どうもみなさんこんにちは、文学ラジオ空飛び猫たちです。この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人が緩くトークするポッドキャストです。
パーソナリティは、私ダイチとミエの二人でお送りします。文学のプロではない二人ですが、お互いに好きな作品を時には熱く、時には愉快に、それぞれの視点で紹介していく番組です。
今回は、作品紹介のない番外編となっておりまして、お便り紹介会になります。えっとですね、お便り紹介会これ何回目だ?
13回目? 13回目ですね。
まあ、まあちょっとまあ今日もいろんなお便りいただいてるんで、ゆるゆると回答していきたいんですけど、その前に雑談をと思いながら、
雑談って何話しましょうか?ってなるんですけど。
前さ、作品紹介の前にちょっと雑談入れてて、雑談が長すぎてカットするっていう形で、今の形に。
作品紹介の回の時は雑談抜きでっていうスタイルに落ち着いたけどさ、あの時何話したんだろうね。
全く覚えてないんですよね。そんなカットしないといけないほど喋ってたんですね。
喋ってたと思う。だから編集してて、あれ意外と作品紹介に入るまで時間かかってたと思って、なんかカットした方がいいんじゃないかなと思ってカットさせていただきました。
まあお便り紹介会ぐらいの時はちょっとと思ってますけど、なんだろうな、一個ね、でも本当はちょっとこれ最後のお知らせとかに入れてるけど、レターで話そうかなって思ったことが一個あって。
みえさん漫画も読みますよね?
そうですね。まあ今はあんまり読んでないんですけど。
あ、そっか。だからちょっと気になってるのは、縦スクロール漫画ってどう思う?
はいはいはい。ラインマンガとかそういうの。
そうそうそうそう。
ああ、いや、そういうのは読んだことないんですよね。どうなんだろう。
なんとなくなんだけど、私の周りの人とかあんまり縦漫画好きじゃないって人が多かったりする。
そうなの。
ですけど、だからこのリスナー層もきっとそうなんじゃないかなってちょっとぼんやり思ってるんですけど。
でも世の中のトレンド的には縦スクロールじゃないですか。
そうなんですよね。で、私結構読んでまして、縦スクロール漫画。
はいはいはい。
前もなんか全然、あのラジオじゃないところで文不理の帰り?なんかの時にあのみえさんと話した記憶あるけど、俺だけレベルアップなけんっていう漫画があって。
聞いた気がしますね、はい。
あのめちゃくちゃ面白いんですけど、ちなみにあのアニメが今シーズン2、2期まで終わっててってところなんですけど。
で、漫画自体も完結してるものなんですけど、めちゃくちゃ面白くて結構夢中で読んでしまいましたので。
毎週1話無料で読めるわけですよ。更新されたら。
でも途中から最後まで読むにはなんかこう課金しなきゃいけなくてっていうシステムなんですけど。
大体。あれピッコマだったかな?だったんだけど。
まぁもうちょっと最後課金までして最後まで読んだんですけど、めちゃめちゃアルバム面白かったし。
で、アニメもめっちゃ面白い。
おすすめですと。だからなんか結構個人的な縦スクロール漫画読んでるやつが多くて、あれって本当に単行本化しにくいっていうか。
もう本当に縦でこのスマホで読むことを前提に抱えてるから、多分単行本化してないやつが多いんじゃないかなと思うんだけど、そもそも。
なんで、なんか割と紙の本が好きみたいな人からも多分ちょっとあんまり受け入れられてないなって思ってるし。
でもね、なんかそのデータで電子上で完結していて、紙で作らなくて済むっていうので、コスト抑えてできて、なんか良さそうな気がしますけどね、なんかそのシステム的に。
ちょっとね、紙版の人にはちょっとあんまり、そもそも開かないっていう人が多いのかもしれないけど。
で、俺だけレベルアップな件は、コマ割りも縦に合わせてるわけじゃもちろん、当たり前なんだけど、それで戦闘シーンとか結構かっこよくて、結構夢中で読んじゃったんですよね。
ちょっとおすすめですと。で、最近ちょっとLINE漫画でハマってる漫画がありまして、これはまだ完結してないんですけど、これについてちょっとレターで書きたかった。
そのうち書こうかなと思ってて、ちょっとどう書こうかっていうのをちょっと今言っちゃうんだけど、真なる男っていう漫画があって、これLINE漫画なんですけど。
なんか何かの広告で見てちょっと気になって読み始めたら、まんまとハマってしまったわけなんですけど、話としては主人公が社長になった日からスタートするんですね。
で、社長になった日に、社長にはなったけれども、あまりにも孤独で、誰からも身近な人から誰からも祝福されず、一人でバーで飲んでると酔い潰れてしまって、気づくと入社前のに戻ってるっていうかタイムリープしてるっていう。
そこからまた違う会社員人生を始めるっていうストーリーなんですけど、ざっくり言うとそんな感じなんですけど、要は時々の権力、社内権力とかに飲み込まれてって、
で、もちろん出世街道を権力を利用して出世街道を積み上げた結果、社長になってるわけなんだけど、そうじゃない道を選び出すっていう、あれなんだけど、今ちょっと前から転生物がめちゃめちゃ流行ってますけど、転生物ってなんかでようなんだけど、
