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2021-07-19 39:22

第48回 ふたつの物語の終着点「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド 下巻」村上春樹著

spotify

※番組内で「頭骨」のことを「ずこつ」と呼んでいますが「とうこつ」と呼ぶのが正しいです。訂正致します。

 申し訳ございません。

【今回の紹介本】

■『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド 下巻』村上春樹著 新潮文庫

今回は「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド 下巻」をご紹介します。

ふたつの世界、物語の関係。責任と心。

村上春樹のメッセージが、君には届くか!?

是非お聴きください!

【番組内で紹介したトピック】

■ 『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド 下巻』村上春樹著 新潮文庫

https://www.shinchosha.co.jp/book/100158/

【番組へのリクエストや感想はこちらから!】

https://forms.gle/a569tyUhMDDaCXGF8 

【文学ラジオ空飛び猫たちとは】

硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。

案内役の二人は、 東京都内で読書会を主催する「小説が好き!の会」のダイチ

京都の祇園で本の話ができるカフェを運営する「羊をめぐるカフェ」のミエ

文学のプロではない二人ですが、 お互いに好きな作品を東京と京都を繋ぎ、

読書会のようなテイストで、それぞれの視点で紹介していきます!

毎週月曜日朝7時に配信しています。

【SNSでご投稿ください】

番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、ぜひSNSに投稿してください!

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#本 #小説 #読書 #読書会 #文学 #海外文学 #ブック

