1. 文学ラジオ空飛び猫たち
  2. 番外編第63回「村上春樹好きに..
2025-05-05 1:32:52

番外編第63回「村上春樹好きにおすすめな海外文学」(ゲスト:村上春樹的羊男さん)

spotify

文学ラジオ番外編第63回

 

今回は番外編です。Xで村上春樹情報の発信活動をされている村上春樹的羊男さんに招待してもらい、4月10日にXスペースで「村上春樹好きにおすすめする海外文学」をテーマに話した音源を紹介しています。冒頭では、第十一回日本翻訳大賞の大賞作品についてや、5月11日(日)開催の文学フリマ東京40の出店情報もご案内しています。ぜひお聴きください。


【今回の内容】

村上春樹的羊男さんとXスペースで話した音源を紹介/第十一回日本翻訳大賞の大賞作品について/文学フリマ東京40ではエッセイを販売、「勝手にドキュメント72時間をしゃべるラジオ」とスタンプラリーも企画中/Xスペースの音源へ/文学フリマ東京でイエローサブマリンのTシャツに気がつく/村上春樹的羊男さんとは?/文学ラジオを始めたきっかけ/空飛び猫たちの名前の由来/紹介する本の選び方/いつ本を読むのか/最初に読んだ村上春樹作品と一番好きな短編と長編/村上春樹好きにおすすめする海外文学/バリエーションを感じる作家ボラーニョの短編集『通話』/村上春樹といえばレイモンド・チャンドラーの『ロング・グッドバイ』/イサク・ディーネセンの『アフリカの日々』の不条理/損なわれたものを描くポール・セローの『ワールズ・エンド』/村上春樹に影響を受けたグアダルーペ・ネッテルの『赤い魚の夫婦』/ガブリエル・ガルシア=マルケスについて/村上春樹作品で好きなキャラクター/村上春樹作品で泣いたことは/次回予告

 

【ゲスト情報】

村上春樹的羊男

X:@sheepman_bot


【お知らせ】

文学ラジオ空飛び猫たちも文学フリマ東京40に出店します!

海外文学ブックガイド、空猫通信Vol.1、オリジナルグッズ(サコッシュ、ノート)に加えて、簡易なエッセイを販売予定。スタンプラリーも企画中。

開催日:2025/5/11(日)開催

ブース: く-65 (南3-4ホール)

イベント詳細: ⁠https://bunfree.net/event/tokyo40/⁠

 

【参加者募集中!】

6月19日(木)開催『エジプト人シヌヘ』課題本読書会の参加者を募集しています。ゲストとして翻訳者のセルボ貴子さんとみずいろブックスの岡村茉利奈さんにご参加いただきます。『エジプト人シヌヘ』は読むと誰かと語りたくなる小説ですので、ご興味ありましたらぜひこの機会にご参加ください。詳細・申込はpeatixイベントページより↓

⁠https://peatix.com/event/4341247⁠

 

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【文学ラジオ空飛び猫たち】

硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役はダイチとミエの二人。毎週月曜日朝7時に配信。


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【初めて聴く方へのおすすめ記事】

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サマリー

今回の番外編では、村上春樹好きの羊男さんがゲストとして招かれ、村上春樹に関連したおすすめの海外文学について話しています。番組の内容やゲストの発言を交えつつ、文学フリマについても言及されています。このエピソードでは、村上春樹のファンである羊男さんが、その海外文学への愛情を語ります。彼らは村上春樹の影響や、読書会を設立した経緯に触れ、文学の魅力を再確認しています。また、村上春樹に魅了されている二人が、彼に似た魅力を持つ海外文学について話を進めます。特に彼の作品が持つ物語の深さや短編の魅力に基づいて推薦作品が紹介されています。 番外編第63回では、村上春樹ファンに向けたおすすめの海外文学として、ロベルト・ボラーニョやレイモンド・チャンドラーの作品が紹介されています。ボラーニョの短編集や「ロング・グッド・バイ」が村上春樹の作品との共通点を持つことが話題となり、文学的な深みが語られています。村上春樹ファンにぴったりな海外文学について論じられ、特にメキシコの作家グアダ・ルーペ・ネッテルやラテンアメリカ文学の魅力が紹介されています。さらに、ガルシア・マルキスの作品も再評価され、その影響力について議論がなされます。 このエピソードでは、村上春樹や村上龍の作品について考察し、海外文学における彼らの影響についても触れています。特に翻訳の重要性や小さな出版社の役割が話題となり、リスナーに貴重な情報が提供されています。また、村上春樹の特徴的な会話のテンポについて語りつつ、海外文学に対するリスナーの感謝の声が紹介されています。映画「心と体と」の話が出てきて、村上春樹感を感じるおすすめ作品として言及されています。