っていうか結構一般的に言われてる考察、流行ってる考察って、現実逃避したいみたいな、この世界じゃない世界に行きたいみたいな。
転生物といえば、新しくて戦時中で、古いとも何百年前とかですね、そのくらい遡るものっていうイメージはあったんですよね。
あともう基本的なもう違う世界に行くじゃん、ファンタジー魔法が使えるとか、世界に行くじゃないですか、これなんかあれなんだよね、企業生活、企業人生活をやり直してるって感じがあって、
てかこれ転生じゃなくて、せっかくのタイムリープものなんだけど、あれなんだけど、だから俺そうなんだよね、転生物って読んだことないんですよ、実はおそらく。
なんか転生したらみたいなの多分あるけど、これよくよく読むとタイムリープじゃねーみたいな。
そうか、転生とタイムリープの違いみたいな。
そうなんか結構ね、今ごっちゃにされてる気がする。東京リベンジャーズとかタイムリープなんだけど、ちょっと転生っぽい感じもなんかあるのかもしれないし、
ちょっとあれなんだけど、何が言いたいかって、現実逃避したいっていう、現代社会の欲求に応える形で多分転生物って流行ってると思うんですけど、
それってなんかもう全く違う世界に行って全く違う生活をするみたいな感じだと思うんですけど、この真なる男は別に特殊能力とか得るわけじゃないし、
普通に新入社員に戻ってまた会社に人生をやり直してるっていうだけなんですけど、逆にそのなんだろうな、なんかねちょっと犯罪を直す的な要素が入ってて、
なんかもう見返してやるみたいなんとか、権力に群がってる連中をこう薙ぎ倒していくみたいな、そういう快感があって、
なんかこの転生物が本来叶えようとしているこの現実を変えるみたいな、逃れたい現実を変えるみたいな文脈で、こっちの方が会社員生活でフラストレーション溜まってる人には刺さるんじゃないかなって思っている漫画ですね。
またこれ完結しないんで、ちょっと最後どうなのかわかんないですけど。
面白いですね。なんか時間が遡って、もう一回やりますって時にまた同じ会社を選ぶっていうところがね。
それも明確な意思を持って選んでる。
まあまあ、その漫画の世界なんで、現実だったらね、その会社ではない違う世界ちょっと見てみたくなりそうな気はしますけど、
まあその辺のね、やっぱその会社への何か執着みたいなものがあるっていうところがやっぱり。
ああね。そう。
まあそういうね。
いいですね。LINE漫画。
そうなんか、でもこれあれさ、昔はさ結構、まあでも最近漫画全部私電子で買っちゃうんですけど、昔は単行本というか紙で買ってたから、これ面白かったよって言ったら貸すことができたんだけど友人とかに。
なんかそういうのができなくなってしまったなーってちょっと最近ちょっと思ってますね。
まあまあ、だから逆に言うともうこれオススメですって言ったらもう、なんかURL送るしかないんですけど。
無料で見れるものみたいな。
そうそうそう。縦漫画みんなどう思ってるかなーっていうのはちょっと実は気になってます。
そうか。ちょっとね、流行りのやつ。漫画か。たまには読みたいなって思うんですけど、最近ね、どの漫画読んでいいのか全然わかんないんですよね。
ああ。
そんな感じなんですよね。
いやなんかちょっともう、多すぎるよね。
そうですね。
ほんとね。
今キングダムだけは追っていて。
追いかけてるんですか。
最新刊出たら読んでるんですけど、キングダムだけですね。
そんなところで。
雑談ばっかしてるとちょっとあれなんで、ちょっとお便り入っていきたいんですが、なんか雑談しといてまた何か挟むのかよっていうのでちょっと申し訳ないですけど、ちょっと一個ですね、紹介したいものがありまして、
それがですね、文芸雑誌ジェムですね。っていうのが実はありまして、これ今ボリューム2を出すためのクラウドファンディングを9月7日までやってまして、
これあの、一応編集部って形になってるんですけど、おそらく一人で作られている文芸誌で、かなりですね、内容が充実しているんですね。
お一人でちょっと頑張ってるので、クラウドファンディングでお金集めてちょっと、いわゆる現行費を捻出したり、制作費を捻出したりしてるようなんですけれども、
私もちょっとクラウドファンディング参加させていただいたんですが、このジェムという文芸誌なんですけど、コンセプトが日本語文学の普及と海外に眠るきらめく原石の発見となってまして、
要は世界の日本文学、世界に対しての日本文学の発信と海外文学の魅力的な作品や作家を紹介していきたいというコンセプトで作られているようで、
もうすごく素敵な文芸誌だなと思ってます。これ第1号がもう出てるんですけど、2号がこのクラウドファンディングによって作られようとしてるんですけれども、
第2号のテーマがですね、メインテーマが世界の中の日本文学の現在という形で、
7語圏を代表とした日本語の文学作品、日本語の作品に対しての論考を掲載予定となってます。
それがですね、面白いのがね、いわゆる英語圏だけじゃないんですよね。アラビア語、インドネシア語、ポーランド語、ハンガリー語っていう言語から、