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どうも皆さんこんにちは、文学ラジオ空飛び猫たちです。この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きなふたりがゆるーくトークするラジオ番組です。お相手は、私小説が好きの貝野大地と羊を巡るカフェのミエのふたりでお送りします。
文学のプロではないふたりですが、東京と京都をつないで、お互いに好きな作品をそれぞれの視点で紹介していく番組です。お互いの紹介に関しては、2021年、最初の回で話しているので、そちらをお聞きください。
また、このラジオへのご質問やリクエストメッセージを随時受付しています。番組概要欄にフォームのリンクを貼っていますので、そちらからお寄せください。
ある程度ご質問などいただきましたら、お返事をする会をしますので、気軽にお寄せいただけると嬉しいです。
はい、ありがとうございます。本編に入る前にお知らせをさせてください。
8月から9月、お盆以降を何度か考えているんですけれども、ジョン・ウィリアムズのソナーという小説を課題本にした読書会を開催予定です。
これは元々リスナー投票で選んでもらう課題本の中で、結構票がはずまっていた本なので、開催しようと思っております。
まだ詳細は決めていないんですけど、決まり次第告知していきますので、よろしくお願いします。
今日はですね、先週に引き続き村上春樹の世界の終わりとハードボイルドワンダーランドをお届けしたいと思っております。
前回の続きなので、そちらから聞いただけると大変ありがたいです。
こちらから聞くと何のこっちゃみたいになるかもしれないので、よろしくお願いします。
じゃあ、みなさん署名お願いします。
今回紹介するのは村上春樹さんの世界の終わりとハードボイルドワンダーランドを下巻になります。
慎重文庫から出ています。
じゃあ、私の方からあらすじを。
私の意識の核に思考回路を組み込んだ老博士と再会した。
私は回路の秘密を聞いて愕然とする。
私の知らないうちに世界を始まり、知らないうちに終わろうとしているのだ。
残された時間はわずか。
私の行くすぐは永遠のせいか、それとも死か。
そしてまた世界の終わりの街から僕は脱出できるのか。
同時進行する二つの物語を結ぶ意外な結末。
村上春樹のメッセージが君に届くか。
というあらすじなんですけど。
これ確かに下巻の裏にも書いてあるんですけど。
面白いですよね。
村上春樹のメッセージが君に届くか。
三重さん届きました?
メッセージなんとなく届いた気がします。
そうですよね。大体なんとなくですよね。
まあ多分なんとなく届いた僕らがなんとなく話をするんで。
あの聞いている方々はなんとなくちょっとこの話を楽しんでもらえたらなと思います。
そうです。
下巻でもまず先にハードボイルドワンダーランドのショーを話していこうと思います。
その後世界の終わりのショーの話をしていこうと思っています。
まずちょっとストーリーの話をこれからしていこうと思うんですけども。
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その前に上巻ではハードボイルドワンダーランドってすごく冒険活劇の要素が強くて。
そういうスリリングな展開が面白かったんですけども。
下巻になるとそういう冒険要素というのから謎解きですね。
一角獣の頭骨というアイテムが出てきたんですけど、その頭骨の謎であったり。
あと主人公の残された時間ですね。
これがもう残り24時間とかになってくるんですけども。
残り24時間で世界が終わってしまう。
その中で主人公がどう生きるのかとか、そういうちょっと話が中心になってきます。
今回も多少のネタバレありで話していくんですけども。
ネタバレ知ったとしてもすごく楽しめる一つではあると思うので。
ぜひ聞いていただければと思います。
ではストーリーの話をしていこうと思います。
主人公の私は博士の孫娘と一緒に地下に潜めている博士に会いに行くというのが下巻のスタート地点になるんですけども。
そこで博士に会って、私の脳の中と言いますか、私の脳回路の秘密というのを教えてもらいます。
これどういうことかというと、計算師と記号師という敵対している勢力、2つの勢力ですね。
情報センスの真ん中に博士が暗号解読されない方法として、アイデンティティをブラックボックスするという、そういう手法を発明します。
もともと博士は、組織、工場、システムとファクトリーという言い方なんですが、システムとファクトリーの2つの勢力の中で、最初博士はシステムの側の人間だったんですけども、その時に人間のアイデンティティをブラックボックスしてしまうという。
そうなると、そこから暗号を読み取るというのができなくなるだろうという知的な手法を発見するんですけども、そのブラックボックスの中では人間の頭の中なんですけど、その人間の頭の中では記憶とか認識、それまでの人生の記憶や認識によって、工場のようにどんどん人間の行動様式というのが作られていきます。
この行動様式というのがシステムと言っているんですけども、博士がもともと実験の試験者となった計算師たちのブラックボックスをビジュアル化した時に脈絡のないビジュアルですね、というのが基本的には出てくるのが一般的なんですけども、その中で唯一、私だけ博士が頭の中をビジュアル化したら、私の頭の中だけ小説とか映画になりそうなくらい完璧な世界というのが作られていて、
