正直もう私はこれ1ページ目から面白かったんで、すごいびっくりしました。
特にですね、これ面白いだけじゃなくて、非常に読みやすい一冊なので、SFだけど非常に読みやすい一冊なので、そのあたりは紹介のとこで詳しく話しますが、
ものすごく読みやすいし、もうストーリーも良くて、アイディアも良くて、もうなんかもう久しぶりにこの100点満点の本を読んだなと。
あの面白い要素をグラフにしたときに全部にちゃんと満点になっているような本を久しぶりに読んだなと思いましたね。
けっこう完璧なじゃん。
そう、完璧なじゃん。私にとっては。
で、もうどれくらい面白いかっていう話をしちゃうと、
まずこれ私読み通したとき、ちょっと付箋とか貼るものなんだろう、あれもちょっともうもどかしくて、
バーッと読んじゃって、付箋とか全くしないで一回読み通したんですけど、
じゃあこれじゃ紹介できないと思って、上巻付箋をちょっと用紙用紙を貼ってこうかなと思ったら、結局上巻読み返してしまうっていう。
こうせば作ろうと思ったら、上巻を飛ばし飛ばしでしたけど、ほぼ読み返してしまうっていう。
ちょっとやっぱり面白いし、それだけですね、内容が濃い一冊だなと思いました。
今回はちょっとやばいと思ってますね。
そうですよね。僕も上巻の途中からなんですけど、もう一気読みをしまして、もう最後下巻含めてですけど、
もう残り上巻下巻合わせて600ページぐらいあるんですけど、残り450ページぐらい一気読みで読みましたね。
ですよね。
そうですね。そのぐらいですね、もう途中からめっちゃ面白いなとなって。
で、これ3体と比較して語られたりしていてですね、ちょっとネットで調べたりすると。
それもよくわかりますし、本当プロジェクトヘイルメアリーは、残り3体もそうかもしれないですけど、SF読んでない人でも楽しめるし、
難しい理論とか理屈とか出てくるところあると思うんですけど、読み飛ばしても問題なく読めていけるので、
3体とか好きだった。自分からすると、これもまためっちゃ面白いなっていう本に出会えたという、そんなところですよね。
そうですね。たぶん私、おそらく今年読んだ、今まで読んだ中の本では今のところ1位ですね。
おーすごいですね。
あの結構すごいなと思った本、トップ3とかトップ5とかで2越しって言うんですけど、これは1位にしていいと思ってますね、今のところ。
あ、なるほど。
うん、もうすごかった。
あのちょっとその辺の理由もちょっとこの後じっくり話したいと思ってますが。
で、今回なんですけど、SF作品であり、エンタメ作品でもあるので、
ちょっとこの今週来週と2回に分かってちょっとこの本について、上下巻で分かれてるのでお話ししますが、
今回は上巻の内容の半分ぐらいかなについて、これから読む人のために、また読みたくなる人のために、
ちょっとネタバレをしないで、作品の魅力に集中して話していこうかなと思っています。
次週配信の下巻については、もう上巻の後半の内容も含めて、ある程度ネタバレをしてお話しようと思ってますので、
そのあたりちょっとご承知いただきながらお聞きいただければなと思います。
ただ、来週配信の下巻もですね、最後の最後まではエピソード内では話さないつもりでいます。
で、ちょっと週1配信しているメルマガの方の方でちょっと最後まで話す音源を入れようかなと今のところ検討しております。
なのでそのあたりも楽しみにしていただければなと思います。
やっぱりSF作品なんで、これから何を言ってもネタバレになると思うので、本当に真っ新な気持ちで読みたい人はですね、
これを聞かずにですね、まず本屋か図書館に行って手に入れて読んでください。
で、正直この面白さっていうのは、私からするともうほぼ100%保証できると思ってるんで、
合わないはあるかもしれないですけど、マジで面白い作品なので、そういうことをしてもいいんじゃないかなと思っています。
もし読み終えてから是非我々の感想を聞いていきたいとなったら、このエピソード今週来週聞いてみてください。
でもそんなの全然関係なくて、ちょっと先に知りたいよっていう人はもうこれからちょっとガッツリ聞いていただければなと思います。
そうですね、本当にね、結構こういうエンタメ要素のものって、内容を全く知らないまま読んでいくっていうのがね、
面白さの一つのところあるかもしれないんですけど、まあこの辺はね、結構人それぞれ好み分かれるところかなと思いますので、
何か先に聞くか後に聞くかっていうところはですね、本当にもう好みでお願いできたらなと思っています。
ちょっとですね、作者について話をしたいと思いまして、