あとはフランス語、英語、中国語みたいな感じなんですけど、結構本当にすごい幅広い方で、研究者の方々なんかに執筆を依頼しているようです。
小特集では、これ結構気になるんですけど、覚醒する韓国SF、めちゃめちゃ面白そうなタイトルで作ってるんですけど、
韓国科学文学賞優秀賞受賞作家のキム・ヘイユンによる未包訳の作品なんかを完全掲載予定とあるんですね。
ちょっとこれは面白そうだなと思って、韓国SF全体を論じる批評家・イ・ジオンの論考も収録予定とあったんで、
これはかなり厚い2号になりそうだなっていうのがあるんで、クラウドファンディングちょっとご協力いただける。
たぶん我々のリスナー層からすると、ページはリンク概要欄に貼っておきますんで、ぜひ見ていただきたいんですけど、
このクラウドファンディングのページ見たら、いやこれはちょっと支援したくなるんじゃないかなって思ったので、
詩、たぶん読みたくなると思うので、ちょっと紹介させていただきました。
すごい重厚ですよね、これが実現されようとしているんだっていうのがちょっと驚きで。
驚きだよね。
いやーすごいですね、これは。
一応あれなんだよね、ファーストゴールは達成してるっぽいんで、間違いなくもう出るだろうね、このVolume2はね。
そうですよね、作られるのは。
でもこの活動はやっぱり継続されていかれたり、それには常に支援は募ってられると思いますので。
ぜひちょっと気になった方は概要欄のURLから覗いてみてください。
クラウドファンディングの締め切りが。
そうね、9月7日なのでこれが配信が8月の31日、違うか9月1日か、ちょっと1週間しかないですね。
そうですね。
これタイミングよく聞いてくれた人がいたら、ぜひお願いしますというところですかね。
おいおい聞かれた方ももしかするとね、第3号がクラウドファンディングが始まってたりするかもしれないので。
いずれにせよこれ販売するはずなので、その時にもぜひですね、遅く聞かれた方もですね、ちょっと気にしていただけたらなと思います。
じゃあそんなところですかね。
次がトミーラムさんからのお便りです。
前回これなら最後まで読める本でプロジェクトヘイルメアリーを紹介いただいた、
トミー改めトミーラムです。
前回ね、あのトミーさんからお便りいただいていたんですけど、
名前がトミーラムさん。
なるほど。いいですね。
最高のSF友情円ためで最後まで読めました。
最高といえばゲストの横山ひとみさんの話もご本人の人柄と作品への思いがあふれた最高の回でした。
アメリカの翻訳家エリオット・ワインバーガーが翻訳不可能な物語はまだ翻訳者を見つけていないだけであると言っているそうですが、
この天蜘蛛の集まる時はまさに翻訳者に出会った作品ですよね。
星のせいにしてのヨシレイグミさん、
エジプト人シヌヘのセルボタカコさん、
ベルジャーの小沢ミワコさんなど、
ここへ来られる翻訳者の方、皆さん、
すごい熱量でこちらにもパワーが移ってきます。
さて話は変わりますが、お二人にやってほしいことがあります。
それは、いい、面白い、すごいを使わず感想を語る回です。
ただの思いつきの無茶振りなのでスルーしていただいても全然OKです。
あと、追伸でサポーターになりました。
お二人の編集好奇、さすがの書きぶり。
思わず笑ってしまったり感心したり読んでいて楽しいです。
これからも応援しています。
ということで、トミーラムさんありがとうございます。
いいですね、名前変更とか面白いですよね。
そうですね。
このトミーラムさん、ラムって何なんだろうね。
気になります。
そうですね。
プロジェクトヘイルメアリー、最後まで読めたっていうのがまずは本当におめでとうございますというところですね。
ちょうど今日本屋行ったらプロジェクトヘイルメアリーのカバーが映画版になってましたね。
単行本サイズで。文庫本出ないのかな。
映画ってまだちょっと先ですよね。来年とか。
2026年、来年ですね。
ちょっと楽しみですね。
もしかしたら被せてるだけかもしれないけどね。
プラスってちょっとそんなしっかり見れなかったんだけど、
ライアン・コズリングが表紙になってると思って。
確認をしたけど手には取らなかったんで、あれなんですけど。
ゲスト回もたくさん聞いていただいていて、ありがたいですね。
この横山さんの雨雲の集まる時とか、星のせいにしてエジプト人でベルチャーと。
オーダーがなかなか。
良い、面白い、すごい。
使わず感想を語る回です。
これはでもポッドキャスト上かなり難しいですね。
テキストメディアだったら、たとえばこの文章を使ったら、
繰り返しちゃってるからもう変えちゃおうとか、変える必要があるなとかつって変えると思うんだけど、
音声だけのやつってもう結構言うからね。
感想で、やっぱり海外の、これは名作だなみたいなのに出会った時、
これはすごい、めっちゃ面白いとかって、まず言ってしまう。
癖みたいになっちゃってるんですよね。
でもそれを言わないって面白いですからね。
それをいかに言わずに表現するかっていう。
それこそやっぱりいろんな文学作品を読んできてるので。
語彙力を思いされるわけですね。
今まで培ってきた語彙力で、これはそうですね。
これやってみる?
