アメリカオファイオ州の寛静な住宅街にある裕福な家族の家が燃えた。誰が、なぜ、火をつけたのか。
裕福な家族と貧しい家族、対象的な二つの家族が出会い、信仰を深めた先に待ち受けていたドラマとは。
アメリカで370万部突破のベストセラー文芸ミステリー、セレステ・イングの密やかな炎を紹介します。
どうも皆さんこんにちは、文学ラジオ空飛び猫たちです。
この番組はいろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人がゆるーくトークするポッドキャストです。
パーソナリティは私大地と三枝の二人でお送りします。文学のプロではない二人ですが、お互いに好きな作品を時には熱く、時には愉快にそれぞれの視点で紹介していく番組です。
今回紹介するのはセレステ・イングの密やかな炎です。
井上聡さん役で早子は書房から2025年に出版された本になります。
出たばっかりですね。
そうですね。ラジオで、でも2025年に出た本紹介するの初めてじゃないですかね。
あ、あれ?そうか。
あ、そっか結構過去の本もずっとやってたんすかね。
そんなことないか。城南九二。
あ、そうっすね。城南九二がありましたね。
えっと2025年の1月に出たのかな。
確かに。
それ以来の新刊ですね。
あ、そっか。
日本は翻訳対象。
確かに。
ちょっと候補作を追いかけていたんで。
それとあれだよね。
エジプト人シヌヘ。
そうですね。
韓国文学なんかは去年ですもんね。
去年出た本を最近紹介よくしていたんですけど。
確かに。ようやく半年経って。
今年に追いついて。
城南九二行こう。
で、比較的出たばっかりの本を今回やろうってことで。
ちょっと久しぶりにミステリー読みたいよねって話になったので。
そうですね。なんか読みやすいのがいいなって思った時にこの静かな本の。
アメリカでベストセラーなんですよね。
オビー見ると全米370万部。
79週連続ニューヨークタイムズベストセラー。
79ってあと1週あれば80だったってことだよね。
結構このなんかもったいない感じがするけどね。
すごいよね。
25を超える媒体で年間ベストブックっていうので。
売れてるし評価もすごく高いっていうので。
読んでちょっと納得しましたね。
これはもうベストセラーだっていう。
確かにね。
すごいよって思いました。
本国では2017年に出てますね。
結構時間経ってから翻訳されたんだっていうか。
コロナ前の世界だもんね。
ドラマにもなってる。
映像化してるみたいなんですけど。
役者あと書きでは2025年1月段階ではAmazonプライムで見れるって書いてあったんですけど。
今はもう見れないですね。
そうですね。
今代わりにディズニープラスで配信されてるみたいですね。
それもおそらく期間がいつまでっていうのはあると思うんですけど。
ディズニープラス入ってないんで見れないので残念なんですが。
ちょっとこれは映像を見たいですね。
読んだらそうですねやっぱり。
見たくなりますね。
これねあれなんですよね。
文芸ミステリーって振れ込みがどっかにありまして。
なんか結構文学的な要素強いのかなみたいな印象を持ってたんですけど。
私は文学っていうよりはちょっと後で話すけどドラマだなってちょっと思いましたね。
ドラマだって感じですね。
寝られたドラマって感じですね。
僕はでも結構文学性は感じましたね。
その辺はまたなんか。
ちょっとあれかもしれないですね。
意見分かれるかもしれないですね。
後ででも話になってきそうですね。
やっぱりこれは文章でもそうだし、冒頭話しちゃうとこれ火事のシーンで始まるんですよね。
なんで火が結構印象的に使われてるんですけど全体を通して。
これはなかなかこの火の使い方がうまいというか。
読み手にねきっと小さい火が迫ってくる。
そして大きな炎になっていくみたいな。
そんな感じの本だったなと思いますね。
炎の勢いのまま読んでしまうという。
結構久しぶりに一挙見したかも。
結構ペースよく。
僕もやっぱり読み出すと止まらなかったですね。
これは。
そうですよね。
特に中盤あたりからもう本当にやめられなくて一挙見しましたし。
読み終えた後にやっぱり方針状態でしたね。
なるほど。ラスト的にそうだよね確かにね。
そうですね。こう終わるのかっていう。
これはもうすごい読みごたえというかすごい作品だったなってやっぱり思いましたし。
これは確かに売れますよっていう。
そうですね。
ベストセラーになるわっていう。
そうですね。でもそんな派手なミステリーではないじゃないですか。
これねミステリーって言っていいのかもちょっと俺。
はいはい。なんて言うんですかね。構成的にはミステリーになってるんですね。
最初にちょっと大きな謎が価値があってそれが何でなのかっていうのが明らかになっていくっていう。
そんなミステリーなんですけどそのトリックというよりかは人間の心理的な部分とか。
そうだよね。
