あとですね、文学フリマ東京40がですね、2025年5月11日、もう来週ですね。
うん。
来週迫っております。
こちら、我々恒例ですが出展させていただきます。
文学フリマ東京40ビッグサイトで開催されます。
で、我々のブース番号をちょっとお伝えしますね。
9-65になります。
これ南3-4ホールってなってまして、今回なんか南1-2ホールと南3-4ホールとあるみたいで、
前回はね、結構大きかったけれども、一つのホール?繋がったホール?だったけど、今回はちょっとホールが移動しなきゃいけない感じだよね、きっと。
うん。そう、なるんですかね。
そんなに増えてる?
前回で相当広いというかね。
いやーもうすごかったよね。
移動大変でしたけど。
いやーでも熱気感じていただけたらなと思うので、ぜひ来ていただいて。
で、ちょっと我々のブースにもですね、足を運んでいただいて。
まあ別にちょっとグッズ買わなくてもいいんで、ちょっとポッドキャストの感想をお伝えに来ていただいても全然大丈夫なんで、ぜひ来てください。
結構ね、あの、なんかイメージ京都では結構いろんな人と話せたイメージなんだけど、東京はまあ、こう、世話しない部分もあるのか、
あんまゆっくりお話できてる印象がないので、ぜひ来ていただけるとって感じですかね。
で、グッズはですね、新しいものはですね、なんというか、まあないと言えばないんですけど、
えっと、またちょっとこれから作るんですが、もうギリギリで作る予定なんですけど、私と三枝さんのエッセイ集をちょっと発売しようかなと思ってます。
これ今んとこ300円。300円でいいかな。
300円ですか。
300円でいきましょうか。
ちょっとエッセイ集というもののどのくらいの数になるのかというか、ボリュームとかもね、そんなでもないと思うんですよね。
本当に紙数枚かぐらいのレベルかなと思うんですけど。
ちょっとね、どういう組み感するかにもよるけど、まあ10ページぐらいなのかな。
多分。もうちょっといくかもしれないけど、ちょっとわかんないですね。その辺はね。
どう組むかですけど、まあこれもなんか気楽に買っていただければなと思いますので、ぜひちょっと立ち寄ってくれた方は買っていただけたらなと思います。
で、まあそんな感じでちょっと文学フリマー行きますんで、ぜひ東京近郊の方は来ていただけたらなと思います。
あと出展される方もね、多分聞いていらっしゃると思うので、出展される方もぜひ我々のブースに来ていただいて、
自分のブースに来てくださいって言っていただければ多分行くと思うので、ぜひ交流できたらなと思ってます。
えっとちょっとですね、前回出ていただいた勝手にドキュメント72時間おしゃべるラジオのちょっと山口さんとですね、
まあちょっと思いつきでちょっと企画してることがありまして、おそらくこれ今ちょっとギリギリで進めてるんで、
最初だけの形どうなるかわかんないんですけど、ちょっと文学フリマー東京40内でですね、ちょっとスタンプラリーをやろうと思ってます。
で、これあのポッドキャスト番組、何番組かに協力していただいて、そのポッドキャストやってらっしゃる方が結構文学フリマーも出てるので、
これを巡っていただいて、スタンプ集めたらちょっと景品がもらえるよっていう企画をやろうかなと思っておりますので、
ぜひですね、ちょっとこのあたりも気にしていただけたらなと思います。
詳細ちょっとどういう形でリリースできるかちょっとよくわかんないんですけど、
まあSNSがメインになるかなと思うんですけれども、ぜひですね、スタンプラリーのカードを配りますんで、それも持って回ってみてください。
結構ね、文学フリマーにねポッドキャストやってる方も出てらっしゃるんですよ。
10番組ぐらいはいるんじゃないかなって感じなんで、ちょっとどれぐらい参加していただけるかちょっとわからないんですけど、ちょっと声かけたりとかしながら今進めてますんで、
ちょっとこれもですね、本当思いつきの企画なので、どこまでやれるかわかんないですけど、
まあでもねポッドキャストやってる人たちってやっぱりこうこだわってる方というか、
自分のコンテンツに対してこだわりを持ってる方多いと思うので、ちょっと交流できたら面白いかなと思いながらちょっと今やってますんで、
そんなあたりもですね、ぜひちょっと実際にやることができたら盛り上げていただけるとありがたいです。
ちょっと応援していただけるとありがたいですね。
じゃあちょっとですね、この後羊男さんのスペース音源聞いてもらうんですが、結構長くなってると思うので、
実際には2時間ぐらい話してるんで、どういう風に編集できてるかあれなんですけれども、
少し編集では短くはしてますが、たぶん1時間ぐらいはあると思うので、
これ配信されるのがゴールデンウィークかな、ゴールデンウィーク少しゆっくり過ごしたい人とか、
ちょっと誰かの話をダラダラ聞きたいなぁみたいな人がいたら、
今後再生していただけたらなと思います。
なかなかちょっと、たぶん我々のエピソードで最長になる可能性がありますね。
そうですね、でもどうですかね、もしかすると一部カット音源に
そうだね、そっちに回すかもね。
それかもしれないですけどね。
いろんな話をしてるんで、なるべく全部お届けしたいなと思ってるんですけど、
この絵と羊男さんのベースなんですけど、そもそもいただいたテーマが、
村上春樹好きにオススメする海外文学っていう、
完全に羊男さんが我々に向けて作ってくれたテーマですけれども、
このテーマでお話しするとなったんですけど、結構前段に番組の紹介の話が続いて、