この作品のこのバカバカしさは、2017年に読んだカステラ以来のバカバカしさだみたいなとかですね。
なるほど、そういうなんとなくの比較をふんだんに入れていくしかないってことですね。
そうですね。この展開でだけ心揺さぶられるのは、2020年に読んだ全ての見えない光に比類するみたいなんですよね。
なるほど。
もうちょっとあれですよね。
逆に全然伝わんなそう。
もうちょっといい表現の仕方があると思うんですよね。
これ、チャットGPTとかにちょっと聞いてみたいですね。
すごい面白い会みたいな。
ちょっとあれですね。準備が必要かもしれないですね。
そうですね。
語彙集を作ってから、ちょっと挑まないと。
いやー、でもこれはこの3つの言葉はめっちゃ言ってる。
そうですよね。
確かにずっと聞いてたりすると、耳につくかもしれないですね。
さっきからずっとすごいしか言ってないなとかですね。
確かに。
どの作品もすごいしか言ってないし、いまいちどうすごいのか、他の作品と比べてどうかよくわかんないなっていうね。
多分そういったところもあると思いますし。
そうですね。なるべく編集ではかぶってたら消すようにはしてるけど、言ってるわな。
そうですね。1回の編集で。
ちょっとカウントとかするの、数えるのちょっとなかなかできないんですけど、多分10回以上言ってるんじゃないかなと思うんですよね。
いやー、10回以上言ってないでしょ。
30回ぐらい言ってるかもしれない。
30回ぐらい言ってるんじゃないかな、アベレージ。
10分に10回は言ってる気がする。
1分に1回言ってたらさ、40分あったら40回言っても。
まあ、そのくらい言ってそうですもんね。
まあちょっと、書く良い…あ、でもそっか。どうなんだろうな。意外と少ないのかな。
ちょっとわかんないね。
30回ぐらい言ってると思います。
いや、言ってるよね、多分ね。
今日この収録を、この後できるだけ良い面白いすごいを使わずに。
あ、言ってみます?そんなことしちゃいます?
そうですね。できるだけ使わずにやってみましょうか、1回。ちょっと試しで。
やってみましょうか、じゃあ試しに。
オッケーです。じゃあ、ちょっとお互いちょっと言ったらあげましたねみたいな感じに。
そうです。ちょっとそっか。
ゆるーくやってみますか。
やってみましょうか。
はい、という…すいません。こんなことになってしまって。
いや、でもトミーロさんありがとうございました。
はい、ありがとうございました。これからもぜひ聞いてください。
お願いします。
うん?ってなってきて、あれ?あれ?なんか聞いてない間にすごいとこまで飛んでるぞみたいなことがあるんで、本の惑星は何回か聞くっていうモードを取るんですけど。
普通に勉強になるところもあるんです。
普通に好きでもう1回聞いちゃうみたいなのはちょっと久しぶりなぐらいのポッドキャストなんですけど、あえてもうどの回でとか言わないんですけど、聞いてもらいたいんで、ぜひ見つけてもらいたいんですけど、
元ヤキコさんがある回で、お便りもらって答えたいっていう欲求があると思うんですけど、その答えるときになるべく遠いところに行きたいんだって。
このもう質問されたことから、お便りから、聞かれたことから、この相談内容から、なるべく遠くに行きたいみたいな。
そのお便りに対して答えてなくてもいいから遠いところに行きたいみたいな話をしてて、遠いところに行くのが好きみたいになってて。
自分それを聞いたときに、元ヤキコ作品の好きなところってここだったんだと思って。
なんかいつも遠いところに連れてってくれる感じとか、視点がずれてって、なんか全然違う世界を見せてくれたりする。
これは小説も演劇もそうなんだけど、劇局でもそうなんだけど、すごく好きで。
逆に言うとこの遠さがない作品って私嫌いかもって思ったんですよ。
ちょっと明確に一個嫌いな作品があるんですけど、多分この視点がないんですよね。
ずっとこう自分に終始しちゃってる。主人公がずっと自分に終始しまったまま終わる作品があって。
文学作品があるんですけど、短編で文芸誌に載ってるのを読んだんですけど、
ここまで言うとちょっとバレるからこの後は言わないようにしよう。
考えがいい人はわかっちゃうかもしれないからここまでにしますけど、
短編で読んだときに自分のことに終始した結果、そこから距離が生まれてればいいと思う。
自分の中に何かあってもグルグル回った結果、自分の中でも違う答えが出てきたとか、
違うところに行けたとかがいいんだけど、ずっと自分に終始してしまっている作品だったなと思って。
その時は全く何か嫌だなこれだったんですよ。読み終わった時に何か面白くもなかったし、
つまんなかったというか積極的にこれは嫌いだって言いたくなった作品がよくあって。
あんまそういうモードになることはあんまなくて、自分では。
結構いろんな戸惑いがあったんだけど、読んだ時に。
なんでこんなに積極的に嫌いって言いたいんだろうこれとか、なんだろうなーみたいなのがあったんだけど、
多分その距離を生まない作品っていうのは、あんまり好きじゃないのかなって思いました。