すごくそこに深く入り込んでいってそれで物事が進んでいくっていうので。
なので登場する2家族ですね。リチャードソン家とウォーレン家という2つの家族がどちらも主役級で登場するんですけど。
この家族の造形の仕方というか描き方がすごい良くて。
事件とか何もなくてもこの家族の人たちの造形の描写を読んでるだけでそれだけでもスルスル読んでいけるような面白さがありましたね。
そうなんですよね。なぜ火をつけるに至ったかっていうその謎がこの彼らのやり取りで見えてくるっていう感じですね。
じゃあちょっとなんかそんな感じなんですか。
いきましょうか。まず著者のセレステイングさんの紹介をしますね。
1980年ペンシルバニア州ピッツバーク生まれ。
香港からアメリカに来た両親のもとに生まれオハイオ州シェイカーハイツへ移住。
シェイカーハイツってこの少子部隊の街ですね。
この作品はこの時の体験が作品によく反映されていると。
2014年デビュー作秘密にしていたことでアマゾン年間ベストブック第一位に輝き。
全米図書協会アレックス賞ほか複数の文学賞を受賞。
2017年2作目となる本書ひそやかな炎を発表するとたちまちニューヨークタイムズベストセラリスト入りし25を超える媒体で年間ベストブックに選ばれた。
2020年にドラマ化され全米370万本を突破し30の言語で翻訳が決まっているという。
これ2作目にしてとんでもないモンスターヒットを生み出してしまったと。
デビュー作もすごかったですけどね。アマゾンの年間ベストブックになってますし。
先に入っていっちゃうけれども個人的には2作目とは思えないぐらい狙われている小説ですね。
これなんか結構もうベテランが書いたような印象のある作品ですよね。
2作目とは信じられないですね。
じゃあそんな先ですが行ってみましょうか。
じゃあですね先紹介具体的に入っていきます。
刃元ホームページの内容を紹介したいと思います。
全米370万部突破の文芸ミステリー。平穏な家庭に潜む嘘と秘密が一家を燃やす。
リチャードソン家の邸宅が燃えた。幻覚な母が管理する完璧な家だった。
唯一の闇は反抗的な末娘だが今は姿を消していた。
一家の箇所に住んでいた親子ももういない。
誰がなぜ火をつけたのか。
焼け跡で家族が見つけた真実とは胸に迫る文芸ミステリー。
というのが紹介ですね。
まあ端的に言うと本当これなんですけど、実際にはですね370ページ以上あるんで結構ボリュームがありますね。
というちょっとお話になっていくんで、今日はちょっとネタバレも配慮しながら話したいなと思いますね。
そうですね、言っておかないといけないですね。
これミステリーなんで、ネタバレ配慮して喋っていくので、読んでいない人も大丈夫だと思うんですけども、
ミステリーであるので話の展開とかそういうの知りたくない人は途中から聞かない方がいいかもしれないですね。
読みたくなったタイミングでやめるのがいいかもしれないですね。
まあでもそんなに確信を触れないようにはしたいと思いますね。
そうですね、ここはっていうところには触れずにいくので、
じゃあ作品のちょっと特徴に触れていこうと思います。
文芸ミステリーっていうのを言っていたので、やはりこのミステリーとしての面白さと文学的な深さの2点が両立しているのかなと思う点ですね。
物語冒頭でリチャード村家が燃えてるんですけども、火事になっていて。
誰が家を何で燃やしたのかっていうですね。
この謎のところが長い物語を終えて明かされていくという、そういったミステリーの様子になっています。
というミステリーの構造はしているんですけども、読んでいくとですね、
この登場人物たちを掘り下げる描写というのが、それぞれの人物をすごく掘り下げていくような描写があって、
そこがすごく魅力的で、文学的な深さも感じられるなと思いました。
結構その人物それぞれの人生観とか心理描写ですかね、が丁寧に描かれていて、
人間関係とかこの人はこういう関係なのかなっていうのがですね、だんだんそういう丁寧な描写を読んでいくと、
いやそうとも言えないかもしれないとかですね、思ったりして結構複雑なこの人物の性格とか、
人物の人間関係とかですね、そういったものがあってですね、なかなかこのそれぞれの人物に深みを感じられたなと思いました。
結構僕ハッとするところが読んでいてあってですね、例えばこの小説の主人公と言っていいかもしれない、
そうですね。じゃあちょっと次の特徴がですね、それぞれの登場人物が抱えているひそやかな炎という点ですね。
このタイトルにひそやかな炎とあるんですけども、それがですね、読んでいくと結構登場人物たちそれぞれが抱えているものだなというふうになんか思えてきてですね。
まあはっきりそう描いているわけではないと思うんですけども、ただ読んでいくとそう感じ取れるというところで。
というのでですね、結構登場人物、この家族のこの息子はこういうタイプの人かなみたいなちょっとステレオタイプな見方ができるような人物がやっぱ何人かいるんですけど、でもそうやってひそやかな炎を抱えているということは、
