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2024-09-23 05:33

【0843】2024/09/23 強いお相撲さん #大相撲

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2024/09/23

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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。毎朝更新している声の日記です。今日も最後までお付き合いください。
今、お彼岸ですよね。昨日が終分で、その終分を真ん中にして、中日として、前後3日ずつを足して、7日間をお彼岸と言います。
お彼岸は、彼の岸と書きます。彼の岸は、彼の地のことです。あの世のことです。
こちらの世は 何でしょうか。これは 岸と書いて 四岸と言います。
仏教の考え方では、彼の地を表すのは 夜です。そして、この地を表すのは 昼の時間という考え方があります。
そうすると、お彼岸の時期は、夜と昼の長さが ほぼ同じになりますので、彼の地と、この地とが すごく近いということです。
そういう期間のことを、お彼岸と言っています。
そうすると、ご先祖様、彼の地にいるご先祖様が、距離が近くなるこの時期に、帰ってきやすくなるということで、私たち子孫もお墓参りに行くという、そういう習慣があります。
この距離が近いのは、あの世からこちらの世に来るだけじゃなくて、こちらの世から彼の地に行くという、その距離もまた近いということで、
お墓参りの道中、事故に遭ってしまうということが、少なからずあるというようなことで、お気をつけくださいと言われたことがあります。
昼と夜の長さ、秋田の場合ですけれども、折り返しになるのは、昨日の終分ではなく、25日、26日です。
2日あるのは、25日はちょっとだけ、昼の長さが長いです。26日はちょっとだけ、夜の長さが長いです。
具体的に言うと、25日は1分48秒長い、昼が長いです。そして26日は47秒、夜の長さが長いです。
というわけで、25、26日が折り返し地点ということになります。
さて、大相撲空き場所が終わりました。大野里、雄正、若干23歳、新入幕から所要9場所で、王籍昇進を確実にしたということです。
番付け編成会議が25日ですから、あさって行われて、その時に王籍に関する審議も行われるんですけれども、審議の結果を、使いの者が伝達しに来るんですね。
伝達式で、今度はその使いの者に対して、大野里が口上を述べるということになっています。
その口上で、大野里が一体何を言うのか、どんな言葉を言うのかというのも注目したいです。
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場所中のインタビューも、大野里は非常に品のいい受け答えをするんですが、優勝インタビューでも私が印象的なのは、強いお相撲さんになりたいというものです。
強い力士ではなく、強いお相撲さんなんです。
強いお相撲さんって、なんか優しくて力持ちみたいな、そんなイメージもあるなと思って、とってもいいなって思いました。
さらに大野里は石川県出身でして、元日の都半島の地震もそうですけれども、今回の大雨についても心を寄せていて、
昨日の千秋楽を待たずに、14日目で優勝を決めたんですけれども、その14日目ってどういう時だったかというと、石川県に特別警報が出ていた時なんですね。
その時に自分が優勝したことが、少し嬉しいニュースとして、ふるさとに届けられたらいいというような、そんなこともお話をしていました。
優しくて力持ち、強いお相撲さんって、きっとこういう姿の、また延長線上にもあるんだろうなって思います。
九月場所、若鷹影が上位に戻ってきて、さらに強い若鷹影を見せてくれたことだったり、岩手の錦衣は強かったなって思えたり、
長代の相撲が戻ってきたりとか、いろんな楽しいことはたくさんあったんですけど、大宝の孫、大宝、祖母が秋田市出身なんですけど、だから大宝を応援してるんですけどね。
大宝はこのほど、二王籍、二籍分けに勝ってるんですね。
おそらく九州場所では、新三役で迎えられるんじゃないかとは思うんですが、この秋場所でなぜ三勝に入らないんだと思って、それが残念なポイントでした。
そして何と言っても、この場所で最後になった縦行事の木村翔之助、そして大関貴敬賞。大関貴敬賞が最後に相撲を取ったのは大宝だったんですよね。
埼玉栄の先輩後輩です。なんかこれは私のこじつけですけれども、何かバトンを託してもらったような感じがして、大宝もますます活躍してほしいなと思いました。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。ではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡慶子でした。
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