地方都市にUターンしてきたライター、仕事がなくなったモデル、海外に憧れるが行動に移さない学生など、8人の主人公が抱えるのは、日常生活の中で、まもならないまま生んでいく退屈。
ある地方都市を中心に描く傑作連作小説、山内マリコのここは退屈迎えに来てを紹介します。
どうもみなさんこんにちは、文学ラジオ空飛び猫たちです。
この番組はいろんな人に呼んでもらいたい、いろんな人が語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人が緩くトークするポッドキャストです。パーソナリティは私大使とミエの二人でお送りします。
文学のプロではない二人ですが、お互いに好きな作品を時には熱く、時には愉快にそれぞれの視点で紹介していく番組です。
今回紹介するのは山内マリコさんのここは退屈迎えに来てです。
源頭社文庫から2014年に出版された本になります。
今回は日本の作家を紹介します。
ちょっと海外文学を紹介する回がだいぶ間が…
結構数回は日本作家が続いてますね。
雨の日の小説家など含めて海外文学を紹介する回が空いてしまっていますが、
ちなみに来週は結構ガッツリ紹介する予定なのでよろしくお願いします。
今週はなぜ山内マリコさんのここは退屈迎えに来てなのかというとですね、
前々回と小説家海猫沢メロンさんをゲストに迎えて、
メロンさんがインタビューして本になった、
雨の日の小説家、小説家がスランプの時期について語ったインタビューをまとめた本なんですけれども、
そこにも山内マリコさんが出てまして、インタビューに回答されてまして、
収録の中でも聞いてたけど、そのまま配信してるんでそれが載ってはいると思うんですけど、
おすすめないですかねみたいな、この中でみたいな形で聞いたら、
山内マリコさんのここは退屈迎えに来てを推薦いただいたという流れになっております。
メロンさんとしては結構ニュアンスちょっと正確じゃないかもしれないけど、すごく印象に残っているとおっしゃってて、
読み返してもやっぱりすごい印象に残っててみたいな話をされていたんで、
だいぶ気にはなったんで、ちょっとこの機会にということで、今回読んでみましたというところですね。
そうですね。だからね、その地方の女性を描いている短編集なんですけど、
そこの描き方っていうのがすごい良いというので、ちょっとおすすめをいただいたので、これはとなりましたね。
そうですね。ちょっともう10年以上前の作品かっていうことだし、
山内マリコさんのデビュー作なので、だいぶここからいろいろ出されているので、
あれなんですけど、でも全然デビュー作には思えないくらい可能性の高い小説でしたね。すごいなと思いました。
じゃあちょっとですね、この8個の話、ざっくりどんな話かちょっと言っていくと、
ちなみに表題となっている、タイトルになっている作品はないんですよね。
だからちょっとこれを全体を通すテーマですよね。ここは退屈向かいに来てるね。
第1話が私たちがすごかった栄光の話となってまして、
これは1回東京に出てきた女性がですね、
入団して、地元に入団して、一応ライターをやってるっていう話ですね。
2がやがて悲しき女の子。
これはちょっと若い頃モデルをやっていて、少女モデルをやってたんですけど、
年齢が上がってくるにしたがってですね、ちょっと仕事がなくなってきて、
結局地元に戻ってきてスタバで働いてるという女の子の話です。
3番が地方都市のタラリピンスキーなんですけど、
これはちょっとゲーセンに入り浸っている大学院に通っているけれども、
夏休みかな?ひたすらもうゲーセンに通って、
夏休みじゃないか。
研究室に顔を出すのが億劫になって、白紙論文を半年も書きあぐねて、
国道沿いにできたゲームセンターに通っているという大学院生の話ですね。
だからこれはちょっと地方から出たわけじゃないですけどっていうところですね。
4話目が君がどこにも行けないのは車を持ってないからっていうやつで、
これは別にこの地方を出たわけじゃないですけど、
好きだった男の子がどっか行っちゃって、
その時に男の子とつるんでたグループの中の一番冴えない男の子と
だらだら関係を続けているという女子の話ですね。
5番目がアメリカ人とリスエンヌでして、
これはちょっと大学に上京してきて、
上京って言っても、
いや、大阪の大学ですよ。
そう、東京大学。
大阪の大学に通うことにした地方から出てきた女の子なんですけど、