番外編の趣旨とお知らせ
どうもみなさんこんにちは、文学ラジオ空飛び猫たちです。この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人が緩くトークするポッドキャストです。
パーソナリティは、私ダイチとミエの二人でお送りします。文学のプロではない二人ですが、お互いに好きな作品を時には好きに、それぞれの視点で紹介していく番組です。
今回は、作品紹介のない番外編となっております。先週に引き続き番外編です。
ゲスト会というか、Xでですね、村上春樹的羊男さんが定期的に開いているスペースがあるんですけれども、そちらに呼んでいただけたので、4月なんですけれども、そちらに呼んでいただけたので、
その会を、音源をですね、ちょっとこちらで配信で使わせていただける流れになったので、今日はそんな感じの配信になります。よろしくお願いします。
実際そのちょっと配信の内容に入っていく前にですね、いくつかお知らせがありますと。
まずは、日本翻訳大賞がですね、2025年4月28日に第11回大賞が発表されました。
ハリネズミ、モンテカルロ食人鬼、森の中の林が、これはジョンジーさんという方が書いていて、関根健さん役とですね、失われたスクラップブック、バンダーラ町、木原義彦さん役の2作品が受賞しております。
次の、あのちょっとすいません、来週も実は番外編なんですけれども、次の次にはですね、ハリネズミ、モンテカルロ食人鬼、森の中の林をですね、5月19日かな、配信予定でございます。
ちょっとこちらをお楽しみにしていただければなと思っています。で、ちょっと迷っているのが、バンダーラの失われたスクラップブックですね。
そうですね。どうするか。
私は買いました。
僕もこれから買う予定なんですけども、購入はお互いするんですけど、ちょっと紹介できるかどうか、読み切れるかどうか、もう少しだいなんですけども。
無事読めたら紹介しますし、ちょっと挫折してしまったらお蔵入り、お蔵入りじゃないですね。ちょっとね、どうなるのかわかんないですね。
そうですね。
まあでも気持ち的にはやっぱり、なんか読みたいですね、これは。
いやー、すごいわ。
500…ちょっと待って、本編が…本編で見よう。
あー、547ページですね、本編で。
あ、そんなあるんだ。
2段組で。
おー、でも文字びっしりですよね。
びっしりですね。
あ、2段組か。大変そうですね、これは。
いやでもなんか、もしかしてJRよりいけそうな気がしてきた。
あ、ほんとですか。
JRはもっとなんかすごかった。
JRはとんでもないドンキボン。
いや、うん、なんだけど、たぶんウィリアム・ギャディスのね、あの木原義彦さん役で、こちらも日本語訳大使を取ってますけれども。
うん。
なんかいける気がしますね。
おー。
なんか急に、急に変な自信が出てきた。
まあちょっとこれはね、でもちょっとトライしてみましょうか。
なんでちょっと紹介するタイミングはちょっとお約束できませんが、我々二人ともトライするということだけは決めたので。
はい。
まあちょっとそんなレベル感で、ちょっと見守っていただけたらなと思います。
うん。
文学フリマの出展
あとですね、文学フリマ東京40がですね、2025年5月11日、もう来週ですね。
うん。
来週迫っております。
こちら、我々恒例ですが出展させていただきます。
文学フリマ東京40ビッグサイトで開催されます。
で、我々のブース番号をちょっとお伝えしますね。
9-65になります。
これ南3-4ホールってなってまして、今回なんか南1-2ホールと南3-4ホールとあるみたいで、
前回はね、結構大きかったけれども、一つのホール?繋がったホール?だったけど、今回はちょっとホールが移動しなきゃいけない感じだよね、きっと。
うん。そう、なるんですかね。
そんなに増えてる?
前回で相当広いというかね。
いやーもうすごかったよね。
移動大変でしたけど。
いやーでも熱気感じていただけたらなと思うので、ぜひ来ていただいて。
で、ちょっと我々のブースにもですね、足を運んでいただいて。
まあ別にちょっとグッズ買わなくてもいいんで、ちょっとポッドキャストの感想をお伝えに来ていただいても全然大丈夫なんで、ぜひ来てください。
結構ね、あの、なんかイメージ京都では結構いろんな人と話せたイメージなんだけど、東京はまあ、こう、世話しない部分もあるのか、
あんまゆっくりお話できてる印象がないので、ぜひ来ていただけるとって感じですかね。
で、グッズはですね、新しいものはですね、なんというか、まあないと言えばないんですけど、
えっと、またちょっとこれから作るんですが、もうギリギリで作る予定なんですけど、私と三枝さんのエッセイ集をちょっと発売しようかなと思ってます。
これ今んとこ300円。300円でいいかな。
300円ですか。
300円でいきましょうか。
ちょっとエッセイ集というもののどのくらいの数になるのかというか、ボリュームとかもね、そんなでもないと思うんですよね。
本当に紙数枚かぐらいのレベルかなと思うんですけど。
ちょっとね、どういう組み感するかにもよるけど、まあ10ページぐらいなのかな。
多分。もうちょっといくかもしれないけど、ちょっとわかんないですね。その辺はね。
どう組むかですけど、まあこれもなんか気楽に買っていただければなと思いますので、ぜひちょっと立ち寄ってくれた方は買っていただけたらなと思います。
で、まあそんな感じでちょっと文学フリマー行きますんで、ぜひ東京近郊の方は来ていただけたらなと思います。
あと出展される方もね、多分聞いていらっしゃると思うので、出展される方もぜひ我々のブースに来ていただいて、
自分のブースに来てくださいって言っていただければ多分行くと思うので、ぜひ交流できたらなと思ってます。
えっとちょっとですね、前回出ていただいた勝手にドキュメント72時間おしゃべるラジオのちょっと山口さんとですね、
まあちょっと思いつきでちょっと企画してることがありまして、おそらくこれ今ちょっとギリギリで進めてるんで、
最初だけの形どうなるかわかんないんですけど、ちょっと文学フリマー東京40内でですね、ちょっとスタンプラリーをやろうと思ってます。
で、これあのポッドキャスト番組、何番組かに協力していただいて、そのポッドキャストやってらっしゃる方が結構文学フリマーも出てるので、
これを巡っていただいて、スタンプ集めたらちょっと景品がもらえるよっていう企画をやろうかなと思っておりますので、
ぜひですね、ちょっとこのあたりも気にしていただけたらなと思います。
詳細ちょっとどういう形でリリースできるかちょっとよくわかんないんですけど、
まあSNSがメインになるかなと思うんですけれども、ぜひですね、スタンプラリーのカードを配りますんで、それも持って回ってみてください。
結構ね、文学フリマーにねポッドキャストやってる方も出てらっしゃるんですよ。
10番組ぐらいはいるんじゃないかなって感じなんで、ちょっとどれぐらい参加していただけるかちょっとわからないんですけど、ちょっと声かけたりとかしながら今進めてますんで、
ちょっとこれもですね、本当思いつきの企画なので、どこまでやれるかわかんないですけど、
まあでもねポッドキャストやってる人たちってやっぱりこうこだわってる方というか、
自分のコンテンツに対してこだわりを持ってる方多いと思うので、ちょっと交流できたら面白いかなと思いながらちょっと今やってますんで、
そんなあたりもですね、ぜひちょっと実際にやることができたら盛り上げていただけるとありがたいです。
ちょっと応援していただけるとありがたいですね。
海外文学の紹介
じゃあちょっとですね、この後羊男さんのスペース音源聞いてもらうんですが、結構長くなってると思うので、
実際には2時間ぐらい話してるんで、どういう風に編集できてるかあれなんですけれども、
少し編集では短くはしてますが、たぶん1時間ぐらいはあると思うので、
これ配信されるのがゴールデンウィークかな、ゴールデンウィーク少しゆっくり過ごしたい人とか、
ちょっと誰かの話をダラダラ聞きたいなぁみたいな人がいたら、
今後再生していただけたらなと思います。
なかなかちょっと、たぶん我々のエピソードで最長になる可能性がありますね。
そうですね、でもどうですかね、もしかすると一部カット音源に
そうだね、そっちに回すかもね。
それかもしれないですけどね。
いろんな話をしてるんで、なるべく全部お届けしたいなと思ってるんですけど、
この絵と羊男さんのベースなんですけど、そもそもいただいたテーマが、
村上春樹好きにオススメする海外文学っていう、
完全に羊男さんが我々に向けて作ってくれたテーマですけれども、
このテーマでお話しするとなったんですけど、結構前段に番組の紹介の話が続いて、
何かね、なぜこの番組始めたのかとか、名前の由来とか、
どうやって決めたんだみたいなところとか、
ちょっと改めてお話できて、なんかちょっと懐かしい感じでしたよね、最初。
そうですよね。
なんかなんか久しぶりに話したと思います。
番組の名前の由来とか。
最近ちょっと我々の番組聞き始めましたみたいな人からすると、
もしかしたらちょっとこの辺り、最初から聞いてくれてる人はね、
結構ね、知ってる人いると思うんですけど。
あとそう、それと今回の羊男さんとの話の中では、
結構このラジオを始めて1年目の時に紹介してきた本。
あー確かに。
多めに語っていたと思うので、そこも懐かしさであったり、
その古いエピソードとかまだ聞いてない人にとっては、
逆に新鮮に聞けるかもしれないと思います。
逆にあれかな、最初の1年目とかやっぱり村上春樹職が強いセレクトをしていたのかな。
そうかもしれないですね。
好きなものを選んでいったらそうなっていったのかなと思いますね。
最初の頃ってお互い読んだことある作品をとにかく出していったけど、
最近みたいにね、なんかもう発売してすぐとか話題になってとか、
この国読みたいとか、そういう感覚でセレクトしてるけど、
最初はもしかして村上春樹好きっていうところに結構引っ張られたセレクトだったのかもね。
かもしれないですね。
スイカ島の話とか久しぶりにした気がするもんな、スイカ島の日々とか。
ロンググッドバイもそうですよね。
そうだよね、そうだよね。
その辺りもちょっとあるのかもしれないので、ぜひ楽しんでいただけたらなと思います。
行っちゃいますか。あんまりね、最初長くなると大変だからね。
じゃあぜひお楽しみください。
そろそろ時間になりましたので始めたいと思います。
本日のスペース特別企画として、良質なポッドキャスト、文学ラジオ空飛猫さんたちを配信されているお二人、
三枝さんと大地さんをお迎えしております。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
いつも空飛猫たちの紹介をするときに、僕、良質なポッドキャストを配信されているという枕言葉をつけるんですけど、
