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2022-02-14 41:27

第69回 「人間の土地」サン=テグジュペリ著

【今回の紹介本】

■『人間の土地』サン=テグジュペリ著 堀口大學訳

世紀の名著「人間の土地」はご紹介します。

「星の王子さま」で有名なサン=テグジュペリの哲学ともいえるエッセイ。

読めば必ず響くこの名著から、案内人2人がそれぞれ感じ取ったことを語らせて頂いております。

是非、お聴きください。

【番組内で紹介したトピック】

■『人間の土地』サン=テグジュペリ著 堀口大學訳 新潮文庫

https://www.shinchosha.co.jp/book/212202/


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#本 #小説 #読書 #読書会 #文学 #海外文学 #ブック

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どうも皆さんこんにちは。文学ラジオ空飛び猫たちです。この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人がゆるーくトークするラジオ番組です。お相手は、私小説が好きのカエノダイチと羊を巡るカフェのミエの二人でお送りします。
文学のプロではない二人ですが、東京と京都をつないでお互いに好きな作品をそれぞれの視点で紹介していく番組です。
番組概要欄に詳細情報を記載しているので、初めてお聞きになる方などそちらを見ていただけるとありがたいです。
今回はですね、我々が取り扱った中で一番書かれた年代が古く、おそらく一番有名な作品を取り上げたいと思います。
本日はですね、サンテグジュペリの人間の土地をご紹介したいと思っております。
前回まで2週連続でパンデミックの小説を続けていたんですけども、今回この世紀の名作と呼ばれる人間の土地を取り上げることになって、これはダイチさんがやりましょうと言って、そうなったんですが、なんで人間の土地なんでしょうか?
まず間違いなく私ちょっと今年読み返したい本の一冊だったんですよ。
これは三重さんとこの本に決めた時にちょっとお話ししたんですけど、雑誌のブルータツ年末出た本なのかな?
百読本っていう特集で人生で繰り返し読む本っていう特集で組まれたものの中に、私最近すごくハマってしまっているという方が、タクラムの渡辺幸太郎さんって方がいるんですけど、その人が自分が人生で繰り返し読んでいる本の3冊を紹介していて、うち1冊が人間の土地でした。
それを私、人間の土地を読み返したいなってずっと思ってたなと思って、読みたいんだよねって話をしたら三重さんがラジオでやってみますか?みたいな話になっていて、正直ですね、ラジオで取り上げるのはめっちゃ怖いんで、三重さんに背中を押された形でちょっとやってみようかなと思った経緯があります。
確実に私これ学生の時に1回読んでいるんですけど、結構感動した記憶があるんですけど、内容がですね、ほぼ思い出せなくて、こういう話だったなーっていうのはぼんやりあるんですけど、これは再読するしかないなと思い、今回ちょっと再読した上でご紹介という流れになっております。
なるほど、じゃあ元々今年読みたいとは思ってたんですね。そうですね。なるほど、それがブルータスがきっかけを与えてくれて。そうですね、どっちかと言ってもずっと読み返したいと思ってて、ブルータス見て思い出したみたいな感じですね。なるほどなるほど。なかなか震えてますね。
われわれ結構、三重さんがどう思ってるかわかんないけど、私は個人的には結構あんまり人が読んでなさそうな本を紹介して、特徴点をダーッと話すことでちょっと逃げてる感じのとこはあるんですけど、今までこれみんな知ってるし有名だし下手なこと言えねえなってちょっとビビりながら今、でも渡辺幸太郎さんの本でコンテクストデザインっていう本があるんですけど、
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これを読んで誤読を恐れないという気持ちも私は植え付けられているので、今日は頑張ってご紹介したいと思います。
僕も今回初めて読んだので、初めて読んだ感想とかですね、そういうのを言えたらいいなと思いますね。
今回紹介するのが人間の土地になります。サンテク・ジュベリが書いていて堀口大学さん役で、新潮文庫から1955年に初版は出ております。
ちなみに原作自体は1939年に出版されたものになりまして、この作者のサンテク・ジュペリはもうみんな知っているであろう星の王子様を書いた人ですね。
そのサンテク・ジュペリの今回は長説というよりかはエッセイになります。
ちなみに新潮文庫の表紙が飛行機の絵なんですけども、これは宮崎駿さんが書いていて、
刊末にも宮崎駿さんの文章がちょっとあと書きのような形で書かれていて、ネットで調べていたら宮崎駿さんが一番影響を受けたのがこのサンテク・ジュペリだという情報があったりして、確かに通じるところがあったなというのを思いました。