その大阪の大学の寮が大阪の中でもすごい田舎にあって、
山奥にあって。
そこでいたアメリカの女性と仲良くなって、
親友クラスにぐらい仲良くなっていく女性の話なんですけど、
6話が東京二十歳という話なんですけど、
これは大学から東京に上京することになるこの話で、
その上京して自分が憧れてた生活をしているけれど、
てんてんてんっていうところが描かれるやつですね。
で、第7話がローファー娘は体なんか売らないという話で、
これは何だろうな、いわゆる遠行をしていると言えばそうなんですけれどもみたいな感じですね。
なんかその辺、ちょっとあっけらかんとしてるところもあるんですけど、
で、第8話が16歳はセックスの年という話。
これがあれですね、R18文学賞を取ったやつですね、この短編が。
高校に入学して、友達になった2人。
高校に入学した2人の女子がいるんですけど、
周りが結構ね、処女、卒業していくというか脱処女していく中で、
自分たちはちょっとできてなくて焦ってるみたいな。
で、そういう性的なことにもすごい興味があるしみたいなことが描かれる作品ですね。
で、この中でちょっと面白いのはあれですね、片方が長い期間眠りに入るっていうちょっと、
ここだけ、この8本の中だけ唯一ちょっと非現実的なちょっと展開があるんですけど、
まあというような話になっていますというところですね。
っていう8個の話が入ってるんですけど、
まあ全体的にはね、ちょっと東京を経験したりして地方に戻った人とか、
東京に憧れている人とか、
あとはこの居場所に満足してない人とかが出てくる話で、
なんともその辺の悲哀がある話ですね。
まあちょっと結構そのあたりの描写とか心境がかなりリアルで、
260ページぐらいの作品なんですけど、
だいぶ引き込まれて多分そんなに時間かけずに読んでしまうと思いますね、読み始めたら。
という話になっています。
で、この話ちょっと色々話していきたいんですけど、
個人的にはこのリアリティのところがすごい面白いなと思ってて、
なんかこう、私はなんかは地方から田舎から上京したみたい、東京に出てきたみなんで、
すごいわかるっていうか、この地元の空気感っていうか、なんというか。
結構これ、まあなんだろうな、これちょっと避けては通れないと思うんですけど、
このネタバレでもなんでもないから大丈夫なんですけど、
この8本の話に共通して出てくる人物がいるんですよね、
それがシーナという男なんですけど、シーナ和樹かな、という男なんですけども、
彼はすごい地元の人っていうか、別に地元から出ること、
まあちょっと大阪に一回行ってるからあれなんだけど、
そんなになんか、おそらくこの絵描かれたからするとなんかこう、
この主人公の女性たちが抱えているような不満っていうのを、
たぶん抱えたことがない人物で、
地方の空気感になんていうのか、たぶん居心地の良さもあるし、
無理することもないし、っていうのに、
なんかすごく慣れてしまってるって言い方を、ちょっと違う気がするんだけど、
なんかわかるんですよ、そういう人物っていうか。
シーナっていう人の、ちょっと説明すると、
めっちゃリア充でサッカー部一筋で、すごい人気者なんですね、子供の頃から。
この人がいるとその場が明るくなるっていう。
友達も多いし、しかも女性との接し方が上手いんですよね。
結構気さくに接してくれて、
すごく愛知の女性をいい思いさせてくれるみたいなタイプですね。
で、高校卒業して、一回実業団のサッカーチーム入るんですけど、
チームがなくなって、大阪行って、
大阪からまた地元に戻ってきてっていう人で。
面白いなと思うのが、作中の女性たちって結構サブカルタイプとかが多かったり、
音楽マニアックなものを求めがちな人がいたりとか、
あと大学院行ってる人もそうですよね。
やっぱりインテリタイプで。
そういう人は結構シーナっていう人を見下しているんですよね。
あんまり周りにはバレてないけど、
実はシーナはもうバカだとかですね。センスがないとかね。
そうやって見下してるんですけど、一方で好きでもあるっていう。
ここでシーナがいてくれたらとか、シーナに会えたらなとかね。
結構そういうのを思ったりするんですよね。
こういうタイプの人、自分の田舎にもいたなって思うんですけど、
やっぱり自分はすごい気を使わずに言うと、
女性にはすごいモテるのはわかるし、
でも別にそれになりたくないというか、なんて言いたいんだろうな。
