家計図の重要性
おはようございます。花火鑑賞士・気象予報士の鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。毎朝更新している声の日記です。今日も最後までお付き合いください。
昨日に引き続き、あなたがいてくれたから、今日はその2としてお話をします。 ただ昨日のお話とはちょっと毛並みが違いまして、
家計図のお話です。昨日の夜は2件のズームミーティングがあって、1つは経営者の会のサロン会でした。
月に一度行われているもので、いろんな方が講師になっていろんなお話を聞くっていうのがこのサロン会なんですけど、昨日のテーマが家計図がテーマだったんです。
サロン会の内容について深くお話をすることはできないんですけれど、この話を聞いて私がどう思ったかっていうお話を今日はしようと思います。
ちなみにもう一つのズームミーティングは何かっていうと、インタビュー記事の前段のインタビュー対談でした。ズーム対談だったんです。
実際に記事になるのはもう少し先のお話でして、このポッドキャスト上では記事の公開日にいつも詳しくお話ししていますので、
その時をお待ちいただきたいんですが、とにかくかっこいい人でした。このかっこよさが記事になって表現できればいいなと思います。
さて家計図のお話です。皆さんはご自身の家計図ってありますか?
私はずっとファミリーヒストリーをたどりたいと思っていました。
NHKのファミリーヒストリーを見ていたっていうこともあるんですけれども、自分は一体どこからやってきたんだろうっていうことを明らかにしたいなって思っていたんです。
なので昨日のサロン会が家計図の専門家を呼んでお話を聞くというので、とっても楽しみにしていました。
あまりにも深い内容で、今回1回90分なんですけど、90分では収まりきれなかったので、じゃあ次回もということで、来月もこの家計図について続編が行われます。
残念ながら来月は私予定が合わなくって、結局アーカイブ市長になっちゃうんですけど、ますます私は自分の家計図、ファミリーヒストリーをつまびらかにしたいという気持ちが強くなりました。
世界の民族研究から滅亡する民族の3つの共通点というのがあって、これは歴史学者のトインビーが言っていることなんですけど、
1つ目、自国の歴史を忘れた民族は滅びる。 2つ目、すべての価値を物やお金に置き換え、心の価値を見失った民族は滅びる。
3つ目、理想を失った民族は滅びる。 滅亡する民族の3つの共通点、この3つってなんかチクッとくるんですよ。
もしかしたら今の日本はこうなっていないかというような、そんな気持ちになりました。
私たちは敗戦国で、日本の大事な書物というのは多くは焼かれてしまったり、あるいはそれ自体が無事だったとしても海外に持ち出されて日本には残っていないんですね。
広域交付制度の利用
そんな話を聞きながら、私は戦後の教育を受けているので、その戦後の教育の中ではごくごく浅い日本の歴史しか教えられていないんだなということも感じたんです。
それをじゃあ取り戻せるかって言ったら、それは大きな力が必要なんですけど、まずは自分のルーツ、自分の先祖はどうだったんだろう、どうやって生きていたんだろう、どんな人がいたんだろうっていうことは江戸の末期ぐらいまでたどれるようです。
たどれるようですという曖昧な表現なのは、その自治体によってこれ以前の戸籍は廃棄しましょうと言って簡単に廃棄しちゃってる自治体があるんだそうです。
そんなに簡単に廃棄しちゃうものなんだと、廃棄していいですかって聞かれたことないなと、これは大変なことだと思って、今ちゃんと江戸の末期までたどれる最後のチャンスだろうっていう話もしてました。
江戸の末期までたどれるっていうことは、自分の先祖が江戸の最初にこの辺にいただろうっていうことまでわかるということなんです。
何を言ってるかっていうと、名前まではわからないにしても、江戸の260年っていうのは簡単に引っ越しができない時代だったんですね。
藩から抜ける、脱藩っていうのは思い詰みだったので、なかなか引っ越しはできなかった時代。
だから江戸の末期にここにいたということがわかるのであれば、江戸の時代はここに先祖がいただろうっていうところまではつかめそうだと、そういう話なんですね。
でも残念ながら簡単に戸籍が捨てられているとすれば、そこからはもう先たどれなくなっちゃうので、たどるのは早いほうがいいし、今が本当に最後のタイミングなんじゃないかっていう話もしていました。
それで追い風になっているのが広域交付制度というものです。
令和6年3月ですから、この3月から戸籍を一括して取得できるようになりました。
広域交付制度。戸籍を請求するときに、こう言うといいそうです。
家計図を作りたいのですが、広域請求で私の父方と母方のご先祖様をたどりたい。
亡くなった日も調べてほしい。こういうふうに請求するといいそうです。
家計図を作るっていうこと、ご先祖様をたどると、本当に一人でもかけると、私はここにいないし、命として誕生はしていないわけなんですよね。
まさにあなたがいてくれたから、このご先祖様がいてくれたから、今の私があるし、命がつながっているんだなって思います。
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ではまた明日もお会いしましょう。 鶴岡慶子でした。