なんかこれすげー抽象的だけど、伝わるだろうかな。
なるほど、はいはい。
あともう何か抽象的かもしれないですけど、分かるような気はしますね。
あと僕はちょっと、例えば動物が登場人物で、何かよく、
猫だけど二本足で立ってて、人間のように生活していてみたいな設定の話とか多いと思うんですね。
猫だけに限らずですけど、そういう動物が登場人物で、人間社会のように電車に乗ったりとかしていたり、
親子の絆があって普通に親子同士で仲も良くてみたいな。
でも人間社会にみたいな社会があるんですけど、
でもその定められた運命は、例えば家畜だったら人間に食べられてしまうみたいなんですね。
そういう決まってたりするとして。
で、その時に、例えばちょっと感動的な話で、
家畜として食べられてしまうっていうのが分かってるけど、最後にちょっと親に会いに行くとかですね。
もちろん別れるのは嫌だけど、でも僕もちょっと家畜として食べられる人のために頑張ってそうなってくるよみたいな。
ちょっとそんな、それとかちょっと個人的には納得いかないところがありましたね。
人間社会みたいな社会で、その動物は生きてて、親子の絆も人間の家族のような絆があって、
で、家畜としての最後の運命は受け入れるっていう、それでも人間のようなそういう社会で生きてる。
価値観も人間みたいなものも、人間みたいな生活を送っている動物だったら、
その運命に対してもっと抗ったりするんじゃないのって思ってですね。
なんでそれを自分はそこを受け入れ、何の抵抗もなく、何か受け入れてるように見えてですね。
見方によってはちょっとね、これちょっと洗脳されてるんじゃないかとかですね、思うところもあってですね。
なるほど。いやー面白いな。
あ、面白いって言っちゃった。
ノリーさんのこの質問はなかなかこうユニークで、考えさせられますね。
そうですよね。
ちょっとこんなんて答えになってるかどうかあれですけど、こんなとこにしておきますか。
じゃあノリーさんありがとうございました。これからもぜひ聞いてみてください。
ありがとうございました。
次がUnder Your Thumbさんですね。いつもありがとうございます。
第一さん皆さんこんにちは。空飛び猫たちを聞き始めた頃は楽しみながらも、次から次へと紹介される本に追いつけていないなぁと思っていたのですが、先日花と夢を送ればせながら読み終えたとき、そういえば遠い昔に番組で紹介していたらしいという記憶が、と思って聞き返すことができました。
一度聞いたほうがいいかなと思いました。
さてお二人に質問があります。星野王子様はハッピーエンドだと思いますか?バッドエンドだと思いますか?質問に深い意味はありません。
一度聞いた放送がうっすらと記憶に残り、じっくり聞きたいときにいつでも聞ける。ポッドキャストによる書籍紹介番組の醍醐味ですね。
さてお二人に質問があります。星野王子様はハッピーエンドだと思いますか?バッドエンドだと思いますか?質問に深い意味はありません。
いやいやいやこれ意味深すぎるでしょ。
なるほど。ありがとうございます。いつも。
星野 ありがとうございます。まずは花と夢ですね。
そうですね。いいっすよね。
星野 セリン・エンギスター・チュベットの作品なんですけど、すごいいい作品でこれを読まれたということで。
今や輝かしいアジア文芸ライブラリーの第一発目ですもんね。第一なんですもんね。
星野 そうですね。たぶん1年前ぐらいですかね。紹介してるの。
あっそっか。もうちょっと前のイメージあったけどそんなもんか。そうですよね。いい作品でしたね。
星野 そうですね。でもこういう花と夢とかもそうですけど、本当に何年かして読まれるタイミングとかあると思うんですよね。
だからその時にポッドキャストとかこういう聞いてもらえるっていうのは確かにポッドキャストもすごいいいところだね。
いいとこですよね。アーカイブたくさんあるんで、現段階で202エピソードですから。
星野 今ちょっといいって言ってしまいましたね。
なるほど。これ面白いっすね。
星野 そうですね。ポッドキャストの素晴らしいところですねって言わないといけなかったです。
あれですね。どっちかって自分で気づくんですね。私もそうだけど。
星野 そうですね。自分で気づきます。たぶん大地さんが言っててもなかなか気づけないです。
そうだよね。これ面白いな。
星野 そうですね。で、質問が星野王子様ですね。ハッピーエンドかバッドエンドか。
うん。
星野 今、なんかね、100分で名著でこの8月に。
あ、ちょうど。
星野 そうですね。
人間の土地。
星野 テクジペリの人間の土地がやってたんで、あれかな。むずかしいですよね。その100分で名著の。ちょっとね、その辺りはあるですけど。
星野 星野王子様、この質問を収録の前の日にちょっと気づいてですね。前の日の夜にちょっと慌てて家で星野王子様を探して、10分ぐらい探して見つけて。
結構かかりましたね。
星野 そうですね。見つからなくて、収録の日に読むことができましたね。
あ、全部1?