人間の尊厳とか。
そうですね、あとなんかパイロットの気持ちとかそうかもしれないな。
まずですね、ちょっと作品紹介の前にこの魅力であったり伝えたいポイントであったりというところをまずは紹介していきたいと思うんですけども、まず第一にこれはもう初めて読んだ思ったのが、今の時代ですね、この変化の多い今の時代こそ読んで得るものというのがすごくある作品なんじゃないかなと思いましたね。
これは人間の土地は、飛行機という手段が普及してきた当初の話で、その人間が初めて直面する自然の厳しさであったり過酷な試練というのが描かれていると、サンテク・ジュペリがそういうのを実際にパイロットだったんで経験してきて、実体験に基づいた話を書いてるんですけど、そういう厳しさの中で人間とは何かというのに向き合っているのが、この人間の土地なんじゃないかなと思いました。
コロナになって、今の時代ってコロナ前から変化は大きかったんですけど、より変化が大きくなってきたというところで、何か今までにない社会であったり、そういうのを体験することっていうのがすごく多くなってきたんじゃないかなと思いまして、そういう環境の中ではこのサンテク・ジュペリの考え方であったり、そういうのから得るものがあったなと思いまして、これはもう魅力だなと思いましたね。
やっぱりなんか、今回この後たくさん話すと思うんですけど、この昔の時代から今も昔も変わらないものもあるなっていうのと、それがやっぱり人間の本質の部分なのかなっていうのが、この本から読み取れるし、でもやっぱりこの変化しやすい部分っていうのも何か描かれて読み取れるところもあったので、
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特にお勉強的に読む必要はないと思うんですけど、何かそういう視点を持つと、もしかしたら生きやすくなるかもしれないなとちょっと私は思いましたね。
そうですよね。
あともうこの本の大きな魅力の一つなんですけど、名言が多いです。
もう本当名言が多すぎて、私は読んでて付箋を貼りまくってしまいました。
おそらく自分が最初に読んだ学生時代も、これ絶対響いてたってところが読み返してみて出てきてて、これすごく自分の中に響いたっていうのが思い出すところもあったし、
今だからこそこの社会人経験を積んできて、いろんな悩みを経て今の自分があると思うんですけど、その悩みに響く場所もあったりするんで、この本はきっとどんな年代の方が手に取って読んでも響く作品なんだろうなと思いました。
年を取るとまた響き方が変わってくるので、これは確かに何度も読み返せる本だなと改めて思いましたね。
確かに名言がめっちゃいっぱい出てきますよね。それを名言と思うかどうかは人それぞれだとは思うんですけども、
いやでも本当にこのサンテクジュペルの洞察力とかすごいなと思って、物事をこういうふうに見るっていうこと、そういう発想で見るっていうことが可能なんだっていうですね、
もう哲学と言っていいかもしれないんですけど、それすごい感じましたね、読んでいて。サンテクジュペルが1900年生まれなので、この作品を書いたのはおそらく30代後半で書いていたと思うんですけども、
いやいや、もう本当に30代後半で書いたとは思えないような、本当に人間とは何かもそうだし、名言の数もそうだし、すごいなって思いましたね。
あと特徴なんですけど、この本は小説ではなくエッセイという形になっています。
特に大きな物語の流れがあるというわけではないので、サンテクジュペルが自分が伝えたいことに対して自分の体験とか見聞きしたことを基に書いている作品でございます。
なので正直、順番に読むと見えてくるものもあるんですけども、もちろん順番を読むことを想定して書かれているので、流れはあるんですけれども、どこから読んでもいいのかなと思っています。
どこから読んでも、なんとなくこの文章の流れに身を任せていけば、何か得るものはある作品なんじゃないかなと思います。
ではここからちょっと作品の内容に触れていきたいと思うんですけども、まずあらすじを紹介しますと、
我慢しろ。僕らが駆けつけてやる。僕らの方から駆けつけてやる。僕らこそは救援隊だ。
サハラ砂漠の真っ只中の中に不時着そうなし、渇きと疲労に打ち勝って、三日後、奇跡的な生還を遂げたサンテクジュペルの勇気の源泉とは、
職業飛行家としての劇的な体験を踏まえながら、人間本然の姿をコシボシや地球の間に探し、現代人に生活と行動の指針を与える正規の名著。
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まさにあらすじの通りなんですけど、このあらすじをちょっと補足するために、ざっくりこの本ってどんな本っていう話をちょっと私の方から簡単にしたいと思います。
この本のテーマはいろいろあるかもしれないんですけれども、メインは人間本質の探求にあるのではないかなと思っています。
