サマリー
家系図が完成し、彼は自分のルーツを深く理解しています。家族とのつながりを再確認し、過去の仲間たちの足跡を辿ることで大切な体験をしています。
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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
家系図の完成
ついに家系図が完成しました。
このお話は少し前の配信でも触れたんですが、あれから1週間ほど経ってようやく形になりました。
父方と母方両方の家系を辿りました。
詳しくは、1238回の10月23日、ルーツを辿るということの回でお話をしています。
今、戸籍が辿れるのは、明治の初期に制度が整ってからのものなんですね。
ですから、一般的に遡れるのは江戸の後期です。
青年月日とか没年月日を見ていくと、天保とか文化、文政、安政というような言語が出てくるんです。
天保って、あの天保の基金の天保だよねっていう。
もう明治より前は江戸って一括りに思っちゃってるので、その中の言語ってどういう並びになってるんだろうということも改めて調べたりしました。
で、その当時の戸籍っていうのは手書きで書かれてるんですね。
字がとっても丁寧です。
昔役所に勤めていた人というのは、字が上手じゃなければいけなかったんじゃないだろうかと思います。
印刷が薄くなって読みにくいところもあって、ちょっと大変な部分もあったんですけど、青年月日と没年月日を書くようにしたんです。
あとは結婚した日も書くようにしました。
数字がまたすっごく難しくて大変でした。
十も拾うみたいな字なんですよね。
1とかも横棒1じゃないし、2もなんか違うし、3も参上する3だったりお参りするっていうね、あの3だったりして、一つ一つ数字がもう難しかったんですよ。
もうどれがどれだか最初は全然わからなかったんですが、見慣れてくると読めるようになっていくから不思議ですね。
そして住所も書き出しました。
当時どこに住んでいたのか、そしてお嫁に来た方がどこから来たのかというような、そういうことも一つ一つ書き出していきました。
印刷したんですよ。
印刷してみたら、父方が10枚、母方が10枚、合わせて20枚になりました。
ポスター印刷にして、ノリでつなげて1枚にしまして、大きな掛け図ポスターができました。
基本的には画像データをタブレットで拡大しながら見るのがいいとは思いますが、一旦印刷してみたかったんですね。
つなげるのがちょっと大変だったんですけど、まず大きな掛け図ができたっていうところで、完成品としてまずはものとして出してみました。
家族とのつながり
自分のルーツを知るということは、自分の軸がぶれないんだっていう、そういうことについて、それこそ先週お話をしたんですが、
戸籍を受け取ったその時から、なんだか背筋がスッと伸びたような気がします。
これは確かにそう感じました。
これって目に見えるものではないので、何とも言いようがないんですけれども、確かに力が湧いてくるような感覚なんですよね。
江戸時代からずっと続いてきた命の線をいわば描くっていう作業ですから、
もうもっと前はどうだったんだろうとか、どんな人がいたんだろうっていうことを知りたくなるんですよね。
でも知ることはできないんですけど、想像するだけでも心が動いてくるというものです。
完成した画像を父方のいとこに送ってみました。
とっても感激してくれたんですね。
そして、おばあちゃんの代までしか知らなかったけど、その先がこうやってつながっているんだねって言ってくれたんです。
考えてみると、いとこってまさに同じルーツを共有しているわけですから、
今回この画像を共有したことで、血のつながりをもう一回確かめられたなって思います。
自分のルーツを確認するっていうことをまずは目指してやってきたんですけど、
まさにこれは私たちのルーツなんだなっていうことを、こうやって共有することで改めて感じましたし、
ただ名前とかの記録だけじゃなくて、これが今々を形作ってくれている人たちの足跡なんだなって感じました。
この作業はきれいにやろうと思えば業者に頼んだ方がいいと思うんですけれども、
自分で戸籍を集めてみるっていうその行為そのものが本当に貴重な体験だったとか大事なことだったなって思います。
その先、きれいに整えるかどうかは別として、まずは自分で戸籍を取ってみるっていうのがすごくいい作業になるなって思います。
私はやってみてよかったです。
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それではまた明日。
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