本当に良質なポッドキャストっていうのがぴったりだと思うんですが、
そんなお二人に今回、村上春樹好きにお勧めする海外文学ということで、
海外文学のお詳しいお二人がどんな本を紹介されるのか、
僕自身まだ聞いてないので、とても楽しみにしています。
それではまず、ご存じの方もたくさん聞いていらっしゃると思うんですけど、
お二人に簡単な自己紹介をお願いしたいと思います。
では三枝さんからお願いします。
はい。文学ラジオ空飛猫たちの三枝と言います。
良質なポッドキャスターと言っていただけてありがとうございます。
僕が知っている限り、良質なっていう前置きでつけていただけるのを、筋男さんくらいじゃないかなと思っています。
本当に光栄です。
今日も読んでいただいてありがとうございます。
個人的には村上春樹さんの小説は学生時代にハマって、文章にすごく魅了されてきて、
村上春樹と文学の交流
今まで読んできて、普段は海外文学を読むことが多いんですけども、
やっぱり自分が小説を好きになって読み始めた時とかは、
村上春樹さんばっかり読んでいた時期もあったので、
そういったのも思い出しながら、今日はお話できたらなと思っています。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。大地さんお願いします。
はい。文学ラジオ空飛猫たちの大地です。
今日はお呼びいただいてありがとうございます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
そうですね、羊男さんとは一度文学振りまでお会いして、
お話はあんまりできなかったんですけど、
村上春樹Tシャツを着ていらっしゃったので、思わず羊男さんだなと思ってしまいました。
多分直接こういうふうに交流するというか、お話するのはそれ以来かなと思っています。
今日は楽しみに来ました。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
僕もいつもポッドキャストで2人の声を聞いているので、
直接お話すると不思議な感じがするんですけど、
本当にお2人とは一度お会いしたんですけど、
たまたま僕が街と2地下の壁で出てくるイエローサブマリオのTシャツを着て、
まさか見バレするとは思っていなかったので。
ちなみに僕は気づいていなかったんですけど、
だいちさんが気づいて後で教えてくれたんですよね。
何ですかね。
イエローサブマリオのTシャツじゃないかって。
あれはちょっとびっくりしすぎて、まさか見バレするとは思っていなくて、
サインか何かもらいに行こうかなと思って、
ちょうど行ったときにいきなりバレてしまったので、
ちょっと驚いてしまいました。
イエローサブマリオのTシャツ着てらっしゃいましたね。
それだけでバレてしまうってすごかったです。
今回このスペースは、我々文学ラジオ空飛猫たちのポッドキャスト番組の方でも、
後日配信させていただきたいと思っておりますので、
羊男さん、村上春樹的羊男さんのご紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。
ポッドキャストの誕生
これがですね、とても自己紹介が難しくてですね、
文字にすると全然違和感ないとは思うんですけど、
言葉でしゃべると非常に恥ずかしいものがありまして、
羊男ですっていう紹介自体がすごく恥ずかしくて、
一回毎日新聞さんの取材を受けたときに、
記者さんが、普通はその名前がありまして、
括弧した年齢を必ず新聞記事は書くんですけど、
例えば東京都出身と在住、第1さん、何歳という。
どういうふうに紹介されたかというと、
Xで村上春樹関連の情報を発信している村上春樹的羊男さん。
年齢が初めて出ない。
いつも紹介するときには、造工場で耳を作ってます。
一人男ですと紹介してます。
特に顔出しはしてないんですけど、
一度はリアルな読書会を開催したときに、
ここでも自己紹介しづらいなっていつも思ってまして、
村上春樹研究者ですって言ってもいいんですけど、
それもあれなので、いつも造工場で耳を作ってますって話をしてます。
人類は不祥ですっていうことで、これでいかがでしょうか。
ありがとうございます。
特に怪しいものではないので、
ただの村上春樹オタクと言ってもいいんじゃないかなと思います。
村上春樹さんに関すること、
あらゆるものを追いかけているっていう印象があります。
すごいですよね。
情報量、行動量みたいなところがとんでもないなって思ってます。
やっぱりですね、上には上がいまして、
本当にすごい方がいらっしゃる。
僕はただ好きでやってますけど、
やっぱりすごい方いらっしゃるんですよ。
びっくりする。
本なんかも、
村上春樹っていう付いてるものが全て収集するみたいな方もいらっしゃって、
本当にすごいんですよ。
ああいうのを見ると全然大したことない。
いやいやいや。
ちょっと見てるとこが上過ぎなんじゃないですか。
すごいそうですね、その人たちは。
いやすごいですね。
本当にすごいです。
やっぱり政治巡礼的な、
日本各地とか世界に行かれてる方もいらっしゃるので、
やっぱりすごい方はやっぱりすごいですね。
リサーの方たくさんもすでにポドキャストを聞かれてると思うんですけど、
改めていくつかお聞きしたい質問がありまして、
最初東京と京都をつないでってお二人話されてましたけど、
お二人の出会いっていうのはどういうきっかけだったんでしょうか。
いろんなとこで話してるんで、
知ってる方もいらっしゃるかもしれないんですけど、
我々2020年のコロナのときに知り合ってまして、
緊急事態宣言が出た直後ですね、
4月の末とかに読書会主催者を集めた会がありまして、
コロナになっちゃってどうするみたいな、
本当にコロナになったばっかりで、
まだZoomも出てきたばっかりで、
本当に何もできないみたいな、
外出できないみたいなときに、
読書会ってそのときは対面のイメージしか、
今はオンライン読書会とかたくさん至るところで開催されてると思うんですけど、
そのときは対面というのが基本的なスタイルだったので、
これできなくなっちゃってどうするみたいな話を、
ある読書会をやってる方が声をかけてやってくれて、
そのときにブレイクアウトルームでみなさんと初めて会って、
そのときに私がみなさんの話を聞いてて、
なんかちょっと知ってるかもしれないと思って、
そしたらインスタとTwitterでフォローしたんですよね。
連絡入れてみて、
私もちょっと読書会できなくなっちゃったんで、
なんか面白いことやりたいなと思っていたので、
ちょっとみなさんにお声掛けして、
海外文学の趣味が似てるんで、
一緒に面白いことできないですかねみたいなんで、
とりあえずミーティングしましょうってとこから始まって、
なんとなく私がラジオとかポッドキャスト、
どっちかってそのときはまだラジオが好きだったんですけど、
まだポッドキャストはそんなに聞いてなくて、
ラジオが好きなんで、
なんとなくラジオっぽいことやりたいみたいな話が出て、
そのときみなさんが、
まだやってるかも、
ボイシーの荒木ひろゆきさんのブックカフェとか聞いてるし、
古典ラジオも知ってるっていうんで、
そのあたりからちょっとポッドキャストを、
素人ながらチャレンジしてみましょうかみたいな流れで始まったのが、
この番組と、あと我々の出会いですね。
海外文学への関心
そうですね。
すごいですね。そこからもう5年続かれてるっていうのが。
そうですね。もうすぐ5年ですね。
もう、死が咲きましたもんね。
早い。
6月で5年になりますね。
そうなんですね。年々すごさを増してきてる感じがしますね。
最初、多分文学カフェとか言われたんですか?
そうですね。
違いました?
そうですね。
そうなんですよ。
そうですね。何回か配信したときに、
カフェよりラジオの方がしっくりくるなっていうのに気づいて、
名前を変えたんですけども。
あのときは、
一旦カフェっていう、なんかラジオって言うと、
結構本格的な話をしなきゃいけないみたいな感じになるなと思ったんで、
カフェって濁したんですけど、
やってみたらカフェ要素ほぼないっていうところで、
すぐラジオにしましょうってラジオにしました。
多分、2021年の年始の回でお話はされてましたけど、
番組名、空飛猫たち。
これは村上春樹さんが訳してる、
ログインの空飛猫たちからの由来でしょうか?
そうですね。
このとき、名前を決めるときにですね、
このポッドキャストの、
何か文学作品由来の名前にした方が、
やっぱり気づいてもらいやすいんじゃないかなというので、
多分最初、僕とだいちさんが50くらい出しちゃったんですね。
で、候補出しちゃったんですけど、
それでもなかなかしっくりくるのがなくて、
その候補には入ってなかったんですけども、
村上春樹さんの並んでる本棚を見て、
このログインの空飛猫があるので、
そこに2人なんでタッチをつけて、
空飛猫がついている。
そしたら、村上春樹さん好きな人とか、
海外文学興味ある人にもこの名前だけで、
ピンときてもらえるんじゃないかなというので。
あの時の名前候補リストがどっかに眠ってるんですけど。
それ、いつか見てみたいですね。
私も記憶の彼方ですが、どっかに。
僕はどういう候補出しちゃったか全然覚えてないですけど。
あの時ってまだどうだったんだっけね。
ワードか何かにベタ落ちして送り合ったのかな。覚えたいね。
それと僕がその当時、
羊を巡るカフェという名前で、
週1日曲がりでカフェもしていたので、
そこもやはり村上春樹さんからちょっと釈要して、
名前をつけていたっていうので、
本当もそれを続けてしまうのどうかというところはあるんですけども。
やっぱりピンときてもらいやすい名前っていうのは。
そうですね。やっぱり今考えると、
空飛猫たちっていうネーミングは素晴らしいなって本当に覚えます。
海外文学好きな語りも伝わるものですし、
僕としては村上さんが訳した絵本のイメージがあるんですけど、
両方に通じる共通言語としての空飛猫たちっていうのは、
素晴らしいネーミングだと思いますね。
ありがとうございます。
あと三枝さんがやられてた羊を巡るカフェ、
あれ一度行きたかったなって。
そうですね。
僕が京都離れて、今東京にいるんですけど、
京都にいるときは週一日楽しくやっていて、
本の話をするっていう場だったんですけども。
気軽に行ける、そういう読者の話ができる場があるっていうのは、
ポッドキャストもそうですけど素晴らしいですね。
今あれですよね、後に次だというか、
今その場所で同じようなことをされていらっしゃる方がいらっしゃいますか?
そうですね。
お知り合いの方ですか?
そうなんですよ。
海外文学が好きで、
トゥーザ・ハッピーフューという名前でですね、
羊の巡るカフェと同じところで週一日、
同じ時間帯にされていて、
僕は京都に戻ったときはやっぱり行くんですけども、
