうシーンとか、
そういう登場人物に出会うっていうことはあり得ると思うんですよね。
だけどもともとそれをそういうふうに読もうっていう人からすると、
やっぱりビジネス書のみたいな感じなのかなっていう感じが、
印象があるかなと思いますね。
小説しか読まない人からすると、
ビジネス書ってどうなんだろう、
価値があるものとして捉えられないってことなのかな、
どうなんだろうな。
何をですか、ビジネス書を?
ビジネス書を読まない人からすると、
例えばえりんげさんからすると、
ビジネス書っていうのはどういう捉え方をしてるの?
自分にとって価値がないと捉えるのか、読む必要がないのか。
価値がないとは捉えてないし、
読む必要がないとも思ってないんだけど、
実生活の中で今それは必要ではないみたいな、そんな感じ。
私もビジネス書に分類されるような本を読んだときは、
仕事をバリバリやりたいみたいなマインドになったりするんですよ。
だからそれは悪いことじゃないし、
あとビジネス界隈の用語とかもバンバン出てくるから、
時々会話の中でパッて横文字言われたときに、
何のこと言ってるのかわかんないなみたいな、
そういう言葉とかを理解したりとかして、
なるほどねみたいな風に思ったりはします。
面白いと思いますけど。
いわゆるエリンギスさんがイメージするビジネス書っていうのは、
ハウトゥーものだったりとかいうのかな。
それとも自分の中では小説以外の書籍が割とビジネス書にカテゴライズされていて、
例えばソロエコノミーの襲来っていう本がすごく面白かったんだけど、
これ日本の人口の5割が独身になるんで、
消費活動が変わりますよっていう話なんだけど、
これマーケティングの話になっていくので、
バリバリのビジネス書なんですよ。
でも元々が作者の方が荒川和久さん、
マーケティングの人なのか元々。
独身生活の研究者みたいな感じなんだけど。
独身生活の研究者。
内容的には面白いんですよ。
各家族でももう亡くなっているし、
結婚したとしても消費活動が独身に似てきているとか、
そういう話をいろんなところから話されている。
こういう本は個人的には学術的な面からも面白いし、
27:08
ビジネスの面からも面白いなって思う本で、
この本に対して2人にプレゼンしたら、
多分結構読みたくなると思うんだよね。
いや、もう読み面白そうって思ってます。
だからあんまりビジネス書の棚に行かない私みたいな人っていうのは、
そういう本を読む機会を失っているので、
時々行くとすごい面白かったりするんですよね。
だから嫌いしてるっていう感じも自分ではないんですけどね。
ただあんまり触れる機会が自分の行動パターン的にあんまりないみたいな感じなのと、
仕事でもあんまりマーケティングとか関わっているわけじゃないので、
やっぱり仕事っていうのもあるのかもしれないですね。
何やってるかどうかみたいな。
先生、学校の先生だったらそういう本をたくさん読むと思うし、
お医者さんとか医療系だったらそっちの本を読むと思うし、
だけどそうじゃない人が読んでもそれはそれで結構面白いとは思うんですよね。
難しいかもしれないけど。
今の話を聞いてると、えりんぎさんも多分自分の趣味とか興味の幅がある程度決まってて、
そこに引っかかるものだったら読みたいと思うんだけれども、
話を戻すとおそらく小説しか読まないとかビジネス書しか読まないみたいな人は、
幅の種類が結構限定されてるのかなって今話しながらちょっと思ったけど。
目的が必要だから読むとか、好奇心があるから読むとかっていうのがあるとしたら、
必要だから読むっていうところに比重が傾いているってことですかね。
そうだね、そうだよねきっとね。
なんとなくそれって疲れないって思うんだよね。
疲れるっていうのはなんだろう、窮屈とかそういうことですかね。
そうだし、その読書をし続けると読書好きなままでいられるのかなみたいなと俺は思ったりするんだけど。
一つあるなと思うのは、読める量って人それぞれあるじゃないですか。
どれぐらいの量の分をどれぐらいの時間をかけて読めるみたいなこととかもあると思っていて、
私あんまり早い方じゃないんですけど、そうするとやっぱり読める本、人生で読める本の総量ってあるじゃないですか、そういうの。
すごいわかる。
だから選ばざるを得ないみたいな。
だからここはもう諦めるみたいなことも結構でかいなとは思いますね。
なるほど、優先順位をつけていって。
そうそう。だから本当はこの作品読んでみたいけど、私の人生的に時間ないなみたいな。