なんだろうなあの感じ。なんて言いたいんだろうな。
これ多分あれか。自分が男性だからあんまりわかんないのかな。
女性だったらこういう気持ちなのかな。
やっぱり主人公たちみたいな気持ちなのかな。
見下してる一方で好きでいてもらいたいみたいな。
不思議な気持ちが内在してるじゃないですか。
あまり相反するとまで言わないけど、
内在してて不思議な存在ですよね。
でもいる。いた。
お金いました。やっぱり。
これも党の本人からするとちょっとかわいそうな気もするんですよね。
僕は子供の時もすごい作家うまい人がいて、
将来この人もJリーガーとかになるんじゃないかって言って、
高校もそういうサッカーの推薦で強豪校行って、
でも高校でレギュラー取れなくて、
その後はどうなったかわかんないっていうですね。
結構シーナも実業団のサッカーチームまで行くんですけど、
最終的にまた大阪行って地元戻ってきた後、
ゲーセンの店長やったり、
自動車の教習所のインストラクターやったりとかで、
その辺もある意味リアルなのかなって。
子供の頃とかは、この人は周りとは違う、
何者かにすでになってるって見られてるんですけど、
社会に出るというか大人になると、
地域の普通の人っていう。
これはどうなんだろうね。
私もね、今は一人名国に浮かぶんですよ。
こういうタイプ。
これって各地方にいるのかな?
構造的に幼い時に成績1位とか、
すごい評価されてトップになって、
地元でスターみたいになった人って、
それで結構評価されることに満足したのかな?
どうなんだろうね。
僕が思うのは、周りが勝手に期待してるだけで、
この人はそこまでのものを最初からそこまで持ってなかったんじゃないかなって気はするんですよね。
確かに。
もし本物のJDがなるような人が
やっぱりいたりしたら、最初からそうはなってなかったというか。
その集団の中で頭が抜けてるから、
期待感がすごいだけで。
そんな気がするんですけどね。
今収録してる段階で、たぶん先週配信された
内沼慎太郎さんの本の惑星で、
新人をどう育てるかっていうような話が結構大きなあれだったんだけど、
その時は。その中でアメリカの論文科なんかで、
女性菌が出る研究の
合格ラインにギリギリ達しなかった人たちの後を追ってったら、
女性菌もらえた研究者よりも研究を続けてるらしいんですよ。
あ、そうなんですね。 だからその評価されて上に行った人じゃなくて、
ギリギリ行かなかった人が研究を続けていて、成果を出してるっていう
論文があったらしくて、それにちょっと似てる気はする。
何と言ってるかわからないけどね。
でも、少なくないサンプルありそうだよね。
なんかね、これにサンプルされるって
だいぶ侵害だと思うから、なんかやりにくいけど、構造的な問題な気がするね。
なんかね。面白いな。
意外とあれですよね、なんか読むと結構みんな
わかるってなるかもしれないですね。みんなって言うと多くしたかもしれないですけど、
結構多くの人はね、感覚わかってもらえる気がしますね。
いやもう、ここなんかめっちゃ構成無視して
話しちゃうけど、なんかこれ読んだら結構いろいろ共感すると思うんだよね。
共感する人って多分、この番人には共感したいと思うんですよ。
その地方都市にいて不満を抱えている人とか、
上京してきてなんか上手くいかなかったりとか、
でも上京して別に上手くいってるけど、地方に書いた時のなんかこう
いたたまれない感じをたまに感じる人たちとか、なんていうのかな。
なんかね、特定の人たちにすごい刺さる小説だなと思っていて。
ああ、そうですね。解説でもね、
書いてますもんね。やっぱりリア充にとっては
この作品ってわかりにくいものだけど、
リア充に慣れてない人、
慣れなかった人には刺さるっていう。
言い方あれだけど小説好きな人って多分リア充じゃない気もするもんね。
大きくくるのはちょっと難しいんだけど。
難しいかもしれない。やっぱりリアルで足りなさがあるから
フィクションの方に入ってるんじゃないかなっていう人も多いと思うんで。
どっかでその入り口は絶対ある気はするんで。
フィクションにハマるっていうことがね。
ちょっと大きくくれない話だけど、読んだ人の中でそれぞれ
シーナ・カズキっぽい人ってのがいるんであればちょっと話したいよね。
そうですよね。
ちょっとそんなこと思いましたね。さてちょっとだいぶ
シーナさんの話で脱線しちゃいましたが。
ミエさんはどの話が印象に残りました?
