1. 鶴岡慶子/花火・天気・ことば
  2. 【0251】切り取った情報だけで..

2023/02/09

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おはようございます、鶴岡慶子です。この配信では、司会やナレーションを通じて、そして花火鑑賞し、気象予報士として日々感じたことなどをお話ししています。
週の後半に入りました。 明後日はいよいよ大学時代の部活のOB会を行います。
私漢字なんですけれど、オンラインで行います。 アプリはZoomを使います。
普段はLINEのオープンチャットを使って雑談トークをしているんですが、いよいよそのオープンチャットを発展させてお顔を見ることができます。
うちは外語大だったので海外にもたくさん人がいるんですね。 日本時間の18時からですっていうアナウンスをしています。
その国は一体マイナス何時間なのか全然わからないので、そういう書き方をしています。 浅っ腹の人もいるんですよね。
こちらはアルコールかもしれませんけれども、そちらは左右でどうぞ参加してくださいという話をしています。
私は漢字で反応がないのはどういうことよっていうので、まあこわだかにこの配信でも叫んだんですけれど、
その配信を聞いてくれたかどうかは別として、今回リマインダーで皆さんに情報を流していよいよですよっていうふうに言ったんですけれど、
それに対してたくさんのスタンプが流れてきてオッケーですっていう反応があったのでとっても良かったなぁと思っています。
そのOB会が一体どんな感じだったのかについてはまた後ほどこの配信の中でもお話ししたいと思います。
さて今日は私たち人間が情報を取るときにやってしまっていることについてお話をします。
これは自然に私たちが行っていることです。 例えば目の前に3つの文字があったとします。
両端がAとCならば真ん中はBかなと思って私たちは情報を受け取ります。
一方で周りが12と14であれば真ん中は13かなと思って私たちはその情報を受け取ります。
このBと13これは字体、フォントによって13とBって似てるんです。
左側の縦棒と右側の数字の3これがちょっと離れたりちょっとくっついたりしていると13とBになりますよね。
この一文字を見ただけではBかな13かなって迷うかもしれませんがその周りにAとCがあった場合は絶対Bだって私たちは思いますし12と14があったら13と受け取ったりするんです。
こんなふうに私たちは同じ文字を見ても周りの情報から推察してこれはBだろうなこれは13だろうなと私たちがその情報に対して意味付けをしながら受け取っているんです。
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もう少し話を進めると私たちがAとCという文字の意味を知らなければBという情報を得ることができないんです。
12と14の数字の意味がわからなければ13という情報を得ることができないんです。
今たくさんの情報が日々流れてきますけれどもその部分だけ切り取っても本当の意味って理解していないことがたくさんあるんだろうなって思うんです。
その受け取った情報の周りの情報を深く理解していることでこれってBなんだなこれって13なんだなと初めて理解することができるんだろうなと思います。
ということを考えると私は伝える仕事をしているので本当はBと伝えたいのに13と伝わることも可能性として考えながらBと伝えなければいけないなって思います。
そのためにはAについてもCについてもちゃんと語っていってこれはBなんですよと伝えなければいけないんだなって思うんです。
私にとってBであるということが常識だったとしても聞く側にとってはそうではないかもしれない。
聞く側にとっては12、13、14これが常識なのかもしれないそう思って丁寧にAとBとCをちゃんと伝える努力をしなきゃいけないなぁと思っています。
鶴岡慶子の花火と天気と言葉とアップルポッドキャスト他8つのプラットフォームで配信しています。
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鶴岡慶子でした。
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