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2026-01-30 06:44

【1337】2026/01/30 壁を作る人 作らない人

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サマリー

葬儀の司会者としての経験を通じて、壁を作らないことの重要性を強調しています。また、葬儀ディレクターとの良好なコミュニケーションについても触れています。インタビューや日常的なやり取りにおいて、相手との距離を無理に縮めようとせず、自然な関係を築くことの重要性を語っています。

葬儀の司会者としての経験
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
私は葬儀の司会もしますが、特定の葬儀会社さんと提携してお仕事をしています。
その会社のスタッフが、みなさん素晴らしくて、いつもこういう風に私もなりたいなって思うことがあるんですね。
そういう本題に入る前に、なぜ特定の葬儀会社と提携を組むのか、あちこちと同時に提携をすることがなぜできないのかという話をしたいと思います。
葬儀って予定立たないんですよね。他のイベントなんかは、本番までに時間がありますので、スケジュール調整できます。
なので、いろんな会社と、例えば結婚式場は、いろんなところに営業していってもOKです。
要するに、「この日空いてますか?」っていろんなところから言われたとして、「あ、そこスケジュールもう埋まっちゃってるんです。」って言っても、それはそれなんですよ。
でも、葬儀って発生してすぐの司会手配が必要です。
そんな時に、あちこちに出入りしている司会者に頼みたいかっていうと、最初に仕事を頼みたい人にはならないわけです。会社側からすると。一群じゃなくなるってことですね。
発生が重なって、司会者がどうしても足りない時にしか頼まれなくなっちゃう司会者になっちゃうってことです。
もちろん、知り合いの葬儀だったり、指名があったりすると、私はあちこちに行ったりしますけれども、でも、提携は組んでないんですね。
お客様発注の司会者としては行くけれども、会場発注のレギュラー司会者にはならないってことです。
だからこそ、でもありますけど、司会者側から見て、この会社と一緒にやりたいと思えるかどうかっていうのはとっても大事なことなんですね、司会者にとって。
今、私が提携している葬儀会社は、葬儀に向かう姿勢だったり考え方に心から共感できる会社です。
ということで、その会社の先代の会長さん、まだ社長だった時代ですけれども、直接営業に行きました。
どうしてもここの司会者にしてくださいということだったんです。
その会長は昨年の秋に亡くなられて、私が司会を担当しました。
去年の秋、2025年10月19日の配信の中でもお話をしています。
1234回、形より心を教えた人の回です。ぜひ合わせておきください。
さて、昨日担当した葬儀では、葬儀ディレクターの方、女性の方なんですけど、とにかく明るい人なんです。
そして仕事がまずは早い。決断も早い。でも決して雑ではないです。
葬儀が始まる前に、聴辞を読む方の動きを確認する場面というのがあるんですね。
席から立つタイミングだったり、いろんなお作法です。どこに礼をするのか。
そして聴辞が終わった後の作法ですね。
それを説明している様子を見ていたら、ものすごく自然にお話をしていたんです。
まるで葬儀ディレクターと聴辞を読まれる方がお友達みたいなんですよ。
聴辞をお話しなさったのは70代ぐらいの男性なんですよ。
葬儀ディレクターに、さっき会ったばっかりなんだよねと、
なんでそんなにお友達みたいになっているんですかって聞いたら、
その方は笑って、分かんないけど自然にそうなっちゃうんですよねと言ってました。
別に仲良くなろうとはしていないみたいなんですね。
でもとっても仲良しみたいなんですよ。
さっき言ったみたいに、葬儀って発生してすぐに物事がスタートしますので、
3日ぐらいのお付き合いだと思います。
仲良くなろうとしていないのに、気づいたら相手の懐にポーンと入れちゃう感じって、
ほんと素晴らしいなと思ったんですよ。
私も司会でもラジオでもそしてインタビュー活動の中でもたくさんの方とお話をします。
壁を作らない人でありたい
私はこんな風に壁を作らない人でありたいなと思ったんです。
ああそうありたいなと思っていたところで、
実は昨日の夜は花火屋さんにズームでインタビューをしました。
若い社長さんで終わった後、こんなことを言ってくれたんです。
もっと緊張すると思っていたんですが、リラックスしてお話できました。
いやこれはね、とっても嬉しい言葉でした。
葬儀ディレクターがそうであったように、お友達みたいな感じではなかったとは思いますけれども、
少しは話しやすい雰囲気を作れたのかなと、だったらいいなって思いました。
じゃあどうしたらそうなれるのかなと考えてみますと、答えはもしかしたらシンプルです。
きっと壁を壊そうとしないんだと思います。
これ壁を作らないようにしたいのに壁を壊そうとしないってどういうことかっていうと、
一見矛盾しているように感じるかもしれませんが、距離を無理に縮めようとしないっていうことが大事なのかなっていう気がするんです。
壁を作らない人って自分を前に出していない気がします。
相手が開く、心を開くっていう感じですけどね。
相手が開くのを待てるかどうか、その余白を持っている気がします。
インタビューでは質問が上手にできる技とか、お話を上手に進めるとか、もちろんそういう技術って必要なんですけど、
それが中心になってくるとどこまで行っても自分軸なんですね。
この人は忙せない人だなとか、ちょっと変なことを話しても許される感じなんだとか、
取り繕う必要なさそうだなとか、そういう空気を作ろうとすることって中心が相手になるんですよね。
中心が相手になると営業でもなくなりますし、演出でもなくなります。
つまり相手がちゃんと話しても大丈夫な場所だと無意識に思ってもらえるその空気の調整だけになるんだろうなって思うんです。
インタビュー技術、その技じゃなくて、お話を聞く姿勢そのものが壁を溶かしていくものかもしれないなって思います。
相手のために余白を開けられる人、そんな人でありたいなと思っています。
この配信はアップルポッドキャスト、他各種プラットフォームでお届けしています。
リッスンではこの配信のテキスト版を公開しています。
併せてご覧ください。
それではまた明日。
06:44

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