このアンディ・ウィアーさんというのがアメリカ人のSF作家なんですけども、
これまであの先ほどの火星の人ですね、オデッセイの原作であったり、
アルテミスという小説を長編2本出していて、今回プロジェクトヘルメアリーが3作目に当たると。
もともとお父さんが素粒子物理学者というですね、そういうエンジニアの息子さんとしていらっしゃったと。
デビューの仕方が面白くて、作家志望だったんですけども、最初にその火星の人を書いて、
それを自分のウェブサイト、ブログに公開して、そこからすごい人気になって、
Kindleが出て、紙の本が出版されてという、そういった経緯で、ちょっとそのデビューの仕方も非常に面白いのがこのアンディ・ウィアーさんですね。
なんかあれですよね、絶対好きで書いちゃうタイプの人ですよね。
絶対そうですね。
天才なんだろうなと思いますね。
この作品なんですけど、映画化がもう既に決定しております。
主役はライアン・コズリングですね。
ララランドとかブレードランナー2049、ファーストマンとかが有名ですかね。
のライアン・コズリングが主演で、映画化が決定しております。
公開予定は見てっぽいんですけど、もう撮り始めてるかちょっとわからないんですが、
間違いなく多分映画で見れると思うので、すごく楽しみにしています。
だんだん点が線になっていくようなですね、
そういった読み方ができていくんですけども、
この辺のストーリーテーラーとしてすごくアンディ・ウィアさん、
一流なんだろうなというのは読んでて思いました。
すごい繋ぎ方が上手くてですね。
主人公のことが次々と判明していくというのがあるんですけども、
それがその主人公のパーソナルな部分であったり、
特に過去の部分ですね。
どういう人だったのかというのが、
どういう境遇の人だったのかというのが分かっていって、
結構主人公のことが好きになっていくんじゃないかなと思います。
そういうのもあって、このストーリーの面白さというところで夢中で読んでしまうっていうのはありましたね。
本当そうですよね。
なんかこの話の作り方が本当そのあたり上手くて、
なんか蘇った記憶がキーになって、
また現在の宇宙空間にいるストーリーがどんどん進んでいくっていう作りになってるんで、
なんか答えを過去に見つけに行くみたいな感じがちょっとあったよね。
面白いですよね。
そうですね。
あとミステリー要素っていうところも含まれていますし、
そういう意味では本当に次が気になるような描き方をされてますよね。
なので、ちょっとそういう魅力がある作品です。
で、ちょっと次にですね、ネタバレちょっと含んでしまうところもあるんですけど、
ざっくりとですね、この上巻の前半ぐらいのストーリーをご説明したいと思います。
ちょっと長くなるかもしれませんが、ちょっと集中していただけるとありがたいです。
これは何度も申しているように目が覚めるとですね、
僕は病室らしきとこにいるというところから始まります。
自分のこともわからないし、なぜここにいるのかもわからない。
自分の名前さえもわからない。記憶がないという状況です。
何かの病気だったのかわからないんですが、ロボットアームに世話されていると。
で、目が覚めた後、徐々にですね、力をつけて動き出すと、
この部屋にはですね、同じように2人の人間が横たわっていたんですが、
その2人はですね、死んでいました。
で、病室にはしごがあって登っていくと、その上はラボになってました。
そのラボを見ながら、自分がいろんなことをわかるので、
自分には科学的な知識がとてもあるということがわかっていき、
自分は科学者なのではないかと思うようになります。
その時ですね、ちょっといろんなものをいじってたんですけど、
その時に違和感に気づきます。
物が落ちるスピードがやたら早いということに気づくんですね。
で、どうやらここは重力がおかしいぞということに気づき、
地球上ではありえない重力負荷がかかっているということを考えたします。
状況からしてですね、自分は宇宙空間にいるのではないかということにちょっと思い当たっていきます。
さらにそのラボにもはしごがあって、上に登るんですが、
そこはですね、自分の名前を答えないとコンピューターが入れてくれないという状況になっていました。
自分の名前がわからないので、自分の名前を必死に思い出そうとします。
断片的にちょっと記憶が蘇ってきます。
彼の記憶の中では、太陽の光がほんの少しだけ弱まっているということが観測されたこと、
また、太陽から近世にですね、ペトロバラインと名付けた謎のラインが出ていて、
それが太陽のエネルギーを奪っているのではないかと思われていること。