いいですね、そういうリアルな場で共通の趣味の話ができるっていうのはすごい。
やっぱりあれともめちゃめちゃ楽しいですね。
あと、今回スペースするにあたって僕、
ポッドキャストを聞き直してるんですけど、
すごいなと思ったのが、
第1回目で取り上げられた作家が、
ノーベル文学賞を受賞したハンガンさんを取り上げられてるって、
この敬願ぶりがすごいなと思って、
いきなり取り上げられた作家がハンガンさんって、
その当時はそんなにメジャーになってなかったと思うんですけど、
今思ったらなぜハンガンさんだったんでしょうか。
一応ハンガンをセレクトしたのは私なんですけど、
その当時からもう読まれてた。
ミエさんも読んでたんだよね、ギリシャ語の時間ですよね。
それもミエさんのインスタで知ってて、
ハンガン読んでるんだと思って、
それでも結構親近感が最初湧いたのをよく覚えてるんですけど。
作品を紹介していこうってなった時に、
最初の方は割とお互いが3冊ずつ選んで、
はめ込んでいったような記憶があるんですけど、
だから最初の3冊は私が選んでるんですよ。
出会いとコミュニケーションの重要性
1発目はハンガンのギリシャ語の時間だなってちょっと思っていて、
これが私は出会いの話だなと思っていたので、
特にミエさんとも周り、
ポッドキャスト始めるまで、収録までにはですね、
毎週土日は繋いでたので、
1ヶ月間で結構、特にコロナだったのもあるんですけど、
一番コミュニケーションを取った人、
2020年の5月ですね。
とはいえ、まだまだどういう方かお互い分かってないと思うんですけど、
ハンガンのギリシャ語の時間っていうのは、
割とお互いの事情を知らないままであって、
主人公2人が会合するというか、そういう話だったので、
この話は一発目に持ってきたいなって。
ちょっとね、お二人の出会いとも。
なのでちょっとハンガンを一冊目に。
これはこれでいこうというか、ほぼ大プッシュしてって感じですね。
なんかいきなり本当に、第1回のハンガンっていうのはやっぱりすごいと思います。
全部あれですけどね、こんなノベル4学章を、
あの若さで撮るなんてあの時はもう。
そうですよね。
全然もうイメージなんかできない時でしたけどね。
それに関連して、そのポッドキャストで取り上げられる小説の選び方。
そういうのは、今現在お二人どうやって本をセレクトされてるんでしょうか。
基本的にはあれですね、お互い気になったものとか。
新刊とか既刊のものから選ぶこともあるんですけども、
それを出し合って決めていますね。
本当に何か明確な基準とかはないんですけども、
あんまり偏りがないように。
あとは2回ぐらい、2,3回とかでちょっとつながりがあるような、
この前だったら韓国のキムチワップさんとチョンセランさんという2人の作家さんの本を立て続けに紹介したんですけども、
そういったちょっとしたつながりが感じられるものを連続で選んだりとかっていうのはありますけども。
そうですね、割と収録が終わると、
収録の時に次回行こうしなきゃいけないので、
次の本を決めなきゃいけないんですよ。
なので、まず収録するときはつないだときに、
入る前に次何を紹介しようかって話がまず入ることが結構多くて、
その時にお互いが持っているものを話して何となく決まっていくんですけど、
確かに三枝さんが偏りがないようにって言ってるのは結構国とか地域ですね。
三枝さんは結構いろんな国の本を読みたいという多分欲求がすごく強い感じで、
私とかほっとくと多分英米に寄りがちなんで、
そういう意味ではお互いのいろんな意見が出て、その場で決まっていくみたいな感じですね。
作品選びのプロセス
あと話ちょっとずれますけど、収録っていうのはどういうふうに収録されてるんでしょうか。
これはZoomでつないでオンラインでやってますね。
対面で撮ったことっていうのは一回ゲスト会があるだけで、
もう260回ぐらい配信してきてると思うんですけど、
対面で撮った収録って一回だけなんですよね。
それって公開収録されたときですか。
それもあったんでしたっけ。
本野蓮ラジオさんっていうポッドキャストとコラボというか、ゲストで会う会があって、
その時はお呼びいただいたので、向こうの編集工学研究所というところに行ってきて。
すごいとこでしたよね。松岡製業さんのね。
本当に本好きだったらすごい興奮するような場所だと思います。
すごい蔵書の数がとんでもなかったですね。
だから基本オンラインで収録してます。
なるほど、わかりました。年々応援質問を出すことになっている気がするんですけど。
マイクを替え替えたりして、ちょっとずつ環境を曲げていきましたね。
あと私の編集の時期もどんどんアップグレードしてるので、
いろんなエフェクトをかけたりとか、そういう編集とかしてもらってるんで。
リスナーの方はほとんど本好きな方が多いと思うんですけど、
何がすごいかなと思うと、
村上春樹への愛とおすすめ作品
例えば30分とか1時間のポッドキャストの番組を作られるじゃないですか。
バックグラウンドにかける時間というのがとてつもない時間がかかる。
まず本を読む時間があるじゃないですか。
本を読む時間があって、収録されて編集するって、
それをほぼ1週間でやられてることが、本当にすごいなと思うんですよね。
いやー、結構カツカツですよね。
そうですね。収録前は、ちょっとお手伝いになることなんですけども。
お二人が本を読む時間、どういう環境で本を読まれてるんでしょうか。
すごい読書量だと思うんですけど。
僕は通勤の時間が多くて、電車乗ってるときとか集中して読めるので、
朝時間があるときとかですね。
ちょっと頭が割れてて、集中できるときにできるだけ読むようにしてますね。
通勤とかで、三重さんとかのいわゆるドンキボンがあるじゃないですか。
あれも読まれるじゃないですか。
最近の番組でもすごい分厚いやつ紹介されてましたけど、あれを電車の中で読まれる。
そうですね。もう鞄に入れて、どこでも持ち歩いて読んでますね。
大地さん、どんな感じで本は読まれてるんでしょうか。
基本的には隙間時間はなるべく本を読むみたいな感じで、
本を読む時間を作りに行くみたいなときも結構多いですね。
なるほど。
移動中は基本電車と本が読みたいタイプなので、本を読むんですけど、
他のときって細切れの時間が多いんでどうしよう。
長いものを読んでると途切れちゃったりするんで、苦労はしてたりする感じですかね。
なので極力、この時間は読書みたいなのに振り切るようにはしてますけど。
でも夜ですね。
無理やり読書の時間作っちゃう感じですから。
そうですね。じゃないとなかなか読めないときが多いですね。
それはカフェに行かれて集中して読むとか。
それもやりますし。
家とかでも、夜寝る前1時間とか決めて。
で、面白いと眠いけど眠くなくなるみたいな瞬間がたまにあるんで、
そういうときも結構あるんですよね。翌日。
そうです。わかります。
これは一回寝て早く起きて読んだほうがいいのかとか。
ちょっと考えてますね。そんな感じで。
わかりました。
定番の質問をいつもゲストの方にしておりまして、
お二人に3つお聞きしたいことがあります。
最初に読んだ村上春樹作品と、一番好きな短編、一番好きな長編。
この3つをお二人に聞いてみたいんですが、
三枝さんいかがでしょうか。
まず最初に読んだ村上春樹さんの作品は、ノルウェーの森ですね。
ノルウェーの森。
確か大学生の時だったんですけども、よくただ読んでよくわからなくて、
そのときはまだ村上春樹さんにはまらず、その後のですね、その次の作品で
回転木馬のデッドシートという短編集を読んだんですけど、
それがすごいはまってそこから読むようになりましたね。
そうなんですか。意外ですね、回転木馬。
最初はやっぱり有名どころということで、ノルウェーの森に手を出しましたね。
そうだ、次が好きな短編ですね。
短編すごいちょっと迷ってまして、
去年回転木馬のデッドシートを読み直して、
ちょっとラジオでも紹介していたんですけど、
野球場という作品がやっぱり好きだなというのはありますね。
ちょっと気持ち悪い話ではあるんですよね。
男が野球場の近くに住んでて、向かい側のアパートにいる女の子を、
この辺レンズで覗くにするみたいな話なんですけど、
でもそこだけじゃなくて、その男が小説を書こうとするんですけども、
小説を書いて、それとはまた別で、こういう話もあるんですけどって言って語り出す、
そういったところから村上春樹さんの作品にハマっていったんですけども、
なんともこの気味の悪さと話の面白さも相まって好きですね。
野球場をあげられる方って村上春樹を読んでるなって感じがしますね。
いやいやでも本当、また最初の方に読んだんですけど、それがでも良かったですね。
一番お好きな長編は何ですか?
長編、海辺のカフカーですね。
カフカー、カフカー回ありましたね。あれ好きだったな。
これも一番最初に読んだ長編で、やっぱりその時の記憶というか感情みたいなものが、
残っているっていうのが好きな理由かなと思うんですけども、
読み直した時に、最初読んでた時は主人公に共感していたと思うんですけども、
星野青年ですね。高畑さんと一緒に行動していたトラックのウンちゃんですかね。
次に大人になって読み返したら星野青年に来て、なんかちょっと感情が乗りましたし、
読み直してもすごい良さがあるなって感じて、最初読んだ時好きだったんですけども、
また違った魅力もあるなっていうので、より好きになりましたね。
海辺のカフカーか。あの回は僕何回も聞いた。
なんか、熱量が伝わってくるという。あれは好きな回ですね。
大地さんは3つの質問いかがでしょうか。
じゃあまず最初に読んだ村上春樹作品ですね。これがさっきから話が出て恐縮なんですけど、海辺のカフカーですね。
それが最初ですか。
最初です。高校の図書館で借りて読んだのを覚えてるんですけど、ハードカバーで文庫じゃなくて、海辺のカフカーでした。
私は基本ずっと長編ばっかり最初読んでて、大学のいつくらいかな。
前半は長編ばっかり読んでましたね。ノルウェーの森、世界の終わりとハードボールとワンダーランド、
虹巻き鳥来るように来るか。そうですし。
次が短編でしたっけ。好きな短編は、ちょっと迷うんですけど、パン屋最終劇。
いいですね、パン屋。
いつも村上春樹の短編って言うとパッと出てくるのがパン屋最終劇で。他にもナヤオ役とかすごい好きなんですけど。
いいですね、ナヤオ役。
あと中国行きのスローボートとか、あのあたりは結構初期ですよね。
でもとはいっても、シナガオザルの話とかも結構好きなんで、結構最近のもいいなと思ったりするんですけど。
でも一つあげろって言われたらパン屋最終劇ですかね。不条理感ですね。
難しいです。
難しいですよね。
一番好きな長編はなんでしょう。
もうでもちょっと繰り返しになっちゃうんですけど、ゾンビ部のカフカーかなと思ってます。
お二人被ってますね。
