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2023-06-29 05:52

【0391】2023/06/29 気象防災ワークショップに参加した #気象予報士 #気象防災アドバイザー

2023/06/29

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おはようございます。鶴岡慶子です。
この配信では、視観やナレーションを通じて日々感じたことなどをお話ししています。
ちょっと嫌だなと思ったことも、視点を変えて前向きに物事を捉えたり、最終的に良かったねと思えるように、考え方のコツなどを皆さんとシェアしていきます。
Apple Podcastを他8つのプラットフォームでお届けしています。
昨日ご紹介したListenというサービス、これを加えると9つのプラットフォームではあるんですけれども、
実は8つのプラットフォームのうち1つがこのほど撤退するんですね。
それで1つ増えたんですけど、1つ減ったということで、8つのプラットフォームは変わらずということなので、このままアナウンスをしていきます。
さて、これは一昨日の話になっちゃうんですけれども、秋田県庁に行ってきました。
秋田県庁で何が行われたかというと、気象防災ワークショップというのが行われました。
これは秋田県が主催するもので、
公私陣として秋田地方気象台の方々が秋田県内の市町村の防災課の皆さんに対して研修を行うという形でした。
コロナ禍の3年間、全くこの形では行われていなくて、4年ぶりの開催だったそうです。
でもコロナで忙しかった人間界ではありますけれども、災害は待ってくれませんからね。
この間も市町村の防災課には人事異動で新しい人が入ってきているはずで、
その方たちにしっかり研修がこれからも行われなければいけないなという感想を持ちました。
内容はというと、私が去年気象防災アドバイザーの認定研修を受けていたんですけど、
その気象庁が行っていた研修、そのような内容でした。
ある日の状況が与えられるんです。
状況というのは何かというと、例えば雨の降り方がどうだとか、
気象庁が出している警報注意報はどんな感じなのか、
それから今後の見通しはどうなのか、
それに関する資料がおびただしい数あるわけですよね。
それ、気象予報士としては割と当たり前というか、
それでも一部の資料でしかないというふうな感覚があるんですけれども、
それでも自治体の職員の方々、しかもこの4月に防災課に移動してきたばっかりの人たちって、
どの資料から見ていいか全然わからない、
どこから手をつけていいかわからないっていう感じでした。
なるほどそうかって思ったのは、やっぱり私って気象予報士なんですよね。
気象予報士って当たり前で、しかも一部だっていうのは、
どうしてかっていうと、与えられている資料はあくまでも地上の資料なんですよ。
どのぐらい雨が降っているかって地上のお話なんですよね。
それから川の情報もどれぐらい水が溜まっているか、
これからどのぐらい雨が降るとあふれそうなのか、
それも地上のデータなんですよね。
でも気象予報士って地上だけじゃなくて、
上空1万メートルからの大気の状態をずっと見て、
1万メートルから8000メートルから5500メートル、
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3500メートル、1500メートル、500メートルぐらいまでですかね、
ずっと見てきてやっと地上なんですよね。
そうやって立体的に見ることで、
どれぐらいその大気の状態が不安定なのかっていうのも見たりするんですよね。
最近はスマホで便利になって、
雨雲の様子って言って30分後に雨が降りますって通知が来たりするじゃないですか。
あれも地上のデータなんですよ。
なんですけど、どうしてこうなってるのかっていうのは、
専門天気図、その立体的に見ることで、
じゃあこれはちょっと雷を伴いそうだぞっていうことも分かるんですよね。
そうやって専門天気図を読み解くことで、
今あるこの地上のデータでは分からない、
上空の温度、それから上空の風向き、
それもよく見るんですね。
地上が西風だからといって、上空も西風とは限らないんです。
そこずれてたりするんですよね。
ずれるっていうかな、違っていたりするんですよね。
それが地上を何メートルぐらいで違っているのかによって、
その地形との関係とか、
じゃあこうやって地上のデータは言っているけども、
もっとこうなるんじゃないか、
あるいはこの通りになるだろうなとか、
そういう確信を持てていくんですよね。
もちろん市町村の方々には、
地上のデータ、これには本当に親しんでほしいなと思いますので、
平時から触れてほしいなと思いました。
その上で、私が気象予報士としてお力になれることは、
すごくたくさんあるんだなと思いました。
さらに、その気象の知識と防災に関することと、
その両方を私は結びつけて、
去年1年間本当に研修してきたんだなっていう、
その去年のことをいろいろ思い出す、そんな時間でもありました。
この気象防災ワークショップ、
各市町村の代表の方が集ったんですけれど、
多くの出張ってそうですよね。
代表の方が行って、それを蚊に持ち帰って伝達していくわけなんですけど、
このワークショップを再現できるかって言ったら、
気象の知識がないとなかなか難しいかなっていうふうにも思ったんですね。
今回の研修を全体のものにしていく、
さらにそれを市民に下ろしていくっていうことを考えたら、
やることってたくさんあるなって思ったんですね。
私もお力になれることがたくさんあるなっていうふうにも思いました。
これから梅雨の終盤に入りますと、
大雨による災害が起こりやすくなってきます。
気象庁のホームページのここを見るといいよ、
ここから情報をゲットしてくるといいよっていうお話を、
この配信の中でもたくさんしていこうと思います。
ぜひ参考になさってください。
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ではでは、明日もお会いしましょう。
鶴岡恵子でした。
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