2025/10/04
サマリー
SNSは商業空間として機能しており、広告やフォローしていない人の投稿が増えているため、利用者は困惑しています。ストーリーズの活用や利用時間の管理が、SNSとの上手な付き合い方として提案されています。
SNSの現状と課題
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
最近、SNSを見ていて思うことがあります。
どうですか?タイムラインに流れてくるのは広告ばっかりだなって感じませんか?
それから、フォローしていない人の投稿がどんどん出てきていませんか?
なので、肝心のフォローしている人の投稿になかなかたどり着けないなって思っています。
どうしてこんなことが起きているのかと言いますと、
昔のように時系列で並んでいるんじゃなくて、今のSNSはアルゴリズムが優先されているからのようです。
要は、私たちができるだけ長くアプリを見続けて、広告をたくさん目にするように設計されているんです。
こうなると、利用者の立場からするとちょっと困ったなっていう感じです。
一方で発信者の立場からすると、考え方を変えなくちゃいけないだろうなと思います。
私自身はSNSに毎日のように投稿しているわけではありません。
でも、インタビュー記事を発行した時には、それをお知らせする投稿をします。
このお知らせの投稿はお知らせなので、できるだけ多くの人にリーチしてほしいわけですね。
素敵な人に私が出会って、その気持ちを記事に作り込んだものなので、たくさんの方に届いてほしいと思っているわけです。
ところが、通常の投稿はタイムラインに埋もれてしまうことが多いということは、どうしたらいいのかなと思って、
そこで最近はストーリーズを使うのがいいなというふうに感じています。
ストーリーズというのは、24時間で消える気軽さがあるし、多くの人が毎日必ずチェックしている場所です。
さらにフォローしている人のストーリーズが次々と自動的に配信されるというか、画面に現れてくるので、スクロールする手間もないと。
しかもアルゴリズムに優先されやすいということで、人目に触れるチャンスが大きいようです。
SNSとの上手な付き合い方
なので、記事を発行した時には投稿として残すだけではなくて、ストーリーズでも軽やかに告知する。
それが今のSNSの環境に合った方法かもしれないなと思います。
SNSはもはや自分のタイムラインではなくて、プラットフォームの商業空間になっているなって感じます。
もともとは、友人の生存確認だけのつもりで私はその空間にいたはずなんですけど、何かずっといろんなものを見せられている感じがあって、疲れるなって思っています。
で、ぼーっとして見ていると、あれ何を見てるんだっけっていう風になっちゃって、とんでもなく時間が過ぎちゃっていることもあります。
SNSを見すぎないように1日の利用時間を制限してくれるアプリや機能としては、iPhoneであればスクリーンタイム機能というのがあります。
Androidの場合はデジタルウェルビーングという機能もあります。
アプリごとに1日の利用時間を決められる、そんな機能です。
他、サードパーティー製のアプリだと、フォレストとかフリーダムというのがiPhoneもAndroid版もあります。
フォレストはSNSを開かないでいると木が育つ仕組みになっていて、ゲーム感覚で習慣化に向いているものです。
もう一つのフリーダムは、SNSや特定のサイトを時間帯ごとにまとめて制御できるというものです。
広告やおすすめの投稿に気づかないうちにどんどん時間を奪われてしまうという商業空間になってしまったSNSですが、
だからこそSNSの使い方は自分で制御する必要があります。
SNSを上手に味方にするための工夫、その一つが時間管理だと思いますし、
1日の利用時間をアプリで管理する時代になったのかなという、そんな気がしました。
この配信はApple Podcasts他各種プラットフォームでお届けしています。
Listenではこのテキスト版を公開しています。
併せてご利用ください。
それではまた明日。
04:30
スクロール