何かね、なぜこの番組始めたのかとか、名前の由来とか、
どうやって決めたんだみたいなところとか、
ちょっと改めてお話できて、なんかちょっと懐かしい感じでしたよね、最初。
そうですよね。
なんかなんか久しぶりに話したと思います。
番組の名前の由来とか。
最近ちょっと我々の番組聞き始めましたみたいな人からすると、
もしかしたらちょっとこの辺り、最初から聞いてくれてる人はね、
結構ね、知ってる人いると思うんですけど。
あとそう、それと今回の羊男さんとの話の中では、
結構このラジオを始めて1年目の時に紹介してきた本。
あー確かに。
多めに語っていたと思うので、そこも懐かしさであったり、
その古いエピソードとかまだ聞いてない人にとっては、
逆に新鮮に聞けるかもしれないと思います。
逆にあれかな、最初の1年目とかやっぱり村上春樹職が強いセレクトをしていたのかな。
そうかもしれないですね。
好きなものを選んでいったらそうなっていったのかなと思いますね。
最初の頃ってお互い読んだことある作品をとにかく出していったけど、
最近みたいにね、なんかもう発売してすぐとか話題になってとか、
この国読みたいとか、そういう感覚でセレクトしてるけど、
最初はもしかして村上春樹好きっていうところに結構引っ張られたセレクトだったのかもね。
かもしれないですね。
スイカ島の話とか久しぶりにした気がするもんな、スイカ島の日々とか。
ロンググッドバイもそうですよね。
そうだよね、そうだよね。
その辺りもちょっとあるのかもしれないので、ぜひ楽しんでいただけたらなと思います。
行っちゃいますか。あんまりね、最初長くなると大変だからね。
じゃあぜひお楽しみください。
そろそろ時間になりましたので始めたいと思います。
本日のスペース特別企画として、良質なポッドキャスト、文学ラジオ空飛猫さんたちを配信されているお二人、
三枝さんと大地さんをお迎えしております。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
いつも空飛猫たちの紹介をするときに、僕、良質なポッドキャストを配信されているという枕言葉をつけるんですけど、
本当に良質なポッドキャストっていうのがぴったりだと思うんですが、
そんなお二人に今回、村上春樹好きにお勧めする海外文学ということで、
海外文学のお詳しいお二人がどんな本を紹介されるのか、
僕自身まだ聞いてないので、とても楽しみにしています。
それではまず、ご存じの方もたくさん聞いていらっしゃると思うんですけど、
お二人に簡単な自己紹介をお願いしたいと思います。
では三枝さんからお願いします。
はい。文学ラジオ空飛猫たちの三枝と言います。
良質なポッドキャスターと言っていただけてありがとうございます。
僕が知っている限り、良質なっていう前置きでつけていただけるのを、筋男さんくらいじゃないかなと思っています。
本当に光栄です。
今日も読んでいただいてありがとうございます。
個人的には村上春樹さんの小説は学生時代にハマって、文章にすごく魅了されてきて、
これがですね、とても自己紹介が難しくてですね、
文字にすると全然違和感ないとは思うんですけど、
言葉でしゃべると非常に恥ずかしいものがありまして、
羊男ですっていう紹介自体がすごく恥ずかしくて、
一回毎日新聞さんの取材を受けたときに、
記者さんが、普通はその名前がありまして、
括弧した年齢を必ず新聞記事は書くんですけど、
例えば東京都出身と在住、第1さん、何歳という。
どういうふうに紹介されたかというと、
Xで村上春樹関連の情報を発信している村上春樹的羊男さん。
年齢が初めて出ない。
いつも紹介するときには、造工場で耳を作ってます。
一人男ですと紹介してます。
特に顔出しはしてないんですけど、
一度はリアルな読書会を開催したときに、
ここでも自己紹介しづらいなっていつも思ってまして、
村上春樹研究者ですって言ってもいいんですけど、
それもあれなので、いつも造工場で耳を作ってますって話をしてます。
人類は不祥ですっていうことで、これでいかがでしょうか。
ありがとうございます。
特に怪しいものではないので、
ただの村上春樹オタクと言ってもいいんじゃないかなと思います。
村上春樹さんに関すること、
あらゆるものを追いかけているっていう印象があります。
すごいですよね。
情報量、行動量みたいなところがとんでもないなって思ってます。
やっぱりですね、上には上がいまして、
本当にすごい方がいらっしゃる。
僕はただ好きでやってますけど、
やっぱりすごい方いらっしゃるんですよ。
びっくりする。
本なんかも、
村上春樹っていう付いてるものが全て収集するみたいな方もいらっしゃって、
本当にすごいんですよ。
ああいうのを見ると全然大したことない。
いやいやいや。
ちょっと見てるとこが上過ぎなんじゃないですか。
すごいそうですね、その人たちは。
いやすごいですね。
本当にすごいです。
やっぱり政治巡礼的な、
日本各地とか世界に行かれてる方もいらっしゃるので、
やっぱりすごい方はやっぱりすごいですね。
リサーの方たくさんもすでにポドキャストを聞かれてると思うんですけど、
改めていくつかお聞きしたい質問がありまして、
最初東京と京都をつないでってお二人話されてましたけど、
お二人の出会いっていうのはどういうきっかけだったんでしょうか。
いろんなとこで話してるんで、
知ってる方もいらっしゃるかもしれないんですけど、
我々2020年のコロナのときに知り合ってまして、
緊急事態宣言が出た直後ですね、