僕がちょっともったいないなと思うのは、ビジネス章は読むけど他の小説は読まないと。
それで否定してしまう人がいたらちょっともったいないなと思うんですよね。
30:01
読んでもいないものを、小説読んでるけどビジネス章は読みませんっていう人も同じかもしれないですけど、
それが選択肢に入ってるのか、それとも読んでいない状態なのに否定しているのか、ここは結構違いあるなと思ったりしますね。
でもこれちょっともしかして語弊があるかもしれない。語弊がめちゃくちゃありそうなんですけど、
語弊がめちゃくちゃありそうだけど、ビジネス章に、もちろん専門的な研究者しか知らないようなことっていうのは、それはそれとしてあると思うんですけど、
もうちょっとふんわりとしたタイプのビジネス章があるとすると、読み手のそれぞれの頭の中に漠然とあったようなことをちょっとわかりやすくまとめてくれてるみたいな、
そういうことってあるような気がしていて、だから自分はビジネス的な言葉とか用語みたいなことに馴染みがないんだけれども、
普段仕事してる時にそういう考え方してたなみたいなことが、また待ってる本を読んで、
自分ちょっとできてたから、もうちょっとこれ頑張ろうみたいな、そういうきっかけになったりとか、自分の中にあったものをもう一回再編集してくれるみたいな、そういう役割もありそうだったなと思っていまして、
小説は感覚を植え付けてくれるものみたいな、そういうイメージもあって、ちょっとふんわりしたことしか今言ってないんですけど。
でもおっしゃりたいことはわかりますか?
ビジネス書に限らずですけど、本じゃなくても置き換え可能なものってあると思うんですね。
本で読まなくても動画見たり、教えてもらったらもうそれで十分っていうものが、実用的なものとかだったらそうだと思いますし、学問的なものもそうだと思うんですけど、
小説とかはもうやっぱり本じゃないとやっぱり味わえないものがどうしてもあるんで。
確かにそう、すごいいいとこつきますね。
小説でしか味わえないものってありますよね。名文化するのめっちゃ難しいですね。
そうなんですよ、これがね説明が難しいんですけども。
動画とかっていうのはかなり受動的なメディアですけど、本は能動でしかないじゃないですか。
能動的に本読まないと進まないし理解もできないんで、そういう違いもあるし、ここらへんとか結構本がいいなって思うところではあるような気がしますよね。
確かに、それって吸収する効率の話なのかな。
例えば小説みたいな文学作品とか置いといて、さっきの俺のソロエコノミーの話とかを本で読むのか動画でやるのかで言ったら、
多分吸収できるものは同じだけれども、能動的に読むから自分は吸収率が上がる。
受動的に受け取るから自分は吸収率が上がるみたいな、人間の種類がいるみたいな話かな。
でも基本的にやっぱり本読んだほうが定着するんじゃないかと勝手に自分があるとせず。
それは思う、それはわかる。感覚だけどね。
例えばだけど、映画とかも2時間とかで見るじゃないですか。
33:00
でもやっぱり細部見落としてるはずなんですよね。
本も細部をちゃんと覚えてないことはあるけど、自分に引っかかった表現なのであれば、結構パンと入ってくるみたいなことも経験としてある気がするので。
同じセリフでも、映画と小説で読んだ時と見た時じゃ、映画だとさらっと流しちゃったりとかするけど、後々小説読むと、あれ、なんかすげえいいこと言ってたんだみたいな時とかあるよね。
あるある。あるし、映画ってめちゃくちゃ、映画の感動と小説の感動もまたちょっと似てそうで全然違うなっていうのも感じたりしますね。
ちょっと話をですね、戻すと、なぜ本を読むのかっていう話、戻すとですね。
なんかね、この話をしながらね、自分の中で答えが出ちゃったんですけど。
あ、すごいすごいすごい。答え話してくださいよ。
これテーマを決めた時に、なんで本を読むんだろう俺ってちょっと考えたんだけど、要は好きだからだなってずっと思ってたんだけど、好きだから、好きなもんだからっていう話を広げるしかないかなって思ったんだけど、
さっきも話してて、あ、俺多分こういうことなんだなって思ったのは、多分ビジネス書だろうが小説だろうがなんだろうが、自分の世界を広げてくれるものが好きなんだよね。
自分が知らなかったりとか知らない知識が入ってきて、あ、こういう考え方があるんだって自分の世界が広がるのと、
あと小説で感動した時に、それはもしかしたらただ自分の中に深く刺さっただけで広がってないかもしれないんだけれども、
