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2024-10-26 05:41

【0876】2024/10/26 本当のかっこよさとは

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2024/10/26

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おはようございます。花火干渉士・気象予報士の鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。毎朝更新している恋の日記です。今日も最後までお付き合いください。
少し前のツイッターXにこんな投稿がありました。 この間の運動会、6年生の騒乱節で急に一歩前に出て、ブレイクダンスをしている子がいた。
逆サイドにももう一人いた。 それは、家がダンススタジオの子と、その友達がやっていたことが判明した。
親が、「今だ、やれ!」とめくばせをしていた。 練習では一切やらず。
クソダサい。 こういう投稿でした。
この投稿を見て、まさにそうですね。クソダサいっていうのはそうかなって思いました。 練習で一切やらず、本番でそんな風に、そこでブレイクダンスっていうのはちょっと違うなと思いましたし、
それは果たしてかっこいいことだったのかっていうことなんですね。 木をてらうことをイコールかっこいいことと勘違いをして、
例えば、SNSで木をてらった投稿をする。過激な投稿をすることでポイントを稼ぐみたいな、そういうことがあったりするんですが、これは果たしてかっこいいことなのかっていうと、必ずしもそうではないと思うんですね。
木をてらいすぎると、無理している感じが出てしまいますし、周りからの共感は得にくくなるんじゃないかなって思います。
このブレイクダンスを突然踊った人、一人は自分の家がダンススタジオであったということだったんですが、自分のダンススタジオの発表会があったとしましょう。
その時に、「やれ、今だ!」と言って、急に騒乱節をされたらどうなりますか。ダンススタジオでは一生懸命ブレイクダンスを発表会のために練習してきた。
それが台無しにされてしまうわけですから、当然怒りますよね。それが学校だと許されるんでしょうか。
みんなが一生懸命騒乱節を練習してきての、6年生ですから小学校最後の運動会であった。そこに台無しにする行動があったということなんです。
子供たちのそれは、やっぱり一生懸命取り組む姿に大人は心を打たれるものですし、それをダメにしちゃうって、その親が加担してるってどうなのかなって、やっぱり思いますね。
そういうことをやったんだっていうことを、親自身も何か自覚がなくて、「今だ、やれ!」みたいな感じですし、やっぱり自覚がないですから、その時の映像をブレイクダンスってかっこいいよねっていう形で、うちの息子イエーイみたいに、むしろネットに動画をアップしてたりするから、さらに立ちが悪いというか、さらにかっこ悪いなって思います。
一連のこのツイッターXに、その反応としてこういうのがありました。
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うちの息子も小学生の時、騒乱物資を運動会で踊りました。グンを抜いて目立って踊っていて、他の親御さんたちも、「いつの間にか息子くん見てた!」と言われて、鼻高々でした。
同じことをやっていて、目立つ方が断然いいってことですよね。まさにその通りだなって思いました。
一歩前に出て、全く違うブレイクダンスを踊って、悪目立ちをしたその2人。
もしも同じ騒乱物資をやっていて、キレッキレのダンスをやっていたら、さすがブレイクダンスやってるからねって、そんな風にいい形で注目されたと思うんですよね。
ちょっと脇道にそれますけれども、アナウンサーの仕事について書いた本。なんて書いてあったかというと、
国会中継は、「〇〇総理大臣の施政方針演説です。」というふうに枠付けをするだけで、アナウンサーの仕事としては必ずしもやりがいのあるものではないと書いてあったと。
そしてすごいのはその次で、「もっともそんな仕事でも上手い人と下手な人がいます。」とバッサリと書いてあります。
私の好きなNHKのアナウンサーで、イトイヨウジアナウンサーというアナウンサーがいます。
このポッドキャストの中でもちょいちょい名前が出てくると思うんですけど、大好きなアナウンサーです。
気象保守でもあり、そして今年度から気象防災アドバイザーにもなりました。のでお仲間なんですね。
お仲間っていうだけで、もう私は赤面するぐらい大好きなアナウンサーなんですが、現在ニュースセブンの月曜から木曜に出演しています。
ニュースセブンももちろんイトイアナウンサーいいんですけれども、定時ニュースで項目を淡々と紹介していく時のそれもとっても好きなんですね。
誰でもできるような枠付けだったり、定時ニュースでもイトイアナウンサーの枠付けやニュースを聞いていたいと本当に思うんですよね。
個性って人と違うことをやることではなくて、同じことをやっていても目が行ってしまう。これが個性だと思います。
誰でもができることを、誰もができないレベルでやる。自分しかできない、あなたしかできないレベルでやるっていうことが本当のかっこよさだと思います。
そういうものに私はなりたいですね。 この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
ではまた明日もお会いしましょう。 鶴岡慶子でした。
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