私という人間が結構特殊な人間であると、それが何でかというと、極端に自己の殻を守ろうとする、そういう性向が強かったという、そういう特徴があったからみたいなんですけども、そこで博士が私の性質を知って、
私が500人近い計算師から選抜された26人の中の1人になるんですけども、それが何かというと、シャッフリングができる人ですね、上巻で話を少ししていた、このシャッフリングというすごい難易度の高い作業ですね、人間の意識を使って計算をするという、その作業ができる26人の中の1人なんですけども、
06:17
実はそれに他の計算師たちは耐えれなくて、そのシャッフリングをすると死んでしまうという、そういう現象が起きていたんですけども、私だけ唯一シャッフリングしても大丈夫だと、それが結構私の潜在意識の特性というか、その性質によってシャッフリングに耐えれていたという、それで博士が私を使って、博士の実験というか、やりたいことを実現しようとしている。
ただ、ことがそううまく起きなくて、私がシャッフリングを博士から依頼があってしたんですけども、シャッフリングしたことで、頭の中の次元爆弾というのが作動してしまって、これがどういうことかという、人間の中に3つの回路があって、今現在というのは第一回路という、これが今住んでいる世界の中の意識になるんですけど、
次元爆弾が作動してしまうと、第三回路にそれがなってしまうと、第三回路というのが何かというと、私のアイデンティティが世界化された、それが世界の終わりという世界になるんですけども、そこにもう意識が行ってしまって、完全にその世界の終わりの中に閉じ込められてしまう、第三回路というところに閉じ込められてしまうと。
そうなると、もう二度と第三回路から現在の第一回路に戻ってくることができないと、そういう状況になってしまうと。
第三回路に行くと、もう意識がずっとこの世界の中なので、いわゆる現実世界では意識を失った状態になってしまうと。この次元爆弾が作動するのが29時間後というところで、それをちょっと博士に知らされて、そこから私と博士の孫娘が地下にいたんですけど、ちょっと地上に出て何とかしようと。結構、この謎解きの話が結構下巻道、最初の方にありました。
まあ結構ね、読んでても分かりづらいですよ、ここ。要はこれ、主人公は今シャッフリングをしたことによって、あと何時間後には自分を失ってしまう状況に陥っていると。まあ後々それは彼を死として捉えるんですけど、死ぬことだとして捉えるんですけど、まあ私は今そういう状況にあり、かなり危険だと。で、まあこれをどうにかしたいんだけど、どうにもできないということがもう分かった。
これもこの辺り、非常にこの博士がひどいんですけどね。これ全部分かってた上でやってるし、本来ならこれ、闇黒に研究所を襲われなければ、何か戻せたかもしれないさそうなことは言ってるんだけど、どこまで本気なのかちょっと分かんなくて。結構このね、人体実験じゃないけどしてる割には、こう罪悪感感じない、この老博士すげえなと思いながら。で、娘もね、断ることにフォローするんですよ。
なんか自分のことに夢中になりすぎて、人に迷惑かけちゃう。で、なんか結構許してあげてねみたいなことを娘が言うんだけど、全然フォローになってなくて。
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てかね、この博士おじいさんは天才肌だから、なんかね、熱中するとそうなっちゃうんだよねみたいな感じで。
こっちはそれで死ぬことになってるでしょ。どうすんだよみたいな話なんだけど、全然なんかねフォローになったりなんだけど。で、あの私も結構、いや何とかしてくださいよみたいなこと最初言ったりとかするんだけど、最終的にはなんか受け入れてくんすよね、これをね、この状況を。そこがなんかかっこいいというか、まあハードウォルトだなと思うところですよね。
で、下緩和のここから冒険要素というよりかは結構、まあ私が地上に出るともう残り24時間くらいになっていたんで、じゃあ残り24時間どう過ごすかっていう、なんかそういう話になってはくるんですけども。
そうですね、もうなんか記号士とか計算師とかその博士とかその襲ってきた、あのなんかわかんない二人組とかの話がもう全部一気に取っ払われて、残された時間どう過ごすみたいになりますよね。
そうですよね。で、まずあの、その私は博士の孫娘と自分の家に戻っていくんですけども。で、孫娘はもう一回地下に戻って、あの博士を助けに行くと。私はあの図書館のリファレンス係の女の子ですね。図書館の彼女をあの夕食に誘って、もうまさに最後の晩餐になってしまうんですけど。
結構ね、面白かったところだと、彼女を夕方に、その日の夕方に会いに行くんですけども、その前に時間があるんで、孫娘の服をコインランドリーに行って洗濯してあげたりとかするんですけども、結構このコインランドリーで、あの先客がいて、なんか残り24時間しかないのに、なんか無駄に時間をぼーっと待って過ごさないといけなかったりしたとかですね。
この心理描写面白いですよね。なんかコインランドリー待ってる時間をゆっくり過ぎる。あ、今俺はゆっくり過ぎた方がいいのか?みたいな、なんかそういう。他になんか物事せかせかして早く時間を過ごすよりも、待ってるときは時間がゆっくり感じるから、この状況の方がいいのか?とか、なんかいろいろ考えたりとかするシーンがあって結構好きでしたね。