これ、生死の境から見えてくる人間とは何かという問いに対して、サンテクジュペルが真摯に考え、答えを見つけ出そうとした本なんだと思っています。
具体的な内容としては、この時代、飛行機というものを郵便配達の手段として使っていました。
でも、この郵便配達っていうのが命がけでやらなくてはならない行為でございまして、
この時にサンテクジュペルが先輩の飛行機乗りとの会話とか、コウロの途中で遭難してしまった同僚の体験談を聞いた時の話とか、
自分自身が飛行機を乗っていて出会った人々、そして自身の生死をさまよった遭難体験、そこから導き出したことを元に彼が思う人間とは何かというのが描かれています。
読むと必ず何かしら引っかかる部分があって、ついつい自分の中で思考が深まってしまう必要があるのではないかなと思っています。
本自体は8つの章で構成されているんですが、今回は全てを細かく紹介しているのは時間の都合上難しいかなと思っています。
これからちょっと印象に残ったところとか、我々がメインに話したいところをちょっと中心に話していきたいと思っています。
先ほども話しましたけど名言が多いので、いろいろ紹介したいところも多いんですし、
80年ぐらい前に書かれた作品と思えないぐらい、我々の今の社会、現代社会を通設に封死する動作やしさが多いなと思っています。
この視野の高さというか、メタ的なところも含めてなんですけど、サンテクジュプリは本当に天才だったんだろうなと思います。
きっとこれは人間にとって大切な部分に立ち回ることができる一冊なんではないかなと思っております。
じゃあですね、この流れで私の方から始めていきたいんですけど、
なるべく順番に話そうと思ってまして、一番最初に、何のタイトルもついてないんですけど、
2ページですね、ちょっと文章が挟み込まれているので、最初の文章の、これ序文なのかなと思うんですけど、結構私ここがもうすでに感動しまして、
一番最初に人間についていろんなことが書かれていて、おそらくこれサンテクジュプリが夜間飛行をしているとき、向こう側に灯火が見えるわけですよ。
それが人がそこに一軒一軒住んでいるという証だと思うので、
灯火の一つ一つを見て、そこにどういう人たちがいるんだろうみたいなことを想像するシーンがあって、
ここ多分めちゃくちゃ印象に残っていて、自分もマンションの明かりを見上げたりとか、
ランニングしているときに、私川沿いをランニングすることが多いんですけど、その両脇にいろんな家があって、いろんな明かりがあるんですよ。
明かりって一軒一軒、マンションの中でも使っている照明が違うと色が違ったりするよね。
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そうすると、なんか変な意味じゃなくて、あそこには人が住んでて生活を営んでるんだろうなって、みたいなことを私よく考えるんですね。
で、これなんか自分ってなんだろうと思ったんですけど、多分この本を読んだ影響だったんだろうなって、ちょっと読み返して思いました。
昔、全職ですごい車で移動しているときも、結構田舎の高速走っていると遠くに明かりが見えたりとかするんですね。
そういう時もこういう感覚になったので、無機質な明かりじゃなくて、あ、そうか、光が灯ってるっていうことは、誰かがあそこで生活してるんだよな、誰かの人生があそこにあるんだよなってことを、私ちょっとよく考えるんですよ。
これは人間の影響だったと、この序文を読んで思いました。
なるほどね。でもそういうのを確かに考えてしまうことってありますよね。
なんかふとね、子供連れの人とか見たりしたら、同じようなことをちょっと考えてしまったりとか。
うん。なんか全然意識しなかったけど、すごく自分の中に残ってたんだなっていうのが、今回読み返して思って、ちょっとすごく感動したんですよね。
ここの締めくくりが、試みなければならないのは、山の間にぽつりぽつりと光っているあの灯火たちと心を通じ合うことだ、ってちょっと締めくくっていて。
ああ、そうか、俺はこれに影響されて、思いを巡らすようになったのかもしれないってすごい思いましたね。
学生時代にめっちゃ影響を受けてた。
そう、実は影響を全然覚えてないと思いって、だからめっちゃ影響を受けてるっていう。やっぱこういう本がすごい本なんだなってちょっと思いますね。
いや、これ本当に2ページだけなんですけどね、この序文みたいなものって。結構書き出しの1行目が名文で、僕ら人間について大地が万感の書より多く教える、理由は大地が人間に抵抗するためだ、っていうですね、始まりで。
だから本当に最初いきなりこれ読んだときにこれはすごい文章から始まったなって思いましたね。
すごいよね。っていうところで、ちょっと初めからちょっと熱くなっちゃったけど、はい、いきましょうか。
ちょっとこれ8つの章があるんですけども、まず1つ目が定期航空という、これはサンテクジュペリがこのパイロットに、会社ですね、これはサンテクジュペリが郵便飛行で飛行機を飛ばしている会社にパイロットとして就職した、結構20代半ばあたりのところから始まるような話なんですけども、印象的なのはやっぱりその先輩飛行士の人にいろんな教えを受けたりするんですけども、