私多分4回くらい読んでる。4回5回読んでるんですよね。4回読んでますね。
さっき三枝さんが言った通り、やっぱりこのポッドキャスト紹介しようっていう話になって、読み返したときに、今までのイメージと結構違う響き方をしてきたし。
意外と伏線っていうか、メタファーが結構つながってるなっていうのが、ちょっと改めて読んだときに感じたんで。
ウメのカフカー面白いなって。他が多分あまり読んでないかもしれない。全部読んでるんですけど、2回以上読んでるのってちょっと限られてるんで。
やっぱり読み直したときの年齢とか環境とかで受け取るものが違ってくるっていうのが、村上春樹さんの小説で面白いなって思うんですよ。
そんな村上春樹さんを読んでるお二人に、今回のテーマとして、村上春樹好きな方にお勧めする絵画文学。
これをお二人にお聞きしたいんですが、三枝さんの一冊目お願いできますか。村上春樹好きにお勧めする絵画文学。
僕が村上春樹さん好きな理由の一つなんですけども、本当にいろんな本を出されていて、長編はやはり物語がすごく面白いし、短編もまた長編とは違った魅力が短編の中にそれぞれあると思ってまして、
それだけじゃなくて、エッセイも書いたり、走ることについての本も書いたり、翻訳もされていたりっていうので、いろんなメニューに対応できるレストランみたいな存在なのかなと思ってまして。
うまい表現ですね。
ちょっとフルコースも、ちょっと軽く飲みたいときのピン料理までおいしいものがあるみたいなですね。しかもそれぞれの作り方を情報発信までされているんじゃないかみたいな。
うんちくも語ってくれる。
ボラーニョと村上春樹の共鳴
いろんなリクエストに答えてくれる完璧性みたいなものがあるのかなと思ってまして、というところで思いついたのが、チリの作家のロベルト・ボラーニョという作家がいまして、この人も長編、短編いろいろ書いていてですね。
森上春樹さんほどそのバリエーションが多くいろんな本出しているわけではないんですけども、ロベルト・ボラーニョも長編は長編の良さ、短編は短編の良さみたいなものをそれぞれ違ったものを持っている作家だと思ってまして、
特に入門としてお勧めなのは短編集2話というのがあるんですね。ボラーニョコレクションという博推社から出ているんですけども、それの第1巻が2話という短編集で、2、30ページでいろんな短編が収録されているんですけども、なかなかですね、これが南米の作家なのでちょっとなんて言うんですかね、
ルーズなところがあるというか、バトバカしい話とか、こんな人間本当にいるのかなみたいなですね、面白おかしいような話とか多いんですけど、ただ人生のふとした瞬間の寂しさとか悲しみを思い出すようなですね、そんな作品集でもあるので、村上春樹さんが好きな人も結構そのボラーニョの短編読んで、
村上春樹さんも、こんな人生のちょっとした喪失感とか書いてるなっていう、そんなちょっと重ねられるところもあるんじゃないかなと思いますし。
僕は未読なんで、これ読んでみますよ。ロベルト・ボラーニョの短編集の2話。これあれですね、今ちょっとググってみましたけど、亡くなられてるんですね。
そうですね、はい。もう2000年入ってすぐですかね、50代になってますけども。またこのロベルト・ボラーニョの長編が2つあってですね、代表作は2666というすごいドンキボンなんですけど、それともう1つ野生の探偵たちという、これは上下官です。
野生の探偵。
はい、出ていて、どっちも主人とか作家が出てきて、主人公を描くで、そういう主人や作家たちの物語にはなるんですけども、そこからさらに世界が広がっていくような、しかもものすごい不条理なところもあったりするというので、
村上春樹さんの長編もですね、結構その村上春樹さんが何か、そこに潜り込んで、そこから何かその村上春樹さんの精神の中からその世界を作り上げているような感覚というのはあると思うんですけども、ボラーニョも何て言うんですかね、このチリとかメキシコとか南米のそういったところの何というか、ちょっと暗い現実みたいなところに潜り込んで、そこから作り上げた物語というので、
ボラーニョの方がちょっとリアリティは感じると思うんですけども、村上春樹さんもボラーニョも、想像力みたいなのがやっぱりすごいなと思っていてですね。
ちょっと短編とは別で、長編というところでも、村上春樹さんの予想のできないこんな長編があるのかって思うのと、ボラーニョはボラーニョの長編。
また南米が舞台だけど、こんな想像力にあふれた本があるのかっていうですね、ボラーニョにはボラーニョがまた良さを感じれるっていうので、おすすめというか、すごく好きですね。
なるほど、ありがとうございます。ボラーニョ読んでみたいと思います。大地さんの1作目はいかがでしょうか。
チャンドラー作品の魅力
村上春樹好きにおすすめする海外文学って結構色々迷うんですけど、海外文学にまだそんなに親しみがない方に向けてっていう形で、ちょっと選ばせていただきたいなと思っていて。
それで言うと、レイモンド・チャンドラーのロング・グッド・バイが、村上春樹役でぜひとちょっと思いましたね。
話がすごく面白いですし、シンプルじゃないですけど、色んな話が展開して、それを追っていくうちに色んな感動が待っているっていう1冊ですし。
村上春樹さんが好きだったら、たぶんハマるんじゃないかなと思うので。村上春樹さんの役は、すごく村上春樹作品を感じるっていうほど強く、村上春樹の個性が出てるとは思わないんですけど。
でも、私は元々ずっとチャンドラーは清水さんの役で、全部読んでるんですけど、読むと全然違うというか、同じ話なんて全然違うわけじゃないんですけど、ちょっとイメージが違ったりするなと思うので、印象が違ったりするなと思うので。
その辺の読み比べもですね、やってみると面白かったりすると思いますし、ぜひこの村上春樹はこの作品をどう役したのかみたいなところもちょっと触れられるかなと思います。
ロンググッドバイハマると、時系列で言うとチャンドラー作品の中では後半になってしまうんですけども、前半の作品もフィリップ・ワーロが出てくる前半の作品も村上春樹さんそれからいくつか役されているので、ぜひ全部ハマったら読み毒化してもらいたいなって思うので。
海外文学、それでちょっとハマる可能性も結構あるんじゃないかなとは思うので、ちょっとロンググッドバイを押したいですね。
いいですね。ロンググッドバイはやっぱり村上春樹さんを語る上で外せない感じの作品かなって僕も思います。
ちょうど7冊かなんか長編は春樹さん役してると思うので、これは僕も村上春樹好きな方にはお勧めしたいですね。
海外文学まだ読んでなくてみたいな、海外翻訳小説か、読んでなくてみたいな人にはぜひちょっと手を出していただきたい。
でもちょっと長いんでね、結構暑いですよね。
ちょっとハードカバー、結構圧があるんですけど、でもまあねじ巻き鳥クロニクルとか、あの辺読める方だったら絶対読めると思うんで。
世界の割とハードボイルドは、ハードボイルドの世界好きな人はね、ロンググッドバイの世界もね、好きな方は好きかもしれない。
そんなとこですかね。
はい、ありがとうございます。では三重さんの2冊目いかがでしょう。
ディーネ戦の哲学的考察
はい、2冊目がイサク・ディーネ戦のアフリカの日々というですね。
なんだっけ、1984でしたっけ。
はいはい、ラジオでも去年紹介したんですけども、ヒトジオトカさんもコメントをいただいていた。
1984の中でも触れられていたんですかね。
これはデンマークのイサク・ディーネ戦という人が、もともと20代からアフリカでコーヒー農園の運営を経営をしていて、
そこでいろいろな出来事を見たり、ご自身で体験されていて、それを振り返ったエッセイでもあって、このイサク・ディーネ戦という人が、
カレン・ブリクセンという名前でも本を出しているんですけども、デンマークを代表する作家さんですごく常識の範囲外の世界というのを書いていて、
すごく不条理と思えるような出来事とか、人々の言動とかですね、アフリカの中でのそういったものが書かれているんですけども、そこにはこの哲学、ルールがあったりするんですね。
例えば現地のアフリカの人で、ちょっと誤って人を殺してしまったという、村人が銃を扱っていて、遊びのつもりで扱っていたら、
誤って弾を撃ってしまって、ちょっと人を殺してしまったという人がいても、そこに対して何かその人を罰しようとするのではなくて、
それよりも、もっと亡くなった人がいたら、失われた穴をどう埋めるかというのを周りの人は考えたりとかですね。
なかなか自分たちが常識として思っていることとは違った常識みたいなものが、アフリカの当時のところにはあって、そういったのがすごく感じられる本であってですね。
村上春樹さんの作品の中でも、やっぱりこの不条理な出来事っていうのは出てきますし、
作品を読んでいると、その小説の世界の中ではそういうルールとか、そういうまた自分が住んでいる世界とは違う何か常識がそこにはあるのかなとか、思わせるようなですね。
そういう作品が多いと思うんですけども、まさにこのイサク・ディーネスのアフリカの日々はですね、実際のアフリカで体験された、今までヨーロッパの方ではなかったような常識とかルールとか、そういったものに遭遇したこのイサク・ディーネスの話が書かれてるんで、すごい面白くてオススメですね。
いいですね。アフリカの日々。これって映画化もされてますよね。
そうです。映画化もされてます。
何と言いますかね、愛と悲しみのハート。
そうですね。
だからね、そんなだったと思います。
もうだいぶ原作とは違うっていう話は聞いておりますが。
愛と悲しみのハートは、このイサク・ディーネスの恋愛物語になっちゃっていて、実際にアフリカの日々で書いてるような、ちょっと哲学的な内容というか、
だいぶ発祥ですね。
でもこのイサク・ディーネスは、去年ラジオでもこのイサク・ディーネスについて、小伝を書かれた、このブリクセン・ディーネスについての小さな本というのを書かれた、この著者の方にもインタビューさせていただいたんですけども、
その人の話もすごい面白くて、このイサク・ディーネスは、波乱万丈な人生をたどって、40代後半で本当に無一文になって、アフリカからデンマークに帰ってきて、そこからデビューして世界的な作家になっていくんですけども、
やはり哲学感みたいなものがすごくお持ちの方で、デンマーク代表するこのキルケゴールと比べられるような、このイサク・ディーネスのこの哲学感というか、そういったものが紹介されていて、
その中で、その人は、堕落から物語が始まるというですね、イサク・ディーネスの考え方というか、そういったものをブリクセン・ディーネスについて小さな本を書いている、この著者の方が語っていて、
堕落から物語が始まっていくのかっていう、そういったところの考え方がすごい面白いなというので。
貴重な時間でしたよね。