どれも本当に良かったんですよね。
誰でもアメリカ人と
似せるんですかね。結構これは良かったですね。
主人公の女の子が地方から大阪に
せっかく来るんですけど、本当に山奥のキャンパスで
全然都会暮らしが
できないし、友達も全然できなくて。
高官留学で来ていたアメリカ人のブレンダっていう
人とすごく仲良くなっていって、本当に
2人でずっと一緒にいるんです。面白いのが、主人公
英語そんなできないし、ブレンダも日本語そんなできないんです。
なぜかこの2人だけの会話の時は意思疎通が完璧にできて
ブレンダは別の日本人とか
主人公が他の人と英語で話そうとすると
語学力がないので全然話し合えないんですけど
この2人だとなぜか意思疎通が完璧っていうですね。
ブレンダも
一人でどっちかというと打ち切れ本読んでるタイプ
アンライス読んでましたよね。
俺も持ってるけどアンライス。
クラブ行った時は
クラブの中ではめっちゃ陽気になって
本場のノリみたいなものを持ち込んできて
周りを圧倒するっていうですね。踊り狂って
周りのリア充側の人を
圧倒していくっていう。
恋愛に対してはちょっと
積極的なのか奥手なのかよくわからないような
ブレンダのキャラとあとは最後
主人公がアメリカへの
憧れっていうんですかね。自分がもし生まれてるのが
アメリカだったらっていう。アメリカ人だったらっていう。
役者になっててっていうので妄想の世界が語られていくんですけど
最後の描写とかすごい良かったですね。
ここも妄想の中なのにすごい
リアルなんですよね。自分の夢の話
フランス人だったら
別の時代に
フランス人が無理だったらせめて違う時代に生まれたら良かったとか
でもやっぱり自分はアメリカ人になったら良かったっていう
カリフォルニア行ってウェイトロシーながら映画のオーディション受けて
役者になっていったっていう
あそこのシンデレラストーリーがすごい具体的に語られているんですよね。
これシスター・フットモノですね。
だからこれも雨の日の小説家で語られてたけど
この書かれた当初、当時は
結構シスター・フットモノがあんまり受け入れられてなかった
時代ということで。
めちゃめちゃ面白いけどね。
この作品だけじゃないんですけど結構居場所がない人
自分の生まれに対して
すでに生まれたことにちょっと恨みを持っているような
人が本当の親友とか本当の友情を持っている人と出会えて
でもやっぱり今回の話だと留学生なんで
アメリカに帰ってしまって別れてしまうっていうので
その別れた後の寂しさとかその辺とかも
すごい良くて
そうですね。これとやっぱりかな
このやがて悲しき女の子っていうこれもあれ少女モデルをしていた
地元でスターやって東京に行って
アイドルになるんですけど全然売れなくて結局
仕事もだんだんアイドルからちょっとエロな方に
仕事がシフトされ
でも東京から地元に戻ってきて
スタバでひっそり働くんですけど
地元でスターやった人を知ってるっていうか憧れてるまた女の子と
スタバで出会ってその2人の友情が
できていくんですけどこれもやっぱり
婚活の話になってきて
25と27歳のこの婚活事情の違いみたいな
そこも面白かった。28だから
これも時代感が伝える感じにしちゃうよね
年齢によって結婚何歳までにしないといけないとか
その辺の強烈な刷り込みが
あるような話で。これもアイドルやった人と
友達になる2つ若い女の子がいるんですけど
どっちもちょっとひねくれているタイプで
どっちもスタバで働いてるんですけどスタバでは2人とも浮いてるタイプで
なんですけど仲はすごい良くなっていって
そんなすごい仲良しになるんですけどやっぱり結婚とかっていうのが挟まってくると
なんかね方向が変わっていくっていうか
やっぱりどこかこの作品の中に寂しさがあるんですよね
このアイドルじゃなかった方の
モデルじゃなかった方の女の子が
長篠スタバ店員っていう
これ面白いなと思って
新店舗ができたらそっちの方に行けば