その中で1人、ギヨメという人がサンテクジュペリに教えをしたときに、結構本来は地理学的に実用性のある情報とかを教えてくれた方がいいんじゃないかと思ってたんですけども、実はそうじゃないと、そのギヨメが教えたのがスペインについてなんですけども、スペインについて教えるのにスペインを教えてくれなかったと、その代わり彼はスペインを僕の友達にしてくれたと、
そういう話があって、実用的な情報ではなくて、本当にさっきの話で心を通じ合うっていうですね、その教えがまず最初にあったというですね、というところはすごく読んでいて、だからちょっとね、心に残ったところですね。
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もうこれ結構最初の30ページ以内だと思うんですけど、既にここで結構名シーンというか、が来ていて、これこのサンテクジュペリがギヨメっていう先輩に、どういうふうにスペインを飛んでいったらいいのかっていうことを教えてくれっていうことを言うんですけど、
その先輩ギヨメがですね、教えてくれるのが、オレンジの木とか、農夫の家がここにあるよっていうことなんですよ。で、これって、たぶんこのギヨメがこの辺りを飛ぶときに、このオレンジの木とか、3本だけオレンジの木が立ってる場所があるらしいんですよ。で、あともう一個、ちょっと町から離れたところに農夫の家があって、それをおそらく目印に彼は知ってたんだと思うんですね、この話を聞く限り。
で、なんか要はスペインはここに向かって飛べとかじゃなくて、こういう自分の中で、こういう目印というか、何か頼りにしているものがあるみたいなことだと思うんですけれども、そういうものがあるんだってことを教えてくれたんだと思うんですね。
これってなんていうのかな、すごく言い方なんですけど、仕事に置き換わるとすごい面白くて、現実、自分たちが直面している現実のようなこういうことって多分あるなと思ってて、例えば誰かがやってる仕事があって、その人のやり方を丸コピーはできないと思うんですよ。
この人がこうやってるからこうやるんだってのはわかるけれども、その人のやり方っていうのはその人の感覚から染み付いているもので、生まれ出されたもので、自分とかもそうなんですけど、仕事のやり方で効率とか論理的に考えたらこういうことって結構ちょっと微妙だよねみたいなことってあるんですけど、でもそれをやることによって自分の仕事がうまくいくみたいなことってあって、これきっと誰にもあるんですよ。
繁栄性が効かない仕事の進め方みたいな感じ。それを多分教えてくれてるんだと思うんですね。で、なんでこれが重要かっていうと、多分そういうことがきっとこの飛行機を乗っていくっていうか、この未知なる世界に突き進むときには必要になるんじゃないかなっていうのを個人的にちょっとここを読んでて感じました。
この再現性がないものっていうか、でも重要なことっていうことかなって。
それは確かに僕もそうですね、本当に思ったのは。なんかその役に立つ情報ではなくて、本当に再現性がないから、その心の持ちようであったり、根本からの考え方であったり、それでイレギュラーなところであったり、初めて行くところであったりに対応できるんじゃないかって。
これが結構最初に来てるっていうのはやっぱりすごい本当だった。改めて。
いきなりすごいね、なんかいきなりね、本当に大切なことを教えられたなっていうのを感じました。
で、次の章がですね、漁遊っていう章になるんですけど、サンテクジュプリには何人か漁遊がいまして、今さっき出てきたギオメもそうなんですけど、ここでは割とメルモスという人物が描かれます。
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このメルモスっていうのが会社においてたくさんの航路を開発した人として活躍してまして、でもそのたくさんの航路っていうのは開発ではめちゃくちゃ知らない場所と場所を空で繋ぐっていう結構危険が高いことをですね、このメルモスは数々成し遂げてたみたいなんですけど。
で、なんか個人的にはこのメルモス本当すごいなって思うのは、なんかこの彼が直面した危険性っていうのは、メルモスだけじゃなくてギオメもサンテクジュプリもこの時代飛行機を乗るっていうことの危険性というのはかなり高かったと思うんですけれども、本当でも想像するしかなくて、でも本当にこれは彼がやったことっていうのは時代を変えたことなんだろうなと思います。
で、なんかこの2章のところでメルモスを描写する言葉で、中で夜を手名付けたっていう表現があって、まあ訳文なんで本文がどんな表現だったかわからないんですけど、この表現がすごく私は刺さりまして、この時代やっぱ夜間飛行っていうのはめちゃくちゃ危険だったはずで、その夜間飛行をもうメルモスは完全に多分掌握しているというか、その背後に見えるこの意味の大きさっていうのがすごく迫ってくる文章で、