4月の末とかに読書会主催者を集めた会がありまして、
コロナになっちゃってどうするみたいな、
本当にコロナになったばっかりで、
まだZoomも出てきたばっかりで、
本当に何もできないみたいな、
外出できないみたいなときに、
読書会ってそのときは対面のイメージしか、
今はオンライン読書会とかたくさん至るところで開催されてると思うんですけど、
そのときは対面というのが基本的なスタイルだったので、
これできなくなっちゃってどうするみたいな話を、
ある読書会をやってる方が声をかけてやってくれて、
そのときにブレイクアウトルームでみなさんと初めて会って、
そのときに私がみなさんの話を聞いてて、
なんかちょっと知ってるかもしれないと思って、
そしたらインスタとTwitterでフォローしたんですよね。
連絡入れてみて、
私もちょっと読書会できなくなっちゃったんで、
なんか面白いことやりたいなと思っていたので、
ちょっとみなさんにお声掛けして、
海外文学の趣味が似てるんで、
一緒に面白いことできないですかねみたいなんで、
とりあえずミーティングしましょうってとこから始まって、
なんとなく私がラジオとかポッドキャスト、
どっちかってそのときはまだラジオが好きだったんですけど、
まだポッドキャストはそんなに聞いてなくて、
ラジオが好きなんで、
なんとなくラジオっぽいことやりたいみたいな話が出て、
そのときみなさんが、
まだやってるかも、
ボイシーの荒木ひろゆきさんのブックカフェとか聞いてるし、
古典ラジオも知ってるっていうんで、
そのあたりからちょっとポッドキャストを、
素人ながらチャレンジしてみましょうかみたいな流れで始まったのが、
この番組と、あと我々の出会いですね。
例えば30分とか1時間のポッドキャストの番組を作られるじゃないですか。
バックグラウンドにかける時間というのがとてつもない時間がかかる。
まず本を読む時間があるじゃないですか。
本を読む時間があって、収録されて編集するって、
それをほぼ1週間でやられてることが、本当にすごいなと思うんですよね。
いやー、結構カツカツですよね。
そうですね。収録前は、ちょっとお手伝いになることなんですけども。
お二人が本を読む時間、どういう環境で本を読まれてるんでしょうか。
すごい読書量だと思うんですけど。
僕は通勤の時間が多くて、電車乗ってるときとか集中して読めるので、
朝時間があるときとかですね。
ちょっと頭が割れてて、集中できるときにできるだけ読むようにしてますね。
通勤とかで、三重さんとかのいわゆるドンキボンがあるじゃないですか。
あれも読まれるじゃないですか。
最近の番組でもすごい分厚いやつ紹介されてましたけど、あれを電車の中で読まれる。
そうですね。もう鞄に入れて、どこでも持ち歩いて読んでますね。
大地さん、どんな感じで本は読まれてるんでしょうか。
基本的には隙間時間はなるべく本を読むみたいな感じで、
本を読む時間を作りに行くみたいなときも結構多いですね。
なるほど。
移動中は基本電車と本が読みたいタイプなので、本を読むんですけど、
他のときって細切れの時間が多いんでどうしよう。
長いものを読んでると途切れちゃったりするんで、苦労はしてたりする感じですかね。
なので極力、この時間は読書みたいなのに振り切るようにはしてますけど。
でも夜ですね。
無理やり読書の時間作っちゃう感じですから。
そうですね。じゃないとなかなか読めないときが多いですね。
それはカフェに行かれて集中して読むとか。
それもやりますし。
家とかでも、夜寝る前1時間とか決めて。
で、面白いと眠いけど眠くなくなるみたいな瞬間がたまにあるんで、
そういうときも結構あるんですよね。翌日。
そうです。わかります。
これは一回寝て早く起きて読んだほうがいいのかとか。
ちょっと考えてますね。そんな感じで。
わかりました。
定番の質問をいつもゲストの方にしておりまして、
お二人に3つお聞きしたいことがあります。
最初に読んだ村上春樹作品と、一番好きな短編、一番好きな長編。
この3つをお二人に聞いてみたいんですが、
三枝さんいかがでしょうか。
まず最初に読んだ村上春樹さんの作品は、ノルウェーの森ですね。
ノルウェーの森。
確か大学生の時だったんですけども、よくただ読んでよくわからなくて、
そのときはまだ村上春樹さんにはまらず、その後のですね、その次の作品で
回転木馬のデッドシートという短編集を読んだんですけど、
それがすごいはまってそこから読むようになりましたね。
そうなんですか。意外ですね、回転木馬。
最初はやっぱり有名どころということで、ノルウェーの森に手を出しましたね。
そうだ、次が好きな短編ですね。
短編すごいちょっと迷ってまして、
去年回転木馬のデッドシートを読み直して、
ちょっとラジオでも紹介していたんですけど、
野球場という作品がやっぱり好きだなというのはありますね。
ちょっと気持ち悪い話ではあるんですよね。
男が野球場の近くに住んでて、向かい側のアパートにいる女の子を、
この辺レンズで覗くにするみたいな話なんですけど、
でもそこだけじゃなくて、その男が小説を書こうとするんですけども、
小説を書いて、それとはまた別で、こういう話もあるんですけどって言って語り出す、
そういったところから村上春樹さんの作品にハマっていったんですけども、
なんともこの気味の悪さと話の面白さも相まって好きですね。
野球場をあげられる方って村上春樹を読んでるなって感じがしますね。
いやいやでも本当、また最初の方に読んだんですけど、それがでも良かったですね。
一番お好きな長編は何ですか?