それまでのあれなんですよね人間関係基本うまくいかないんで
やりづらさがあるんですけど新しいスタバに行けばやりづらさを
一回リセットできるっていう
しかもスタバのバリスタスキルはどのスタバでも通用するっていう
普遍的な能力なんだっていうちょっと面白かった
これも確かにシスター・フットモーカー行ってしまえばね
女性の友情ものだよね結構ね
多いのはね最後のやつもそうだし
そうですよねそれ以外だと僕は
四方都市のタラ・リピンスキーこれもすごい良かったですね
このユウコっていう大学院生が
ゲーセンに入り浸るんですけどそのゲーセンの店長が
その時シーナーやったんですよねみんなにモテモテの
シーナーでユウコもやっぱりこのシーナー
を何て言うんですかね再開できて
ゲーセンの営業が終わった後よく一緒にご飯食べに行くようになったり
するんですけど学生時代はユウコってそんなシーナーとか全然
相手にされなかったんですけど今このゲーセンの
終わった後とかは一人占めできてて結構ね
この状況に幸福感みたいなものちょっと持てたりもするっていう
一緒にマクドナルドに行くというね
そうそうであれですねユウコ結構インテリなんで
それでシーナーに惹かれつつ中でシーナー頭悪いんで
結構バカにもしてるっていうですね
この小説最後仕掛けがすごい面白かったですねそうですね
これはもう読んでいくとあっと驚くすごい仕掛けがあったんで
こうやって映画の時とかどうしたんですかねそういえばちょっと気になりますね
そうねでも映画で扱ってんのかな
いや多分ねいると思います多分
いますねだからちょっとやっぱ見たいね
そうですねこれちょっとね急にめっちゃ映画見たくなりましたね
映画のホームページ見て
多分やってるの彼この人だろうなと思ってる人がいたんで
ビジュアルだけ見て
だからちょっとなるほどなって感じですねちょっと見たいですね
であれですねここは退屈迎えに来てっていう
タイトルがやっぱ上手いというか
このタイトルプラスやっぱ地方都市を画舞台っていうだけで多分
勘づく人はすごい勘づくと思うんですよねこういう話かなみたいな結構なんかすごいいいタイトルだなと思いました
この退屈ささっきちょっとシーナーの話だけどやっぱり
これこの退屈さを分かる人と分からない人がいる
と思うんでやっぱこの退屈さを
分かる人に向けて描かれてると思うんでやっぱこの辺はすごい上手いなと思いましたね
ここで言う退屈って何なんだろうなとちょっと
言いましたけど間違いなく
登場人物で言うとシーナーは退屈を持ってないと思うんですよね
退屈を持ってるのはこの八人の主人公だと思うんで
これはなかなかちょっとこの退屈という
言葉にいろいろ込めてるものが
上手いなとは思いますけど
ちょっと気になるのは今の時代ですねこの小説が書かれてから
十数年とか経っていて退屈というところでも
SNSもまず大きな違いかなと思うんですね
この当時作品の中でもまだミクシーが
出てきていて
じゃあ今だったらどうなるんだろうかなっていう
SNSのところとかあと結構この
サブカル寄りな女性たちって
やっぱり東京 映画とかも地方じゃ
見れないし都市に行かないととかってあったんですけど
今ってむしろサブスクとか配信の方で
サブカルとかそういうコンテンツって
消費できるのかなと思うんで
今の時代だったらこの退屈感っていうんですかね
その辺ってどういう風に描かれるんだろうっていうのは気になりましたね
そうだねちょっとこれやっぱだいぶ
今2026年時代は結構いろいろ変わってきて
一つは結構地方が今やっぱりリブランディング
結構してるところが多いと思うんですよ
やっぱり一回いわゆるUターンする人って増えてると思うんで
Uターンしてきた人たちっていうくくりでいうとなんかちょっといろいろ
難しいんだけどこの小綿逆立迎えに来てて描かれてる時よりは
もっと多様なUターンの仕方があると思うんですよね
地元をもう盛り上げるぞっていう
気持ちでUターンしてる人たちもいるし