なんかその裏にはやっぱり何か抱えているものがあって、というので意外と単純な人間ではないなというのが見えてきてですね。
で、それぞれやっぱり秘めたなんか悩みとか葛藤とかがあったりしてですね。
そうですね。なんで家が火事になるっていう、まあそういう炎がそういう印象的な火の使われ方をしているんですけども、見えないところではですね、登場人物たちの心に実は密かに炎も宿っているというですね。
まあ二重の炎、火の使われ方があるなっていうところですね。
これでも本当になんか読んでるとこっちにまで火がついてくるっていうか、今いろんな登場人物いるんですけど、本当に彼らが一人一人抱えている炎、火っていうのは、
なんかそのうちでメラメラ燃えていたりするものだと思うんですけど、なんかそれがね、なんか今回それがこういろんな重なり方をして、そして多分因果し合って家を燃やすっていうことになってしまったと思うんですけど、
なんか彼らのその迷いとか個人的な感情とか、まあ生きてることに対してのなんかいろんな感情っていうのは、なんか自分の中にも結構感じるものとかもあるので、
それがやっぱり、あの多分読み手になんか共感という形でなんか火をつけていって、なんか他人事じゃない感じになってくるっていうか、そんな感じはありますよね。だから結構夢中で読んじゃうんだと思うんですけど。
そうですよね。しかも特に登場してくるその家族の子どもたちが、まあ高校生の年代なんですけども、このなんか思春期の子どもたちのなんかそこが結構わかるなぁと。
もちろんその両親のね、なんか持っているところもわかるなぁというので、読んでいるとなんか結構ね、なんか自分の心にもね、なんかちょっと迫ってくるものあるんじゃないかなって思いますね。
そういうところちょっとあるよなみたいな。なんかね、大切にしたいものがそれぞれあるのはすごいわかるっていう感じですよね。
そうですね。ここでちょっと軽く登場人物の紹介をしようかなと思います。さっきからリチャードソン家とウォレン家という2つの家族の名前を出していたんですけども、
主に登場するのはこの2つの家族の人たちで、リチャードソン家はお父さんお母さんと、あと子どもが4人います。で、まずお母さんのエレナはもう主人公を描くで、祖父母の代かな。からもうシェイカーハイツに住んでいて、もう結構ね厳格なお母さんで。
もう決まり事とかね、そういうのは厳しいんですけども。地方紙の記者をしていると、地元紙ですね。地元紙の記者をしていた。で、お父さん、ビルですね。お母さんと大学で知り合って結婚してシェイカーハイツに、お母さんの地元に来た人で弁護士をしていると。
で、長女はレキシーですね。レキシーという長女はもう美人で明るくてっていう。で、彼氏もいてっていう人で、高校の一番上3年生って呼んでいいのかな。高校生なんですけど、一番上のクラスで。で、ちなみにこのスクールカーストというのがもしあるとしたらもうそこの最上位にいるような人です。
で、トリップっていう長男も同じくスポーツ万能のイケメンで、スクールカーストの最上位にいるタイプの人ですね。長男長女がもうめっちゃモテそうなタイプの人で。で、トリップはあとはあれですね。ちょっとなんか遊び人のイメージもあるっていう。
で、次次男のムーディーですね。ムーディーは長男長女に比べるとちょっとね地味で、おとなしくてモテないタイプ。だからちょっと外見もパッとしないのかなっていう感じで。まあすごいね性格優しいんですけど、この派手な長男長女に比べるとかなり影が薄いタイプの次男になってしまいます。
で、問題は意地ですね。末っ子の意地が一家の中で腫れ者扱いされていて、すごいなんて言うんですかね。感情が激しいというか肩にはまらないタイプで、なんかね特にお母さんが決まりごとにうるさいんで、もうことごとくそれになんか歯向かってしまうようなタイプの人で。
というので、まあお母さんの本当悩みの種であるし、長男長女、歴史とかトリップからもちょっとねいじめられてしまうというか、そんな末っ子です。っていうリチャードソン家が。で、そのリチャードソン家が貸し屋を持っていて、そのシェーカーハイツの中に。で、そこの新しい住人としてやってきたのがウォレン家ですね。
で、これはお母さんと娘の2人なんですけど、お母さんがミアという人で、この人が芸術家肌の写真家でなんですけど、写真家としての収入だけでは食べていけないんで、バイトをしながら生計を立てているという人ですね。で、その娘のパールは一人娘ですごい頭が良くて、もう天才なんですよね。
高校生なんですけど、もうその高校の中で一番上の大学レベルの授業を受けたりしていて。で、まあ貧しい生活をしてきたんで、まあその派手な衣装とか服とか、なんかそういうのは知ってないんですけど、なんて言うんですかね、この巣はすごく美人な方なのかなという、そんな印象の人です。
で、それ以外にももっと様々な登場人物が出てくるというところですね。