やっぱこのメルモスって本当にすごい人物だったんだろうなとちょっと感じますね。
ここで出てくるメルモスと同じ章でギヨメっていう人も描かれています。この2人がめちゃくちゃかっこいいですよね。
うん、すごいですよね。
確かにメルモスのすごさって本当に開拓者っていう、いかにもそんな感じで、メルモスと並んでもう一人ギヨメという人ですね、のちょっとエピソードもあって、これもかなり強烈な話だったんですけども、
確かの冬のアンデス300かな、そこでちょっと不時着というかして遭難してしまって、50時間以上帰ってこないと。で、そういう情報が入ってくるともうみんなもうね、生きて帰るのは無理じゃないかと諦めてたんですけど、ただギヨメが生きていたっていう情報が入ってきて、
で、そこでその、じゃあギヨメがどういうふうにして生き延びることができたのかというのが語られるんですけども、ここでギヨメがまず最初に言ったのが、どんな動物も成し得なかったはずだと、自分がやったことっていうので、それってでもどういうことだろうっていうのをちょっとふと思ったんですけども、そこから先で描かれていた内容がかなりすごくてですね、
不時着して、やっぱりその初日は妻のことを考えたり、2日目は逆に何も考えずにとかですね、だからそういうふうにしてなんとかその生きて帰ろうとしていたんですけども、結局最終的にはその責任というところをですね、彼の偉大さはということで書かれてるんですけども、だから自分に責任を感じるところにあると。
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で、それってどういうことかっていうと、自分に対してもそうだし、郵便物、郵便物配達してるんで、郵便物に対してもそうだし、待っている療養者たちに対してもそうだし、で、その責任っていうのは、待ってる人の歓喜であったり、悲観であったり、そういうのも含めてだし、で、この先、人として生きていく中で新しく生じるであろう責任もそうだし、職業的な範囲の責任もそうだし、
あと、人間というかですね、多少なりともその人類というところの運命にも自分は関わっているという、そこの責任があったというですね、という、なんかすごい重いものを背負ってるかのような描写があって、それが本当生きるための力になっていたと思うんですけど、それで生きて帰ってくることができたと、で、これはどんな動物も成し得なかったはずだというふうに語っていて、
これもすごい本当にもうね、心に刺さる話でしたね。
うん、ここはいいよね、責任の話。なんか最後の、なんだろう、ブロックか、もう言葉が厚すぎて。
いや、人間の、なんでしょうか、このショーのラスト2ページ、3ページぐらいがいきなりめっちゃいい話になっていくんですよね、全体的な特徴として。
ちょっと今、みえさんが結構言ってくれたんで、私話すと長くなっちゃうから、あれですが、いや、すごくもう、だってこれ、まだ100ページもたってないのに、もうなんかすごいね、あの、メルモスとギオベにやられるっていう。
サンテクジュペリはすごいんですが、まずこの先輩2人がめっちゃかっこいいっていう。
まあ、ちょっとそのメルモスのあたりでちょっとすごいいいなって思うのは、ちょっとこの責任の話以外でちょっと半ばぐらい出てくるんですけど、これでもね、本当に今、今の時代、すごく染みるなっていうところなんで、ちょっとだけ話したいのが、ちょっとこれ、みえさんと私でちょっと版が違うんで、ページ数が違うんですけど、私は平成25年の85ズルのやつを持ってるんですけど、
それだと45ページぐらいに書かれてるんですが、物質上の財宝だけを追うて働くことは、我と我が牢獄を築くことになる。人はそこへ孤独の自分を閉じ込める結果になる。生きるに値する何者も贖うことのできない灰の銭を抱いて。
えー、ちょっとあって、まあ、要は物質上っていうか、まあ、お金とかそういうことだけを追って働くと、まあ、もう孤独になってくし、生きるに値するものなのかどうかっていうことを説いていて、で、この後、続く文章がすごく良くて、
僕が自分の思い出の中に長い嬉しい後味を残していた人々を探す時、生き甲斐を感じた時間の目録を作る時、見出すのはどれも皆、千万金でも絶対に贖えなかったものばかりだ。何人も贖うことはできない。
一人のオメルモスのような男の友情も、愛絶さえて患難をしのぐことによって永遠に結ばれたある名誉の友情も、もうこの次の文章がやばいんですよね。あの飛行の夜とその千万の星々、あの清潔な気持ち、あのしばしの絶対力は、いずれも金では贖えないと書いてあって、もうそのお金で買えないことの価値っていうのをすごくここで言ってるんですけど、ちょっとここもやっぱりオメルモスとギオミの友情と。
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あと310倍、この飛んでる時に見える風景というか、あの星とか、その時に抱く真っ白な気持ちみたいなものだと思うんですけど、そういうのをすごく大切にしている方だと思うんで、これはもう本当になんていうのか、あの本当にお金を積んでも手に入れることができないものっていうことで、いやすごい当たり前のことを言ってるんですけど、やっぱこういう当たり前のことめっちゃ刺さるんですよね。
