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同窓会っていうことは、同窓会に行くと、結構自分が社会的にどんなにすごい役割を担っているかとかを自慢し合う会談になっちゃうことが多いから、
同窓会のお知らせ来たら、今すぐ他の予定に出るんだ、みたいなところから始まりますよね。書き出しが。
タイトルが同窓会ですけど、同窓会絶対行くなっていう話から始まりますよね。
どんな話かで言うと、Mikiさんにおっしゃってくれたみたいに、同窓会な、今からみなさん、卒業しますと。
何年かすると、同窓会の案内があなたのところに来るでしょうと。
表紙にはすごいいい感じのコミュニケーションしている写真があって、思い出をくすぐるような写真があって、
わーって行きたいなって気持ち借り立てられると思うんですけど、絶対行っちゃいけないと。
それは何でかっていうと、同窓会に出たときに、自分がどういうふうに周りから言われるかっていうことをベースにキャリアだったり、やることを考えちゃうでしょうと。
例えば、あなたがハーバードMBを出て、もともとNGOで働きたいとか、起業したいとか、そういうことを思っているときに、
同窓会に行って、周りのあいつはどっかの会社の従役に登り詰めて行って、いい車乗ってますと。
一方で自分はNGOで、ある種、熱意を大切に仕事しているから、安い中古車をそいつの隣に停めることになるんですと。
お前5年間何やってたの?俺はあそこの会社で昇進して、こういうオフィスで働いてて、お給料はこうで、みたいな話をしたときに、自分が見そぼらしく感じてしまうだろうと。
だから同窓会に行くっていうこと、もちろんそれが全てじゃないけど、そういう目で自分のキャリアってことを考えちゃうでしょうと。
で、そういう同窓会に行くことを前提に、あそこであいつにこういうことを言いたいってなると、
本当は起業したかったんだけど、給料が高いコンサル会社に行っちゃうとか、誰かに俺ここで働いてるんだっていうのがわかりやすい有名な会社に入って、そこでキャリアを歩んでいくってことを選んじゃうかもしれませんと。
なので自分のこのキャリアってことを本当に自分がやりたいことっていうのは大切にやっていくために、同窓会員は行っちゃダメなんですよってことを話していくっていう。
この人も確かイスラエルかなんかの人なんですよね。
海外からリスクを取ってアメリカの大学院に留学をしてきて、自分のやりたいことはこれだっていうことをすごい明確にしてアメリカに来たから、言ったらどこでも大学はぶっちゃけどどこでも良かったし、
標準になれればアバウトだろうとMITだろうと他だろうと何でも良かったですみたいな、本当に目標を具体的にして、ここまでやり遂げてきた人、その言葉も響くっていう。
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やばいなぁと思いながら、私もこれに従ってやってしまった結果同窓会一回も行ってないですもんね。
それのせいかどうかちょっとわかんないですけど、行かないまま今に至ってますね。
私も友達いないんで同窓会のお知らせそもそも来ないですね。
厳しい。厳しいですね。
同窓会は行かなかったとしても、自己承認欲求とか他社からの評価っていうことなんですけど、
負けちゃったりするっていうことがすごいあるなって思って、自分の仕事が他人に自慢できるように語れるかどうかっていうことで選んじゃうってことがすごいあるなって思ってて。
当たり前なんですけどハッとしたのが、自分の選択したことによる結果が多様なものであり得るっていうことをすごい受け入れるっていうことを書いてて。
私は例えばAっていう結果が欲しいなって思ってBっていう選択をするんだけど、でも私がBっていう選択をしたときに起こり得る結果はA以外でもかなり多様であるっていうようなことはすごい考えなきゃいけないなとは。
私はそういうふうに読みましたね。
当たり前なんですけど。
もうちょっと噛み砕くと例えば多様であるってのはどんなことなんですかね。
でもこの教授で言ったら、研究者になるためになったらどこの国でもいい、大学院でもいいですとか、このテーマで研究するってなったら環境はどこでもいいとか。
長期的に見れば、経過で想定外の環境に見送ることになったとしても、それは受け入れるべきであるっていうことが書いてあって。
年齢が下の子とか、新卒に近い子とかの話してると、この会社に入れなかったから自分もうダメですとか、
すごいなこの子って思うぐらいの視野の狭さというか、目標の具体さというか。
