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2022-07-19 05:33

【0046】2022/07/19 大相撲から目が離せなくなった理由

2022/07/19
歴史を変えたのは、元大関琴奨菊だと思う

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おはようございます。鶴岡慶子と花火と天気と、7月19日火曜日、日本の秋田県から発信しています。
大相撲を名古屋場所のお話をしようと思います。
ただ、語ることがたくさんありすぎて、あっちに行ったりこっちに行ったり話が飛ぶかもしれないんですけど、注目の力士が居すぎるんですよね。
少し前は横綱に日本人がいなくて、皆さんモンゴル出身の方々ばかりで、朝鮮流、白鳳、春馬富士、閣流、その時代がずっとあったんですよね。
大関には御苑堂とか、琴正玉とか、紀世野里とかがいて、紀世野里は後に横綱になるんですけれども、その時代がもうとにかく長かったんですよね。
もうこの日本人が横綱になっていくっていうのは、なかなか難しいのかなっていう、そういう時代もありました。
その中で、風穴を開けたのは琴正玉だったんですよね。当時大関だったんですが、琴伴和っていうのも有名になりました。
フィギュアスケートの稲伴和っていって、背中を大きく反らせる、そういう技が、荒川静香さんの演技の中で非常に有名ですけれども、それをもじった琴正玉がやるその仕草。
土俵入りの前に行うそのルーティーンですね。ぐーっと背中を反らせる仕草がことばうわと言われたんですけれども、それを本当に見たくて、毎回待ってましたっていう感じでね、その仕草を見るのが私は好きでした。
ことばは優勝した時に、自分たちが優勝してもいいんだ、モンゴル出身の力士に勝ってもいいんだって、日本人力士は、大関人は思ったに違いないと思うんですよ。
これはやっぱり、その風穴を開ける人がいて初めて、やってもいいんだっていう、その壁が取り払われたというか、自分たちで自分たちの中に壁があったんじゃないかなと、作ってたバリアがあったんじゃないかなと思うんですけど、それを琴正玉が破ったと私は思っています。
その後、ゴエイドが優勝して、そしてキセノサトが優勝していくわけなんですけど、キセノサトなんかは年間の白星の数が最も多いのにもかかわらず優勝がなかったっていう、そういうことがあって、また優勝から遠のいた、また優勝から遠のいたって言って、ああああみたいなため息が出るような場所がずっと続いたりしてて、その中で横綱になっていけたと思っています。
なので、そっから、その風穴を開けた時から、なんか平幕の力士もどんどん力をつけていって、どんどん上位力士と当たっても金星をあげたりとか、平幕の力士が大関に勝っていくような、そんな場所がたくさん見られるようになったんじゃないかなと思っています。
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なんかこのことしょうぎくの話をしているだけでもう時間になってしまうんですけれども、いやこれはちょっと連載でお話ししなきゃいけないかもしれません。
そんなことでことしょうぎくも郷永堂も岸野里も、この3方が大関だった時、その時っていうのは平幕の力士がなかなか上位の力士に勝てなかったし、この大関たちもずっと大関だったというか、怪我をしていて門番になって、でも次の場所ではちゃんと整えてくるみたいなことがちゃんとしていたので、
転落しなかったんですよね。だからその後やっぱり平幕が力をつけてきて、大混戦、毎回毎回大混戦になるなっていう印象があります。
やはり今回もものすごい混戦で、白鳳が連勝に連勝を重ねてずっと優勝していたっていう、私たちなんかは横綱ってそういう姿は当たり前かなと思っていたんですけれども、いやそうじゃないんだなって、みんなちょっと今の時代は本当に混戦でわからないですよね。
その中でもしっかりとテルノフジは星を伸ばしてきている姿とか、あの膝にサポーターをしているけれども、膝に爆弾を抱えているけれども、でも土俵際しっかりと体の動きがしなやかで、そしてスピード感もあって、昨日の沿道戦なんかも土俵際での処理とかすごく上手でしたよね。
これからちょっと上位陣との横綱と当たっていくときに星のつぶし合いがあるので、横綱がどうなっていくかなってわからないんですけれども、今のところ横綱か横綱と絡んでくるとするとコトノワカか、そんな位置の上好調ですけれども、でもテルノフジとコトノワカ、この辺りかなと私は思っています。
今日もお聞きいただきありがとうございました。
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鶴岡恵子でした。
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