感覚としては、なんか新しい体験を得てるなとか思うことも多いので、広がってるなっていう感覚を持つことができる。
先々週とね、村上春樹の世界の終わりとハードボールでワンダーランドを紹介して、これ読むの実際2回目だったのに、自分の世界が採読して広がった感じもあったりとかしたので、
多分こういう感覚が欲しいから本を読み続けてるんだろうなとちょっと思いました。
僕も結構近い理由ですね、なんで本を読むかっていうところ。
ただ、詩って言うと、ちょっと小説に限定しているところは、文学に限定しているところはあるんですけども、
今までの自分の体験だと、最初は高校生の時のモンテクリスト博だったんですけど、
その後大人になって2666というボラーニューの小説とか、アレクサンドリア・シジュウソーというすごい長い小説とか読んだ時に、
一つの本当に世界に入り込んだような感覚があって、それはもう絶対その小説を読んだ時しか感じることができないような感覚で、
よく小説を読むと現実逃避できるとかって言われたりすると思うんですけども、
僕の感覚では現実逃避もできるし、さらにその現実逃避した先で結構自分と向き合うような感覚もあって、
そこにはすごく世界を広げているような、広げてくれているような感覚もあるんですけども、
これが何とも説明が難しいんですけども、
36:02
確かに違う世界、自分の知らない世界に連れて行ってもらったような、やっぱりその醍醐味がたまにそういう本に出くわしたりするとたまらないので、
小説読むところの理由ってそこかなっていうのはちょっと思いましたね。
同意って感じですね。
なるほど。
やっぱり私も自分とか他人とか、そういう人間全般に対する興味っていうのが深くて、
だけど自分の人生しか生きていけないじゃないですか、一人で。
だけどやっぱり小説とかってなると、他人の人生追体験できるなっていうふうに思っていて、
そうするとその人が自分に置き換わったっていうか、自分がその人に置き換わったときに、
みえさんみたいに、自分だったらどうするんだろうとか、自分だったらこう考えるとか、どう考えるんだろうとか、
そういう自問自答を繰り返しながら小説読み進めていくことも結構あるなっていう気がしてて、
一方で没頭してすごく楽しめるような話もありますけど、
やっぱりそういうことが面白いから読むのがやめられないみたいなところは、自分の中にあるなっていう感じがありますね。
2人の話を聞いて思いました。
ワイン好きな人がワインやめれないのとかと、なんか近いような気がするんですよね。
そうですね。
ワインって本当においしいのって思う人もいれば、たまらないっていう人もいるのと。
なんでもそうかもしれないですね。
スポーツとかももしかして、自分を追求していくじゃないですか、アスリートみたいな人たちって。
なんかいろんなジャンルで起こってる気がする。やっぱり探求ですね。
そうですね。
まとめるつもりないですけど。
でもそうなんでしょうね。
すごい語弊を恐れずに私も言わせてもらえば、
たぶん自分がビジネス書しか読まなくて、小説を共同して読むよって言った人に対して感じてるのは、
そういう探求がないんだろうなってちょっと思ったのかもしれない。
もしかしたら上辺だけを吸収してるなみたいな印象を持ったんだと思います。
ありそう。
たぶんそういう人ばっかりじゃないと思うんだけど、ビジネス書すごい好きで読んでる人って、
もっといろんなタイプの人がいると思うんだけど、
たまたまそういう人とちょっと話す機会があったんだろうなと今思い返しましたね。
次のテーマなんですけど、書くことについてちょっと話したいと思ってまして、
これはもう今回来ていただいているエリンギさんがですね、
トルソーという同人誌に参加されてらっしゃるので、
そのあたりのことをちょっとお聞きしたいと思ってます。
このトルソーなんですけど、
簡単にトルソーの説明だけしてもらいましょうか。
ありがとうございます。
トルソーというタイトルの同人誌を作っていまして、
きっかけとしては、私が大学時代に卒論指導とかでお世話になった先生がいらっしゃるんですね。
そのタテノマサヒロ先生っていう明治大学の先生なんですけれども、
39:00
その先生が定年で大学を退職された後に、
ご自身が作品を発表する場を確保しておきたいというか、
そういうことで作った雑誌なんです。
で、参加しているメンバーとしては、明治大学の先生たちだったり、
あと小説家の方だったり、
私もそうなんですけれども、大学の卒業生とかが参加している、