長編、海辺のカフカーですね。
カフカー、カフカー回ありましたね。あれ好きだったな。
これも一番最初に読んだ長編で、やっぱりその時の記憶というか感情みたいなものが、
残っているっていうのが好きな理由かなと思うんですけども、
読み直した時に、最初読んでた時は主人公に共感していたと思うんですけども、
星野青年ですね。高畑さんと一緒に行動していたトラックのウンちゃんですかね。
次に大人になって読み返したら星野青年に来て、なんかちょっと感情が乗りましたし、
読み直してもすごい良さがあるなって感じて、最初読んだ時好きだったんですけども、
また違った魅力もあるなっていうので、より好きになりましたね。
海辺のカフカーか。あの回は僕何回も聞いた。
なんか、熱量が伝わってくるという。あれは好きな回ですね。
大地さんは3つの質問いかがでしょうか。
じゃあまず最初に読んだ村上春樹作品ですね。これがさっきから話が出て恐縮なんですけど、海辺のカフカーですね。
それが最初ですか。
最初です。高校の図書館で借りて読んだのを覚えてるんですけど、ハードカバーで文庫じゃなくて、海辺のカフカーでした。
私は基本ずっと長編ばっかり最初読んでて、大学のいつくらいかな。
前半は長編ばっかり読んでましたね。ノルウェーの森、世界の終わりとハードボールとワンダーランド、
虹巻き鳥来るように来るか。そうですし。
次が短編でしたっけ。好きな短編は、ちょっと迷うんですけど、パン屋最終劇。
いいですね、パン屋。
いつも村上春樹の短編って言うとパッと出てくるのがパン屋最終劇で。他にもナヤオ役とかすごい好きなんですけど。
いいですね、ナヤオ役。
あと中国行きのスローボートとか、あのあたりは結構初期ですよね。
でもとはいっても、シナガオザルの話とかも結構好きなんで、結構最近のもいいなと思ったりするんですけど。
でも一つあげろって言われたらパン屋最終劇ですかね。不条理感ですね。
難しいです。
難しいですよね。
一番好きな長編はなんでしょう。
もうでもちょっと繰り返しになっちゃうんですけど、ゾンビ部のカフカーかなと思ってます。
お二人被ってますね。
私多分4回くらい読んでる。4回5回読んでるんですよね。4回読んでますね。
さっき三枝さんが言った通り、やっぱりこのポッドキャスト紹介しようっていう話になって、読み返したときに、今までのイメージと結構違う響き方をしてきたし。
意外と伏線っていうか、メタファーが結構つながってるなっていうのが、ちょっと改めて読んだときに感じたんで。
ウメのカフカー面白いなって。他が多分あまり読んでないかもしれない。全部読んでるんですけど、2回以上読んでるのってちょっと限られてるんで。
やっぱり読み直したときの年齢とか環境とかで受け取るものが違ってくるっていうのが、村上春樹さんの小説で面白いなって思うんですよ。
そんな村上春樹さんを読んでるお二人に、今回のテーマとして、村上春樹好きな方にお勧めする絵画文学。
これをお二人にお聞きしたいんですが、三枝さんの一冊目お願いできますか。村上春樹好きにお勧めする絵画文学。
僕が村上春樹さん好きな理由の一つなんですけども、本当にいろんな本を出されていて、長編はやはり物語がすごく面白いし、短編もまた長編とは違った魅力が短編の中にそれぞれあると思ってまして、
それだけじゃなくて、エッセイも書いたり、走ることについての本も書いたり、翻訳もされていたりっていうので、いろんなメニューに対応できるレストランみたいな存在なのかなと思ってまして。
うまい表現ですね。
ちょっとフルコースも、ちょっと軽く飲みたいときのピン料理までおいしいものがあるみたいなですね。しかもそれぞれの作り方を情報発信までされているんじゃないかみたいな。
うんちくも語ってくれる。
はい、2冊目がイサク・ディーネ戦のアフリカの日々というですね。
なんだっけ、1984でしたっけ。
はいはい、ラジオでも去年紹介したんですけども、ヒトジオトカさんもコメントをいただいていた。
1984の中でも触れられていたんですかね。
これはデンマークのイサク・ディーネ戦という人が、もともと20代からアフリカでコーヒー農園の運営を経営をしていて、
そこでいろいろな出来事を見たり、ご自身で体験されていて、それを振り返ったエッセイでもあって、このイサク・ディーネ戦という人が、
カレン・ブリクセンという名前でも本を出しているんですけども、デンマークを代表する作家さんですごく常識の範囲外の世界というのを書いていて、
すごく不条理と思えるような出来事とか、人々の言動とかですね、アフリカの中でのそういったものが書かれているんですけども、そこにはこの哲学、ルールがあったりするんですね。
例えば現地のアフリカの人で、ちょっと誤って人を殺してしまったという、村人が銃を扱っていて、遊びのつもりで扱っていたら、
誤って弾を撃ってしまって、ちょっと人を殺してしまったという人がいても、そこに対して何かその人を罰しようとするのではなくて、
それよりも、もっと亡くなった人がいたら、失われた穴をどう埋めるかというのを周りの人は考えたりとかですね。
なかなか自分たちが常識として思っていることとは違った常識みたいなものが、アフリカの当時のところにはあって、そういったのがすごく感じられる本であってですね。
村上春樹さんの作品の中でも、やっぱりこの不条理な出来事っていうのは出てきますし、
作品を読んでいると、その小説の世界の中ではそういうルールとか、そういうまた自分が住んでいる世界とは違う何か常識がそこにはあるのかなとか、思わせるようなですね。
そういう作品が多いと思うんですけども、まさにこのイサク・ディーネスのアフリカの日々はですね、実際のアフリカで体験された、今までヨーロッパの方ではなかったような常識とかルールとか、そういったものに遭遇したこのイサク・ディーネスの話が書かれてるんで、すごい面白くてオススメですね。
いいですね。アフリカの日々。これって映画化もされてますよね。
そうです。映画化もされてます。
何と言いますかね、愛と悲しみのハート。
そうですね。
だからね、そんなだったと思います。
もうだいぶ原作とは違うっていう話は聞いておりますが。
愛と悲しみのハートは、このイサク・ディーネスの恋愛物語になっちゃっていて、実際にアフリカの日々で書いてるような、ちょっと哲学的な内容というか、
だいぶ発祥ですね。
でもこのイサク・ディーネスは、去年ラジオでもこのイサク・ディーネスについて、小伝を書かれた、このブリクセン・ディーネスについての小さな本というのを書かれた、この著者の方にもインタビューさせていただいたんですけども、
その人の話もすごい面白くて、このイサク・ディーネスは、波乱万丈な人生をたどって、40代後半で本当に無一文になって、アフリカからデンマークに帰ってきて、そこからデビューして世界的な作家になっていくんですけども、
やはり哲学感みたいなものがすごくお持ちの方で、デンマーク代表するこのキルケゴールと比べられるような、このイサク・ディーネスのこの哲学感というか、そういったものが紹介されていて、
