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2023-10-08 04:54

【0492】2023/10/08 希望は変化への寛容さから生まれる

2023/10/08

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おはようございます、鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
主観やナレーションを通じて、日々感じたこと、学んだこと、それからちょっと嫌だなと思ったことも、視点を変えて前向きに物事を捉えたり、
最終的に良かったねと思えるように、考え方のコツなどをシェアしています。 日本の秋田県から毎朝更新しています。
今日は、地域の希望というお話をします。 地域の希望、これについて株式会社ライフルの社内のシンクタンクライフルホームズ総研が、
先月末に、地方創生の希望格差を発表しました。 ここでは、2021年から地方創生に関する調査研究を毎年発表しているそうでして、
今回発表されたのは、地域の希望に着目したもので、47都道府県の地域の希望をランキングにしました。
47都道府県のうち、地域の希望ランキング1位は沖縄でした。 以下、2位が福岡県、3位が東京都、4位が神奈川県、5位が愛知県ということで、
おおむね大都市が上位にランクインしていると、そんな結果になっています。 一方で、じゃあ最下位はって言うと、なんと秋田県なんです。
秋田県が最下位でした。 そして下から順番に行きますと、46位が徳島県、45位が青森県、44位山形県、
43位新潟県ということで、四国と日本海側の県がおおむね下位の順位にあるということですね。
このランキングはいろんなカテゴリーで調査をしていって分析していったんですけど、それぞれ偏差値として起こしてみますと、沖縄県は88、最下位の秋田県はなんと33なんですよ。
いやこれ相当な隔たりありますよね。 地域の希望を数値化したもの、これはかなりショッキングな結果でした。
じゃあ一気に秋田の街が渋谷みたいになったらどうなのかっていうと、それで必ずしも私たち一人一人が心身共に持続的な幸福感を感じられるかっていうと、必ずしもそうではない。
このシンクタンクのまとめによりますと、もちろん地域から希望を奪う要因として人口減少であるとか、地域内格差っていうのはもちろんあるんですけれど、
でも人口減少の地域でも政治行政の信頼度であるとか、地域の人、街、社会が変化していくっていう、変化していくところに私たちは希望を持つんだっていうことが、このレポートの分析の中で見えてきたことのようです。
その変化っていうことは、例えば具体的にどんなことがあるかっていうと、街づくりの活動が活発であるとか、子育て支援の対応の施設が充実してきたとか、そういうことですね。
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街並みっていうことで言うと、ビルとかマンションがたくさん建って都市開発が進んだっていうことよりも、ブランドイメージが向上されたりとか、リノベーションしたおしゃれなお店とか施設が増えるっていうことのほうがよかったりとか、ちょっと尖った人がたくさんいるとか、尖っていると、確かに田舎では行きづらいっていうことはあるかもしれませんよね。
そういう時に、そういう人に対しても寛容である社会化っていうこと、これはやっぱり田舎最下位の秋田県ではなかなか受け入れられなかったり、ちょっと触らないでおこうと思ったり、変わり者だと思って跳ねつけたり寄せつけなかったり、そういうことがあるかもしれないなと思います。
ということを言い換えると、新しいものに対して拒否反応するっていうことなんですよね。私たちこれを個人に置き換えてみても、そうじゃないでしょうか。新しいものに対して拒否反応したり、誰も歩んでいない道を避けて通ろうとしたり、変化することを怖がっていたり、そういうことがあるような気がするんですね。
でもきっとそこを乗り越える寛容さであるとかしなやかさっていうのが、私たち自身にウェルビーングをもたらすもの、心身ともに幸福感を、そして希望をもたらすものなんじゃないかなと思いました。
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ではまた明日もお会いしましょう。鶴岡恵子でした。
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