その大地さんが言ってたくだりの、もう本当に一つ手前の文章でも、真の贅沢というのはただ一つしかない、それは人間関係の贅沢だというようなことも書いてあって、本当に何が大事なものなのかっていうのをここですごい説いてますよね。
素晴らしい話ですね。
で、ちょっとこの後話を進めたいんですが、345と3飛行機、4飛行機と地球、5オアシスという章があるんですけど、ちょっと時間の都合上、この辺りの話、いやすごい良い話、めっちゃ多いんですけど、話したいこと多いんですけど、ちょっとここは飛ばします。もし何かの時に時間があったら話そうと思います。
じゃあちょっと先に進みましょうか。7章が砂漠の真ん中でというところで、これはもうサンテグジュペがですね、逆ら砂漠に墜落して、遭難している章です。極縁状態に置かれながらも人間の本質は何かというところを解いていく章でもあります。
これはもうあらすじにもあった名言が出てくるんですけども、これやっぱり遭難してしまって、極縁状態にある時に彼はですね、思うのがちょっとですね、私の版だと183ページぐらいなんですけど、ちょっと読ませてもらうと、
僕らこそは救援隊だという言葉があるんですけど、これ自分たちが遭難しているけれどもから助け出すのは自分たちなんだっていう話になってて、これ自分たちが沈黙してしまった、連絡が取れなくなってしまったから、連絡を待っている人たち、無線で飛行機でやり取りしてるんですけど、
人たちからすると、僕らが応答しないことによって少しずつ死んでってるんだと感じていて、それを助けるために僕たちは必ず帰らなきゃいけないっていう思考の転換が行われていて、ここってすごい、この本の本質もすごくついてるし、すごい文章だなって改めてここを読んで思いましたね。
そうですね、この助けに来てほしいじゃなくて、本当にもう自分が助けに行くんだというそのメンタリティーがすごい、極限状態の時にそういう考えになれるかっていう、そういうところとかをすごい考えさせられましたね。
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本当にマジで自分だったら、ただ助けを待つだけですかね。
そうですね。本当にね、まず水がなくて本当に喉がやられてて、おそらく脱水症状で幻覚とか見えていたんじゃないかという、そのくらいの極限状態の中で、すごい生きようという力というか、自分一人じゃなくて、本当に世界全体を考えているような、そういう文章なんですよね、この説明が。
もうすごいしか言えなくなっちゃうんですけど、このメンタリティーを持っているからいろんなことを考えられるんだろうなとは思いますね。
最終的にこのサンテグチュヴェリは一緒にいたプレボーという人と彷徨って助けられるんですけれども、その間に彼とプレボーが彷徨っている間にいろんなあがきをして、そのにおいていろんなことを考えるんですけど、
どれも印象的なんですけど、出てくる文章で結構考えさせられるのは、私が思っているのは213ページなんですけど、都会にはすでに人間の生活はなくなっているという文章が出てきて、
これはいろんなことを言っているんですけど、人間は何のために働くのかとか、手段のためではないだろうとか、ここがもうこの辺りは本当にこのサンテグチュヴェリがいろんなことを経験して、いろんな人の話を聞いてたどり着いている感覚なんだろうなと思っていて、
現代の我々にもすごく刺さってくる言葉で、このサンテグチュヴェリが言う人間の生活はきっと我々、この2022年に生きる人類のほうができてないんだろうなってすごい思いました。
ちょっとここ、話すと長くなっちゃうからなんだけど、要は手段のために生きてるんじゃないかっていうことだと思うんですよね。
この辺は考えさせられることいっぱい書いてて、その近くだと思うんですけど、人は人間の働きをしてみて初めて人間の苦悩を知るという一文もあったりしてですね、その前後でもやっぱり人間らしさって何だろうとか、人間の苦悩って何だろうとかですね、いろいろちょっと考えてしまいましたね。
砂漠のショーの一番最後の、さて僕らを救ってくれた君、リビアの遊牧民よという、そういう呼びかけている言葉があって、これがすごい名文で、サンテグチュヴェリが本当に砂漠の中で水も飲めない日が続いて遭難したという時に助けてくれたアラビア人がいて、リビアの遊牧民がいて、その人に対しての、その人に対してというかですね、君は永久に僕の記憶から消え去ってしまうだろう。
僕には君の顔がどうしても思い出せなくなる。君は人間だ。だから君は同時にあらゆる人間の顔をして僕に現れる。君は一度も僕らの顔をしげしげと見つめはしなかった。そのくせ君は僕らを見知ってくれた。君は愛すべき同胞だと書いて腹からだ。