で、そのまま太陽が弱り続けると、20年間で5%も太陽の力が弱まってしまい、
結果ですね、それが地球を氷河期にしてしまうということ、
そして人類がこのままだと滅亡してしまう状況になるのではないかということを思い出します。
これは地球全体の問題で、全人類が知恵を絞り、この問題を対応するということになっていた。
人類はですね、近世に探査機を送り出して、このペトロバラインを構成しているものを採取しました。
で、ミクロン単位の非常に小さな物質が発見されるが、驚くべきことにそれは動いていて、生命の可能性があるということが分かった、
ということを彼は思い出します。
そうですね、ここまでが結構最初の何十ページかの前提部分というかですね、
でもなんかね、結構面白い発想だなと思ったのが、やっぱりこのペトロバラインですよね。
太陽が弱っていくって、そんなこと起こり得るのかっていう、ちょっと思いながら読んでたんですけども、
この設定のところはなかなかつかみとして、本当に良かったと思います。
で、私この、なんかざっくり言っちゃったんですけど、これもすごく丁寧に話が出てくるんで、
すごく今説明してて、あんまり分かりづらいなと思ったんですけど、
かなり本の中でですね、人と人の会話がメインで、この辺りが判明していくので、
この主人公が昔の会話を思い出して、あ、そういえば地球がこういうことになったんだっていうことを思い出していくので、
その辺りすごく分かりやすく書いてありますね。
ペトロバラインってなんだみたいなのはちょっとまた後で話します。
ちょっとこれ設定のところでね。
ではですね、上巻の続きを話していきたいと思うんですけども、
過去のパートからになるんですけども、主人公、僕がかつてですね、
ある生物の研究の第一人者として目されていた人物で、今、今といってもあの過去なんですけども、
は研究を離れて中学校で科学を教えていました。
で、そんな僕のところにそのある白羽の矢が立ったというところがですね、
そこから話が動いていくんですけども、
そもそも僕が研究者の時に主張していたことというのが、水を必要としない生命が存在するのではないか、というですね、論を主張していました。
まあちょっとこれですね、マイナーな学問だったみたいで、結構周りからはですね、そんなのあるわけないだろうと言われていたんですけども、
このペトロバーラインが出てきてから、実はその主人公が唱えていた、水を必要としない生命の存在というのがですね、ちょっと注目をされるようになって、
そこでですね、白羽の矢が立ったんですけども、僕の元にペトロバー問題対策委員会というですね、
アトラファージとかそのあたりはちょっと後でSF設定的なことを話しますけど、本当ストーリーがすごく面白いので、ネタバレが多すぎて多くは語れないんですけど、この後も展開がすごくて、すごい小説だなと思います。
ここまで話の設定であったり流れを喋ってきましたけど、ホップステップジャンプで言うとまだホップの部分なのかなと思っていてですね。
確かにね、こんな話ですよって言ってるところは少しあるんですけども、ただね本当想像を超えるような展開がちょっとこの後いっぱい待ち構えていてですね。
それはもう一切言えないんですけども、そこがやっぱこの小説のストーリーの良さかなって思いますよね。
状況が分からないからパニックにもなりながらいろんなことに対処していく主人公が面白いです。
じゃあちょっとここで主人公のどんな人かって話をしていきたいんですけど、結構1年生で語られるんですけど、結構語り口がポップでユーモアもある部分もあって、
過去のパートの中でも会話が結構多いんですけど、他の人との会話の中でも結構なんかジョーク言ったりとかするし、
あと自分で一人で考えて、それが字の文になってるんですけど、そこでも結構ジョークとか、あと驚いたらワオとかできたりとして、
結構ですね、彼の語り口のおかげで結構絶望的だよなっていう状況でも、なんか安心して読むことができるすごくいい主人公だなと思います。
まあ性格もすごく穏やかな人なのかなっていうところもあって、安心して読める主人公ですね。
ライアン・コズリンが早く演じてるところも見たいですね。
僕読んでいた、思ったのはですね、結構普通の人かなっていう印象はありましたね。
本当に主人公いい人で、良くも悪くも陽気なところがあるし、臆病なところもあるしっていうですね、
それなんでね、こういう極限状態とかですね、なんかになった時のリアクションが面白かったりするんで、
確かに主人公一人しかいないシーンとか結構あったりするんですけど、それでも面白く読んでいきましたね。
感情移入しやすいタイプの主人公ですよね。