これ以外にも人たちもね、結構濃いキャラが多かったりするんですけど、メインはここの8人かな、なりますよね。まあそうですね、ちょっといろいろこのあれで思うことあるんですけど、大体あれかな、このエレナ、お母さん、リチャードソン家のお母さん、まあどうなんだろう、あんまり良い印象がないかなという。
まあどうなんだろうな、なかなかね。
僕は結構印象はなんか、読んでいくと左右されていきましたね。
ああまあ確かにね、その時々により。
そうですね。
結構その自分の価値観に固執してて揺らぐのを恐れてるタイプですよね。
そうですね。
逆にこのオレン家のミアの方は割と自由というか、あまり肩にはまらないけれども、しっかり生きてるっていうところで、なんか結構対照的な2人。
そうですね。
で、やっぱりその中でミアにリチャードソン家の末っ子のイージーが憧れちゃうわけですよね。
そうなるとエレナも立場がなくなっていくっていうか、のもあるし。
っていうなんかこういろんなことがグチャグチャし始めるんですけどね。
そうですよね。
で、他のキャラクターも、例えばさっき言ったちょっとイケメンって言われてる、イケメンってミヤさんが言ったトリップだけど、これも結構ね、コンプレックスを実は持ってたりとかするし、
彼らは彼らなりのポジションにいながら、ちゃんと弱い部分を抱えて生きてるっていうのは、どれも描かれるので。
そこは本当にすごい面白いですよね。
うん。
共感してしまう部分ですよね。
そうですよね。で、私さんがエレナとミヤが対照的な人っていうので、結構このお母さんと子供の物語としても面白くて、このリチャードソン家のお母さんと子供の関係とか、ウォリン家のミヤとパールの関係とか、それだけではないんですよね。
この話を読んでいくと、途中でちょっと他の人物の、また母と子の話っていうのも題材になってきて、本当様々な形で、この母と子を巡る物語になっているので、そのあたりもこの作品のすごい面白いところかなと思いますね。
そうですね。で、この母と子っていうのは結構大きなテーマですよね、この物語を通じて。触れないと思うんですけど、この家族以外の子供のことも結構大きなことで描かれていくんですけど、それを踏まえてやっぱり母と子、母親と子供の関係っていうのはどういうものなんだろうみたいなのは結構様々な角度から見ていくことができたり、
考えさせられる話だったなと思いますね。で、あとやっぱりこの母と子っていう結構大きな話もあるんですけど、他にも社会的にはこの人種差別の問題とかも結構ちゃんと、人種差別の問題とかも結構入ってきてて、このシェイカーハイツは人種差別がない街だぜみたいな空気が出ているんですけど、
後半になってくるとね、ちょっと具体的にはちょっと言うとあれなんですけど、実際には皆さんこういうイメージ持ってますよねみたいな話がちょっと出てきたりして、結構このなんていうんだろうな、多分これ2017年の作品ですけど、ちょっと日本だと感じにくいところもあるのかなってちょっと思いつつあれなんですが、
アメリカとかやっぱり人種がたくさんいる国で、人種に対してもなんか偏見とかあんまないよみたいな州とか地域とかもしかしてあるのかもしれないですけど、でもやっぱなんやかんやあるんだろうなみたいなのがちょっと浮き彫りになるところもあって、これは多分結構このあたりもベストセラーになってる要因なんじゃないかなってちょっと思いますね。
読んでて、この人種問題のところというか、そこでああいうところが問われてくるんだっていうので、すごいもうちょっと驚きましたね、途中から。その展開になるのかっていうので。
急にあのなんか社会派な部分あったよね。
そうですよね。
話の中でね。
結構この社会派に住んでる人たちでもね、それをめぐって考えがね、それぞれ違っていてっていうので。
なんかそう、夫婦の間でも意見が分かれちゃってなんか関係が悪くなるみたいなとかね、これもうほんとサイド中のサイドなんだけど、そういうのもあったし。
まあなんかそのあたりもちょっといろいろ考えさせられるもんで、でなんか結局それもひるがえって全部この炎っていうかね、火をつける問題に全部集約してくれるのって。
ああそうなんですね。
ちょっとね、あまり詳しく言うとあれかもしれないけど、まあそうなので、振り返ってみると全部つながってるみたいな話でもあるので、そこがすごい面白かったっすね。
ね。
暑すぎると踏み込みすぎちゃいますね。
まあそうですね、まあということで踏み込みすぎずにですね、ここからひそやかな炎がどういう作品なのかっていうストーリーのちょっと紹介をしていきたいと思います。
ネタバレはしないんですけども、とか肝心な部分には触れていかないんですけど、ミステリー作品でもあるのであらすじを知りたくない人はここでストップされるといいと思います。
まずですね、舞台が1998年富裕層が住む歓声な住宅街、シェイカーハイツというところになります。