星野 全部1から読みました。
すごい。
今まであの、実はあの、星野王子様の絵本は読んだことあるんですけど、昔、この小説というんですかね。物語の本はちゃんと読んだことなかったんで、ちゃんと最初から読んだのは多分初めてだと思いますね。
星野 そうなんですね。私は何年か前に読んだな。ちゃんと読んだのってその時が初めたのかな。でもなんかうっすら読んでるじゃないですか。
うっすらは。
星野 うっすらってなんだろうな。でも私も読み通した記憶が、それこそあれだな。人間と紹介した前後で読み返してますね。
そうなんですね。
星野 星野王子様。私もこれ収録前にラストだけちょっと読み返しました。
はいはい。
星野 ラスト付近。
星野王子様ってこの物語で読むと、こんな登場人物多いんだって。
まずいろんな星の王様がいたりとか。
意外といろんな星に行くっていう。
星野 そうですよね。
なんか感じですよね。
星野 うぬぼれ男がいたりとか。実業家がいてとかです。
キツネと地球戻ってきてキツネと出会って、
バラの花がどうなったのかっていうところもあるし、
このパイロットはサンテクジュペリンですかね。
喉が渇いたし、水がないのかなっていう話があったりとか。
最後ハッピーエンドかバッドエンドかっていうところですね。
星野 これは難しいですよね。
星野 これどっちだろうなっていう。
そうですね。ちょっとこのパイロット視点というかですね。
このサンテクジュペリン視点というんですかね。
だとですね、やっぱりすごく、本当にこの砂漠で一人ぼっちになってしまっても、
もう絶対絶命のピンチっていう時に、この星野王子様との思い出ですよね。
なんかそれがすごく美しくて。
で、それが今も残っているというところで、
この前向きなものっていうのは感じたんですね。
なんでちょっとこれ大人視点っていうのかもしれないんですけど、
なんかこのパイロット視点、語り手視点ではバッドエンドというよりかは、
ちょっとハッピーなところも含まれているかなと思ったりして。
一方で、もし僕が子供の頃にこの本を読んでいたら、
だからバッドエンドと捉えていたんじゃないかなとちょっと思ってですね。
それはやっぱりこの星野王子様のキャラクターっていうんですかね。
やっぱそこ、星野王子様のいろんな星を旅するところにやっぱり惹かれるものがあって、
星野王子様、やっぱそうだよねと。
大人ってなんてしょうもないんだろうとかですね。
なんかそんな星野王子様にすごくちょっと共感したりして、
読んでいって、じゃあ最後その星野王子様があれ、いなくなってしまうのっていうね。
そこの悲しさにちょっとね、ぐさってやられてしまうところがあるかもというので、
バッドエンドに捉えるかもってちょっと思いましたね、子供だったら。
ただそれがね、だんだん時間が経っていくにつれて大人視点というか、
パイロット視点の見方で、美しい思い出というか、
星野王子様のような当たり前のことを問うみたいなんですね。
でもそれがすごく大事だっていうところとか、
そういったところを持つ人間っていいよねって思えたりすると、
なるほど、結構深いお便りですね。
そうですね、考えさせられますね。
ちょっと一つまず気になったのが、読書会の中でみんなが知らないであろう両書とメルモノを選択してきて、
参加者の一人から、いつもマイナーな本を持ってくるけど、なんでと聞かれたというところですね。
この参加者の人の発言が冗談っぽく言ってるのか、
本当にネガティブな意味を込めて言ってるのか、それによって結構。
そうですね、単なる本当の疑問なのか、ちょっとね。
本当に知らない本を毎回持ってきて、この人すげえっていう感じで、冗談っぽく言ってるのか。
そうですね、ニュアンスがその辺はどうなのかはちょっと気になるところですよね。
この鈴木さんの話からすると、一旦はあれですよね。参加者の人にあんまり伝わってなかったというか。
そうですね。
ということで。
いやーでもこれは難しいですよね。
そうですね。
前情報ゼロの方に聞いてもらった時に伝わるか伝わらないかっていうのは、これはもう難しいっすね。
読書会、ちょうど読書会っていうところで、これ僕がよく自分でもそんなに言ってたんですけど、
やっぱ自分が発表しないといけないっていうのもあって、人の話聞けてない時あるんですよね、あんまり。
あー、確かに。それあるなぁ。
知っている作品だと、あんまり話聞いてなくてもわかるんですけど、全く知らない本について、自分の発表が控えてると。
自分はこういう風に喋ろうかなばっかり考えてるんで、全く知らない本が紹介された時に、
なんかそのこっちがキャッチできる状態じゃなかったとかですね。
まあその可能性もあるかな。
そうですね。その可能性は結構あるかもね。
そうなんだよね。自分の番が終わった後って結構すって入ってくるんだよね。
そうですよね。自分の発表の後はちゃんと聞いてるんですけど。
で、ポッドキャストで僕とか大地さんの話聞いていただいてるっていうのは、もうキャッチする気満々で話聞いていただいてるっていう。