だから僕の順番に僕は君をあらゆる人間の中に見知ろうと思う。僕の目に君は気高さと親切に満ち溢れて映る。水を与えて力を持った王者よ。あらゆる僕の友が、あらゆる僕の敵が君を通って僕の方へ向かってくるために僕にはもはや一人の敵もこの世界に存在しなくなる。という文章ですね。
30:20
これすごいですね。
これ本当ね、もう読んでここまで来たらすごい、めっちゃ感動しましたね。
もはや一人の敵もこの世界に存在しなくなるって。この文章はもう前読んだ時も強烈に印象に残ってましたね。
その救ってくれた人に対しての思いからそこまでの思考が巡るっていうところが、この辺は本当にもう得ることが多いところでしたね。
これサンテクジュプレイとしては実感として、おそらく全ての人間を自分たちの仲間というか、敵も味方もないっていうことをちょっと感じたんでしょうね。
サンテクジュプレイ時代、戦争に身を投じてはいたので、いろいろ思うところあると思うんですけど、最終的には。
というところで、じゃあちょっと最後の章いきましょうか。
最後は8章が人間という章があるんですけど、これはですね、もう総括みたいな章で、人間の本質ってはなんだっていうところをまとめ上げている章なのかなと思ってます。
最初からもう人間とはみたいな話をされていて、人間にあっては全てが矛盾だと人はよく知っているっていう文章も入ってて、すごくいろんな人間の本質について語っている章ですね。
この人間のパートの、これも一番最後がちょっと面白いのが、モーツァルトが出てくるんですけども、突然。
これは電車の中に乗っていて、ある子供を見て、すごいかわいらしい子供なんですけど、これはもうモーツァルトの子供の時、こうだったに違いないというような、これは将来モーツァルトになるような子供だっていうのがですね、サンテクジュプレイはその子供を見て思うんですけども。
そこでいろいろ書かれてはいるんですけども、最終的にモーツァルトになれるような少年がいたとして、でもその少年もモーツァルトには決してなかなかなっていかないと、大人になるにつれて、いろいろなんていうのかな、その才能を生かしてとかじゃなくて、いろいろ当てはめられたりして、その社会の犠牲になっていくというような流れで、
最後書かれていたのが、これらの人々の各自の中にある虐殺されたモーツァルトというのがあって、目の前にいた少年だけじゃなくて、おそらくみんなに言えることなんじゃないかなと。虐殺されたモーツァルトが今の人々そうなんじゃないかと。締めの言葉の一個手前がそれなんですよね。
これは才能っていう、モーツァルトの才能ということに言い換えられるかもしれないし、その人の本来の役割という言葉でも言い換えることができるかもしれないんですけど、要はこれ貧困の中にあって、その人たちは自分が成し得るべきことを成し遂げてないかもしれない。
33:00
日々の生活、手段などに生活が汚されてしまっていて、そのために動かなきゃいけないことが多すぎて、疲れ果ててしまって、自分が本来やるべきということをできていないのかもしれないみたいなことを言いたいんだろうなと私は思いました。
ここは本当、あのなんか急に最後の4、5ページなんですけど、この人間っていうところで割と具体、抽象的な話が、具体的な話も結構入ってるか、入ってるけど、かなり具体性の強い例がグッと入ってきて、結構なんかいいですよね、なんだろうな、急に具体的な話がグッと入ってきて、それによって僕らは読み手がイメージできて、
最後、一文がね、ちょっとこれはもう読み上げないですけど、めっちゃいい一文がバッって入って、それが終わるっていう感じで、いいラストだなと思いました。
ラスト思ったのは、虐殺されたモータル島ということもありましたけど、これはもう逆に今の時代だからこそ、ここを変えていけるんじゃないかなというのは。
豊かになってきてはいるんだろうな、その豊かさをやっぱり我々はちゃんと使わなきゃいけないんだなっていうのをちょっと、私は感じましたね。
そうですね、まあいろんな状況にある国々あると思いますが、じゃあちょっと人間の土地こんな感じにしておきますか。
だいぶ厚く話してしまいましたが、まあでもそして多分大いに誤読があると思うんですけど、いろいろご了承いただければなと思います。
はい、じゃあ今回ですね、テーマトークなんですけど、ちょっとですね、冒頭ちょっとオレンジの木が出てきたと思うんですけど、私とみうさんにとってオレンジの木は何かという話をしてみたいと思います。
あなたにとってオレンジの木とは何ですか?っていうテーマなんですけど、これちょっとすいません補足しますと、オレンジの木のとこに話す通り、多分なんて言うんですかね、人生において個人的な指標としているようなもの。
えー何だろう、ちょっと表現難しいんですけど、オレンジの木のようなものはありますか?っていうことなんですけど、まあ個人的な指標、目印、何だろう、ちょっとしたこう自分が体質にしているポイントみたいなのがありますか?っていう話なんですけど、
なかなかちょっと今パッと出てこない、自分で設定しといてパッと出てこないんですけど、みうさんって何かあります?