オハイオ州にあるところをですね、僕は頭の中では兵庫県のアシアっていう高級住宅街があるんですけど。
そっか、富裕層×歓声なみたいなイメージ。
そうですね。
ああなるほどね、確かに。
あの辺の光景が浮かんでたんですけど、もしかするとちょっと違うかもしれないですけど、そんな感じですね。
富裕層が住むような住宅街があって、ここで暮らす2つの家族の物語が中心になっています。
リチャードソン家はお父さんが弁護士、お母さんも新聞記者で先祖代々この土地に暮らしていたというので、裕福な家庭で子供が4人いると。
ウォレン家はリチャード家が所有する賃貸物件に引っ越してきた家族で、お母さんと娘したり。
お母さんミアは芸術家の写真家なんですけど、収入が不安定で、ちょっとバイトもしているというような人です。
この冒頭ですね、小説読んでいくといきなりリチャードソン家の家が燃えている場面から始まってきます。
家が燃えているのに子供たちはどこか冷めていて、子供たちのうち3人ですね。
トリップ、レキシー、ムーディーという上3人の子供は末っ子のイジーが燃やしたんだろうと言います。
さすがのあの子も今回はやりすぎって思ってるでしょうとレキシーという長女が言うんですけど、そんな末っ子のイジーですね。
この家燃やすなら、なんていうか、家燃やすようなことするのってイジーぐらいしかいないだろうと思われるような問題児としてこのリチャードソン家では思われていて、
実際食べたりするまでちょっと問題行動とか学校とか家で起こしていた、そんな末っ子だったんですけど。
その家が火事になっていた時、すでにですね、このイジーは姿を消していて、家族は今回さすがにちょっと大変なことをやったからどっか逃げたんだろうと、またそのうち戻ってくるよみたいな感じで思っていたんですけど、
ただ姿を消したのがこのイジーだけじゃなくて、賃貸物件に住んでいた五連家ですね、このミアとパールの母娘もその時姿を消していたと。
家族のみんなからはこの家燃やしたのイジーだろうと言われていて、思われていたんですけど、ただ話を読んでいくとですね、
家族それぞれというか作中の登場人物、家族以外に含めてですけど、登場人物それぞれが心に密やかな炎を抱えているっていうのが分かってきて、
というので果たしてみんなイジーが家燃やしたんだろうと思っているんですけど、でも本当なのかと、果たして家に火をつけたのは誰で、何が目的で火をつけたのかというですね、
そこがすごく問われてくるというのがミステリーになっているという。そんなですね、ちょっと冒頭は火事というところから始まるんですけども、
ちょっとここから少し過去に遡ってこの話が展開されていきます。まずはですね、このリチャードソン家の賃貸物件ですね。
新しい住民として応援協を迎えるというですね、ちょっとそこの話になってくるんですけど、ミアとパールという親子がどんな親子かというのは、
さっきの説明した通りで、ミアはバイトというですね、ちょっと聖海ハイツの人たちからしたらもう底辺の仕事と思われるようなことをしつつ、
空き時間に写真を撮っているという。パールは高校に通うと、すごく成績優秀で頭がいい。そんなですね、パールの方ですね、娘さんの方に
まず興味を持ったのがリチャードソン家の次男のムーディですね。で、ムーディは自転車でちょっとその新しく引っ越してきた応援協を見に行ったら、
ちょっとパールがいてですね、ちょっと気になって近づいて、ちょっと引っ越しの後の荷物の整理とか、そんなのがあるんで、ちょっとそういうのを手伝うようになっていって、
だんだんというか、すぐにパールと仲良くなっていって、で、ミアとも仲良くなってというので、そこでですね、ある時ですね、ムーディがパールを家族に紹介するよと言って、家に誘います。
で、パールがリチャードソン家に行くと、今まで見たことがないような家に衝撃を受けます。庭があって、もう豪邸で6人家族ですと、
家族ですけど、一人一人に部屋があってっていう。それまでパールって引っ越しがすごい多かったんですよね。このミアが、なんかこの一つの土地に住むタイプじゃなくて、いろんなところを点々として、で、すごい狭い部屋で、
なんかその一つのベッドで生活したりとかですね。なんかそんな生活を強いられてたんですけど、今まで自分が住んできた家と全然違うという、リチャードソン家のすごい家を見てですね、
ちょっとびっくりしてしまうんですけども。で、パールがですね、そうやって家に入っていったら、結構歓迎されるんですよね。お母さんのエレナとか他の子供たちですね。
歴史とか、長寿の歴史ともね、すぐ友達になりましたし。それなんで、パールはですね、学校行った後、お昼過ぎ夕方前とかにリチャードソン家にムーディと一緒に行って、他の子供たちと一緒に遊ぶっていうのが日課になっていきます。
で、一方をですね、このパールが家に来るようになって、ウォレン家に興味を持ったのは、お母さんのエレナですね。エレナがミアに会いに行って、収入が少ないんで、いろいろ事情を聞いて。