私がもう1回家を破壊されていて、洗濯機とか、あと着ていく服とかもいいのが残ってなくて、そこでクモも新しい新品を買いに行ったりとかしたり、あと車もそのためにも特別になんかヨーロッパの車を借りに行ったりとか、なんかそういう描写があって、それで夕方になって図書館の仕事が終わった彼女を迎えに行って、彼女の知っているイタリア料理店に行くんですけども、
そこですごい彼女が威嚇調で、どれだけ食べても大丈夫っていうすごい大食いの人で、なんでも大量のメニュー注文して、私も本当にずっと冒険をしていたんで、もうあんまり食べれてなかったんで、すごいお腹ピョコピョコ状態なんで、2人でもめちゃめちゃ料理を食べるっていうか、そういうシーンもあったりして、
そうして最後に食事をした後、彼女の家に行って、そこで図書館の彼女というのが、どういう人かっていうのはあんまり語られてきてなかったんですけども、ここで元々夫がいて、でもその夫がちょっと殺されてしまったことが、事故じゃないですね。
12:15
悲惨な死に方ですよ。
そうですね。不幸な死に方をして、殺されてしまったことがあったりとか、そういう話を聞いて、私と彼女が最後の一夜を過ごして、そこで私が歌を歌うんですよね。子供の頃よく歌っていたダニーボーイという歌を、ちょっと陽気に歌ったりして、でも悲しくなるという結構いいシーンなんですけども、
この時、私はカクジュウの図骨というのを、これは博士にもらったものだったんですけど、それを彼女の家に持って行っていて、最初それを博士にサンプルというか、実物ではなくて、それっぽいものを真似て作ったんだというのを聞いていたんですけど、
ただその図骨が明朝に光っていて、これは何だろうと、そういうちょっと幻想的なこともあったりしつつ、朝を迎えています。残りあと数時間というところで、僕と彼女が家の外を出て、公園の方に行って、最後の話をしたり。
で、彼女はそこで、「またね。」という感じで去っていくんですけど、その後、家に電話をかけて、そしたら博士を助けた後、また家に戻ってきた博士の孫娘がいて、そこでいろいろ状況を教えてもらうと。
博士は無事に地下から脱出したけど、日本にいるといろいろと、みんな危険がやっぱり迫ってきたりするんで、フィンランドに行ったとかですね、物事の進展を教えてもらって、最後に孫娘と最後の会話をしてから、私が残り時間、終わりを迎えようとしていたので、眠りにつくために港に向かうと。
本当、これで主人公の私の残された24時間というのが過ぎていくわけなんですけど、この最後、過ごし方良かった?
コインランドリーとかで無駄に使うけど、好きな女の子とお腹いっぱいになるまで食事、美味しいもの食べて、お酒飲んで、音楽一緒に聴いて、セックスして、朝起きて一緒にご飯食べて、2人で公園でビールを飲むっていう。
すげえ良い時間を最後過ごしてるな。自分がこのあと24時間しかないって言われるときに、こんな過ごし方できないなって思いますね。どうしていいか分かんない。もっと何していいか分かんない。でも本当に潔くできる良いこと、良いことというかしたいことを最後ちょっとして燃えてますよね。
最後の24時間になってきて、今まで話していたのは私がどういう行動を取ってきたかなんですけども、残された時間の中で人生についても考えるようになったりしていて、そこも読みどころの一つで、私が今までの人生について思い巡らせていったりとかですね。
最初はこの私事件に巻き込まれた被害者的な意識を持っていて、博士であったりとか、組織と工場のいざこざとか、そういうのに自分は巻き込まれた意識があったと思うんですけども、結構最後の方になってくると、もちろんこの今いる世界ですね、この世界から消えたくないっていう思いは持ってるんですけど、
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でも同時に自分の意識によって作られた世界、その世界成り立ちというか、存在している一つの世界っていうのを見届ける義務もあるんじゃないかとか、責任感的なものでしたね。
なんかそれをすごいちょっと意識するようになってきて、そうなってくると、自分の人生とは一体何なのかと、本当そこの考えを巡らせることになってきて、もちろん私にとって望んでいた成り行きではなかったと思うんですけども、最終的には自分の意思ですよね。
本当自分の意思によって人生の在り方を、それを祝福してもいいんじゃないかと思えるような人生だったんじゃないかと、そこまで思いを巡らせているっていうのがあって、ここをすごい読んでいて感動的だったんですけども、月刊ってハードボイルドってどういう話だったっていうと、僕結構この主人公が残された時間の中で人生を考えるっていう、そういう話かなって思ったりしましたね。
ちょっと展開で言うと最後の50ページくらいになっちゃうのかもしれないけど、そこすごいいいですよね。この35年の人生のほうがなんか93%、自分の人生の輝きの93%がこの35年間で使い果たされたとしてもそれでも構わない。残り7%を大事に抱えたままこの世界の成り立ちを眺めていきたいのだみたいな印象とかあったり。
この私の人生観というか、公正さっていうのをすごく私は大事にしているっぽいんですけど、でもその公正さっていうのは何か与えようとするものと求められているものが合致はしないっていうことも分かっていて、自分が公正さについてこういう公正さを求めているけどそれが他者から求められているものと違ったりとかする。
だからこの公正さというものを大切にする余りなのか、自分の周りのものが通り過ぎてしまったと。なんか自分を通り過ぎてしまったけれども、でもそれはやっぱり自分が恒例に固執したせいというか、これを大切にしたせいなので何ていうかいざきよく諦めていることができるみたいな。