これ何だろうな。
あれかな、具体的にこういう時、例えば本を読む時とかに限定した方がいいのかな。
そうですね、仕事の時とかもそうですよね。僕の場合ちょっとオレンジの木というかですね、具体的なこれというわけではないんですけども、一つはやっぱり本屋さんがそういう役割を持っているなと思いまして、
まあそれが何でしょうね、ちょっとまあどこか出かけた時とかですね、ちょっと自分の中で疲れているなという時とかですね、近くに本屋さんがあればとりあえず本を眺めて、
なんかそれでちょっといろいろ、そうするとなんかそこでまた考え事ができたりとかですね、そういうことがたまにあったりして、そういう時って他にはいかないんですね。
カフェ行って考えようとかですね、誰かと会って相談してもらおうとかですね、そういうことにはならずになぜか本屋さんに行くケースが多くてですね、今回のテーマ考えた時にもしかすると自分にとってのオレンジの木というのはどこかでちょっと考えたいなと思った時の本屋さんかもしれないと思ったりしましたね。
36:14
あーなるほど、私もちょっと今の話、まあちょっとこの本を選ぶなのかちょっとずれちゃうかもしれないけど、やっぱわざわざ行っちゃう本屋さんってあるじゃないですか、自分の中で、例えば特にもう正直今日はこれ買うっていうのを決めていれば、
まあ新刊とかだったら正直どこにでも売ってるけど、やっぱその一緒に買った時に何か広がりを見たいなのか、何なのかわかんないんですけど、そういうのって何だろう、効率的でもないし意味もないことなのかもしれないけど、まあそれはなんか辞めれなかったなっていうのはあるし、それはもしかしたら自分にとってオレンジの木なのかなって今ちょっと本屋さんの話を聞きながら思いましたね。
あと考え事っていうところで言うと、なんかある気がする。まあちょっと私だったらちょっと最近だと走ること、走ってる時は結構考え事が深められるんですけど、とかちょっと今思いました。このオレンジの木っていうこの具体的だけど曖昧なものに寄せようとすると、今で言うと本の選び方とか考え事の仕方みたいな、
あれになっちゃったけど。でも多分なんかあるんですよね。自分の中で人とは違うけどこれやったらうまくいくぜみたいな。
なんか仕事を進めていくときに、他の人にとっては関係なくても自分にとってはね、作業の一つにこれをあえて入れてるとかって。なんかおまじないってわけでもないしなんだろう。でもそれによってそうですね、なんか愛着が持てたりとかモチベーションになったりとか、なんかそういうのがかもしれないってことですよね。
仕事がこう、それのほうがうまくいくっていうね、ことなんだろうなーってちょっと思いましたね。なんだろう、なんかこんな話になっちゃったけどどうだった?
そうですね。なんかちょっとテーマがちょっとずれた気がするんですけど、まあまあ。
まあなんとなく伝わったかなと思うんで、ちょっとこんな感じにしてみて。で、これ聞いてる人ももしよければ、あのサンテグジュペリの人間の口を読んだ後に、このオレンジの木とは自分にとってなんだろうみたいなのをちょっと考えてみると面白いかもしれません。
いつも通り感想とどんな人に読んでもらいたいか、言って閉めたいと思います。
えっとまず私の方から、これです。やっぱもう再読できて本当よかった。しかもこのタイミングで本当によかったなとなんとなく思いました。
もう前回読んだ時はもう学生の時だったと思うので、この社会人権権を得ていろんな悩みをくぐり抜いてきた自分にとって、このなんだろう、もういい意味でも悪い意味でも結構大人になってしまっているなと思っているので、この内容っていうのは結構刺さる部分が多かったです。
もうサンティクジュペラーはなぜこの歳を重ねてもこの感覚を保つことができたのかっていうのは不思議で仕方がないです。
あのちょっとこれに合わせて私実は星野王子様も読んだんですけど、これもやっぱすごいなんでこんな感覚を保てるんだろうと思ったので、いつかラジオで紹介するか、もしくはもう読書会を開いてみんなで意見を交換してみたいなとちょっと思っております。
39:15
僕はこの前紹介しているデカメロンプロジェクトや最後のライオニーといったパンデミックの小説の後にこれを読めてよかったなと思いました。
パンデミックの小説を読んでいると、本当に世の中って変化していくんだなっていうのをすごく感じましたし、でもこの人間の土地を読んで、人間とは何かっていうのもすごく教えられたような気がしたので、本当に学びの多い本だなと思いました。
ただこれ1回読んだだけでは本当に理解できないことばっかりだったと思うので、ちょっと何回も読まないと自分には分からないんだろうなと思ったので、また機会があればもう1回読みたいなと思いますね。
そうですね、何回も読んで感じることが増えていく本なんだなと思いました。
そうですね、10回くらい読まないと入ってこないかもしれないですけど。
サンテク・ジュペリーといえば星野王子様のイメージが先行していたんですけど、やっぱりこの本を読んですごく印象が変わりましたし、やっぱりサンテク・ジュペリーの書いたものって子供も大人も関係ないなと、みんなにとってすごくいいことを書いている作家さんなんだなというのを思いましたね。
そうですよね。じゃあそんなところにして今回人間の土地を挑戦させていただきました。ありがとうございました。
次回予告したいと思います。次回は番外編をお届けします。
昨年もコラボさせていただいたネジマゲラジオさんにまた来ていただきますので、お楽しみにいただければと思います。
番組の最後になりますがサポーターを募集しております。
こちらはサポーター限定メルマガなんかも配信しており、いろんな内容サポーターの方だけに配信したりもしているので、興味ある方は番組概要欄を見ていただければなと思います。
では番組の完成やリクエスト、またこのラジオを聞いて紹介された本を読みました、読み返しましたなどございましたら、
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では来週。ありがとうございました。
41:27

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