2025/10/05
サマリー
お口の周りの肌荒れは、胃の健康や体のバランスの乱れを示す重要なサインです。東洋医学の視点から、体の巡りを整えることが肌の調子を改善する鍵として紹介されています。
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おはようございます。 花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。 昨日はラジオの取材で横手に行ってきました。
横手は、家から高速を使って1時間10分ぐらいのところにあります。 途中大曲がりを通るんですけど、昨日はちょうど大曲がりの花火、秋のショーが行われていました。
寄っていこうかなーなんて思いながらも、取材後は編集作業がありましたので、まっすぐ帰ってきました。
youtube でライブ配信をしている方の映像を見ながら、やっぱり秋の花火もいいなぁと思いました。
もう10月だというのに、本当に昨日は暖かくって、車の中も冷房が入るぐらいでした。
ポカポカというよりも、むしろ汗ばむ陽気だったので、昨日現地で花火を見ていた方も、きっと夏の花火を見ているような気持ちだったんじゃないかなと思います。
ちょうどこういう感じが夏の花火の印象なんです。 日中は程よい汗ばむような陽気で、夜はちょっと冷え込んで寒さ対策をしていくみたいな。
これが夏の花火の感じだったのに、最近はずーっと暑いんですよね、夏の花火って。
もちろん湿度は違いますけれども、季節がずれてるなっていう気が、こんなところからもします。
肌荒れの原因と東洋医学
さてその昨日ですけれども、久しぶりにお口の周りにちょっと不気味なものが出ました。
移動とか取材とか、あとちょっと睡眠不足もあるかなというふうに思うんですけれども、
こうやって口の周りの肌荒れっていうのは、胃が荒れているサインだと聞いたことがあって、調べてみることにしました。
東洋医学の考え方では、これ理にかなっていて、確かにその通りだったんです。
東洋医学では、人の体を、気、血、水という3つの巡りで見ます。
このうち、気は生命のエネルギー、血は血って書くんですけれども、これは栄養や潤い、水は水って書きます。
これは体の中の水分です。気、血、水、このバランスが乱れると肌にも変化が現れてしまいます。
そしてお口の周りは、ことさら、脾と胃との関連が深いんです。
脾というのは、脾臓のひです。そして胃は胃ですね。
東洋医学で言う脾臓というのは、単に臓器としての脾臓だけではなくて、消化とか栄養の働きをまとめた胃腸の力を指します。
つまり、口の周りというのは、消化を司る内臓の働きと深く関わっている場所だということなんです。
暴飲暴食とか冷たいものの取りすぎ、あるいは寝不足やストレス、こうしたことが続くと胃腸の働きが弱って、気とか血の巡りが悪くなってしまいます。
その結果、栄養がうまく全身に届かなくなって、まずは皮膚の周り、特に口の周りに不調として出てきます。
これが胃が荒れると肌に出る、お口の周りに出るということにつながっています。
体の声を聞く
もちろんマスクとか乾燥なんかの外からの刺激でも荒れるんですけれども、なかなか治らないなぁとか、繰り返されるなぁという場合は、体の中のバランスが崩れているかもしれません。
特に、夜更かしとかストレス、冷たい飲み物の取りすぎなんかは、全て「脾胃」、脾臓の脾と胃ですね、消化を司る内臓の働きを弱める要因になってしまいます。
じゃあどうしたらいいのかっていうと、温かいお茶をゆっくり飲んで、少し体を休ませること、それだけでもめぐりが整って、肌の調子が戻ることがあるということでした。
お口の周りの肌荒れっていうのは、胃の声でもあるし、体のリズムの乱れのサインでもあります。
見た目のことだけじゃなくて、体がちょっと無理しているよというサインだということですね。
肌を整えるっていうことは、心と体を整えることでもあるんだなって思います。
今日も自分の体の声に耳を傾けながら、優しい1日を過ごしたいものだなと思いました。
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それではまた明日。
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