その中で、その人は、堕落から物語が始まるというですね、イサク・ディーネスの考え方というか、そういったものをブリクセン・ディーネスについて小さな本を書いている、この著者の方が語っていて、
堕落から物語が始まっていくのかっていう、そういったところの考え方がすごい面白いなというので。
貴重な時間でしたよね。
そうそうそう。常に村上春樹さんの話から脱線してしまうんですけども、でもなんかそういう、また今までとは違った規範の、そういったものを読み取れるという、めっちゃ面白い悪作家だなと思ってますね。
ぜひ、未読の方はアフリカの人に文句をおすすめします。
1984年、TENGOが朗読してる本にもなりますね。
さすが読まれてますね。
これは読みました。
じゃあ大地さんの2冊目はいかがでしょうか。
そうですね。今、みんなの話を聞きながら何を紹介しようかなってちょっと迷ってるんですけど、
初めにこれにしようかなって決めてたやつがあるんで、一旦とりあえずそれをお話しさせてもらうと、
ポールセローっていう作家のワールドエンドという、村上春樹翻訳ライブラリーで、これまた村上春樹さんが訳されてますけど、
これ短編集で6本か7本ぐらい入ってるんですけど、
結構この不条理とまでは行かないんですけど、人生の中でなんとなく絡め取られてしまったみたいなことがちょっと描かれる作品が多くて、
そんなクリティカルではないけれど、でもなんかダメージがあるみたいな、そういうのって結構村上春樹の短編でよく描かれるなと思っていて、
それにすごく似てる話が多いなって、ちょっと初読の時も思いましたし、
これ実はだいぶ最初期に文学ラジオ空飛猫たちでも紹介させてもらってるんですけど、
その時読み返した時も、やっぱ面白いなって思ったんですけど、
その、なんて言うんですかね、なんかちょっと損なわれてしまったみたいなことがちょっと描かれる作品ばっかりで、
それがなんか不条理にちょっと近しいこともあれば、もうちょっとどうしようもない流れの中でみたいな、
っていう感じの空気感もあるし、結構好きですね。
で、最後の話が、緑滴る島っていう短編が入ってるんですけど、あれが結構南国の島の話で、
そこにちょっとお金がないながらも移り住んだカップルの男の視点の話で、
女性の視点も入るのか、ちょっと一人称じゃなかったと思うんで、あれだったんですけど、
なんかそこの自分の人生が詰まっていく感じがすごく描かれてて、
で、それがなんかあのあれですね、統計家、鳥が戦うシーンがあるんですけど、
なんかそういうのにもうまく映し込まれていて、読んでてすごく面白かったなと思って、
で、多分海外文学をちょっと好きではないと、まず読もうって思えない作品かなと思ってるんですけど、
ぜひちょっとロンググッドバイとかで慣れた後は、ポールセローの作品とかちょっと読んでもらいたいなってちょっと思って。
村上さんが本当に役してるんで、読みやすいかなと思いますね。
そうですよね、読みやすいんですけど、でも、し、なんか村上春樹の短編のテイストが結構似てる気がするんで。
ああ、そうですね。
なんか結構神話性があるんじゃないかなと思って。
結構異国情緒すごく感じれますよね。
ちょっと極端な言い方をすると、そんな感じで、どんどん話が別のものに移り変わっていく、その様が見れたりするので、なんかそういうのも結構好きですね。
今、ポッドキャストを毎週配信されてましたが、どれぐらいのレスナーの方がいらっしゃるんでしょうか。
そうですね、いくつか指標はあるんですけど、なんとなく1週間、配信したすぐ1週間以内に聞いてくれる人が1000人ぐらいいる感じですね。
フォロワーはもっと多いんですけど、ちょっとでも多分、私もそうですけど、ポッドキャストをフォローしたけどずっと聞いてないみたいなのもあるんで、フォロワー数はあんまり当てになんないなとは思ってるんですけど。
序則で1000人聞くリスナーがいるっていうのはすごいですね。
そうですね。でも、どうなんでしょうね。ちょっとポッドキャストって再生回数他の番組ほんとわからないんで、これがどれぐらいの規模なのかが正直ずっとわからないままやってるんですけど。
そんな感じですね。
そう、アナリティクスがIPアドレスに紐づいてるっぽくて、何回再生しても1なんですよ。
なので、その数がだいたい1000人ぐらいかみたいな感じですね。
1000人から。ちょっと調子いいときはもっといくけど、微妙なときはもうちょっと下がるみたいな感じで。
一番聞かれてるチャンネルというか、Spotifyが一番多いですか?
うちはAppleですね、たぶん。
でも、一般的にはSpotifyのほうが、たぶんポッドキャスト聞いてる人多いんじゃないかなとは思いますけど。うちはAppleですね。
僕もAppleのポッドキャストで聞いてます。
6割ぐらいがAppleだったと思いますね。
あ、そうなんですね。
Spotifyってイメージはありますけどね。
Spotifyのほうが押しえやすいというか、AppleってiPhoneユーザーにかけられちゃったりしてるのかなと思ってて。
Spotifyだったらどのキャリア使っててもいけるなと思うので。
それでSpotifyをなるべく一番上に持ってきちゃってるんですよね。
僕もお二人のやつを紹介したときは、SpotifyとAppleのポッドキャストのリンクを貼ってます。
今日たくさんの方が聞いていただいておりまして、
お二人に質問があれば、コメントなりスピーカーなりでお話を。
めったに言葉を出したりなんで、生配信が珍しいかなと思うんで。
ご質問があれば聞いてコメントを取り上げますので。
どなたか、三枝さんと大地さんにご質問ないでしょうか。
お二人、村上作品で好きなキャラクターはありますか?ということで。
私はゴタンダ君とハナレーベンのサチですっていうご質問がありましたので、好きな村上春樹のキャラクター。
キャラクター、登場人物ってことですよね。
なんか星野青年が今出てきちゃいましたね。
でもそれだとね、カフカンの話ばっかりになっちゃうしね。
私でもアフターダークが地味に好きで、渋谷のデニーズで食事をするシーンが結構好きで。
渋谷にはデニーズがないのにね、デニーズを描いてるアフターダークですけど。
あれの男の子、名前はありましたっけ?一緒に食事する男の子。
ありましたね。誰だ、あの名前は。
あの男の子、なんか。
どなたか。忘れたな。
ひょうひょうとしてて、村上春樹っぽいけど村上春樹っぽくない空気感のある登場人物だったなと思って、ちょっと印象に残ってますね。
全体的にちょっとアフターダークは好きなんですよね。
アフターダークはですね、僕も徐々に好きになりました。
最初はちょっとピンとこなかったんですけど、実は結構いいな。
いや面白いですよね。
高橋でした、高橋。
なるほど、高橋くんかな。ありがとうございます。
三重さんは好きな登場人物?
