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2023-04-20 06:10

【0321】2023/04/20 さくらまつり花火ショーに向けて

2023/04/20

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おはようございます。鶴岡慶子です。
この配信では、視界やナレーションを通じて、日々感じたことなどをお話ししています。
日本の秋田県から毎朝発信しています。日記のような配信です。
4月も、もう下旬なんですよね。早いですね。
新生活を始めた皆さんも、そろそろ慣れた頃でしょうか。
慣れたところで大型連休がやってくるので、連休明けがまたつらいんですよね。
えー、一旦心を緩めると、這い上がってくるの大変じゃないですか。
なので、緩め方というのが、とても大事になってくると思うんです。
特にこの4月から、新しい生活を始めた方、昨年度とは違う環境にいる方は、特に要注意だと思うんですけど、
感覚としては、音楽プレイヤーの一時停止ボタンぐらいで緩めているといいと思うんです。
緩めるなって話じゃなくて、緩めていいんですが、
緩め方は一時停止ボタン。
四角の停止ボタンを押してしまうと、そこから再生するのに結構時間がかかりません?
ですから、停止ボタンではなく、一時停止ボタンっていう感覚で緩めていると、這い上がるのに時間がかからないかなっていう気がします。
私は緩めるどころか、この大型連休というのは、後半に花火賞の司会があるので、ずっと再生ボタンを押している感じです。
はい。
今年、花火賞を控えているので、毎年こうです。
昨日実は台本が仕上がってきました。
もしかしてこの後も修正が入るかもしれないんですけれども、
2週間ぐらい前にもらった台本は、結構な虫食いだったんですが、今回は全部埋まっています。
花火の名前を玉の名前と書いて玉名と言うんですけれども、玉名もすべて埋まりました。
しかも、花火の大きさ、4号とか5号とか10号とかっていう、
大きさがあるんですけど、その大きさもすべて埋まっていたので、
こういう花火が打ち上がるんだなーっていう全体像も見えてきて、すごく楽しみになってきました。
例えばですね、一発目は、福林入り水色ボタンという花火が打ち上がります。
これは4号玉というものなんですけど、4号玉っていうことは、4寸玉ということなので、
おおよそ12センチ、直径12センチの花火玉です。
これが上空に打ち上がりますと、直径120メートルまで開きます。
実に打ち上げ花火って、上空に行きますと1000倍になるわけですね。
ですから、花火玉の段階で火薬の位置が1センチずれていますと、上空では10メートルも違うんです。
目で見て、明らかにずれてるっていうことが分かっちゃうんですよね。
秋田で何回か私、花火ショーの司会をしますけれども、
ずれるっていうことが、ほぼほぼ、
見てて分からないんですよ。
すごい技だなと、本当に職人技だなっていうふうに毎回思います。
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4号玉、5号玉ぐらいは小さいんですけれど、12センチ、15センチぐらいですからね。
でも、15玉っていうバスケットボール台ぐらいの花火玉になりますと、
火薬の量も多いですから、そこちょっとずつずれるっていうことがあるんじゃないかと思うんですけど、
それコンクールの花火玉の大きさ。
なんですけれどね、それずれないんですよね。
本当に素晴らしいと思います。
今回私が担当するこの花火ショーでは、やはり15玉が3発上がる予定なんですね。
その最後に打ち上がるのが、伝統花火、素晴らしい技を見せてくれるんだろうと思うんですが、
どんな花火かっていうと、
三重心菊崎秘水銀蘭という名前の花火です。
これ15玉です。
この三重心っていうのは、
三重心と書くんですけれども、
これでお気づきの方もいらっしゃると思うんですが、
芯が30丸なんです。
芯の部分が30丸ということは、
一番外側の花火、丸い花火と合わせると40丸に見える花火なんです。
これがちょっとずれると、芯ではなくなる。
もはや同心円に見えなくなっちゃうので、
芯じゃなくなっちゃうんですよね。
で、
絶対にずれられないんですよ。
これが上空300メートルぐらいまで上がりますので、
ちょうど東京タワーのてっぺんぐらいまで上がります。
こんな風に伝統の丸い花火を一発ずつ解説を交えながら打ち上げるっていう時には、
やはり花火鑑賞師っていう資格が生きてくるなって思います。
最近は、花火は丸いものという枠を超えたいろんな演出がされて派手な花火もたくさんあるんですけれども、
それをそれで見ていたら、
本当に楽しいし、心が踊るし、
あっという間に時間が過ぎたっていう感じになるんですけれども、
世界の花火と違うこの日本の職人の技ということも、
見ている皆様に本当に分かってほしくって、感じてほしくって、
私はやっぱり伝統の花火を解説を交えながら、
お見せすることができる賞っていうのも大事にしたいなっていうふうに思っています。
この花火賞の中には、
そのスターマイン、
という楽しくて賑やかな花火ももちろんあるんですけれども、
一発一発伝統花火を打ち上げるときの、
その伝統花火についての解説集っていうのを、
私これから台本を作るんですけれど、
今日はその台本作りに1日費やすことになりそうです。
この作業は本当に好きな作業です。
今日は1日花火に浸かります。
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鶴岡恵子でした。
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