確かに言うように少し時間軸をずらすと、今自分として大事なことってこれだから、今目の前のこれが仮にダメだったとしたら新卒でこの会社に入れなかったとしても、
3年間頑張って転職でその会社に入ればいいじゃんとか、もっといろんな視野が広げられるはずですよね。
この人が言っているキャリアの中での3つの戦略が、すごくぜひ実践したいなと思っていて。
1つは自分がどんな見返りを求めるかっていう点から仕事を選ぶ。
2つ目は成功の意味をあまり狭くしない。
3つ目が長期的な展望を持つ。
ミキさんのおっしゃるようにやっぱり同窓会ってある種象徴的な存在だと思うんですけど、他人からの視点で自分のことを判断する。
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あり得たかもしれない、こういうキャリアだったら他人がこういう風に評価してくれてたかもしれないみたいなところでどうしても出てくると思うんですよ。
ちょっと一回冷静になろうという時に、この3つ。
自分が欲しい見返りって本当は何だっけっていうことを大事にするっていうのと、成功の意味はあまり狭くしない。
この会社に入らないと成功はありえないみたいなことではなくて、もう少し広く捉えてみるっていうのと、長期的な展望を持つ。
そこに会社に入ることがやっぱりどう考えても自分の成功だって言うようになったとしても、この瞬間だけじゃなくて5年とか10年で考えてみるとか、
すごくこの人の言っているキャリアの3つの戦略で楽になる人とか、逆に成功確率が高まる人めちゃめちゃにそうだなっていう感覚を持ちましたね。
最後、具体的な年数を決めて、その期間が来たらきっぱり諦めるみたいなことも大事って書いてありますね。
うん、書いてありましたね。ずるずる行っちゃうんですよね。こういうのね。
そうだよな。めちゃめちゃいい話で、同窓会5年?ダメ?10年?ダメ?って言ってる最後に25年過ぎたらまあいいかもしれないねって。
この人の授業絶対楽しいだろうなと思いました。
なんかあの紹介のところに、教室では独特の皮肉たっぷりのウィットに富んだ講義を行うって。
めっちゃいいな。
絶対面白いんだろうなと思いました。
そうですよね。こういう授業絶対楽しいよな。
なんかセソーとかガンガン切りながらブラックな感じで授業進めてくるんだろうなって。
いいですよね。同窓会すごい好きな話でしたね。
他にも好きなエピソードあります?
そうですね。今という瞬間を生きよう。
バスケのやつ。
これも含めてなんですけど、この人ずっと女性で、確かめっちゃ身長高いんですよねこの人。
バスケの選手でずっとやってきて、一回就職したんだけどもう絶対無理ってなって、
もう一回大学に戻って、バスケっていうことを中心にやっていて、
大学にいた目的も大学のバスケチームで活動するみたいなのがメインの人。
ある時、怪我をして、どうしようみたいな。
もともとの目的は選手として活躍することというよりかは、大学のコーチになることだったから、
別にそれでよかったんだけど、心が折れちゃって、どうしようってなっていた中で、
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ある種自分は私、教えるのうまくないっていう瞬間を得て、
キャリアを変えて、数学の教員、教授としてなっていくってことだと思うんですけど、
話の本能ももちろんなんですが、
ハーバードの教授、あるいは日本の大学の教授って、
私とすごいステレオタイプでよくないんですけど、
勉強一本やりでやってきた人みたいなイメージがすごいあって、
さっきの転落から高見栄もそうですし、
フランシスXフライさん、今という瞬間を生きるこの人もそうですし、
研究だけじゃないというか、いろんなことに取り組んでいる人で、
こんなに豊かに話ができるのは素晴らしいなと思っていて、
そうですね。
仕事の本能ももちろんそうだし、
他のことでもある種それが本業だって言えるぐらい、
頑張りたいなっていうのを毎回この本を読むために思うんですよね。
下手に趣味みたいな感じで片付けずに真剣にやるのがやっぱりいいんだなと思ったんですよね。
確かに。登山もそうだし、バスケの話もそうだし。
そうなんですよ。
このラシュモアさんでの問い、
この人も大学での先生をやりながら、
娘をバイクの後ろに乗っけてブーンとか旅してるわけじゃないから、
めちゃくちゃいいなと思って、
休みたいとかっていうよりかは、
仕事がメインで、それ以外のことがサブで趣味ですみたいな、
その趣味も仕事に還元できたらいいですね、みたいな感覚の人多いと思うんですよ。
多いというか、仕事一本やりみたいのがタイプA。