そうですね、特別これというのはといった人物ではないかもしれないんですけども、例えば一人称単数のクリームに出てくる語り手の僕ですかね。
18歳の時の思い出話で、18歳の頃の話をしてるんですけども、結構なんか読んでいると文学青年チックなところがありつつ、
なんかまだちょっと世間に疎いというかですね、なんて言うんですかね、ちょっとその尚三というか純粋なところも持ち合わせているような少年かなと思うんですけど、
なんかそういった人物像が好きですね。
結構共感できるところがあったり、
なんかこういう少年いいよねって思うような、
だから結構村上晴樹さんの作品に出てくる高校生、大学生ぐらいの年齢の登場人物好きだったりしますね。
お二人はちなみに女性の登場人物だったら、なんかちょっといいなっていうキャラクターいますか?
あれですね。
しながわざるの主人公って女性ですよね。
あの人が今出てきましたね。しながわざるとのやりとりが結構コミカルで。
しながわざるはいいですね。ちなみにお二人、最新作が出ましたけど、武蔵坂井のありくいっていうのは読まれる予定はありますか?
今のところあんまり考えてなかったんですが、文芸は新庁でしたっけ?
新庁の5月号にあります。
それまだ本になりそうですよね。
なんか前も出てたもんね。
短編集がそのうち出るんじゃないかなと思いますね。
僕は結構面白く読んだんで、本になった際にはぜひ読んでみてください。
参考になったら必ず読んでみますね。
私も読むと思うんですけど、前のカホでしたっけ?
はい。
あれは買って読んだんですけど。
ああ、そうなんだね。あの方が再登場してる。
そうですよね。だから気にはなってたんですけど、一旦ちょっと雑誌を買うと結構。
いや欲しいんですけどね。
お二人はたくさん読まないといけないのがありそうなんで。
ちなみにお二人ってツンドクってあるんでしょうか?
私はもうツンドクだらけですね。
アミューサーファグに。
それを聞いて安心しました。
お二人もう片っ端から読まれたりとか。
いやもうちょっとどうしていいかわからなくなってます。
かなり本はお持ちだと思うんですけど、どれぐらい持たれてるんですか?
なんか同床が過ごそう。
私はほぼ数えたことないですね。
なんかイメージでも今、何冊ってうまく言えないですね。
実家に結構本は置いていて、今住んでるところにはそんなないんですよね。
本というと500から1000の間ぐらいじゃないかなと思いますね。
私も同じ感じだと思いますね。
漫画とかも入れると結構大変なことになる感じですね。
大地さんはあれですよね。漫画も読まれるって面白いですよね。
そうですね。もう漫画は大好きなんで。
でも漫画も偏ってますけどね。
リスナーの方が村上春樹好きにオススメする海外文学、私も考えてみましたってことで。
お二人は読まれてますでしょうか。ブローディガンの芝生の一種。
私は読んでます。
確かに。
ボレーガットの猫のゆりかご。
コルタサル短編集、アンナカレーニナも書かれてますね。
コルタサルは読んでないんですよね。読みたいんですけど。芝生の復讐は確かに。
ブローディガンは全体的に、愛の行方も村上春樹っぽいし、全体的に村上春樹感は確かにありますね。
私好きですね、あの漢字。
ブローディガンもちょっと取り上げられてましたね。
スカ島の日々を。最初の方やってますね。
あの独特な漢字。
あ、そうそう、お二人取り上げられてましたね、ブローディガン。
村上さんは影響をかなり受けてる作家の一人ですよね。
たぶんコラボされてる方じゃないですかね、ねじ巻ラジオさん。
あ、はいはいはい、ねじ巻さんだ。
聴いていただいてる。
ありがとうございます。
あんまり話せなかったら作品の魅力も伝わらないから、攻め気合いはどうされてるんでしょうか。
僕たちが紹介している作品があんまりエンタメ系が少ないので、またそういう意味では多少ネタバレに踏み込んでも大丈夫な作品が多いっていうのがあってですね。
もちろん登場人物が死ぬとか、そういった話は控えてるんですけども。
終盤のこういう状況になった時の自分たちがどう思ったとかですね。
そういったのは話しても大丈夫じゃないかなという作品が比較的多いので、
そういう意味ではまだネタバレ気にはしているんですけども、多少あやふやながらもちょっと立ち寄るかなと思って話してもいいですね。
結構地味にここは議論するところで。
一応は収録前にどこまで話そうかという打ち合わせはしてますね。
雑談会だったから毎回簡単なスクリプト的なものを書かれて話されてたと思うんですけど、
やっぱり収録にかける前準備と後の作業っていうのが大変ですよね、本当に。
そうですね。
結構そのポッドキャストを作ってる友人結構多いんですけど。
そうなんですね。