そんな主人公が、割と一人でずっと奮闘する話なんですけれども、
このSF的な設定の話にちょっと話を移っていきたいんですけれども、
さっきからですね、アストロファージとかいろいろ話が出てると思うんですけど、
主人公が解明したこのアストロファージっていうのが、
解明したからいろんな人が研究同時に始まるんで、いろんなことが次々わかっていくんですけど、
近世から採取したこのアストロファージと名前を付けた生物なんですけれども、
なかなか設定が面白い生命体になってます。
知性はないんですけど、このアストロファージは自分の環境温度が高温なんですよ。
96.4度で蓄えたエネルギー、太陽から奪ったエネルギーを、
この自分の体温を保つのに使っていると。
だからそれぐらい強いエネルギーを蓄えることができる生物で、
それがゆえにどんな状況というか、高温でも逆にすごく冷たい場所でも低温でも生きてられるという特性を持った生物です。
このアストロファージが蓄えたエネルギーを使うことによって、
人類は今まで不可能と思われたことを可能にしていくという流れになってきます。
エンジンの燃料にしたりとか、放射線を遮ることができたりするので、
そのあたりがすごくうまく考えられた設定で、
これはちゃんと価格的に説明が出されます。
アストロファージがなぜこの96.4度でないといけないという理由も全部説明されて、
結構難しい話になってくるんです。
ここはちょっと斜め読みというか、うーんという感じでしかちょっとなかったんですけど。
そうですね。
ちょっと難解な部分もありますね、この辺はね。
出てくる言葉とか数字とか、理論読んでるとなるほどと思うんですけどね、
全然何が何だかわからないというところもあったりして。
SF的な設定でいくと、
このペトロワ対策委員会というのがやっぱり地球のピンチに対して、
全人類的に対策していこうというので、
この主人公以外にもですね、
すごいたくさんの科学者というかキャラクターが出てきて、
そこも醍醐味かなと思いました。
一つはストラッドという一番トップの司令官の存在もすごくプロフェッショナルというかですね、
ちょっと冷徹なところがあるんですけど、いいキャラで。
他にもですね、例えば宇宙船を作る人だったら、
それの専門家が出てきたりですね。
そこで結構ビックリ、読んでる側からするとビックリなアイデアがあったり。
あとタウセチという星に行くにはですね、
今までの常識では考えられないような、
やっぱりエネルギーの使い方とか、
その容量をどうやって貯蔵するかとかですね、
そこのところへの対策であったり、
あとそういう気候問題であったり、
エネルギーをどうやって地上で生み出していくかとかですね。
こういう問題というのが一個一個課題は出てくるんですけど、
それに対してですね、やっぱりそれぞれの専門家がちゃんと現れて、
結構大胆なアイデアで解決していくというところもですね、
面白さかなと思いましたね。
なんかこの辺り、科学的な内容もすごく面白いんですけど、
このそれぞれですね、その道の専門家っていう人がすごいいて、
ちょっとそれなりに癖のあるやつが多くて、
プロジェクトにジョインするのが、
仕方がちょっと面白かったですよね。
この角度着方とか、強引に。
そうですね、いやほんとその分野のトップを集めたら、
こんな変なやつなのかって思っちゃうのが何回もあって、
この辺はちょっと3体を彷彿させるような部分が感じましたね。
もちろんですね、プロジェクトヘルメアリーが地球滅亡の危機っていうですね、
その設定的な怖さはあるんですけども、
これはですね、それぞれ読んだ人じゃないとわからないかもしれないんですけども、
ヤバさで言うとですね、やっぱ三体とか幼年期の終わりの方が、
より宇宙ヤバいなと。
逆にプロジェクトヘルメアリーはですね、
人間ってやっぱいいなというかですね、
人間がいいなというか、
地球、人類ってやっぱすごいのかなというのをですね、
感じてしまうところがあってですね、
人の持っている力というか、
それがよりプロジェクトヘルメアリーの方では出ているのかもしれないと思います。
もちろん三体でもね、
その人の強さっていうのはすごく出ていたと思うんですけど、
この辺はですね、ちょっと違いとして思ったところですね。
あともう一個重なった部分で言うと、
プロジェクトヘルメアリーの主人公グレイスっていうのが結構マイナーな学者で、
作中でもですね、
この学問って世界で500人ぐらいしか研究者いないっていうふうに書かれていてですね、
その学問やってた人が地球の面を握るっていう設定なんですけど、
これが三体だと三体2の主人公ロージーもですね、