メインで活動しているっていう感じです。
時々ゲストで執筆者招いたりもしているので、
ぜひぜひお二人にも何かやっていただければみたいなことです。
ここで勧誘は。
勧誘。
クオリティすごいですからね。
そうなんだよね。結構びっくりしたんだよな。
そうですよね。
完全にプロじゃないですか。
そこら辺のハードルが高いって思われがちかもしれないですね。
でも確かに。字が多いので本当に。
今、創刊が2016年だったんですけど、
その時私はまだ参加をしていなくて、
現在7号の編集作業が進んでいるところなんですけれども、
私は4号から参加しています。
C5、6、7と来てて。
一応自分の好きなことをみんな書いてはいるんですけど、
例えば小説が書きたい方は小説を書いているし、
詩を書いたりとか、
あと映画見た映画票だったりとか、
読書の書票だったりとか、
あとエッセイとか、
本当に何でも文章で表現できることなんでもって感じなんですけど、
守備範囲的にはですね。
ただ各自好き放題書いていると、
雑誌としてのまとまりがあんまり出ないよねっていうことで、
2号以降は特集を組んでいて、
今までに。
そういう流れなんだ。
そうですね。
2号が松本成長、
次が大西巨人という作家、
あと水上努、山本周頃、
6号が岡本可能で、
これが大地さんとみえさんにお送りして読んでいただいたものですね。
今編集中なのが、
おさらぎ二郎の特集をしていまして、
だから大体そこも作品被らないようにみんなで読んで、
自分の好きなアプローチで文章を書いて載せるみたいな、
そういう感じで活動しています。
トルソーについてはそんな感じですかね。
ありがとうございます。
これ、私とみえさん読ませてもらって、
6号の岡本可能特集号読んだんですけど、
面白かったというか、
どっちかというとすごいなという印象の方があって。
本格派の文芸史をきちんと読んだというような感覚。
ありがたいですね。
本当に面白かったんですよね。
岡本可能子さんのすごい生命力あふれるような人物像であったり、
作品の紹介の仕方のうまさ、
エディングさんが書いていた記事もすごい面白く読んでて。
ありがたいです。
42:01
今まで扱った作家って名前聞いたことあるなという人もいると思うし、
この人誰かなみたいな人ももしかしているかもしれないんですけど、
一番多いのは昭和の作家が多いんですけど、取り扱う。
なるほど。
岡本可能子はもうちょっと前ですけどね、
昭和の大衆作家みたいなのを結構取り上げてて、
現代ではあまり好きな人、年齢高めの人で好きな人は読んでるかもしれないけど、
若い人とかあまり手に取らないような作家が多いと思っていて、
このあたりカバーしているのが結構この雑誌の特徴の一つかなという、
そんな感じもよく仲間うちではします。
特集を決めるときですね。
なので入手できる作品もたくさん文庫とかに入ってたりもするんで、
もしトルソを読んで、この作品実際どうなんだろうみたいなことで気になるものとかあったら読んでもらえるといいかなっていう思いもあったりしますね。
トルソ読みたくなったらどこで入手できますでしょうか?
一応流通しているものなので、ネットの本屋さんとかで在庫あれば取り寄せ可能ですし、
あとは直接行ってもらえればっていう感じですね。
なるほど。
番組概要欄にリンクを貼っておきますので、
ありがとうございます。
ぜひ見ていただけると嬉しいです。
ありがとうございます。
トルソの話になっちゃってるからあれだけど、
個人的にはこの座談会みたいのあるじゃないですか。
Aさん、Bさん、Cさん。
岡本寛子に関してみんな作品を読んできて、みんなで話すみたいな。
この話は結構個人的にはすごく面白くて。
連絡くれましたもんね。
みえさんもブログを書いてもらってすごいありがたかったんですけど、
その座談会っていうのは実際に講座が開かれていて、
短編講座を読むっていうものがあるんですけど、
それが元になっているやつですね。
それもタテノマサヒロ先生がやっていらっしゃる講座で、
一応単行本にもまとまっているものなんですよね。
岡本寛子も今度夏に新しい本が出るんですけど、
そこにも収録されているので、
もし座談会形式のやつに興味がある方がいらっしゃったら、
そっちをご紹介します。
そんな感じでトルソをやってらっしゃると面白いなと思ってます。
えりんぎさんがなんで書くということに対して、
何か思いがあるなら聞きたいなと思ってまして、
そもそも書くことって元々好きだったんですか?