我々全然意識してたわけでもないし、このスタイルで始めてしまったのでもう変えるつもりは全くないんですけど、
前準備、読んで台本にするっていうところは結構他のポッドキャスト作ってる方が比べると多分時間かかってる方だなっていうのはあります。
もっと書けてる人たちももちろんいるんですけど、
すごいエビデンスごく重要なポッドキャストをやってらっしゃる方とか、
調べ物すごいしてらっしゃる方とかいらっしゃるんで、全然なんですけど、
一般的よりはたぶんちょっと準備には時間かかってる方だろうなっていうのは最近僕は思います。
いや全然かかってると思います。
本当にやっぱり読む作業っていうのがまず前提としてありますし、
お二人がやっぱり海外文学が好きだってことが伝わってくる番組作りがすごく素敵ですよね。
ありがとうございます。
海外文学って決して大きなマーケットではないですけど、
その中で今や貴重な存在になってると思うんですね僕は。
海外文学、小さな出版社さんとか翻訳社さんとのコラボも積極的にされてますし、
やっぱり発信する場って限られてるじゃないですか、海外文学。
翻訳社さんとか、出版社さんに近い小さいところとか、
そういう小さな声を取り上げていただくことは、
一リスナーとして、一海外文学好きな読者としてすごくありがたい場を提供されてるなと思います。
ありがとうございます。すごい良いことを言ってなんか恐縮ですね。
素直に思うんですね。
ちょうど今日だったかな。
近いときに翻訳社の方がノートを書かれてまして、そのノートがすごく良かったんですけど、
もうすぐ消滅するという人間の翻訳についてのノート。
平野昭人さんって方が書かれてますけど、柴田基行さんと対談もされたみたいで。
これ、後でリポストしておきますけど、
僕らが海外文学を読む人として、直接その言語を読める方として、
間に作者と読者をつなげる存在として、翻訳社さんがいらっしゃって初めて読めると思うんですけど、
その方が書いてあったのは、AIの登場によって、
翻訳社って存在がなくなるんじゃないか、いらないんじゃないかっていう話されてますけど、
すぐには翻訳社さんっていう存在がなくなるわけではないでしょうけど、
現時点では本当に貴重な存在じゃないですか。
決して表に出る作業でもないですし、地道な裏方的な作業で、
柴田さんは別に翻訳社さんが大胆的に名前が売れてるわけでもないですし、
そういう方の声を、お二人のポッドキャストで拾ってくれるっていうのは本当にありがたいですね。
なんかね、我々は好きでやっているような気持ちですね。
本当に、果てから見るとマイナーかもしれない作品とか、
海外文学だとあると思うんですけども、でもその中のクオリティというか、
やっぱり作品を読んだ時の、これはすごいっていうものがやっぱり海外の作品多くてですね、
やっぱりそういったのが、自分たちもまだまだ拾っていないんですけども、
本当にそういうのがたくさん。
いや、だいぶ拾っているな。
本当にこれでもかっていうぐらい、すごい作家さんとか翻訳の方とか、出版社とかいますので、
そういうのは本当楽しんで、やっぱり自分もそうなんですけど、
本を読んだり楽しんだ時に、それについての話をもうちょっと他の人と誰かが語ってないかなっていう時に、
やっぱり何十分かのボリュームで、自分が好きになったものの話を聞けるといいなっていうのは思っているので、
そこがこの文学ラジオの、自分も楽しみつつ、自分がこういうのがあったらいいなって思うラジオにも、
ちょっとなっているところかもしれない。
貴重な存在に本当にもうなっていると思います。
直近で言うと、エジプト人、シムヘイでしたっけ?
シムヘイですね。
あの会なんか本当にすごいなって思う。
翻訳者さんも出版社の方も一緒にお話しされてて、
ああいう機会っていうのはやっぱりなかなかないですし、
直接翻訳者さんとか出版の経緯の話も聞けてて、すごく楽しい会でしたね。
あれは楽しかったですね。
そうですね。
お二人が実際楽しんでらっしゃるっていう、リスナーとして伝わってくるんですね。
それが一番、聞いてても楽しいですし、
お二人が楽しんでるのがリスナーに伝わってるのが、すごく共感するというか、いい感じができるんですね。
ああ、なるほど。よかったですね。
いろんなノートとかの文章とかもそうですし、
エピソードの紹介の文章っていうのはどちらが担当されてるんですか?
それはノートの文章ってこと?それとも概要欄とかのあれですか?
両方。
これは何と言っていいのか。
Twitterになってますからね。
インスタとかグラフォークとか。
インスタは三枝さんで、Xは私が割とメインでやってる。
でもどっちも動かせるようになってるんですけど。
Podcastの何ていう単語がわかるんですか?画像的なもの?キャッチコピーみたいな。
あれはどなたが作られてるの?