そんな感じもあって、私が今までいろんなことに出すがままじゃないけど、結構いろんなことを受け入れてきたっていうのがなんとなくここで分かるような作りになっているなと思っていて、明らかにいろんなことを受け入れすぎだったんで。でもそうか、自分が求めてるけど周りが求めてるものはちょっと違ったりとかっていうのは、そのズレみたいのは自分もよくわかるので、悩むところでもあるし。
自分の中の公正さと他人の公正さが違うなって思うことって結構あると思うんですよ。それって結構ここでできてると思ったんで、すごく考えさせられる最後の方でしたね。
18:03
でもここはやっぱり私って自分の人生を生きれたんじゃないかなっていうのは思いましたね。最後の最後まで読むと。
この下巻の世界の終わりの話を私の方からしたいと思います。上巻では世界の終わり自体は結構淡々と描かれていて、状況自体はそんなに大きく変わってないんですけど、上巻の終わりくらいから実は冬に入ってます。この世界は冬が来ていて、僕の影は冬が来るのでだいぶ弱っていきますね。それは寒さでどんどんやられていきます。
この世界にいる一角獣、黄金の一角獣なんですけど、彼らも冬が来ると弱っていき多くの個体が死んできます。死んでしまった獣は次々焼かれていきます。焼かれて頭骨だけが残され、一定の期間を置くと図書館に収められると。そういう流れになってますね。
僕の影なんですけど、実は弱ってはいるんですけど、さらに弱ったふりをしていて、密かに脱出の計画を立てていました。これは上巻で実は街の地図を僕に描くように頼んでいて、その地図をなんとかして影に渡したことによって影は脱出の計画を立てていました。影なんですけどかなり弱っているので面会が許されます。
僕は影に会って、影は僕に脱出するつもりだと言います。一緒に行こうと。僕たちは二つで一つだから一緒に逃げようと。そういう話を僕に持ちかけてきます。でも僕はですね、この時すごく混乱していて判断することができない。心が今見失った状況にあるので、何をどう判断していいか全く分からなくなっている。この街が正しいのか、それとも影が正しいのか。
影はですね、強い気持ちを持たないとそのままお前は街に飲み込まれてしまうぞと言われます。だからとにかくお前は今見失いつつある心を修復することが重要なんだと。心があればそのあるがままの方向に進んでいくことができると。そう告げられます。確かに僕も今心を見失っているというのは感じているので、心を回復しなきゃいけないということに気づきます。
結果的にですね、また影に会いに行った時に脱出の計画がもうだいぶ進んだので、もう行けるぞと。でも僕は図書館の女の子とかもうかなり好きというか愛しているので、あの子を置いていけばいけないと。で、この街にもだいぶ愛着が湧いてきてしまっている。ここで暮らすのがいいんじゃないかなと。自分は思い出しているという話を陰にすると、この街は見せかけだけの完全さの街であるといたします。で、ここはなんでこの街が完全さを保っているかというのは、みんなが心を持っていないからだと。
で、これは心がないから憎しみあったりとか争いがない。でも逆に喜びや幸福なんかも感じることができない。愛なんかを感じることができない。そういう街なんだと。穏やかだけれども心がない街だから。完全さを保っていると。で、その心なんですが、これが今影がこの街の秘密をこの時明かしてくれるんですけれども、この心というのは獣によって一角獣によって外に持ち出されているもの。
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一角獣たちが心を吸収してそれを持ったまま死んでいく。最終的にその図骨にたまり、それをまあ今は僕がやっている夢読みの作業ですね。夢の作業がすることによって大気に放出される。そうやって心がなくなっていく。そうやって街はこう完全さを手に入れている。
まあちょっとユートピアでディストピアな世界だなと思いました。これね影がですねうまくしなずに心を持ったまま影と離れ離れになってしまうと、これは中途半端な心を持ったままだと街に住むことはできず森で暮らすことになってしまう。この森っていうのがかなり過酷な環境でなかなかこう辛い状況にある。
街は完全に心を失った人しかいれないので例えばこれあの影が影だけこの街から逃げ出すと僕は森で暮らすことになってしまう。そうするともう街で住むことができないので好きな女の子とも会えなくなるとそういう状況になります。だから僕は影だけ見送ることもできず留まることもできず最終的にその話を聞いてここは僕がいるべき場所ではないという思い当たり街を出ることを決断します。
この街を脱出することを決めた僕は図書館の女の子にそのことを話しに行きます。話を聞いてくれとそのことを告げたんですが結局その彼女はここにはいられないのかとかそういう話になるんですけどでも結局その心がないまま僕は君を愛することもできないし心がない君は僕を求めることができないだろうと。
彼女の心は本当に失ってしまったのかもちろん彼女はかなり幼い頃にも影は死んでいるので失っているはずなんですけれどもどこにもないのかってなるときっとその古い夢の中に彼女の心があるに違いないその図骨の一画一の図骨の立ちの中に彼女の心があるに違いないと思った僕はその心を集めようと試みます。