元々そんなに書くタイプではなかったんですけど、
抵抗はないっていう感じぐらいですかね。
ブログとかツイッターとかちょこちょこ書いたりとかっていうことは今までしてたんですけど、
やっぱり大学生の時ってレポートめちゃくちゃ書くじゃないですか、文系だと特に。
理系の人もそうなのかもしれないですけど、
レポートとか卒論とかで書いてたぐらいで、
卒業した後とかって本当に何もしてなかったんですけど、
45:00
声かけてもらって、最初できるかなって思ったんですよ。
私も自分のお世話になった先生がガンガン書いてる雑誌に、
自分の原稿を載るなんて思ってたんで、
だから最初は本当に感想でいいですよって言われたんですよね。
本を読んで感想、4号の特集が水上勤だったんですけど、
なんでもいいので、彼の作品1冊読んで感想まとめて載せたらいいって言われて、
それがきっかけですね。小説とかは書かないので私は。
だからやっぱり、読んでインスピレーションを得たものを書くっていうことだったらできるみたいな、
それだったら自分にもできるかなみたいなことで、今まで続けてきてるんですけど。
なるほど、ちょっとわかりますね。
私も文学部だったんで、日々レポートみたいなのを書かされるじゃないですか。
そのときに読んでて、それをアウトプットしたときに、
ちょっとでも自分なりの視点が入ってきたりすると、楽しかった記憶があるんで。
やっぱり読書感想文って、意外と難しいもの、ジャンルとも言えないと思うんですけど、
作品のあらすじを書くだけじゃ感想文とは言えないし、
やっぱり主観がないと、その人の感想にならないんですよね。
だから読書感想文っていうのは、主観をガンガン書きなさいみたいなことも、
たての先生に指導されましたし、論文についても、
その先生ってアカデミズムのところをガンガン行かない人だったので、
アカデミックな論文を文学でやっても、そんなに面白いものは書けないんだから、
読書感想文の延長でいいみたいなことを言われて、それで論文を書いたっていう経緯もあって、
やっぱりその主観、その人の主観があれば、
本を読んだ感想であっても、やっぱり作品として成り立つような気もするので、
だからこれからもし、書けるなーとか思ってる人がいたとしたら、
それちょっと気になるかなって思いますね。
確かにいい話ですね。
三重さんってなんか書いたりとかする?
書きたい願望、本当はあるんですよね。
ずっと自分で小説が書けたらいいなーとかですね。
本読んだ感想もそうです。
言ってるだけで、もう願望があるだけでできていなくて、
三重さんってすごいTwitter見てると、
トルソーも書いてるし、ノートも書いてるし、
情報の発信がすごいコンスタントにパンパンパンってされてるなーっていう印象があって、
そういうのでどうやってできるのかなって思います。
すごい憧れますね、情報発信がたくさんできるって。
憧れだなんてそんなそんなって感じですけど、
やっぱり今はトルソーを結構頑張りたいなと思ってるので、
っていう感じなんですけど、
さっきお伝えしたみたいに、やっぱり本読んでた感想を書くだけでも、
全然乗るような感じになるんで、
しかもモチベーションになるんですよね。
わかるわかる。
今度これ書くから、一生懸命書こうみたいな。
48:05
だから、仲間入ってもらったらいいと思いますね。
部活のサークルの関与みたいな感じですけど、
最初から同人に仲間入りとかじゃなくてもいいし、
私も最初4号を書いた時は、単発で行ったんですよ。
別にその前号を書かなくてもいいし、
きっかけとしていい装置だと思うんですよね。
こういう言い方はあれですけど。
なるほど。
確かに書くってつい個人的な作業と思ってたんですけども、
言われるとそうですよね。
一人で頑張るんじゃなくて、仲間と頑張ろうという。
本当に本当にそうで、
だからなんだろう、そのきっかけ、
自分が好きな本を読んでっていうのでもいいですし、
特集の作家が決まったらそれをお伝えするんで、
それにまた特集が充実するので、
それもこちらとしてもありがたいですし、
ぜひぜひ難しそうと思わずに、
参加してくれるとありがたいなと思ってますね。
1ページ、2ページにも全然かまわないで、
短いもので、私も短いの書いてるんで。
そうですね。
でもとりあえず読書関数を書いてみるっていうのは、
それがいいかもしれないですね。
そうですよ。
しかも本になるとめっちゃ嬉しいです。
そうなんだ。
うん。
でもこれね、だいぶしっかり整法されてるもんね。
そうですね。
そうですね。
それ見せると、同人誌なのにすごいしっかりしてる。
すごい。
これもうすごくびっくりしました。