どっちかというとマイナーな研究者だったんで、
それが地球の面を握っていくっていうところでは重なるものがあったなと思いましたね。
こういうマイナーなところにヒントがあるというか、
あとはさっき少し話していたペトロバ対策委員会にジョインしてくるトップクラスの研究者たちが、
結構なんか怪しい人が多かったりですね、変な人が多いんですけど、
なんかそういうヘンテコな人たちのアイディアというのが、
実はブレイクスルーを起こしていくっていうところもですね、
何か三体と重なるところがあるなと思いながら読んでましたね。
そうですね、そのあたりは確かにちょっと変な人多いから、
三体の方が多かったけどね。
確かにこのロージーとグレイスみたいなのは確かにちょっと、
ロージーはもうちょっとひねくれてたから、
主人公としてはあれだけど、確かにちょっとマイナーなっていうところでは重なるかもしれないですね。
私ちょっと感じたのは、基本的に三体と同じような興奮を味わえる、
最新のSFっていう感じはするんですけど、
ただですね、4年期の我々のようなわかりやすさとか読みやすさがあって、
ちょっとそれを合わせ持っているっていうのが、
なんか結構すごい作品だなって本当に思いました。
で、三体3読み終えた時に、
ちょっとあの結末に関して、希望と感じるか、それとも絶望と感じるか、
それは結構読む人によってそれぞれだなって思ったんですけど、
これはネタバレになっちゃうかもしれないからなんですけど、
基本的にはこのプロジェクトヘイルメアリーはですね、
主人公もポジティブな方だし、話の作りも絶望的なこと多いけど、
ポジティブな作り方をしているし、
それが何かわざとらしいポジティブでもないし、
何て言うのかな、
都合のいいポジティブさみたいな風に捉える人もいるかもしれないんですけど、
でも私は結構そのあたりあまり堪実ですね。
面白く読めて、割と結末が希望で終わったなっていう捉え、
結構この結末がですね、希望的な終わり方をすると思っているので、
3体は結構賛否が分かれるなって思ったんですけど、
これは割と希望的な感じで終わったなって捉える方がほとんどなんじゃないかなと思ってます。
そういう意味でもですね、
常に何かわかんないですけど、この小説読んでるとき安心感があったんですけど、
まみえさんさっき不気味さとか怖さみたいな話されてましたけど、
3体と幼年期の俺を比べて、
でもなんか明るさみたいなのがすごく感じ、
これは語り口のおかげだと思うんですけど、
あってそのあたりがすごくいい作品だったなって思いますね。
なんか私はすごく好きだし、
映画しか見てないんですけど、火星の人のオデッセイ、
映画しか見てないんですけどそれにも感じたので、
きっとこのアンディウィアさんはすごくポジティブな人になるなと思っていて、
多分私は結構好きな作家ですね。
そうですね、ちょっと今ふと思ったんですけども、
3体でいうとこのプロジェクトヘルメアリーの上下感っていうのはまだ第一部の段階かなと思うんで、
もしアンディウィアさんがこの設定を引き継いで続編とか出していったら、
3体のやっぱり重層感というんですかね、
いろんなものがもうめちゃめちゃ重なって、
全3巻ができてるんで、
そこまでの重なりっていうのがですね、
もしこの先アンディウィアさん描いてくれないかなっていうのを期待しちゃいましたね。
願望として。
この続きの世界はちょっと見たいですね。
そうですね。
じゃあちょっと今回はこんなあたりにしておきますか。
じゃあ次回予告して終わりたいと思います。
次回はですね、このままプロジェクトヘルメアリーの下巻という形で、
プロジェクトヘルメアリーの話をネタバレありで紹介していきます。
正直やっぱりちょっと上巻を抑えながら話してるんで、
ちょっと下巻はですね、思いっきり話したいなと思っております。
番組の最後になりますが、サポーターというものを募集しております。
サポーターと言いながらも、週に1回メルマガを配信してるだけなので、
これが無料版、有料版ありますので、ぜひ無料版だけでもご登録ください。
無料版登録いただけると、各エピソードでカットしてしまった音源を配信しております。
なので、エピソードを保管するような形で楽しめるので、
ぜひ、いつ登録しても全部のものが聞けるようになってますので、よろしくお願いします。
詳しいことは番組概要欄に書いておりますので、ご確認ください。
番組の感想やリクエスト、またこのラジオを聞いて紹介された本を読みました、
読み返しましたなどございましたら、
ハッシュタグ空飛び猫たちをつけて教えていただけると大変嬉しいです。