昔からいたと思うんですけど今もっとその文脈が強いっていうか
地方も優秀な人材を都市部から引き戻したいとか
もしくは別に自分たちの町生まれじゃなくても
この町に住んでもらいたいみたいな
すごい今やってると思うんですよ地方創生とかいろいろありますけど
実際になんかすごい住みやすいし
魅力的な地方都市みたいのはすごい増えてると思うんですよね
絶対なんか全然この時とは全然違う
そうですかね
それでもやっぱり一部じゃないですかね本当に
このわざわざ都市とか出てきた人が
そのあえて戻るケースは
増えてると思うんですけどでもまだまだ
それは一部の成功事例の
人たちなのかなっていう気はしますけどね
そっか確かにな
今退屈ってSNSとかのあれで
質は変わってるかなっていう感じ
変わってると思いますねでも本質のところはやっぱり
特にやりたいこともなくて人との繋がりも
薄くて将来見通せなくて
高校大学社会人とステージが上がっていって
どこかのタイミングでやっぱり地元に戻ったりとか
地元から出たいけど出れなかったりとか
そこは同じなのかな
っていうのはちょっと思ったり
退屈の本質は変わってないのか
時代は変わると
そうですねそこはそうな気はしますね
その代わりに東京に行かないと文化が
需要できないとかっていうのは確かに分かるっちゃ分かるんですけど
だいぶ今はネットの方でいろんな文化を
需要することができるんでそこはどうなんだろう
なんかでも地方は地方で
そういう文化を作ってるコミュニティみたいなのはありそうですけどね
あとちょっともう一個気になったのがですね
海外文学の中の地方の
若者との違いとかってあるんだろうかとかですね
そこはちょっと気になって海外でもやっぱり
都会に憧れる地方って いやでも憧れるんじゃないですか
あると思うんですけどもここは退屈迎えに来てのような
なんていうんですかねそういうタイプの人たちって海外にも
いるんだろうかっていうやっぱいるのかな いやいるんじゃないかな
これは多分いると思いますねただやっぱこの具体的な
ことって今回のやつです本当なんていうのかな
さっき言ったファーストフードで並べられてた
チェーン店とか
風景とかなんだろうなこれどころちょっとやっぱり日本独特
だなって思うようなものはあるし多分日本人にしか分からないような
感覚って結構描かれてると思うんですねこれねだから海外の人から
もしかしたら共感されにくい
小説ではあると思うんですよ
そうちょっと思ったのがこの日本の地方って
車ちょっと乗ればそういうお店があったりとか
ツタヤに行けたりするんですよ海外の地方って
車にちょっと乗ったぐらいではそういうところに行けない
レベルのそれが地方なのかなって
多分レンタルビデオショップに行くためにめっちゃ走らなきゃいけないみたいな
話を何かで読んだ記憶があるんで多分そんな感じですよね
そうですね地方のスケール感っていうんですかね
確かにそこのちょっとギャップはありそうな気がしますね
日本だとなんだかんだちょっと車乗ればとか
ちょっと無理すればそこから出ていけるっていう
海外の方は本当に思い切って
行動しないと出ていけないぐらいの
なんかここまでチェーン店がはびこっている国も
なかなかないんじゃないですかねもしかして ないんじゃないですかね
ちょっとわかんないですけどねそれの感覚の違いは結構ある気はしますね
でもそれでもねやっぱSNSとかで
事情は変わってると思いますけどね海外
その海外文学で出てくる田舎とはちょっと重ならないところはあるかもしれないなとは
そうですねここなんか今までそうなんですよ
海外文学でなんか重なるような作品ないかなと思って
考えたんですけど全然なかったんですよね
それでいくとこの日本の地方っていうのはまだちょっと都会に近い地方というか
やっぱそこの差があるのかなとかちょっと思いましたね
面白いなと思いますねやっぱりこの日本のなんかその
地方論というかですね結構そこも論点になってきそうな気がして
うんうんうんうん