そこもびっくりした。
表紙も、表紙もタテノ先生の写真なんですけど、
え、そうなんだこれ。
そうそうそう。
綺麗。
超かっこいいじゃないですか。
本当だから見た目とかも評判が良くて、
毎回その写真の階段が載るんですけど、
それも面白いですね。
みえさんもそれは面白かったってことで。
そうそうそう。
アイルランドの森の写真でしたね、6本は。
です、です。
あ、これか。
1番68ページ。
あ、なるほど。
そんな写真だったんだっていうのが分かって結構面白くて。
へえ、面白い。
そんな緑の綺麗な写真なのに、みたいな。
今ちょっとチラッと今見たけど面白かった。
そうそう。
最終的に2周年、3周年くらいになった時に、
なんかこういうの外飛び猫たちで作ってもいいかもしれないですね。
なんか冊子みたいな。
あー。
なるほど。
その時は参加してもらいましょう。
えりんぎさんに。
あ、いいんですか。
そうですね。
そのノウハウをちょっと取るそうで、
パクりましょう。
福字書きますよ、3周年おめでとうございまして。
じゃあちょっとそのところで締めときましょうか。
ありがとうございます。
俺最後にちょっとえりんぎさんに聞きたいことがあるんですけど、
私とみえさんコテンラジオ大好き。
コテンラジオって福岡のコテンっていう企業がやってるポッドキャストなんですけど、
1回紹介してるんで、その紹介会、ラジオと映画かっていう時にちょっと漫画編紹介してるんですけれども、
51:00
それからえりんぎさんコテンラジオハマって聞いてくれて、
パーソナリティが3人いて、
コテン代表の深井龍之介さんって方と、
コテンの社員さんなのかな、やんやんさんって方と、
あと株式会社ブック代表の樋口さんって方の3人でやってる、
その樋口さんの株式会社ブックが運営されてる福岡のあれ、
田川だっけ、田川にあるいいかねパレット行ってきてますよね。
いいかねパレット2回行きました。
すごいうらやましい。
めっちゃうらやましい。
本当にコテンラジオが大好きすぎて、
いつか行ってみたいなって思ってたんですよ。
私もやっぱり友達とかにこういうラジオあって、
もし機会あったら聞いてみてみたいな話したりするんですけど、
その中の1人が音楽作るのが結構やる子なんですよね。
ライブしたりとかはないんですけど、
自分で音楽作ったりとか楽器弾いたりとかっていうことが好きな友達がいて、
パレットでDTMのワークショップがあるみたいなツイートを見たときに、
これ行きたいってツイートしてたんですよその子が。
それに私は乗っかって、
じゃあその日空いてるから行こうよって言って、
パレットに行ったのが最初だったんですね。
すごい行動力ですよね。
だって福岡じゃないですか。
東京から福岡に乗りで行ったってことですよね。
乗りで行きました。
すげえな。
すごい。
乗りで行って、
そのときは1泊2日で帰ってきたんですけど、
たまたま樋口さんもいらっしゃって、
てかそのワークショップに僕も行きますみたいな感じだったから、
会えるかなもしかしてって感じで行ったんですけど、
樋口さんともお話できて、
すごい温かい方で。
ですよね。
そのときに広いお部屋が1つあるんですよ。
シェアライブラリーっていうところがあって、
仕事してもいいし、
いろんな用途自由。
ちっちゃいキッチンとかも付いてるんで、
ご飯食べたりとかもできるんですけど料理して。
そこのスペースに本棚があって、
ちょっと整理をしたいなという欲求が芽生えたんですよね。
それを見たときに。
一応その並んでる本が、
小説もあったんですけど、
わりとビジネス向けの本とかが結構バーってあって、
聞いてみたらこれもう読まないから、
みたいな感じで持ってくる人が多いらしくて、
それがなかなか整理される余裕なく。
なるほど。
もう空いてる棚にどんどん入れてってるみたいな感じ。
どんどん入れてって、
入んないやつは段ボールに入っても積まれてるみたいな状態だったりする。
だからここをもうちょっと片付けると、
長期滞在の方とかもいらっしゃって、
いいかねパレットに住めるっていうのがあるので、
そういう人とかもやっぱり本棚充実してたら、
手に取る機会とかも増えそうだなと思ったんですよ。
江口さんとか、あとコテンとか、
なんかその辺の関連の本とかもあったら面白そうだなとか、
いろいろそのインスピレーションが湧いてしまって、
で、それ片付けたいんだけどみたいなことで行ったのが、
7月の中旬だったみたいな。
54:00
で、また行ったときは一人だったんですけどね。
あ、そうなんだ。ほんとすごいですね。
それ本棚をいじったりするのは江口さん一人でされたんですか?
