2025/05/29
サマリー
大の里は第75代横綱に昇進し、西川県から横綱が誕生するのは52年ぶりです。大の里は綱の重圧について考えを述べ、復興途上の故郷である石川に明るい話題を届けたいという決意を示しています。
大の里の横綱昇進
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。毎朝更新している公園の日記です。今日も最後までお付き合いください。
昨日、2025年5月28日、大の里が、ついに第75代横綱に昇進しました。西川県から横綱が出たのは、52年ぶりのことだそうです。
西川県出身の横綱、第16代横綱西の海、そして第54代横綱和島。和島が横綱に昇進したのが昭和48年のことだったので、52年ぶり3人目となりました。
ここで少し統計をご紹介しますと、これまでに誕生した横綱のうち、最多は北海道の8人、2位は青森県の6人です。
そして3位グループは、4人配出の宮城、千葉、鹿児島、東京都、茨城となっています。
秋田県出身の横綱もいます。秋田県湯沢市出身の第38代テル国です。
こうやって出身地を眺めてみますと、北海道青森だけでもう14人ですから、なんか寒冷地とか東日本に比率が高い傾向にあるなっていう感じがします。
日本海側も全体のおよそ3割を占めています。極端に少ないということではないんですが、石川県から今回3人目の横綱が誕生したことで、日本海側の存在感ってやや高まった印象です。
大野里の師匠の元横綱木瀬野里、二将の関親方は、人の見本、憧れを持たれる力士になれと語って、綱の重さとか継承する決意を新たにしています。
横綱が横綱を生んだこの部屋、系譜をたどっていきますと、初代若野花がいて、その次が高野里がいて、そして木瀬野里と綱の系譜が続いて、今回4人目大野里ということなんです。
大野里は、綱の重圧はまだ未知だと、でもしっかりと稽古して精進したいと思うということを語っていて、さらに古里石川に対しても、復興途上の石川に明るい話題を届けたいということでその思いを語りました。
さらに高条は、「唯一無二」という言葉を使いました。
大関昌新の時もこの唯一無二っていう言葉を使っていて、最初はこれを使わないみたいなことを言っていたんですけれども、やはりお父様がずっと使っていた言葉だっていうことと、それから一番自分にしっくりくるっていう言葉。
これがやっぱり一番ですし、なにせ大関になったのもついこの間なので、ということはなんかその唯一無二のお相撲さんになるぞっていうその決意そのままなんか継続しているっていう感じが、やっぱり同じ言葉を使うっていうのがすごく一貫してていいなって思いました。
この夏場所は強いものが強くあるっていう場所だったと思うんですね。大関以上はみんな勝ち越してますし、関分小結びも4人中3人が10番以上勝ってますから、そこは番付けが末置きなのかなと。
平幕上位を見てみますと平幕上位ってほとんどが負け越してるんですよね。
でも筆頭の若本春も王宝も7番勝ってるということでどうなるのかと。今度の番付けも注目したいと思います。
次、7月は名古屋場所ですよね。場所が新しくなるんですよね。新しい体育館になります。テレビの画面の横綱大野里、これも楽しみですし、なんかいっぱい新しいことがあって7月が待ち遠しいです。
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今日もお聞きいただきありがとうございました。それではまた明日。
04:08
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