その時に音楽が助けてくれるんですけどこれがハードボールドワンダーランドで24時間しか残されていない私が泊まった図書館の女の子の家の朝ダニーボーイを歌うと思うんですけどその時に心がないので僕は音楽を忘れていたんですけれどもそのタイミングと重なり合ってダニーボーイを思い出すんですね。
ダニーボーイをちょっと手に入れてた楽器で弾いてそうすると彼女の心を持っている図骨が光り出すという状況になります。これがあのあれと重なりますね。ハードボールドワンダーランドの私が朝起きて図骨が光ってる時と重なるわけですね。ここはちょっとリンクしてたりするんですけど彼女の心を少しでもいいからちょっと集めて僕は集めだします。でも全部集められなかった。
時間が来て影との脱出する時が迫ります。彼は影と合流してもう弱りきった影を背負って雪の中、影が言う脱出ポイントに向かいます。脱出ポイントに着いた僕なんですけれども最後の最後で僕はこの世界に留まるというこの世界の終わりに留まるという決断をします。この時にもう僕も気づいてるんですね。これは自分が作り出した世界。まあ元はというとハードボールドワンダーランドの私が作り出した世界ではあるんですけど精神ではその精神の中で僕はこの世界に留まるという決断をします。
精神である僕はこれは僕が作り出した世界だから無責任に放り出さないと今君と別れると森での生活が待っているがとても辛い生活が待っているが責任を取るために僕はここで留まり続けるとこの世界を見守るとそういう決断をして影と別れます。影だけ脱出ポイントからこの世界の終わりから抜け出します。そこであの影を見送る決断をしたところでこの世界の終わりという話は終わります。
24:25
世界の終わりなんですけど結構まあいろんなもうすごく重要な話がたくさんあるんですけど一番はこの自分の責任とかあと心ですね心とは何だってことなんですけどまずちょっと責任をちょっと話したいんですけどハードボールドワンダーランドにも責任っていう言葉が出てきたと思うんですけど結局この責任を全うするためにこの世界に留まると辛い決断をする辛い方の選択をするということを僕はするんですけれどもこれが彼の中の正義というかハードボールドワンダーランドで語られた言葉です。
ハードボールドワンダーランドで語られた構成さんにも繋がってくるんじゃないかなと思っていてそういうのをすごく大事にする主人公たちだったんだろうなぁと思いました。
そこはなんかこれ最後の最後でいかないのかよみたいなちょっと不安を思う方もいらっしゃるかもしれないですけど結構なんというか納得のいく結末だったなぁと思っています。
彼はこの責任を取る自分の責任としてここに残りで失ってしまった記憶というのを少しずつ取り戻していきたいという話をしてますね。
世界の終わりも最後の最後で何か責任の話になっていくというのはちょっと予想できた中の一つかなとは思いつつでもなんかちょっと悲しさはありましたね。
個人的にはもうちょっとそのハッピーエンドみたいなものをちょっと期待していたところはあったので確かに読んでいくと納得できたところはあってこの本当にその主人公のなんか持っているこれ価値観だと思うんですけどもやっぱりその自分の人生を自分の責任でっていうなんかすごい意思が働いての選択だったと思うので納得はできているもののねやっぱりちょっと悲しさありましたね。
私この最後のラストここがすごく印象に残っていてこれこの感覚だけはすごく持ってましたなんか残ってましたね。
読み返す前からラストのこの切なさみたいのはなんか初読の時に強烈に残ってでなんかめっちゃいい小説だという印象がありました。
この世界に終わりにおける心についてなんですけどこの街の住人は心を持っていなくて心を持たないことに成り立っている世界結構特殊な世界だと思ってるんですけど心を持つとはどういうことなんだろうなっていうのをちょっといろいろ考えさせられるものがあって何かを求めるとか何かを信じるとかそういうことなのかな。
まあ実際これに関してはあの出てきますね心がないから僕を求めることができないっていう話を僕が図書館の彼女にしたりすることもあるし信じるというのは心の作用なんだということは影がいったりもするので信じるってのも心なのかなと。
あと自分が思ったのは自分らしくありたいとかなんかこういうことも心なんだろうなと思う。なんか自分を持つということとかそういうことなのかなとか思ったりしますね。前編で出てきましたっけあの大佐っていうのがとよく会話があるんですけど大佐が親切にしてくれるじゃないですか。
27:07
だからあなたは心を持ってるんじゃないですかって僕が聞く時があるんですけど大佐は親切にすることと心があるということは違うと。
それは結構まとえてるなと思っててやっぱり心っていうのは何かこう強く求めたりすることとか強く何かを信じたりすることなのかなとか思ったりもしたのでなかなかこの心っていうのは考えさせられるポイントでしたね。
だから決してわかりやすい話ではなかったですよね。なんか心は何かというところ世界の終わりにいる街にいる人たちってもういかにも心を持ってそうなふうに書かれてるんですけどでもそうではないと心はもうない人たちなんだと。
みんな優しいんだけどね。
結構この辺は読んでる人が考えて想像を巡らさないと心ってこの小説の中における心ってなんだろうってなかなかはっきりと書かれていないところかなと思います。
行動だけに出る優しそうな行動とか誰かをちょっと思ってるだろうみたいな行動とはまた違うところにあるんだなっていうのはっていうのをちょっと言いたいんだなっていうのはすごくこの本から感じてちょっといろいろ考えるポイントにもすごくなりましたね。