そうそうそう。常に村上春樹さんの話から脱線してしまうんですけども、でもなんかそういう、また今までとは違った規範の、そういったものを読み取れるという、めっちゃ面白い悪作家だなと思ってますね。
ぜひ、未読の方はアフリカの人に文句をおすすめします。
1984年、TENGOが朗読してる本にもなりますね。
さすが読まれてますね。
これは読みました。
じゃあ大地さんの2冊目はいかがでしょうか。
そうですね。今、みんなの話を聞きながら何を紹介しようかなってちょっと迷ってるんですけど、
初めにこれにしようかなって決めてたやつがあるんで、一旦とりあえずそれをお話しさせてもらうと、
ポールセローっていう作家のワールドエンドという、村上春樹翻訳ライブラリーで、これまた村上春樹さんが訳されてますけど、
これ短編集で6本か7本ぐらい入ってるんですけど、
結構この不条理とまでは行かないんですけど、人生の中でなんとなく絡め取られてしまったみたいなことがちょっと描かれる作品が多くて、
そんなクリティカルではないけれど、でもなんかダメージがあるみたいな、そういうのって結構村上春樹の短編でよく描かれるなと思っていて、
それにすごく似てる話が多いなって、ちょっと初読の時も思いましたし、
これ実はだいぶ最初期に文学ラジオ空飛猫たちでも紹介させてもらってるんですけど、
その時読み返した時も、やっぱ面白いなって思ったんですけど、
その、なんて言うんですかね、なんかちょっと損なわれてしまったみたいなことがちょっと描かれる作品ばっかりで、
それがなんか不条理にちょっと近しいこともあれば、もうちょっとどうしようもない流れの中でみたいな、
っていう感じの空気感もあるし、結構好きですね。
で、最後の話が、緑滴る島っていう短編が入ってるんですけど、あれが結構南国の島の話で、
そこにちょっとお金がないながらも移り住んだカップルの男の視点の話で、
女性の視点も入るのか、ちょっと一人称じゃなかったと思うんで、あれだったんですけど、
なんかそこの自分の人生が詰まっていく感じがすごく描かれてて、
で、それがなんかあのあれですね、統計家、鳥が戦うシーンがあるんですけど、
なんかそういうのにもうまく映し込まれていて、読んでてすごく面白かったなと思って、
で、多分海外文学をちょっと好きではないと、まず読もうって思えない作品かなと思ってるんですけど、
ぜひちょっとロンググッドバイとかで慣れた後は、ポールセローの作品とかちょっと読んでもらいたいなってちょっと思って。
村上さんが本当に役してるんで、読みやすいかなと思いますね。
そうですよね、読みやすいんですけど、でも、し、なんか村上春樹の短編のテイストが結構似てる気がするんで。
ああ、そうですね。
なんか結構神話性があるんじゃないかなと思って。
結構異国情緒すごく感じれますよね。
ロンドンと文学の舞台
この短編の舞台がロンドンとか、ペルトリコが最後の緑の場所とか、アフリカとかパリとかのいろんなところが舞台になっていて。
氷大作なんか。
そうですよね、氷大作のワールドエンドっていうのがロンドンの話で、なんか実在する場所の名前なんですよね。
なんか予想みたいですね、ワールドエンド。
どん詰まりのある角の話で、面白かったですね。
村上さんが好きそうな話ですよね、ワールドエンドのどん詰まり。
ポルセローさんだったら、あちこち旅行されてる作家さんなんで、鉄道大バザルとか、これも結構昔の本ですけど、結構面白い。
あれ、私欲しいんですけど手に入らないですよね。ずっと流してるんですけど。
村上さんも鉄道大バザルは推してた本なの。旅行機が好きな方はフルフォンでちょっと高いですけどね。あれば買ったほうがいいですね。
私もフルフォン焼きと必ず探すんですよ、その本は。
まだ出会ったことないです。必ず探す。
知らない町に行ったときは必ずフルフォン屋さんに寄る癖がありまして、いい本ないかなってすぐに寄っちゃいますね、フルフォン屋さんは。
じゃあちょっとポルセローで。
かしこまりました、ポルセロー。
やっぱりお二人がセレクトする本っていいですね。
ありがとうございます。
でもやっぱりちょっと迷いました。
迷ったよね。いくつか頭に浮かんでは。
さっき大地さんがこれ話そうかなって言われてた本は何ですか。
ちょっと待ってくださいね、今パッと統計してしまった。
あ、グアダ・ルーペ・ネッテルの赤い魚の夫婦か。
それは知らないのかな。誰ですか。
メキシコなんですけど、あれもちょっと不条理系で村上春樹感はあるし、ご本人も村上春樹すごく好きだっていう作者の方ですね。
村上春樹さんのオマージュ作品がある。
ネッテルの盆栽だよね、盆栽。
盆栽が本当に村上春樹っぽい東京舞台にして。
グアダ・ルーペ・ネッテル、赤い魚の夫婦。
盆栽が入ってる方は、日本で出た2冊目の短編集で花びらとその他の不穏な物語に入ってたはずですね。
東京の植物園みたいなところの舞台なんですけど、村上っていう名前の縁の人が登場人物として出てくるんですね。
村上に出てくるんですね。
これ面白いですね。
これメキシコですけど面白いですよね。
やっぱりラテンアメリカ系の文学も面白いですか。
私、このポッドキャストやるようになってからわりと読んでるんですけど、
みえさんはね、もともとボラーニョ好きだしね。
そうですね。
ラテンのボラーニョも、このグアダ・ルーペ・ネッテルというメキシコの作家も、結構ヨーロッパの方にも行っていて、すごく洗練されているんですよ。
特にこのグアダ・ルーペ・ネッテルはメキシコの作家なんですけども、メキシコの土着感みたいなものがあんまりないんですよ。
作品だけ読んでると、ヨーロッパのちょっとオシャレな人が書いたのかなって思います。
ガルシア・マルキスの再評価
作品はちょっと気持ち悪さはね、作品なんですけども。
確かに。
ラテンアメリカ、ついでにお二人に聞いてみたかったのが、ガルシア・マルキスはいかがでしょうか。
どんなふうにお考えですか。
すごい、再び読まれている日本で。
ね、文庫が最近。
あんなに売れるとは思いませんでしたよね。
なんであんなに売れたんだろうって。好きなのかな、みんな。
でもやっぱ面白いですよね。
すごい、福年の孤独も、あとは商品はそんなに読んでないんですけども、短編とかもすごい好きですし。
メレンディアとか。
個人かな。そうですね。
個人的には嬉しかったのが、物語の作り方というガルシア・マルキスのスナイリウム教室が、
この、2025年3月に文庫化されて、それまで単行本が10本だったのかもしれないですけども、あったんですけども、すごい面白い、この本で。
なんかその、ガルシア・マルキスがね、スナイリウム教室でも、すごいなんていうか、もう無双していくんですよね。
この生徒たちが作ったいろんなスナイリウムに、もう勝手に、勝手にじゃないですよ、どんどん口を出していって。
最初ね、恋愛小説、恋愛の話としてね、作ったものが知らない間にホラーになってるとかですね。
あー。
ポッドキャストの人気と読者層
ちょっと極端な言い方をすると、そんな感じで、どんどん話が別のものに移り変わっていく、その様が見れたりするので、なんかそういうのも結構好きですね。
今、ポッドキャストを毎週配信されてましたが、どれぐらいのレスナーの方がいらっしゃるんでしょうか。
そうですね、いくつか指標はあるんですけど、なんとなく1週間、配信したすぐ1週間以内に聞いてくれる人が1000人ぐらいいる感じですね。
フォロワーはもっと多いんですけど、ちょっとでも多分、私もそうですけど、ポッドキャストをフォローしたけどずっと聞いてないみたいなのもあるんで、フォロワー数はあんまり当てになんないなとは思ってるんですけど。
序則で1000人聞くリスナーがいるっていうのはすごいですね。
そうですね。でも、どうなんでしょうね。ちょっとポッドキャストって再生回数他の番組ほんとわからないんで、これがどれぐらいの規模なのかが正直ずっとわからないままやってるんですけど。
そんな感じですね。
そう、アナリティクスがIPアドレスに紐づいてるっぽくて、何回再生しても1なんですよ。
なので、その数がだいたい1000人ぐらいかみたいな感じですね。
1000人から。ちょっと調子いいときはもっといくけど、微妙なときはもうちょっと下がるみたいな感じで。
一番聞かれてるチャンネルというか、Spotifyが一番多いですか?
うちはAppleですね、たぶん。
でも、一般的にはSpotifyのほうが、たぶんポッドキャスト聞いてる人多いんじゃないかなとは思いますけど。うちはAppleですね。
僕もAppleのポッドキャストで聞いてます。
6割ぐらいがAppleだったと思いますね。
あ、そうなんですね。
Spotifyってイメージはありますけどね。
Spotifyのほうが押しえやすいというか、AppleってiPhoneユーザーにかけられちゃったりしてるのかなと思ってて。
Spotifyだったらどのキャリア使っててもいけるなと思うので。
それでSpotifyをなるべく一番上に持ってきちゃってるんですよね。
僕もお二人のやつを紹介したときは、SpotifyとAppleのポッドキャストのリンクを貼ってます。
今日たくさんの方が聞いていただいておりまして、
お二人に質問があれば、コメントなりスピーカーなりでお話を。
めったに言葉を出したりなんで、生配信が珍しいかなと思うんで。
ご質問があれば聞いてコメントを取り上げますので。
どなたか、三枝さんと大地さんにご質問ないでしょうか。
お二人、村上作品で好きなキャラクターはありますか?ということで。
私はゴタンダ君とハナレーベンのサチですっていうご質問がありましたので、好きな村上春樹のキャラクター。
キャラクター、登場人物ってことですよね。
なんか星野青年が今出てきちゃいましたね。
でもそれだとね、カフカンの話ばっかりになっちゃうしね。
私でもアフターダークが地味に好きで、渋谷のデニーズで食事をするシーンが結構好きで。
渋谷にはデニーズがないのにね、デニーズを描いてるアフターダークですけど。
あれの男の子、名前はありましたっけ?一緒に食事する男の子。
ありましたね。誰だ、あの名前は。
あの男の子、なんか。
どなたか。忘れたな。
ひょうひょうとしてて、村上春樹っぽいけど村上春樹っぽくない空気感のある登場人物だったなと思って、ちょっと印象に残ってますね。
全体的にちょっとアフターダークは好きなんですよね。
アフターダークはですね、僕も徐々に好きになりました。
最初はちょっとピンとこなかったんですけど、実は結構いいな。
いや面白いですよね。
高橋でした、高橋。
なるほど、高橋くんかな。ありがとうございます。
三重さんは好きな登場人物?
そうですね、特別これというのはといった人物ではないかもしれないんですけども、例えば一人称単数のクリームに出てくる語り手の僕ですかね。
18歳の時の思い出話で、18歳の頃の話をしてるんですけども、結構なんか読んでいると文学青年チックなところがありつつ、