前提が違いすぎるからね。読書会とかね。
そういう意味であるんですよ。もうだいぶ僕たちは有利な状況で話を受け取っていただけているというのがありまして。
そういう意味では、鈴木さんの紹介と僕たちの紹介で優劣があるとかっていうのは、たぶんないんじゃないかなと思うんですよね。
鈴木さん、喋ったことあるんですけど、喋り基本上手な方だと思ってまして。
本を拾うもめちゃめちゃ面白いですね。
そうなんですよ。やっぱりこの小説をどう紹介するかみたいな切り口とかですね。
作られているジンのそこの切り口とかすごい面白いんで。
といういろんなそういった前提があるかなと思ってまして。
そういう意味では僕たちが決して優れているとかっていうわけでは全然ないと思ってまして。
その上で本を紹介するとき、何か本の感動を伝えるときのアドバイスっていうんですかね。
その本を知らない人に。そこについてのちょっと話ですよね。
そうですね。難しいな。
一応我々の構成、これでもポッドキャストの構成の話になっちゃうから。
ちょっと読書会で踏襲しようとすると時間足んないとなると思うんですけど。
一応我々の構成でいくと最初にフックとなるような感想を入れたりしてます。
これはポッドキャスト、コンテンツなんでもそうなんですけど。
最初に興味を持ってもらわないと最後まで聞いてもらえないっていうのがあるので。
なるべく作品紹介するときにこの本を紹介しますって言った後にちょっと気になる。
気になるというか、なるべく自分たちの中でピークっぽいものを出すようにしてるんですね。
お互いちょっとピークっぽいところを話して。
その後、今の構成で言うと著者の話をして、あらすじの話をして。
そこからまた作品の特徴の話をして、あらすじの話をして。
また気になったところを深掘っていくっていうか、もしくは触れていくぐらい。
深掘っちゃってからあらすじ話すときもあるんで、っていうのをしてるんですけど。
この構成で掴んで、ちょっとこういう背景があって、こういう作者ですよみたいな話をして。
特徴というか、この辺りがやっぱりすごく面白かったみたいな話をして、あらすじに入っていくっていう感じですね。
ここはネタバレのことも含めていろんな調整をしてはいるんですけれども、ざっくりはこんな感じですというところで。
これを読書会でやろうとすると結構大変だと思うんですよ。
時間かかっちゃうと思うんで。
でも読書会で持てる時間って多分、長くても10分だよね、一人ね、きっとね。
たぶんね、5分とかで。
5分ぐらいで見ておいた方がいいかもしれないですね。
いいよね。
ってなると今の内容って結構詰め込めないと思うんで、そこでどういう時間配分するかとかなるし。
でもなんか、そんな風に計算して伝えるような会、読書会ってそういう場所でもないような気はするんですよね。
そうですね。
ちょっとこれ今禁じられちゃってますけど、良い、面白い、すごい。
いやいや、そうですよね、やっぱり。
全然いいよね。
いや僕もそうですよ。
そうと思ったの、そこで本の感動を伝えるときは、その感動したポイント、ところですよね。
なんかこのシーンが自分の学生時代のこういう状況の時とすごい重なって感動したとかですね。
とか、ここ笑ったとか、ここ泣けたとかっていう、多分その感情のいろんな喜怒哀楽、いろんな感情が作品の中であると思いますので、
そういったところ、やっぱり楽しそうに、基本なんか読書会って楽しい場の読書会が多いかなと。
読書会のスタンスによって違いはあると思うんですけど、
多くの読書会は基本楽しい場だと思いますので、そういうのなんか鈴木さんがやっぱりまず楽しむっていうのが第一なのかなと思っていて。
鈴木さんにとって楽しい話、この小説のここ良かったなとか、ここ泣けたなとかっていうその楽しい話を、
できるだけ楽しく皆さんとされるのが一番なんかその本の感動っていうのも受け取ってもらいやすいんじゃないかなと。
そうですね。まあ今、銘さんが言った通りだなってすごい思いますね。なんだろう。
でももし、ちょっとなんかあんまり会の時の空気がみんなあんま聞いてくれそうだなとか。
緊張とかね。
うんうん。感じてるんだったら、努力する、準備するっていう点になっちゃうけど、
あれかもしれないですね。なんかこう引っかかりを作っとくとかね。
一番最初になんかこうキャッチーな、このつかみだけなんかちょっと工夫して、なんかこの本は。
ちょっと今本を披露が手元にないからあれなんですけど、本を披露だってあのガルシアマルスケスの100年の孤独をいろんな角度で紹介してるじゃないですか。
もうあれ最初に言われただけでだいぶ食いつくと思うんですよね。
そうですね。確かに。
え、何それみたいな。その角度なんだよみたいな。
この章には自分はこのタイトルつけたとかですね。
知らない本でもこの本は、例えばなんか有名な作品のなんていうんですか。