というので、ちょっとね、リチャードソン家の掃除とか食事とかをする家政婦のバイトをしないっていうのを打診してですね。で、ミアが家政婦のバイトをするようになります。
というので、ちょっとここから複雑になっていくんですね。この学校終わり、パールがリチャードソン家に遊びに行くんですけど、そこにはですね、ちょっとその家政婦としてその家で料理作ったり掃除しているお母さんもいるっていうですね。
なかなかちょっと、思春期の子供にとってはちょっと複雑な状況になっていくんですけども。
ただですね、ミアがそうして家政婦をしているうちにイギリと出会います。末っ子のイギリ。
イギリ、ちょうどその時ですね、ちょっと学校の吹奏楽部に入っているんですけど、先生の楽器を破壊して投げつけたっていうので、3日間の禁止に処分を受けてて、外出禁止が下されていたんですね。
で、ここはすごい面白い経緯があるんですけども、イギリがなんで先生にね、ちょっと歯向かったのかっていうところなんですよね。っていうそんな事情を聞かされてですね、ミアが。
じゃあイギリにね、これからどうするのって言うんですよね。今まではイギリってね、そうやって学校の先生に歯向かったりしたら、もうそんなんしちゃダメとかですね。
あのそういうふうにちょっと怒られたり抑えつけられたりすることが多かったんですけど、初めてこのミアに先生に歯向かったのに対して、じゃあ次はどうするのって言われてですね。
で、そこでね、もう今までの人はちょっと違うって言ってね、ちょっとイギリがこのミアの見方が変わっていくんですけども、ただその後ね、ちょっとイギリがまた学校に対してね、ちょっと大きなことをね、してしまうんですけども。
まあそんなことがきっかけで、イギリがミアに魅了されていってですね、今度はイギリがこのミアの家に行くようになるんですよね。
パールがリチャード村県に行ってる間、今度はイギリの方がこのウォレン家の方に行くっていうですね、なんかそんな子供が交換するようなですね。
そんなことになっていきます。で、イギリがウォレン家に行って、ミアの元で何するかっていうと、ミアがね、写真撮って、写真の現像とかね、その家でしてるんですけど、その写真のお手伝いをするようになっていきます。
そうやって2つの家族がですね、そんな形でも交流が深まっていく中なんですけど、シェイカーハイツを揺るがす大きな事件が起きてしまいますと。
で、それが消防署の前に捨てられた赤ん坊を巡るもので、エレンの友人のマカルーフサイという夫婦がいるんですけど、その夫婦が消防署の前に捨てられた捨て子を養子として迎えるんですね。
迎えた後、その実の母という人が名乗りをあげて、それは自分の赤ちゃんだから返してほしいと言います。
それでどっちが真剣を没つのかというですね、ちょっとそんな裁判になっていくんですけども。
エレナはですね、このマカルーフ夫婦と友人なので、旦那さんのビルですね、リチャードソン家のお父さんのビルも弁護士としてこの事件に関わるようになって、夫婦それぞれがですね、この事件にちょっと関わっていきます。
子供を育てる資格があるのが、このマカルーフ夫婦というですね、すごい愛情、すごい愛情があるんですよね、この子供に対して。
養子ですけど、実の子供のように本当に大切に、しかもお金持ちなんで、お金もかけて大事に大事に育てますよという、親夫婦か。
それとも産みの親かですね。産みの親はすごく貧しい人で、果たして子供を育てることなんてできるのかって思うようなちょっと貧しい人なんですけども。
それで結構マスコミも注目して、連日報道が加熱していって、町の人たちですね、どっちが親にふさわしいかみたいなんでね、ちょっと意見も対立していくみたいなんですね。
そういう事態になっていきます。で、実はですね、この事件がきっかけで、ミアの知られざる過去というのが実はあったんですけども、それもちょっと明らかになっていくというですね。
さらにですね、そこに付け足すように、リチャード・ソンケンの子供たちですね、プラスパールもですね、このウォレン家のパールもですけども、
にもいくつかの出来事があって、大きな天気が訪れていくという。で、登場人物それぞれ、心に秘めたものをですね、しつやかな炎というのを持つようになっていったと。
というところで、果たしてその捨て子の赤ん坊の真剣はどっちの親の手に渡るのかとか、あとここで時系列が物語冒頭に追いついていくんですけど、
リチャード・ソンケンの家が火事になったのっていうのは、誰がなぜ家に火をつけたのか。で、火事になった時、ミアとパール、それとイジが姿を消していたんですけど、それどういうことなのかというところですね。
ここから先はもう後は読んでからのお楽しみになってきます。
そうですね。まあでもだいぶ話のちょっと確信を避けつつ、大枠が今みなさん言ってくれたかなと思うんで、なんとなく全体の流れはこれで分かったんじゃないかなと思いますね。
ここの中ですっぽり抜け落ちてるのは、もうミアの過去の部分ですね。