なんかまだちょっと世間に疎いというかですね、なんて言うんですかね、ちょっとその尚三というか純粋なところも持ち合わせているような少年かなと思うんですけど、
なんかそういった人物像が好きですね。
結構共感できるところがあったり、
なんかこういう少年いいよねって思うような、
だから結構村上晴樹さんの作品に出てくる高校生、大学生ぐらいの年齢の登場人物好きだったりしますね。
お二人はちなみに女性の登場人物だったら、なんかちょっといいなっていうキャラクターいますか?
あれですね。
しながわざるの主人公って女性ですよね。
あの人が今出てきましたね。しながわざるとのやりとりが結構コミカルで。
しながわざるはいいですね。ちなみにお二人、最新作が出ましたけど、武蔵坂井のありくいっていうのは読まれる予定はありますか?
今のところあんまり考えてなかったんですが、文芸は新庁でしたっけ?
新庁の5月号にあります。
それまだ本になりそうですよね。
なんか前も出てたもんね。
短編集がそのうち出るんじゃないかなと思いますね。
僕は結構面白く読んだんで、本になった際にはぜひ読んでみてください。
参考になったら必ず読んでみますね。
私も読むと思うんですけど、前のカホでしたっけ?
はい。
あれは買って読んだんですけど。
ああ、そうなんだね。あの方が再登場してる。
そうですよね。だから気にはなってたんですけど、一旦ちょっと雑誌を買うと結構。
いや欲しいんですけどね。
お二人はたくさん読まないといけないのがありそうなんで。
ちなみにお二人ってツンドクってあるんでしょうか?
私はもうツンドクだらけですね。
アミューサーファグに。
それを聞いて安心しました。
お二人もう片っ端から読まれたりとか。
いやもうちょっとどうしていいかわからなくなってます。
かなり本はお持ちだと思うんですけど、どれぐらい持たれてるんですか?
なんか同床が過ごそう。
私はほぼ数えたことないですね。
なんかイメージでも今、何冊ってうまく言えないですね。
実家に結構本は置いていて、今住んでるところにはそんなないんですよね。
本というと500から1000の間ぐらいじゃないかなと思いますね。
私も同じ感じだと思いますね。
漫画とかも入れると結構大変なことになる感じですね。
大地さんはあれですよね。漫画も読まれるって面白いですよね。
そうですね。もう漫画は大好きなんで。
でも漫画も偏ってますけどね。
リスナーの方が村上春樹好きにオススメする海外文学、私も考えてみましたってことで。
お二人は読まれてますでしょうか。ブローディガンの芝生の一種。
私は読んでます。
確かに。
ボレーガットの猫のゆりかご。
コルタサル短編集、アンナカレーニナも書かれてますね。
コルタサルは読んでないんですよね。読みたいんですけど。芝生の復讐は確かに。
ブローディガンは全体的に、愛の行方も村上春樹っぽいし、全体的に村上春樹感は確かにありますね。
私好きですね、あの漢字。
ブローディガンもちょっと取り上げられてましたね。
スカ島の日々を。最初の方やってますね。
あの独特な漢字。
あ、そうそう、お二人取り上げられてましたね、ブローディガン。
村上さんは影響をかなり受けてる作家の一人ですよね。
たぶんコラボされてる方じゃないですかね、ねじ巻ラジオさん。
あ、はいはいはい、ねじ巻さんだ。
聴いていただいてる。
ありがとうございます。
村上春樹と感動作品
僕もこの回はたぶん聴いてると思う。
コインロッカーベイビーズで違う村上を紹介しましたね。
でもいいですね、村上春樹じゃなくて村上龍。
お二人に村上作品で涙を流したことはありますか?って。
小説説を読んで泣くことに、涙を流したことがありますか?
いっぱいありますね、ほんとに。
いや、それはほんとに。
泣ける作品すごいいっぱいありますし、村上春樹さんの作品だったら絶対あるはずですね。
世界の終わりとハードボールドワンダーランドの終わりのあたりは、なんかちょっと歓喜が余った記憶がありますね。
お二人のワンダーランドの会話、あれすごく良かったですね。
あれでも結構ネタバレ気にしやすすぎたかなって、ちょっと反省はしてます。
ちょうどお二人にすごいなと思うのが、ネタバレなしの回答あるじゃないですか。
はい。なるべくそっちをやりたいなと思ってるんですけどね。
それがすごいな。
お二人のあらすじの紹介もいつも上手いなと思ってるんですけど、
ネタバレなしでどこまで紹介できるかとギリギリ攻める話がとても好きですし、
難しいなと思うんですね。
どこまで話していいのかっていうのもありますし、
ポッドキャストの制作
あんまり話せなかったら作品の魅力も伝わらないから、攻め気合いはどうされてるんでしょうか。
僕たちが紹介している作品があんまりエンタメ系が少ないので、またそういう意味では多少ネタバレに踏み込んでも大丈夫な作品が多いっていうのがあってですね。
もちろん登場人物が死ぬとか、そういった話は控えてるんですけども。
終盤のこういう状況になった時の自分たちがどう思ったとかですね。
そういったのは話しても大丈夫じゃないかなという作品が比較的多いので、
そういう意味ではまだネタバレ気にはしているんですけども、多少あやふやながらもちょっと立ち寄るかなと思って話してもいいですね。
結構地味にここは議論するところで。
一応は収録前にどこまで話そうかという打ち合わせはしてますね。
雑談会だったから毎回簡単なスクリプト的なものを書かれて話されてたと思うんですけど、
やっぱり収録にかける前準備と後の作業っていうのが大変ですよね、本当に。
そうですね。
結構そのポッドキャストを作ってる友人結構多いんですけど。
そうなんですね。
我々全然意識してたわけでもないし、このスタイルで始めてしまったのでもう変えるつもりは全くないんですけど、
前準備、読んで台本にするっていうところは結構他のポッドキャスト作ってる方が比べると多分時間かかってる方だなっていうのはあります。
もっと書けてる人たちももちろんいるんですけど、
すごいエビデンスごく重要なポッドキャストをやってらっしゃる方とか、
調べ物すごいしてらっしゃる方とかいらっしゃるんで、全然なんですけど、
一般的よりはたぶんちょっと準備には時間かかってる方だろうなっていうのは最近僕は思います。
いや全然かかってると思います。
本当にやっぱり読む作業っていうのがまず前提としてありますし、
お二人がやっぱり海外文学が好きだってことが伝わってくる番組作りがすごく素敵ですよね。
ありがとうございます。
海外文学って決して大きなマーケットではないですけど、
その中で今や貴重な存在になってると思うんですね僕は。
海外文学、小さな出版社さんとか翻訳社さんとのコラボも積極的にされてますし、
やっぱり発信する場って限られてるじゃないですか、海外文学。
翻訳社さんとか、出版社さんに近い小さいところとか、
そういう小さな声を取り上げていただくことは、
一リスナーとして、一海外文学好きな読者としてすごくありがたい場を提供されてるなと思います。
ありがとうございます。すごい良いことを言ってなんか恐縮ですね。
素直に思うんですね。
ちょうど今日だったかな。
近いときに翻訳社の方がノートを書かれてまして、そのノートがすごく良かったんですけど、
もうすぐ消滅するという人間の翻訳についてのノート。
平野昭人さんって方が書かれてますけど、柴田基行さんと対談もされたみたいで。
これ、後でリポストしておきますけど、
僕らが海外文学を読む人として、直接その言語を読める方として、
間に作者と読者をつなげる存在として、翻訳社さんがいらっしゃって初めて読めると思うんですけど、
その方が書いてあったのは、AIの登場によって、
翻訳社って存在がなくなるんじゃないか、いらないんじゃないかっていう話されてますけど、
すぐには翻訳社さんっていう存在がなくなるわけではないでしょうけど、
現時点では本当に貴重な存在じゃないですか。
決して表に出る作業でもないですし、地道な裏方的な作業で、
今後の展望
柴田さんは別に翻訳社さんが大胆的に名前が売れてるわけでもないですし、
そういう方の声を、お二人のポッドキャストで拾ってくれるっていうのは本当にありがたいですね。
なんかね、我々は好きでやっているような気持ちですね。
本当に、果てから見るとマイナーかもしれない作品とか、
海外文学だとあると思うんですけども、でもその中のクオリティというか、
やっぱり作品を読んだ時の、これはすごいっていうものがやっぱり海外の作品多くてですね、
やっぱりそういったのが、自分たちもまだまだ拾っていないんですけども、
本当にそういうのがたくさん。
いや、だいぶ拾っているな。
本当にこれでもかっていうぐらい、すごい作家さんとか翻訳の方とか、出版社とかいますので、
そういうのは本当楽しんで、やっぱり自分もそうなんですけど、
本を読んだり楽しんだ時に、それについての話をもうちょっと他の人と誰かが語ってないかなっていう時に、
やっぱり何十分かのボリュームで、自分が好きになったものの話を聞けるといいなっていうのは思っているので、
そこがこの文学ラジオの、自分も楽しみつつ、自分がこういうのがあったらいいなって思うラジオにも、
ちょっとなっているところかもしれない。
貴重な存在に本当にもうなっていると思います。
直近で言うと、エジプト人、シムヘイでしたっけ?
シムヘイですね。
あの会なんか本当にすごいなって思う。
翻訳者さんも出版社の方も一緒にお話しされてて、
ああいう機会っていうのはやっぱりなかなかないですし、
直接翻訳者さんとか出版の経緯の話も聞けてて、すごく楽しい会でしたね。
あれは楽しかったですね。
そうですね。
お二人が実際楽しんでらっしゃるっていう、リスナーとして伝わってくるんですね。
それが一番、聞いてても楽しいですし、
お二人が楽しんでるのがリスナーに伝わってるのが、すごく共感するというか、いい感じができるんですね。
ああ、なるほど。よかったですね。
いろんなノートとかの文章とかもそうですし、
エピソードの紹介の文章っていうのはどちらが担当されてるんですか?
それはノートの文章ってこと?それとも概要欄とかのあれですか?
両方。
これは何と言っていいのか。
Twitterになってますからね。
インスタとかグラフォークとか。
インスタは三枝さんで、Xは私が割とメインでやってる。
でもどっちも動かせるようになってるんですけど。
Podcastの何ていう単語がわかるんですか?画像的なもの?キャッチコピーみたいな。
あれはどなたが作られてるの?
あれは僕が一旦作っていて、
それとは別でラジオで配信するときにキャッチコピーを入れたりするんですけども、
それはお二人で。
大体編集し終わって、
三枝さんに確認の連絡入れるんですけど、私がまず。
その時に私がすぐ候補を出すときもあれば、
ちょっともう編集だけで手一杯で一旦、うんってなっちゃって。
ちょっと時間を置いて、キャッチコピーどうしようみたいになって、三枝さんにどうしようかって聞くときとか、