なんとか晩老寿の海なんですとか。なんかわかんないけど、そういうなんかこうわりとわかりやすいフックを一個作っちゃって、
あとはもうガッと自分が話したい話をするみたいな。
で、全然なんかあれかもしれないですよね。
まあちょっともしこれがネガティブな言われ方をもしされてたとして仮定すると、
なんか知らない本だからあんま興味持たないんだよねみたいなニュアンスがもしかしたらあるとしたら、
なんかもう見直してる本を例に出しながら比較して話していくみたいなのをちょっと入れるだけで、
全然多分変わる気がします。
確かに。確かに。
でもなんかそのために準備するのもね、なんかね。
まあでも確かにそうですね。
まあいろいろある。
あと知らないっていうもう前提で、
自分もこれ知らなかったけど、実はこれで知ってとかですね。
そういうつながりみたいな。
ここのところで自分とこの本がつながって読んだんですよみたいな。
いいですね。
僕は結構こういうアドバイスになると、精神論がまず。
精神論だった。
精神論を中心にアドバイスすることがいいんですが、結構大地さんは実践的なアドバイス。
する傾向にあるので。
いいですねこのバランスが。
面白いですね。
ああやばい面白いって言っちゃった。
まだまだまだダメだ。
そんなところでどうでしょうか。
じゃあすいませんなんか鈴木さんも暑い日まだちょっとこの放送9月入ってないか8月の最終日かな。
あ違う9月1日か。
なんでまだちょっと残暑続くと思いますんでお互いお体気をつけましょう。
今後もよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
では次が最後になります。
匿名希望さんからのお便りです。
大地さんみやさんこんにちは。
初めてお便りさせていただきます。
作品紹介200回突破おめでとうございます。
5年も続けてこられたことそして毎週欠かさず配信しておられること本当にすごいと感服いたしております。
私がこの番組を知ったのは去年の夏前でストーナーとオリンピアについて語るyoutube番組にお二人が出ておられたのがきっかけでした。
越前俊也さんのyoutube番組ですね。
それまでポッドキャストはほとんど聞いたことがなかったのですがこのお二人の番組なら聞いてみようと思いそれ以来毎週楽しみに配聴しております。
過去作もいくつか聞いていただいていると。
本は好きだけどいわゆる文学は苦手な私にとって自分が読まない作品をお二人が紹介してくださるのはすっかり読んだ気になれてありがたい限りです。
番組の趣旨とは異なるかもしれませんが。
おかげで昨年のノーベル文学賞でハンガンさんの名前がコールされたときもおおハンガンかと思うことができました。
これまでノーベル賞を取った人はほとんどが誰という感じでしたので。
パターンですがその時は他のことをしながらテレビニュースの音声だけを聞いていたのですがハンガン推しの人のコメントが流れたとき、
あ、大地さんの声だとテレビに駆け寄りました。
すごいですね、大地さんここで気づくと声で分かれてしまうとは。
他のポッドキャスト番組も聞いてみたりしましたが結局聞き続けているのは空飛猫たちだけです。
多分お二人それぞれの声とおしゃべりのトーンがしっくり来るのだと思います。
だからかお二人だけで話しておられる回が一番落ち着きます。
それにBGMも好きです。
最近大地さんがかなり考えて曲を選んだという話をされていて、なるほどと納得した次第です。
耳だけで聞くラジオにとって音は大事なのだなと改めて思います。
ちなみに関西人の私はみうさんの言葉のそこここに現れる関西のイントネーションにも和んでいます。
空飛猫たちには読書会のような雰囲気も感じます。
リアル参加のハードルは高いですが、こういう形でお二人の感想を聞けるのはとても楽しいです。
また一人が語るのではなく、二人で話されるからこそ圧を感じずに聞ける気がします。
それから文学フリマやジンなどもこの番組を通じて知りました。
話の中でジンと初めて聞いたときは、ベタですがお酒しか浮かばず、なんで突然と思ったくらいです。
その後慌てて検索しました。
文学フリマの存在も初めて知り、直後の秋の大阪開催に行ってみました。
ひっそりとここを縄れているのかと勝手に思っていたら、広々とした明るい会場に人が溢れていて驚きました。
すらとび猫たちさんには世界を広げていただきありがとうございます。
文フリといえば、9月の大阪は出展されますか。
今年初めの京都、お二人が出展されると聞いていきたかったのですが、冬の京都の寒さにおじけつき断念してしまったので、長くなってしまいました。
ラジオ番組に投稿したことなど人生で一度もなかったのですが、好きな番組が記念会を迎えられたということで、思い切ってお便りさせていただきました。
改めて作品紹介200回おめでとうございます。
お仕事をされながらの番組作りは大変かと思いますが、長く続けていただければと願っております。
これからも楽しみに聞かせていただきます。