ああそうですね、確かに。ミアの過去もね。
ミアの過去、長い物語があるんですけど、そこも一切触れていないので。
ああ確かに確かに、そうですね。これもだいぶ確信といえば確信ですしね。
そうですね、なかなかちょっと触れるの難しいかなと。
でもミアの過去の話は、ミアがね、なぜ写真を目指しているのかとか、写真に傾倒していったのか、芸術に傾倒していったのかみたいなのが結構語られる部分もあって、そこは結構好きな人は好きなんじゃないかなと。
いや僕はそうでした、もう。
ああだよね、芸術。
そう、ミアの才能がだんだん明らかになってくるんですよね。自分でも気づかない才能というか。自分では信じてたかもしれないですけど、だんだん周りにも認められてきてっていうですね、芸術家として。
そうですよね。
僕はこのミアの芸術家としての才能というか、そこの部分がこの小説をかなり引き立ててるなと思いましたね。
そうですよね。ミアの両親からは否定されてね。ちょっとした労働階級なのかな、ミアの親は。だから割と芸術的なことをやってるなんて無駄だみたいな感覚で。
そうですね、ここをちょっと具体的に言うともネタバレになってしまうので、
なんかこの第三の顔がどういう顔かっていうところはですね、ちょっと言えないんですけども、ただすごい面白いのが、このエレナもこのウォレン家と出会う前のエレナだったら、なんか悪人のままいたのかもしれない。
悪人というかですね、なんかその第二の顔の方ですね、法律とか倫理違反してまで自分守ろうとする、そういうタイプのままだったのかもしれないなと思うんですけど、
結構このミアという芸術家肌の人と出会って、このミアが芸術作品でやっぱりその表現、ミアっていう人はなんか言葉で語る部分もあるんですけど、
芸術作品で語る部分もあって、それがですね、エレナが住んでいるシェイカーハイツの世界の言葉というか、文脈とはまた違った文脈で訴えるものがあって、
なんでこのエレナにこのメッセージを届けることができたのって、実はこのミアしかいなかったんじゃないかなと。
なんかそのシェイカーハイツというすごいもう漢字がらめの、なんか世界では何言ってもエレナには届かなかった言葉が、
ミアが作ったこの芸術作品の世界だと、だから届けられるそんな言葉があったんじゃないかなというですね。
それによってエレナのちょっと新しい顔がまた浮かび上がってくるんですね。
これはもうこの作品を読んで、すごい考えさせられたところでもありましたね。
そうですね、確かに。そうなんすよね。
というので、このエレナの人物像、僕すごい好きだったんですよね。この作品を読んで、最後まで読んでですね。
なんかそうエレナって、これでもリチャードソンの全員そうなんだけど、出てきた瞬間だいたいみんなステレオタイプに見えるっていう感じなんですけど、
エレナももちろんそうで、もう自分が善人で、その善意をみんなが受け取るのが当たり前でしょっていう感じで生きていて、
自分が良くしてあげてるんだからみたいな空気をすごい出す人だったんですね。
特にミヤに対して出したんですけど。
もちろんそれはミヤがエレナにとって最初、ある意味自分が貸す家に住むにおいては理想的な人だみたいな印象をそう思ったから、
すごく良くしようって決めたんだけれども、ミヤはその望んでないんですよね。
別にいいみたいな感じだし、ちょっとありがた迷惑みたいな面もあったんだけど、
でもミヤはもういろんなところで生きてきてるから、自分の経験上これは保護にしては後々もう恨みを買うって思ったから、
色々エレナに寄せた部分とかもあって、それで関係が最初成り立ってしまっていたというか、成り立つようになっていたところも結構大きいなと思ってて。
エレナのこの、今第一第二第三ってミヤさん言ってましたけど、この核になってる部分っていうのはあんまり変わらない本質があるような気がしていて、
それがやっぱりミヤの芸術作品によって確かにエレナの自分が今まで思ってなかった部分っていうのは引き出された感は確かにありますよね。
ちょっとこれなかなかうまくあれなんだけど、そういうところはあるけど、大元の本質は結構一つで、そこになんかくさびを打たれたみたいな感じはちょっと、ミヤにくさびを打たれた感じはちょっとしますね。
なんで石膏の意義に対して過剰に干渉しちゃったりとか、こうあるべきだっていう形でぶつかっていっちゃったかとかは、
彼女は彼女なりに多分考えたとこもあるし、でもこれ面白いのは意義に夫のビルは、父親であるビルは母親の要素を結構見出したりとかもした時期もあって、
この後やっぱすごく面白い作りだなって思いながら、読んでましたけど。
その辺もなんか面白いですよね。だからすごいちょっと皮肉にも見れるところがあるし。
なんかその辺うまい作りだなって思って読みましたね。確かにこれやっぱりエリナの人物造形は結構かなり作り込まれてますよね。
こういう人いそうだなって本当に思うような。表面的にはそう。なんかすごい思うんですよね。