結構いろいろパターンがあって。
なんとなく二人で投げ合って、
これ結構日曜日の夜やってるんですよ。
月曜日の朝8時なんで、
なんとなく決まったらそのままにしちゃうときもあったり、
あと慌てて、これもうちょっとこっちの方がいいかなみたいなときは、
最後ギリギリで朝帰るときもあるんですけど。
そうなんですね。結構時間がやっぱりタイトですね。
そうですね。もうちょっと寝りたいんですけどね。ここは。
いやでも、十分素敵なセンスだと思いますけどね。
ここは結構、議論するときと、すんなりこれでいいかみたいに決まるときも、結構差が激しいですよね。
なんか貴重な舞台はなんの。
あんまり聞かれないから話さないことです。
でもすごく興味があったんですよね。
二人の番組作りっていうのが本当に真摯に取り組まれて、
かつ楽しまれてるのが伝わってくるので、
どういう番組作りをされてるのかってすごく興味がありました。
ちょっとそろそろ時間が来て、今後の展開をお二人で聞いてみたいんですけど、
これからの文学ラジオ空飛猫さんたちがどこに向かっていくのかっていうお話を最後に聞かせていただけたらなと思います。
どこに向かっていくのか。
どういうふうに今後やりたいかとか。
そうですね、一旦あれだよね。
まずは、初めて5年経つのと間もなく、あんまり意識してないんですけど、
作品紹介会が200回になるので、そのあたりが一回ちょっと区切りかなと思ってはいるんですけど、
でも何の企画も今考えてないっていうのが、実情ですと。
でも、このまま自分たちの好きな作品を発信し続けるっていうのが基本のスタンスになるかなとは思うので、
あんまりここの部分を大きく変えようみたいな気持ちはなくて、もう淡々とやっていこうかなっていう。
スケジューリングもね、紹介したい本たくさん今まだ、それこそ積んどくになっちゃってるしね。
まだまだあるんですね。
そうですね、そうですけど、みえさんもちょっとね、なんかあれば。
僕もそうですね、そんなラジオでっていうのはあんまり、本当に先のことあんま考えずに日々やってるので、
でも本当に海外の小説、だけじゃなくて国内の小説なんですけど、
今ちょっと海外の小説がメインで紹介してるんですけども、もうちょっと幅広くいろんな本を読めたらなあと思うくらいですね。
そうですよね。ちょっとまだ紹介してない国とか多分あると思うんで。
まだありますね。
すごいそれはたくさんあると思うんですけど、日本でも結構翻訳が進んでるけれどみたいな国とかも多分あると思うんで。
あとその村上春樹好きとしたら、何かたまに思い出したようにあの村上春樹の作品を紹介していただいて。
そうなんですよー。
はい、ものすごく喜びます。
いやーもう、それで逆にちょっと今日この機会なんで、羊男さんの方でもしですね、ちょっとこのラジオでは見せないけども、
聞きたいですよね。
村上さんの作品で、これは面白いとかですね、ちょっとお勧めがあれば教えていただきたいですね。
うーん、何でしょう。僕はもう…。
お勧めがありすぎるかもしれないですけども。我々が紹介してないやつで。
長編が何が好きかってよく聞かれるんですけど、その時に毎回答えてるのが、
手紙を読んだ後すぐ読むダンスダンスの。
あーなるほど。
はい、いつもそれを答えてます。
短編に関しては、毎回短編が変わるので、お二人に質問してちょっと困られたと思うんですけど、
やっぱり短編はその時の年齢とか感情によってすごく変わります。
今はドラマがあってましたので、神の子たちが皆踊るっていう短編集を今読み直して。
私も読み直してます。今バックに入ってますね。
あ、そうなんですね。ドラマは見られるんでしょうか。
1話、最初のやつ見ました。
大地さん的には見ましたでしょうか。
村上春樹の会話の特徴
いや、でも村上春樹のテンポ感っていうか、会話を映像化するとこうなるよなっていう。
結構、噛み合ってないよねみたいな瞬間があるのに、話は進んでいくっていう感じは、
村上春樹っぽいなってちょっと思いながら。
特に九州郎に降り立ったあたりですかね、かは思いましたね。
リスナーの方から、お二人によって海外文学の世界が広がりましたっていうことで感謝のメッセージが。
ありがとうございます。
あとそのボネガットスポーターハウスなんかは読まれましたでしょうか。
あ、ボネガットなんだっけ。カードボネガット何やったっけ。
大地さんの幼児だ、そうそうそう。
スポーターハウス。
スポーターハウス読んでないですよね。読みたいんですけどね。
なってますね。
あの辺のSFはいろいろ読みたいの多いんですけどね。
あのSFでいうと、お二人の参拝の回が熱かったです。
あの時のお二人のテンションが本当に良かったですね。
なんかあれがあったから結構続けられてるような気はしますね。
確かに。
なんかあれでリズムを掴んだ感じはちょっとしますね。
オススメ映画の紹介
今後とも本当に海外文学をたくさんのリスナーの方に紹介していただけたらなと願ってますので、一リスナーとして。
ありがとうございます。
いや今日は本当にちょっと無理って。
いやいやそうです。
申し訳ない。
いつも毎週こう編集されてるんで、普通発信だろうなって思ってたんですけど、
お二人と本当にお話ができてすごく楽しかったです。
またこれに懲りずに行く機会がありますから、またお願いしたいです。
今後とも番組聞きますので、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
時間が来ましたのでこれで終了します。
たくさん聞いていただいてありがとうございます。
文学の女性、育て部猫さんたちのポッドキャストもぜひ聞いていただけたらなと思いますので。
では最後にだいちさん、締めてください。
本当にありがとうございます。今日はお呼びいただいて。
すごい楽しかったです。
久しぶりにこのラジオの経緯とか振り返って懐かしい気持ちになりました。
ありがとうございます。
本当に今日多くの人聞いていただいて本当にありがとうございます。
羊男さんの持っているこの人望が人を呼び寄せてるなと思うので、我々のラジオもぜひ気になったら聞いていただけるとありがたいですと思ってます。
じゃあそうですね。最後にちょっと一個だけ村上春樹好きな人と話したかったことがあるんで。
ちょっといいですか。いいですかって言われますけど。
ハンガリーの映画で心と体とっていう映画があるんですよ。
多分あんまり短間上映であんまり期間も長くなかったのかな。
あれなんで知ってる人少ない映画なのかなと思うんですけど、これがですねすごい村上春樹感があってなんだっけな。
工場で働いている女性とその上司、工場長みたいな人の男性が主人公なんですけど。
その2人がですね、毎晩夢の中で鹿の姿になって一緒に過ごすっていう映画なんですけど。
なんかこれずっと私村上春樹感あるなって思ってるんですけど、これ誰とも話したことなくて。
なので誰か映画も好きで村上春樹も好きだっていう方がいらっしゃったら、ぜひ見ていただいて感想いただけるとありがたいです。
わかりました。これ知らなかったな。
心と体とっていうハンガリーの映画ですね。2010何年だっけな。2010何年とかだったと思うんですけどね。
結構面白かったですね。
もしいらっしゃれば。すみませんこんな最後にちょっと打ち込んじゃいましたけど、ありがとうございました。
リスナーへの感謝
今日三枝さんと見られたこといらっしゃる。
本当ですか。
リスナーの方が見ていらっしゃいます。
これはちょっと僕も見たいと思います。
最後にお二人が紹介された、後ほど紹介させていただきますので、今日は本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
はい、ではこれで終了です。
では三枝さんと大地さん、ありがとうございます。
ありがとうございました。
じゃあ、スペースの音源はここまでというところで終わりにしたいと思います。
ここまで多分長かったと思うんですが、お聞きいただいてありがとうございます。
本当にありがとうございました。
ここまで聞いてくれる人も多分ヘビーリスナーだと思います。
そうですね。
もうなんかプレゼントあげたいぐらいですけど。
まあでもなんかあれだな、ちょっとここまで聞いてくれた人のって、もし5月11日の文学リーマー来てくれたらですね。
あれなんですよ、この間ちょっと部屋を整理したら、わずかなんですけど、ステッカー出てきたんで。
番組ステッカー出てきたんで、番組ステッカーあげます。
配信最後まで聞いてましたって言って、ステッカーくださいって言ってくれたら、もう手持ちにあるものに限ってなんですけど、あげますんで、ぜひ。
これもう一番最初に作ったグッズで、もう今のところ作る予定ないから、だいぶ貴重ですよね。
そうですね、残り何枚とかしか僕も持ってないんで。
ちょっとね、10枚、結構出てきたんだよ、こんなとこあったと思って。
10枚よりもあれですね、多分無くなる心配はなさそうです。
多分あったと思うんで、持ってきますんで、ここまで聞いてくれて、日の限定で渡しますんで。
もし、ブーフリーに来れない人もいろいろ多いと思うので、私と会う機会がありそうな時があれば、皆さんも含めてかな、ありそうな時は連絡入れていただければ、その時は渡しますんで。
またね、京都も行きたいですからね。
そうですね。
そんな感じでゆるゆると終わりにしたいと思います。
じゃあ次回お送りいたします。
次回もですね、冒頭お伝えした通りですね、番外編を予定しております。
こちらまたゲストに来ていただける予定ですので、ぜひお楽しみに。
番組の最後になりますが、メルマン会員募集しております。
こちら有料版無料版とありまして、無料版はですね、今海外文学ニュースというのを毎週届けております。
で、時折カット音源出てきた場合ですね、こちらで配布しておりますので、我々のエピソードをもっと聞きたいなという人がいれば、もう確実に登録していただければなと思います。
有料版はですね、サポーター特典という形になっておりまして、我々の番組応援したい方はですね、月額500円から登録できますので、ぜひご登録いただければなと思います。
詳しいことは番組概要欄に記載しておりますので、そちらご確認ください。
番組の感想やリクエスト、またこの番組を聞いて紹介された本を読みました、読み返しましたでございましたら、
ハッシュタグそらとびねこたちをつけて教えていただけると嬉しいです。
XやインスタのDMなどでお待ちしております。
お便りフォームもですね、番組情報欄に載せております。
こちらいただけましたら、特定期的に開催するお便り紹介会でお答えいたします。
この番組、気に入っていただけましたら、積極的に拡散共有してあげると助かります。
ではまた来週。
ありがとうございました。
01:32:52

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