最初本棚って割と放置されてるのかなって思ってたら、
一応担当の人がいたんですよ。
いいかねパレットのスタッフの中に。
ただその子がダブルワークしてて、
あんまり時間割けないみたいな感じで、
片付けたいし、棚を変えたいんだけど、
手が回っていないみたいな状況だったんですよね、聞いてみたら。
あときっかけもないんだろうね、やるっていうね。
そう、一人だとなかなかやる気出ないみたいな感じだったんで、
だったら片付けましょうかみたいな感じで、
最初二人でやりましたね。
そしたらいろいろみんな興味持って寄ってきてくれたりとかして、
で、ちょっと本棚片付けてるって聞いたんですけどみたいな感じで、
長期退山の方が寄ってきてくれたりとかして、
結局どこまで進むかなって感じだったんですけど、
結構片付けられました。
すごい話だ、いい話ですね。
これからいいかねパレットの本棚もしかして充実していくかもしれないんで。
私もいつかいいかねパレット行ってみたいなと思ってるんですけど、
行った時に、これはえりんげさんが整理した本棚だなと思って。
僕は結構コテンラジオ聞いてるとそれで満足しちゃってるファンなんですけども、
そういう人でもいいかねパレットって言ったら何かあるものなんですかね。
実はですね、私が行ったのは2泊3日で行ったんですけど、
その最中に仕事を辞めてパレットに来たっていう人に出会いました。
すげえ、そう行くために。
その二人ともコテンラジオ聞いてて、
すごいねコテンラジオ。
両方とも男の人だったんですけど、
20代中盤と後半ぐらいの感じの、そういう感じ。
ただ、いいかねパレットに行って何かやりたいこと見つける人もいるし、
見つけずに帰っていく人もいっぱいいるよっていう話は聞いたんですよね。
行ってみるといいと思います。
とりあえずね。
多分誰かしら話しかけてきてくれるんで、そうすると楽しいと思います。
行きたいな。
もしかすると人生変わるかもしれない。
人生変わってる人もいそうです、いっぱい。
いると思う、いいかねパレットは。
インド行くぐらいの魅力がありそうですね。
インドより行くの苦手なんだし。
いや、もうちょっとこれはいいかねパレット行くしかないな。
そうですね。
そうですね、とりあえず行ってみるの面白そうだと思いました。
お二人だったらスタジオ借りて、きれいな音でラジオ録音みたいな講述で行ったらいいと思います。
そういうこともできるのか。
エニングさんありがとうございました。
今日は来ていただいて。
本当にありがとうございました。
なんですが、実は次回も来ていただきます。
57:03
というかこの後収録するので。
次回予告はこのままさせていただきます。
次回は実は超名作を取り上げます。
ヘミングウェイの老人富をご紹介しようと思ってまして。
エニングさんがヘミングウェイ好きで老人富も好きということで、
今回3人で本を紹介するということもやってみたかったので、
次回エニングさんにも加わっていただき紹介します。
お楽しみにしていただけたらなと思います。
番組の感想やリクエスト、またこのラジオを聞いて紹介された本を読みました。
読み返しましたとございましたら、
ハッシュタグそのとびねこたちをつけて教えていただけると嬉しいです。
ツイッターやインスタのDMやリプライなどでお待ちしております。
メールアドレスも番組情報欄に載せておりますので、
そちらから直接いただいても構いませんし、
今メッセージフォームも番組情報欄に載せてますので、
そちらからいただいても大丈夫ですのでよろしくお願いします。
積極的に拡散共有していただけると大変助かります。
ではまた来週。
ありがとうございました。
58:02

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