うん。個人的にはこの世界の終わりだけで本にしてほしいなと思いましたね。
なるほど。確かにね。両方名言多いんだけどハードボールワンダーランドも名言多いんだけど世界の終わりもね結構ねゆったりとした中でこれだけで一貫して読むとまあだいぶいいよねきっとね。
そうですよね。なんか絵本とかにならないかなとちょっと思ったりしましたね。
確かに。ちょっとそんな感じでこの作品をお話しさせていただきました。
で、ちょっとここから派生してちょっといろいろ話をして終わりにしたいなと思ってるんですけど。
うん。この世界の終わりとハードボールワンダーランドを読み終えていろいろ思ったところとお互いに話せたらと思うんですけど。
なんか一つはすごく映像化向いている作品だったなって思いましたね。もっと上巻の最初のエレベーターのシーンもそうですし。
なんか下巻だったら最後ですねハードボールワンダーランドで公園にあるハイゼランの中でクレジットカードを焼いたりとか鳩のためにポップコーンをばらまいたりとか。
なんかねこの辺読んですごい映像、映画的なイメージが浮かぶようなシーンだったのですごい長い話なんで映画というより連続ドラマとかでこのうちやってくれないかなってちょっと思ったりしましたね。
なんか私でいうとダニーボーイの歌で繋がるシーンとかなんか映像で切り替えてもらった方が非常にわかりやすいなと思ってあの日。
熱骨が光るところとかそこが交互する2つの世界で交互するところとか映像で見たらすごいわかりやすいなと思いましたね。
あと個人的にすごい小説の中で良かったなと思ったのはなんか予定調和になってないところがいくつかあったと思っていてなんかそこがすごい良かったなと思うんですけども。
例えば大男とチビの2人組っていうのが上巻で出てきて結構印象的なんですよね。
30:02
この2人が主人公との会話もたくさんして派手に振る舞ってでもこの2人が作中では1回しか出てこなくて、その後はちょっと下巻の最後にどうなったって話はちょっとだけ出てくるんですけど、
実際登場したのはその上巻の一度きりで、こういう使い方ってすごい面白いなと思いましたし、図書館のリファレンス係の女の子。
まともと結婚してたんですけど、その旦那さんがバスの中で高校生に唐突につかびんで殴られて死んだと。
こういうのも普通はなかなかない話なんですけど、でもそれを入れてくるとかですね。
もう本当に現実のことを考えるとなかなかできないなと思うようなことを、こんなのでも世の中でありなのかなと思うようなことを所々放り込んできてるんですけど、
それ結構良くてですね、やっぱりそこに何か惹かれるものがあるっていうか、それが予定調和じゃないなって思いながら読んでたんですけど、良かったですね。
予定調和では全くないですよね。
ブラカメハラキフォードの作品結構多いんですけど、確かに男のコンビが1回しか出てこないっていうのはちょっと意外でしたね。
なんか読んでた絵、自分もう1回出てくるだろうなと思ってて、内容忘れてるから。
私結構さっきも話しちゃったんですけど、心っていう部分がすごく気になって、結局この2人の主人公の決断っていうのは、
なんか責任っていうところが結構大きな要素になってて、最終的な決断を下してたなと思うんですけど、
この心って結構考えさせられたなと思って、特に世界の終わりの方なんですけど、周りが結構なんていうか、完全な世界。
心がないから穏やかに生きている。結構自分の中では終わっていく世界だなと思ってて、
それってやっぱり自分は結構怖い世界だなと思うんですよ。そこに自分は留まるっていう決断ができないなって僕の立場になった時に責任があろうと思う。
でもこれって現代の社会にもすごく通じてるなと思っていて、居心地が良かったり、慣れしんだ場所って言ったり、
とりあえず安心はできる場所っていうのは多分誰しもあると思うんですけど、
でも時折そこから出てかなきゃいけなかったりとか、出てくる決断をしなきゃいけないことがあったりとかすると思ってて、
転職とかそう思うんですけど、その時にやっぱ責任とか色々考えたりとかするし、スケールが全然違うんですけど、
仕事に置き換えちゃうと。そういうことを色々考えたりするので、
これ85年に書かれた作品だけど、全然現代にも私たちにも色んなことを投げかけていく作品だなとちょっと思ってますね。
日本において結構転職みたいなのって結構一般的になったので、結構最近で全然話変わるんですけど、
古典ラジオやってる深井さんが今やってる超相対性理論っていうラジオ番組があるんですけど、
その中で深井さんが言ってたのが、現代の人、現状維持だったっけな。
要は動かないことに関して危機感を持つのは、疑問とか不安とか不満とかを持つのは、現代人ならではだって言ってて、
33:01
昔の人たちはそういうことに、現状のままでいることに対してそういう不安とか全くあまり持たなかったよねみたいな話をしてて、
その感覚って多分85年の時代って多く示せたんじゃないかなと思うんですよ。
その時にやっぱりこの話ってその時の人々にどう響いたんだろうなとかちょっと思ったりもしたり、
今の響き方とは絶対違うし、学生時代読んだ時の自分も全然多分響きは違かったと思うんですよ。
いろんなこと印象に残ってるんですけど、何がいけたらいいか心のことについていろいろ考えることができるし、
それによって多分読んだ時の環境とか年代とか状況とかで結構感じることが左右される本だなと思うので、
多分また10年後を読み返したらまた違うんだろうなとちょっと思ってます。
