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おはようございます。鶴岡慶子です。この配信では、司会者として花火干渉士として、そして気象予報士として日々感じたことなどをお話ししています。
先日この配信の中で、読書習慣をつけようという目標を私の中で持ちました、というお話をしたんですが、早速読み始めた本の中にドキッとするような記述があったのでご紹介します。
本を読まない人はこういう人ですよ、と書いてあるんです。この本は藤原和弘の必ず食える1%の人になる方法という本なんですね。
もともとこの本は少し前に買っていたんですが、ちらっと目次だけを読んで、そのまま積んでいたんです。ようやく今回開くことができました。
じゃあその中に本を読まない人はどんな人なのかというところを少しシェアします。
普段本を読まない人は一時情報、つまり自分の限られた特殊な体験しか話すことができません。自分は○○した、自分は○○という話を聞いたということばかりです。
よほど波乱万丈な人生を送っている人でない限り、自分の体験しか話せないようでは楽しく豊かな会話はできないでしょう。
相手が強要の高い人だと話しに合わせることさえできない。ただ頷くばかりでは相手に中身のなさがバレてしまいます。
とあります。 この内容を読んで私はすごくショックだったんですね、ということと合わせて思い当たるなっていうこともまた思いました。
自分は○○したということについては自分の過去の栄光の話をずっと引きずっている感じにも思えるんですよね。
今こうしている、こういうことに取り組んでいる、こうしようと思うんだ、もっとこうなればいいのになとか、そのために私はこう思うんだよねっていう、そういう情報のアップデートがないように思うんです。
今現代人は皆さん忙しいですから、その過去の栄光だけの話を聞く時間ってもったいなくもう思えてきます。
もちろんその話が絶対ダメっていうことではなくて、そこから前に進めるような学びが欲しいなぁと思うんです。
もう一つ自分は○○という話を聞いたということについては、今いろんなメディアがありますからいろんなところからたくさんの情報が私たちのところにやってくると思います。
その情報ソースを選ぶというところもとても大事なんですけれども、一旦得た情報をどう自分が処理するのかというのがとても大事だと思いますし、処理するだけじゃなくてその情報をちゃんと自分の中で編集できるっていう力がとても大事な力だと思っています。
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情報と情報をつなげる力、これが情報編集力というふうにも書いてあります。
そもそも情報処理能力というのは、もう今はロボットとかITがやってくれることで、それはもう疲れを知らず24時間365日やってくれるわけですね。
ただただこういう情報を聞いたということを発信するだけでは、豊かな教養とは言えないかもしれません。
ロボットやAIがやるその先に行くことが人としての豊かな力と言えると思うからです。
実はこの後、今日はお友達と会合があるんですが、その時に何を私が喋るのかっていうことをちょっとイメージすると、私が聞いてほしい話なのか、私が言いたい話なのか似ているようでずいぶん違うと思うんです。
聞いてほしい話っていうのは、今日会う、例えばAさんとBさんと今日3人で会うんですけれども、このAさんとこのBさんだからこそ聞いてほしいということだと思うんですね。
一方で私が言いたい話っていうのは、私ってこんなにすごいんですっていうことにつながりそうな気がするんです。
AさんとかBさんとか関係なく話の内容は自分のことです。聞いてほしい話なのか、言いたい話なのか、それが自分の中でちゃんと整理されていることって、この会っている時間の豊かさが変わってくるような気がするんです。
この今読んでいるこの本には、1ヶ月に1冊ということをまずはクリアしましょうということも書かれていました。
1ヶ月に1冊ですと、1年間に12冊ということになりますよね。もっと高い目標を持つ方であれば、1週間に1冊であれば、1年間に50冊を超えてきます。
これはもう本当に豊かな教養につながるような気がします。私はまだまだそこには到達できませんが、まずはこの本、藤原和弘の必ず食える1%の人になる方法、あと3分の1ぐらい残っています。最後までまずは読み切ります。
明日から週の半ばぐらいまでは日本列島ものすごく寒くなりそうなんです。どうぞ安全に健やかにお過ごしください。
鶴岡慶子の花火と天気と言葉とアップルポッドキャスト他8つのプラットフォームで配信しています。
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鶴岡慶子でした。