例えばジムに行くのも、食事管理するのも、これやるのも全部仕事のためです。
何かやってるんだけど仕事のためみたいなのがカテゴリーB。
仕事に取り巻くサブチューマン。
そうなんですね。
それどっちも個人的にちょっと違って、
真剣に取り組む全然違う軸が、仕事のうちの一本としてあるんだけど、
それ以外のものもあってっていうのがやっぱり、
私がさっきの同窓会じゃないですけど、
求めるものを何と言うかというと、
そういうのだなぁみたいなことを読んでるとめっちゃ思うんですよね。
確かに軸が複数あった方が普通に安定もしそうだし、
軸って言ったらいいですけど。
みちさんの中で仕事の趣味の一つだと思うんですけど、
演劇っていう軸と固い仕事っていうのが、
仕事ってものの中にもいくつもあるわけですもんね。
あって、それでも絶対私もどっちもやっていきたいと思ってるから、
今わかるわーって思いながら聞いてました。
演劇一本やりも私も嫌なんですよ。
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どっちも本気でやっていきたいんですよね。
登山の人も、たぶん登山だけっていうのも違うし、
ハーバード、ロシアルのだけでも違うしってことですよね。
ほんとそうなんだよなぁ。
今すごい将棋が好きなので、
そうだそうでした。
日本将棋連盟の業務改善とかにワークアウトになったら、
こっちも高めになりそうで。
日本将棋連盟、でも絶対ペイン多そう。
めちゃくちゃやりがいがありそう。
話を聞いてるとめっちゃ紙管理らしいので、
あそこに均等を入れて改善してとかすっげーやりたいです。
均等、しかもツールとしても均等が良さそうですね。
結構いろんな対局もできるし、
飛び込みもできるし、
非IT系にも馴染むし。
先生の俺の方にはメールで通知と配送も自動化して、
めちゃくちゃ良さそう。
どういうことなんですかね、この軸が。
メインが2つ以上欲しいっていうのは。
どういう欲求なんでしょうかね。
メインとサブって分けたくないっていうことなのかな。
それはそうですね。
お金を稼ぐものをメインとして、
そうじゃないものをサブにするっていう感覚に対する拒否感というか。
お金のために生きてるわけじゃないし。
お金を稼ぐことももちろん生きていく上での、
ある種の借りなので人間としての。
でも借りをすることだけがあれじゃないじゃないみたいな。
もちろん大事な1個だったことは強要しつつ、
それ以外のこともありますっていう感覚だと思うんですよね。
自分が生きる上で大事にしたい軸みたいなのが1つじゃないから、
その軸を満たすもの全部はメインなんですよっていうことかな。
そうなんですよね。
そういうことですね。
この中にも何かなかったでしたっけ。
研究員のすげー忙しい人がいて、
すごい忙しい研究員の人がいて、
その人は実は家ではお母さんですごい忙しくてみたいなことを
お互いに理解するようになったらうまくいきましたみたいな話。
職場で会ってるチームだとその人の仕事の一面ばっかり見るようになるじゃないですか。
なんですけどその向こう側にはいろんな人格があるわけですよね。
そこまで含めて理解をすると、もちろん仕事の振り方もそうだし、
一緒に働き方もそうだし、コミュニケーションするといいよねみたいなのがあって。
ちょっと話ずれちゃうかもしれないですけど、
私よく企業向けのワークショップとかファシリテーターをやったり設計をしたりするんですけど、
大体やるのが最初にお互いに、実は私なんとかなんですよ、
言い合いましょうってやつをやるんですよ。
自己開示みたいな。
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例えば私、すごい真面目な感じのしさ分けでメガネを着けた真面目なスーツ着てる人が、
私週末ハーレーに乗るのが趣味なんですっていう話をしたりするんですよ。
すごいイメージが違うね。
その人のいろんな多面的にその人を理解するとか、
理解することが難しくても少なくとも知るっていうことをすると、
すごいいいアイデアが出やすくなるんですよ。
そういうのってめちゃめちゃ大事だなと思っていて、
仕事の自分だけじゃなくてそれ以外のことも自ら開示するっていうのが大事だし、
相手に対してもその人も仕事の側面だけではなくて、
趣味の側面、逆に趣味でやってる人だったら仕事の側面を知りたいなと思うし、
プライベートの側面を知りたいなと思うんですけど、
そういうのがすごく、こういう本の中の教授を見てても、
多面的にこういう人と知ると全然違う世界がありそうだなって思いましたね。
そうですね。
いい話だったなあ。