確かにこの主人公が決断するところって、でもそれまでに生きていた人生を結構これ最後の方に書かれてるんですけども、
私は確かにある時点から私自身の人生や生き方をねじ曲げるようにして生きてきたと、
そうするにはそうするなりの理由があったのだと。
でもそういう自分の人生だけどねじ曲げるようにして生きてきてしまったというのって、
これは昔も今もそう思いながらそういう葛藤とかってすごくありながら人って生きてきてるのかなってね。
多分それってもうここ何十年とかじゃなくてずっとそうなのかなって。
そうですよね。不変的なものを描いてるでしょうねきっとこれは。だから響くんでしょうね。
ちょっとこんな感じにしておきましょうか。
じゃあ最後いつも通り感想とどんな人に読んでもらいたいか話してちょっと終わりにしたいと思います。
まず今回読み返してみて思ったのはこんな良い小説だったのかということが本当にちょっとびっくりしましたね。
なんか一回読んだからちょっと舐めてたけどめちゃめちゃ良い小説だったなと思って。
私みたいにやっぱり読んだのに全く内容覚えてないって人も結構多いんじゃないかなと思うので、
ぜひ読み返してもらいたいなと思います。
経験値変わった状態で読むと結構響くものが変わってきてたなと思うので、
例えばすごい若い時、村上春樹って最初入り読書としては結構最初の方に手を取ると思うので、
もしかしたら中学生、高校生ぐらいで読んでらっしゃる方多いんじゃないかなと思うので、
そういう時からですね、社会経験積んで読んでみると全く違うと思うので、
ぜひ読んだ人も読み返してもらいたいし、これから読む人もぜひ読んでもらいたいなと思ってます。
村上春樹アラブランなんですけど、ストーリーの展開はですね、
だいたい冷静になるとついていけないです。だから無視して。
実際に読んでると、なんかあんまり気にならなくなってくるのが村上春樹のすごさだなと思っているので、
それはもう、なんていうか、この本に身を任せて読み進めちゃっていいんじゃないかなと思ってます。
前半でも話したかもしれないですけど、村上春樹の入り口の作品ではないかなと思うんですけれども、
この村上春樹らしさっていうのはすごく出てるし、
別に村上春樹ということを置いといたとしても、この上下感はですね、かなりいいと思います。
36:00
なので、ちょっと昔の本だけど、今回取り上げて本当に良かったなと思っているので、
ぜひお勧めなので、別に今すぐではなくていいので、いつか読んでもらえたらなと思っております。
以上です。
そうですね。僕も読み返してみて、やっぱり読んだ後、これがどういう話だったかって思い出そうとすると、
なんかすぐ忘れてしまっていて、結構村上春樹さんの小説ってそういうの多いなって思うんですね。
すごく面白かったし、なんか残ってる部分はあるんですけど、
具体的にどんな話だったっていうのが、なかなか忘れてしまうと。
そういったところではこの小説って、こういう誰かと喋ったりっていうのはすごくできるといいなって思ったりしました。
やっぱり上巻の回でも話したんですけど、主人公が同い年というのもあって、すごく感情移入しながら読めましたし、
ハードボイルドワンダーランドと世界の終わりと、それぞれ違った雰囲気なんですけども、それぞれの良さがあって、
それが読んでいる間、結構勇気をもらいながら読めて、この本当の2つの世界がどっちも自分にとって良かったなと思って。
そういったところでは、すごく小説の世界に現実逃避できたような感覚というのがありました。
やっぱり思ったのは、村上春樹さんの作品を読んでいると、まず1つが古びていないというのがそうですし、
あと海外文学を読んでいるような感覚というのがすごく強くありました。
日本と海外とかあんまりそういうの言ってもしょうがないのかもしれないんですけども、
普段海外文学が好きで読んでいると、そことすごく通じるところがやっぱりたくさんあるなと感じましたね。
今回の作品ってエンタメ性もすごくあるんですけど、人生観に潜るような深みというのも特に下巻になってくるとありますので、
どちらも備えているという点では広くお勧めかなと思っています。
あとタイトルからして面白そうなタイトルなので、さすが村上春樹さんでしっかりその期待に応えてくれているなという、やっぱりすごい人だなと思いましたね。
じゃあこれで終わりにしましょうか。今回読み返せて本当に良かったですね。本当に面白かった。
そうですね。
ラジオやるってなかったら読み返せなかったかもしれなかったから、いい機会でした。
やっぱり一回読んだだけじゃ気づけなかったことって、ラジオのためにちょっと振り返ったり話し合ったりして、
本当に心の部分とかそうかなと思うんですけども、気づけたところがいろいろあったので、それも良かったですね。
良かったですね。色々整理できた。
じゃあ次回予告して終わります。次回は番外編をお届けしたいと思っておりまして、今回ラジオ初めてのゲストをお呼びしてお届けする予定でございます。
お楽しみにしていただけたらと思います。
番組の感想やリクエスト、またこのラジオを聞いて紹介された本を読みました。読み返しましたのでございましたら、
ハッシュタグそのとみねこたちをつけて教えていただけると大変嬉しいです。
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ではまた来週よろしくお願いします。
ありがとうございました。
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