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2023-04-19 06:55

【0320】2023/04/19 ここにいても良いよと言われる場所が増えること

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2023/04/19

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おはようございます、鶴岡慶子です。
この配信では、視観やナレーションを通じて日々感じたことなどをお話ししています。
日本の秋田県から毎朝発信しています。
日記のような配信です。
昨日は、秋田地方気象台に行ってきました。
新年度の挨拶ということで行ってきました。
この春の人事異動で、気象台長が変わったんです。
この春から、女性の気象台長になりました。
そもそも、気象予報士は、8対2で、8が男性、2が女性なんです。
国土交通省でも、気象庁でも、やはり男性が多いというイメージがあって、
どのぐらいの割合ですか?という話を聞いたら、
女性は全体の1割程度です、というお話でした。
その中で、台長になっていくんですから、すごいなあ、というふうに思いました。
ただ、同じように、この春、女性で台長になった人がいるし、
この春、女性の台長が定年退職された方もいると。
いないわけではないんですよ、というお話でした。
昨年度1年間、気象防災アドバイザー研修を受けてきて、
秋田地方気象台には何度かお世話になったんですけど、
今年度、訪れるのは初めてなんですよね。
気象防災アドバイザーになって初めて訪れました。
なんか、とても新鮮な感じでした。
受付に行きましたら、もうすでに私のことはご存知で、
こうしてくださったんです。
これもなんか、とても嬉しいことでした。
去年の今頃は、こういうことになるとは本当に思っていなかったので、
1年ってすごいなあ、というふうに思います。
来年の今頃、今の自分では思いつかないような、
思わぬところに行っている自分に出会えたらいいなあ、というふうにも思います。
新しい気象台長は、女性の方だったんですけれども、
とってもフレンドリーな方で、
秋田は割と災害は少ないんですけどね、というお話をしたら、
非常に印象的なことをお話ししてくださいました。
少ないっていうことは、住民がそれだけ災害に対する知識を持ち合わせていない、
それだけの準備が整っていないということでもあると思うと、
そんなお話をされたんです。
私は気象防災アドバイザーとして、
そんなに活躍する場所がもしかしたらないんじゃないかな、
という思いにもなっていたんですけれども、
そうか、平常時にこそやることがあるんだな、ということ、
そういう役割があるんだな、ということを強く思って帰ってきました。
やっぱりこうやって出かけていって、
人に会うと、いろんな刺激が得られて、
自分の中で完結していたように見えることに、
なんか風穴を開けてもらったような気持ちになりました。
やっぱり人と会うって、
すっごく大事な時間だなと思いますし、
人と話をする、
これオンラインでもいいと思うんですけど、
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初めましての人と会うっていうことが、
こんなにもエネルギーが湧き上がってくることなんだって思いました。
先ほど受付で私のことを認識してくださってたっていう話をしたと思うんですけど、
これ、ラジオ番組を持つようになった時のことを思い出しました。
最初は全然それこそ覚えてもらえなかったんですけど、
私が生番組を持っていた時に、
私が生番組を担当するようになったのが、
最初に放送局に出入りするようになってから半年後のことだったんです。
その半年後、その番組をやるようになって、
一気に局内での認知度が高くなったんです。
それまではうろついていても、
誰やらわからないっていう感じで、
でもいろんな番組のゲストの方もうろうろしてますので、
あんまり皆さん気に留めないんですよね、知らない人がいても。
でも、
でも、
でも相手は私のことを知っているっていうことの、
そのバランスがちょっと変わった感じがあって、
受付に行っても、
鶴岡さんおはようございますっていうふうに声をかけてくださるっていうのが、
本当に嬉しくて、
一員に混ぜてもらったような感じがしたんですよね。
その時のことを思い出しました。
秋田地方気象台でも、
やはり受付で私のことを知っていってくれるっていうのが、
本当に嬉しいことでした。
私が、私自身が、
そこにいてもいい場所というのが、
一つ増えたなっていうふうに感じました。
放送局で、
この人が鶴岡さんだっていうふうに認識をされたばかりの頃っていうのは、
全く実力の伴わない私でした。
原稿がうまく読めるわけではないし、
かといってフリートークで深みのあるお話ができるわけでもないし、
当時、
コンビが話すことにただただ頷いているだけの私だったんですよね。
今、気象台でどうかっていうと、
そこにいてもいいという許可はいただいたような感じはあるんですが、
じゃあ実力が伴っているかっていうと、
全くそんなことはなくて、
これもラジオがスタートした頃の自分のことも思い出しました。
居場所は与えてもらった。
でも、実力はこれからということで、
環境、
ここから育ててもらうもの、
そして自分自身でも進んでいくこと、
経験していくこと、
実力をつけていくことっていうのが、
これから大事になってくるなって思っています。
この春、新生活を始めたばかりの方も、
例えば、その組織の中で自分のデスクがあって、
自分の居てもいい場所っていうのが与えられたわけですよね。
行く場所がある、
居られる場所があるって本当に幸せなことだなと思いますし、
そういう場所が増えていくって、
ということが人生の幅を広げていくことでもあるのかなっていうふうに感じました。
それは何もお仕事の話だけではなくて、
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地域の、例えば行事、お祭りのことであってもいいでしょうし、
歌とかダンスとか、そういったサークルでもいいでしょうし、
そういう習い事でもいいでしょうけれども、
いずれ自分がまずは、はいと手を挙げて、
そこに飛び込んでいく必要はあると思うんですけれども、
そこに行けば、
自分の席が、
自分の居場所があるっていうところを、
たくさん作っておく、
たくさん作っていく努力をしていったら、
もっと楽しくなるなっていうふうに思いました。
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鶴岡恵子でした。
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