そうなんだよね。だからなんか自分も読んでて、こういう人いるよなっていうところから、なんかおおっていう感じには確かになっていった。
そうですね。それぞれの人物結構そうなんですけども。
それだって僕はすごい思ったのが、なんかそういう、こういう人いそうだなという人物ばっかりなんですけど、最後なんで火がつくんだろうっていう。
あそこに火がつくのがなんでなんだろうっていうのはすごい、あそこのギャップがすごい読んでるとき感じたんで。
やっぱそこがでも面白いところでしたね。朝日軍には火がついてしまうのかっていう。
うんうんうんうん。確かにね。
そうなんだよね。
なんか火がついたシーンから始まるから、まあ火がつくっていうのはもう大前提で話は進んでいくんだけど、過去に遡って火がつくとこまでまず行くんですけど。
この人たちがそんな事件を起こすなんてっていうのがね、なかなか考えられなかったんですよね。
そうですね。ちょっと今いろいろ話してきましたけれども、やっぱこの密やかな炎、今回やっぱりね、正直あんまりいつも以上に我々打ち合わせをせず収録入ったんですけど。
逆になんかいろんな話が出てちょっと面白かったなっていうか、割といろんな話ができたなと思ってて。
これあれですね、やっぱりいろんな人と話すと面白いかもしれないですね。
結構引きかかるところ多分人それぞれだな。
確かに。子供たちですね。
トリップ、レキシー、ムーディー、イジーパール、この辺に自分が重なるって思う人はね、かなり感情移入できるんじゃないかなと。
もちろんね、お母さんお父さんに重なるところもあればですけど。
うんうんうんうん。そうっすよね。
高級住宅街に住んでいる人とかだったら、同じく住んでいる人たちの家庭とかってあるのだろうかとか、その辺もちょっと気になりますね。
そうですね、高級住宅街ってなんか。
なかなかちょっと縁がないですけど。
でもね、確かにね、だってなんかこの話からすると、このリチャードソン家、結局家燃えちゃってるから、成功はしたようでしてないですもんね。
まあね、お金の部分は大丈夫なんですけど、家が燃えたぐらいでは。
何を成功とするか。
幸せというか、成功とは何かって考えた時。
うん、確かにね。ちょっといろいろ考えてしまう一冊ですよね。
この作品の中だと、こういう家庭を築きたいとか、社会的にこういう地位に入りたいとかっていうところが、結構リチャードソン家の。
そうよね、価値観ですよね。
特にエレナとかそうだと思います。そういう意味ではやっぱりあれですね、ちょっとこの辺は個人差がだいぶあるんだろうなと。
そうなるとやっぱりミアが持ってる炎っていうのは、たぶんそういう炎じゃないんですよね。
もっとなんかモチベーションになり得る炎っていうか、自分らしくあるための炎みたいなのを持っていたと思うんですよ。
だから自分らしさっていうのが結構その他人に立脚しない、あの形。
エレナとかね、他人に立脚しちゃってるんだろうなと思ってて、その辺の対比もやっぱりすごい面白かったなと。
エレナとかは結構他人からどう見られるかとか、そこを大事にするところがあったと思いますし。
でもやっぱり他人の目からはやっぱりなかなか逃れられないと思うので、自分が全く気にしないっていうことっていうのはやっぱり現代においてなかなか難しい。
現代じゃなくてもそうだと思うんですけど、どの時代でもやっぱりその他者との比較で自分を評価してしまうっていうのは絶対あると思うので。
それに対して絶対的に離脱することはできないと思うんですけど、でもやっぱり意識の持ちようで変わるかなと思うので。
それが炎になって、家を燃やしてしまうほどの炎になってしまうってこともあり得るだろうなっていうのはちょっと思いながらあれですけど。
そういうのがゆくゆくは大きな怒りとかに、大きな失望とかに繋がっていってしまうんだろうなっていうのは。
まあでもこの作品でいうとね、それが結果的にこうね、何か前に進めてる感じはあるんですよね。
でもこれはやっぱり受け取り方次第なのかな。どうなんだろうね。
どうなんですかね。
個人的には結構私は前向きに捉えましたけどね、このラストは。
僕もそうですね。
まあちょっとそんなとこにしておきましょうか。
そうですね。そういう炎がなかなか難しいですね。これを作品にして立て上げたのがすごいなってやっぱり思いました。
ああそうですね。でも面白かったですもんね。だからやっぱりあれですね。またちょっとこういうのもなんかいろんな人と話してみたいんで、なんか読んだらちょっと感想とか欲しいですよね。
じゃあですね。ちょっと次回はここにして終わりたいと思います。
次回はですね、ザフラン・アルカスミの水脈を聞く男という作品を紹介します。これオマーンの作品ですね。ぜひお楽しみにしてください。
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ではまた来週。
ありがとうございました。