あれは僕が一旦作っていて、
それとは別でラジオで配信するときにキャッチコピーを入れたりするんですけども、
それはお二人で。
大体編集し終わって、
三枝さんに確認の連絡入れるんですけど、私がまず。
その時に私がすぐ候補を出すときもあれば、
ちょっともう編集だけで手一杯で一旦、うんってなっちゃって。
ちょっと時間を置いて、キャッチコピーどうしようみたいになって、三枝さんにどうしようかって聞くときとか、
結構いろいろパターンがあって。
なんとなく二人で投げ合って、
これ結構日曜日の夜やってるんですよ。
月曜日の朝8時なんで、
なんとなく決まったらそのままにしちゃうときもあったり、
あと慌てて、これもうちょっとこっちの方がいいかなみたいなときは、
最後ギリギリで朝帰るときもあるんですけど。
そうなんですね。結構時間がやっぱりタイトですね。
そうですね。もうちょっと寝りたいんですけどね。ここは。
いやでも、十分素敵なセンスだと思いますけどね。
ここは結構、議論するときと、すんなりこれでいいかみたいに決まるときも、結構差が激しいですよね。
なんか貴重な舞台はなんの。
あんまり聞かれないから話さないことです。
でもすごく興味があったんですよね。
二人の番組作りっていうのが本当に真摯に取り組まれて、
かつ楽しまれてるのが伝わってくるので、
どういう番組作りをされてるのかってすごく興味がありました。
ちょっとそろそろ時間が来て、今後の展開をお二人で聞いてみたいんですけど、
これからの文学ラジオ空飛猫さんたちがどこに向かっていくのかっていうお話を最後に聞かせていただけたらなと思います。
どこに向かっていくのか。
どういうふうに今後やりたいかとか。
そうですね、一旦あれだよね。
まずは、初めて5年経つのと間もなく、あんまり意識してないんですけど、
作品紹介会が200回になるので、そのあたりが一回ちょっと区切りかなと思ってはいるんですけど、
でも何の企画も今考えてないっていうのが、実情ですと。
でも、このまま自分たちの好きな作品を発信し続けるっていうのが基本のスタンスになるかなとは思うので、
あんまりここの部分を大きく変えようみたいな気持ちはなくて、もう淡々とやっていこうかなっていう。
スケジューリングもね、紹介したい本たくさん今まだ、それこそ積んどくになっちゃってるしね。
まだまだあるんですね。
そうですね、そうですけど、みえさんもちょっとね、なんかあれば。
僕もそうですね、そんなラジオでっていうのはあんまり、本当に先のことあんま考えずに日々やってるので、
でも本当に海外の小説、だけじゃなくて国内の小説なんですけど、
今ちょっと海外の小説がメインで紹介してるんですけども、もうちょっと幅広くいろんな本を読めたらなあと思うくらいですね。
そうですよね。ちょっとまだ紹介してない国とか多分あると思うんで。
まだありますね。
すごいそれはたくさんあると思うんですけど、日本でも結構翻訳が進んでるけれどみたいな国とかも多分あると思うんで。
あとその村上春樹好きとしたら、何かたまに思い出したようにあの村上春樹の作品を紹介していただいて。
そうなんですよー。
はい、ものすごく喜びます。
いやーもう、それで逆にちょっと今日この機会なんで、羊男さんの方でもしですね、ちょっとこのラジオでは見せないけども、
聞きたいですよね。
村上さんの作品で、これは面白いとかですね、ちょっとお勧めがあれば教えていただきたいですね。
うーん、何でしょう。僕はもう…。
お勧めがありすぎるかもしれないですけども。我々が紹介してないやつで。
長編が何が好きかってよく聞かれるんですけど、その時に毎回答えてるのが、
手紙を読んだ後すぐ読むダンスダンスの。
あーなるほど。
はい、いつもそれを答えてます。
短編に関しては、毎回短編が変わるので、お二人に質問してちょっと困られたと思うんですけど、
やっぱり短編はその時の年齢とか感情によってすごく変わります。
今はドラマがあってましたので、神の子たちが皆踊るっていう短編集を今読み直して。
私も読み直してます。今バックに入ってますね。
あ、そうなんですね。ドラマは見られるんでしょうか。
1話、最初のやつ見ました。
大地さん的には見ましたでしょうか。
今日三枝さんと見られたこといらっしゃる。
本当ですか。
リスナーの方が見ていらっしゃいます。
これはちょっと僕も見たいと思います。
最後にお二人が紹介された、後ほど紹介させていただきますので、今日は本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
はい、ではこれで終了です。
では三枝さんと大地さん、ありがとうございます。
ありがとうございました。
じゃあ、スペースの音源はここまでというところで終わりにしたいと思います。
ここまで多分長かったと思うんですが、お聞きいただいてありがとうございます。
本当にありがとうございました。
ここまで聞いてくれる人も多分ヘビーリスナーだと思います。
そうですね。
もうなんかプレゼントあげたいぐらいですけど。
まあでもなんかあれだな、ちょっとここまで聞いてくれた人のって、もし5月11日の文学リーマー来てくれたらですね。
あれなんですよ、この間ちょっと部屋を整理したら、わずかなんですけど、ステッカー出てきたんで。
番組ステッカー出てきたんで、番組ステッカーあげます。
配信最後まで聞いてましたって言って、ステッカーくださいって言ってくれたら、もう手持ちにあるものに限ってなんですけど、あげますんで、ぜひ。
これもう一番最初に作ったグッズで、もう今のところ作る予定ないから、だいぶ貴重ですよね。
そうですね、残り何枚とかしか僕も持ってないんで。
ちょっとね、10枚、結構出てきたんだよ、こんなとこあったと思って。
10枚よりもあれですね、多分無くなる心配はなさそうです。
多分あったと思うんで、持ってきますんで、ここまで聞いてくれて、日の限定で渡しますんで。
もし、ブーフリーに来れない人もいろいろ多いと思うので、私と会う機会がありそうな時があれば、皆さんも含めてかな、ありそうな時は連絡入れていただければ、その時は渡しますんで。
またね、京都も行きたいですからね。
そうですね。
そんな感じでゆるゆると終わりにしたいと思います。
じゃあ次回お送りいたします。
次回もですね、冒頭お伝えした通りですね、番外編を予定しております。
こちらまたゲストに来ていただける予定ですので、ぜひお楽しみに。
番組の最後になりますが、メルマン会員募集しております。
こちら有料版無料版とありまして、無料版はですね、今海外文学ニュースというのを毎週届けております。
で、時折カット音源出てきた場合ですね、こちらで配布しておりますので、我々のエピソードをもっと聞きたいなという人がいれば、もう確実に登録していただければなと思います。
有料版はですね、サポーター特典という形になっておりまして、我々の番組応援したい方はですね、月額500円から登録できますので、ぜひご登録いただければなと思います。
詳しいことは番組概要欄に記載しておりますので、そちらご確認ください。
番組の感想やリクエスト、またこの番組を聞いて紹介された本を読みました、読み返しましたでございましたら、
ハッシュタグそらとびねこたちをつけて教えていただけると嬉しいです。
XやインスタのDMなどでお待ちしております。
お便りフォームもですね、番組情報欄に載せております。
こちらいただけましたら、特定期的に開催するお便り紹介会でお答えいたします。
この番組、気に入っていただけましたら、積極的に拡散共有してあげると助かります。
ではまた来週。
ありがとうございました。